![]() | 【念】 将軍 かんぅ婿殿っ [気づけば抱きしめていた。 押し倒さなかったのは理性の最後。ただ、もう青龍偃月刀はすさまじい事になっていて、抱きしめる体を閉じ込めるように強く引き寄せれば、その唇を再び奪っていた。今度は強く吸うようにして] 口を開けられよ―― [もはや我慢が効かぬ。と 舌先が口の中に侵入する。唇の中、歯列をなぞり。舌は彼の舌を絡めて吸い。気づけば掌は彼の両頬を包んでいた。唇をはなすのは婿殿の息が苦しくなるころ。 其れまで溜まらぬとその咥内を 愛おしさを紡ぐ口を味わったであろう*] (!3) sudati 2021/06/22(Tue) 19:56:34 |
![]() | 【独】 龍之介/* 本日も色々ありまくりだったけど みくまり様のかわいさに癒やされまくってるーーーー お手紙 読んだら めちゃくちゃ、ぎゅってしたくなった。 ぎゅっぎゅっぎゅっ (_〃><)・・*)η それにしても、この綺麗な青。 水を司るみくまり様のイメージにぴったりで だからこの窓を選んでくれたんだなぁって思ったら じーんってしてる。 流石だなー。めっちゃすき!!!!!!! (-25) YA'ABURNEE 2021/06/22(Tue) 20:03:53 |
![]() | 【独】 天狗/* あ、そうかシスメに何か足りないと思ったら楽観か 昨日寝るぎりぎりに茅くん確認して、朝早めに起きて返そうと思ってたのに見事に目覚まし止めたよね…… さて、ここからしばらくは茅くんのターン 大体の天狗の動きは想定してるけど、そこは茅くん次第だ頑張れー (-26) sammy 2021/06/22(Tue) 20:10:37 |
![]() | 【人】 五色 冥桜[成程、言い得て妙であるとしたり顔で頷いた。 他愛もない言葉のやり取りを楽しんでいるのは男の方である] そのようなものだ、な。 雑にはせぬと約束しよう。 絹ごし豆腐のように優しくしよう。 [それはそれで身悶えそうであろうがそれもまた楽し。 大仰に額を手で叩いて良い音を出すと――] おお、そうであったか。 これは突っ込んだ方が恥ずかしいというやつだな。 してやられてしまった。 [可愛い八つ当たりの雰囲気に笑いながらも男が引っかけられた風に言葉で飾り、実態は果たしてリンの胸中にのみぞあるようにした] ふむ、ふむ。 歴史ある建物よな。 掃除も大変そうであるが――。 [米を研ぐ音に耳を澄ませ、笊にざらざらと流れる粒の音に炊きあがりの姿を思い馳せながらリンの頭に手を乗せた] (14) rusyi 2021/06/22(Tue) 20:35:31 |
![]() | 【人】 五色 冥桜 ご苦労さま。 よき米の演奏であったよ。 そうさな、奏でるのは自分で楽しむための者と。 誰かに聞かせるを楽しむ者がおる。 予は聞き手を邪魔だと思ったことはない。 ただ物理的に邪魔されると少し業腹ではあるが。 [声も床踏む音も生活雑音も全て呑み込んでしまえば良い。 男は淡とそういうと示された箒と塵取りを手に取り戻る] 少しだけ干しておこうか。 それで明日も晴れならば改めて朝から干そう。 陽が低くなっては台無しであるからな。 そちらは予が運ぶとして干すのはどの場所だ。 [水に浸した米は少しばかり置いておくものだ。 その間に掃除をしようとリンを誘い、家中に戻りて四角い部屋を丸く掃く程度の気持ちで掃除をするとしよう。 本格的なものは後で良い。 そうしながら布団を干し、後は干し鰻を炙るための木炭を用意するとして――*] (15) rusyi 2021/06/22(Tue) 20:35:38 |
![]() | 【妖】 五色 冥桜 その程度で怒りはせぬよ。 蹴り飛ばせぬ体勢で寝るのも良いが。 それではお主に負担がかかりそうだからな。 嗚呼―― ($1) rusyi 2021/06/22(Tue) 20:39:22 |
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![]() | 【人】 『村娘』 ソフィア 何に祈ればいいのかもわからず。 苦悩に揺れる心は晴れることなく。 季節は巡り、また犠牲者を産む。 世界は変わることなく明日を描き 人々は自分たちの望む日常を送る。 そして。 ─── やがて、少女から女へ成長した私は 『神の花嫁』に、選ばれることとなる。* (18) どあ 2021/06/22(Tue) 20:57:56 |
![]() | 【鳴】 『生贄の女』 ソフィア事前に恐ろしい人間が来たことは 伝え聞いていても>>1:=10 妙に威圧感のあるその人本人を見なければ 一体なにが起こったのか、把握することなんて 出来ないだろう。 報告に来た者は、大勢のものが彼にやられたことを 伝えてくれるだろうか。 小さな悲鳴のようなものが友人の口から出た。 私はぴくりと眉を動かせば、一歩前に踏み出し>>=2 神様に話しかける。 (=8) どあ 2021/06/22(Tue) 20:58:38 |
![]() | 【鳴】 『生贄の女』 ソフィア向けられるのは先程までとは違う、柔らかな笑み。 立派になった、なんて成長を喜ぶ言葉は 普段掛けられればくすぐったい気持ちになっただろう。 けれど、現状も、現実も、忘れてはいない。 私は笑みを浮かべることなく、彼の手に手を重ね>>=3 (=9) どあ 2021/06/22(Tue) 20:58:58 |
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![]() | 【鳴】 『生贄の女』 ソフィア「 きゃっ!? 」 どこから力が出ているというのか 消して軽い訳では無い私を軽々と抱きあげれば 村の外へと向かう彼。 私が『神様』と呼んだからもあるだろうか、 村人たちは未だ驚きに満ちた顔でその様子を見守り ただ神の起こすことを受け入れるしかない。 落ちないように、慌てて彼の首に腕を回す。 見上げたその顔はどんな表情だったろう 子供の頃に見たものとはまた違う色に見え、 私はぱちぱちと目を瞬く。 (=11) どあ 2021/06/22(Tue) 21:01:29 |
![]() | 【念】 白竜 ヤオディ そうか、我の肌は少々やわいでの。 かんぅ殿は丈夫なのだな。 [裸族の先輩かんぅの言い方に、素直にうなずいて話しを聞いていながら、何かはわからない心のざわつくような気持ちを、かんぅにしがみつくことで昇華して。 そう、ヤオディの場合、形にならないもやもやなので、その程度で終わらせられるものではあったのだけれど、色々と大人の経験をしているかんぅはそうではなかったようで] (!4) momizituki 2021/06/22(Tue) 21:02:16 |
![]() | 【鳴】 『生贄の女』 ソフィア「 感謝? あの、えっと、説明を、 !? 」 一体何に対する感謝なのか。 幼き私との約束とはなんなのか。 いくら記憶を留めておきたいと思っていても 私は『ただの子供』でしかなかったから、 記憶は忘却の彼方へといってしまっていて。 思い出せないものに眉を下げながら 白いドレスを着た姿で彼に運ばれる。 木々の枝を渡ることなんてしたこともなければ 想像さえもしていない。 もしかして、こういう覚悟が必要だったのだろうか。 (=12) どあ 2021/06/22(Tue) 21:02:19 |
![]() | 【鳴】 『生贄の女』 ソフィアようやっと止まったかと思えば木の上に降ろされる。 バランスの取り方がわからない私は みっともなく彼の腕を借りるしかない>>=7 「 あの、ここは? 」 視界に映るのは自分の村とは違う、別の村。 一体なにが目的でこんな所へ来たのだろう。 伺うように、前よりも距離の縮まった 彼の顔を見上げた。* (=13) どあ 2021/06/22(Tue) 21:02:30 |
![]() | 【念】 白竜 ヤオディ……っ!?? んぅうっ [思いがけず力強く抱きしめられる。そして激しく唇を、彼の分厚く大きな唇で奪われていて。 息ができなくてじたばたし、そしてしばらくしては酸欠でくたっとしそうになる。 彼に言われたことを聞いたというより、言われた内容を理解することができず、え?と聞き返そうとしたら彼の舌がいそいそと入ってきて。 唇の中を舐めまわされ、歯まで1つ1つ丁寧に清められるように触れられて。 気付けば頬をがっちりと押さえこまれて思う存分彼に舌を吸われていた] (!5) momizituki 2021/06/22(Tue) 21:02:48 |
![]() | 【念】 白竜 ヤオディ んふ……っ [ようやく唇を離してもらった時には、彼の青龍偃月刀には相当劣るが、しかしヤオディの美しい刀も恥ずかしい事になっていた。 過去にそういうのは自らを慰めるというより、深く眠った拍子に精がこぼれることがあるのみで、そういう形状になった自分を見たことがなかった。 どちらかというと、そういう状態の人や牛馬を見ることがあるのみで] (!6) momizituki 2021/06/22(Tue) 21:03:41 |
![]() | 【念】 白竜 ヤオディひえっ [自分がそういう状態にあることが、生々しくも恥ずかしくて。 慌てて傍にあった布をとり、慌てて自分の体を隠そうとしながらも、かんぅの立派な青龍偃月刀には、しげしげと視線を送ってしまうのだった*] (!7) momizituki 2021/06/22(Tue) 21:03:58 |
![]() | 【独】 『生贄の女』 ソフィア/* あとであっちの表現の方がよかったな!!! と思うことはあるよね 具体的に言うと>>=12「忘却の彼方」 いやそこまで飛んで言ってないよ!!!ってなってる こぼれ落ちた……くらいのニュアンスだったんですが (-29) どあ 2021/06/22(Tue) 21:21:33 |
![]() | 【念】 将軍 かんぅ[肌の強さ一つとっても 己と婿殿は異なる。 しがみつく姿は庇護欲をそそるもの。 だが、其処に欲を芽生えさせたのは、それだけで済まぬからこそ、柔らかな唇は甘い菓子のよう。ふわふわのぷにぷにの其れに触れるだけで昇天しそうだった。味わう程に、夢中になり、唇は驚く彼を味わった。じたばたとする身がくったりとするまで存分に触れた唇は、感嘆の息を吐く。] …婿殿。 [子どもではないという証拠が 婿殿の身体に宿っている。神聖さの中に妖艶を感じて唇は震えた。何処か羞恥を見せる彼は初心。だが、初心さだけではない。―――婿殿は、いけない方だ。] (!8) sudati 2021/06/22(Tue) 21:40:08 |
![]() | 【念】 将軍 かんぅ気になるのなら [触れては。と身体を隠そうとする手を取り 彼の視線の先、此方の青龍偃月刀にと触れさせよう。ドクドクと脈を打つそれはそびえたつ巨頭。まさにバベルの塔。天へと伸びて穿とうとする人の欲である。其れに婿殿の綺麗な手が触れる。美しい指先が触れた瞬間、びくんっとなったのは自然現象。あまりの美しさに滾るもの。 其れを意識しながら 此方の手は彼の下肢へと向かい] 婿殿は此処も綺麗なのだな。 [美しいとその形の良い耳に声をかけ。 優しい指先で隠さぬようにと先端をなぞろう。自慰すらも知らぬとはさすがに憶測も出来ぬが、初心は肌にこそ浮かぶもの。形の良さを確かめるように裏筋を辿っては] (!9) sudati 2021/06/22(Tue) 21:40:41 |
![]() | 【念】 将軍 かんぅ愛らしい… ……経験は? [ここで気持ちよくなる経験はあるのか。 そう問うように、強く扱きあげ 反応を見た。婿殿が良い声を上げるのなら大きな手で美しい刀を包みこみ、上下に動かして快感を引き出し、喘がせようと心みただろう。その際、少し強めに握ってしまうのはかんぅはっするのせい*] (!10) sudati 2021/06/22(Tue) 21:41:02 |
![]() | 【念】 白竜 ヤオディ え……っ [かんぅの手に導かれて、その青龍偃月刀に指先が触れる。 まるで生き物のように熱く、固く、思わず手を引っ込めてしまう。 蛇のような、しかし蛇とは違い、まっすぐで柱のように硬くて。 触れた瞬間にそれが揺れて動くのにも驚く。 自分は人の形が取れる上位の魔物のはず。 しかし、かんぅとどこもかしこも同じようには見えない。 そんなことを考えて、つん、とかんぅ殿の雄を突いていたら、いつのまにか彼の手が自分の方に触れていた] (!11) momizituki 2021/06/22(Tue) 21:57:52 |
![]() | 【念】 白竜 ヤオディあっ [かんぅの囁き声が耳に落とされる。 そして、自分でも触れることのなかった箇所に彼の大きな熱い手が触れてくる。 形や色の美しさはあっても、かんぅほどの迫力も雄々しさにも負けるその刀を、かんぅが優しく先端を指先でなぞってくる] け、経験とは……? ひぁやんっ……♡ [知ったかぶりとか、そういう余裕はなく、そのまま頭に感じた疑問を問い直してしまった。 それでその経験の浅さを露呈していたのだけれど、 しかしすぐに、彼が強くしごきあげたために、体を大きく戦慄かせて、声をあげてしまった。 彼が意図的に喘がせようとしているとかはわからず、ただ、自分の知らない間隔に、素直にとぷりと先端から液を染み出させて彼の手を汚し、もっとしてほしいとばかりに彼の手を汚す] (!12) momizituki 2021/06/22(Tue) 21:58:13 |
![]() | 【念】 白竜 ヤオディあ、あ、あ……っ うぅぁん♡ こんなの、余、あぁん♡ かんぅどのぉっ ……っ♡ [腰を揺らして、かんぅに抱き着いて、悶え苦しむ。 そして両の腕は彼の首を抱きしめながら、彼の手に腰を擦りつけるようにしながら] あぁん、あん、かんぅどのぉっ♡ なんか、すごく……っ きもちぃ……っ あ、かん……ぅっ!!♡ [白い肌に頬を上気させて、ひと際高く彼の名を呼びあげると、覚えたばかりの口づけをかんぅにねだり、強引にその唇に吸い付いて。 それと同時に薄く透明に近いけれど、白いものをぷしゃぁっとかんぅの手の中にぶちまける。 ひくん、ひくん、と腰が揺れたかと思うと、次の瞬間には、くてぇっと彼の腕の中に倒れ込んだ*] (!13) momizituki 2021/06/22(Tue) 22:01:02 |
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![]() | 【人】 土地神 リン[ ああ言えば、こう言う こう言えば、ああ言う 他愛のない言葉のやりとりが 鞠投げのように続くのがまた楽しい 絹ごし豆腐のようにと云われれば それはこそばゆそうだと くすぐられる前から笑い声を上げ わざとらしく額を叩く様には どうせわかっているだろうと睨んでみたり そんなふうに遊んでいれば 日常の雑事もまた遊びの一つのようで ] (19) pearlkun 2021/06/22(Tue) 22:19:43 |
![]() | 【人】 土地神 リン[ 頭を撫でられれば 乗せられた手に己の手をぴたりと重ね ] この屋敷は古くて広い だから掃除は使うところだけ そうでもせんと、な 井戸水で手が凍る [ 井戸の水は冷たい 米研ぎしただけでも指先が凍るよう 暖を分けてもらうよう 冥桜の手をぎゅっと握り、また緩め ] 聞き手を邪魔だと思ったことはない、か その辺りは蘇芳や緋扇とも同じだな 物理的に邪魔されると怒るのも…… いや、お前の邪魔はしないでおく お前は怒ると怖そうだからな [ 確証はないが、勘がそう言っている ] (20) pearlkun 2021/06/22(Tue) 22:20:06 |
![]() | 【人】 土地神 リン[ 屋敷の中よりも外の方 縁側は風がある分、埃はない 布団を干す場所を尋ねられたなら 縁側で干そうと提案し 次いでに米も縁側の隅へ置き ] 水拭きは明日で良いか? ──ハタキかけはどうする? あぁ、替えの衣は そこの箱を使うといい [ ドタバタと片付け物を終わらせていく 薪やら木炭は、勝手口の傍にある箱の中 包丁はここ まな板はここ、と進めていき ] (21) pearlkun 2021/06/22(Tue) 22:20:45 |
![]() | 【妖】 土地神 リンちょっとまて 蹴り飛ばせぬ姿勢は善いが 我に負担がかかるとは…… ──まさか、敷いて寝る気か? ……と、いうか。だ ($3) pearlkun 2021/06/22(Tue) 22:21:07 |
![]() | 【妖】 土地神 リン漏らさし、起こしもする だが付き添いは厠の前までで良いからな もし中までついてきたら 夕餉を米だけにしてやる ($4) pearlkun 2021/06/22(Tue) 22:22:38 |
![]() | 【人】 土地神 リン[ 気がつけば、掃き掃除は終わり 米も程よく水を吸った頃 洗った釜に米と水を入れ、炊く準備をし ] 食事の後に三味線か? それとも、その前に風呂か? [ これから先、共に暮らすに困らぬように 流れを問いかけて* ] (22) pearlkun 2021/06/22(Tue) 22:31:22 |
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![]() | 【念】 将軍 かんぅ[もう一度、言う。 婿殿がやばい。戸惑い、手を引っ込めたと思えば、好奇心をくすぐられたのか再び触れてきた。無垢なのだと自らに言い聞かせたのは彼の中に秘められた淫の色を感じとったせいか。指が触れる箇所への反応で、無知だと知るのに。 指腹が触れる箇所への快感に喘ぐ姿は ――いやらしいものだった] …婿殿は素直なのだな。 [淫靡だ。と、破廉恥だ。と いうのは簡単だ。だが、婿殿はその意味すら知らないかもしれない。ならば、褒めた方がいい。褒めて伸ばそう。と喘ぐ彼の逸物を手で可愛がりつつ、唇は彼を褒めた。 手につく液体はまさに清水。 穢れなき身は快感に弱く此方を何度と呼ぶ] (!15) sudati 2021/06/22(Tue) 22:36:40 |
![]() | 【念】 将軍 かんぅ……婿殿、もっと。 [すごく、きもちいいと素直な声に もっと気持ちよくしようぞ。とかんぅのやるきはました。はっするはっする。此方に抱き着き、腰をすりつける彼の熱を強く扱いた。気持ちよさを問う声は、やがて彼の唇に吸い付かれ、音をなくした。しかし、かんぅの目(アイ)は達する瞬間を逃さなかった。全身全霊で彼の精が吐き出されるときを見つめた。そうそのとき確かに時は止まったのだ] ……すばらしい。 [気づけば自分の吐く息も随分と熱い] (!16) sudati 2021/06/22(Tue) 22:37:45 |
![]() | 【念】 将軍 かんぅたくさん、命の精を出したな。 [腕の中に倒れ込む彼の額に優しく口づけを落とし。 濡れた手を彼の目の前にともってくれば、これが命の精だと告げ、そのまま口に含んだ。広がるのは青い味、無垢の味。其れをペロリと平らげて、深く息を吐きだせば] …婿殿は、これも美しい。 [美味であると囁きて] (!17) sudati 2021/06/22(Tue) 22:40:13 |
![]() | 【念】 将軍 かんぅ……かんぅも出してよいか? 命の精を。 [彼の姿を見て興奮を抑えれそうにもないと 告げる声は余裕を保とうと淡々としていたが、婿殿の許しを得る前に躰を起こし、押し倒すような形を取れば、彼の脚を閉じて間に雄を入れる。 いわゆる素股という態勢を取っただろう。ここで我を忘れ、野生に帰らなかったのは一重に婿殿への愛ゆえ。びんびんに勃起した熱はただ、暴れん坊将軍であり、彼の股に間ですっごく存在を主張しており] ……っ 婿殿。 [もはや耐えらねぬ。と 股をいったりきたり、腰を揺すり始めた。 性行為の一歩手前、まだだ、まだ(せーふ)。いやどう見ても(あうと)*] (!18) sudati 2021/06/22(Tue) 22:41:31 |
書生 茅は、メモを貼った。 ![]() (a1) だいち 2021/06/22(Tue) 22:45:40 |
![]() | 【人】 五色 冥桜[手を差し出されると自然と包み込むように握ってやる。 言の葉の通り冷たい指先が温まり々温度になるまでそうしながらまたからりからりと笑っては大仰な動作で身を振って見せる] そう、逆に聞き手が少ない方が寂しいものだ。 あとはずっと聞いてくれる者であれば良い。 お主がそうであるならばこの上ない幸福であろうよ。 [男は音と詩を好んでいる。 毎日ずっと嗜んでいても飽きることはない程に。 そして同時に共にそうして過ごせる者を望んでいた。 あっさりと騙されたのはその為だ。 繋いだ手の指の一本一本を柔く揉み温もったことを確認すると手拭いを取り出し拭いてやる] (23) rusyi 2021/06/22(Tue) 22:53:54 |
![]() | 【人】 五色 冥桜 それは懸命だ。 お主であればお尻ぺんぺんしていたところだ。 [他愛もない話を続けながら縁側へと辿り着けば場所を想い起しながら覚えていき、衣の変えがあるならばと箱の中を漁り中から藍染の甚兵衛を取り出すとよしとそれに着替えてしまおう。 無論隠すつもりはなかったが着替える場所を言われればそちらへと向かってのことだ。 その間にも準備をしてくれていたならば早速と木炭に火を起こす準備をしていき、味噌と薬味も準備をしよう] 水ぶきと隅の方、ハタキも明日以降だ。 今ハタキをかけると埃が落ちてしまうぞ。 それが落ち着くまで時間もかかるしそれは明日だ。 予は埃ぽいのは分かるのだ。 [見えてなくてもにおいでわかる。 リンが米を炊く準備をしているのは音で分かる。 音で分かることは意外と多いものだ。 分からぬことは言の葉で語り聞けば良い] (24) rusyi 2021/06/22(Tue) 22:54:01 |
![]() | 【人】 五色 冥桜 食事の後は歯磨きだぞ。 それが終わればゆるりと時間を過ごして。 それから風呂にしようと思うがリンはどうだ。 風呂が先の方が良いか? [団扇を手にしおが屑に火をつけ放つ。 燃えやすいものから順番に、少しずつ風を送り木炭に火をつけていく*] (25) rusyi 2021/06/22(Tue) 22:54:07 |
![]() | 【妖】 五色 冥桜 いいや、予に跨って寝てもらうだけだな。 そうすれば蹴る余地はどこにもない。 挟み込まれるだけだがリンが寝にくかろう。 ふっ――そうか、前までか。 米だけでも美味なるものだが一菜くらいは欲しいものだ。 だが……そうさな。 羞恥やらがあるのは良いものだ。 どうも神話の者たちは大らかでありすぎるし。 お主くらいの貞操概念の方が予は好ましい。 ($5) rusyi 2021/06/22(Tue) 22:57:33 |
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![]() | 【念】 白竜 ヤオディ これが、命の精…… [かんぅ殿が優しくキスしてくれたのが嬉しくて、ふわりとほほ笑む。 そして、彼はそのまま手を舐めて清めてる] え、どうすれば…… [かんぅも出していいかと問われ、自分も先ほどのかんぅ殿のようにしなければならないのかと思いきや、唐突に彼に押し倒される。 足を閉じさせられたかと思うを、その間に彼のあの大きな暴れん棒差し込まれる。 ぬっぬっと彼が蠢く度に、先端が見え隠れする。 ああ、この動きは知ってる。たしか……] (!19) momizituki 2021/06/22(Tue) 23:07:30 |
![]() | 【念】 白竜 ヤオディ かんぅ殿、これ、ふーふのいとなみ、とかいうことでは [確か、動物の雄と雌がまぐわい、こうしていると、子ができるはず。 でも、かんぅ殿も自分も雄だから、こうしていても、子供は為されないはずでは、とも思うが。 一生懸命、彼の雄を押さえようと膝を閉じ、腿を締めるが、何かの拍子に彼の青龍偃月刀がずれて、自分のナニを擦れさせる時があって、そうすると自分の方もなぜか気持ち良くなってしまう] (!20) momizituki 2021/06/22(Tue) 23:08:34 |
![]() | 【念】 白竜 ヤオディかんぅ殿ぉ……っ あ、ダメぇっ♡ 余、女の子じゃないのにぃっ 気持ちよくて、何も考えられなくなるっ♡ [気持ちよさに腿で締める力が弱まり、これではいけないと両手で膝を抱くようにするが、どうしてもそれでも、手が滑り] かんぅ殿、気持ちよくなって……っ♡ [自分の手で直接触れてはどうか、かんぅ殿がしてくれたように、と両手でその大きすぎるナニを包み、一生懸命上下に擦りだした*]<del></del> (!21) momizituki 2021/06/22(Tue) 23:09:03 |
![]() | 【人】 書生 茅[漸く開いた視界に、天狗さまの姿を見止める。>>13 夜陰に目が慣れただけではない、はっきりと見える姿に青年自身が違和を覚えることは無いが、その言葉の意味もよくわからぬままに、ふにゃと溶けたような笑みを返す。 天狗さまの醸し出す空気が、青年には何故だか心地よくて、とろとろと、そのまままどろみそうになる。] 大丈…夫、 [触れようと差し伸ばされた掌に自ら頬を寄せるようにしたのは、撫でられたら気持ちよさそうだと思ったからで、側に置いてもらえたらいいなぁって思ったのは、打算も何もない、勿論村のことなんて微塵も頭にない、ごくごく素直で純粋な願いで、 そう、本当に、忘れていたのだ、この瞬間まで] (26) だいち 2021/06/22(Tue) 23:18:42 |
![]() | 【人】 書生 茅――――本当に馬鹿な子だよ、 [さわり、頭蓋の内側をなでるような声に、瞬く。 それは聞き覚えがあるような、無いような、そんな声。 否、声自体には聞き覚えがある。 けれど、その声音には聞き覚えがない、というような。] (27) だいち 2021/06/22(Tue) 23:19:05 |
![]() | 【人】 書生 茅本当、馬鹿な子、 [ざわり、と、背筋を寒風が吹き抜けるような錯覚を覚える。 聞き慣れた声、聞きなれない声音。 それはいっそ、聞き知らぬ声の方が、よっぽどましだったかもしれない。 だって、あの人が…お嬢さんが。 こんな、冷たい声で笑うなんて、そんなこと、あるはず……] ――――あっはははは!!! あはははははは ァハハハハ ハハ アハ、ハハハ…… [誰かの、誰の、嗤い声が、木霊する。 木霊する。 ] (28) だいち 2021/06/22(Tue) 23:19:23 |
![]() | 【人】 書生 茅 あ……嫌……… [脳みその内側で、ガンガンと響く嗤い声が煩くて、突き刺さって、 青年は涙目になりながら両の耳を抑える。 なんだ。なんだこれ。 分からない。 天狗さまを見やる。 頬を撫でようとしてくれたはずの天狗さま、 目があったか合わなかったか、割れるように痛む頭にその姿は判然としなくて、 けれど多分、原因は天狗さまでないことだけは、漠然と知れて。 本当なら、天狗さまの妖術を真っ先に疑うべきなのかもしれないけれど、とてもそんな気にはならなかった。 どんなに強く強く両耳を抑えても、響く声は止まらない。] (29) だいち 2021/06/22(Tue) 23:19:44 |
![]() | 【人】 書生 茅しかしお前、大丈夫なんだろうね、あれは、 化けて出たりしないだろうね、 しっこないわ、好きで身代わりになったんだから 第一あんた、アレが理解しているとでも本気で思ってるのかね、 分かるわけないさ、だってあれは、 根っからの、阿呆なのだから!!!! [ ゲラゲラ、げらげら。 なんだろうこれは、何なのだろう。 多分これは、聞こえちゃダメな奴だ。ダメ、ダメなのに、 聞かない術が、わからない。 ] (30) だいち 2021/06/22(Tue) 23:19:59 |
![]() | 【人】 書生 茅 や……なに…なん……、なん…だ、これ…… [ぼろぼろと、溢れだす涙が止まらない。 痛い、 痛い。 痛い。 頭が、耳が、抑えた掌が、いいや何よりも、 胸が痛い。 がやがやと、雑然と、嗤いながら交わされる会話の全てが聞き取れずとも、 その内容の総てが理解できずとも。 分かった。 分かってしまった。 つまり、嗚呼。そう。 俺は、きっと。 利用されていたのだ……と。 青年は初めて、 ヒトの悪意 を知ってしまう。] (31) だいち 2021/06/22(Tue) 23:20:21 |
![]() | 【人】 書生 茅[愛していた、あの村を 愛していた、あの村の人たちを 愛していた、村長さんもその家族も 愛していた、お嬢さんのことだって だから、耐えたのだ 例え満足な衣食住がなくても 例え不出来さに鞭を与えられても 例え覚えのない罪を責められても 例え 例え…… 彼女の為に命を差し出すことになっても。 見返りを求めてはいけないと、村長さんは言った けれど、見返りではないけれど、 ただ、ひとかけらの情を返してもらえたなら、それだけで…… それだけで。よかったのに―――――!] (32) だいち 2021/06/22(Tue) 23:20:36 |
![]() | 【人】 書生 茅[青年を、嘲笑う声がする。 無駄だと知りながら、青年は両の耳を強く強く抑える。 痛いのが身体なのか、心なのか、なんだかもう分からなかった。 多分はじめっから分からなかった。 痛いのが愛しいだなんて、誰が言った。 痛いのは、嫌だ。 いやだ。] 俺はただ…… 居場所が欲しかった、だけなのに…… [嗚咽の隙間に小さく小さく呟いた。**] (33) だいち 2021/06/22(Tue) 23:21:27 |
書生 茅は、メモを貼った。 ![]() (a2) だいち 2021/06/22(Tue) 23:21:53 |
![]() | 【人】 天狗[大丈夫と蕩けるような笑みを浮かべるのに安堵する>>26 壊してしまわなかったと、人など壊しても構わぬものだったはずなのに 触れた手に懐くように寄せて来るのに目を細める まどろむような様子に、暫しこのままで置こうかと] 眠いなら寝ても…… [言いかけたところで小僧が瞬く>27 一瞬呆けた様子を見せて、そうして] どうした? [小さく呟き耳を押さえる様子に真っ直ぐ小僧を見る>>29 天狗の声が聞こえているのかいないのか、こちらを見る視線もどこか危うい 小僧の身に何かが起きている、その原因は間違いなく天狗の毒……体液に潜む妖力だ だが、今までのどんな相手も、このような反応はなかった こんな、まるで何かの幻に囚われているかのような反応は] (34) sammy 2021/06/23(Wed) 1:16:30 |
![]() | 【人】 天狗 おい、小僧…… [恐る恐る、天狗にはらしからぬ慎重さで手を伸ばす こんな時に呼ぶべき名を、天狗はまだ知らない 壊れたのではない筈だ、壊れるなら注いだ時に疾うに壊れているだろう では、何故に そろり、小僧に触れた指先から伝わるのは渦巻く闇 悲しみと、怒りと絶望が混じりあった深く渦巻く闇の色>>31 それが今の小僧の胸の内と気づきはっとする 何かを拒むように強く耳を押さえ涙を零している小僧には 天狗には見えない、聞こえない何かが「聞こえている」のでは、と] まさか、妖力が暴走しとるんか…… [天狗の声は強く耳を塞いだ小僧には聞こえないのか嗚咽は止まず その隙間で、小さく、小さく呟く声は儚げで、悲し気で>>33] (35) sammy 2021/06/23(Wed) 1:18:16 |
![]() | 【秘】 天狗 → 書生 茅[常ならば、天狗の妖力は毒として人を染め上げ変えていくだけのものだ 結果として異形となることはあれど、元が人である以上「妖力は使えない」 だが、本当に極稀に、人に妖力が「移る」ことがある、それは その「ヒト」が、心から天狗を、そのすべてを受け入れた時] (-31) sammy 2021/06/23(Wed) 1:19:17 |
![]() | 【人】 天狗[天狗は、この時初めて「恐れた」のだ 天狗の妖力の暴走、心が闇に囚われたまま飲み込まれてしまえば 心を無くしただ荒れるだけの鬼となる 物の怪よりも質の悪い魔性、そんなものに、小僧を変えるわけにはいかないと] 落ち着けぇ、小僧!! [声を上げ小僧の顔をあげさせ唇を合わせ軽く吸う 小僧が、それを喜んでいたと、欲しがる様を思い出して そうして、体を引き寄せ、強く、強く抱きしめる] お前の居場所はここじゃ! お前はワシの嫁じゃ、そうじゃろう? ここに居れ、何処にもいくな、 小僧! [呼びかける、生まれてこの方、初めて 愛しい と思った者に届かないなら、何度でも**] (36) sammy 2021/06/23(Wed) 1:21:34 |
天狗は、メモを貼った。 ![]() (a3) sammy 2021/06/23(Wed) 1:24:42 |
![]() | 【人】 鬼 紅鉄坊[ 腕の中の若者の母親は──恐れを知らず強情な娘だった。 望まぬ許嫁と結ばれる未来を憂い、 その輿入れにより益を与える家のことも嫌悪していた。 鬼に懐く程、村に居場所を見つけられなかったのだろう。 いつしか己に会いに来ることも山に踏み入る目的となってしまい 何度もこうやって抱え、探しに来た家の者に引き渡したものだ。 ] (37) ガラシア 2021/06/23(Wed) 1:49:14 |
![]() | 【赤】 鬼 紅鉄坊「でもわたし、どれだけ辛くてもいいの。自由になりたい 何の苦しみもない世界には、喜びだって存在しないでしょう?」 [ さとは見目も仕草も淑やかな令嬢であったが、 どこか飄々とした部分があり、その奥に苦しみを抱えていた。 だが、いつかそう言った時の姿は 村の外、国すら越えた遥かな世界を夢見ていた彼女は ただただ眩しく、強い生き物と映った。 ──鬼には見ることが出来ない夢だったから、なのかもしれないが。 それでも、その夢を掲げるのが田舎育ちの若い娘では 空想家で現実が見えていないと人間は思うだろう。 そこを支え、さとの知らぬ世界へ手を引いてくれる筈の男は 鬼が手引きし駆け落ちの手助けをする予定だった恋人らの片割れは あの花が咲く頃に迎えに来ると約束し、結局帰っては来なかった。 ] (*0) ガラシア 2021/06/23(Wed) 1:49:32 |
![]() | 【赤】 鬼 紅鉄坊[ 鬼は二十年近く村人に嘘をつかれていた。 再び子が山に通い詰め人外と心を通わすことを避けたかったのか、 はたまた、本当に鬼の子である可能性も見ていたのか。 訪ねて来なくなったさとを心配し、どうしているのか聞いた時 さとはあの約束の男──異人の商人の子を孕み、 結局はどちらも助からなかったのだと、教えられた。 真実を知ったのは数年前、輿入れの季節。 想い人がいたらしい花嫁が、 私ではなく「鬼の子」が選ばれれば良かったのにと泣き出した時。 花嫁の様子とその普通ではない呼び名が気に掛かり、 一体誰のことなのか問い詰めれば、 鬼を恐れる村人は正直に答えるしかなかった。 ] (*1) ガラシア 2021/06/23(Wed) 1:49:48 |
![]() | 【人】 鬼 紅鉄坊[ 抱けぬ筈だったあの娘の子供の重みを感じていると、 やはり鬼などの元に置いてはおけないと強く感じた。 ──母親が叶えられなかった夢を、継がせてやろう。 ] (38) ガラシア 2021/06/23(Wed) 1:50:04 |
![]() | 【人】 鬼 紅鉄坊さあ……着いたぞ ほら、此処から先は山の外だ。初めて見たのではないか? [ どれ程歩いたのか、廃寺のある辺りからは反対側。 優しく下ろしてやり、口を開く。 途切れた木々の並びの先に見える開けた世界は、光に溢れていた。 ] 私も実際に見たわけではないのだが、 真っ直ぐに歩いて行けば、半日程で村に着くらしい 山と比べてずっと歩きやすい、思うよりはきっと辛くないさ そこはお前のことを知らない者達の住む場所だ 誰にも虐げられないところから、新しく始められる 本当はもっと、時間を掛けるつもりだったのだが ……否、きっとこれでいいのだろうな。こうなる定めだったのだ [ 千太郎と暮らし始めてから鬼は少しは饒舌になった。 それでもここまで口を挟ませずに一方的に語ることは無かった、 無論、意図的なものだ。 ] (40) ガラシア 2021/06/23(Wed) 1:50:34 |
![]() | 【人】 鬼 紅鉄坊心配するな。千太郎は賢いし、怠け者ではない 髪は戻してやれなかったが……もう身体もあの頃とは違う 少しばかり口に気をつければ、働き先は見つけられるさ お前の母親は、村から出て自由になることが夢だった 彼女の……さとの叶えられなかった夢を、果たしてくれ [ 寺の外に千太郎を置き、勝手に包んで来た荷 持ち込んだ品と共にあの書物も入れておいた。 例え嫌がられても強引にでもしっかり抱えさせ、両肩に触れる。 常のように加減した力は容易に緩み簡単に離れ、鬼は背を向ける。 ] (41) ガラシア 2021/06/23(Wed) 1:50:50 |
![]() | 【人】 鬼 紅鉄坊既にあの寺はお前の家ではない 再び山に入れば、私の同胞に殺されると思え [ 低い声を更に低くし、はっきり聞こえるよう脅しを掛ける。 望んでいるのは役目を与えた者に求められること ならば、ただ死にたいわけではない筈だ。 ] お前との日々は、とても幸せなものだった 人間たちと共に暮らし、同じ気持ちを感じてほしい [ 何を見ても何が聞こえても振り返ることなく、 本来の歩幅と歩調で慣れた山の中に消えて行った。 ]* (42) ガラシア 2021/06/23(Wed) 1:51:10 |
![]() | 【人】 鬼の子 千[鬼子にはとても恐ろしかった。 交わされているようで突き放されている会話が、 見る見る内に慣れた道を過ぎて、知らぬ場所へ運ばれていくことが 鬼が自分を見ていない事実が。 行動を起こせる時間は充分あったというのに、決定的な瞬間まで何も出来なかった。] (43) ガラテア 2021/06/23(Wed) 1:51:46 |
![]() | 【人】 鬼の子 千だから何で、 [こんなところまで来たのか、と 少し踏み出せばそこにある外の世界にも目もくれず、問い詰めようとしたのだが。 次々と語られると挟むことが出来なく、それ以前にあまりの内容に声も失い固まってしまって その間にされるがままに荷を抱え直されることとなり、肩に大きな掌を置いた鬼を呆然と見上げた。 喉が乾いた音を鳴らす、離された肩が震えた。 用意されたこれからの為に大切な内容も真摯な励ましの言葉も、賢いと称された頭には少しも入らない。] (44) ガラテア 2021/06/23(Wed) 1:52:00 |
![]() | 【人】 鬼の子 千[ただ、穏やかな鬼に向けられたことのない声は耳に留まる。 それはまさしく決別の証。 静かで低く紡がれた言葉が、怒鳴られるより鋭い棘になる。] 何で、どうして…… 待って、待ってくれよ…… [明滅する光の幻に視界を奪われる 自分の物ではないように遠のく手足の感覚。 その中で必死に伸ばした手は届くことなく鬼は踵を返し、大きな背は直ぐに見えなくなった。 嗚呼、今まで随分気を遣って横を歩いてくれていたのだ。現実逃避の思考が過る。] (45) ガラテア 2021/06/23(Wed) 1:52:13 |
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![]() | 【人】 鬼の子 千─ 少し後/帰り路を求めて ─ [朧な足取りで、鬼子は歩き始める。 望まれた光のある世界ではなく、閉じた山の中へと。] (47) ガラテア 2021/06/23(Wed) 1:52:36 |
![]() | 【人】 鬼の子 千[人間の人生の二つ分よりずっと多く、鬼は山で生きている。 きっと隅々までよく知っていて、遮る枝も草もあの身体が簡単に退けてしまう。 今から追いつくことは不可能だろう。 それでもいい、寺にさえ帰れたのなら同じことだ。 喰らうことを拒まれるのもまた同じこと。 求めてもらえたというのは勘違いで、どれだけ過ごしてもその気にはなってもらえなく、ついには役目を果たさないまま別れを告げられた。 再び連れて行かれることになるのかもしれない。それでも──] (48) ガラテア 2021/06/23(Wed) 1:52:49 |
![]() | 【秘】 鬼の子 千 → 鬼 紅鉄坊[もう一度会いたい。 何かを堪えるように唇を噛み、単純な想いに突き動かされる男の姿は 最早鬼子などではなく ただの人間であった。] (-32) ガラテア 2021/06/23(Wed) 1:53:18 |
![]() | 【人】 鬼の子 千[日の出と共に目覚め、日暮れと共に眠るのが人間というもの。 鬼に許されていた範囲ですら夜には出歩かなかったのだ。 初めてやって来た廃寺から離れた場所は、夏の日差しを頼りにしても同じような風景が続いているようで分かり難い。 気づけば昼間とは表情を一変させた宵闇の中に独り彷徨っている。 重なる睡眠不足を抱えていた身体は、疲れ果て不安定な軸で歩みがぶれている。 それでも立ち止まらなかった。あの大きな身体と紅い目を、ひたすらに求めていた。 だから側の茂みから音が近付いてきた時、期待を持って呼んでしまった。] (49) ガラテア 2021/06/23(Wed) 1:53:39 |
![]() | 【人】 鬼の子 千紅鉄様……? [だが、現れた姿は彼ではない。 鬼はおろか自分よりも背が低くより濃い異形を持った何かは、毎年花嫁を求めている妖怪の内の一体なのは確かだ。 あの鬼が絶対に会わせなかった仲間、いつでも側にいたのにもしもの時について話した理由。 目を見開き後退り、すぐに逃げ出す。 老人にも赤子にも思える不鮮明な笑い声が、背後から聴こえる。] (50) ガラテア 2021/06/23(Wed) 1:53:58 |
![]() | 【人】 鬼の子 千[早く寺に、早くあの男の元に──── 視界もまともに確保出来ない夜の山、地を蹴り駆ける。 追いかける音が一体分ではないことに、すぐに気づいた。 ただの人間にも、この山の夜の異様な雰囲気が今は分かる。 戻らせない為の脅しも、確かに自分を想っての言葉ではあったのだ。] あっ、……! [廃寺はおろか、門すらも見えない内に声が上がった。 太い根に躓き、呆気なく逃走劇は終わる。 手から離れ解けた包みより零れた何かが、地に伏せた頭の近くに落ちた。 それは持ち込んだ薬より大きく、替えの着物より小さい。 あの時花を挟んだ、いつか鬼と開く筈の。] (51) ガラテア 2021/06/23(Wed) 1:54:18 |
![]() | 【人】 鬼の子 千[本当に捨てられたのだと、そう思った瞬間。 身体に力が入らなくなった。 これから起きる全てがどうでもよくなってしまった。*] (52) ガラテア 2021/06/23(Wed) 1:54:35 |
![]() | 【人】 鬼 紅鉄坊[ 仕方なかった。生きる世界が違った。 最初から理解し目的を定めていた筈なのに、 脳裏に何度も言い訳のような──自分を慰めるような言葉が浮かぶ。 これ以上共に在れば、いつか喰い殺していたかもしれない。 この選択が間違っているわけがない。 今日からまた独りになる廃寺、不要になる品をどうするか考えねば しかし何故か帰る気にはなれなくて、 大木を背に座り込み、色を変えていく空を見上げていた。 ] (53) ガラシア 2021/06/23(Wed) 1:55:08 |
![]() | 【赤】 鬼 紅鉄坊[ そういえば、最後にさとに問われた時 何も返すことが出来なかった──── 遠い記憶が蘇るのは、再びの別れがやって来たからか。 ] (*2) ガラシア 2021/06/23(Wed) 1:55:21 |
![]() | 【人】 鬼 紅鉄坊なんだ……? [ 風もないのに森がざわめく。 同胞たちの気配の幾つかが、同じ場所に集まっている。 昼間の熱が半端に冷めたような、生暖かい空気の中 鬼は来た道を戻るように、気配の元を辿っていく。 本当は暫く独りになりたかったのだが、 どうしてかとても気になってしまった。 ] (55) ガラシア 2021/06/23(Wed) 1:56:11 |
![]() | 【人】 鬼 紅鉄坊[ どこぞの娘が一人で山に入り込み、 奥まで行ってしまった時も確か──── はっと目を見開いた鬼は歩みを早め、やがて走り出した。 ] (56) ガラシア 2021/06/23(Wed) 1:56:22 |
![]() | 【人】 鬼 紅鉄坊「捨テタ!捨テタ!紅鉄坊ガ花嫁ヲ捨テタ!」 「喰ッテモイインダナ!」 「男ハ美味クナイケドナ」 「人間ハ中々喰エナイ、ワシハ男ノ肉デモイイゾォ」 [ 興奮した様子の妖怪らは──より異形を持った鬼たちは 喚くように叫ぶように同胞と言葉を交わし合う。 一番先に会った一体が、転んだ獲物の上に伸し掛かるように乗り 手に比べ長細い指の先の鋭い爪を、その首に向けて振り上げ── ] (57) ガラシア 2021/06/23(Wed) 1:56:43 |
![]() | 【人】 鬼 紅鉄坊やめろ! [ 近付いてきた草を掻き分ける音の正体が、鬼がそれを掴み上げ近くの木に叩きつけたことで阻まれた。] 違う、違う!私は千太郎を捨ててなどいない! 帰れ、お前たちにこの子を喰らう権利はない! ──聞こえないのか、散れ! 私はお前たちを叩き潰す為にあの方に口添えしてもよいのだぞ! [ 口々に上がる不満の声。繰り返される「捨てた」 同胞と千太郎の間に立ち塞がりながら、声を荒げ怒り言い争う。 両者にある隔たり、どちらも互いの言葉を真実と認識している。 その中で同胞が引くことになったのは、 実質的な山の主を引き合いに出したが為に。 ] (58) ガラシア 2021/06/23(Wed) 1:57:02 |
![]() | 【人】 鬼 紅鉄坊何故だ、何故帰ってきてしまったのだ…… 私はあれ程言ったではないか [ 漸く静かになった闇の中。 膝をつき抱き起こしながら、鬼は嘆く声を上げる。 夜目の効く紅色が見下ろした顔は、どんな表情をしていたか。 ]** (59) ガラシア 2021/06/23(Wed) 1:57:17 |
![]() | 【赤】 鬼の子 千─ 鬼子が生まれるまで ─ [鬼子には産まれた時から親がいなかった。母は出産に耐え切れず、父はその腹が膨らむ前に外套と首巻きだけを縁に残して消えたらしい。 その異人は家が決めた許嫁がいた妹を誑かしたのだと、忌々しげに伯父が吐き捨てた。 鬼子の家族は伯父と祖母しかいない。 伯父の妻子はお前の家族ではないと、だから近寄るなと教えられたからだ。 綺麗な着物を着て温かく充分な食事を取り、不釣り合いな程教育を受けられたのは、かつて幕府の膝下で呉服問屋を営んでいた裕福な家に生まれたからでしかない。 もし貧しくあれば、真っ先に捨てられたことだろう。] (*3) ガラテア 2021/06/23(Wed) 2:01:30 |
![]() | 【赤】 鬼の子 千[祖母は優しくあったがいつも悲しそうな顔をしていて、事あるごとに伯父に孫に謝っていた。 家族の世話をする時も、何処か顔色をうかがい行動しているように感じた。 鬼子にはそれがどうしようもなく嫌だった。本当にこちらを想っているようには感じず、なのに何故自分を構おうとするのか分からない。 彼女と話すより暗い部屋で一人で書物を読むほうが好きだった。村に移る時に持ち込んだものもあるのか、幸いなことに知識欲を満たすだけの量が家に存在していた。] (*4) ガラテア 2021/06/23(Wed) 2:01:46 |
![]() | 【赤】 鬼の子 千[港は開かれ、異国人に対する差別意識は薄れた時代。 しかし田舎の、それも特別な事情を抱えた山間の農村には未だ遠い価値観。血は問題の一つでしかなければ、一層に。 汚い生まれであると、混血であると囁き合う大人たちの話を聞いたことがない村の子供はいなかった。 しかし誰も鬼子を虐めることは出来なかった。 正確には、虐めようとしたがそれは叶わなかったのだが。] こんなことをしていいの? おまえの家は、そんなにえらかった? かわいそうだね。おまえのおやはかわいそう これからきっと、つらい目にあうぞ [自分を突き飛ばした少年を、地に倒れたままの黒眼が凝視する。 鬼子はその頃から異様な程に、偏った方面に向けて賢かった。] (*5) ガラテア 2021/06/23(Wed) 2:02:13 |
![]() | 【赤】 鬼の子 千[何を言えば己を虐げようとする子供らを怯えさせられるのか、手に取るように理解出来た。 狭い社会の中で築かれた大人たちの上下関係も、生きていく為に口に出来ない暗い感情も。 それだけ周りを見ていたというだけのことだが、他の子供らにはただただ不気味に感じただろう。 いや、大人にとってもそうだったのかもしれない。自分達の知らないことを学んだ子供というだけでも、ただでさえ扱い難いのだ。] ……ひひ [「気持ち悪い」 そんな捨て台詞を置いて去っていく子供らを見送り、不気味に笑い声を上げる鬼子 一人で外遊びをする頃には既に、黒髪に白が混じっていた。] (*6) ガラテア 2021/06/23(Wed) 2:02:48 |
![]() | 【赤】 鬼の子 千[何事も吸収し自我にする年頃、悪癖は容易に根付くこととなる。 黙らせる為に無造作に与えられた玩具には関心が無かった。 自分を見ているようで他の何かが常に心にある祖母の言葉は素直に受け取れなかった。 言葉で誰かの感情を揺らがすことが何よりも楽しかった。 怒りであれ怯えであれ、はたまた嫌悪でも構わない。表層を剥ぎ表れた顔に浮かぶそれを見ることだけが生き甲斐だった。] (*7) ガラテア 2021/06/23(Wed) 2:03:06 |
![]() | 【赤】 鬼の子 千[だから何度でも繰り返した。 成長する毎に、理解出来ることは増えていき、より有害になっていった。 ある時は若い男の不貞を指摘し、その妻が包丁を持ち出す騒ぎになった。 次に、不作に村が喘ぐ中自分の家で食糧を貯め込んでいた家族を言い当てた。 何度も何度も、何度も────そしていつしか、ただ陰口を耳打たれる忌み子ではなく鬼子と呼ばれるようになっていた。] (*8) ガラテア 2021/06/23(Wed) 2:03:22 |
![]() | 【赤】 鬼の子 千ちがうよ、それは買った物じゃない あの商人さんが売れないって断って、持って山に行ったじゃないか どうしてここにあるの? ねえ、どうして目をそらすの? [最後にその標的は実の伯父となった。 今まで鬼子が野放しだった理由である男は、無給で使われる名誉職の村長よりずっと力があったその者は自分の番では黙ってなどいなかった。 小さな頬を打ち、手を引っ張り陽の当たらない部屋へ連れて行く。 念入りに窓を板打ちしそのまま十年、甥を許すことは無かった。 自分のことばかりを考えていたのではない。 何しろ鬼子は、村の要たる部分へとついに手を伸ばしてしまったのだから。] (*9) ガラテア 2021/06/23(Wed) 2:03:41 |
![]() | 【赤】 鬼の子 千[牢の中少年は青年へと変化していく 黒髪は完全に色を失い、対象的に目元の隈は濃くなっていく。 せめてもと祖母が時折持って来る書物を除けば、娯楽など無い暗い世界。 それなのに鬼子は殆ど、限界が来るまで眠りたがらなかった。 思考するだけで充分に愉しく、昂ぶったからだ。 伯父に取らせた行動は今までで一番の成果であり、自己の成長を感じさせるものだった。 これから更に愉しめるのだと、あれこれ村の者について考えれば時間を忘れた。 その部屋に足を踏み入れる者は、ただ一人以外皆言葉で嫐られる。 そうすることで酷く打たれても罵声を浴びせられても、変わることは無かった。] (*10) ガラテア 2021/06/23(Wed) 2:04:02 |
![]() | 【赤】 鬼の子 千[故に自分は被害者などではないし、悪癖を今更改めるつもりもなく、 他のことに愉しみを感じる筈はない。 そう当人は、本気で思っていた。 他人の奥底ばかり覗き込む者が、自分の根源に気づけはしない。*] (*11) ガラテア 2021/06/23(Wed) 2:05:14 |
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![]() | 【念】 将軍 かんぅ[まだ己は理性を保てるとかんぅは思っていた。 だが、唇にふわりと微笑む婿殿がまたいやらしく変わる。あれほどの無垢の中にこれほどの淫靡を隠していたとは、かんぅびっくり。いやびっくりどころではない。よく他に踏み荒らされずにいたものだ。あの生贄の娘ですら気づけば開発していたのでは、そう思ってしまう。押し倒した婿殿は美麗であった。 その身を穢す事への興奮があった。 いっそ貫きたがる熱を抑え 身を焦がし] ……っ。 [彼の言葉に息を飲んだ。 ふーふのいとなみ。交尾を知っていたか。いや、これを勘違いするのなら、知らぬも同然。ふっと笑い。] (!22) sudati 2021/06/23(Wed) 7:23:48 |
![]() | 【念】 将軍 かんぅ否―――、これはまだよ [まだ。] ……婿殿っ、何も考えずともいい。 ただ気持ちよくなればっ くっ [気持ちよくなっているのが分かる。 形のよい彼の熱に触れるたびに、此方の熱も育っていく。ぐちゅぐちゅと卑猥な音が溢れる閨は確かに交尾をしているようだった。腰が揺れる、腰の動きが激しくなる。膝を抱く姿は必死に締め付けているよう。だが、それだけではない。 手を滑らせる彼が選んだものは いやらしい手淫だ] (!23) sudati 2021/06/23(Wed) 7:24:10 |
![]() | 【念】 将軍 かんぅっ、婿殿、婿殿!!!! [吠えた。 彼の手で擦られた其処が一気に昂ぶり。 彼の手を太腿を、体を穢していく。白い肌に白いものが飛ぶ、それが美しいのだと初めて知った。はぁはぁと肩で息をするものの未だ興奮は冷めやらず] (!24) sudati 2021/06/23(Wed) 7:24:31 |
![]() | 【念】 将軍 かんぅ[息を整えてより] ……婿殿は、気持ちいいのが好きな おのこなのだな。 [ずるっと太腿から熱を抜けば 白濁が糸ひくすがたにごくりと息を飲んだ。そしてそのまま抱き寄せるように腕の中へ。啄むように唇を重ね、手は彼の肉体に触れる。最初は頬に、次に、肩に。臍に、胸に。] かんぅも、好きである。 [婿殿が好きだ。] ……夫婦の営みを今よりしても [無理やりに奪わなんでよかった。 これほどの宝を、無理やりとして傷をつけたら取返しのつかないところであった。大事、大事と触れる手は武人のもの。無骨な其れが胸の中心、粒を撫でて、愛で。雄と雌ではないが、獣のように、いや、人としてまぐあいを求め。 許可を求めるのは――聞きたいがため 獲物を狙う目は野生的ではないか*] (!25) sudati 2021/06/23(Wed) 7:25:27 |
![]() | 【念】 白竜 ヤオディ あ、すごい……… [肌の上に注がれたかんぅのものは、先ほどの自分のものとは違う。 色も濃く、匂いも濃厚で、量もすごい。 人と魔物の違いなのだろうか、それともかんぅ殿が特別なのだろうか。 息を乱しているかんぅを他所に、こうして、こうするのよな? と体に浴びせられたものを、指先でぬぐい、ちゅぱ、と口に入れる。 作法はかんぅ殿が教えてくれた、とばかりに肌の上のものを手に取ると、舐めていく。 生臭く、美味しくなくて眉をしかめてしまったが] (!26) momizituki 2021/06/23(Wed) 8:22:55 |
![]() | 【念】 白竜 ヤオディ気持ちいいの……? 確かに、好きよの 嫌う者などおるのか? [こんな感情が爆発するような気持ちいいことの存在を知らなかった。 思い出してはうっとりとしてしまう。 自慰を覚えた猿はそればかりするようになるというが、それに近い強烈な体験を覚えてしまったようだ。 彼が口づけをしながら、あちこち肌をまさぐるものだから、またどんどんいやらしい気持ちになってきて、腹の奥がきゅんきゅんするような感覚がたまっていって。 覚えたばかりの、手によって放たれる心地よさを思い出して、ぎゅっと反応しだした己の雄芯を握りしめる] (!27) momizituki 2021/06/23(Wed) 8:23:09 |
![]() | 【念】 白竜 ヤオディむ、先ほどのものとは違うのか? ふーふのいとなみは、気持ちよくないのか? [もう一度、さっきのをしてほしいなぁと思いつつも。 気持ちいいことなら、よいぞ、と] 余は、気持ちいい、が好きだ。 かんぅ殿、余にもっと教えてくれ。 もっと気持ちよくなりたい。 [無知ゆえの、言ってる内容の危うさに気づかずに野獣を野に解き放ったかもしれない*] (!28) momizituki 2021/06/23(Wed) 8:23:25 |
![]() | 【人】 水分神[ミズガミ様、ミクマリ様は 人の子らが裸で駆け回っていた時代から居る。 ずっと同じ個体ではなく代替わりをするもので ひとりの任期は二百年から伍百年程。 どこからともなく現れては勤めを果たし 元の世へ還っていく。 人の世に居る間は人の子を娶り 相手が天寿を全うするたびに 新しく娶りなおすのが常であったが────、 そうではないミズガミ様も居た。] (60) nagaren 2021/06/23(Wed) 9:24:20 |
![]() | 【人】 水分神[先代が正に、そうではない方だった。 最初に得た嫁が輿入れから ほんの数年で逝ってしまった。 けれどその後差し出される替わりの嫁は全て断り 最後まで抜かりなく任を果たした。 ただひとりを想い続けたのだと言う。] (61) nagaren 2021/06/23(Wed) 9:24:25 |
![]() | 【人】 水分神[当代は其れを否定した。] 人の子など取るに足らぬ存在よ 心を寄せて何になる? [彼らと我らには、与えられた時が余りに違うのだ。] (62) nagaren 2021/06/23(Wed) 9:24:45 |
![]() | 【秘】 水分神 → 龍之介[だけど其れは] あやつ 今も独りでおる先代は愚かじゃ…… [孤独に見える同胞が哀れでならぬ故。 余り素直ではないが……、心根の優しさ故のこと。] (-34) nagaren 2021/06/23(Wed) 9:24:54 |
![]() | 【雲】 水分神[幾度となく綴ってきた便り。 早う人の世を離れたいW寂しいWが 故郷への恋しさからのW寂しいWが 別の意味を持って胸に響いた。] (D3) nagaren 2021/06/23(Wed) 9:25:06 |
![]() | 【人】 水分神[彼奴の料理の腕だけは認めておる。 ……あ、あと、掃除とか、 妾に向ける笑顔とかも、すこし。 この白いやつも文句なしに美味いじゃろう。 そう思いながら咀嚼し、嚥下したが。] ……全然美味しくないのじゃ [がっかりじゃ。 けれどその手は休むことなく次を口に運び続ける。 ……最後の一つに至るまで。] (64) nagaren 2021/06/23(Wed) 9:25:51 |
![]() | 【人】 水分神[彼奴も失敗することがあるらしい。 帰ったら酷いんじゃからな。] っっ、ひっく、えっぐ……っ こりぇ……塩っぱすぎるのじゃよぉ……っ [……嘘じゃ。甘ぁくてンマイのに 余計な味をつけてしまっておるのは妾じゃ。 前が見にくくて苦しくて仕方ないのじゃ。] (65) nagaren 2021/06/23(Wed) 9:26:07 |
![]() | 【雲】 水分神[近づくことすら許さなければ 寄せる心もないまま居られるだろう。 そうしたいのに。 少しも好きになりたくないのに。 かくも思い通りには行かぬものらしい。] (D4) nagaren 2021/06/23(Wed) 9:27:17 |
![]() | 【秘】 水分神 → 龍之介(お主がおらぬから、寂しいのじゃ……) [呼ぼうとして知らないことに気づく。 其れで漸く思うたのだ。 ────其方の名が知りたい、と。**] (-35) nagaren 2021/06/23(Wed) 9:27:50 |
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![]() | 【人】 土地神 リンお前の音をずっと聴く──か あぁ、そうだな。それが出来れば [ 手指を温められ温もりは分けてもらった 戯れ合うことで笑う楽しさを思い出した 汚れた床は掃き清められ 薄暗かった屋敷に灯りが灯ったよう 人一人、訪れただけ それだけの変化がもたらしたものは この数刻で彼が己に与えたものは酷く大きい 叶うなら、与えられた分だけ 己も彼に何かを──幸せを与えたい そう、思いはするけれど ] お前が弾くならば、終わるまで 聴き続けることはできるだろうよ 寝ずに聴けというならば 我はそれも可能だからな [ 永遠に続く『ずっと』を誓うことは難しい けれど、一つの演奏が終わるまで その場限りの『ずっと』を誓うことはできるから ] (67) pearlkun 2021/06/23(Wed) 12:44:48 |
![]() | 【人】 土地神 リン[ 温められ、拭われ 綺麗になった手で指切りの形を作り 絡めることなく左右に振って それでも、感傷に浸り切らないのは 己の性かはたまたこの嫁の性質か いずれにせよ、お仕置きの話が出れば ぐぬ、と渋い顔を作り ] あのなぁ……尻叩きは あれは意外に痛いのだぞ!? それを蘇芳のやつ 我のこと鼓みたいに叩きおって [ 寝てるところ髭を描いたのがいけない 即座に捕まり、酷い目にあった その他にも叱られたことは多々あるが あの尻叩きが一番に痛かった 万が一にも試しにされてはかなわぬと 指切りの手で尻を隠したりなどしていれば いつのまにか相手は着替え始めていて ] (68) pearlkun 2021/06/23(Wed) 12:46:55 |
![]() | 【人】 土地神 リン……ふむ、ヘソはあるか まだとられてはいないようだな [ 着替える様に、ふむり 頷いてから、己はどうだったかと ひとしきり首を傾げたりなどした後に ] うむ。風呂が後か、わかった 沸かす手間もないからな [ その点だけは便利である と、いうよりもそうでなければ きっと己はそのまま水風呂に浸かっていた パチパチと火が音を立て 細かな火の粉が空にふわりと舞う その度、冥桜の背に隠れ おっかなびっくり様子を見守り] 切るのと洗うのはやるからな 火の番は……その、頼む [ 釜が噴き、置いた蓋が音を立てる 小さく悲鳴を上げ、男の背に顔を埋め* ] (69) pearlkun 2021/06/23(Wed) 12:48:49 |
![]() | 【妖】 土地神 リンお前の話はどこまで本気で どこまでが嘘かわからんな 下敷きにされぬならかまわんが 跨いで寝たらお前が苦しいだろうに ($7) pearlkun 2021/06/23(Wed) 12:49:14 |
![]() | 【妖】 土地神 リンあぁ、それとな風呂を共にと 厠の中まで入るのはだいぶ違うぞ 緋扇とですら厠は別だ もっと小さい頃ならな 支えてもらったこともあるが [ それともこの嫁は 世話を焼きたい性分なのだろうか 少し考え、風呂の問いにはこくりと頷き ] 風呂はもちろん 別だと、待つ間が暇だ [ 暇は寂しい、心の中がシンとする そこは一緒が良いとぽつり* ] ($8) pearlkun 2021/06/23(Wed) 12:50:29 |
![]() | 【鳴】 『 大蛇 』 ラサルハグ (=14) 西 2021/06/23(Wed) 12:54:37 |
![]() | 【鳴】 『 大蛇 』 ラサルハグ だからこそ人間という生き物は 終わらぬ運命の中から自身の道を定め選ぶことを 「決断」と、そう呼ぶのだ。 (=15) 西 2021/06/23(Wed) 12:55:14 |
![]() | 【鳴】 『 大蛇 』 ラサルハグ『ラサルハグ』はソフィアの問いに答えない。>>=12 子どもが幼き記憶を無くすことは珍しくはない。 しかしながら ソフィアが過去の犠牲を忘れるなどと そんなことは無いだろう。 故に、覚悟であるのだから。 (=16) 西 2021/06/23(Wed) 12:56:35 |
![]() | 【鳴】 『 大蛇 』 ラサルハグ無垢なドレスが木々に触れて破けぬように 細心の注意を払う。 ソフィアが木々の上に降り立つ時には ドレスは解れ一つもありはしないだろう。 バランスを取るのに難航するソフィアの手を支え こちらを見上げる彼女の視線を村の方へ誘導する。 その先にはかつて花嫁として村を出ていった者達が 別の村で穏やかに生活している姿がある ソフィアには、見えていただろうか。 (=17) 西 2021/06/23(Wed) 12:57:18 |
![]() | 【鳴】 『 大蛇 』 ラサルハグ「過去に私の元に送られた者は 今は皆あのように暮らしている。 私に関する記憶を無くさせた上で 村を追い出されたという記憶を持って あの村の人間達と生を共にしているのだ。」 (=18) 西 2021/06/23(Wed) 12:58:04 |
![]() | 【秘】 『 大蛇 』 ラサルハグ → 『生贄の女』 ソフィアそれは『 大蛇 』の良心と言うべきか。 犠牲を忘れる愚か者には冷酷であろうとも 犠牲とその痛みを忘れぬ者には新たな生を与える。 そしてそれは当然、隣の『花嫁』にも。 「お前が望むのならば お前も同じように暮らすことが できるようにしてやろう。」 『ラサルハグ』はまた新たに問う。 『ソフィア』がどうしていきたいか。 その瞳に、僅かばかりの寂寥を滲ませて。* (-39) 西 2021/06/23(Wed) 12:58:42 |
![]() | 【独】 『生贄の女』 ソフィア/* ラサルハグぐん゛゛゛゛ 貴方は森で、私はたたらばで暮らすことになるの? いやじゃー!一緒に暮らしたいんじゃー! ソフィアどうしますか? (-40) どあ 2021/06/23(Wed) 17:09:58 |
![]() | 【独】 『生贄の女』 ソフィア/* あとご飯食べたら落ち着くけど鳩の命が残り少ないので待ってね……………… 鳩!死なないで!あなたが死んだら誰がラサルハグくんと暮らすというの!(ラサルハグくんの頭に鳩が乗っている図は面白い) (-41) どあ 2021/06/23(Wed) 19:26:59 |
![]() | 【念】 将軍 かんぅ[無知は恐ろしい。 すごいといった唇に白が飲まれる様に声を失った。こうするものではない。と告げるはずだったのに、眉をしかめるものの、嫌悪を口にしないのに気を取られ、好きだと告げる声は、羞恥を知らぬもの。これが恥ずかしい事だと婿殿は知らぬのだ。] ……婿殿、他のものとするでないぞ。 [険しい顔をして、そう告げ それから少し間を置き] (!29) sudati 2021/06/23(Wed) 19:59:05 |
![]() | 【念】 将軍 かんぅ…かんぅが生きている限りは [感情を隠してそう告げた。 他の誰にも触れてほしくない。其れはかんぅの我儘だ。執着の意味すらきっと彼は知らないだろう。生きるときがあまりにも違うのだ。かんぅなら千年いきそうとか、どっちが魔物かわからないとか言ってはいけない。ただ、よいぞという彼に微笑み。] (!30) sudati 2021/06/23(Wed) 19:59:39 |
![]() | 【念】 将軍 かんぅ 少し痛いかもしれんな。 だがすぐに気持ちよくかんぅがさせよう。 ……だから [気持ちよくなるために。 と婿殿の指に自らの指を絡めて、唇を降らせ。それから」 望むなら、かんぅを愛していると [夫婦の営みの中で告げてほしい。 其れはあまりにも傲慢な願いだとわかっていても、気持ちいい事を望む彼の唇を舐めて、指を結ぶ手を再び離せば褥の上。見下ろす肉体を優しく撫でながら、ゆっくりと下肢を開き。 固い花へ、何も知らぬ其処へと自らの精を掬い 塗り付けた] (!31) sudati 2021/06/23(Wed) 20:00:22 |
![]() | 【念】 将軍 かんぅ……婿殿、 [失礼。と告げる口は 彼の胸に触れる。小さな尖りを唇で濡らし、舐めて片手は陰花の縁を何度となぞりふにふにと入り口を柔らかくと揉んだ。此処の中にごつい指を入れるのだ。そう思えば、何度と柔くするのに余念がなく、彼の緊張を解こうともう一方の手で扱いて] (!32) sudati 2021/06/23(Wed) 20:00:36 |
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![]() | 【秘】 将軍 かんぅ → 白竜 ヤオディ[突然の天の声] (いま、貴方の脳内に直接語り掛けてます。) (これは夫婦の営み つまり愛し合う二人がすることです) (婿殿…婿殿は、かんぅを愛しているのですか。 気持ちいいからと流されてませんか) [だが実際は、かんぅの副音声である。 ええい届けこの思い。(大声)] (-43) sudati 2021/06/23(Wed) 20:01:37 |
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