人狼物語 三日月国


205 【身内】いちごの国の三月うさぎ

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:人


ヤワタ4人が投票した。

ヤワタは村人の手により処刑された。

月が姿を変え、新たな一日が始まった。村人は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?

優しい光が村人たちの姿を映し出す……。人狼に怯える日々は去ったのだ!

村の更新日が延長されました。

村の更新日が延長されました。

【人】 グルメライター ヤワタ

[4人分の荷物とお土産くらいなら軽自動車でも問題なくトランクに積み込める。>>2:-41
というか此方はお土産にはいちごの残りくらいしか用意できていない訳で。
宿の方にもお土産物屋はあるし、入らなければ送って貰えば良いのだ。
遠慮してほしいものを我慢するのは勿体ない。]


 やっぱりファミリー層意識だからだろうね、
 食事もぜんぶ部屋に届けてくれるみたいだよ。

 だから、チェックアウトの11時までは各自の自由ってことで。


[一緒にリザーブしているので部屋は隣同士だったが、
ファミリー向けならば防音はそこそこあるのではないだろうか。

……露天の家族風呂はどうか知らないが。]
(0) 2023/03/29(Wed) 21:00:38

【人】 グルメライター ヤワタ

[いちご農園からの道はそれぞれどのように楽しんだかが車内の話題になったけれど。
帰りは話すことがないかもしれないな。
いや惚気なら幾らでも話すんだけどね!


明日からまた同僚として働く紺色うさぎと白うさぎが
気まずくならないようにしよう、とは。
打ち合わせなしでも高野と共通認識だと思っている。]
(1) 2023/03/29(Wed) 21:01:00

【人】 瑞野 那岐

[朝食を食べて、
 少し散歩する時間くらいはあったかもしれない。
 たった一泊二日の旅行は、短くとも。
 濃厚な密度で、彼と過ごせる時間だった。

 明日からは、また日常が戻ってくる。
 帰りの車の中で、その日常の話をするのもいいけれど。

 此処は、良かったと。
 次はどこに行こうか、とか。
 寂しさを感じさせるものよりは、
 次に繋がるものを、自然と口にしていただろうか。

 彼との思い出を増やすように、一つずつ。

 そうして、硫黄の香りを嗅ぐ度に、
 きっと、この日のことを思い出してしまうだろう。
(2) 2023/04/03(Mon) 2:13:06

【人】 瑞野 那岐

[そんな、考えが過ぎったからこそ。

 旅先から戻った休み前の晩。
 ベッドの中で、彼と横たわりなら一つ提案をした。]


  ……景斗さんって、フレグランス使います?

  決まったものがなければ、
  俺が見立ててもいいですか?


[硫黄の香りを嗅いで、思い出す香りがあるように。
 特定の香りで、彼を想うのもいいかと考えて。

 俺自身は仕事中には使えないから、
 休みの日ぐらいしか使うことはないけれど。

 彼ならば仕事柄、平気かと思って。*]
(3) 2023/04/03(Mon) 2:13:50

【人】 高野 景斗

[ アラームの音で目が覚める。
 昨晩も遅くの帰宅になり、コンビニで
 出来合いのものを買って、酒を飲んで
 眠りについて。

 僅かに酒焼けした喉に炭酸水を流し込んで
 無理やりこじ開けても食欲など湧きようもない。

 それでも何も口にしないままだと、
 体も脳も覚醒を拒否するからネットスーパーで
 箱買いした野菜ジューズを流し込み、
 シャワーを浴びて出社する。

 通勤ルートの途中に、パン屋があっても、
 定食屋があっても、心惹かれる事はなく。

 出社して雑務をして、殺陣の稽古をして
 昼近くになり漸く、何か腹に入れる余裕が出てくる。

 田舎から飛び出してきて、無我夢中で
 夢への道をひた走り、寝る間も惜しんで
 生活のため働く研究生の面倒見る振りをして
 昼食に連れ出し、勢い良く平らげるのを見て
 自分も、食事に手を付ける。 ]
(4) 2023/04/03(Mon) 14:26:35

【人】 高野 景斗

[ この恩忘れません、別にそんな言葉が
 欲しかったわけじゃない。手を差し伸べたい
 気持ちがない訳では無いが、

 誰かと共に食事に来て、
 自分だけ食事をせずにいれば相手に無用な
 心配や不安を与えてしまう。

 その状況を作るために連れ出していた、
 それを知るものは既に、デビューを果たし
 テレビ、ラジオ、舞台の中だけの人間になっている。

 ――それでも時たま、感謝や弱音を口にする相手に
 自分を選ぶような後輩もいる、人への感謝を
 忘れない。それもまた業界人として成功するために
 必要な事だと思う。天狗になった瞬間に、

 その椅子は
音もなく
、消えていくものだ。 ]
(5) 2023/04/03(Mon) 14:27:02

【人】 高野 景斗

[ 午後、収録日にはラジオ局に向かい、
 当たり障りのないトークの中、
 しれっと、旬の食べ物の話題も出すが、
 それを選んで食べることはあまりない。

 週に一度から二度、あの店に顔を出す時以外は。

 仕事を終えれば、スタッフと共に、
 食事に向かう事もなくはないが、

 大抵は、自宅に戻るまでの間に
 スーパーやコンビニに寄り、出来合いを買って
 という生活だった。

 同じことの繰り返しで、恐ろしく早く歳を重ねて
 いるような気がしていた。

 それでも何かを変えようと思えるほどの、
 熱意も切っ掛けも、若さもないと、思い込んで
 ただだらりと、生きることを全うしていた。 ]
(6) 2023/04/03(Mon) 14:27:19

【人】 高野 景斗

[ そこに色を差したのが、あの日だ。

 味気ない日常にふっと湧いた悪戯心
 内緒話をするように、そっと顔を寄せて。
 名前を問われて、答えたあの日。

 あの日帰り際、良いものが見れたと
 そう言った。悪戯の行方のことではなかった事
 それは伝わらなくても当然のこと。

 良いものがみれた、
 君の良い顔がみれた

 そう伝えるには少し照れくささが勝ったものだから。


 差された色は目の覚めるような赤でも、青でも、
 黄色でもなく、黒に青が少し混じるような、
 
 優しい色。久しぶりに黒以外を見るには
 ちょうどいい、
優しい
色だった。 ]
(7) 2023/04/03(Mon) 14:28:10

【人】 高野 景斗

[ 味気ない日々に色が差したことに
 自分より先に、周りの人間が気づいた。

 なにかいいことあったんですか

 そう問われて不思議そうな表情を浮かべて
 自分で気づいてないんですかと笑われて

 例の企画のことでしょうなんて言われて
 そうだね、と曖昧に頷いて。

 自分で理由を探し当てるより、
 店に顔を出す頻度が増えたほうが、先だったが

 名前を教えて貰ったときには、理由にも
 心当たりができていた。 ]
(8) 2023/04/03(Mon) 14:28:29

【人】 高野 景斗

[ 会うたびに一つ知り、二つ知りたくなり。
 よそ行きの顔ができなくなって。

 会わない日々を数えるようになり
 気持ちが抑えきれなくなって。

 撥ね付けられる事がないから
 欲に際限がなくなって。

 二人で過ごすことのできる日々が増えて
 好きと伝えてもいい関係になっても
 思いは尽きるどころか、増す一方で。

 今日もまた、知らない事を一つ埋めて
 ほくそ笑んで。 ]
(9) 2023/04/03(Mon) 14:28:49

【人】 高野 景斗

[ 旅行から帰った後の日常。
 一年前と比べれば、全く違うが、ここ最近と
 銘打てば、そう変わりはない日々だった。

 アラームの音で目が覚める。
 昨晩も遅くの帰宅になったが、作り置きの
 おかずと、タイマー機能で炊いた米、
 春キャベツはレンジで軽く熱を加えて
 塩昆布とごま油で和えて。

 ゆっくり食事を楽しんだ後、入浴して
 眠りについて。

 目が覚めたら、炭酸水を流し込んで
 体と脳に覚醒を促して、コーヒーマシンの
 スイッチを入れ、トースターにパンを押し込み
 顔を洗って、歯を磨いて、昨晩の残りと
 マーガリン、いちごのジャム、を塗ったパン、
 粉末のスープ、で軽い朝食を取り、出社する。

 通勤ルートの途中のパン屋には、
 帰りによく寄るようになった。
 ここの食パン、彼も気に入っているから。
 明日の朝食は、これに決まりだ。 ]
(10) 2023/04/03(Mon) 14:30:12

【人】 高野 景斗

[ 翌日は休みだと連絡を取り合って
 彼を迎えにいく事にも、随分慣れた。

 
――従姉妹殿の、あたたかい目線にも。


 寝坊しても構わない日の前の晩、
 提案を受け、少し考えるように顎に手をやり ]

 唐突だね?
 いくつかあるけど、特にこれってのは
 決めてないな。

 君が見立ててくれるの?
 じゃ、君のは俺が見立てようかな。

[ 君の場合は職業柄、仕事中に使うことはないだろうけど
 まず間違いなく、その香りに触れる回数は、
 自分が一番多いと自負しているし。

 自分が使うとしても、相手もそうなるだろうから
 君が見立てる、なら少なくとも君にとって
 良いと思えるものを選んでくれるだろう。

 長く使えるようにオーダーメイドにするのも
 良いかもしれない。 ]
(11) 2023/04/03(Mon) 14:30:39

【人】 高野 景斗

[ 君が家に泊まる時、
 浴室から出てきた時なんか特に、

 自分と同じシャンプーの香りがしたりして
 密かに、どきっとしているのは、

 まだ言っていない。伝わってはいそうだが。

 なにせ浴室から出てきた後、
 必ず、短い時間でも、ぎゅうと抱きしめているので。

 そんな君が、俺の選んだフレグランスを纏う
 というの、なんだかとても、らしいことをしているように
 見えて、胸が踊ったものだから、

 乗り気、という返事をして。* ]
(12) 2023/04/03(Mon) 14:31:01

【人】 グルメライター ヤワタ

[ドライヤーの当て方は今度練習させてもらうことにして、
本人に任せて自分だけ先に部屋に戻った。
受付に内線をかけて食事と同時に布団も用意してほしいと伝える。

下膳に関しては食器を纏めて部屋の外のワゴンに積んでおけば回収してくれるらしい。
いつ仲居が訪れるか気にしながら抱き合うのは避けたかったのでありがたい。

食事はメインが鍋で刺身に茶碗蒸し、小鉢もいくつか。>>2:-43
真白の希望によっては刺身は部屋つきの冷蔵庫に一旦置かせて貰って、鍋用の電磁調理器の電源も切っておく。
畳の続き間に布団も並べてもらっているから、後は朝まで誰にも邪魔をされることはない。*]
(13) 2023/04/03(Mon) 16:52:21

【人】 瑞野 那岐

[枕に頭を凭せ掛けながら、
 思案に老ける彼の様子を眺めてた。

 唐突、と言われればそうなのかもしれない。
 だけど、自分にとってはあの旅行から戻った時から、
 考えていたものでもあったから、そう?と緩く笑みを添えた。]


  香りがあれば、いつも傍に居るような気がして。


[寝転がりなら、彼の髪を撫でる。
 風呂上がりにするシャンプーの香りも好きだけど、

 時間と場所よって変わるフレグランスはまた、
 違ったあなたを引き立たせてくれるだろうから、
 それも楽しみの一つ。

 自分が選んだ香りを纏わせながら、仕事に行く彼も。
 なにかの合間に、自身を思い出してくれたら。]
(14) 2023/04/03(Mon) 21:41:57

【人】 瑞野 那岐

[名乗りを上げれば、彼からも見立ての注文が入って。
 笑いながら、いいよ。と応えた。
 考えつく先は、同じなのかもしれない。]


  仕事中は付けられないから、休みの日だけ。


[それは、同僚も従姉妹も知らない香りになるだろう。
 だとするなら、彼と並んだときに、
 噛み合う香りがいいだろうか。

 選ぶといいながら、あまり詳しくはないけれど。
 彼に送りたいものは、いくつか検討がついていたから。

 オーダーメイドという話が、
 そういうものもあるのか、と感心しただろう。

 それはそれで、互いにまた作ることにして。]
(15) 2023/04/03(Mon) 21:42:14

【人】 瑞野 那岐

[季節は春から梅雨へ、梅雨から夏へと移り変わる頃。
 旅行のときに、話していた蛍も>>+186
 そろそろ見頃の季節がだろうか。

 師範代だという祖父は彼に厳しいのだったか。

 その話をするときだけ、彼の表情が、
 いささか強張ったようなものになったのは、
 無意識に祖父を思い出していたのかもしれない。

 家族仲が悪いわけではなさそうだけれど。
 その話も、これからは耳にする機会もあるかもしれない。

 風呂上がりに、いつも。
 彼が自身を抱き寄せるのが癖になっているみたいに。

 隣に寝転ぶ彼に、寄り添うように身を詰めて、
 まだ眠る気配のない彼を下から見上げるのは俺の癖。]
(16) 2023/04/03(Mon) 21:42:38

【人】 瑞野 那岐

 

  ……蛍を見に行くの、
  景斗さんのお爺さんの家の近くがいいな。



[寝転がりなら、ふわりと柔らかく笑って。
 少し、無茶な注文をしただろうか。

 難しいと言われたらなら、ごめん、と笑って。
 もし、彼も頷いてくれたなら、少し具体的な話をして。

 今日も彼の腕の中で、眠りにつく。]
(17) 2023/04/03(Mon) 21:42:58

【人】 瑞野 那岐

[休みを合わせた休日に、彼を引き連れて、
 デパートへ足を運んだ。
 男性だけでは、少し足を運びにくいかとも考えたけれど、
 やはり種類を求めるなら、場所を選んだほうがいい。

 いくつかの店を周りながら、
 今度はやっぱりオーダーメイドにしようと、彼が言うから。
 その時ばかりは、笑って頷いただろうか。
 ひと目につく所に連れてきてしまったことに、
 少々申し訳なさを感じながら、いろいろな香水を試して、

 ようやく選んだ香水は、どこか彼を思わせる。
 黒いシックな容器のもの。

 最初は情熱的な獣のような匂いすらするけれど、
 少し時間をおけば、フローラルな香りも混じって
 格段にマイルドな印象になる。

 何より、香りを試した際に店員の人が教えてくれた
 名前の由来がとても気に入ったものだから。]
(18) 2023/04/03(Mon) 21:43:14

【人】 瑞野 那岐

[俺にとっての日常は、優しく穏やかなものだった。
 日々代わりになく過ごすことに、不満はなく。
 慣れた道を通り抜けて、店に向かい。

 毎日のように顔を合わせる同僚たちと、
 今日はどんな料理を作ろうか。と、
 少しの不安と、半分以上の期待に胸を膨らませ、
 お客様に喜んでもらえるようなサービスを考える。

 そんな一日一日は、大した不満はなく、
 過ごしていたものだったけれど。

 ときに失敗をした夜もある。

 疲労した身体をなんとか家まで運んで、
 熱いシャワーで洗い流して、
 気持ちを切り替えようと、取り出した缶ビール。
 
 話し相手はいないから、AIシステムから流れる
 ラジオが耳の拠り所だった。]
(19) 2023/04/03(Mon) 21:43:59

【人】 瑞野 那岐

[同じ月を見ていても、
 どこか遠いもののように思えいてた世界。

 決して混じり合うことのないだろうラジオの向こう。
 それが、あるとき。

 不意に目の前に形になって現れた。

 こんなこともあるのか、なんて驚きが一番近くて。
 常連として見慣れていた姿が、一気に身近に感じた。

 
あなたの声が好きです。


 いきなりそう告げてもきっと驚かれるだろう。
 距離感は保ったまま、それでもいつか。
 伝えられたらと思っていた日々はあっという間に過ぎて。]
(20) 2023/04/03(Mon) 21:44:15

【人】 瑞野 那岐

[俺が伝えるよりも早く、彼が一歩踏み込んだ。

 好きなタイプを聞かれたときに、
 ふと頭に思い浮かんだもの。

 今思い返してみれば、少し恥ずかしい。

 だけどきっと、その時から、大切だった。
 優しくて穏やかな声を、聞いた日は。
 あの月を探した夜を思い出す。
 
 一人でいても、どこかで繋がっているような。
 ひとりじゃないと、思わせてくれた声が確かに
った。]
(21) 2023/04/03(Mon) 21:44:35

【人】 瑞野 那岐

[今は、一人ではなく、隣に貴方がいる。
 一人じゃないと教えてくれた貴方が。

 二人で過ごすことの心地良さを、
 大切な人が居ることの強さを教えてくれる。

 夏に近づいた帰り道、数歩先を進んで、
 彼が追いついてくるのを待つ。

 再び隣にならんだら、プレゼントを持っていない手を
 伸ばして、小指だけを絡めるように少しだけ繋がって。]


  ……もうすぐ、夏ですね。


[『なんでもない』ことを、
 さも日常に溶かすように口にする。

 なんでもないことが特別なように、一日一日を過ごして、
 これからも、ずっと貴方と過ごせていけるなら――。]
(22) 2023/04/03(Mon) 21:44:56

【人】 瑞野 那岐




[     ―――それは、最高の『なんでもない日』。**]



 
(23) 2023/04/03(Mon) 21:45:15

【人】 高野 景斗

[ 人は一人で死ぬものだ。 
 その考え方自体は大きく変わっていない。

 無理心中したところで、その死体が
 引き上げられたら、個と個で。

 同じ棺に入ることも、なければ
 あちらで再会できる保証も一つもない。

 だから、
ひとりでいい


 だから、ひとりが
こわい


 相反する思いはいつまで経っても
 解決することはない。それでも、その声が
 その存在が、怖さを消し去るほどの愛しさを
 教えてくれるから。 ]
(24) 2023/04/03(Mon) 22:48:40

【人】 高野 景斗

[ これまでに何度か、自宅で過ごしているところ
 掛かってきた電話に出ることがあった。

 どこで目にしたのか、あの厳格な父が
 MVの話題を出し、開口一番、

 "姿勢が悪い"と言うものだから、笑ってしまった

 あれは撮影だからどうしたって見栄えが重視される
 だとか、散々っぱら話したあとで、父は

 "ちゃんと食べているのか 困っていないか"と
 そう口にした。実に7年ぶりに会話したのを
 それを聞いて、思い出したくらいだ。

 ちゃんと食べている、生きている。
 そう伝えた後、入院している時
 意地を張らずに顔を見に行けばよかったと
 父母二人共えらく後悔したんだと聞かされて

 近いうち、顔を出すと約束したときも、
 彼はすぐ近くで見守るようにしてくれていたか。 ]
(25) 2023/04/03(Mon) 22:49:20

【人】 高野 景斗

[ 料理を覚えたと言えば、野菜を送ってくるようになったし
 母は"連れてきて"とうるさくなった。

 何一つ伝えてはいないのだが、
 察するものがあるらしい。

 フレグランスの話をしていた時だったか
 その後の話だったか。

 夏には蛍を、その話を覚えてくれていたのか
 彼の方から、祖父の家の近くが良いと
 言われ、僅か思案するような顔をした後 ]

 嫌じゃなければ、祖父母の家に行かない?
 だだっ広いだけが取り柄みたいな家だから。
(26) 2023/04/03(Mon) 22:49:48

【人】 高野 景斗

[ そう口にした。否と言われれば近場に
 宿のあてはいくらでもあると告げるだろうが。

 ――そもそも、こそこそと隠れなければ
 いけない事も、ないと思って。

 世間的には冷ややかな目を浴びることも
 あるのだろうと理解はしているつもりだが。 ]

 爺さんも婆さんも、孫には甘いから。
 稽古の時以外はね。

[ 彼のおかげで、ひとりではなくなったのに
 それをひた隠しにしなければと考えること自体
 少し我慢ならない所もあって。

 ――とはいえ、父母、祖父母世代には
 デリケートな問題かもしれないけれど。

 話してもいい?と聞き、許可を貰えたなら
 父母には話してしまうつもりでいた。 ]
(27) 2023/04/03(Mon) 22:50:07

【人】 高野 景斗

[ 共に休みの日、出かけることも
 少しはあるが、大掛かりな買い物、は
 これまであまりなかったと思う。

 要所要所、販売員の手を借りながら
 選ばれたそれは、勝負の時にも
 大いに役に立った、と言える。

 大晦日、父母には出演の話はしてあるから
 祖父母もきっと、テレビにかじりついていることだろう。

 舞台袖から電話を掛けて、
 声と愛をねだり、受け取った後。

 一歩踏み出すその時にも、
 その香りが背を押してくれた。

 黒のボトル、その香りの名は「英雄」

 卒業するには、うってつけと言えるだろう。
 君の思いを背に、その席を自ら、蹴り壊すには
 似合いすぎるくらいだった。 ]
(28) 2023/04/03(Mon) 22:50:40

【人】 高野 景斗

[ 出会って、二度目の春を前に、
 冷蔵庫の中には、取り寄せた苺が
 冷えている。

 フレグランスを買いに行った日、
 ついでに、と食器やグラス、カップ等も
 買い漁って。

 今ではこの部屋には二人分のモノが、溢れている。
 
 その日も、その香りに助けられたと言える。
 言葉は淀みなく、零れていたとしても、
 言葉通り、緊張はしていたから。

 夏か近づいた帰り道、
 もうすぐ、夏ですねと次の季節を
 なんでもないことのように言う君が居た。

 夏が逝く前、
 すべてが夢だったと思わされるような
 悪夢に魘されて、冷えた手を、
 救い出すように握ってくれた君が居た。 ]
(29) 2023/04/03(Mon) 22:51:10

【人】 高野 景斗

[ 君に会える特別な日々から、
 君がいる、当たり前の毎日へ変わりゆく頃

 告げた言葉を、告げられた言葉を、
 生涯、忘れることはないだろう

 一つ前の季節を思い出す、
 そのなんでもない日にも、

 
の隣には、愛する
がいる――。** ]
(30) 2023/04/03(Mon) 22:51:34

【人】 高野 景斗

[ ――コスチュームプレイを含む
 アブノーマルなプレイについて。

 自分は興味などない方、だと思っている節がある。

 節がある、というか。あった、が正しい。

 同性同士のカップルだと、オーラルセックスで
 十分に幸せだ、という人たちがいるらしい。
 実際そういう人たちの体験記などを拝見して、
 初夜に望んだ身である。

 望まれれば望まれるように振る舞うことが
 できる、くらいに認識していた自分の性欲。

 貪欲だったのだと気づかせたのは、
 ほんの少し年下の、恋人。 ]
(31) 2023/04/03(Mon) 23:18:32

【人】 高野 景斗

 ……何も言わないで。

[ とある日のこと。別にそうと決めているわけでは
 ないが、翌日が休み、という時に彼は良く
 泊まりに来るし、こちらも誘う事が多い。
 互い期待している事はなんとはなしに、感じ取るから
 やはりそういう日は、色々な事が念入りになる。
 
 そして浴室から出てきた彼に対し、
 何も言わないで、であるから、不思議そうな
 顔をされたとしても、致し方なく。

 おずおずと差し出したのは、新品、
 洗濯済み、のブルーストライプ柄のエプロン。 ]
(32) 2023/04/03(Mon) 23:19:04

【人】 高野 景斗

[ 調理する際に使うものについては、
 彼の好みを聞いた上で、キッチンの近くに
 二着、用意してある。

 この頃は自分も使うことが在るもので。

 ではなぜ、新品かと言うと。 ]
(33) 2023/04/03(Mon) 23:19:15

【人】 高野 景斗

 ……これ、着けた君と、したくて。

[ そういうこと、である。

 痛みを伴うようなアブノーマルなプレイは
 好まず。コスチュームプレイとて、
 見れば見たで興奮するかもしれないという
 思いはあっても、提案まではしたことがない。

 ただこれだけは、別といえば別、で。
 一生懸命働いているだけの君に、
 覚えてしまった欲もある。

 仕事している君に不埒なことをしたいなどと
 呆れられても仕方がないが、
 この所、そういった欲は素直に口にしているもので。* ]
(34) 2023/04/03(Mon) 23:19:26

【人】 瑞野 那岐

[風呂が長くなった時は、暗にそういう合図でもある。
 きっと彼も長くなっていることには気づいている、はず。

 それを口に出されることは、恥ずかしいから、
 できるだけ気づかない振りをしていてほしいけれど。

 ほんのりと上気した頬を隠すように頭からタオルを被り、
 自宅用の緩めのTシャツとハーフパンツを履いて、
 浴室から出てみれば。

 まるで正座するみたいに畏まったあなたがいて、
 いつもと違う様子に、タオルで口元を抑えながら小首を傾げた。

 目の前に差し出されたのは、
 真新しいながらも洗濯された、自宅向けのよくあるエプロンで。]


  ……俺に?


[既に彼の家には使用してるエプロンが、
 俺用のものと、時々彼も使う用として二着ある。
 だから、三着目?と素直に疑問符を浮かべたら。]
(35) 2023/04/03(Mon) 23:58:43

【人】 瑞野 那岐

[ぽそり、とエプロンを前に慾を告げられて。
 一瞬、理解できなくて。]


  え?


[思わず聞き返してもう一度視線をエプロンに落とした。

 『着けた君と、したくて』

 頭の中で反芻して、ぐるぐると思考を回す。
 自身が男ということが念頭にありすぎて、
 発想がなかったけれど、エプロンでしたい、といえば。]


  
……あー…………、



[ようやく合点がいったように感嘆を洩らして。
 タオルで隠れた顔が、ほんのりと赤く染まる。]
(36) 2023/04/03(Mon) 23:58:57

【人】 マシロ

 


[ "可愛い"ものが好きだった。
  可愛くなりたくて、いつの間にか好きになっていた。

  小さい頃 街ですれ違う家族連れがいつも
  子どもに紡いでいた、「かわいい」という言葉。
  ──可愛くなれば私もお母さんに、なんて淡い期待を
  抱いてしまったのが始まりだった気がする。

  可愛いものが好き。
 
それが愛される様を見て過去の自分を救っていた。

  可愛く在ろうとする道以外知らない。
 
親に愛されるための条件だと思っていた。



  わらわなきゃ。
  だって、"大咲"はたくさんわらうという意味だから。
  わらわなきゃ。
  ────いつの間にか義務みたいになっていた。 ]


 
(37) 2023/04/04(Tue) 0:07:17

【人】 マシロ

 

[ 腐ったように生きていく自分が惨めで、嫌いで、
  それ以上いやになる前にとうさぎの穴へ飛び込んだ。
  "独りでも生きていく術"は識っている。
  せめて"一人でも生きていける心"を持てるように。
  私の料理が、 私のなにかが、
  ──誰かの笑顔になれるように。


  貴方を初めて見つけた時、
  確か貴方は、じっと此方を見ていたんだっけ。>>2:-173
  穏やかそうな人だな、というのが第一印象。
  声音も春の陽だまりみたいに暖かくて、
  「カウンター席、おすすめですよ」なんて珍しく
  自分から、店員と距離の近い席へ誘導した。


  真っ直ぐに、自然に笑えた。
  他愛ない雑談を交わすだけで楽しくて。
  少しずつ好みを探るように変えていったブレンドが
  ぴた、と嵌った時の反応が、一等うれしくて。 ]

 
(38) 2023/04/04(Tue) 0:07:28

【人】 マシロ

 

[ 仕事終わりの

  終電を逃しても、多少の危険を顧みず歩いて帰ったのは
  貴方の名前に 夜 があると知ってから。

  孤独を示すだけの夜が少し好きになれたのだ。
  まるで貴方が近くにいるような気がして、
  ──独りぼっちじゃなくなれた錯覚に抱かれながら。
  そんな未来は有り得ないんだろうな、なんて諦観と共に
  雪のように 心と思考に 貴方が積もった。


  もし、 一緒に帰れる夜があったならどうしよう。
  もし、 想いの花が咲いたら、どうなるのかな。

  ────……答えは今、食卓テーブルの上にある。 ]


 
(39) 2023/04/04(Tue) 0:07:57

【人】 マシロ

 


 [ 三月うさぎが開く"なんでもない日のパーティ"も
   貴方となら毎日が特別ななんでもない日。
   何月でも、どんな季節でも、いつの時間帯でも。


   やっぱり神さまがくれた贈り物みたい、なんて
   アリスの冒険よりもおかしな夢見事だろうか?
   今までの傷も過去も、全部全部
   貴方と仕合わせて、幸せになる準備だった気がする。

   ねえ、いつか私たちに家族が増えるなら
   たくさんたくさん愛して、幸せに出来るって
   信じられるようになれたんですよ。


   ────……少し前の自分なら、嘘みたいな話。
   でも、これは全部、私たちの現実だから。 ]

 
(40) 2023/04/04(Tue) 0:08:04

【人】 高野 景斗

[ セルフで準備をしていると知っていたら
 ほぐす事から任せてほしいのにと唇を尖らせる
 事もあったかもしれない。

 が、羞恥を煽りすぎてもいけないし
 本人が気づかないで欲しいようなそぶりを
 するので、そちらには気づかないふりを
 することにしている。

 ――そうすると、彼の方からお誘いが
 掛かることもあるので嬉しい時もあるわけで。

 差し出されたそれ、自分に?と問われる
 言葉に小さく頷いて。

 一瞬、理解できないという顔をされたら
 ですよね、って表情を返したことだろう。

 それでも瞬きいくつか分で、
 したいこと、言いたいことは、伝わっただろう。

 タオルで隠された顔が、ほんのりと赤い。 ]
(41) 2023/04/04(Tue) 0:19:33

【人】 高野 景斗

 うん それで、いいです。

[ 求めていることを正確に把握した君が
 少し躊躇いながら、ぽつ、と返事を寄越して。

 躊躇いの中、職業上身につけるものを
 汚すような事をする、ことに対して
 思うこともあるのだろう。

 でもそれ、もう三十回ほど、俺も自問自答
 しているので。口は挟まないし、
 心を決めてくれたなら遠慮をするつもりもなく。

 身につけるまでの間、見ないふりを
 しつつ視界に入る、手慣れた身に付け方に
 ぞくぞくする。

 そう、これまできっと数え切れないほど、 
 それを身に着けて、自分にもそれ以外の
 人たちにも料理を振る舞って、幸せに
 してきたはずだ。 ]
(42) 2023/04/04(Tue) 0:19:46

【人】 グルメライター ヤワタ

――
い三日月に
綿
雲の、
――

[横で真白が寝ている。
幸せだなぁという実感が胸に湧いてくる。

そっと布団を抜け出した。
朝までに用意したくて。]
(43) 2023/04/04(Tue) 0:37:32

【人】 グルメライター ヤワタ

[嵩張るのを承知でモバイルプリンタは持参している。
この旅行で撮った写真を選別し、
真白を起こさないように布団から離れて印刷した。

次にカフェオレ色の色画用紙を取り出す。
家で既に正方形に切って四つ折りにし、開いて三角に折ってから両端を内側に折り込んで1/4の正方形にしてある。

それを開いて、左上に出発前に車の前でセルフタイマーで撮った写真を貼る。
右上と左下は折り込むので三角が二か所ずつ。
籠の中に積んだいちご、2つ並んだケーキボトル、いちごカレー。

右下は浴衣のツーショット。

それを再び折って、別のカフェオレ色の二つ折り画用紙の内側に斜めに貼れば、開いた時にポップアップカードのように写真が出てくる仕組みだ。]
(44) 2023/04/04(Tue) 0:37:50

【人】 グルメライター ヤワタ


 マシロちゃん、朝だよ。
 今日も良い天気で暑くなりそう!


[枕元に置いたカードに真白が気づいたらにこにこと頷いた。
写真の貼っていない三角の部分には


  『2023.04.04 しあわせの日に Yawata & Mashiro』


                      と書いてある。]
(45) 2023/04/04(Tue) 0:38:35

【人】 グルメライター ヤワタ

[平日でどちらの誕生日でもないが、「なんでもない日」を「なんでもなくない日」にするのは二人の得意技だ。

初めての場所に遠出して
二人でスイーツを作って交換して
一緒のお風呂に入って
隣の布団で寝たちょっと特別で
せな――
4合わせ
の日。

4が5になっても、6に7になって語呂合わせが上手くできない日でも、

朝起きて、晴れた空の青さを報せたくて、
雨だったら移動を心配して、
「おはよう」は誰よりも先に言いたい。

これからも 誰よりも 傍にい。**]
(46) 2023/04/04(Tue) 0:39:26
那岐は、景斗にキスをした。
(a0) 2023/04/04(Tue) 0:59:41

 




情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:人


トップページに戻る


←↓■□フィルタ

生存者 (3)

景斗
22回 残----pt

深夜に

那岐
14回 残----pt

貴方の隣に

マシロ
4回 残----pt

みてるだけ

犠牲者 (1)

コウメイ(2d)
0回 残----pt

 

処刑者 (1)

ヤワタ(3d)
7回 残----pt

寝/夕方一撃

突然死者 (0)

舞台 (0)

発言種別

通常発言
独り言
内緒話
囁き系
死者のうめき
舞台
置き手紙

一括操作




発言種別注目






















(0.15 CPUs)
運営 moonpupa
人狼物語 by あず/asbntby
人狼議事 by ななころび
トップバナー画像 by naomyplum
人狼物語画像 by Momoko Takatori
Schwarzwald(黒い森) by hagios
トロイカ TYPE:А / 哀愁のタタロチカ by かえるぴょこぴょこ/あさくら
ようちえんせんき かりんか / ハロリンカ / 凍れる水車 by かえるぴょこぴょこ/あさくら
霧雨降る街 / 少し大きな霧雨降る街 / 蒸気満ちる宴 by きりのれいん
メトロポリス / バビロン / ギルガメッシュ / Valhalla by すむろ水
ひなだん by hinaki
壱番街 / 壱番高校 by 壱猫[onecat]
外道大戦 by mtmt
都道府県キャラセット by kairi(企画代表)
繋<つなたま>魂 / 班帝家の一族 / H)SOCIUS(A by めいあ
もふぁんたじぃ / もふぉれすと by ほのゆる
Cathedral / 学園Cathedral / Grand Cathedral / 学園Grand Cathedral by Izuya
夜月町 by 夜月けい
南区 / 古今東西 by 南
IRO-COLORE(いろころる) by Izuya, 南
お茶会 / 演奏会 / 花見会 by ゆひろ
GNL / GNL+ by guiter-man
ジランドール / イルミネーション by may-co
シキメグリ by afinter
-汝人狼也-人物画 by 878, かんこ
closure / closure' by 閉
Emoricu / Cumorie / 黎明街 by milk_sugar
ワンダーズ言戯団 by pike
宝石箱《Jewel Box》 by 宝石箱制作委員会
文明開化 by sin
カティサーク by apricot with y_hyuga
月狼学園 / 人狼署 / 狼達の軍歌 by apricot
花一匁 / 桃酔郷 by さね
po!son / Girl's Talk by pure_g
madparty by シロクマ
rhizome by CH3COOH
曲芸会 / 曲芸会Hello! by otokasa
AtoZ by 築
瑞洋館 by ういろ
LastSunday / HeaVen by 志摩
かくりよ by plmi
桃色concerto by 桃昆布
狼兎 by クロマ
人狼ヶ谷学園の放課後 by 竜山明日佳
bAroQue / tradimento by souya
Bokuyume. by 卜部
FGOキャラセット by 有志一同
魔法少女は眠らない by 魔法少女チップ企画
Liberte by みぃな
噛志野医院 by manamiz
メギド人狼 by メギドチップ企画
absolventi by ぶんちゃん
歳時抄 by 小由流
文アルセット by 文アルセット企画
荘園パック by ARC(企画代表)
Friends by 真知
城下町の酒場 / 大神学園 by じっぷ
エッグ by 朧恩
ぐれすけ・ぷらす by 純
ニューホライズン by youden
バーバチカ / プトロレ by たべ
ユメツナギ by 天瀬春日
StarGazer / LittleStar by CONBE
御常紀学園 by HS_29
オハナシノクニ by オハナシノクニ制作委員会
Fragment of Jewels by 粉海月
花園女学院 / 他種族孤児院 by はこみ
xxxx組 by サイコ瓦
おりふし学園 by めんるい
Fairytale Syndrome by hTuT
Salute by むくっこ
Le parterre by イヌバラ
Troopers by 人類管理連合
お野菜キャラセット画像 by 無料素材倶楽部
Siuil a Run by 匈歌ハトリ
紫煙をくゆらせ by 空砂
RocketPencil by 山本羅刹
エトリエ / エトリエ・戦国 by とり
ボワボンボン by あとらそふと
古の迷宮 by とり夫
JEX Online by katarazu
煌夜の決闘 by ジュエルセイバーFREE
こだわりアイコン by fatcow
トランプ画像 by しろま空間
リンソン by moonpupa