![]() | 【人】 3回生 スノウ──後日談── [リリスがお土産を相手に届けている時とか 彼女がそばに居なかった日、僕は自分の部屋の机を開ける。 中身はノートや教科書が入っている。 制服の胸の辺りを触ると ひゅる、っと真っ黒の杖が出てくる。 黒い杖を振るうと、ノートと教科書がある程度の大きさに 裁断されて、それを更にパズルのように動かす。 最終的に紋章にクスシヘビが巻き付いた絵が出来上がると ふわり、と広がって中から赤い鉱石が出てくる。 「辰砂」と呼ばれるものだ。 これは僕が父親から譲り受けたもので カンタレラ家の大願「死の病の克服」を叶えるための 一つのアプローチである。 僕が反転の呪いに掛かってから 3年も机に仕舞っていたものだけど久しぶりに取り出した。] (68) 2023/06/27(Tue) 19:53:03 |
![]() | 【人】 3回生 スノウ[「辰砂」と呼ばれる鉱石に杖を触れさせる。 そこから魔力を浸すように送り込むと 鉱石は高熱で溶かされたように、ぐにゃりと溶けていき そして黒い杖に吸われていく。 時間にして1分にも満たなかったけど それでも額に汗を浮かべ、青ざめた顔をしてしまう。 黒かった杖は、赤色が捩れるように混ざっていた。] (70) 2023/06/27(Tue) 19:53:48 |
![]() | 【人】 3回生 スノウ[毒の魔法は、自分の魔法の一側面だと思えるようになった。 だからこれからはもっと魔法を極めていこうと思う。 その果てに呪いの解呪ができれば 良いとは思うが、今は出来なくても良いと思っている。 いつかリリスにも魔法の事は話そうと思う。 全てを知るのが一番良い関係などとは思わないが なんとく聞いてもらいたかったのだ。 今、自分はどんな風に生きているのかを。]** (71) 2023/06/27(Tue) 19:54:08 |
![]() | 【人】 オーク フォボス 50%の本能はアカツキも求めているが、50%の本能は意地で我を通そうとしている。 いい女全てを欲する50%の本能にヒトの文化って違うと気づいた50%の本能がぶつかっている。 どちらも50%なので勝敗はない。 だから誠に勝手ながらその決着をアカツキの手に委ねることにした。 小さな呟きも残さずに耳は拾い上げている。 だが、支配されていてはそれはアカツキの幸せではないだろうことは伺える。 「わざと負けても、いいぞ。 そうしたら、ずっと可愛がってやる」 >>64全力でこさせるために煽りも入れる。 【言葉】の術は解けていても肉欲の末に芽生えた感情はあるだろう。 肉体の束縛を断ち切らせるために悪役になりきり戦おう。 ――そうして戦いの火ぶたは切って落ちた。 アカツキはその速度で懐に入ってくるが対するフォボスは予めマンドラゴラシャウトを受けており反応が鈍くなっていた。 勝負の行方は語る必要もないだろう** (73) 2023/06/27(Tue) 21:26:11 |
![]() | 【人】 アカツキ……はぁっ…… んん、 はぁ………っ [そうしてヨシツネに促されるまま。 よたよたと覚束ない足取りで 人気のない場所へと向かうだろうか。**] (74) 2023/06/27(Tue) 21:26:22 |
![]() | 【人】 2回生 ターコイズー2日目:女の上半身にはロマンが宿るらしいー [人とオークの文化は違い。 更に人であっても家庭ごとに文化や習慣は違う。 そのことをひとつひとつ、説明して。君の眉がもとの位置に戻ったのにほっとした。 未来の躾に関しても、できれば君の種のよい部分や 伝えたいことは積極的に教えたくあるなとは思っており。 つまるところ、私は君と家族になれればそれで 幸せなんだろうなということだ。 そのためにはまずは、文化の復旧のためにも 二人で調べものの共同作業と洒落こみますか。] 多分海パンひと…… ……あ。でも巨人族は確かパンツ文化なかったような。 [それ以上は想像しないことにした。] (75) 2023/06/27(Tue) 21:54:45 |
![]() | 【人】 2回生 ターコイズ[水着に関しては、君に渡されたらほいほい着て。 あっあっ。これは胸やお尻がぴっちりみえる。 と、君に抱きついて隠そうとするかもしれない。 見える背中とくっきりボディラインのままで。 確か薬草学専攻なら。マンドラさんとのご対面はあったはず 気を付けてね。と渡しましょう。 君に渡された星と心を身に付けて。 君の真面目な話に。耳を傾け。 ああ。本当に君は誠実な、よい男だ。] (76) 2023/06/27(Tue) 21:55:07 |
![]() | 【人】 2回生 ターコイズ ありがとう。私を想ってくれて。 そんな君が、わたし大好きよ。 [綺麗にしたあとも、目が奪われることもあるだろう。 それは理解している。 ……でも、本能を私のために抑えようとしてくれた事が きっと未来の私の。君への深い信頼になっているはず。 君が用をすませに出かける背を見送っていれば。 同じ部活の売り子の子が、楽しそうに言う。 何だか雰囲気、変わったねと。あと服装も。 ……服装に関してはノーコメントをしておいたけど。 そうね。雰囲気はきっと。] 幸せにしたいひとができたから。かしらね。** (77) 2023/06/27(Tue) 22:01:17 |
![]() | 【人】 アカツキ― フォボスとの決着 ― [彼の攻撃を避けて、 懐に飛び込むまではいつもと同じ。 軽い足取りで彼の背を蹴って、 バネのように高く宙を飛ぶ。 アカツキだって、今までいろいろと彼に勝つ策を考えてきた。 どれも上手くいった試しはないけれど――でも、今日こそ! 高く張られたグランドの飾りのロープを掴み、 ぶら下がって四肢の強化を一旦全て解く。 全魔力を足に集中させて反動をつけて―――] おりゃあぁぁぁああぁぁ!!!!! [普段よりも動きの鈍いフォボスめがけて、 渾身のドロップキックが炸裂した。] (78) 2023/06/27(Tue) 23:01:58 |
![]() | 【人】 アカツキ[かくして勝負は決した。 倒れたフォボスの前にアカツキは立っている。] (………なんか、いつもより反応鈍かったな) [何度も何度も手合わせをしているのだ。 そのことにも気づいたけれど。 やっぱり彼の真意は分からないまま。 ともあれこれでアカツキは自由を手に入れた――らしい。 術をかけられていた自覚がないのだから実感はない。 ただずっと彼を倒したいと追っていて、 それから解放されたからか 妙に憑き物が落ちたような清々しい気持ちではあった。] (79) 2023/06/27(Tue) 23:02:40 |
![]() | 【人】 アカツキ…敗者は勝者の言うこと、 聞くんでしたっけ?先輩。 [フォボスを見下ろしたまま、 アカツキはふっと笑う。] そのうちまた私と勝負してください。 勿論手籠めにするとかしないとか、そういうのは抜きで。 私、いつか本気の先輩に勝ちますから。 [可愛いと、イイ女だと言ってくれたこと。 それだって嬉しかったけど。 彼との関係は勝負から始まったから。 こんな終着が似合うんじゃないかな。なんて。**] (80) 2023/06/27(Tue) 23:10:46 |
![]() | 【人】 オーク フォボス― 2日目:女の子はロマンしかない ― >>75きっと巨人先生はノーパンなのだろう。 フォボスもまたそのことに追求することはなかった。 >>76水着を着てみてくれたら隠そうとして抱きついてくれるがそれでは他の者の視線は遮れてもフォボスの視線は遮れない。 腕と肉体の中に閉じ込めてぴっちりと包み込まれた胸はお尻を触り露出している肌に指を這わせるだろう。 そのまま人気のないところに連れ込んで水も浴びてないのに濡れた状態になる。 マンドラゴラさんとは出会えないことを祈りながら耳栓を貰うのは先のこと。 この後自分でシャウトを聞いてデバフを食らうことになるのでありがたく頂く。 >>77大好きと言われるのは大好きになりそうだ。 頑張ってくると意気揚々と出かけて悪役となろう。 家族になる君が笑顔でいられますように。 後程、>>80フルボッコにされて帰ってくるフォボスは見た目に反して朗らかに笑っていた。 戻ればまた二人でどこかを回ろうか。 ステラと会えるかなと彼女を探したり『グランド』の締めくくりに何かあれば二人で参加しよう* (81) 2023/06/28(Wed) 0:39:50 |
![]() | 【人】 オーク フォボス「……パンツ見えてる、ぐふおお」 アカツキは大体スカートだ。 戦闘用の衣装もスカートなのでそんな攻撃をすればおパンツが見えてしまう。 何度も見て何度も脱がせて何度も嗅いだものだがそれでも若い雄は本能という業に逆らうことはできずにガン見して、その間に顔に直撃を食らって吹っ飛んだ。 ごろごろと何度も転がってようやく地に伏せた状態でフォボスは止まる。 意外とダメージが深いし結構痛い。 我慢我慢と唱えて痛みを堪えている。 アカツキはこれでフォボスの呪縛からは解放されただろう。 顔をあげると>>80満足気に笑う姿があり、それでも地面に伏せたままに親指を立てて答えた。 (83) 2023/06/28(Wed) 0:57:00 |
![]() | 【人】 オーク フォボス「おっけー、つぎは、まけない」 手籠めには、しない。しないように気をつける。 でもうっかり手を出してしまうこともあるかもしれないがその時はまた戦おう。 アーサー寮らしく正々堂々と。 「ところで、汚れたから、水浴びするけど、 一緒に浴びる?」 少ししてようやく身体を起こすとそんなことを宣って反省してるのか変わろうとしてるのかはわからないが手を出すつもりは起きてない。 負けたばかりだから勝者に従う。 フォボスはいつもとあまり変わらぬように振る舞いながら、負けたかーとそこはとても悔しそうにしていた** (84) 2023/06/28(Wed) 0:57:08 |
![]() | 【人】 天狗 1回生 ヨシツネ―→大図書館の片隅― 大図書館は元々、全生徒が集まってもなお余裕がある程の膨大な広さだ。 ブースが立ち並んでいたとしても、物陰になる場所はできる。 そこまで彼女を誘導してしまおう。 「ここまで来れば、大丈夫かな。」 人の行きかう場所から、かなり距離をとった。 ここなら、僕達が何をしていようと感づかれる事はないだろう。 (85) 2023/06/28(Wed) 5:16:06 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス−スノウとの後日談− 自分がマーリン寮でよかったと思える日が来るなんて最初は想像していませんでした。 ルームメイトも、いつか学院側であてがわれる生徒になるだろうと思っていたのです。 リリスの過去や環境の為に今までルームメイトはいませんでしたが、スノウと一緒にいたい旨を申請すると、同じ寮であるからと許可を出してもらえました。>>-108>>-112 なので、授業などで別行動する以外は基本的にスノウと一緒にいました。 誰かと約束していたり、何かやりたいことがある時はお互いに別行動をとる日もあったでしょう。>>68 そんな風に一緒の部屋で暮らし始めて、しばらく経った頃です。 その頃には、詳しい話はできませんでしたがリリスの両親は既に亡くなっている事を伝えていたでしょう。 目の前で殺されたなんてショッキングな事は言えませんでしたが、それでも "魔石を狙った人に、捕まって、それで"と 誰かの手で、と言うことは伝えました。 だから、今のリリスの保護者はパウゼ学長です。 学院にいる間は勿論のことですが、卒業してからも支援をしてもらえるとの約束がありました。 それだけ宝石人は数を減らしていたからです。 (86) 2023/06/28(Wed) 5:36:02 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス「私、色々勉強して、強くもなる。 でもね、逃げるが勝ちーって知ってるの。 だから逃げる手段、たくさん覚えるの。」 リリスは笑って伝えます。 こんなリリスだからこそ、マーリン寮だったのでしょう。 アーサー寮のみんなのように研鑽しても友のために力を振るう訳ではありません。 パーシヴァル寮のみんなのように自然と協和を重んじますが友より自分の身を守る事を優先します。 自分の力を高めながら、生き残る為に争いを避ける。そのための力を伸ばす。 リリスはその道を自然と選んでいたのです。 光で目を眩ませたり、陰に身を潜めたり。 猫猫チョーカーの一件で変身魔法にも興味を示しています。光と水の魔法を掛け合わせて、相手の目から見えなくなる魔法も考え始めました。 攻撃もできなくはないですが、あえて自分が生き残る為。逃げ切る為。 でも、今のリリスはその手の範囲を広げようとしています。 今は逃げるならスノウも一緒です。 そしていつか生まれるだろう二人の家族も。 (87) 2023/06/28(Wed) 5:36:42 |
![]() | 【人】 宝石人 リリスそしてある晩、リリスは魘されていました。 お腹の奥底に自分のものだけではない魔力を感じていたリリスでしたが、それは日に日に魔力が強くなっていきました。 スノウとキスをしたり、肌を重ねたり、そんな日々の暮らしの中のことでスノウの魔力を自然と少しずつ取り入れていっていたのでしょう。 リリスの見た目こそ変わりませんが、その存在は確かにリリスの中で成長していたのです。 リリスの中にある事で、リリスの魔力もまた取り込みながら。 もしかしたら、その魔力の存在はスノウにも気づかれていたかも知れません。 それなら、リリスはちゃんと答えた事でしょう。 "スノウの魔力に染まってるよ"と。 (88) 2023/06/28(Wed) 5:37:34 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス「うう…、ん…。」 冷や汗をかきながら、まだリリスは目覚めません。 呼吸を荒くしながら、何かに耐えるように眉を顰めていました。** (89) 2023/06/28(Wed) 5:37:55 |
![]() | 【人】 3回生 スノウ──リリスとの後日談── [>>86ルームメイトの申請が通った。 これにはちょっと驚いた。確かに聞いてみたことは無かったけど 男女でルームメイトになる事が出来るとは、と。 >>-108>>-112話を聞いてみればなるほど?と言ったところ。 ただ僕にとっては嬉しい事だったので幸運だったと思っておく。 基本的にリリスとは共に行動していて 彼女が心配だからというよりは、学生生活が後1年も経たずに終わってしまうので出来る限りそばに居たかったのだ。 彼女から両親の話をしてくれた時は驚いたし、眉を顰めた。 本で知っていた事とは言え、身内にその不幸が降りかかっていたというのは悲しい事だ。 リリスの両親には会ってみたかったのだけど、それは叶わないらしい。 悲しい出来事ではあったけど、代わりに リリスが卒業後も支援を受けられると聞いてホッとした。 学園に居る時はまだしも、卒業したらどうなるのか不安だったからだ。いつまで支援があるかは分からないが 少なくともキャメロットであれば、確かな自立が出来るまでは援助してもらえるのでは、と思っている。 それか、その支援が続く間に僕が環境を整えておくか、だ。] (90) 2023/06/28(Wed) 10:55:34 |
![]() | 【人】 3回生 スノウ……良いと思うよ。 リリスは魔力の使い方が上手だから きっといい魔法使いになれる。 僕もその隣で手伝わせてね。 [>>87彼女の展望を聞けば僕は微笑んで頷いた。 トラブルからの逃避は賢い生き方だ。 リリスはちゃんと強かで、探究心もあり 彼女1人でもしっかりとしていけるだろう。 そんな彼女の生き方を隣で支えられれば良い。 >>88そして彼女と暮らす上で気付いたのが リリスの中に魔力がもう一つある事。 魔力がある事自体に気付くことが遅れたけれど その存在に気付いてからは正体には心当たりがあります。 僕の魔力に染まっている、と聞けば嬉しさから破顔する。 >>1:196宝石人の話は前に聞いていたから なんとなくの想像はつきます。 今は魔力の珠が出てくる段階なのか、珠を育てている段階なのかは 少し判別が付きませんでしたが。 それにしても、1年も経っていない筈でしたが ヒトよりも早いのだな、と思っていた。 結局宝石人の身体の体調というのは、ヒトとどこまで同じか分からないから、これから何が起きるか分からない不安がある。 だからこそ、とある晩にリリスが魘されて 呼吸も荒く、冷や汗をかいてる時には凄く焦りました。] (91) 2023/06/28(Wed) 10:56:13 |
![]() | 【人】 3回生 スノウ……! 大丈夫、リリス……!? どこか痛む?声は聞こえてる? [リリスが魘されているのに気付いて目を覚ました僕は 彼女のそばによって声を掛ける。 目を覚さないのに、呼吸が荒く、冷や汗をかいていて 普通ではない状態でしたから。 リリスの手を取って、彼女の体温と脈を測りながら 必要であれば直ぐに 先生のところに運ばなければ、とそう思って。] リリス、大丈夫……? [不安で掻き消えそうな声で 苦しそうにする彼女のことを見つめていました。 後、数分反応が無かったら これはダメだと、先生に見てもらう算段を立てながら]* (92) 2023/06/28(Wed) 10:56:41 |
![]() | 【人】 2回生 ターコイズ― 2日目:ロマンは捕まえられるためにある ― [流石に、クラブの顧問の先生の下着事情は 考えれば考えるだけ虚無に嵌る。私たちは追及をしないことにした。 グランドは今日で終わるが、夏はこれからだ。 水遊びの為の水着が大変きわどい際に君に抱き着いたのは 悪手だったのかそれともご褒美だったのか。 見つめる視線と、密着する互いの肌。 鍛えられた体に包まれ、形を変える双丘 触られた箇所が熱くなり、水遊びが2人のイケナイ遊びにかわるのは必然と言えようか。 ……当初の目的である水遊びを忘れて耽ることになるかどうかは、2人だけの秘め事だ。 マンドラさんは実は結構キャメロットの花壇に生えているので 実は近くしていないだけで出会っているかもしれない。君も私も。 この間雑草かとおもって抜いて失神した魔法薬クラブがいたのだが その時のシャウトは強力なデバブだったのだそうだ。 君がそれを受けても動けたと聞いたなら、凄い凄いと目を輝かせる、かも。] (93) 2023/06/28(Wed) 13:04:44 |
![]() | 【人】 2回生 ターコイズ[君が誰かの悪役になっても。 私にとって君は大事な存在だから。 ぼっこぼこられて帰ってきた君を見たら。 まずは治癒魔法をかけさせて?と 膝枕での治療から始めましょう。 それから2人で、ステラを探したり。 古書クラブでオークの文化の書籍を探したり。 グランドのフィナーレを飾る魔法花火を2人で見たいなと おねだりしちゃおうかしら。*] (94) 2023/06/28(Wed) 13:04:52 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス宝石人同士の交わりの場合、比較的魔力は混ざり易く浸透し易いそうです。 そして、その場合彼らは身籠る時期も出産の時期も選べるのだとか。 元々が少数の種族で、巡り合い自体が少ないからでしょう。 交われば魔力の珠を宿し、自身のタイミングでそれを産む。 直ぐに魔力で染めて生み出してしまうこともあれば、安全が確保されるまでその身に宿し続けることもあったそうです。 逆に、自分の命はもう保たないと、その身の魔力を全て魔力の珠へと宿し次世代に繋げることもありました。 それならば別の種族との場合はどうだったのでしょう。 (95) 2023/06/28(Wed) 15:08:40 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス−後日談− リリスの手はひんやりしており、脈拍は速くなっていました。>>92 スノウの呼びかけにピクリと瞼が震えます。 「ん……、すの、ぅ、……ぃ、る……?」 頭を左右に振りながら、薄らと瞼を上げてスノウの姿を探します。 目が覚めたからでしょう、弱々しいですがいつもの光がふんわりと戻ってきました。 視線の先にスノウの姿を見つけると、嬉しそうに笑顔も浮かびます。ただ、まだ少し辛そうです。 よく見ればその状態は魔力枯渇の症状の一つに似ているのでは無いでしょうか。 全体的に体温は低くなっていますが、下腹部に触るとそこだけ熱が高まっているのがわかるでしょう。 そこだけ、魔力が高くなっているのです。 (96) 2023/06/28(Wed) 15:09:08 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス「スノウ、ごめん、少しだけ、魔力…貸して…?」 そう懇願すると、リリスはスノウにキスを求めました。 キスか、若しくは指先などの触れた先からか。 スノウから少なく無い魔力を吸い取ってしまうと、カッ!とリリスの体が、詳細に言えば熱を帯びていた下腹部が光ります。 部屋の中に光が散りました。 けれど散った光は直ぐに収束し、50センチほどの淡い光を保つ珠がになります。 その淡い光がだんだんと治ってくると光が硬質の殻らしきものになり、二人の近くにころりと転がりました。 はあ…と、リリスは息を吐き出します。 リリスも、もしかしたらスノウも魔力が足りなくなっていると言うのに、その珠はよく見れば大量の魔力を蓄えています。 「…スノウ、これ、…この子? 出てきちゃった…ね?」 ふわっと、ではありませんでしたが。 たくさんの魔力を得ながら、確かに魔力の珠が出てきたようでした。 まるで淡く光る卵のような、魔石のような。 それではリリスの聞いた話によるならば、これから更に魔力を上げる事になるのでしょう。 魔力の珠をそっと抱き寄せて、スノウを見上げます。 (97) 2023/06/28(Wed) 15:09:43 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス「…育てちゃって、良い?」 もし可能ならば、の話でしたが、リリスはもう少し先になってからどうにかするつもりでした。 子供は欲しいけれど、子育ての環境には無いと思えていたからです。 けれど、宝石人同士なら簡単だった魔力のコントロールが上手くいかず、今回のような事になったのかもしれません。 でも、それならそれで良いよね、と。 生来呑気なリリスは、それでもおずおずとスノウに尋ねたのでした。* (98) 2023/06/28(Wed) 15:10:10 |
![]() | 【人】 3回生 スノウ──後日談── リリス! 良かった、僕はそばにいるよ。 [>>96手が冷たく脈が早い、呼吸荒く汗をかいている。 良くない徴候だ、と焦ってしまう。 幸いにもリリスは目を開けて、その優しい光を見せてくれたけど いつもより辛そうなのは間違いない。 そうして手を握った時に魔力の流れが変なことに気付いた。 全体的にリリスの魔力が低く感じられて けれど彼女の下腹の方に魔力が高く感じる。 魔力の枯渇?下腹の方に魔力が取られてる?] わかった。 沢山持っていって……! [>>97魔力の譲渡というと、普段はやった事がなかったけれど >>88普段の日々でリリスの身体に僕の魔力が混じっていることは知っていたから。 きっとその応用で出来たか、あるいはリリスが上手く汲み上げてくれると信じて。 唇を重ねて、吐息をするように魔力を流すイメージで。 ……思ってたよりもずっと多くの魔力を取られて 僕は身体中の倦怠感を覚える。 けれどその甲斐あってか 僕らの直ぐそばに光を保つ珠が出てきた。 その後に外郭が硬質の殻のようになる。 珠というか、……卵というか。結構大きい。] (99) 2023/06/28(Wed) 16:12:29 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス「うん、多分、早かったの。 早かったから、私も急に魔力を持ってかれて…。 きっと早く、出てきたかったんだと思うの。 でも、まだこの子はこれからまた魔力に染めて その魔力で、外の世界で生きられるようになる…。 ちゃんと、ヒトになってくるの。」 緩やかな手つきで珠を撫でます。それに呼応するように珠の光がほんのり強くなりました。 リリスは愛おしそうに微笑みます。 まだ、ヒトとしては生まれていない魔力の珠。 万が一の時のため、生まれ落ちても誰かからの魔力の供給が途切れてしまった時のため、多くの魔力を貯めて出てくるのでしょう。 (103) 2023/06/28(Wed) 17:19:34 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス「だから、スノウ。 …無理しないけど、頑張るし、頑張ろうね。」 スノウにもだいぶ魔力を消費させてしまったような、甘えん坊の二人の珠。 これからは二人で魔力を注ぎながら、ゆっくりと育てて行きましょう。 その魔力で成長し、薄い殻が割れたならば、今度こそ外の世界でも生きられる二人の珠がヒトの赤ん坊の姿になっているはずです。* (104) 2023/06/28(Wed) 17:19:55 |
![]() | 【人】 オーク フォボス― 2日目:かくてロマンは腕の上に ― クラブの顧問の先生の下着事情、そして長期休暇に関しての様々なイベントは後日のお楽しみということだ。 タリィが抱きついてきたのはご褒美であるし、二人きりで見つめ合えば秘め事に耽るのも致し方ないだろう。 夏のアバンチュールはフォボスの理性を狂わすし、フォボスの理性が狂えばタリィを求めてしまうのは試験で満点を取るよりも簡単に予想できることだ。 マンドラゴラ=サン、どうしてそんなに生えてるの。 来ると身構えて肉体強化魔術を全開にしていたら意識を失わずには済んだだけ。 完全に脚にきていたし集中力も欠いていた。 あれは精神抵抗力が高くないと厳しい気がするとから笑いになってしまう。 (105) 2023/06/28(Wed) 17:50:52 |
![]() | 【人】 オーク フォボス フライングドロップキックにより錐揉みで転がったフォボスは顔面の打撃痕の他にもいろいろと擦り傷だらけだった。 それでも朗らかに笑って見せて、手をあげて。 タリィが膝枕してくれると言ってくれるなら、目を見開いて驚いてから真っ赤になって照れた。 頭が大きいから重たくないだろうか。 タリィの太腿の上に頭を乗せて上を見るとおっぱいが見えた。 前屈みになってくれたら太腿との間に挟まれて幸せかもしれない。 そんなことを想いながら治癒魔法を受ける間は目を瞑って頭に触れる手の動きに心を委ねていた。 治癒が終わるとまたタリィを腕の上に乗せて歩く。 ステラが見つかれば二人は話し合うだろうか。 フォボスは話し合うところを眺めながら待っている。 女の子二人の話に男が挟まる余地はあんまりなさそうだ。 (106) 2023/06/28(Wed) 17:51:00 |
![]() | 【人】 オーク フォボス 古書クラブではオーク文化の書籍を探したがあまり収穫はなかった。 書籍の数自体は沢山あったのだ。 問題はそれが別々の出典から抜粋されたもので統一化された文化を認めることができなさそうであるという点だった。 オーク文化の書籍は残念だったがステラととともに『グランド』を巡るのは変わらず楽しかった。 フィナーレを飾る魔法花火を見たいとおねだりされたら良い場所があるよとタリィを誘う。 向かった先は時計塔。 キャメロットの一番底は地下であるように、一番上は時計塔にある。 最も空に近く、最も魔法花火に近しい場所へと君を胸元に相対して抱きついてもらってから皮ベルトで固定して 「じゃ、いくよー」 残念ながらフォボスではサイズ的に時計塔に入れなかったので外壁を登っていった。 肉体強化で登るのはとてもあっさりとしたものである。 時計塔の屋根の上に座り込み、タリィにはお膝の上に座ってもらって二人で夜空を見上げて魔法花火を見た。 (107) 2023/06/28(Wed) 17:51:14 |
![]() | 【人】 オーク フォボス「あれは、牧草ロールの形!」 花火を指差しては形が何かを言い合って楽しんで『グランド』が終わるまでフォボスは初めて参加する祭を楽しむことができた* (108) 2023/06/28(Wed) 17:51:22 |
![]() | 【人】 2回生 ターコイズ― 2日目:腕の上からロマンを捧ぐ ― [夏はまだまだ始まったばかり。 1つ1つ謎が解明していくのもまたこの学院の面白さ。 ちょっとデンジャラスなイベントもまた、そうだろう。 卒業までに私はすっかりえっちになってしまわないだろうか 君が欲しくて、此方から腕を引いて強請った時に どんな表情をするかを考えただけで、下腹がきゅんとする。 夏のアバンチュールも、秋の収穫も 冬の巣ごもりも、春に交し合う愛も 君だから私の理性を溶かしてしまう。 そんな君が理性を狂わすならば、喜んで手を伸ばし 溶けた氷の情熱を、飲み干してちょうだいと誘うわきっと。 マンドラゴラさんだけじゃなく、やばい草は 割とこの学園、生えているらしいの。噂だけど。 ――本当に、無事でよかったわ。色んな意味で。] (109) 2023/06/28(Wed) 18:50:35 |
![]() | 【人】 2回生 ターコイズ[君が真っ赤になった顔が あまりにも、あまりにもかわいかったから。 頭を膝に乗せる重さなんて感じないわ。 寧ろ、君の髪の毛や耳朶なんかが沈み込む感じが ちょっと癖に、なりそうで。 当然、顔面の打撃痕もあるのなら。それを直す時は 上半身を前に屈んで絶景を披露したことだろう。 時々目測を誤って、顔に乗ってしまうことも。 2日目も色んな所に君といった。 逢いたかった人にも会えたし、 美味しいものも食べてとても、楽しいモノだった。 書籍がこれ!といったのが手に入らないのは残念だったが 1つ1つを抜粋して君と顔を合わせて統一文化を見つけていくのもいいだろう。] (110) 2023/06/28(Wed) 18:51:00 |
![]() | 【人】 2回生 ターコイズ[時計塔の上で、私たちは花火を見る。 中ではなく上なのは、君の体に固定された私が 時計塔の外壁を昇った君と屋根の上でその瞬間を待ち望んでいるから。 すごいすごい、と私は花火じゃなく 時計塔の一番上に君と一緒にいることにはしゃぎ 膝の上で君に体を預け、夜空の光を共に眺める。] ほんとね! あっみて、あれは小鳥じゃない? [笑いあいながら。指さしながら。 私たちの祭りの夜は更けていく。 ――また来年も一緒に回ろうね。と 最後に1つ、約束を*] (111) 2023/06/28(Wed) 18:51:13 |
![]() | 【人】 天狗 1回生 ヨシツネ「移動しようか、誰かに気付かれるかも。」 そのまま、彼女を抱え上げてしまう。 もう本能の声に我を失う事はない。 そんな事をして、彼女を傷つけてしまう方が恐ろしいから。 だから、もう声には従わない。 「僕と兄様のとっておきの場所、教えてあげるよ。」 彼女を抱きかかえたまま、とある場所へと歩みを進めた。 (112) 2023/06/28(Wed) 19:05:13 |
![]() | 【人】 天狗 1回生 ヨシツネ―彼女を抱えて― 注意しなければ目につかないような階段を上って、秘匿の術が掛けられた廊下を抜けて、更に先へ。 そうしてたどり着いた先は、今は使われていない、高い高い天文台。 本当の夜空が、視界一面に広がっている。 「昔はよく学院に忍び込んでは、兄様にここに連れてきて貰ってたんだ。 故郷の事は思い出せないけど、この夜空は同じだったから。」 キャメロットの夜空は、澄んだ空気も相まって遠くまでよく見える。 少し見下ろせば、グランドを楽しむ生徒たちの持つ明かりが瞬いている。 僕はここから見える景色が、昔から好きだった。 「独り占め、していいんだよね。 その分、僕も君に全部あげるから。」 彼女は、確かにそう言った。>>-123 そして、彼女が望んだとおり僕も彼女に溺れてしまおう。 「ねぇ、いい?」 最後の一言を問いかける。 彼女を大切にすると決めたから。 彼女の望みを聞きたかった。* (113) 2023/06/28(Wed) 19:05:22 |
![]() | 【人】 オーク フォボス― 後日談:ロマンを感じて君を担ぐ ― ">>111また来年も一緒に回ろうね" 『グランド』の日、時計塔の一番上でフォボスはタリィを約束を交わした。 小鳥だと喜んで目をきらきらさせて、クラーケンだ、巨人先生だ、ライトカウだと楽しんでいるときに告げられた言葉に、 "うん!" フォボスは満面の笑みで答えて指切ではなく口づけで約束を交わした 昨年の『グランド』は未来が不安で怖くてそれでも前に踏み出してきたけれど、今年の『グランド』は未来への希望と期待が夢いっぱいで胸が膨らむ想いだ。 タリィは花火ではなくてフォボス自身といることを喜んでくれていたようだけれど、フォボスは花火とタリィとの約束に喜んでいた。 (114) 2023/06/28(Wed) 19:44:56 |
![]() | 【人】 オーク フォボス 少ししてリリスからルームメイトを変更したと聞く機会があるとフォボスはタリィとルームメイトになれるようにおねだりして要望を出した。 >>109卒業までにすっかりえっちになるどころか身重になってないか心配になる提案である。 夜、タリィからフォボスのところへやってきて腕を引いて強請られた夜は朝まで求めてしうくらい正気を失っていた。 「ねー、タリィー。 オレってタリィの家族に挨拶しなくて、いいの?」 冬ごもり、長期休暇よりも長く離れることがわかっている時期に入る前にそう尋ねた。 ヒトの文化では娘を巡って父親と対峙しなければならないらしい。 そんな知識をインプットしていたのは一緒に本を見ていたタリィならわかるはず* (116) 2023/06/28(Wed) 19:45:31 |
![]() | 【人】 3回生 スノウ……そっか、なるほどね。 リリスがそう感じるなら、そうなのかも。 楽しみだね、顔が見れるの。 [まだ分かりやすく外に出てきただけで 厳密には産まれて来てるわけではないみたい。 これからは、というかこれからも魔力を注いで それで初めて産まれてくるみたい。 とっても食いしん坊なのかもしれない。 それも可愛いと思うけど。] ……良い言葉だね、リリス。 うん。頑張るし、頑張ろうね。 [>>104リリスの言葉は、良い言葉だと思った。 無理をしないで、頑張るし、頑張ろう。 自然と僕を頼ってくれるような言葉が出て来たから これからリリスが無理をし過ぎることは無いと安心出来る。 沢山魔力を持ってく子で、魔力の珠も多分大きくて。 とっても元気そうな良い子。 殻を破るまでに、僕が卒業するかどうかは分からないけど 卒業してたとしても、産まれるその時には 絶対に隣に居ようと思ってる。 それに、卒業してからの進路というのも考えてるから。] (118) 2023/06/28(Wed) 19:46:40 |
![]() | 【人】 3回生 スノウ……まだ産まれてないけれど こうして外に出て来てくれたんだから。 ……名前、一緒に考えてみない? [何が良いと思う、と未来の楽しみを話しながら。 僕らの幸せが、2人の物語が3人の物語になった 記念すべき日を僕は一生忘れないだろう]* (119) 2023/06/28(Wed) 19:47:12 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス−後日談− 「名前…、うん!どんなのが良いかな? 男の子でも女の子でも同じ名前?」 スノウの提案はとても良いものでした。>>119 けれど、この状態では男の子か女の子か分かりませんから、どちらかに偏った名前にして良いのか分かりません。 人間の場合はどうしているのでしょう? 「私の名前は、古い言葉で"夜"なんだって。 スノウは…やっぱり雪? どんな言葉が良いのかな。 みんなどんなふうに…ふぁ、あ…。」 けれど、先ほどのことで魔力をだいぶ失ったからでしょう。 寝ている途中だった事もあり、リリスは眠そうに欠伸をしました。 だからその日はまず体を休める事にして、我が子とスノウと一緒に寝たのです。 (120) 2023/06/28(Wed) 20:23:13 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス次の日、授業はお休みしました。 その代わりに我が子を傷つけないように籠を買い、柔らかい布を敷き詰め、そこに寝かせてみました。 学長にもその旨お伝えしたところ驚かれましたが反対はされませんでした。 今年度はスノウとリリスとこの子の三人でいられますから。 そんなふうに三人での物語を始めた頃。 「…そう言えば、スノウの家族って?」 そう言えば聞いてなかった気がしたのです。 名前のことも考えたいですが、自分の両親が居ないからとあまり気づいていなかったリリスは、自分の家族が増えたその段階でようやく気がついたのでした。* (121) 2023/06/28(Wed) 20:23:31 |
![]() | 【人】 2回生 ターコイズ― 後日談:好きな人を両親に紹介することを忘れていた頭花畑娘 ― [グランドの最後を締めくくる花火が、夜空を彩り。 咲いた光の華よりも、 満面の笑みの君の方に見惚れてしまうのよ。 指きりげんまん。嘘はつかないと信じてる。 来年の貴方とまたここで花火が見たい。 花火に目を輝かせる、君を見たい。 未来に想いを馳せる君がみたいんだ。 最後の花が空に散っても。 私たちは暫くは時計塔の上にいた。 私は、君に抱きしめられているから寒くないけれど 君はどうだったんだろう。 少しだけ、寂しそうに囁く君。] ――わたしもね、一緒にいたいなって 思ってたのよ。今夜。 [ね。今夜だけじゃなく ずっと一緒にいられないかなぁ。と囁き返す。 君を望んでいると、伝えたい。 楽しい思い出ごと、君を抱きかかえて眠りにつこう。 貴方の幸せを、私はとなりでみていたいから。] (122) 2023/06/28(Wed) 20:49:02 |
![]() | 【人】 2回生 ターコイズ[そんなこんなで後日。 寮を超えてのルームメイトは可能だったのかどうか。 そうであるなら私は卒業までにお母さんになりそうだ。 そうでなくても。何だかなりそうな勢いである。 駄目なら、飼育場の着替え小屋に君を引きずり込んで 其処で夜を明かすこともあったかも。 さて。そんな冬に入るある日のこと。] ……あ。忘れてた。 [頭お花畑は継続中。 親には好きな人がいるから夏はすぐ帰る!とは 夏季休暇中に伝えて、それっきりだ。 ミミズク便も放置していた。 私は暫し目を泳がせて――] い、いっしょについてきて、くれるなら。 挨拶してくれたらうれしい、な。 ずっと一緒にいたい、家族になりたい人なのって。 紹介したいから。 [君といるのが幸せすぎて忘れていたなどと 私はちょっぴり、いえかなり反省しました**] (123) 2023/06/28(Wed) 20:49:18 |
![]() | 【人】 3回生 スノウ──後日談── あ、そっかぁ、男の子と女の子か。 分かってるなら良いけど 分からない時は名前を2つ用意してるとか聞くよ。 僕が、子供が男の子だった場合の名前 リリスが、女の子だった場合の名前、とかね。 逆でも良いんだけど。 [>>120どちらでも大丈夫な名前にする手もあるけど 男女で分けたりすることもあった筈だ。] 夜……良い言葉なんだね。 夜の星空見たいなリリスにぴったり。 そうだよ、僕の名前は雪が由来。 産まれた時が冬だからなんだけど…… ……今日は眠ろっか、リリス。 [彼女が眠そうに欠伸をしたので また明日以降に名前を考えることとして、就寝する事に。 実際僕も魔力を取られたので、結構身体の怠さは強いのだ。 次の日は僕も授業を休んだ。 リリスと子供が心配だったのもあるし なんだかんだと魔力欠乏がそこそこ尾を引いていたから。] (124) 2023/06/28(Wed) 20:57:44 |
![]() | 【人】 3回生 スノウ僕の家族? そういえば話した事なかったね。 父も母もキャメロットの卒業生だよ。 アーサー寮同士で結婚したんだって。 祖父の代もキャメロットの卒業生で…… まぁ魔法使いの家柄なんだね。 [キャメロットに何代も在籍する魔法使いの家系。 それがカンタレラ家で 魔法使い同士で結婚することが殆どだった。 そして当然、と言って良いかは分からないけど 人間同士の夫婦である。] 今は外で病院と魔道具の開発に携わってるよ。 魔道具は主に治癒系のものだね。 [魔道具の開発は祖父の代から始めたものだけど 病院自体はもっと古い時代から営まれてる。 治癒魔法と言っても、外傷を治すのと、病気を治すのでは 殆ど別もののような体系となる。] (125) 2023/06/28(Wed) 20:58:16 |
![]() | 【人】 3回生 スノウ……子供が産まれたら、うちに来てみる? [リリスの事は話してなかったし 勿論子供のことは昨日の今日で話していない。 そもそもマーリン寮に入ってから 僕のせいでやや疎遠になっていたのだけど いきなり子供を見せに行ったら驚かれるだろうか。] (126) 2023/06/28(Wed) 20:58:25 |
![]() | 【人】 3回生 スノウ将来はキャメロットの先生になろうと思うから 病院は継がないって言わないとだしね。 [ははは、と笑って言う。 それにまぁ弟や妹がいるので 後継には困らないだろうと言う気持ちがある]* (127) 2023/06/28(Wed) 20:59:22 |
![]() | 【人】 オーク フォボス― 後日談:好きな人の家族に会いに ― 行かないままに学園を卒業してそのままタリィをかどわかしてしまうようだった。 >>123間一髪セーフというやつだろう。 >>122今夜だけではなくずっと一緒にと願ったからかルームメイトには無事なれた。 これも指きりの効果だろうか。 あの日花火に二人で目を輝かせたと想っていたけど自分が見られていた恥ずかしい一時に気づかないフォボスの純真?な心からだろうか。 タリィを抱きしめていれば寒さを感じることはない。 肉体も、心も、どちらもだ。 ルームメイトになると毎日毎晩一緒に過ごしていた。 そうなると毎晩でも交わることになりフォボスもまた匂いで危ない日を察知してその日にするなどしていたのでデキ婚になる可能性が大きかった。 そうなる前にご両親に挨拶したかったけれど長期休暇の時は致し方ないとして冬ごもりは――と想っていたら忘れていたらしい。 (128) 2023/06/28(Wed) 21:50:32 |
![]() | 【人】 オーク フォボス「おおお、忘れてたならしょーがないな! 考える時間もなかったし!」 忙しい日々を過ごしていた。 だからそういうこともあるよねと頷いて理解を示す。 忙しくなってる理由はフォボスにあるのだから当然だった。 目を泳がせるタリィかわゆと想いながら、にっこにっこと微笑んで一緒に行けるとわかると首を大きく何度も縦に振った。 「うん! うん! オレ、一緒に帰る! いくよ!」 タリィの故郷はどんなところだろうか。 楽しみだなーと思いながらタリィを軽く抱き上げるとベッドIn。 飼育場の着替え小屋にならなくて良かったと思えるところは収納があることだ。 意気投合している服飾クラブの部員にもらったタリィ用の衣装はかなり多く、これらを着てもらってエッチすることが多い。 「今夜はバニーちゃんが、いいなー」 バニースーツを示して着てくれるようにお願いして今夜も熱い夜を過ごしたいねと微笑んだ。** (129) 2023/06/28(Wed) 21:50:40 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス−後日談− 男の子の名前。女の子の名前。>>124 家族が増えることを考えるのはとても楽しい事でした。 でもその日は眠気が優って、次の日はみんなでゆっくり過ごしました。 やっぱり魔力の欠乏は辛いですからね。 そうして、色々と準備をしながらスノウの家族の話を聞いたのです。>>125 アーサー寮同士のキャメロット卒業生同士。 そして人間同士の両親のようです。 ふんふんと頷きながら聞いていると、子供が生まれたら>>126と聞かれ、目をパチパチさせました。 「うん、いつでも行きたい。 スノウが居てくれるから私幸せって言いたい。 でも、生まれてからで良いの?」 少し気になったのは、それより前でなくて良いのだろうかという事です。 キャメロットの先生になって、両親の病院をやらないと言うなら尚更です。>>127 まあ、リリスには跡を継ぐという感覚はあまりよく分かりませんでしたが、生まれる前じゃダメなの?という方が近いかも知れません。 (130) 2023/06/28(Wed) 21:57:34 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス「スノウが先生になるんなら 私もキャメロットの先生になろうかな? きっと楽しいもんね、二人で先生! 魔法楽しいし、研究も楽しいし。 それに二人とも先生ならずっと一緒。」 だよね?と、リリスは微笑みます。 ぎゅっとスノウに抱きついて、その肩に頭を寄せました。 普段からもくっつきたがりですが、昨日の今日でいつもよりもさらにそのようです。 「離れたくないの、スノウ。 出来るだけそばにいて、一緒に幸せが良い。」 だから今はとても幸せです。 いろんなことがあるとは思いますが、今はとても。 そして男の子ならスノウが、女の子ならリリスが選んだ名前と言うことにしましたが、とりあえずのこの子の呼び名はどうしよう?と尋ねました。 (131) 2023/06/28(Wed) 21:57:55 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス「冬生まれのスノウと、夜のリリスだから この状態のわたしたちの子は"ポロス"はどうかな? 北極星って意味。 …この子だけじゃなくてね。 二人の子供、増えるかも知れないでしょ?」 そしてヒトとして生まれたら、男の子と女の子の名前で選び直さないかと提案してみたのです。 賑やかな未来を想像して、ぽわぽわと桃色や橙色の光が灯っていました。* (132) 2023/06/28(Wed) 21:59:04 |
![]() | 【人】 アカツキわ……… 綺麗……すごぉい… 学内にこんな場所あったんだ……。 [見上げれば一面の夜空が 頭上いっぱいに広がっている。 思わず感嘆の声をあげて、 まじまじと景色に見入った。 彼が兄と来たのだと言う、思い出の場所。 それと共に眺めながら。 綺麗な星空と、遠くから聞こえる生徒たちの喧噪。 すぐ近くには彼の体温があって。 なんだかこれってすごく…] (134) 2023/06/28(Wed) 22:11:17 |
![]() | 【人】 アカツキ………すごく、デートみたい。 [くす、と穏やかに笑って零す。 随分と今更かもしれないけど。] 思えば私、男の子とこんな風にデートするの初めて。 一緒に手繋いで、買い物して、きれいな景色見て。 まあ、間にエッチなこと挟んだりもしたけど… [それでも、何だか楽しかった。 記憶にない誰かに 色んな所を開発されてしまったアカツキだけれど、 男女の関係をまともに育んだことはない。 だからこんな他愛もないやり取りが嬉しくて―― 妙に胸がうずうずした。] (135) 2023/06/28(Wed) 22:14:28 |
![]() | 【人】 3回生 スノウ──後日談── ありがとう。 僕もリリスが隣に居てくれて毎日が幸せ。 生まれる前でもいいけど…… この子って動かして良いのか分からなくて。 [>>130生まれる前でも勿論構わなかったのだけど この珠の状態の子供を運んでものよいものか その辺りが少し心配であった。 それに少々目立つものであるのには違いないので 外の環境に晒すというのがどう危険を呼ぶか 分からなかったのもある。 ただそれならそれで こちらから行けないなら、両親を呼んでみる、と そういうのも良いかもしれない。 忙しいとは思うけど、久しぶりの子供からの連絡なので 多分……来てくれるとは思う。] (136) 2023/06/28(Wed) 22:27:05 |
![]() | 【人】 3回生 スノウ僕も離れたくない。 隣にずっといたいよ。 [僕が学生なのも後もう少し。 1年がこれほど短く感じたことはありません。 キャメロットの教師になるとして どの程度で教育現場に出れるかは分かりませんが キャメロットを離れるということは、あるだろうか。 講習や勉学でまずは離れることもあるかもしれない。 そう思うと少し心苦しい。 どうして僕は1回生ではないのだろうと思うほど。] (138) 2023/06/28(Wed) 22:27:42 |
![]() | 【人】 3回生 スノウ そっか。 産まれて来たら、と思ったけど。 もうこの子は、ここにいるんだもんね。 良い名前。 それならどこにいたって見つけられそうだよ。 僕らの子ども……子供達の名前だね。 [魔力の珠としての子供の名前が、ポロス。 とても良い名前だし こうして今も、ポロスの名前を呼べるのも、凄く素敵。 リリスがぽわぽわと暖かな光を溢していたら 僕は幸せそうに笑う。 男の子の名前なら、グレイにしようと思う。 それは雪のような白さに、リリスの黒が混じって 2人の色が混じったという意味の、名前で。 でも今はポロスと呼んでいたい。 可愛い、初めての子供。 もしかしたら弟や妹にも受け継がれるかもしれないその名前を]* (139) 2023/06/28(Wed) 22:28:56 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス−後日談− 確かに、この子を動かして良いのかわかりません。>>136 もしお留守番させるにしても、一人にしておいて、まさかキャメロットではあり得ないと思いますが攫われてしまったらどうしましょう? 生徒たちは保護してくれる魔法も、まだ意志のあるかわからないこのこの状態では効いてくれないかもしれません。 それを思うと、連れて行くか会うのをまだにするかの二択に思えました。そして、念の為に盗難防止の魔道具も必要でしょう。早速手配しなくては。 ただ、もし両親を呼んでくれる、来てくれると言うのなら喜んで会いに行くでしょう。 だって、スノウを産み育ててくれた人たちです。 それなら、リリスにとっても大切な人たちですからね。 (140) 2023/06/28(Wed) 23:01:22 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス「そうだったんだ?ちょっと恥ずかしい…。 でも、それなら先生向いてると思うの。 私は研究者の方かなあ…あ、でもね。 ここにきた時、助かったと思ったけど、 最初はすごく心細かったの。 だから、前の私みたいな子がいたら 大丈夫だよって教えてあげたいな。」 先生になりたい理由。>>136 リリスにとってのきっかけはスノウがなるなら、スノウとの一緒に居たいからでしたが、考えてみるとそんな理由も出てきました。 過去の自分と似た境遇の子に手を差し伸べることもできますし、逃げる方法だって教えてあげられるでしょう。 逃げることは悪いことじゃないとも伝えたいのです。 ただ、それ以上のことはあまり考えていません。 まだまだ人としての常識や知識に疎いところがありますから、まずはその補強が必要でしょう。 それでもきっとなんとかなる、と楽観的に生きようとしていました。 それが、リリスの生きる力の一つでもありましたから。 (141) 2023/06/28(Wed) 23:01:43 |
![]() | 【人】 2年 ステラ― 2日目 ― [ルームメイトはグランドを楽しむために、部屋には戻ってこないと言っていた事を朝になって思い出す。 それくらい濃い時間を過ごしていた。 いまだ部屋の中も交わった残り香が溢れているよう。 あんなに激しいのは、初めてで、体中が痛く重く感じてしまう。] ……先輩、一度クラブに顔を出したいわ。 ………。 [言葉をとぎらすのは迷うから。 身体重いよ。無理だよと思う理性が働いているから。] その後は…こっそり楽しみましょ。 [腕にはまだ何もつけておらず、押さえていないから、そんな事を囁く。 それに…聞きたい事もあるから……。 華やかなお祭りより、その陰に。 どうせ華やかに場所に交われない者同士、陰で楽しもうと。*] (143) 2023/06/28(Wed) 23:19:34 |
![]() | 【人】 三回生 プラチナ−二日目− [あの後結局ステラの体力が完全に尽きるまで行為に及んでいた。 ステラには悪いことをしたと思いながらも、眠らなくても満たされる日を初めて味わった俺にとっては最高の一日で。 ルームメイトが来なかったことも幸運だったのだろう。 身体が悲鳴をあげたステラとは対照的に俺はとても元気だ。] クラブか。 俺がついて行ってもいいのか? …………ああ、そうだな。 [数少ないステラの居場所だろうし俺が行くことでその居場所が壊れないだろうか少々不安になる。 昨日の名残がまだあるのか、ステラが前よりも更に艶っぽく見えて、囁きの威力はいつもより高く感じてまた身体が熱を帯びそうなのだが。お預けというのもまた乙なものだ。 あと純粋にステラの身体が心配だ。] (144) 2023/06/29(Thu) 2:53:24 |
![]() | 【人】 三回生 プラチナついて行ってもいいなら、いくらでも付き合うさ。 [そう言ってベッドから降りると、ステラの髪を撫でて、髪に触れるだけの口付けを落とす。 外に出ればフードとブレスレットを身につけるだろうから、今みたいなことは出来ないだろうから今のうちにしておきたくて。] 着替えるの手伝おうか? [下心なしに善意で提案する。要らなそうならステラの準備をのんびり待っていよう。]* (145) 2023/06/29(Thu) 2:55:17 |
![]() | 【人】 3回生 スノウ──後日談── [>>140キャメロットの魔法が ポロスに効くか分からないのはその通りで もしかしたら一度オベロン様に話を聞いた方が良いかもしれない。 盗難防止の魔道具、なんて聞いたら、確かに必要かも……と、真剣な顔をして頷くだろう。 ……急に親になったので色々とテンパっているのかも。 両親がリリス、宝石人をどう思うか分からないけど きっと優しく迎え入れてくれる……かは分からない。 それでもきっと紹介するでしょう。 リリスは僕の大切な人ですから。 結局、両親が来てくれるのは 雪の降る冬の季節になりそうでした。 リリスとポロスを見て大層驚いたのはまた別の話] (146) 2023/06/29(Thu) 5:12:17 |
![]() | 【人】 3回生 スノウそうなの。 リリスのおかげ、かな。 ……凄く良いことだと思うよ。 リリスみたいな立場だからこそ 話を聞いてくれる生徒もいるだろうしね。 リリスは後3年……2年あるから ゆっくり考えられると思う。 [>>141彼女が最初心細かった、と言うと少し眉を下げる。 ご両親の話を聞いていたから尚更 1人だけのキャメロットは心細かったのではないか。 キャメロットも心にまで寄り添ってくれる訳ではありませんからね。 それでも今こうして、こう言えるリリスを見ると ここに来れて良かったんじゃないかと思う。 研究者としてか、教鞭を振るう教師としてか。 どちらになるかは、これからまた決めれば良いと思う。 本当はキャメロット外の職業でも良いのかもだけど リリスとは離れたくないですから。] (147) 2023/06/29(Thu) 5:19:33 |
![]() | 【人】 3回生 スノウポロスは幸せの星だね。 ……そうしたら、ちゃんとポロスが生まれるまで 元気に過ごさないと、ね! [>>142リリスの言葉には頷いて。 しかしこれからも魔力を注いでいかなければいけません。 先程のように急激に魔力を持っていかれることは ないとは思うけれど どれくらい魔力を注いだら生まれるのかも分かりませんから。 とりあえず今日はリリスの好きな朝ごはんでも 作ろうか、と料理をします。 祭りの日から、少しずつ 僕らは2人で料理をするようになった筈ですから。 これから僕らの授業がある時は ポロスをどうしようとか、色々と考えることがあるけど 今は少しだけ置いておいて この幸せな時間を享受しよう。 リリスの頬にキスをすると ふんわりと胸が温かくなります。 きっと僕が宝石人であれば、柔らかい光をちかちかと放っていたでしょうね]** (148) 2023/06/29(Thu) 5:27:09 |
![]() | 【人】 2年 ステラ[ついてくるのは良い。いや、良くないかもしれない。 この場合のよくないは、一緒にいるところを見られるのが嫌と言うのではなく、彼の身の危険を感じるからである。 魔道具クラブは、魔道具が好き。作るのが大好きと言う人たちが集まったクラブである。 だからたまにいるのだ…オタク中のオタク。変態ともいえる人が…。 今年の一年に居たのである。 他種族を気にする子が…その気にする理由も、魔道具政策のヒントになるのではないかと言う理由で。 自分も、かなり詰め寄られたのである。 その時は、先輩が間に入ってくれたが…。 だからこそ心配。こんなおいしそうな人を連れていけば、それこそ詰め寄り根掘り葉掘り…。 さっさと、昨日の謝罪をしてはなれるのが良いのかもしれない。] …良いですけど……覚悟、してくださいね? [きっとその覚悟と言うのは、別の事に聞こえるだろう。 二人の仲についての方に…少なくとも、自分はその事には思い至っていないが。] (149) 2023/06/29(Thu) 8:41:57 |
![]() | 【人】 2年 ステラ[ベッドを降りるのを見ていると、撫でられたり、口づけされたり。 どうしてもどこかくすぐったく感じしまう。] ……え、えっ…と……自分で、着替えるわ。 [下心を感じるとかそういうのでなく、たんなる恥ずかしさ。 身体が重くても、それくらいは自分でと着替えながらも、下着をつけないとかとまだブレスレットを付けていない為、そんな戯れを口にしたりもする。 ブレスレットをつけ、フードを被り、髪もいつものように。 相手のみ身支度が終わっているのなら、] (150) 2023/06/29(Thu) 8:42:25 |
![]() | 【人】 2年 ステラ…行きましょ。 [手を取り、二人で、クラブのブースを。 ブースにつけば、昨日の事を改めて謝罪。 ターコイズとフォボスが来た事。差し入れを貰った事。そして昨日のやり取りを怒ってくれたことを教えられる。 その事にほっこりしている。 ちなみに先輩の方は…案の定一年が、先輩に詰め寄り、淫魔についてを聞いている。 嫌悪するのではなく、ただ純粋に学術的に知りたいと言う好奇心を向けられて、はたして――。 それに気づくから、早々に用事を終わらせて立ち去ろうと。 その時、時間があれば、森で取れる材料を頼まれるが、それは取ってくるも取ってこないも自由である。 さて――、今日はどうしようか。ブースから離れた後、何かありますとといかけるのであった。*] (151) 2023/06/29(Thu) 8:42:31 |
![]() | 【人】 天狗 1回生 ヨシツネー胡散臭いバイト ケモ耳執事喫茶ー 「『ケモ耳執事喫茶』? ちょっと色々盛りすぎじゃないですか?」 グランドも終わり、学院もいつもの日常を取り戻して暫く経った頃。 なんとも胡散臭いバイトの依頼が入った。 何やら、人手が足りずに片っ端から声をかけているらしい。 「言っておきますが、僕のバイト代は高いですよ? …何? バイト代に糸目はつけない? ほう、ほうほうほう。」 暫く考えを巡らせた後、口を開けた。 「ぜひお願いします!」 (152) 2023/06/29(Thu) 10:58:03 |
![]() | 【人】 天狗 1回生 ヨシツネ「お姉様、本日は抹茶ラテなど如何でしょうか。 遥か東の地、『キョウト』から仕入れた抹茶を使い、僕が自ら煎じた一品でございます。」 タキシードに身を包み、接客する。 狐耳と尻尾をふりふりしながら。 服を着ると、着用した人に合わせたケモ耳が生えるらしい、便利。 「他にも様々なサービスがございます。 『耳元で囁いてもらえる』、『一緒に写真撮影』、『あーんしてもらえる』などなど。 その時は是非僕をご指名くださいませ。 いつでもお待ちしております。」 (153) 2023/06/29(Thu) 11:02:28 |
![]() | 【人】 大図書館の司書 オベロンー胡散臭いバイト ケモ耳メイド喫茶ー 「『ケモ耳メイド喫茶』? 私が?もっと可愛らしい生徒がいらっしゃるのでは?」 グランドも終わり、学院もいつもの日常を取り戻して暫く経った頃。 私にバイトをしないかとのお声掛けをいただきました。 何やら、人手が足りずに片っ端から声をかけているとのこと。 「私でないと出来ないことがある? あらあらまぁ。」 暫く考えを巡らせた後、口を開けた。 「私にできる事でしたら、是非!」 (154) 2023/06/29(Thu) 11:06:32 |
![]() | 【人】 大図書館の司書 オベロン「如何ですか旦那様。 私の膝枕でよしよしされる心地は。 私になら、いくらでも甘えていただいて構わないのですよ?」 膝の上に乗せた生徒の頭を、柔らかく撫でる。 白いカチューシャに、ロングスカートのワンピースタイプのクラシックスタイル。 …少しスリットが深すぎる気もしますが。 頭には猫耳がピンと立っています。 服を着ると、生える仕組みだそうです。 便利ですね。 「他にも、『耳元ASMR』、『一緒に写真撮影』、『あーんする』なんて事もしてあげます。 よろしければ、また私を指名してくださいね。」 (155) 2023/06/29(Thu) 11:10:53 |
![]() | 【人】 2回生 ターコイズ― 後日談:家族に紹介するために ― [卒業と同時にデキ婚します!が最初の挨拶になるところだったかもしれない。 セーフである。ターコイズ・レムノはちょっと抜けたところがあった。 ずっと一緒にいたいと願ったのは互いにで。 君とルームメイトになれたことで再び頭がお花畑であったのも 一因なのではないかと思う。 君を抱きしめ返していれば、温かさに心がほっこりする。 抱きしめるだけで終わるわけは当然なく、 君が私の危険日に関して察しているがそのままベッドになだれ込み。 というのも多々あった。 ――そもそもどうやって察するの?と もしそのことを知ったら尋ねるかもしれないが。 匂いでと知ったら思わず赤面しそうである。閑話休題。 冬の年末年始含めた長期休暇。 当主と跡取りが他の魔法使いの家をあいさつ回りすることになるのが恒例だが 君の存在を手紙で送ったっきりだったものだから。 もし2人で挨拶に行くよと放置プレイしてる実家からの手紙に返信したら 我が家はそれらを後回しにしてご対面の状況を整えるに違いない。] (156) 2023/06/29(Thu) 11:47:02 |
![]() | 【人】 2回生 ターコイズ そうね!しょうがないわね! [毎日ゆうべはおたのしみだったしね! 色々調べることがあったり、魔法生物のお世話をしたり 充実してたからね!!とあわあわしながら言い訳タイム。 私の机の上に放置されている大量のミミズク便のお手紙からは きっとり目をそらしながらであった。] 嬉しいわ。 ―― 一緒に、かえりましょ。 [私の家も、君の家理論である。 結局今日も難しい話の後は体同士でお話合い。 ところで今日は――……] あら。うさぎさん? ……ふふ。兎って年中発情期なんだっけ。 [しかしきわどい。お胸がこぼれおちないだろうかこれは。 君以外見ちゃいやよ?と言うから 恥ずかしがっていても結構ノリノリの私であった 君と今夜もおさかんな夜を過ごすことはほぼ、確実である。] (157) 2023/06/29(Thu) 11:47:14 |
![]() | 【人】 2回生 ターコイズ[ところで。 我が家は北欧の森の中にある。 森の中というけれど、魔女や魔法使いの隠れ里的なところだ。 私の一族の人間らが密やかに住む場所ともいえようか。 人の世界や学院までの列車が通っている 駅に行く時には暖炉から魔法の粉使って 近場のスポットまで転移すればいいし 強ち不便に感じてはいなかったが。 ……もしかして、君は転移スポット使うの初めてかしら。 使って、光の渦が収まったら 某北欧の白いカバの家のようなものがあちこちにある 不思議な場所にたどり着くのだから。 今から君の驚く顔が楽しみね。と 私はうふふと、微笑んでいる。**] (158) 2023/06/29(Thu) 11:47:24 |
![]() | 【人】 オーク フォボス― かわゆなケモ耳メイド喫茶 ― 「タリィー、タリィー。 ケモ耳メイド喫茶いこっ! 最近ね! できたんだって! いい女もいるって! オベロン様っていうんだけど!」 >>155頭なでなでしてくれるって! と同じベッドで横になっているタリィを抱きしめながら他の女の話をし始めたかと思ったらオベロン様の話だった日があった。 行ったら行ったで――、 「でも、オレ、タリィのメイド服姿も見てみたい!」 ――と、後日、触発されたフォボスと服飾クラブの有志の手により白カチューシャに乳袋式ブラウス、腿半ばのスカートに膝上の白ニーソックス、ガーターベルトとフォボス用のタリィメイド服が誕生する切欠となる日はお日柄もよく、順番待ちするのも億劫ではない気持ちのいい一日だった* (159) 2023/06/29(Thu) 11:54:57 |
![]() | 【人】 2回生 ターコイズ― ケモミミメイド喫茶の存在を知る ― え、そんなものがあるの? 素敵ね! [オベロン様はイイ女よね。出してくれるココア美味しいし。 私もいきたいわねぇ。と返す私は 嫉妬どころかうんうん、と君の言葉に頷いている。 うなずいて――] うんうん……うん??? [私の?みたいの? いいけど……と返したのが服飾クラブと君の共同作業の開始の合図か。 後日の私は、に、似合わないのでは…… とかいいながらもじもじと白ニーソを引っ張ったり 零れそうな胸をブラウス越しに持ち上げてたりという状態で 君専用メイドさんが爆誕するのでありますが。 ……その恰好の私がその後どうなったかなど 想像も容易でありましょう。*] (160) 2023/06/29(Thu) 12:02:09 |
![]() | 【人】 オーク フォボス― 後日談:紹介してもらいにはじめての転移 ― タリィに家族を紹介してもらえることになって最初の挨拶がデキ婚しますにならずに済んだことはヒトの一般論的にはセーフでよかった。 ちょっと抜けたところがあるらしいがそれもまたかわゆな点だ。 常にお花畑なフォボスが気づいたのはヒトの文化について覚えていっているからだろう。 このままいくと確実に卒業する頃合いにはデキている。 安全日と危険日を嗅ぎ分けてると伝えたらまた可愛く赤面したので美味しくいただいてしまったので手を打たない限りそれはほぼ確実に近しい。 冬の年末年始の流れはよくわからないのでタリィ任せだ。 挨拶回りよりも優先してくるとは思っていないので驚いてしまうだろうが最低限のマナーみたなものの習得と最大限の戦闘技術の習得は修めてある。 なんで戦う準備をしているのか問われたら、真顔でヒトの父親って娘を嫁にやらん云々ってするんじゃないの? って答えた。 (161) 2023/06/29(Thu) 12:31:50 |
![]() | 【人】 オーク フォボス 毎日のお楽しみで、昼間は訓練して授業を受け、飼育クラブで魔法生物のお世話を手伝って――そう言えばタリィの机の上にはたくさん手紙があるけどあれは誰からなんだろう。 手紙を書く風習がなくやりとりもしないフォボスの机の上は綺麗なものである。 正に何もないが毎日タリィが喜んでくれる日々が幸せであんまり気にしたことはなかった。 「うん! 一緒だよ! うさぎさんはね、そうらしい! タリィはうさぎさん姿もかわゆだよ!さいこう!」 (162) 2023/06/29(Thu) 12:31:58 |
![]() | 【人】 オーク フォボス タリィの故郷は北欧の森の中らしい。 話に聞くと寒いところらしく、厚着が必要らしい。 ふわもこしているタリィもとてもかわゆ。 フォボスは転移を経験するのは初めてだった。 最初は馬車で駅まで輸送されて貨物列車で運ばれて船でキャメロットに連れてこられた。 魔法の粉も初めて知って見るものだし、タリィと一緒に手を繋いで光の渦に包まれるのだそうだ。 それなら何も不安はないなと頷いて朗らかに笑った。 年末年始の長期休暇、実際に不思議な場所に辿りついて、その地の空気をくんかくんか嗅いだフォボスは大粒の涙を流すのだ。 (163) 2023/06/29(Thu) 12:32:22 |
![]() | 【人】 オーク フォボス「オレ知ってる! あのね! オレが住んでたのも! こんな匂いで寒かったの! 場所はちょっと違うみたいだけど! 懐かしい場所!」 フォボスはキャメロットに連れてこられたので長年過ごした場所を覚えていなかった。 鬱蒼とした森の中であることは覚えていた。 海もそう遠くはないと知っていた。 大きな街があるとも聞いていた。 住んでたところが、タリィの故郷と似たような土地で嬉しくて、辛いとも感じない実験生物な日々だったけれど懐かしさは感じてしまう。 (164) 2023/06/29(Thu) 12:32:39 |
![]() | 【人】 オーク フォボス「連れてきてくれて! ありがとお! だいすき!」 フォボスはタリィの腋下に両手を差し入れて持ち上げると雪の上をくるくる回る。 嬉しそうに、楽しそうに笑いながら* (165) 2023/06/29(Thu) 12:32:47 |
![]() | 【人】 2回生 ターコイズ― 後日談:隠れ里にご招待 ― [多分デキ婚挨拶だと周囲が大混乱になったろうから 一般論的にも良かった。セーフセーフ。 人の文化になじみのある私より、君が気づくということで 自分がどれだけ頭はッぴっぴになってたかに気付いてちょっと恥ずかしい。 だが元から少し抜けたところがあるので さもありなんと同じ部活の面々だと思うかもしれないが。閑話休題。 君と沢山家族計画を考えている私は 手を打つつもりもないので、来年の今頃はそうなっている可能性は高い。 寧ろ3人で里帰りとかありそうである。 ところで。 娘はやらんというテンプレート的なあれ其れに関しては 武力行使じゃないよ!?寧ろそれをしたら 父が地面に埋まってしまう。それくらい弱い!と 娘は力説した。戦闘技術は大丈夫だと念を押しておいた。 我が父の命は守られた……はず。きっと。] (166) 2023/06/29(Thu) 13:08:01 |
![]() | 【人】 2回生 ターコイズ[色々充実した日々を過ごした結果、 家族のひっきりなしの相手は誰よ!?の催促のお手紙が 後回しになっても仕方ない。 サプライズもいいよね。ええいいはず。とってもいいはず。 ということで机の上のお手紙は 定期的に処分はされても沢山また山になっていた。] ほ、ほんと? ……最高なら、よかったわ。 [ぴょこ。とお尻についているしっぽ飾りを揺らして はにかむ様子も喜んでくれるのかしら。] (167) 2023/06/29(Thu) 13:08:13 |
![]() | 【人】 2回生 ターコイズ[ストレイトシープの毛で作ったふわもこ防寒着を着て、 故郷に転移をするのは。自分にとっては何時ものことで 君にとっては色々初めての経験だったろう。 初めての転移は、知ってる人と手を握らないとできないが 次回からは1人でいける。とはいえ それを内緒にして手をつなごうとしたら怒られるかしら。 朗らかに笑う、君にこっそり思う。 ついた故郷は夏よりも冷たい風を吹かせ 針葉樹は未だ緑を保つが、広葉樹は纏っていた葉を腐葉土に変え 土地を肥えらせ、大地の匂いをこの地にもたらしていた。 雪の下であってもそれは、においたつ。 君が鼻をひくりとさせるのをみる。 君の目から、涙が零れるのを、見た。 私は。嬉しそうな君の声を なきながら、懐かしい場所だという君を見て。 思わず背伸びしてぎゅっと、抱きしめる。 ――ここも、あなたの故郷になればいい。 きっとなるわ。] (168) 2023/06/29(Thu) 13:08:38 |
![]() | 【人】 2回生 ターコイズ 私も大好きよ。 ――ここを気に入ってくれて、嬉しい! [君が嬉しそうに笑う姿をみていた くるくるっと抱き上げられて回りながら、 私も嬉しくなっていっしょに、わらって。 ――その光景をじっと見ている10の瞳。 つまりは私の弟妹たちなのだけど。 彼らが両親を呼びに行く際に伝えたことはこうである。] ”ねえちゃんが、ぶんぶんされてる! すっごいでっかいひとに!” [報告に慌ててやってきた両親は バカップル状態の2人を見て。口をあんぐりさせるのであった*] (169) 2023/06/29(Thu) 13:08:48 |
![]() | 【人】 オーク フォボス― ケモミミメイド喫茶に行く ― >>160素敵と言ってくれたので早速近い内に行くことになったケモミミメイド喫茶である。 ココアを飲みながらいいこいいこしてくるらしい。 最高じゃないかな。 いい女に関しては>>-255割と同意を得られることが多いらしい。 あと、ステラとアカツキもいるし飼育クラブの売り子で手を振り返してくれた子の方もいい女とされていることは多分知っているはず。 「え? みたいよ? オレは、タリィのかわゆな姿を、全部みたい!」 自分の女だぞよ、見たいに決まっているじゃないか。 割と連日かわゆ!とか綺麗!とかタリィに言い続けてきてるフォボスである。 肯定感を少しずつあげていくのだ。 なお、合作のメイド服はフォボス的にはよく似合っていた。 写真にもじもじする姿を撮影していろんな角度から眺めてかわゆ!かわゆ!とずっと褒め続けた。 後日写真をステラに見せたり服飾クラブの心の友(女の子)に見せてかわゆ感を共有した。 その後? たくさんご奉仕してもらったよ! またその後日、執事服なフォボスがタリィに奉仕するのだけれどそれはまた別のお話らしい。* (170) 2023/06/29(Thu) 13:14:53 |
![]() | 【人】 オーク フォボス― 後日談:隠れ里にオークが! ― 部活の面々の付き合いの長さというやつか。 はっぴっぴになって元からの、の度合いが増したのは『グランド』の後からということも把握されていそうであるしどんな調子か聞かれたりするのだろうか。 女の子の会話はわからないのでフォボスは肉体労働に精を出す。 3人になるとフォボスは毎日はっぴっぴだ。 最初の子も可愛いだろうしもっと欲しいと精を出す。 オークの子は強い。きっとすくすく成長するだろう。 パッパとの肉体言語での語り合いはないらしい。 フォボスはちょっとタリィの家庭が心配になった。 雄が弱いと大変というのがオーク基準である。 肉体言語ではなく精神でのどつきあいだとフォボスは敗北する。 知力での語り合いは涙目になってしまう。 相手は誰よっ! の答えは会えば分かるし大丈夫。 サプライズはあったほうがきっと楽しい! (171) 2023/06/29(Thu) 14:20:16 |
![]() | 【人】 オーク フォボス 転移の秘密は内緒でも話してくれても手を繋いで転移する。 手が塞がっていないときは繋いでいるし、腕に乗ってもらっているから離れることはないだろう。 何せこのフォボス、目を離すとすぐイイ女を探しだす。 だから一緒にいる時間はすごく長くなっている。 凍土の冬は厳しい。 薄着だと凍えてしまうことは間違いない。 最初、七色に輝くローブを着て行こうとしたがきっとタリィに止められた。 流石にそれはまずいらしいがフォボスサイズの防寒具――なかったので狩ってきたレッドヘルムベアの毛皮を一頭丸ごと使ったものを羽織っている。 赤色でとても格好いい。 そんな凍土であっても匂いは感じる。 懐かしい匂いだ、この空気とこの風はキャメロットに行くまでずっと感じていたものだ。 タリィが抱きしめてくれる。 頭をぽふと撫でてぎゅっと抱きしめかえす。 (172) 2023/06/29(Thu) 14:21:11 |
![]() | 【人】 オーク フォボス「うん! オレ、ここ好き!」 わーいと喜んでぶんぶん周囲を気にせず回しているといつのまにか見られていたらしい。 タリィに聞いたら弟妹たちらしい、つまりフォボスの弟妹となる子である。 「よっしゃ、ばっちこーい!」 笑顔で来い来いと手招きする。 二の腕に一人ずつひっかけてくるくる回れる。 弟妹さんヒトにしては多くない? オーク的には少ないけど、基本複数だし。 力もっちゃーなフォボスは弟妹さんを抱えたりぶんぶんしたりして遊んであげられる。 ご両親に気づくのはちょっと遅くなる。 気づいたら気づいたで開口一呼吸分で―― (173) 2023/06/29(Thu) 14:21:28 |
![]() | 【人】 オーク フォボス「はじめまして! フォボスです! タリィはオレの女です! 幸せにします! よろしくおねがいします!」 もらう? もらうのは確定だしタリィは物じゃない。 ください? 物じゃないのだからもらうと一緒で違うだろう。 またするのではなくすでにそうなのだから過去形でいいはずだし、幸せにする宣誓だけでいいのでは? 頭を使うのは苦手だった* (174) 2023/06/29(Thu) 14:22:11 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス−後日談・殻の割れた日− アレから、授業に出るのは控えめにしています。 なるべく二人と一緒に居たかったのもありますが、ポロスの親になったから、でもあります。 そのあたりの許可はとっていますし、講義を水晶玉を通して部屋に映し出して受けたり、図書館から本を借りてレポートを提出したりして勉強を進めています。 二人で出かける時には念入りに戸締りの魔道具を確認しましたし、時にはスリングに入れてお出かけすることもあったかもしれませんね。 学院で確認したところきちんと防護の魔法をかけてくれているそうですが>>-250それでも、と心配になってしまうのは親心というものだったのかもしれません。 そんなふうに穏やかに過ごしていた、ある寒い日のことです。 雪の降る頃、スノウの両親と出会った頃>>146でしたから、若しかしたらまだ近くに滞在していたかもしれませんね。 (175) 2023/06/29(Thu) 15:08:36 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス朝ごはんを作る為に、早めの時間にリリスは目を覚ましました。 あの日からお料理を勉強して、お互いに作るようになっていたからです。 リリスの好きな朝食はパンケーキやマフィン。それにあたたかいミルクやスープがあると嬉しいですね。 今日は簡単なスープを作ろうかと体を起こしました。 すると、ポロスがゆらゆら揺れています。 そんな事は何度かありました。ヒトなら胎動と言うのでしょう、中で動いてその動きが外に伝わって起きていたのです。 それを初めてみた時、ポロスの成長を感じてとても感動したのを覚えています。より一層ポロスが愛しくなって、キャアキャアとはしゃいでしまいました。 最近はその動きも少なく、けれど一度には大きく起こり、寄り添えばトクトクトクと小さく早い鼓動を感じるようになっていましたから、今日もそれかな?と、リリスは微笑ましく見つめてポロスをそっと撫でました。 けれど、その瞬間にぱきりと小さな音がしました。 ギョッとして手を離すと、ポロスにヒビが入っているではありませんか! (176) 2023/06/29(Thu) 15:09:09 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス「すっ!?ススススノウ!? 起きてーーーーっ!!!」 早朝から出す声のボリュームではありません。 隣に寝ているスノウを揺さぶると、ポロスを見つめながらギュッとしがみつきました。 ピシ、パキ、とポロスにどんどんヒビが増えて行きます。 ぐるんぐるんと回転するようにしながら揺れた後、とうとうひび割れから勢いよく、にょきりと小さな おてて が出てきたではありませんか。ヒビはそこから大きく広がっていきます。殻全体に細かなヒビが入ったかと思うと、パリンッ、と殻全体が細かく砕けました。 光の魔力の粒子となった小さな殻は、殻の中から出てきた、小さなものに吸い込まれて行きます。 (177) 2023/06/29(Thu) 15:10:06 |
![]() | 【人】 宝石人 リリスそれは、思っていたよりも小さな、可愛らしい赤ん坊でした。 ぱっちりとした目は黄緑色、髪の色は二人に共通する黒色ですがまだぱやぱやとした産毛です。 肌の色は褐色で、つやつやむちむちしていました。 そんな子がさっきまでポロスがいた所に寝転んでいたのです。 パチパチと驚いたように瞬きした後、顔をくしゃっと歪めて火がついたように泣き出しました。 それまでは「あ、赤ちゃん…!?」と、本当に生まれた事に驚き感動に打ち震えていたリリスでしたが、泣き声を聞いてハッと我に帰ります。 (178) 2023/06/29(Thu) 15:10:34 |
![]() | 【人】 宝石人 リリス「あっ、あああっ、泣かないで…っ!?」 今まで包んでいたタオルで大事に包み込み、抱き上げます。 珠として見ていたら大きく見えていたのに、こうして生まれてくると赤ん坊とはなんて小さいのでしょう。 小柄なリリスが両腕に抱えても、まだ余裕のある大きさです。 火のついたように泣いていた赤ん坊は、リリスに抱っこされると少し落ち着いたようでした。 まだ、ふえふえと頼りなげに泣いてはいますが。 「…急に殻が割れて、驚いたのかな? さ、寒く無いかな?」 オロオロとしながらもリリスは何とか我が子のお世話をしようと考えを巡らせます。 けれどオロオロしながらもどうしても笑顔が滲むのは、無事にこの子が生まれてきてくれて心の底から嬉しかったからでしょう。 (179) 2023/06/29(Thu) 15:11:11 |
![]() | 【人】 2回生 ターコイズ― ケモミミメイド喫茶いこうね! ― [多分古書クラブの面々からの知識を総動員して ケチャップで♡書いてくれるオムライスとかあるんだっけ? ココアだけなの?ま?とか 何かメイドさんたちに質問してそうである。 あと、イイ子いい子はされてみたい。多分桃源郷だ。 体験した後に、完璧なおひざまくらないい子いい子を 君にしようと私は決意した。 君が挙げる良い女、は私の知る限り確かに。と思う。 審美眼が優れているのねと感心して。 アカツキに関してはリリス同様、ちっちゃくてかーわいぃ!と 私の何かのスイッチを押すことになるのは余談だ。 この学園には良い女が多いのね! でもその中で私を求めてくれているというのは、頭はッぴっぴにとって とっても嬉しい事、だったりする。閑話休題] そう、なの? ……その、ね。私もフォボスに、なら。 [見て欲しいな。ともじもじ照れながら言えるようになったのは 確実に君の肯定感をあげてくれる言葉たちのおかげである。] (181) 2023/06/29(Thu) 15:50:15 |
![]() | 【人】 2回生 ターコイズ[メイド服を着た際には褒め続けられて 照れながらも嬉しいとなったあとは。 たっくさんご主人様にご奉仕してメイドさんのお洋服が クリーニングに直行したのはいつも通りである。 まさか自分のメイド服写真がかわゆネットワークを構築して 共有されているとは思いもしていないのだった。 さて。後日の執事服な君を見て。写真を撮りまくっては アルバムに大事に挟んで時折にっこにこしながら眺め 時に飼育クラブの2人に見せてかっこよさを共有したりするのは余談だ。 似たモノどうしである。*] (182) 2023/06/29(Thu) 15:50:28 |
![]() | 【人】 2回生 ターコイズ―後日談:そしてレムノ家当主は失神したー [部活の面々がはっぴっぴモードの私の状態から 根掘り葉掘り聞いてはきゃーきゃー言ったりと コイバナ楽しみつつ天馬をお世話したりとか そんな日常が繰り広げられているころ 君は一生懸命牧草ロールを運ぶ手伝いをしてくれているのだろう 働き者ってかっこいいでしょ!と惚気る声までは 届いてないはず。多分。 3人が4人になり、時に2人いっぺんに増えたりとか 大体そんな感じで過ごしていけば はっぴっぴがうるとらはっぴっぴになるだろう レムノの家は多産の家系なのでどっちかがセーブしなければ そりゃもう大家族にすっくすくなることであろう。 肉体言語で語り合うの?オークって。 もし子供ができて娘なら。彼ぴっぴをつれてきたときに フォボスに一発でなぎ倒されることになるのだろうか。 私は子が女の子なら、筋肉教徒にするかと決意した。 そこでフォボスを止めず、精神でのどつきあいにさせないあたり 君に首ったけなのである。 相手はここよ! と手紙は散々無視され現地で紹介される両親の反応やいかに。] (183) 2023/06/29(Thu) 16:14:46 |
![]() | 【人】 2回生 ターコイズ[目を離すとすぐ良い女ウォッチングに向かう君。 その目利きは正確で、キャメロットはそういうイイ女が多いものだから そうなっちゃうのはわからないでもないけれど あまりにふらっとしそうなら こっちを見てて?となるのも最近示すようになった我儘だ。 幾ら森におおわれていても、冬は冷たさと死を招く。 防寒対策をと伝えた結果、最初に七色ローブを示され 思わずすんっ……という顔になって止めたのは余談だ。 今のレッドローブでよかった。かっこいいし似合ってるし。 私は隣で手をつなぐ君を見てほっとしている。 次は腕に乗っての移動でもいいかも、とか内心思っていたりする。 ――今はどこにあるかわからない そんな君の故郷と私の故郷の香りは近くて。懐かしい。 君の様子があまりにも切なくて、かなしくて。愛しくて。 私は、ここが好きだと言ってくれた君が 大切でしかたない。] (184) 2023/06/29(Thu) 16:15:25 |
![]() | 【人】 2回生 ターコイズ まぁ、ベリル、サフィー、ルビィ、アクア! マリン迄いるじゃない。どうしたの一体。 ……へ?フォボス? [お家で待ってるって言ってなかった? と思ったらこいこい、手招きするフォボスに近づく5人 ほいほい近づいてはきゃーきゃーとぶんぶんされて 喜ぶ弟妹たちは確実に私の弟妹である。人見知りさんはどこに。 基本隠れ里の一族の面々は多産である。 昔は成人まで貧困やらで育たなかったのが原因だとか。 それに、成人したら便利な都会に皆出て行ってしまうので 隠れ里の総人口はあんまり多くないのは余談である。 そんなこんなでわっちゃーしてたり バカップル状態になりながらしてたら両親がやってきて。 開口一番の君の言葉に。 あ、父さん倒れた。] (185) 2023/06/29(Thu) 16:15:42 |
![]() | 【人】 2回生 ターコイズ[あらあらまぁまぁ。よろしくねぇ。と 母親の方はほほ笑みながら歓迎している。 因みに私の背を20pくらい低くして 胸とお尻をもうちょっと盛ったら母だ。 私と姉妹と言っても変わらないフェイスである。年齢どこいった。 歓迎の宴の前に私もぶんぶんしてー。とかいうあたり確実に私の母である。 弟妹らは、母さんの次もっかい僕やら私!やらいっている。 とりあえず私はある程度はフォボスらを見守った後 倒れた父親を担いで家に運ぶことにした。 レムノさんちにでかい婿が来たぞ。と 近所で噂になるのもあっという間であったとか*] (186) 2023/06/29(Thu) 16:16:15 |
![]() | 【人】 オーク フォボス― ケモミミメイド喫茶だ! ― 桃源郷。 フォボスは毎日入り浸っているのでタリィが体験した後でしてくれる方を楽しみにしていた。 ほら、オベロン様いい女だけど手を出したらヤバそうだし。 匂いくんかくんかしたら怒られそう。 料理はあんまりできないけどハートマークはかけるから自分はタリィのオムライスに書いてあげる練習しよう。 審美眼は女の子限定である。 何かのスイッチが入ったらしいタリィが何かする前に何かしていたフォボスだが、アカツキがメイド服着たらタリィ喜びそうとか思っている。 ちっちゃくて可愛いのはその通りなのだ。 フォボスからすると幼女くらいのサイズ感である。 あと速いよとか教えたりしておく。 (187) 2023/06/29(Thu) 16:34:01 |
![]() | 【人】 オーク フォボス「うん! うん! いっぱい見る! かわゆなタリィが見れたら、それだけで幸せだよ」 照れながら見て欲しいと言ってくれるタリィがかわゆすぎて着る前にかわゆであることを教えてしまったりした。 何かとかわゆであることを教えているし周囲から見るとあまり実のない話をしていることもあるらしいのは飼育クラブの人の話だ。 はるぴっぴな頭なのでわりとそれだけで楽しかったりする。 ただ、自分の執事服姿が共有されているとは知らなかった。 飼育クラブの二人と仲良くなってしまうので注視したほうがいいかもしれない* (188) 2023/06/29(Thu) 16:34:04 |
![]() | 【人】 2回生 ターコイズ― ケモミミとメイド服があわさりさいきょうにみえる ― [私から見たオベロン様はノリの良い可愛い女性だが、 強者オーラを感じ取っているのか、フォボスが手を出したという噂は聞かない。 匂いは――どうだろう。あまりオベロン様がおこった姿って 見たことないような気がする。などと私は供述する。 海老たっぷりの海鮮オムライス 或いは中華あんのオムライスなんかどうだろう 私は基本のものから変わり種のオムライス迄 マスターして振舞おう。と別の所にこだわりを見出していた。 多分アカツキのメイド服には私が大喜びする。 大喜びしてかわゆかわゆいってそうだ。 これがアーサー寮(かわいいのそうくつ)か とか感動していそうだ。ちっちゃかわいいは正義なのだ。 はやいはよくわからないけれど、何時か知る機会はくるのだろうか。 何にせよ可愛いは正義なのだ。] (189) 2023/06/29(Thu) 16:50:47 |
![]() | 【人】 2回生 ターコイズ えへへ。フォボスが幸せだと 私まで幸せになるのよ。 [そして恥ずかしくはあるが勢いに乗ってメイド服を着ることになる。 ターコイズ・レムノはちょろかった。 飼育クラブの面々曰く、バカップルって大体そんなもんだから 寧ろいいんじゃないかとの談。 チョップスティックが転んでもおかしいお年頃なのだ。 好きな人とはなしてるだけで幸せは、皆そんなもんなのだとか。 そう聞いて調子に乗るのもまた、私であった。 かっこいいを共有してしまった私の明日はどっちだ! 警戒心を身に着けた方が良いのかもしれない。*] (190) 2023/06/29(Thu) 16:51:01 |
![]() | 【人】 オーク フォボス― 後日談:きた、挨拶した、勝った ― フォボスはクソ真面目である。 お仕事は真面目に取り組みサボるとか知らないので牧草ロールもせっせと運ぶ。 最初はいい感じの重さ(300kg)だったが運び続けたら軽く感じるようになっていた。 女の子と姦しくお話しているタリィは楽しそうなので運び終わるタイミングで視線を向けてはかわゆって思いながら次の牧草ロールを運んでいく。 そうやって運んでいるとライトカウたちに食まれるようになった。 美味しそうな匂いらしい。 フォボスからするとキミらのが美味しそうなんだが――おっと冷気が漂ってきそうだ。 もうちゃんとお肉ではないと知ってるから大丈夫。 フォボスも加減するつもりがまったくない。 セーブするお話はお互いにでないだろうからオークの影響もあってあっという間に大家族になることは間違いなさそうだ。 名前をつけるのが大変そうだ。 (191) 2023/06/29(Thu) 17:01:46 |
![]() | 【人】 オーク フォボス この世界のオークは元来肉体をアピールしていい女を手に入れるので肉体言語で語り合う姿を見せるらしい。 子どもの頃に雄は肉体を惜し気もなくアピールしていた。 娘の彼ぴっぴについては心配していない。 娘より強い雄に決まっているだろうし、自然に筋肉教徒になるか氷魔術教徒になるのだから。 精神的どつきあいにはならずに済んだ。 先制攻撃のシャウトにてぱぱぴっぴが倒れてしまったこともある。 フォボスは両手に力こぶを作って高くあげたまま勝ったことをアピールする。 赤い毛皮のローブを羽織るフォボスは完全に蛮族のそれである。 このローブ、タリィが七色を止めてくれたので着てきたが良かったと思う。 一瞬ものすごい珍しい引き顔が見れたのはいい思い出だった。 そんな顔見たことない。 でも七色ローブを最初に着た時もそんな顔だった気がする。 あれクロークに入れていても光って主張してくるし羽織るを魔力を吸って光る魔力を補充する。 もはや呪いのローブであるがフォボスは気に入っていたが飼育クラブの面々にもきっと不評だった。悲しい。 (192) 2023/06/29(Thu) 17:01:55 |
![]() | 【人】 オーク フォボス タリィの弟妹の名前を聞いて顔と名前はすぐに一致しない。 腕にぶらさげて回って、肩に乗せて高所の景色を見せてあげて、くんかと匂いを嗅いで覚えていく。 妹はいいとして弟諸氏を如何に筋肉族に育てあげるかが問題だな。 ぱぱぴっぴが倒れた後はママ様がご挨拶してくれたのでフォボスは雪の上に片膝をついてママ様の手を取り胸板に手を添えて礼を示す。 「よろしくお願いします、おかあさま! おかあさまがいい女で、オレは嬉しいです!」 これがロリ巨乳というやつか。 アカツキと同じくらいの背丈で恐ろしい戦闘力をしている。 タリィもこの血を引いてるということは今の見た目のままいきそうである。かわゆ。 フォボスにとっての最敬礼を示してご挨拶をするとまた弟妹たちをぶら下げて回っていこう。 何かママ様も混ざってるので腋の下に手をいれて高い高いしながらぐるぐるした。 その後、タリィがぱぱぴっぴを背負っていくらしいので腕に一人ずつと肩に一人ずつと一人背負って半分頭の上、え、まま様も? 乗せれる場所ないなー、掌の上に座ってもらってそのまま連れ帰ろう。 全員合わせても牧草ロールより軽いので楽ちんだった。 (193) 2023/06/29(Thu) 17:02:13 |
![]() |
[|<] [<<] [<] [1] [2] [>] [>>] [>|]
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新