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名前 | ID | 生死 | 勝敗 | 役職 |
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星層遺跡荒 テラ | master | 襲撃死 (2d) | 勝利 | 村人陣営:村人 村人を希望 |
紅月夜 チャンドラ | konaKURAGE | 生存者 | 勝利 | 村人陣営:共鳴者、宝玉 共鳴者を希望 |
墓守 トラヴィス | tasukete | 処刑死 (9d) | 敗北 | 人狼陣営:皇狼、宝玉 皇狼を希望 |
新人看守 ダビー | もちぱい | 処刑死 (6d) | 敗北 | 邪気陣営:決闘者、宝玉、邪気 決闘者を希望 邪気だった 運命の絆★アマノ |
模範囚 メサ | hundred | 襲撃死 (8d) | 勝利 | 村人陣営:狩人、宝玉 狩人を希望 |
知情意 アマノ | uni | 呪詛死 (9d) | 敗北 | 邪気陣営:凶狼、宝玉、邪気 凶狼を希望 邪気だった 運命の絆★ダビー |
不覊奔放 ナフ | rustyhoney | 処刑死 (7d) | 敗北 | 妖精:月兎、宝玉 おまかせを希望 恋心★ルヴァ |
叛逆者 ミズガネ | smmmt | 襲撃死 (3d) | 勝利 | 村人陣営:賢者、宝玉 賢者を希望 |
総長 メレフ | nonononchu | 処刑死 (3d) | 勝利 | 村人陣営:叫喚者、宝玉 叫喚者を希望 |
『不死兎』 ニア | yayaya8 | 処刑死 (5d) | 勝利 | 村人陣営:無思慮、宝玉 無思慮を希望 |
金糸雀 キンウ | sym | 襲撃死 (5d) | 敗北 | 人狼陣営:凶狼、宝玉 凶狼を希望 |
知能犯 ルヴァ | axyu | 生存者 | 敗北 | 悪霊:恋未練、宝玉 魔女を希望 |
中堅看守 アンタレス | sinorit | 生存者 | 勝利 | 村人陣営:魔女、宝玉 魔女を希望 能力を喪失 |
看護生 ミン | halmgn | 処刑死 (4d) | 勝利 | 村人陣営:共鳴者、宝玉 魔女を希望 |
環境破壊 イクリール | greenrotara | 襲撃死 (7d) | 勝利 | 村人陣営:叫喚者、宝玉 骨噛みを希望 元々は骨噛みだった |
![]() | 【人】 中堅看守 アンタレス「......本当にすまない。」 手に持った小瓶は満たされている。 空っぽのまま机の中で眠るはずだったもの。 使うからには責任を持つと決めた。 暴食の彼女はどう止めるか考え中。 ...だが、周りの人間が止めそうだなと思った。 (0) sinorit 2021/10/16(Sat) 22:02:30 |
ナフは、アマノの近くにいる。ずっといる。邪魔なら退けてくれて大丈夫です。 (a0) rustyhoney 2021/10/16(Sat) 23:10:49 |
![]() | 【人】 環境破壊 イクリールkira 投票ランキングkira トラヴィス:4票 よし!死んだ!楽しみだ! アンタレス:1票 あれ?私投票権あったんだったか? 「……何だかトラヴィス君が作ったのと違うな……?豪華さがあまり……」 こういう工作得意じゃなくて……作り直してください…… (2) greenrotara 2021/10/16(Sat) 23:16:39 |
![]() | 【人】 中堅看守 アンタレス>>1 アマノ 「......苦しめたくないんだが、先に殺していいか。」 自分が、...苦しむ死を得たものだから それが有りかどうかも分からないのに言葉にしてしまう。 「...眠るように、.........なんてことは、許されないか。」 小瓶を握りしめる 誰かを殺すのは、メレフ以来か。 (3) sinorit 2021/10/16(Sat) 23:19:11 |
![]() | 【人】 中堅看守 アンタレス>>4 アマノ 「...参加者以外に、とやかく言う権利はない。」 そこに座ってくれと、近くの椅子を指さす。 その間にひとつ唱えて、氷の 白い刀を作り出した。 「飲めば毒殺として扱われる。...それでいいだろう。 何かあれば私が引き受ける。うるさいやつは黙らせる。」 凄く雑な論だが、苦しめるのは本当に嫌だった。 自分が そうあると考えたら、苦しむことなく死にたい。 (5) sinorit 2021/10/16(Sat) 23:39:32 |
![]() | 【秘】 中堅看守 アンタレス → 墓守 トラヴィス*時空は遡るもの* 支えられた身体に、安心したように息を吐く。 今だけは休息の時だ、...今くらいは。 囁きに耳を傾け、迷うように口を開いた。 「......君は、死ぬのは怖いか? 簡単に生を取り戻せる中の、死だ。」 自分の身体冷えていく感覚を二度得て、男はどうにもそれが 苦痛だと感じてしまった。 「それでも、約束は守りきると決めた。......辛さも耐えることも、今崩れてしまえば全てがおしまいだ。 だから今は、...いや、もう少しだけ待ってくれ。」 勇気をだして踏み込んでくれたことは理解している。 それでも今はまだ、私のままでいたい。 全てが終わった時、弱音を吐き出すから 受け止めて欲しいと。 (-0) sinorit 2021/10/17(Sun) 0:00:21 |
![]() | 【秘】 墓守 トラヴィス → 中堅看守 アンタレス「……どう、だろうね。」 死を。痛みを自ら志望した男は、きっと『怖い』といえどそれを本当に感じていると断言するには足りない。痛みも、怖い。逃げ出したくなるほどに怖い。だが、やはりそれも自ら希望した。焼き切れる神経の感覚を思えば未だに震えが来るが、あらゆる感情を混ぜ捏ねた深淵を見るのは、それを思うときではない。目眩を掻き消すほどに叫びたいのは、それを振り返るときではない。 「……それよりも、私は、……私は、ひとりが、怖いよ」 それを見るくらいなら死んだままでいい。 そういう確信があるから、何度でも死ねる。何度でもそれを味わう気持ちになれる。少なくともそこに孤独はない。なぜならそこには何もないからだ。 何も見なくて済む。 「君が、私の孤独ほどに死を恐れるのなら。 わかった。走り切るまでは、私は君を待つよ。 私も、それを扱うのは本当に…………時間がかかるから」 あなたの赤い髪飾りをつん、と突いた。 「待っているよ、私のクランベリーちゃん」 (-1) tasukete 2021/10/17(Sun) 0:10:59 |
![]() | 【秘】 叛逆者 ミズガネ → 知情意 アマノ「上等。……幸せに生きるっつったんだ、大人しく殺られてたらキレるぜ?ま、一緒に居んのがあのナフだってんなら、意地でもあんたを引っ張って共に戦わせるのが目に見えるし。万一こっちが負けたって、あんたらとなら退屈しねえ幕引きになるだろうさ。 ……叛逆するっつった以上、僕らも負けるつもりねえけど!」 その様に語る口調は楽し気なもの。 彼らが幸せに生きる事を望み、そして自らが世界そのものの破滅を望む。……衝突は恐らく、避けられないのだが。それもまた楽しいと思える程には、充実していた。 「こちらこそ、話付き合ってくれてありがとな。……いい肴になる事、期待してるぜ?」 実際、直接の協力者とまでは行かなくとも、首謀者に武器を渡すなどの真似は行っているのだ。……関係がない、とは言い難いだろう。 あなたの報告が良いものであることを、叛逆者は祈っていた。 (-2) smmmt 2021/10/17(Sun) 0:14:45 |
![]() | 【人】 中堅看守 アンタレス>>6 アマノ 「......嗚呼、お疲れ様 アマノ。」 これ以上の言葉は不要だろう。 あとは思い合うもの同士で会話をすればいい。 一時でもそれを裂くのだから、いくらでも待つ。 その間に蘇生装置......カプセルタイプを申請した。 これで直ぐに蘇生が叶うはずだ。 2人の様子を見て 問題ないと判断した頃、手にした刃を心の臓へと突き刺すだろう。...直前に、ほんの少しの躊躇いを得ながら。 (7) sinorit 2021/10/17(Sun) 0:16:59 |
![]() | 【鳴】 紅月夜 チャンドラ「そういえば、この通信使えるんだった!」 「紅華〜!!呼んだだけ!えへ♡」 「こうしてお話ができる役割だったの、すっごく嬉しかったんだよねぇ」 (=0) konaKURAGE 2021/10/17(Sun) 0:18:33 |
![]() | 【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス「ああ、まあ。……既に退職された前のご主人とてそうだ、性処理させられただけでなく女性器までつけられているんだぞこっちは……今からでもどうにかできないか?」 理不尽を許容しなくてもいい、と思った瞬間に沸き上がるのはやはり前の横暴な主人の件で。雑な本音を零してから。 「……私視点での要注意、つまりはそういう横暴さがある看守様方をリストアップしたほうが良いのだろうな。無礼講が終わり次第すぐ呼びつけて貰えればいくらでも書こう、紙の大きさと具体的な事象を書くか次第ではあるが1枚で収める気はあまりない」 あなたの珍しい姿に男は一度目を丸くしてからくすくすと笑いを零した。あなたが真面目じゃなかったとまでは言わないが、華美な印象の中にしっかりと看守らしい思考が見えたのが少しおかしかったのだ。その上で睨みつけられてしまってはもうたまらない。ふっと吹き出して肩を振るわせるしかないのだ、どう足掻いたって。なんだ、あなたもそう思ってくれているんじゃないか。 「ふ、ふふ……っ、なんてひどいことをするんだあなたは、本当に全く憎めたものじゃない……親愛なるトラヴィス様もそのように怒られるのですね?」 どこまでも白々しく言いながら、会話中も食べ続けていたモンブランタルトの最後の一口を口に放り込んだ。本格的に縊り殺されてはたまらないのでそうなる前に退散するつもりではあるが。 (-3) uni 2021/10/17(Sun) 0:33:10 |
![]() | 【秘】 『不死兎』 ニア → 看護生 ミン「…………、おお、それじゃあ、……兎は椅子に、座る」 有難う、と再び零しつつ…… 勧められた椅子まで漂って、バンを膝に抱える形で座る。 少し辺りをキョロキョロした後は、ベッドにいるあなたを見て。 「キミの事が……、不思議だったんだ。 他の囚人とは違って、……罰を望んでいるように見えて」 自分の罪を自覚し、後悔する、という感情は理解できる。 それでも、同じ処刑を経験した自分からすると…… 「人間の本能が生きているのなら、"普通"は嫌じゃないか? 怖いのも、痛いのも…………、処刑されるのも」 「キミは"普通"に近しい感じがするのに、そんなキミが …………、どうしてあんなものを望んだのだろう?と」 純粋な疑問、故に、答えたくなかったら答えなくてもいいよ、と 付け足しつつ、その眼は何処か好奇心に溢れているかもしれない。 (-4) yayaya8 2021/10/17(Sun) 0:36:37 |
![]() | 【秘】 紅月夜 チャンドラ → 新人看守 ダビー「ふふ、かーわいい♡」 泳ぐ視線を見守って、今ここで撫でまわしたらきっと困らせてしまうからと撫でまわしたくなる気持ちをなんとか抑える。 「そうだね、君も僕も素直に。…でもお酒か薬は入れてもいい…? この年になってから急に素直に弱ってるのみせるの、すっごく恥ずかしいんだよね…」 (-5) konaKURAGE 2021/10/17(Sun) 0:42:42 |
![]() | 【人】 知情意 アマノ>>8ナフ 「ふふ……分かった。それじゃあ、おやすみ」 あなたがいつも通り であるかのよう にしているので、男もそんなあなたに対して投げかけるのは至って普通の言葉だった。たった一夜を超えるだけのような軽い言葉で。>>7アンタレス あなたが刃を突き刺す直前、男はあなたの躊躇いに気付いていたかもしれないが、それでも何を言うこともなかった。聞く資格がないようにも思えていたし、そもそもとしてそんな時間はない。 ひゅ、と喉の鳴る音が聞こえただろうか。そんな吐息が男の零す最期のまともな呼吸であったとその場の誰もが理解することだろう。描写をするまでもなく、その一手で男に与えられたのは即死という事実。椅子に座ったまま、氷に穿たれた雷はその生を終える。 (9) uni 2021/10/17(Sun) 0:43:38 |
![]() | 【秘】 紅月夜 チャンドラ → 叛逆者 ミズガネ「きゃ♡貰えるなら欲しいだなんて♡ けれど…簡単にはあげられないから、奪ってみせて? それに、重くったって構わない。自分がこんなに重たく…何年も計画して友人をつくるくらいなのに。人の重さに文句なんていわないよ」 両手を広げて、無邪気に表現してみせる。 「だからね。いっぱい欲しい!」 (-6) konaKURAGE 2021/10/17(Sun) 0:49:12 |
![]() | 【秘】 知情意 アマノ → 模範囚 メサさて、これはゲームの終了する直前まで遡る。 男はあなたの部屋に赴き、数度のノックを挟んでから……あなたが開錠するよりも先に扉を開くことだろう。 襲撃者としての訪問。廊下には一応、メチャオモティウムによって作られた拘束具をはじめとした各種処刑サポートAIとサポート器具。 「メサ。…… セファー が君の命を貰いに来た。抵抗せずに従ってくれると嬉しいんだが、どうだろうか」 (-7) uni 2021/10/17(Sun) 0:58:59 |
![]() | 【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ「 ハァ??? 」トラヴィスはここ一番デカい声をあげてキレた。ブチブチにキレた。 「お前それ耐えてる場合じゃないだろう、何を野放しに加担しているんだ。検挙するしかないな、退職した相手だから遠慮も圧力もあるものか、是が非でも息の根を絶つ。味を占めた性犯罪者は何をするか分からん、元の主人とは***だな?聞いたか大道具!逃せば貴様らの有給も虚無行きだ、キリキリ働け!」 ガン、と壁にフォークの柄をぶつけた。穴が空いた。 「……治療の申請をしたまえ、今すぐにでも。記録された肉体とは別の形となるだろうから、手続きはやや煩雑だが。スタッフは信頼できるものを配備する。私は能力の関係上、医療班にも噛んでいる」 深い息と共に立ち上がりかけていた身体をなんとか椅子に落ち着かせ、額を掌に預けた。ああ。頭が痛い話だ、何もかも。 「バカが。このバカ。大馬鹿者。嗚呼なんてことだ、何に怒っているのか最早分からんくらいに怒りの対象が多すぎる!わざとではあるまいな、ああ、ああもう。何より自分に腹が立つな。自責で死ぬかもしれん、……ああ……」 (-8) tasukete 2021/10/17(Sun) 0:59:20 |
![]() | 【秘】 紅月夜 チャンドラ → 不覊奔放 ナフ「うんうん、看守にちょっかい掛けないだけでも大分違う…。 あぁ、なら、少しだけ偽装しようか。………きっと君はもうおとなしくできると思うのだけど。宴が終わってから、僕が初めて会いに行くまで『今まで通り』を装える?」 そこで目撃者を作ってしまえば、上を口説くときの証人を作れるだろうと。 「はぁい、おいで♡ …ナフの髪、良いシャンプーとかで洗いたくなるな…私物持ち込んでみちゃだめかな… 」ハグの構えを見れば嬉しそうに応じて。若干邪念があるがそのまま貴方の頭もなでてしまおう。 (-9) konaKURAGE 2021/10/17(Sun) 1:11:23 |
![]() | 【秘】 模範囚 メサ → 知情意 アマノ「───アマノ殿ですか。いえ、襲撃者についてはあまり考えていませんでしたが…」 訪問者が扉が開けるのを見て、腰を落とした姿勢───臨戦態勢で、出迎える。 「拙は、生きようとしたいです。死ぬとわかっていても」 「少しばかり…抵抗をしてもよろしいでしょうか」 (-10) hundred 2021/10/17(Sun) 1:25:28 |
![]() | 【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィスあなたが珍しい反応をしたものだから、この男としても完全に想定外で大きく肩が跳ねる。少し呆気に取られたようですらある。 「え? ああ、そうだが……ええと、わざとではないし……***様の息の根を絶つ分には全く、全く問題ないが……寧ろいいぞやれ仕留めろついでに一発殴らせろくらいの気持ちはあるんだが……」 当時の自分がどれだけ諸々から心を閉ざして諦観し許容していたのかを今更になって痛感している。前主人に対する怒りもとい殺意はストップ高なのだが、それ以上に「これは怒っていい、耐えなくていい苦しいことだったのだ」という当時の一連の痛みに対して思った諸々の感情が正当化された気がして、眼鏡を外し目元を覆った。 「……今は別に、この身体でもいいと思えるから……治療しなくてもいい。それはそれと、して、」 声が滲む。ほんの少しだけ、ではあるが。傷付けようという意思がある相手に見せる姿ではないはず、だが。 傷ついた時に一人でいるのを選ぶなというのであれば、こうしてあなたに吐き出すのも許されるだろうと。 「なんだ、……そうか……、 痛がって……嫌がって、よかったんだ…… 」 (-11) uni 2021/10/17(Sun) 1:34:23 |
![]() | 【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレスあなたがアマノを殺し、トラヴィスの処刑が終わり、全ての工程が終わった後。 きっと全てが終わったのだと思ってどこかで休んでいるのだろう。 もしかしたらゆっくり食事でもしている頃か。 「やあ、元気かな?たくさん休めただろうし」 歓迎されないことをよく知っているので、まだ湯気の立つ皿1つを持って、あなたの前に現れる。 (-12) greenrotara 2021/10/17(Sun) 1:43:26 |
![]() | 【秘】 知情意 アマノ → 模範囚 メサ臨戦態勢を取っている相手を見て、こちらは思わず笑い半分のため息が漏れた。さて、骨が折れる程度で済むだろうか。 「好きにしたまえ。とはいえ私の身が危なくなったらすぐにサポートAIに阻止させるが構わないな? ……私も連日で死にたくはないのでね」 男もまた構える。雷光を纏い、いついかなる一瞬であなたが接近しようとも仕留めようという心積もりだ。 あなたという人間の制御を強める方法はいくつあるだろうか? 男をはじめとした狼は詳細データを見、襲撃に必要だからと追加で情報の申請も行い、この場で行える全ての対策を持ちながらこの場を迎えている。 (-13) uni 2021/10/17(Sun) 1:48:49 |
![]() | 【人】 中堅看守 アンタレス>>9 アマノ 突き刺した刀は貴方の死と共に音もなく消えた。すぐ様 頭に手を添え 上を向かせて、手にした小瓶の蓋を片手で開ける。 それを口に近づけて傾けようと...、したところで動きを止めて何かを思考する。 飴玉のように 小さく 丸く 甘いお菓子と偽り 貴方へと 愛しい者の願いで 目覚めるように 一度貴方から手を離し、右の手のひらに氷の器を生成してその中を毒薬で満たす。それに指先を軽く浸し、多少体力は使うものの念じて見せれば、液体から固体へ。 ころんと 可愛らしい飴玉の出来上がり。 出来た飴玉を指先で軽くつまんで 貴方の口内へと手を入れてから、喉の奥へ押し込むようにして飲ませた。 あとはその身を抱え、蘇生装置へと運ぶ。衝撃のないようにゆっくりと下ろして、蓋が閉じるまでは動かぬ死体を眺めていることだろう。 (10) sinorit 2021/10/17(Sun) 1:55:51 |
![]() | 【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ「馬鹿が」 滲む怒りと共に吐き捨てた。 「……散々言ってる。お前は耐えるべきじゃないと」 何が、慣れているからだ、と、かつてのその男を今から殴りにいきたいところだ(なんと、もう居ないのだ。喜ばしいことだが、全く喜ばしくない、とトラヴィスは思った。殴る相手がいない)。気づかなかった。幾つかのデータはかの看守に改竄され、それ故にここまで表沙汰になることはなかったに違いない。気づいていないままに看守をし続けていた。隣の理不尽を、犯罪を見逃して。今すぐにでもこの節穴の眼球に剣の本領発揮をさせるべきだ、と己の評価者が囁いていた。クソ、止めようとしている精神自傷を活き活きと復活させるんじゃない。 「貴様の精神は、過剰な自己犠牲は、…環境による洗脳にも近い影響が大きいのだろうよ。いいか、遊戯が終わればすぐに聴取と精神治療に叩き込むぞ、覚悟しておけ、大馬鹿者」 慰めるつもりはない。 ただ、それが、怒らないのならば。 どれほど怒っても足りないのだというところを見せねばならないと、トラヴィスは思った。 (-14) tasukete 2021/10/17(Sun) 1:58:49 |
![]() | 【秘】 叛逆者 ミズガネ → 紅月夜 チャンドラ「当然、分かってるよ。そのつもりで腕磨いとく。……あんたの眠りは優しかったから、万が一ダメでもそれはそれで、ってちょっとだけ思ったけど……それだと約束破る事になるしな。 ……ったく。本当に知らねえかんな!」 両手を広げたあなたの腕に、ぽす、と入って。 そのまま、自身も手を伸ばして、それはあなたの背に。そのまま、ぎゅー…っと。強めに抱きしめる。 (-15) smmmt 2021/10/17(Sun) 2:05:39 |
![]() | 【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリールアマノの死も 同僚の死も 酷く疲れを得るものだった。 だからきっと、あまり人がいない場所にいる事だろう。 寄りかかりたい人は今 装置の中に。 貴方の姿を見て、無意識下に半歩後退る。 「.........元気に、みえる か。」 皿に視線を向け、また半歩。 看守がこんな弱りを囚人に見せるのはどうなのか。頭ではそんなことを考えていても、身体は嫌がるように逃げていく。 右手を動かし、口元を隠すようにして覆う。 あの時と同じだ。...まだ やめてくれ とは声にしていないだけで。 (-16) sinorit 2021/10/17(Sun) 2:14:25 |
![]() | 【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス「全く。お疲れ様って言ってあげよう」 ついこの間と同じようにスプーンで掬って、あなたの側へと軽い足取りで近づき、あっという間に離された距離を詰め。 掬った一口は自分の口へ。 目の前で2回目の料理を味わう。……前よりも、うまく作れたように思う。 「……どうした?まさか貰えるとでも?」 あなたの顔を見てにやにやと問う。ここで食べる意味は、あなたへの嫌がらせ以外にない。 (-17) greenrotara 2021/10/17(Sun) 2:35:10 |
![]() | 【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィスこうしている間にも手の内にターコイズを隠している男は、あなたの言葉に何度も頷いた。胸中で暴れる苦しみを抑えなくてはクソ主人に対しての怒りを表明しようがなく、しかしこの苦しみも傷ついた故のものだから隠すのは止めてしまおうと。 男は自身が両性になってしまったという弱みを見せるつもりもなく、前の主人もまた男がそうするであろうと見てこれらの行為を行っていたのだろう。繰り返した性行為、そこからつけられた女の象徴、……独り、弱みを見せぬよう心を閉ざしていた男は当然口を開かなかった。男も己が男であると主張し続けていたのだから、結果として隠匿に協力してしまっていた形ではある。 摩耗し擦り減った精神は死にかけ、使うことを止めた感情はほぼ薄れ、ただ此処を出て死ぬことだけが意思だった。 それが変わった今、此処で生きることを意思とし、感情に振り回され間違えながらも男は此処にいて。あなたの働きかけによってやがて精神も健全なものへと戻るのだろう。 「――……わか、った……すまない、ありがとう……トラヴィス……」 ああ、本当に。周囲を頼れるようになってしまったな。 男は暫くそうして嗚咽を零していたのだろうし、落ち着いたら落ち着いたでなんとも居心地の悪そうな顔をするのだろう。 (-18) uni 2021/10/17(Sun) 2:35:27 |
![]() | 【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール本当に ものすご〜く嫌そうに、視線を逸らした。最低最悪の嫌がらせだ。 「要らない。」 即答。どうしてこうも絡んでくるのか。 嫌がらせをして何が楽しいんだ。 ...楽しいから嫌がらせをするのか。タチが悪い、最悪だ。 本当に嫌だ、約束がなければ絶対にもう話したくない。 無礼講は終わったんだ、用はないだろう。 色々な思いがありつつも、全て言葉にはしなかった。 黙って、視線を逸らしたまま動かずにいる。 逃げたところで追いかけてきそうだから、という理由で。 (-19) sinorit 2021/10/17(Sun) 2:55:00 |
キンウは、拘束の強化を受諾した。 (a1) sym 2021/10/17(Sun) 2:56:51 |
![]() | 【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス「だろうね」 短い答えに短い返事。 食べ進めているが、あなたが嫌がるであろう味の感想は伝えない。 代わりに。 「……なあ、あと2回は?」 当然、といった雰囲気であなたに問う。 (-20) greenrotara 2021/10/17(Sun) 3:05:05 |
![]() | 【人】 金糸雀 キンウ首に触れる。 いつもと違う拘束は、起きた事を考えれば仕方がない。 非常時とはいえ、取り決めを破った事も。 ……刑期は延びてしまったけれど、これ以上害のある行動はしないと示さなければならない。 ただ有用である事を示さなばならない。 約束が守られる事を、キンウも望んでいる。 (11) sym 2021/10/17(Sun) 3:05:23 |
![]() | 【赤】 金糸雀 キンウーーーそれはそれとして。 【報連相という言葉、お二人はご存知ですか?】 音声メッセージではない、短い文章。 目の前にいようとそうでなかろうと、表示された端末が向けられている。 そう。何も言わなかった二人にこの狼は拗ねている。 (*0) sym 2021/10/17(Sun) 3:12:22 |
![]() | 【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ男が泣いているであろうことは察しがついていて、今まで(150年!なんという無益な生!)繰り返し考えた、望んだ欲望はそれに酷い苦痛を覚えた。そうさせたのは私ではない。邪悪たるは以前の看守で私ではない──── けれど、己が同じ行為を出来るかと問えば、否、だ。何一つ理解はできなかった。吐き気と嫌悪を強く感じた。トラヴィスという男はほんとうに、凡庸で、犯罪を、心から厭っている。 「礼など」 必要はないと思った。それを見逃していた社会は、私でもあった。それを許していた社会は、私でもあった。恨め、と、それに囁くべきだ。私欲はそれを肯定する。だが、それは誤った社会だ。少なくとも、いま、その男は被害者として扱うべきだった。犯罪者ではなく。恨みを引き出して殺させるような精神治療の妨げは避けるべきだった。 「……それは、全て済んでからに、とっておけ」 男から目を逸らして。 トラヴィスは通信端末で、かつての看守についての捜査が始まったことを知る。 礼を受け取るべき時は、そう遠くないだろう。 (-21) tasukete 2021/10/17(Sun) 3:12:22 |
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![]() | 【赤】 知情意 アマノ「え……」 え……になっている。 「それはセファーがトムを殺したことか? それともセファー達がジャックに加担したことか? 他に何かあっただろうか…… 」 (*2) uni 2021/10/17(Sun) 3:16:33 |
![]() | 【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール「...... は 、... ?」当たり前のように問われた言葉に 思わず大きめの声が出た。 いや、確かにその約束だ。それでも、もう。 まだ終われないのか 終わりじゃないのか。 ドンッ とふらついた拍子に壁にぶつかる。 瞳が揺れて、弱りが目に見えて分かる。 気を抜いてしまったのだ、終わりだと。 喉が渇く。...口元を覆う手は首へと下がり、緩く撫でた後に詰まる息を吐き出すように息を吐いた。 答えが返せない。断る言葉も 受け入れる言葉も 上手く......。 (-22) sinorit 2021/10/17(Sun) 3:17:06 |
![]() | 【赤】 墓守 トラヴィス「私が死んだ時のことかな……アマノが拷問に向いた能力だからって思って頼ったんだけど」 指折り一つ。 「それともチャンドラが復活すること知ってて…結果的に秘密になってた件かな……」 指折り二つ。 「……心当たりが……多いな……?」 残りの指も彷徨っている。 (*3) tasukete 2021/10/17(Sun) 3:17:29 |
![]() | 【赤】 金糸雀 キンウ【そんなにたくさんあるのですか?】 あるの? 【セファー様がトム様を殺した事、驚きました】 【オリオンはトム様が何を望んでそのようにしたのか……何を聞いてセファー様がそうしたのか、知りませんから】 【事件の時もです。……オリオンは、オリオンは】 【チャンドラ様と対峙するセファー様と、それを支援するトム様を見て、酷く驚きました】 思い出して羽がぶわっ……したり、しょも……したりしている。顔よりも羽に出るタイプ。 【もしかすると、他にもなにかあるのでしょうか?】 (*4) sym 2021/10/17(Sun) 3:22:22 |
![]() | 【秘】 墓守 トラヴィス → 『不死兎』 ニアこんこん、とあなたの通る廊下の後ろで壁を叩く音。 「そこゆくお嬢さん、お急ぎでなければ私の茶会に招待したいのだけど、あなたの時間をほんの少し恵んでくれることをお許し頂けるかな?」 訳:ようそこの姉ちゃん、お茶しない? 「……約束してただろう?ひと段落ついたし、どうかと思ってね」 (-23) tasukete 2021/10/17(Sun) 3:23:25 |
![]() | 【赤】 墓守 トラヴィス「いやー、私が死んだ時はね。『殺してくれる?』『いいよ』くらいのもので、特に深い何かも無かったというか…… 強いて言うなら、君たちに絆されかけたから、絆されてなるものかと思って。基本的に私、他殺願望わりとあるから」 情報量のないやりとりが明かされてしまった。 要約するならばそうなのだ。 「あとジャックの方はなんも聞かされてないから知らなかったね……あの……血飲む?たまに支配するけど、って言われて、いいよ飲むー、しただけで……」 情報量のないやりとりが明かされてしまった。 こいつその場の勢いしかないのか? (*5) tasukete 2021/10/17(Sun) 3:27:27 |
![]() | 【赤】 知情意 アマノ「セファーがトムを……もうこれゲーム終わったからいいな、私がトラヴィスを殺したのは本人の申告通り。じっくり殺す羽目になったから 大分私も堪えた 」自業自得である。 「ジャックのほうは……ルヴァの知る完璧に少しでも近づきたかったのと、ルヴァの普段置かれている状況に腹が立ったのと、監獄に疑問を持っていたのと、こういう事件を起こすことであちこちで見られるであろう知情意に期待したからで……」 ジャックのほう、ガッツリ関わっている。なぜなら共犯者なので。レイドボスAだったので……。 (*6) uni 2021/10/17(Sun) 3:32:03 |
![]() | 【赤】 金糸雀 キンウ【絆されそうな相手に願望を叶えたもらったのですか】 完全に絆されてはいませんか、それ。 【たまに支配されるのは駄目ではないでしょうか?】 その場の勢い、支配する側としては確かに助かる。取り戻す事も容易かったため。 助かるけど、今回は裏目に出ているので駄目ですよ。 そんな顔で新たな拘束具のついた首を横に振った。 (*7) sym 2021/10/17(Sun) 3:33:57 |
![]() | 【赤】 知情意 アマノ「他は多分なかった気がする…… ああ、ゲームの前半でチャンドラが弱っていたのを君に教えなかったのはすまないと思っているが…… 実のところジャック以降は殆ど心身どちらかもしくは両方死んでいたからそれ以上のしでかしはしていないはず……?」 隙あらばしていたかもしれないのはよくないよ。 (*8) uni 2021/10/17(Sun) 3:36:12 |
![]() | 【赤】 墓守 トラヴィス「ジャックの方はねえ、あの、私、 放送聞いて初めてそうなんだーって知って ……だから事前準備も何にもなくて、ナフとアマノがメンバーなのも知らないし2人に話通ってたのも知らないし武器捨てていけば身内なのわからなくても攻撃されないかなってその場の判断でやったくらいで……」ほんとになんも知らん人でした 集合場所も知らん さまよってた (*9) tasukete 2021/10/17(Sun) 3:37:28 |
![]() | 【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス「私達囚人は、まだ、自由だ。昨日までと同じで」 この意味がわかるだろ。 あなたの様子を横目に皿の中身を食べ切る。量を少なめにしたのは、ここでは味見程度しかする気がなかったから。 そして味見の結果。 「もう少し改良の余地があってな。協力してくれるよな?」 今日用意してきたのは鋏だった。ナフに対抗するために使った大きなものではなく、テラに使った小さなもの。 行儀も悪く皿は床に置き去りにし、見せつけるように刃を向ける。 イクリールがすぐ動き出せばあなたに凶器が届くほど、今は近くにいる。 勿体ぶった足がそちらへ踏み出そうと動く。 (-24) greenrotara 2021/10/17(Sun) 3:45:57 |
![]() | 【秘】 『不死兎』 ニア → 墓守 トラヴィス音に気付く。浮遊する身体はゆっくりと振り返って。 「おお、トラヴィス…………、お茶会?」 一瞬だけ目がキラ……ってしたかもしれない。 何なら嬉しいのオーラも出てるかもしれない。 「そう言えば、ゲームの勝敗がついたのだったな? …………、行く……一緒にお茶、飲む」 こくこく、頷いてる。ふよふよとあなたに近づいて…… 着いていくよ!のオーラを確実に出している。 ▼ ニアが パーティに 加わった ! (-25) yayaya8 2021/10/17(Sun) 4:01:31 |
![]() | 【赤】 金糸雀 キンウ【私は、ルヴァ様の普段を知らないためそれについてはよく存じ上げません】 そもそも普段は常時拘束を受けている。そしてその状況に異を唱える事が無い。それが普通であると考えるからだ。 ーーー無知は罪であると、キンウは以前口にした。 知恵があるからこその苦痛を、キンウは知らない。 【……ただ、監獄に不満があるからと今回のような事件を起こす事は悪手であったとオリオンは考えます】 【失敗した時にどのような影響が出るか、セファー様のような方ならご存知でしょう】 事を起こすならば、成功させなければならなかった。 起きたという事実は、締め付けを強化する方へと向かいがちなのだから。 【……トム様……】 間が悪いと言うべきなのか。 それでもそこにいた事で治癒や蘇生が速やかに行われたのも事実であり。 難しい顔で端末を握り締めた。羽がバサバサしている。 (*10) sym 2021/10/17(Sun) 4:02:32 |
![]() | 【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ空中で避けろ、だなんて酷いことを言う。頭の中で、思ってもいないことを言葉にする。それを口に出すことはなくて、堪えきれない笑いだけが込み上げた。 空中で、しかも攻撃をすると決め切っている体勢で雷を避けられはしない。 避けはしない。 数度目の雷電の味。痛みと共に筋肉が収縮し、着地するので精一杯。けれど。 威力が弱い気がするな。 殴りにきた部分にもよるが、男は身体の脱力と重力に合わせて思い切りしゃがみ込む。腰より下を狙っていたのでなければ躱せるはずで、拳でそこを狙うのはまずないのではないかと想定する。 それが正しければ、次に行う動作は、飛び上がるように身体を伸ばして立ち上がりーー……、 あなたの眼前で勢いよく両手を叩くことだった。 大きな音がトレーニングルーム内に響き渡る。俗に言う、古典的な、猫騙しというやつだ。 (-26) rustyhoney 2021/10/17(Sun) 4:07:07 |
![]() | 【赤】 墓守 トラヴィス「……ああ、あれね。【大損をする勝ち目の薄い可能性】に【賭ける】って認識だとそう見えるかもね。少なくともあれ、ルヴァは一人勝ちだよ」 肩をすくめた。 ジャックのことは何にもわからないけど、ルヴァのことは少しわかる。 「彼の希望は幾つかある。どう転がってもそのどれかは叶う。だからそうしたんだ。他のメンバーは知らないけど、彼はそうだったよ、おそらく」 「……私は報酬先払いだったから、満足してるしね」 (*11) tasukete 2021/10/17(Sun) 4:18:10 |
![]() | 【秘】 墓守 トラヴィス → 『不死兎』 ニア「ふふ。今日はね、前はフレーバーのついたものを考えていたんだけど……ミルクティーをね、勧めようかなって」 話しながらたどり着くのは、以前にも言葉を交わした個室だ。 既に殆どの用意が済んでいて(この間にはなかったレースのテーブルクロスまであるのだ!)、残りは座ってロボの給仕を待つばかりといった具合だ。 「ストレートは……苦くて、飲むのに慣れが必要だけど、フレーバーでお茶の味をあまりわからないままというのももったいないからね」 椅子を引いて、座るように招いた。今日はちょっと紳士なのだ、この間よりは余裕があるから。 (-27) tasukete 2021/10/17(Sun) 4:24:10 |
![]() | 【赤】 金糸雀 キンウ【私は、ルヴァ様が愛のために何かを成そうとしていた事しか知りません】 【故に、勝ちも負けもわかりません】 【……ただ、】 【トム様のお話を聞いて、オリオンは思います】 【なにだか『わからない』もののために我々が巻き込まれていた事は、気持ちのいいものではありません】 ……ゲーム外で大切な人達が傷付く所を見なければならない事だって、胸が締め付けられるようだったのに。 (*12) sym 2021/10/17(Sun) 4:28:57 |
![]() | 【赤】 知情意 アマノ「……まあそうだな、ルヴァの一人勝ちだ。私としては……制圧するまでの間を耐え忍べばよかった上に、一対一ならそこまで分が悪いわけでもなかったのだがね」 看守二人、それも見るからに戦闘能力の高い二人を同時に相手せざるを得なかったからこその結果だと思っている。まあ実のところ看守二人以外にも様子を伺う者や働きかけを行うあなたという者もいたのだが。 「あとは……少し刑期が延びるくらいならば別にいいと思っていたのだよ。……残らねば得られない幸せがあったとしても、この狂った監獄で看守になってまで生きたいのかの自信がなかったんだ。あの話を貰った時点で、ね」 (*13) uni 2021/10/17(Sun) 4:31:46 |
![]() | 【赤】 墓守 トラヴィス「…………それが罪だよ、キンウ」 犯罪に焦がれ、憎み、足掻いた男は笑った。 「罪とは為したもの以外のものには遠く、届かないものだ。 知ろうと手を伸ばし、こじ開け、解体し並べても。 そこには本人以外理解のできない理屈があるだけ。」 かつてのお前もそうなのだと言外に指しながら、トラヴィスは端末越しに話しかけた。遠い。全ては。誰に知られる必要もないと、そのくせ傷だけは振りまいて駆けるように去っていく。 「知りたいのなら、墓守の列に並ぶことだ」 だから逃さぬように埋めなければ。 あるいはそれが、口を開いて語りかけるようになるかもしれないのだと、トラヴィスはこの間、知ったばかりだ。 (*14) tasukete 2021/10/17(Sun) 4:37:42 |
![]() | 【赤】 金糸雀 キンウ【私がチャンドラ様の害となる行為が目の前で行われるのに、何もしないとお思いですか】 問ではない。既に答えは示している。 【……それが、セファー様のみに留まらないとわかっていてもですか】 ーーー連帯責任を負わされる可能性を、僅かでも考えなかったのか。 否。考えても起こしただろう。そうでなければ皆を巻き込む場で、あのような事を起こしはしない。 それでも、 【この場所はそんなにも狂っていますか?】 此処で初めて『人』になれた金糸雀は、やはり理解を示せないのだ。 (*15) sym 2021/10/17(Sun) 4:42:31 |
![]() | 【赤】 金糸雀 キンウ【……】 【これが、そうなのですね】 命じられるままに、かつてキンウが行ったもの。当人すらわからぬ罪は、意味は、後から追ってきた。 何を思い告げられていた言葉だったのかは、キンウと共に燃え尽きてしまったけれど。 首に触れる。そこにある拘束具は、看守ならば知っているだろう。 これは言葉を失わせる効力を持つ。……目的は違えど罪を重ねたペナルティのひとつだ。 【それは……トラヴィス様達に並ぶ地位を得る、という事でしょうか?】 (*16) sym 2021/10/17(Sun) 4:55:49 |
![]() | 【赤】 墓守 トラヴィス「お前もやはり犯罪者だねえ」 椅子を揺らしながらトラヴィスは頷いた。 「それを問うことが傷を作ることだというのをまだ理解していない。お前、『そうまでして嫌がるほど嫌だった』ことを、『そんなに嫌なのか』と問うことがどれほどの痛みを生むか、わかって問うているのかい?」 こんこん、と端末を叩いた。忠告するには距離が遠いな、と、現状を少しだけ憂いた。 「……思考や価値観は同一にはならないのだよ、キンウ。それが本来の世界だ。ゆっくりと学ぶことだね」 (*17) tasukete 2021/10/17(Sun) 4:58:16 |
![]() | 【赤】 墓守 トラヴィス「学んだころには。 常にチャンドラのそばにあることも、きっと許されるさ」 墓守はなにも、己だけではない。 数ある未来のうちの一つを示して、トラヴィスは目を伏せた。 (*18) tasukete 2021/10/17(Sun) 4:59:44 |
![]() | 【赤】 知情意 アマノ男はそっと口を閉ざしている。 もうあんなものはペットではないと切り捨てられるつもりでいたのだ。友人になどなれやしないと切り捨てられてもいいと思っていたのだ。 【この場所はそんなにも狂っていますか?】というそれに男は口を開かずそれどころか目を逸らす。男の知っているこの場所は狂っていたから。 狂っているのが常ではないと学んだのもつい最近の事で、だからジャック前の男にとっては頷けてしまう言葉だった。今は、違うけれど。 (*19) uni 2021/10/17(Sun) 5:22:57 |
![]() | 【秘】 『不死兎』 ニア → 墓守 トラヴィス「ミルクティー……、存在だけは、知ってるぞ!」 それは存在しか知らないという……コト! 少しソワつきながらも着いていき、個室まで漂う。 「…………、おお、おしゃれ……、というやつ」 テーブルクロスを見てなんか呟きつつ、 椅子を引かれれば再び、おお……となって。 「有難う、」小さくお礼を告げながら座る。バンはお膝の上に。 「……ストレート……は、苦い? お茶のフレーバー、……は、あまり知識が無いから。 色々と飲んでみたい気持ちは…………、あるぞ」 好奇心旺盛ウサチャンである。またロボットが来るのかなあ? と周りを見渡した。うん。普通の談話室だね、再確認。 (-28) yayaya8 2021/10/17(Sun) 6:02:39 |
![]() | 【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール...——来ないでくれ。 言葉にはしない、というよりはならなかった。 貴方が近づこうとこちらへ足を動かすのであれば、男はフラフラと 後ろへ下がる。人が居ない場所を選んだんだ、きっとそのうち横も 後ろも 壁に阻まれて動けなくなる。 死にたくないと願って 殺して、その先がまだゴールではないと気付いて、正常にいられるほど今の精神は真っ直ぐにあれない。 真っ当だからこそ 1度安心してしまえば、......。 ヒールを軽く踏み鳴らす。バキンッ と足元から音がして、貴方の首を狙うように氷の刃が生成された。 ただこれは 貴方に触れる直前に跡形もなく消えていくものだ。 (-29) sinorit 2021/10/17(Sun) 8:17:25 |
![]() | 【秘】 墓守 トラヴィス → 『不死兎』 ニア「君によく似合うかと思って、装飾も茶器も華やかなものを選んだよ。ほら、君の服も柔らかな花に似ているだろう」 お洒落、といわれれば、選択の理由をわかりやすく述べる。この間持って来させたのはグラスだったから色合いもなにもなかったけれど、今日のティーカップは薄く花弁の形に透けていて、少女の選んだ服に合わせたように馴染んだ。 トラヴィスが座れば、図ったかのようにロボが控えめに紅茶のポットを持ち出して、各々のカップに緋色の茶を注ぎ込んだ。ほこほこと白い湯気があがる。 「色々飲んでみたいなら、ミルクを入れる前に一口飲む?そのままでも美味しいけれど……どうかな。好みにもよるのだよね、こういうのは」 フレーバーをつけたものはどうしても受け付けない人種とかいるし、実際のところは試してみないとわからないのが常だ。トラヴィスもカップを持ち上げて一口。うむ。馥郁たる香りの芸術。 「ちなみに私はブランデーと合わせるのが好み」 酒じゃんそれは。 (-30) tasukete 2021/10/17(Sun) 8:55:39 |
![]() | 【鳴】 看護生 ミン「ああ、これ私も使えるようになったんですね」 「はい、白雪様」 「こうしてお話しできたこと、私も大変嬉しかったです」 (=1) halmgn 2021/10/17(Sun) 9:37:40 |
![]() | 【秘】 知能犯 ルヴァ → 模範囚 メサ「本当に3000万人殺したんだ……。」 本音の感嘆。知らないうちに濡衣を着せられていたりする可能性はあるが、とはいえ大きく違うこともないのだろうと理解し。 「どうだろう。僕は君ではないけど。愛かもしれないね。僕のことはどう?」 そうであるといい。その思惑を元に放たれた言葉は、しかし間違っていないという推測もある。 「僕も殺されるのは嫌だし、できるなら殺したくはない。ここじゃあ難しいけど。」 これは己の本音だ。明日自分が何をしようともそれは変わらない。 「……この監獄が、もうちょっと殺したくない人に優しいといいのにね。」 慎重に本音をあなたに伝えた。 少年にとってのやりたくないことの連続を我慢しながら。 (-31) axyu 2021/10/17(Sun) 12:06:15 |
![]() | 【人】 不覊奔放 ナフこれは、勝敗が決っしてすぐのこと。 「センセェ」 くる、と振り向く。今日の処刑者を。 いつものように処刑室に向けて走る、ということはしなかったが。この男はやる気満々だ。 (12) rustyhoney 2021/10/17(Sun) 13:34:40 |
![]() | 【人】 環境破壊 イクリール「やっとメインイベントか!」 昨日は中止になった分、うきうきだ! 「よかったな、今日は主役だぞ。早く行くといい」 めちゃくちゃトラヴィスの背中を押す。グイグイグイ…… (13) greenrotara 2021/10/17(Sun) 13:38:45 |
![]() | 【人】 墓守 トラヴィス「……?」 察しが悪い人をプレイ。 困るととりあえず笑うタイプだ。 なんだっけ。主役ってすごい私に遠い言葉だな、この間ルヴァが言ったけども……イマイチ馴染まない、馴染むようになるのかな、などと関係のある単語をつらつらと脳裏に浮かべていたが、 「………………あ、……処刑?あれっみんな忘れてると思ったけどこれそういう感じの流れ?あっ、えーと、ふうん……そうなんだ……」 ぐいぐいぐい……(押されているのとは別方向に少しずつ移動したらナフがいたので断念した絶妙な動き) 「いや、ええー、良いといえばいいんだけど、参加率悪かったら私かなり落ち込むし辞めない?いや参加率の低さって別に本来悪いことじゃないんだけど長年の価値観がそうさせるっていうか、いやっこの間みたいに逆恨みするほどではないと思うけどでもやっぱ……ねえー!!」 もちろん、イクリールは聞いてくれないのだ(信頼と安心の確定ロール)。タグもっと豪華にしてあげればよかったかな、金入ったインクとかで…… (14) tasukete 2021/10/17(Sun) 13:48:08 |
アマノは、死んでいるので処刑に非参加だ。頑張れ。 (a2) uni 2021/10/17(Sun) 13:49:57 |
メサは、参加してもいい。多分死ぬのは処刑の後だと思う。 (a3) hundred 2021/10/17(Sun) 13:54:32 |
![]() | 【人】 不覊奔放 ナフ「俺は絶対にやる」 相手が誰でも絶対にやる。強い意志。 「参加率はそもそもそんな高くねーじゃン…?俺の時も二人しかいなかったよ、今ほら、少なくとも二人いるしィ、最小じゃねーよ」 そんなこと言いながらぐいぐいされていく トラヴィスと、ぐいぐいしていくイクリールの後をついていく。 「センセェ何したら死ぬン」 害意しかない無邪気な質問。 (15) rustyhoney 2021/10/17(Sun) 13:55:18 |
ミズガネは、殺って欲しいならやるが、それよりイクリールに警戒している。 (a4) smmmt 2021/10/17(Sun) 13:57:22 |
![]() | 【人】 中堅看守 アンタレス処刑を促す自由人2人を見て目を逸らした。 無かったことにならないだろうか。 どう足掻いても無理だと思います。 あまり気は進まない、あまりというか かなり。 私一人いなくとも気づかれないのでは?という思い。 正直まだ疲れが取れていない上にアマノを殺したことで......。 いや 後半はかなり自業自得、責任は持たなければならない。 そんなことを考えながらちゃんと処刑室に向かっていた。 参加するかどうかは......、別。 (16) sinorit 2021/10/17(Sun) 14:00:01 |
アマノは、与太時空で「えっ時系列どうしたらいいんだこれ、私蘇生後すぐにメサ殺しに行くのか?」になった。 (a5) uni 2021/10/17(Sun) 14:01:09 |
![]() | 【人】 墓守 トラヴィス「君の時はだって、遠慮があっただろ。君たち独り占めしたがるタイプだし」 分け合いたくないだろ?相方、と、首を傾げ。 「それはそれとしてね、私、なんでも死ぬといえば死ぬんだが、…………反射で治癒するからね。足一本くらいなら放っておくと生える。 強くはないけど手こずる ぞ、それなりに本気で来たまえ」鎮痛再生持ち高MHPエネミーだ。割合ダメージと異常無しでは手こずるタイプ。頑張りたまえ。でないと私が痛い。 (17) tasukete 2021/10/17(Sun) 14:02:48 |
![]() | 【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス近づくだけ逃げるような様が面白かった。 人間相手はどうしてもこちらが逃げることのほうが多かったし…… 監獄では騒ぎを見物したり横槍がせいぜいで。 「どうしたんだ?」 どうしたもこうしたもない。あなたが動揺をよく見せてくれているから。投票先の話し合いの際、死にたくない、と言っている所だって見れたのだ。きっと本当に嫌がってくれている。 故に、足取りはスキップのような跳ねるものへと変わり。 当たらないように消そうにも、あなたにはきっとタイミングが掴めなかった。 「そうだ、次のメニューの話、を、して……ッ!?」 刃が首に触れて、動いた拍子に皮膚を切って。 それを視認して、氷が消失してようやく首元を押さえ、しゃがみ込む。 触れないよう消す意思があったのなら致命的な傷ではないが、手の隙間から漏れ出る赤い色はあなたにも視認できるだろう。 (-32) greenrotara 2021/10/17(Sun) 14:03:23 |
![]() | 【人】 環境破壊 イクリール「……トラヴィス君、まさか、君……」 抗議をガン無視したイクリールは、あなたの説明を神妙な顔で聞いた。 「無限に食べられるのか?」 最悪の方向に結びつけた。死んでほしいけど殺したくはなくなってきたな…… (18) greenrotara 2021/10/17(Sun) 14:10:52 |
![]() | 【人】 模範囚 メサ「それは確かに…難しいですね、脳天から脊髄までを砕いて外してから肉を開いていくのがいいでしょうか」 焼き魚の食べ方じゃないんだぞ。イクリール殿が見てる。 (19) hundred 2021/10/17(Sun) 14:13:16 |
![]() | 【人】 不覊奔放 ナフ「俺はァ、ショーにしてくれッてェ言ったのにィ……まァでも、なンだ、その後の話は聞いたから、うン」 脚を巡って一悶着あったらしいのはある人に聞いたので。違いますとは言い切れなかった。 告白の前に死ぬべきだったか…?とは口に出さないだけマシ。多分。 「めちゃくちゃ俺と相性悪くねェ?俺そンなダメージ出せン……足生えるンすげーな……」 一発目は避けとこう、というかどうしよっかなといった具合。やりたい人はお先にどうぞ、でもある。 (20) rustyhoney 2021/10/17(Sun) 14:13:47 |
![]() | 【人】 墓守 トラヴィス「…………無限ではないかな。能力を用いるのにも限度というものはある。耐久性が高いというだけで死ぬには死ぬさ。足が生えるのも瞬間的にというわけではないし、休みなく傷がつけば死ぬ……痛いけど……」 痛いのは、痛いですね。の顔。 「メサの発案が非常に理にかなっていて嫌すぎる。なにより美しくないのが嫌だ。ほんとに嫌」 ほんとに嫌。の顔。 とはいえ殺し方は処刑人の自由だ。それもまた自身に向けられた感情ならば、トラヴィスは、おそらく、己は厭うばかりでないことを理解している。 (21) tasukete 2021/10/17(Sun) 14:21:50 |
![]() | 【人】 知能犯 ルヴァ「参加率悪いならしようかな、生存者だし、投票したし。」 勿論この少年には参加率も生存者であることも投票したことすらも関係ない ので、参加がしたいのである。なんでかというと、癪だからだ。「いいこと言ったように振る舞って結局殺されたがる奴、いっぺん殺しておきたい。」 つまりこれが目的の消え去ったあとの本音だ。だから貴方の思想とか願いとかは関係ないし、殺したくはないからキレてんのに殺す。矛盾。 そして当然のように銃以外の攻撃手段はないため、割合ダメージも状態異常もないよ!頑張ってね! (22) axyu 2021/10/17(Sun) 14:25:25 |
![]() | 【人】 模範囚 メサ「美しさには疎いですが…となると逆に、蘇生が続く限り都度腕を捥いでいくとかになりますが…結構辛いかと思いますよ」 厄介で時間のかかる方法に傾けるという手。イクリール殿が喜びそうなのが 懸念 。断末魔が天使の囁きならいけるかもしれない。 (23) hundred 2021/10/17(Sun) 14:29:33 |
![]() | 【人】 墓守 トラヴィス「いや、違う、死にたがってるわけじゃない。間違えないで欲しい。強めの感情で殺されたらいいのにな〜と……え!?ルヴァ……君…………?」 プロポーズを受けた女の感動のポーズになった。わざとらしい。わざとなので。怒られている時は存分に怒られに向かうのがトラヴィススタイルである。 ところで、私の味は他の誰でもなくこの私が決める、という意思を持って25を振るわけである。 (24) tasukete 2021/10/17(Sun) 14:30:58 |
トラヴィスは、ザマ見ろ……の笑顔。 (a6) tasukete 2021/10/17(Sun) 14:31:10 |
![]() | 【人】 環境破壊 イクリール「気をつけて行えば通常より沢山取れる……」 イクリールは学習した。トラヴィスは、豊かだ。 「美しく死にたいなら内臓だけ抜いてみるのは?ガワが残ればいいんだろ。 テラの時もやったんだが、背中側からやれば結構傷はバレない。君の服分厚いし」 本当に遠慮なくトラヴィスの背後に回り込んで、何の配慮もなく服を捲り、一切の合図なく背中にハサミを入れる。 バチン! (25) greenrotara 2021/10/17(Sun) 14:32:03 |
イクリールは、トラヴィスがどれだけクソマズでも美味しくしてみせる。安心してくれ。 (a7) greenrotara 2021/10/17(Sun) 14:32:40 |
アンタレスは、氷の中に閉じ込めてメサに砕いてもらえば死ぬのだろうかとか一瞬過った。あまり頭が回っていない。 (a8) sinorit 2021/10/17(Sun) 14:37:05 |
![]() | 【人】 墓守 トラヴィス「────ッ誘い文句一つ知らぬ台所女め!」 全く優雅でない!と振り向きざま女の腹を横から強く蹴りつけた。男に戦闘センスというものはさほど備わっているわけではないが、強化された肉体は女の肉体を蹴り抜いて壁へ叩きつける程度のことはやってみせる。勿論、それが"真っ当な優雅な女"であった場合だが。 マナーというものを知らんのか、とトラヴィスはすぐにその場から飛び退いて、食卓に座る客人から大きく距離を取った。遠くあるのは当然だ、この距離が無ければ凡人は天才と戦えない! (27) tasukete 2021/10/17(Sun) 14:42:03 |
![]() | 【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール反射か無意識か なんにせよ能力を行使し、他者を傷つけた。それは男にとって不本意なもので、しゃがみ込むその様子に近づこうと1歩 足を踏み出して......やめた。 ここで手に持つ鋏が落ちていたなら、考えたかもしれない。 自分を嬲るようにして2度目の死を与えてきた相手だ。その相手がまだ武器を手にしているならば、近づくのはいい判断とは言えない。 「......手当、を 」 と言葉にする癖に、1歩も歩み寄らない。 その様子に貴方はどう思うのだろうか。 それも含めて、今近づくことは避けたかった。だから男は動かない。距離を保ったままじっと見つめ、言葉を待っている。 (-33) sinorit 2021/10/17(Sun) 14:42:23 |
![]() | 【人】 不覊奔放 ナフはた、と目を瞬かせた。のは、今日の処刑者が処刑執行者に対して反撃を仕掛けているのが見えたからだ。 なら問題ないな、とさっき頭の中でぐるぐる回した『相性悪くね?』をどこかにすっ飛ばした。 強く踏み込んで高く跳び、 トラヴィスの頭上から踵落としを仕掛けに行く。 (28) rustyhoney 2021/10/17(Sun) 14:46:08 |
![]() | 【人】 墓守 トラヴィス直接頭は、結構困るぞセンスいいな貴様クソッ! と吐き出す暇があったら剣を盾にその足を防ぐべきで、(まだ電源入れてないから熱くないしこれただの金属塊ではないか!中世か!)ジャッ、と鞘から乱雑に抜き出された剣の腹がその踵を防ぐ。速度の乗った重みは圧力である。ぐう、と喉がうめく。胴体部分がガラ空きで凄く嫌だ、複数人と戦うってすごい無茶だなとトラヴィスのうちの観客は喚いた。煩い!生まれたばかりの演者は怒鳴った。 (29) tasukete 2021/10/17(Sun) 14:53:37 |
![]() | 【人】 環境破壊 イクリール>>27 「うわ馬鹿」 多少反撃は予想していたので飛び退きはするが、思ったよりも激しめだったので壁際まですっ飛び。 蹴られた腹を押さえて唸るような声。 「誰……ッが台所女だエセ貴族!エリマキハナモドキ!」 安全圏から激しめの文句。 (30) greenrotara 2021/10/17(Sun) 15:10:42 |
アンタレスは、これ私が参加しなくても大丈夫そうだなの顔をした。壁際に寄る。 (a9) sinorit 2021/10/17(Sun) 15:12:34 |
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ナフは、胴体がガラ空きなので胴体空いてるぞ!って周囲を見渡したかもしれない。誰か気付くかはともかく。 (a10) rustyhoney 2021/10/17(Sun) 15:21:58 |
![]() | 【人】 墓守 トラヴィス「アァ゛もう!」 ぎ、と膂力をもって剣を押し返し払った。 「頭は!反則だろうが!」 そんなことは全くない。 (32) tasukete 2021/10/17(Sun) 15:32:27 |
![]() | 【人】 墓守 トラヴィス「──ッ、ぐ、」 狙いは正確だ。胸部肋骨を正確に抜けて左心室を撃ち抜いた金属塊は体内に衝撃打を残してそのまま背部へと抜ける。 常人を超える速度ではないから何だというのか?常人は、当然、銃弾を越える速度で動けない。ど、と遅れて左足がたたらを踏んだ。治癒が始まる────しかし拍動のリズムが崩れれば、直ぐに肉体を動かすことはままならず、痛みに呼吸も乱れてゆく。 (34) tasukete 2021/10/17(Sun) 15:41:26 |
![]() | 【人】 模範囚 メサ行われる処刑を一瞥しながら、思案。 罰というのにも、様々あるという事は、理解が及んできた。 恐らくは、あれも彼なりの罰であったのだろう。 とはいえ、自分が納得できるかは別であった。 苦痛による贖罪を望んでいた囚人に、それを与えなかった看守。 憤りは、今も胸の奥で揺らいでいた。 宴もたけなわ。 ここでやり残した事は今後の監獄生活にて胸に残ることもまた、理解に及んだ。 (36) hundred 2021/10/17(Sun) 16:12:22 |
![]() | 【人】 模範囚 メサ「──すみません! 拙も一発殴っていいですか!! いえ、殴らせて頂きますね!!」 清算は、済ませなければならない。 決断をし、清廉な敵意を向ける。 (37) hundred 2021/10/17(Sun) 16:14:40 |
![]() | 【人】 墓守 トラヴィス「死ぬ、……だろ、」 銃創から溢れる血液を押し戻すように胸部を強く抑え、呻いた。死ぬためにやってんだよ。 澄んだ凍土の風に似た殺意に、自然背後を意識する。剣の柄を握るために必要な神経が優先して回復される。防げる気もしないのに、しかし無策で受けるのは絶対に、ごめんだ! (38) tasukete 2021/10/17(Sun) 16:19:46 |
![]() | 【人】 模範囚 メサそこから、よろめく墓守の前に出るのは速かった。 一足で彼の懐に潜り込み、息を吐く。 外面を剥がさない、という要望を聞き入れて、 掌を開いたまま、最短距離、最高速度で彼の土手っ腹に叩きつける。 掌底。内側より臓腑を破壊する。 上手くいけば喀血くらいは派手に出来るだろうか。 (39) hundred 2021/10/17(Sun) 16:25:02 |
![]() | 【人】 紅月夜 チャンドラ「…やってるねぇ」 どれくらい回復したんだろうか…とゆるりと思考する。 部下のしぶとさだと感覚を開けて数人が、では死なないのではないだろうか?という疑問と、散歩にいきたくない犬みたいな気持ちで処刑室に遅れてやってきた。 (40) konaKURAGE 2021/10/17(Sun) 16:36:08 |
![]() | 【人】 墓守 トラヴィス衝撃は、強化肉体とはいえその骨格と筋肉を幾つも崩壊させてゆく。ぱりぱりぱり、と、存在しない膜が剥がれ落ちる幻聴を覚えた。天才の脳ならばそれを知覚し、視床下部の治療メインシステムの異常音だと察することができただろうか?しかしトラヴィスはそうではない。思考したのは、 間に合うかこんなもの、 突き上げるように消化液と体液と血液、断裂した骨とずたずたに破壊された内臓が口から、鼻から勢いよく噴出した。ずる。少年めいた男の発達した手腕に、青年の肉体は崩れ落ちる。円形の穴が空いている。 咳込むほどに正常な機能は残っていない。どくどくと流れる液体をそのままに、治療システムが鈍く脊髄の回復をはかっているのが視認できるだろう。 (41) tasukete 2021/10/17(Sun) 16:43:15 |
![]() | 【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス近づかないあなたの顔面へ向けて、鋏を投げつける。 狙いは適当だ。感情のままに投げただけだから。 「……いや?君が死んでから、私も治療を受けに行くから」 油断した。反撃が来ないと思って。 片手は首を押さえたまま。あなたへ最大の警戒を込めた目線を向ける。 「どうしようか……こっちでいいか」 昨日と同じ包丁は持ってきていなかったので、細く薄い刃のものを引っ張り出した。 立ち上がって、そちらへ近づく。 (-34) greenrotara 2021/10/17(Sun) 16:45:07 |
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キンウは、躊躇いながら処刑室へ赴いた。 (a11) sym 2021/10/17(Sun) 16:53:46 |
キンウは、穴が空いた腹を見た。 (a12) sym 2021/10/17(Sun) 16:54:05 |
![]() | 【人】 環境破壊 イクリール「ははは!あんなにガワに拘っていたのに汚いな」 自分が手を出すまででもなさそうな様子に、心底楽しそうに拍手する。 おかげでのんびり鑑賞できるし、さっき蹴られたところがまだ痛いのも全く大丈夫になってきた。 (43) greenrotara 2021/10/17(Sun) 16:54:38 |
![]() | 【人】 不覊奔放 ナフ大穴が空いている胴体と、真っ赤に染まる周辺を見た。 脊髄が動いている様子も眺め、おおーなんて無邪気な歓声をあげる。 そして、それによって、あぁまだ死ねないんだな、とも思った。 脚を踏みしめることもなく、ただ近くへ。まだ動いているその身体へ。手を抜いたでも、この程度ならとたかを括ったわけでもなく。 走っていくよりも、『タメやすい』から以外の理由はない。 「センセェ、」 呼ぶ、というより漏れた声。呼びかけ。こっち向いて、ととれるかもしれない、もし聞こえてさえいればだが。 しかし振り向くほどの猶予もなく。さっき反則だと言われた頭部に向けて。鋭い蹴りを放った。 (44) rustyhoney 2021/10/17(Sun) 16:55:01 |
キンウは、2,3歩後退った。 (a13) sym 2021/10/17(Sun) 16:55:28 |
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![]() | 【人】 墓守 トラヴィス返事はない。 するための軌道は塞がっている。 頭部への衝撃は、頭蓋内部のそれを激しく揺らす。 ばつん。ばつん。 音のない音を聞いた。彼の脳はそれを認識したが、彼の意識が意識したわけではなく。システムが明滅している。崖から落ちる幻。脊髄だけが残る肉体が支え無く繋がり続けるはずもない。 上部と下部がばきりと音を立てて分かたれ、別々に床に倒れ込んだ────右指が。なにかを掴むように、震えた線を描く。もがく。未だ、それは、生きている。 (45) tasukete 2021/10/17(Sun) 17:04:18 |
![]() | 【人】 知能犯 ルヴァ「死にはしないんだね」 予想外、を孕んだ声。 しかしそれを取り繕わなくていいぐらいに『間に合わない』だろうなと推測している。己が試して、使って理解しているから。 両手で拳銃を構えたまま近づいていく、焦らず慌てず、されどしっかりと己のできる限りの完全を示しながら。生きているのなら視界はあるだろう。又は聴覚はあるだろう。覚えてもらわねば。 「さようなら」 ニアにやったように銃口を貴方に突きつけて。 但し位置は貴方の上半分の上、あなたの眉間。既に血に汚れているあなたの顔に、それでも醜いのは受け付けないのか、真ん中をできる限り定めて。 あなたの顔を割った。 振動、反動、やはり少しズレたかもしれない。 でも少年は笑顔のまま、終われば何事もないように下がって、 「人が嫌がることやるからだ。」と最後に呟いた。 死体には聞こえてはないだろう。 (46) axyu 2021/10/17(Sun) 17:24:12 |
![]() | 【秘】 知能犯 ルヴァ → 墓守 トラヴィス──これは昨日の囁き声の続き。 「来るよ。その時まで生きて、覚えてもらわないと。その時力を持って私の存在を知ってもらわないと。世界が変わっても私は忘れられたままなら意味がないからね。」 もう一度肯定してあげる。 勿論自分の立場から貴方への肯定、それは呪いとも言われる洗脳になり得ることを知っていて、そのつもりでいる。 そう、覚えてもらう役に貴方を選んだのだから。他の誰もが忘れても覚えてもらわなければ、他に誰が覚えていると保証できるだろう?そう思考している。 「幼少時の失敗を認識した時点でなおしておくのが最善だからね。正直一時期鏡が見れなくてね、それは色々と不便だったからまるきり変えてもらったよ。流石に体のオーダーメイドはない時代でね……」 己が作り出した顔も耐えられなかった時期があった、というような元ならトラウマになったような話を一つ持ち出す。そう、なんでもないように語るのだ、実際解決法を実行し、解決したのだから。少年はそのような男だ。 今は貴方の出した鏡にだって動じていないのだし。 そして、その話題に目的はない。 それは友だから言うのか。答えは聞いたって意味がない。少年は天才だが、そんなことは考えたこともない。 「その時まで私は待っているよ。じゃあ、又いつか。」 待つのは貴方だろうに、別に明日も会わないことはないだろうに。そんな言葉をあなたにかけて、終わるのだった。 (-37) axyu 2021/10/17(Sun) 17:24:51 |
![]() | 【人】 墓守 トラヴィス天才は彼の脳を知っている。その治療プログラムを理解している。仕組みを、ハードの位置を完全に把握している。眉間からどの角度で撃てば「それ」に届くか知っている。どう破壊すれば機能を失うか理解している。ならばそれは、彼こそが止める、彼の心臓部だ。 落ちて行く崖の底から夜の空を見た。 暗く落ち続ける深淵の先で、ぎらぎらと燃える恒星が幾つもそらを飾るのを見ていた。 遠く、しかし、それらは遠ざからないことを、 彼の魂は漸く覚えたばかりだ。 やがて底に着く前に、生命活動は完全に停止した。 (47) tasukete 2021/10/17(Sun) 17:34:19 |
トラヴィスは、骸になった。治癒は停止している。 (a14) tasukete 2021/10/17(Sun) 17:34:47 |
ルヴァは、下がりきらずに、骸を見下ろした。 (a15) axyu 2021/10/17(Sun) 17:51:33 |
![]() | 【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリールやはり近づかなくて正解と言えただろう。...とはいえ そう遠くない距離、投擲されたものを瞬時に避けることは叶わないが、代わりに左手を顔の前に出し、顔面への刺突を防ぐ。 「......ッ、」 悲鳴は押し殺して 直ぐに手のひらに刺さる鋏を抜き、床へと放り投げた。勢いよく投げたものだから、カランッと 音を立てて落とされるのだろう。左手の傷から血が滴る。 警戒の込められた視線も普段ならば気にも留めずにさっさとこの場から離れて いつも通りに在るわけだが、貴方に対して従順に死んだあの死があるからこそ まだ動けずにいる。 無意識 反射 そういったものでなければ反撃を行えない男は、近づく貴方を見ていることしか出来なかった。 (-38) sinorit 2021/10/17(Sun) 17:51:51 |
ナフは、じっとそれを見ていた。 (a16) rustyhoney 2021/10/17(Sun) 17:55:32 |
![]() | 【人】 金糸雀 キンウトラヴィス様。 唇が動いても空気を震わせる事はない。 言の葉は出ない。 僅か、動いた手を、指を、 動かなくなったそれらを見て、 キンウは目を伏せて祈りを捧げた。 キンウはそれしか知らなかった。 (48) sym 2021/10/17(Sun) 17:57:19 |
![]() | 【人】 環境破壊 イクリールイクリールは学習した。 馬鹿正直に貰っていく、などと宣言する必要はないのだ。 そ〜、っとトラヴィスの足を引っ張る。いまだかつてない 存在感の薄さで。 (49) greenrotara 2021/10/17(Sun) 18:00:26 |
キンウは、イクリールを<●><●> (a17) sym 2021/10/17(Sun) 18:03:28 |
アンタレスは、参加しなかった。処刑が終わる頃、目元を手で覆いお疲れモード。 (a18) sinorit 2021/10/17(Sun) 18:04:28 |
![]() | 【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス「……全て済んでから、か。全て済む前に私もあの方の顔面一発殴れないだろうか」 暫くして大人しく泣き止んだ男の開口一番は先程よりは怒りの割合が高まっているものの、それでも口にしたのは受けた行いからするとあまりにも優しすぎる、怒りの発散という点では下手だという他ない控えめなものだった。精神治療を終える頃には恐らく何回殺していいかの話に発展するのだろうがそれはまだまだ先の話。 殺す前提で話すのはとても良くないことなので今のうちに前主人の件が恙なく終わるほうがいいとは思われる。前主人がそんな幸運に恵まれるかは知らないが。 眼鏡を付け直すもやはり目元は赤かった。それでも平静なままある程度振る舞えるようになったのは回復と言えるだろう。男はそっと立ち上がった。片手で自分の顔、具体的には目尻を指でなぞるようなしぐさを挟み。 「などという一割冗談はともかくとして、……今私はあまりいい顔をしていないだろうから、一旦失礼しようと思う」 顔を洗ったり精神を落ちつけたりと色々必要になると思うから。 (-39) uni 2021/10/17(Sun) 18:04:43 |
アンタレスは、暴食を警戒していたが宣言すると思っていたので見ていなかった。...疲れている。 (a19) sinorit 2021/10/17(Sun) 18:05:07 |
![]() | 【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ男が殴ろうとしたのはあなたの胸、つまりは腰より上にあたる。あなたが思い切りしゃがみ込んだことで空を切った拳に舌打ちをするのとほぼ同時、立ち上がる動作から繋げて来れるであろう攻撃を想定して一先ずは放電で逃れようと意識を集中――した矢先の出来事だった。 眼前で叩かれる手、聴覚をひどく刺激する音、跳ねた肩、……閉じてしまう瞳。集中を乱されたが故に雷光も僅かな残滓を残して消え失せてしまった。己が何をされたのか自覚したところでこの一瞬に視覚情報を失った事実は変わらず、続いて瞳を開こうにも直前と異なる景色が広がっているのは間違いない。 瞳を開いた男が目にする光景はどのようなものなのだろう。この一瞬、男からあらゆる行動を奪ったあなたに可能な行為は、少なくはなかったはずだ。その『行為』は男に何をもたらし、あなたに何をもたらすのだろうか。 (-40) uni 2021/10/17(Sun) 18:05:07 |
イクリールは、キンウに、(*˘︶˘*)ノ (a20) greenrotara 2021/10/17(Sun) 18:06:39 |
ルヴァは、見えているが気にしていない。脚一本なら回復するのだろうし。 (a21) axyu 2021/10/17(Sun) 18:07:04 |
キンウは、せめて美味しく食べられることを願うのみだ。本当にそれでいいのか? (a22) sym 2021/10/17(Sun) 18:09:03 |
![]() | 【秘】 模範囚 メサ → 知情意 アマノアマノは既に警戒を済ませ、出る方向は彼の立つ扉の一箇所。壁面は…流石に硬い。全力を持っても破壊に8秒はかかる。論外だ。 故に…生きるのならば正面から突破しなくてはならない。 「ーーーで は 」 地面を蹴り、飛び上がった先は自室の天井。 空中で姿勢を転換、天井に"着地"し、蹴る。 壁面、天井、壁面、壁面、床、壁面、壁面、……… 一瞬でも視線を逸らせば、懐に飛び込める。 彼の能力が発動する前ならば…体制を崩させての脱出、可能性は高まる。 自分なら、出来ない事はない。 ーーーここだ。 絶好の足場、"敵"の視線も多少は揺らいだろうか。 熱された脚の筋繊維が収縮を極め、後はそのバネを伸ばすのみーーー (-41) hundred 2021/10/17(Sun) 19:02:43 |
![]() | 【秘】 模範囚 メサ → 知情意 アマノ『でしたら、また夢の話でもしましょうか』 踏み切ろうとした時、脳裏を掠める思考。 その分、踏み切るのが遅れる。 それはコンマ数秒の話であり、同時に2人の戦いならば勝敗を分つほどの。 「……………はは」 人というのは…致命的に考えることが多い。 (-42) hundred 2021/10/17(Sun) 19:04:23 |
![]() | 【秘】 墓守 トラヴィス → 知能犯 ルヴァ蘇生の為の棺の中。 落ちた崖の底の底に揺蕩う意識は、細胞の再生とともに記憶を浮かび上がらせていた。ひとつ。ひとつ。気泡が上がっては耳の横で、視界の端で弾けていく。 (ここは海溝だ) 意識は、いつか見た調査資料の水音を感じた。肉体には血液が充填されていくが、それは生物の体温を伴わず、じっとりと滞ってその時を待っている。 ご、ぷ、 一際大きな水音が影を伴ってゆっくりと、崖の底へ、落ちていく。 力強い鰭の動きは失くしたのか、ただ水流に任せて落ちて行く。海底で海百合や蟹、目ばかりが大きい魚やめくらの生き物たちを その身を捧げるのだろう。鯨の墓。墓守はそこに行くべきだろうか。 きらきらと輝く海面は遠い。 その時まで私は待っているよ。じゃあ、又いつか。 トラヴィスは、彼の知る墓場は星の上にないことを思い出した。 (-43) tasukete 2021/10/17(Sun) 19:07:21 |
![]() | 【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ寒い、と、彼は感じた。 マリンスノー降る静かな海底へ、沈みゆくばかりの己ではいけない。けれど身動きが取れぬほどに体は強張り凍りつくようで、慣れ親しんだ、臓腑を煮え立たせるような、あの熱がここには足りない。 (あれはなんだったか) 指が痙攣する。爪先から泡がぽつりと上がった。 私の焔は、どこにあっただろう。 親愛なるトラヴィス様もそのように怒られるのですね ────嗚呼。それは怒りだ。慣れ親しんだ私の憎悪。憎むべき罪。静かな海は私の居場所ではない、星々のそら、目を灼く程の偉大な焔!私は手にしなければならない、それを、この手で掴み潰し上げねばならない! 痛がって……嫌がって、よかったんだ そう──── 苦痛と絶望は全て!跳ね除け、支配し、息の根を止め、二度と甦らぬよう見張らねばならない、これが、生存、 生存、生存の為の焔! 亡霊でなど居られるものか! (-44) tasukete 2021/10/17(Sun) 19:19:42 |
トラヴィスは、心臓を動かした。 (a23) tasukete 2021/10/17(Sun) 19:20:04 |
![]() | 【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノあなたの目が閉じられたのを見、雷光が散っていく様を見た。典型的で卑怯で単純な手でも、不意打ちともなれば効力は十分だ。 目の前には、欲を湛えた柘榴色が、覗き込むほどの至近距離に。それ以外には何も目に映させんとでも言わんばかりに。甘ったるく、あなたのターコイズを覗き込もうと。 そっと打ち鳴らし終わった片手を拳の形へ。もう片手であなたの肩を掴もうと。そして、あなたの腹、鳩尾を狙って打ち込みにかかる。グッと後ろへ引く。麻痺のせいで動作自体は一瞬一瞬の遅れが出ている。普段通りのあなたであれば避けられそうなものだが、さて。 威力も普通の人間程度には抑えられている。しかし、当たれば当然そのくらいのダメージは出るだろう。 (-45) rustyhoney 2021/10/17(Sun) 19:49:10 |
![]() | 【秘】 看護生 ミン → 『不死兎』 ニア他の人とも話をしていて、自分が奇妙に見えるというのは理解してきた。だから、怯えることもなく答えることができた。 「もちろん、痛いのも処刑も『それそのもの』は好きやないよ。ただ、ニアはんの言う通りただ罰が欲しいだけなんよ。 しんどいのに耐えてる間は、『囚人として正しいことしてるなぁ』って思えるから。ちょっとだけ気持ちが楽になるんよ。 ……それでも、あの処刑はさすがに辛かったけどなぁ」 そう言ってから、自身の処刑のことを思い出したのか。少し目を伏せる。でもそれはごく少しの間だ。 「けど、普通に見えるっていうのは嬉しいわ。ありがとうなぁ」 (-46) halmgn 2021/10/17(Sun) 20:06:04 |
![]() | 【人】 知能犯 ルヴァ>>51 ナフ 「…………っ」 それが了承の意味なのは認識し、返事をしようと口を開こうと。 だから、貴方のその次の反応に対応はできない。向かってくるのを認識し、己の身体は唐突な突進に僅かに後ろに倒し。 但し少年の反射的な反応はそれだけだ。避けることもしない。そうならないように制御する。殺される約束だから。騒動の主犯にもなった少年は案外約束を違えない。 腹に素早くも鈍い一撃が入り、少年は貴方の力によって踏ん張ることもできずに大きく後ろによろける。右手に銃を握ったままにはしてあるが。 「……条件は失血。忘れないで、ね」 攻撃の合間にそんなことも言いながら。時間があれば、どうすれば楽しいかなんて要望も聞いたりもしながら。 (52) axyu 2021/10/17(Sun) 20:19:41 |
![]() | 【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレスくるくる包丁を手の中で回すのを、刃が水平に向いたときに止め。 「今度は何もしない気か?」 あなたの肋骨の隙間へ向けて、突き出す。 骨がどのように配置されているかは昨日見たばかりだ。覚えているから、きっと阻まれることはない。 真っ直ぐ突き刺されば肺を貫くだろう。 それであなたが何かしそうな動作でも見せればすぐ逃げられるよう、足元にも注意を払っていた。 (-47) greenrotara 2021/10/17(Sun) 20:34:49 |
![]() | 【秘】 知情意 アマノ → 模範囚 メサ廊下に控えさせたサポートAIはできれば使わないに限る。限るが故に、男は深く集中し意識をただあなたに向け続けていた。 あなたの素早さや力量は理解している。処刑の際に見た動きと今のこの翻弄する動きを思うに、あなたそのものを捉えていなければすぐさまやられると思ったのだ。雷鳴は音を強めていくばかり、あなたを視界に収めきれなくなったその一瞬。 聞こえてきたのはあなたの笑い声だったが、そのことに男は違和を挟む余地はない。少なくとも現段階ではそういった思考は埒外にあり、故にそのコンマ数秒は文字通り致命的なものになったであろう。 この一撃で終わらせるつもりであった男は再度あなたを捉え、ただ意識ごと生を刈り取る暴力としての雷撃であなたを射抜くだろう。室内が不自然に照らされ、明滅し、そして静まり返ることになる。 (-48) uni 2021/10/17(Sun) 21:15:13 |
![]() | 【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール刺された直後 貴方の手を右手で掴み、ナフにしたように あれよりは軽度に その手を凍らせようとする。勿論触れられて直ぐに反応できるなら、それを避けることも可能だろう。 死にたくないという願いが 無意識下の能力行使に繋がる。 「...か、はっ......、ふ っ......、」 肺が破れた影響か 上手く呼吸ができない。ヒュッと喉の鳴る音や咳き込みが止まらず 苦しげに息を吐いて、身体を軽く曲げながら貴方に視線を送る。 もしもまだ貴方の手を掴んでいるのならば 掴む手の力が増すだろう。呼吸は段々と浅く 荒く、耐えきれずに目には涙が溜まる。 苦痛に歪む表情と 目に溜まる涙と、上手く息が出来ていない哀れな男の姿がよぉく......その目に映るはずだ。それがまた嫌で、怪我をしていることをお構い無しに左手で口元を覆う。 ほんの少しでも 貴方が見えるその様を隠したくて。 前回とは違う 別の痛みに 苦しさに、死にたくないという気持ちから早く殺してくれと思う訳だが......、そうしたことを貴方に告げるのは文字通り死んでも嫌だった。 (-49) sinorit 2021/10/17(Sun) 21:20:04 |
トラヴィスは、息をしている。 (a24) tasukete 2021/10/17(Sun) 21:29:16 |
![]() | 【秘】 『不死兎』 ニア → 墓守 トラヴィス「兎の服…………、おお、兎の為に……、選んでくれたのか」 カップを手に取る。じ……と見つめながら、 手のひらの上でくるりと回して、頷きをひとつ。 配膳のロボが動き出すのを察知すれば直ぐに定位置に戻して、 紅茶が注がれる様子を再びじ……と見つめた。暖かそう。 「…………、良いの? じゃあ、飲んでみる」 トラヴィスの真似っこをしながら口に運ぶ。こくり頷く。 うん、……美味しい。飲み比べの為に味覚えておこう。 「ブランデー……、ワインだな、存在だけは知ってるぞ! 果実酒……、ワインもこう、飲み方が沢山、なんだよな」 そう考えるとお茶とも似てるかも?首を傾げつつ…… 墓守に似合うな、と思ったが口にはしなかった。オーラは出てる。 実は推定600歳以上のご長寿兎だから年齢的には飲めるんだな、酒…… (-50) yayaya8 2021/10/17(Sun) 21:37:41 |
![]() | 【秘】 『不死兎』 ニア → 看護生 ミン疑問の答え、頷きを落としながら、あなたのその答えを聞く。 「それそのものは好きじゃない…………、 囚人として、正しいこと……、やはり、罪の意識、 後悔から来るものなのだろうか…………? キミは償いたい、という気持ちが大きいんだね、きっと」 なるほど、と返事をしながらも……この兎は聡い。 あなたの様子の変化を見逃す事は無かったのかもしれない。 「嫌な事を思い出させたのなら…………、済まないね」 そうして最後の言葉で生まれる疑問が、また一つ。 「キミは……"普通"で居る事を、強く望んでいるのだろうか」 「いや……"正しい存在"で居る事、の方が近しいのだろうか」 「あれ程の物を望むまでに、キミの罪は……、 重い物、だったのだろうか?…………、ぁ」 ハッとした。謝って直ぐに質問攻めするとは何事か。悪い癖だ。 純粋な疑問だから答える義務は無いよ、と弁明した。ワタ…… (-51) yayaya8 2021/10/17(Sun) 21:53:04 |
![]() | 【秘】 墓守 トラヴィス → 『不死兎』 ニア「お口に合ったかい?良かった。……今回、君は大人しく、問題行動もなかった。無礼講が終わったあとも、たまにはこうしてお茶を飲める機会が作れるのではないかな────あー、いや、私の反省期間が終わったらということになるけど」 穏やかな顔から一転、決まり悪そうに目を逸らす。 机の上では「ひとくち」の済んだティーカップに、ロボが砂糖とミルクを黄金比で入れ混ぜていた。 「ワインやブランデーは……お茶よりは、だいぶ選ぶ経験を問われるかなあ。酒というのも、つまり発酵物だからね。紅茶程度の風味の変化なら穏やかなものだが、酢やヨーグルトを思えば振れ幅が大きいだろう?それを数十年やるんだから、……味の種類がねえ、……多いんだね……」 価格幅も広いんだよね……という世知辛さが、語尾の躊躇いに如実に現れていた。金にはあまり困らない立場とはいえ(遺産もある。)、競りにでるようなものには流石に厳しさを覚えるのだ。飲んでみたさはあるけどねえ…… (-52) tasukete 2021/10/17(Sun) 21:57:56 |
![]() | 【人】 不覊奔放 ナフ>>52 ルヴァ 「あ」 なんと忘れていた。手の感触とよろける姿を見て、一旦止まった。 肉弾じゃ、失血死を遂げさせるのは……難しいな。胸に手が突き立てられるほどの力はない。 「そっちも反撃してくれた方が嬉しいしィ、」 覚えたての嬉しいを告げながら、処刑道具を眺める。ここが処刑室で本当に助かった。血が出る武器、で思いつくのが刃物しかない。小ぶりのナイフを一つ手に取り。 「殺せそうなら俺を殺してくれてもかまわンぜ」 そんなことを言いながら再度あなたへ向かう。仕切り直しの気持ち。軽やかに頭上を跳ね飛んで、あなたの背後へ回ろうと。 (53) rustyhoney 2021/10/17(Sun) 22:02:17 |
![]() | 【人】 墓守 トラヴィス水面の輝き。 或いは恒星の瞬きを、手にしたような気がした。 「────ああ、」 声を上げるための気道は開いている。 温かい。 爪の先が、かつ、とポッドの蓋に当たって音を立てた。袖口が見えない。随分と薄着になったものだ。 音もなくポッドが開いた。海溝は遥か遠く、今は光の騒がしい暗黒の中。船があるのだけは海に近いのかな、と空想に思考の大半を支配されながら、棺の外へ足を伸ばした。 (54) tasukete 2021/10/17(Sun) 22:09:02 |
アンタレスは、処刑を見届けた後 処刑室からさっさと出た。...何処へ向かうとか そうしたものは無い。 (a25) sinorit 2021/10/17(Sun) 22:20:07 |
![]() | 【人】 知能犯 ルヴァ>>53 ナフ 「できるかなあ……、っ」 殺しても構わない。そう言われたらその通りにするだろう。ただ確率的には低そうだ。 だからそんなことを言いながら、貴方が武器を選ぶ間に急いで銃を構え直す。片手で連射する程の経験は積んでいない。 但し貴方が跳躍をすれば、少年は貴方が頭上に来る前には迷わず一歩前に進んでは後ろに振り向いて。後方上部に構える。 貴方の跳躍の軌道を読んで、あなたが後ろ側に着地する前に発砲するつもりだ。流石に、確実に照準を合わせる暇はないので、避けなくても致命傷を狙える程ではない。 又、貴方がそれを見て行動を変えてくると、対処できないだろう。精々、戦闘訓練は受けていない少年は、一般的に軌道を予測して先回りするしかない。先程殴られた痛覚も残っていれば、それに惑わされなくても反射に対応できるほどではない。 (55) axyu 2021/10/17(Sun) 22:20:22 |
![]() | 【秘】 『不死兎』 ニア → 墓守 トラヴィス「そう?大人しくする事しか、……出来なかったけれど。 …………、ふふ、そう言えばトラヴィスは身体、 もう……平気そうかい?」 最後に見た姿が先のジャックで操られた後とかだったので…… 心配しつつ、ロボの挙動を見つめる。 砂糖が溶け、ミルクが混ざり、色が淡くなるのを見る。 「選ぶ経験……、? 数十年、なるほど、…………、 年単位での変化を、幅広く楽しむ、という物なのだろうか?」 それならお金に関わらず、まだ口に出来ていない物も 沢山ありそうだな、と思うとどこか冒険心をくすぐられる。 「そう考えると、人と似ている……、気もするな。お酒」 言いつつ、ロボの動きを見守り終えてから、 お花のカップに手を伸ばして、ミルクティーを飲んでみる。 目が一瞬だけ見開いた。……! 美味しい! (-53) yayaya8 2021/10/17(Sun) 22:24:00 |
![]() | 【人】 不覊奔放 ナフ>>55 ルヴァ 「あッ、はァ!」 笑い声一つ。銃口がこちらを向くのが見えて、発射される音が聞こえて、その身に、左肩に銃弾が突き刺さったころのこと。 あなたになら、銃口を見ていたのがきっと分かるだろう。分かるならば、避けなかったのだということも分かるはずだ。 その後の着地。身体を捻り、あなたの方を向いての着地。だから恐らく、銃弾は男の正面から当たったはず。血が溢れ出る傷口を顧みもしない。 着地から床を踏みしめるまではノーモーション。すぐにあなたに向けて飛びかかる。タックルでも仕掛けるように。 銃を持った相手だから、一応は両腕を頭の前に掲げて盾とし、あなたに接敵。叶えば、懐に飛び込んで首から胸元へとナイフを振り抜こうと。 (56) rustyhoney 2021/10/17(Sun) 22:36:33 |
![]() | 【人】 知能犯 ルヴァ>>56 ナフ (むりだったか。) ここで心臓に当てなければ、貴方は向かってくるだろうと知っていた。あなたの戦闘は見たことがある。あなたの弱点も知っている。でもそれが実行できるかは。 それでも全力で反抗すると決めたのなら、諦める選択肢はない。 少年は身体を制御するのに長けている。それはいつもは感情で暴走しないように抑えるのが主だったが、何も力を抑えるだけではない。チャンドラ相手には射程がどうしても足りなかったが、ナイフ相手のあなたなら又は。 銃をぱっと、一瞬の気の隙を作る狙いで目の前で手放す。 そしてすぐさま拳銃を右手でキャッチし直すように、右腕を構えた姿勢から左へ移動させる。身体も捻って左に。 そのまま少年の脳は命令する。リミッターを外せと。それは体組織を壊しながら、常人を超えた力を出すことを数回だけ可能にするだろう。 そのまま身体ごと腕を右に捻って。 全力で 貴方の腕や頭めがけてなぎ払い、突き飛ばそうとする。この際腕がナイフに刺さるかもしれない。それでも構わない。近づかれ、庇われてしまったのなら一旦距離を取らなければいけない。撃つだけでは対処法がバレてしまうだろうから。 ……とはいえ、少年の身体能力は平均少々下。彼の全力だとしても、その2倍だろうか。全力というのは聞こえがいいが、男性二人分でしかない。少年が全力を出してやっと出した力をあなたはどうするだろうか。 (57) axyu 2021/10/17(Sun) 23:04:15 |
![]() | 【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ様子を伺おうと意識を巡らせようとしていたはずなのに、至近距離に柘榴色があれば自然と溺れてしまうのがこの男だ。欲という甘い毒に蝕まれる思考の中、どこか遠くで敗北を確信してしまった男が浮かべたのは笑みだった。 抵抗の意思は身体の末端まで届くことなく、避けようとする素振りはあれど十分あなたに捕らえられてしまう程度のものへと収まってしまう。もう片方の手の所在が知れぬままだったが、それもこの普段通りを失ってしまっている男が鳩尾にあなたの拳を被弾するまでのことだっただろう。 「ゔ……ッ……!」 息が詰まる。内側に衝撃が伝わって、身体ごと揺さぶられたような心地になった。辛うじて意識は飛ばずに済めど、集中もできない上に自分の継戦能力はもうとっくに尽きている。あなたの支えがなければ男は膝から頽れるだろうし、支えがあったとしても戦闘不能になったことは容易に伺えるだろう。 負けたか、と男の口元が動いた。 (-54) uni 2021/10/17(Sun) 23:15:14 |
![]() | 【独】 中堅看守 アンタレス処刑室を出て暫く歩いてから、周りに人がいないことを確認して壁に寄り掛かる。 死にたくないからとアマノを殺し、同僚に票を入れ......。ゲームとしては許される行為だとしても、自分の感情を 行動を 酷く醜いものだと感じた。 やはりナフに告げた通り、毒薬は自分に使うべきだったかなどと今更考えてももう遅い。同僚へ一撃を与えることすら躊躇って見ているだけに終わった。 結局 ニアの所へも顔を出せず、半端だと感じる。...嗚呼 疲れた、出来れば何事もなく 終わりたいものだ。 男の願いは やはり 叶わないわけだが。 (-55) sinorit 2021/10/17(Sun) 23:24:04 |
![]() | 【人】 不覊奔放 ナフ>>57 ルヴァ 目の前で離された銃を、見はするが隙ができるほどではない。 戦う際、男はもはや考えてなどいない。一瞬一瞬を繋ぎ合わせて動作としている。あなたとは違い、むしろ考えたらそれが隙である、ような。 しかして。思考するあなたと試行する男の行動が偶然似通ったのを知ったとき。 男は今までになく、歓喜するように声なき声を上げて笑った 。身体の損傷を度外視して動くのは男もよくやることだ! 「はッ………、ァ、」 たのしい。あなたはきっと男からそれだけを感じ取れるはずだ。 振り回される腕にせめてとナイフを大きく振るう。刺さったとしても、突き飛ばされてそれはすぐさま抜けるだろう。もし仮に刺さっていたとしたら、抜ける際に傷を大きくするかもしれないが。 蹈鞴を踏んで後ろへ数歩。全力の腕に当たってしまったからには、男も無事とはいかない。頭は避けたものの、胸に、肩に、酷い痛みを感じる。肩なんかは、さっきの傷が更に悪化したような。 「あは、」 男は笑っている。 (58) rustyhoney 2021/10/17(Sun) 23:24:53 |
![]() | 【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノあなた、であるから使える戦法を堂々と使う。強さの比べ合いではなく、あなたとの遊びであるからこそ。男は案外卑怯で、狡猾なのだ。 浮かべられた笑みが、自分の浮かべるものと違うことを知っている。その笑みの意味を察する前に、拳があなたの腹に突き刺さり、その内臓を震わせたのを感じ取った。 「……ァー……、すげェ、イイ、」 胸の内に広がる充足感。力が抜けるあなたの身体と、背筋に走る快楽。やっぱり、自分は碌なもんじゃない。 掴んだあなたの肩から、手は胸ぐらへとスライドさせた。そして。 「アマノォ、愛してるぜ。 全部俺によこせ 」横暴に、けれどとびきり甘ったるく囁いて。 あなたの頭を床に叩きつけるだろう。 あなたが死ぬまで何度も。 (-56) rustyhoney 2021/10/17(Sun) 23:36:53 |
![]() | 【秘】 墓守 トラヴィス → 『不死兎』 ニア「いいや。君のおかげで精神が安定した者も多くいるさ。私とかね。おかげさまで調子は良好……検査も受けたし、特に後遺症は無いよ。肩の荷が降りた気持ち……なのは、後遺症に入るのかな」 自分もカップに口をつけ、馴染みの味わいであることを確認する。ミルクティーに合う茶葉というだけのことはある。単に滑らかな口当たりになるだけでなく、互いが魅力を引き立てるようなバランスは、やはり長く楽しまれているだけのことはある組み合わせだ。鼻先を擽る香りに、自然口元の笑みも深くなった。 「言われてみれば、酒と人とはスケール観はかなり近いものがあるかも………………あ、……口にあった、ようだね。よかった」 あからさまな反応を見れば、こちらも嬉しくなるというものだ。 ……全てを燃やしたいのだと、彼女は言うけれど。燃やすのに躊躇うものを幾らでも見つければいい、と男は考えている────文句が出たら治安のためとでも言えばよいのだ。犯罪思想を失くせる可能性を増やす行為は健全極まりない行為なのだから。 「茶菓子もあるよ。クッキーに砂糖細工、チョコレート…… せっかくだからね、お気に入りを見つけられたらいいかなって」 (-57) tasukete 2021/10/17(Sun) 23:37:26 |
![]() | 【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ殺すのも殺されるのも好まない男ではあれど、不思議と口元は力ない弧を描き浅い吐息に笑みを混ぜ込んだ。あなたが楽しいのならば、あなたが気持ちいいのであれば、悪くない――いいや、これは、嬉しい。 毒に蝕まれた故か、今際に在るが故か、それとも甘く囁かれた愛故か、そんな横暴な言葉とその後の暴力を男は全て受け入れ、そうして 全てをあなたに捧げる ことだろう。一度、割れて。二度、飛び散り。三度、拡がり。 四度、五度、と繰り返す度に床を男だったものが汚し、そうして繰り返している内に男はただ与えられた刺激に揺れ震えるだけの肉と化す。光を失ったターコイズが映しているのはあなたのことか、瞼の裏か、それともあなたが男で作った血の池か。それがいずれであっても、男は知る由もない。 (-58) uni 2021/10/17(Sun) 23:57:14 |
![]() | 【人】 知能犯 ルヴァ>>58 ナフ 貴方は知らない話だが。アマノに『頭と両腕以外ならどこまで傷ついていいか』には、『頭だけ残してもらえればいい』と答えた。 目的を達成するのに、時に命すらいらない。それが今あなたと踊る舞台の由来だし、本当に、お互いよくやることだ。 ただ、少年は楽しんではいない。刺された腕と、全力を使った反動の痛みに苦しんでいる。 それを表情に出すことはなく、あなたと共に笑う。弱みを見せぬように。他の誰にも。 ナイフは外される。傷口が更に開いていき、赤い血が流れ始めていく。 両腕の痛みに耐えながら、息を制御できず粗く肺を揺らし、それを放棄しても壊れていく筋組織を出来る限り制御しつつ、銃をやっと構え直す。 もし間に合ったのなら、笑うあなたの心臓に向けて発砲するだろう。 出来たとしても、発射する前も、したあとの反動も、腕が銃に逆らえず、大きく揺れる。壊れていく腕と共に、傷口が開くのを感じる。命が流れるのを感じる。 それでもにこりと笑う。また来るのなら、また力任せに振り払うだろうという圧をもかけながら。楽しませるために、 出来るなら勝つために。 (59) axyu 2021/10/18(Mon) 0:07:50 |
![]() | 【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス苦しげな様子を見て、刃を少々ひねる。より苦しくなるように。 そして足元から、掴まれた手に視線を移す。 「やっぱり何か、」 掴まれた手を振り払うついでに刃を引き抜こうとして、捻ったせいか少々引っかかりがある。 引っかかる分、あなたは苦しいだろうが。 あなたの能力が発動する前に振り払うことは成功しない。 冷たいものを触ることは慣れているが、手が氷るのは初めてだ。 ひどい凍傷のような感覚に表情を歪めて、手ではなく腕の力で乱暴に引き抜く。その拍子に包丁は床に転がる。 強く掴まれていたとしても再度腕を回して振り払う。 首を押さえていた手を思わず放し己の凍った手を握れば、まだ止まっていない出血が再開する。 それでも……あなたにだって見えるだろう。あなたの顔を見て満足そうに口角を吊り上げる女の顔が。 「早いとこ終わらせたほうがいいな、なあ」 無事な手が、再度包丁を拾う。 早く済ませるなら、狙うのはやはり首だった。あなたがそこから動かないなら、狙い、突き刺すのは喉の中心だ。 (-59) greenrotara 2021/10/18(Mon) 0:28:22 |
![]() | 【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ「……ッあ゛ー………、」 受け入れられた。受け入れられるだろうと思っていたが、今この瞬間、それが確定した。悪魔でも人でもなんでも、というあなたの言葉に嘘がないことをやっと男は実感として信じた。こんなことをしなくても、感覚として信じては、いたのだが。 そして、男も。本当にあなたのことが欲しくて堪らず、あなたに他にはない欲を抱き、それを男の中では愛としているんだなと、より深く飲み込んだ。 ぐしゃ、ごしゃ、と硬質なものが砕ける音と、びちゃ、と粘度のある液体や柔らかい物質が立てる音が混ざり合って響く。 あかく、あかく、 全てが濡れていく。あなただったものも、部屋も、男も。今あなたの目に映っているものが何であろうが、あなたが最後に見た赤色は自分だ。それでいい。あなたが目覚めて一番に認識するのもできればこの目の色であって欲しいが、さて。 男は冷静だ。冷静に、 あなたの反応が完全になくなってから、ふるりと背を震わせた。 ごそ、とあなたの衣服に手をかける。 もっともっと、あなたが欲しい、今すぐに。 (-60) rustyhoney 2021/10/18(Mon) 0:45:20 |
![]() | 【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール「 ...ア゛ッ ...ぁ 、あ゛ァ 、はッ......げほっ、 」口元を覆う手があろうとも、隙間から声が漏れる。中で刃を捻るその感覚に苦痛が増して、耐えきれず顔を 視線を下げた際に涙が零れた。 一度零れてしまえば、目の縁に溜まっていた涙は下へ下へと落ちていく。保とうとしたものが崩れ、緩く頭を振って痛みから逃れようと 逃れたいのだと言葉を紡ごうとするも、咳と苦しげな呼吸と そして血反吐を吐く音のみが喉から鳴る。 「ぅ 、ぁ゛ あ゛ッ......!!」 もはや悲鳴を堪えることすら苦しい。乱暴に引き抜かれた傷跡からは絶えず血が流れ出す。貴方を掴んでいた手で傷を押さえ、肩で息をしながらそちらへ視線を向ければ 満足そうに口角を上げる姿が目に入るのだろう。 死にたくない 早く殺して欲しい どちらも男の感情で 貴方へ今向けるのは、前者だ。狙われているであろう喉の前へと既に怪我を負っている左腕を出し、狙った箇所へ突き刺さることを防ぐ。 それと同時に傷を押さえていた右手を離し、氷のナイフを手の中へ生成してからそれを貴方の足 大腿を狙って薙ぐように振るう。 ここにきて男は、従順な死を選ぶことをやめた。 (-61) sinorit 2021/10/18(Mon) 1:02:47 |
![]() | 【人】 不覊奔放 ナフ>>59 ルヴァ 知らない話だが、知ったらきっと酷く笑っただろう。機嫌良さげに。目的に対して容赦ない様子は好きだ。 男は、あなたが楽しいわけがない、と知っている。ひとに興味がないのだ、自分の楽しみに付き合うのが楽しいはずがない。ひとに興味がないから、痛みも血肉も好きなはずがない。 あなたは頭がいいから、約束を破るより守った方が面倒が少ないと思っている、と思っている。 男がぼんやり抱くのは、律儀だな、という感想のみ。 それも愉悦に押し流されて。 笑みの圧に負けるくらいならば、こんな勝負を仕掛けていない。構え直すまでは数秒くらいあるだろうか?ならば、男にとっては十分な隙だ。 そうでなかったとしても、男は蹈鞴を踏んだ3歩目で跳ね飛ぶ。高く、と思わせて、低く。次には高めに。狙いを付けづらいように。ぱたぱたと血の雨が降る。これには何の効力もないが、ただ重力に従って降っていく。 最終的に着地するのはあなたの眼前。もしそこまでの接近を許してしまえば、近過ぎて腕を振り回すのも困難なのではなかろうか。 男はといえば、横から水平に差し込むように、ナイフをあなたの首へと突き立てようとするだろう。 (60) rustyhoney 2021/10/18(Mon) 1:07:21 |
![]() | 【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ男だった肉には当然抵抗などは行えず、また、衣服を脱がせる際の協力もできようもない。男の生前に脱がした時よりは若干手間がかかるかもしれないが、あなたが脱がしていくのであればかつてあなたが見た通りの肢体が曝け出されることになる。 いや、正確に言うならば見た通りではない。より正確に言うならば、あなたが先の戦闘で与えた通りの負傷、あるいは損傷がはっきりと残っており、襟足に灯る光は今や完全に消え失せていた。あなたがあれほど熱烈な愛を投げかけた後の身体の割に朱は差しておらず、寧ろ生命活動をやめた身体は熱を失っていく一方だ。 愛を囁くこともなく、しかし愛を受け入れる、先程まで男だったものがそこには在る。あなたはこの"男"に何を与えるだろうか? あなたには全てが許される。 男は全てを捧げるとあなたに伝えたのだから。 (-62) uni 2021/10/18(Mon) 1:22:05 |
![]() | 【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレスイクリールにとって、アンタレスは真面目で、つまらない人間だが、今だけは違った。 防がれた時点で柄から手を離し、退く。太腿を氷が掠る。 「あぁー……どうしようか……?」 絶対に逃げたほうがいい。一対一で、もし真面目に攻撃されれれば勝つ可能性はない。戦いを間近で見たのだから確実だ。 けれども……今を逃したら、彼を食べる機会は来ないだろう。それに、同じものはもう見られないと思うと。 もう一本、先程よりも刃の太い包丁を背から取り出す。 諦めていないことはあなたの目にも明らかだ。 「死んでくれないのか?」 それなのにわざわざあなたに問う。 (-63) greenrotara 2021/10/18(Mon) 1:34:44 |
![]() | 【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノはやる気持ちがある。服を脱がせるのがより一層もどかしく感じられて、ボタンを数個引きちぎる羽目になった。 痣が浮く身体、停止した鼓動と機械の駆動音、冷えていく温もり、名前を呼ばない口、こちらを見ない目。 男は、人の反応が好きだ。そうじゃないならものと同じで、ならばどれだって構わなくて、だから死体には興味はない。 ないのに。 「……アマノ」 返事はない。俺がなくした。 あなたと褥で抱き合う時は、全て脱ぎ去って全身で抱き合っていたけれど。今は、自分は前だけを寛げて。 あなたの女の部分は使えるだろうかと触れて、ぬるさに目を伏せる。がっかりしたわけじゃない、 直後熱い息を吐き。 あなたを男として抱くのは、あなたが起きてるときがいいな。 そう思ったから、それ以上濡れもしない熱くもならないあなたの雌を、そそり立った下卑た雄で押し入り、蹂躙する。自分の熱が移っても、熱くなどなりようもない。反応して締め付けることもなく、その上の雄の象徴が硬くなるわけもない。 けれど。なんとも言えず。それに欲情して。 あなただったものに、暴行を加え。精を中に注ぎ込んだ。 ひとりで。 (-64) rustyhoney 2021/10/18(Mon) 1:42:37 |
![]() | 【秘】 模範囚 メサ → 知情意 アマノ一瞬の遅れ、拘束具──メチャオモティウムを携えた片足を、蹴り上げる。 風切り羽のようにしなるソレは、およそ一般兵の全力の蹴り以上の速度で足元を狙う。 速度さえ保たれているのならば、片足の重量、15tの蹴撃。 当てさえすれば、負傷では済まない。負傷では済まさない事は、後で謝ろう──などと。 余計な思考だ。兵器には。 必要な思考だ。人間には。 「───っ…」 眩い閃光が走る。想起されるのは、この船で出会った人々。 兵器のままでいたのなら、このような幻想を見る事もなかったのだろう。 この死が、人間であることの証左だというのなら。 振り抜いた脚は、光の中に沈んで消え、 この身に届いた雷撃は、身体を、心筋を根を張るように駆け抜ける。 「あ、がっ……………ゥ…ァぁアっ…!!」 心臓が止まるのならば、次は腕の筋肉。収縮させ、広げて、無理やりに血液を循環させる。 腕が痺れるのなら足と、肉の焼け焦げる匂いを感じながら、 生きようと。生きようと。生きようと。生きようと。 ───正確には、手に入れようと。 生きるという事、殺すという事。その意味を死の淵にて手に入れようと、腕を伸ばし。 (-65) hundred 2021/10/18(Mon) 1:44:39 |
メサは、───黒の芥となって崩れおちる。 (a26) hundred 2021/10/18(Mon) 1:45:09 |
![]() | 【赤】 金糸雀 キンウ――― 【はい】 【キンウは犯罪者だから、ここにいるのです】 首を傾ぎ、黒檀の髪がさらりと落ちた。 【傷を作るのですか】 【……いいえ。キンウはわかりません。けれど、わかりたいと思っております】 とん、とん。 まだ覚束無い動作で端末を操作する。 【故に】 【教えてくださいますか、トラヴィス様】 【許されずとも、キンウは知りたいと思うのです】 刑期は元より長かったと記憶している。 あれからどれほど経ったのだったか。 今回の件で幾ら加算されるだろうか。 ……それでも、いつかの未来。 こうなれたらいいと、掴みたいと。 思える未来がひとつ、できたのだ。 これは紛れもなく『私』のものだ。 (*20) sym 2021/10/18(Mon) 1:49:38 |
![]() | 【赤】 金糸雀 キンウ【セファー様……いえ】 【アマノ様】 口を閉ざした狼の名を、呼ぶ。 【あの後、チャンドラ様とお話はしましたか?】 あの後、どちらも慌ただしそうにしたり蘇生されたりしていたから。……少しばかり気になったのだ。 (*21) sym 2021/10/18(Mon) 1:50:50 |
![]() | 【人】 知能犯 ルヴァ>>60 ナフ 笑うだけで貴方を制圧できないのはわかっていた。とはいえ同じ顔である限り、どれぐらい弱っているか推測がつきにくい、筈だと信じ。 少年は確かに約束をあまり破らない。でも必要があったら容赦なく破るだろう。それでもここで貴方に殺されることを持ちかけた。 この処刑室という場所が命をあげる場所として丁度いいと思ったし、丁度処刑を終わらせた時期が丁度いいと思った。銃弾を今倒れている人を死体にしたとき、もうやることは終わったのと感じたのも大きい。確かにこれでゲームは終わったのだ。 それだけだ。 そして、誘われたのなら勝ってやりたかった。勝って、何事にも勝って、全てにおいて完全へと、否、長年勝てることのなかった暴力に一回でも勝りたくて。その後はわからないけど。 そう、構え直すまで数秒。きっと少年は構え直すまでの正確な時間はわかっていた。それが貴方にとって大きな時間であることも。それでも短縮することは叶わなかった。 その間は撃つことができない。グリップを握った頃にはその間に貴方が入り込んできた。視界には貴方を捉えていても。 まだ腕をあげられない。上げるには0.8秒は足りない。今撃ってもその先は心臓でも脳でもなく、貴方の右の腿だ。 銃声は響かないまま。 少年の首から血が湧き出した。少年は己の命が流れるのを感じた。己の体がどんどん制御を失うのを感じた。寒さを感じた。生理的な恐怖を感じた。又死ぬのだと理解した。 そのまま少年は0.8秒又はそれよりも長い時間を耐えきり、制御を失い始めた視界を頼りに貴方の心臓の前に銃口を恐らく突きつけ、冷たい指でトリガーを (61) axyu 2021/10/18(Mon) 1:53:15 |
![]() | 【人】 模範囚 メサ「───」 号令の直後。瞳が、獣のそれに変わった。同時、脚を一歩踏み鳴らす。 ゴゥン、と鈍い音がトレーニングルーム全体に響く。 震脚──と呼べるほど出来のいい物ではなく、またその目的とも異なる。 そのまま跳ねるように前へ。駆ける…否、跳ねた脚は、未だ宙に浮いている。仮想敵は、地の揺れに上体を一瞬沈めている。 手始めに選んだのは、前方の1体。ダミーの中でも、最もニュートラルな重心、態勢。恐らくはオーソドックスな格闘型。 近づけばそれは、脇を固め防御の姿勢をとる。予想通りだ。その虚弱な一般性も。 「 1つ、 」息を吐きつつ腕を払えば、前に出していた腕はミシ、と音をたててありえない方向に曲がる。 ──勢いに任せて体を捻り、ゴムのように膝下をしならせる。 直後に迫るそれを守る手段はない。 「 3つ、 」脚が人形の頭部に衝突する音と、吹き飛ばされた"ソレ"が壁に衝突する音は、ほぼ同時に起こった。 蹴り飛ばされた頭部は、その軌道上にあった2体の人形の胴体を貫く。戦闘スタイルはわからずじまいだ。 「 次、」 ようやく崩れ落ちる"1つ目"の身体をひっつかんで、続く4つ目、剣術モデルの抜いた刃に刺さる様に放る。 機能を止めた剣士の懐に潜り込み、食用のカニの足を捥ぐように腕を外す。 「いつ、つ──」 視線を向けようとしたところで、その端に獣。 剣士の頭部を支えに、地を蹴り上げて攻撃から逃れれば、下の肉塊は細切れになる。 降りるわけにもいかず、手を突き放し、浮遊。 上空10m強、残りの敵を俯瞰する。 厄介だ、と次の挙動を思案するところ。ここまでが10秒弱。 (63) hundred 2021/10/18(Mon) 2:02:57 |
![]() | 【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール左腕に刺さる包丁を 先の鋏と同じように壁際 床へと放り投げる。どちらも貴方に再度握らせたくないからと 端に寄せた。 右手の甲を口元へと持っていき、1度咳をする。血の混じるそれは男の手を汚すが、今気にかけることは難しい。 壁に凭れ 苦しげに顔を歪めながら、貴方を見つめて。出来ることなら引いて欲しい そう願うけれども、諦めていないことが分かるから 手の中のナイフはまだ消さない。 そして、貴方の問いに答える様子もない。 というよりは、それを行うことさえ苦しい。口を開いたところで咳が邪魔をするし、呼吸をするのも辛いのだから言葉を紡ぐ余裕などこれっぽっちも無いわけだ。 代わりに ナイフを一度 強く握りしめ、揺れる瞳で貴方を睨みつけた。死ぬことは避けられないとしても、貴方に傷を負わせてやるという意志を持って。 (-66) sinorit 2021/10/18(Mon) 2:04:37 |
![]() | 【赤】 墓守 トラヴィス「……私はね。傷であることを知られたくなかった。私はそれを気にしていると言いたくなかった。過去に何があるのかも、それが自分にどう影響していたのかも……言いたくなかった。『役割を果たせない』ということを指さされれば、きっと魂ごと死んでしまうと思っていた。傷を自ら切り開くような痛みがあった。傷は弱点だ。辛いことは傷だ」 端末を叩いていた指で、自分のこめかみを叩いた。 少し前のこと。今は少しだけ置いてきた景色。未だ痛みは鮮やかで、振り返るたびに膿んで崩れていくようだった。 「包帯に血が滲む他者の傷を、君は手を出して握ったりはしないだろう。心も、同じだ。傷つけたいのでなければ、不意に突いてはいけない。『その傷を知りたい』と思った時、真っ先に傷を持つ当人に問うことは、それに近い」 ゆるやかにね、と、トラヴィスは囁いた。 ゆるやかに、隣人の治癒を願うことだ。 「……待つことだよ。そして進むことだ。学び、歩み、お前たちの傷が癒えたら。傷を振り撒くような生き方のほかを、選べるようになる。我々はその日を待っている。チャンドラも、私も」 (*22) tasukete 2021/10/18(Mon) 2:06:54 |
![]() | 【人】 不覊奔放 ナフ>>61 ルヴァ もしあなたの考えを知ることがあるなら、もう終わったならよかったのに、なんて言ったかもしれない。持ちかけられた話に待ても出来ず突っ込んだ獣が何を、という話ではあるのだが。 男は約束に頓着しない。他人がつく嘘もどうでもいい。 だから、あなたの命は、キャッシュバックされたら『ラッキー』で、されたので『ラッキーになった』というだけだ。 男は男で。 暴力は頭脳に劣るな、と考えているので。 やっぱりどう足掻いても交わることはなさそうだ。 噴き出す血を浴びて、悪魔が笑う。これほど人並みはずれていても、血の匂いは特に周りと変わらないなと感じた。 あなたの向ける銃口が見える。見えた。あなたの目が濁ってきたのを知っているし、照準は少しばかりずれている気がした。 「……俺なァ、今回、脳味噌でしか死んでねェン、」 呟いた言葉が聞こえるなんて思っちゃいない。 男は少し身を捩り、 あなたの照準に心臓を合わせた。 銃声が聞こえる。有り余る血が噴き出す。常人より多く、さながら作り物のスプラッター映画のように。強すぎる心臓が、止まれと言われてめちゃくちゃに暴れているかのように。 びくん、と一度跳ねて。 その場に倒れ込んだ。 血の海を作りながら。 (64) rustyhoney 2021/10/18(Mon) 2:11:26 |
ナフは、血の海に沈んでいる。 (a28) rustyhoney 2021/10/18(Mon) 2:12:37 |
ナフは、呼吸をしていない。 (a29) rustyhoney 2021/10/18(Mon) 2:12:51 |
![]() | 【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ男は反応を示さない。あなたを避けることはないものの、それだけだ。柘榴色に溺れたまま命尽きた男は四肢を投げ出してそこにある。 女の象徴にあなたが触れても男の身体は跳ねることもないし吐息を零すこともない。あの日の閨であれだけ快楽を求めしかし声を殺そうと手で口元を隠した男は、口元を隠す必要もなく声を失っている。 あなたが押し入った蜜壺はすっかり涸れ、それでも肉が押し引かれ動かされるままに筋が当然そうあるように収縮する。男の持つ雄も、男の腹の上で柔いまま力なく揺れるだけだ。常の男であれば身体の全てで歓喜を示し瞳に強く情欲を滲ませていただろうに、今はそのターコイズもすっかり光を失ったままあなたのことを見ていない。 これ にあなたがどう欲情したかに関わらず、男の中はまたあなたの白濁で染められた。喜びを示す全ての手段を喪ったまま、そうして愛を受け取って。あなたが蘇生を申請するまでの間、あるいはあなたが男だったものに何かしらの行為を働くまでの間、男の裸体はそのままそこにあることだろう。 (-67) uni 2021/10/18(Mon) 2:12:53 |
![]() | 【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ愛を叩きつけ、内側を汚したのは一度のみ。あとはずるりと雄を引き抜いた。 どうするべきかを少し考えながら、血溜まりにぴちゃぴちゃと指先を浸して遊ぶ。綺麗にした方がいいのだろうかとか、服を着せるべきかとか、そういう。 考えても答えは出なかったので、早々に蘇生を申請した。 あとは、あなたがしっかりと起きて、柘榴色をそのターコイズに映し、自分の名前を呼ぶまで。男は蘇生機のそばにいただろう。 跳ね回りもせずに、退屈な時間をただそこで過ごしたはずだ。 (-68) rustyhoney 2021/10/18(Mon) 2:23:29 |
![]() | 【人】 知能犯 ルヴァ>>64 ナフ あなたの声は聞こえていた。何を言われたかもなんとか認識した。又は起きれば認識する。少年は死の記憶を忘れない。 身を捩ったのも銃口から感じ取った。どうあれど少年はしっかりと、止められずにトリガーを引いた。それが貴方の快楽からくる手加減であれ。少年は動作を完遂した。 再度反動。それを支えることができずに大きく後ろに倒れ、後頭部を打った。その衝撃が裂けた首を通して腕に伝わり、銃が己の手を離れた気がした。(血の海にはあるだろうから少しは操作はできただろうが、できたとて銃を持ち上げられるわけではない。つまり無意味だ。) その後少年は青ざめた顔で天井を見上げたまま、動かなくなった。 (65) axyu 2021/10/18(Mon) 2:25:28 |
ルヴァは、死体の二人目か、三人目となった。 (a30) axyu 2021/10/18(Mon) 2:25:48 |
![]() | 【赤】 知情意 アマノ「……私は結局、まだ。まだ、あれ以降チャンドラと話せてはいないよ。避けているわけではなく、先に話に行くべき相手がいたからというのもあるし…… ジャック以降に死に過ぎている 」一日一死ペースで死んでいるのだ、恐らく蘇生室で眠っている時間のほうが長い。会議でほんの少し言葉を交わした程度で、本当にそれだけで。……故に少しばかり目を伏せて。 「君がチャンドラの味方でいてくれたことを嬉しく思っている。これは本当だ。私も……少し合流は遅れるかもしれないが、まだ『ペットちゃん』の任を解かれたわけではない。彼の都合のいい時にでも、話に行きたいと思っているよ」 (*23) uni 2021/10/18(Mon) 2:27:50 |
ルヴァは、ホッとしてから気づいたけどもしかしてここに今死体4つあります? (a31) axyu 2021/10/18(Mon) 2:29:32 |
![]() | 【人】 墓守 トラヴィス一つ一つ。丁寧に。 力任せではなく。持ち込んだ鏡の全て。強化された肉体、その指先を強く押し込む。中指。人差し指。指を中心に硝子が割れ落ちる。また一つ。 「恐れるのではなく、理解せよ」 呟いて、また一枚。 探して歩みゆく。 (66) tasukete 2021/10/18(Mon) 2:32:00 |
アマノは、後追い起きたのかってくらい死体多いな……と思っている死体。 (a32) uni 2021/10/18(Mon) 2:32:35 |
アマノは、それでも先に蘇生装置に入れられていた。 (a33) uni 2021/10/18(Mon) 2:33:48 |
アマノは、先に蘇生室に消えていくだろうし、目を覚ますのも恐らくそこまで遅くなかったはずだ。 (a34) uni 2021/10/18(Mon) 2:33:52 |
トラヴィスは、起きたけど、まだ少しだけ夢の中。 (a35) tasukete 2021/10/18(Mon) 2:35:27 |
![]() | 【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス会話をするためにこれを行っているわけではない。 だからあなたの返事がなくても気分は害さないし、武器を手放さない様子を見て、自分を殺すつもりだと思った。 戦いそのものが好きなわけではなく、得たいのは結果だけだ。あなたの様子は好ましくない。できるなら一回目と二回目のように済ませたいのに。 「……ふ、ふふっ」 そう考える頭とは違って楽し気な笑い声が湧き出し、あなたに届く。 「約束、もうさすがに守る気はないか」 近づいたほうがあなたに有利だろうから、銃でも借りて来ればよかった。 そう思いながら足はあなたに向かっていく。切られた僅かな傷の痛みは気になるレベルではない。 あなたのどこをどうやって切ろうか。……考えて、ナイフを持つあなたの手を狙った。 下から、動きが最小になるように振り上げる。 (-69) greenrotara 2021/10/18(Mon) 2:43:41 |
![]() | 【秘】 『不死兎』 ニア → 墓守 トラヴィス「おお、そう、なのかな? それなら……、嬉しいな」 「兎は後遺症……、というよりは寛解、に感じるけれど」 紅茶を飲んで笑みを浮かべる墓守、その表情を見る。 墓守が好きな味なのかな?美味しい?どちらにせよ、 好きと美味しいを共有できるのは嬉しい、と知った。 「数十年もの時を生きる生物も……、限られているからね」 前のも美味しかったけれどこっちも美味しいね、と。 いつものような分析ではなく、子供らしい感想を向ける。 尚、墓守の躊躇えばいい、という優しい思想には気付く筈もない。 いつも通り、優しいな〜って感じでいます。 「おお、おお…………、沢山ある、ね? 兎……、此処に来てお菓子はまだ……ろりぽっぷ? しか食べてないや…………、砂糖細工、」 言葉が止まった。見た目が綺麗なそれが気になるらしい。 食べるという行為をあまりしない故か、 見た目、色、形……視覚から楽しみを感じるのかもしれない。 (-70) yayaya8 2021/10/18(Mon) 3:01:56 |
アマノは、目を覚ました。それから最後の役目を果たすため、襲撃対象の部屋へ。 (a36) uni 2021/10/18(Mon) 4:22:50 |
![]() | 【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール楽しげな笑い声に 理解が出来ないというように顔を顰めた。何が楽しいのだろうか、何を思っているのだろう。男には分からない。 何故なら 男は、この行動をイクリールが嫌がるのではないかと そう思っていたから。材料にするのなら、やはり従順にある方が楽なのだから。...だから、分からない わけだが。 そう思うからこそ、2度目は何もせずに耐えていた。 約束については一瞬 目を伏せ、再度貴方へ視線を向ければ 既に足はこちらへと向かっているのが見えた。ならばと 手を狙ってくる貴方に逆に食らわせてやろうかと ナイフを振りかぶろうとして、......。 動きが止まった。 だから、貴方の目論見通り 男の手に傷を作り ナイフを手放させることが叶う。手を放れた氷のナイフは床に落ちる前に消え去った。 男はというと 切られた際は少しだけ顔を歪めるが、それよりもと 痛む左腕を動かし 口元を覆って、何度も咳を繰り返し血反吐を吐いた。壁に凭れた身体は 滑るようにしてずり落ちていく。 「ごホッ......、は 、ヒュッ......、は ッ、......ア、...ふ っ......、」 咳と吐息と下手な呼吸とを繰り返しながら、やがて座り込むようにその場に在るわけだが、貴方に向ける視線はまだ 諦めた色をしていない。 ...狙っている 死ぬ前に貴方へ残せる、傷を。 消えてしまうとしても 死にたくないと願った抵抗の形を貴方に贈りたい。 (-71) sinorit 2021/10/18(Mon) 4:52:31 |
![]() | 【人】 紅月夜 チャンドラ兎が口ずさむのはもう何処にもない郷の歌だ。 もう遙かに遠くなった思い出の先、僅かに残るそれをなぞる様に、ゆっくりと紡ぐ。 これを知る人ももう居ないのだから、歌い間違えてしまったらそのまま伝わってしまうんだろうな、なんて過ぎれば小さく笑って。朝早くのロビーを見回っている。 (67) konaKURAGE 2021/10/18(Mon) 6:50:34 |
ミズガネは、ロビーでぼんやりしている。 (a37) smmmt 2021/10/18(Mon) 10:13:47 |
キンウは、歌を聞いている。次に鳴く時、それを口ずさむ事でしょう。 (a38) sym 2021/10/18(Mon) 10:39:34 |
![]() | 【秘】 看護生 ミン → 『不死兎』 ニア「そうやねぇ。ミンはたっくさんの罪を犯した。世の中にはミンのことを恨んでる人がいっぱいおる。だから償いたい。って、そう思ってる」 「……あ、ううん、気にせんといて。あの処刑が怖かったんも事実やけど、そうしてって頼んだんはミンやから。自分のしたことを思ったら、怖いとか痛いとか言うてられへんもん」 彼女の疑問に答えていくことで、自分自身の考えを再認識していく。 当時の自分が、そして今の自分が何を思っているのかを意識しながら、ひとつひとつゆっくりと言葉を返す。 「正しい存在……どうなんやろ。人の痛みを忘れるような人間にはなりたぁないな、って思っとるけど。それが人として正しいことなんやとしたら、そうなんやろうね」 「ええんよ、別に自分がやった罪のことは隠しとらんし。そうやねぇ、ミンは記録上、『教唆犯』……他人に罪を犯すよう唆した共犯者やけど。 被害者もたくさんおるし、いっぱい犯人を作ったんも、『罪のない人に罪を着せた』ってことやからなぁ。法律で決められている量刑より、よっぽど重いことをしたと思っとるよ」 人格矯正手術を受けなければ……犯した罪を悔やむよう、人格を故意に歪められなければ。星に埋められて終わりだったはずの命だ。 自分はそれだけの罪を犯したし、見せしめとして苦しみながら生かされるだけの恨みを買っていると思っている。 (-72) halmgn 2021/10/18(Mon) 10:49:08 |
![]() | 【秘】 模範囚 メサ → 中堅看守 アンタレス「おや、アンタレス殿。お疲れ様です」 いつかの時空ならば部屋でいいだろう。 それなりに片付いており、貸与された本やサンドパンの部屋などが並んでいる。 見たところLvは83くらいだ。 「どうかしましたか?」 彼との話はまだそれほど多くない。そわそわしつつ聞く姿勢に。 (-73) hundred 2021/10/18(Mon) 11:57:53 |
メサは、結構熱心に育てていた。裏でトレーニングルームとか行ってた。 (a39) hundred 2021/10/18(Mon) 11:58:16 |
(a40) halmgn 2021/10/18(Mon) 12:01:47 |
![]() | 【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス明らかに躊躇があった気がする。それを疑問には思った。 ……やはり約束を守ろう、という気はあるのか? 思ったけれども、座り込み弱り切ったあなたを見て強い警戒は続かない。 どれだけやる気があってもあなたに力はないように見える。 咳の音で、あなたが今どんな苦痛を受けているか分かる。 どんな気持ちだろう?どうせなら話しやすい場所を傷つけたほうがよかったかもしれない。 『次』はそういうところに気をつけようか? 「ほら、そろそろお休みをあげるから。よく見せろ」 凍って動かない手であなたの顎を持ち上げ、包丁は逆手に持ち替えて、あなたの首を一文字に切ろうと動かす。 その動きは悠長なくらいで、油断が見て取れるだろう。 何が起きても、即座に反応はできない。 (-74) greenrotara 2021/10/18(Mon) 12:14:38 |
ミズガネは、今日のおやつはシナモンスティックvil。 (a41) smmmt 2021/10/18(Mon) 13:19:04 |
(a42) hundred 2021/10/18(Mon) 13:30:35 |
メサは、死と生の挟間の分際でよく食べている。 (a43) hundred 2021/10/18(Mon) 13:30:57 |
ミズガネは、満漢全席してるイマジナリーメサを幻視したかもしれない。 (a44) smmmt 2021/10/18(Mon) 13:40:42 |
![]() | 【秘】 知情意 アマノ → 模範囚 メサ静まり返った部屋で、男は何事も発することがない。 あなたの脚が例え焼け焦げようと脚が振り抜かれるのであれば、15tが慣性に従って運動を続けただろう。であればどうなるか。……焼け焦げ脆くなった脚だったものの影響をほぼ受けることなく、脚という枷から解き放たれた15tが飛んでくることになるのだ。 男はあなたが今際に何を思ったのか知る由もない。 しかし、男はあなたがが兵器などではない、人間であることの証左として、あなたに死をもたらして。あなたが生きようとした揺るがぬ事実として、男は脚部にその枷を被弾する。 骨が折れるでは済まない衝撃が脚部から全身へ伝わり、当然逃しきれる衝撃でもないため 男そのものが破壊される。 生きるという事、殺すという事。 あなたがそれを掴めていることを男は願っているし、それがかつてあなたと交わした探し求めている答え、あるいはいつか語ろうと話した夢に繋がればいいと思っている。 それは雷鳴が消えるその瞬間までずっと。そして、再度目を覚ましてからもずっと。 男という命が刈り取られている間だけは、できないけれど。 ……生命が存在しなくなった部屋に転がる二つの遺体を、サポートAIが即座に回収し蘇生装置へと放り込んだ。室内修復に務めるために室内になだれ込んだ各マシンを置いて二人の遺体は蘇生室へと向かうことだろう。 (-75) uni 2021/10/18(Mon) 14:09:20 |
![]() | 【秘】 紅月夜 チャンドラ → 叛逆者 ミズガネ「約束破る子の眠りが優しいとは限らないしね?」 冗談をひとつ添えて。腕の中にきてくれた貴方をこちらもぎゅ、と抱きしめる。 「僕もしらなーい♡…大事にするから、しちゃうから。 君が愛想尽かしても、その先もきっと」 伝わる温度に満足げな兎は僅かに鼻歌混じりだ。 (-76) konaKURAGE 2021/10/18(Mon) 16:02:07 |
メサは、蘇生ポッドの中。 (a45) hundred 2021/10/18(Mon) 17:12:18 |
![]() | 【人】 不覊奔放 ナフ三度目の蘇生は、軽やかな高揚に塗れて。 目を開いた瞬間は酷くスッキリとした朝の目覚めに似ていたのだが、ポッドを開けようと手を動かし、それが酷く重たいことに気付いた。 「………?」 精神は 元々育っていないせいで カウンセリングルームに行くほど酷くもならないのだが、身体はそうもいかないらしい。短期間で培養と複製と増殖を繰り返した細胞は、あるべきところにあるくせに、まだうまく統率が取れていない。寝起きの身体のだるさにも似た不調を抱えながら、気を取り直してポッドを開けた。 ずるり、とどこか這い出るようにして、ポッドの外へ。 (68) rustyhoney 2021/10/18(Mon) 17:57:23 |
![]() | 【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール首に刃が通る前、包丁を持つ手を右手で掴み 捻る。 それで刃物が手から落ちようとも 落ちずとも、また 首が切られようとも、生きている間は動けるのだからと 貴方を引き寄せて、いつかにしたように左手で髪を掬い 耳元で囁く。 「...—————————」 すまない イクリール 上手く言葉は 伝わっただろうか。 それとも 伝えることは叶わなかっただろうか。 なんであれ、貴方の身体を離すまいと髪を掬う手を離し、背に回して強く抱き締め、ヒール音を軽く鳴らしてから、口元に笑みを浮かべる。 直後、貴方の背後より パキンッ と 小さく音が鳴る。 油断により即座に反応が出来ないというならば、きっとそれは 貴方の腹と男の胸を貫くだろう。 咳き込みとともに 男の血が貴方の肩を濡らす。 一欠片くらい 共に苦しんでくれればいいという思いからの行いだ。 この体勢では貴方の顔を見ることは叶わないし、貴方からも男の顔を見ることは叶わないだろう。 2人を貫いた氷の刃は そのままに。 それは男がまだ 生きているという証。 (-77) sinorit 2021/10/18(Mon) 18:24:30 |
アマノは、蘇生装置の中で目を覚ました。何度目かの蘇生かつ蘇生直後の死を経た蘇生で意識が戻りきらない。 (a46) uni 2021/10/18(Mon) 19:17:29 |
アマノは、蘇生装置の中でぼんやりと虚空を見上げている。 (a47) uni 2021/10/18(Mon) 19:17:51 |
![]() | 【秘】 中堅看守 アンタレス → 模範囚 メサ「......いや、特に用はない。」 サンドパンの部屋をゆっくりと二度見した。 ...あれは なんだ? 見ても理解が出来ない、本当になんだ? 理解出来ないのにレベルがわかる気がする。 少しだけ首を傾けつつ、問いへの答えのために口を開く。 「...元気なのかと、......それだけで。」 口を開いて答えて...、もしかしなくとも言わなくてよかったのではないかと目を逸らした。あまりにも話題作りが下手すぎる。 いや、実際それを確認するためだけにこの場を訪れたわけだが。 (-78) sinorit 2021/10/18(Mon) 19:44:25 |
![]() | 【秘】 墓守 トラヴィス → 『不死兎』 ニア「寛解、か……なんだかいい解釈だね。そんなつもりでいこうかな、わたしも」 頷いた男はテーブルの上の砂糖菓子──皿に載せられているのは、花や雪の結晶を模した淡い色合いのもの──をあなたの方に寄せ。うち一つの花を口に放り込んだ。薔薇の蕾。慣れ親しんだ形。 僅かに香料の風味があるが、アクセントには丁度いい。 「……時間を共有できる存在は限られている。そう言われれば、……うん。そうだね、君たちからは……多くのものが奪われている、……」 知っていたけれども、あらためて考えれば残酷な刑だ。『償う』ことを、『考えを改める』ことを、期待されているわけではないというように。きっかけを何も与えられないままならば、彼女は炎を求め続けるのだろう。永遠に続く寒さ。 「……残りはそう多くないけれど。おたべよ、これから、少しずつ。ご褒美の日に何を頼むか、楽しみができるじゃないか」 (-79) tasukete 2021/10/18(Mon) 20:03:39 |
![]() | 【秘】 叛逆者 ミズガネ → 紅月夜 チャンドラ別に実際には優しくなくとも、あなたの手や、かの少女の手で眠りに付くなら満更でもない、のだが。 それは遠い先の話になりそうだ。 「はあ……好きにしろよ、もう」 だから、その時までは。宣言通り、好きにしたいしさせたいな、と思った。 (-80) smmmt 2021/10/18(Mon) 20:29:59 |
![]() | 【人】 知能犯 ルヴァ目を覚ます。少年は死の最後までをすべて覚えている。 だから暗くなる視界が一体どうだったかを思い出せるし、彼の最後も思い出せる。その時の恐怖とその他の感情も。 ナフのその言葉に応えるほど余裕がなかった己も思い出し、己への不完全さをも認識する。だから死は嫌いなのだが。もう次があるかは不確定なので、その件について思考するのはやめる。 見れば治療は終わっている。 『引き分けた』相手はまだ隣りにいるだろうかと起き上がるが、開かれたポットは既にここを離れたあとのようだ。 代わりにぼんやりと眺めているアマノの蘇生カプセル(>>a47)を見つける。 まだいたのか、と。一旦外に出たあなたのことは知らない。ぼんやりと閉まったままのその蘇生カプセルを見下ろしながら残された思考を続ける。 (69) axyu 2021/10/18(Mon) 20:48:40 |
![]() | 【人】 知情意 アマノ>>69ルヴァ 意識がどうにもぼんやりして、思考が上手く働かない状態で。そうしてただ視界に映るに任せていた世界に変化が訪れる。変化を捉える。それまでの視界に存在しなかったそれは人の影だ。 像の特徴を把握し、それが誰であるかをようやっと認識した時、男はまるで今目覚めたかのように瞬きを数度繰り返した。実際、意識と思考が戻ってきたのだから目覚めたと言っても過言ではないのだが。 「 ……ルヴァ 」掠れて発音もままならない、不完全に不完全を重ねた声であなたを呼ぶ。きっとそれは装置外のあなたに聞こえるかも定かではないが、口の動きから読み取ることはできるだろうか。 男は装置の内部から出ようと腕に力を込める。あなたに当たらぬように、ロックがかけられないように、そして何より自分が蓋を開けられるように。 (70) uni 2021/10/18(Mon) 21:06:42 |
ナフは、ロビーの隅に座り込む。ここで待とう、色々を。 (a48) rustyhoney 2021/10/18(Mon) 21:22:13 |
![]() | 【人】 知能犯 ルヴァ>>72 アマノ 「そう。」 本調子でない貴方を見ている。貴方が本調子でないのなら、自主的に話すつもりはないようだ。回復するのを待っている。 貴方の言葉は聞いていて、答えるのだけど。 「構わない。残念だ……とは言わせてもらうけど。死んでも構わないのは言った通りだからね。」 本当にそれでもいい、という声をそのままに。あなたへの慰めではなく、本当にそのままの本音だ。もしかしたら貴方はその意図を知っているのだろう。 これは壮大な賭けであると同時に、壮大な自殺であったことも。 男は貴方の回りの誰かがやれなかったことを貴方達や周りを巻き込んで成し遂げた。 「いつお迎えがくるかはわからないけど、宣言通り君たちに大きく罪が被らないようにはしてあげるよ。」 己の罪が重くなるように、だ。 (73) axyu 2021/10/18(Mon) 22:13:00 |
![]() | 【人】 知情意 アマノ>>73ルヴァ 暫くは黙って呼吸を繰り返す。こちらに対する返答をのみ口にした様子を聞いて、恐らくあなたはこちらの普段よりも不完全な姿を望んでいないのだろう、と判断したため。両の手指から両脚の爪先まで徐々に力を込めて、問題ないと判断してから一言だけ礼を挟んで口を開く。 「そうだな、お互い残念だった。……いや、君にとってはこれも想定された結末のうちのひとつに向かう道中か。では、理想的な結末ではなかったにしても……『おめでとう』を告げられる結末を得られるよう、そちらに関しては私も尽力を続けよう」 あなたが『愛』を抱えて『墓』になるというのならば、それを狙うというのならば、まだあなたにとっての計画は終わりではない。自分も最善とは言えないが目的や環境の改善はまだ想定できる範囲である以上利は得ているため、最期まで協力しようという心積もりだ。 「罪は遠慮なく君に押し付けさせてもらうし、私は自分の処遇があまり大きく悪化しないように足掻く。……まあ、君にはあまり関係のないことかもしれないがね」 (74) uni 2021/10/18(Mon) 22:46:24 |
![]() | 【秘】 『不死兎』 ニア → 看護生 ミンこの少女もまた、あなたの話を聞くことで 疑問が解消され、新しい価値観に触れれた気がした。 自分の犯した罪に対して後悔を抱き、償いたいとする。 それは、この少女にとっては持ち得なかった感情だ。 「ログイン時の罪状については、記憶している。確か……、」 医療法違反、船舶不法占拠、教唆罪…… 記憶を辿りながら、ポツリ呟きを落として。 「確かに、キミは罪によって沢山の命を背負っていて、 今は……、それを自覚、しているんだな、きっと……」 「それはなんだか、…………窮屈、だな」 これは素直な感想。あなたの考えを責めるものではなく、 「それだと、キミの"怖かったという事実"が 何処か見えない場所に、……行ってしまいそうだ」 数多の人間、その恨みに挟まれるあなたを想像しての感想だった。 例えそれが自分の罪によって持たされた事象だとしても。 あれを見て、鬱憤が晴れるような人間ばかりじゃない気がして。 あなたの気持ちを聞いたら、尚更…… ▽ (-81) yayaya8 2021/10/18(Mon) 23:03:54 |
![]() | 【秘】 『不死兎』 ニア → 看護生 ミン「そうだ、ミン……"無礼講に参加する囚人"として、 この無礼講を過ごしてみる気は……、無いかい?」 部屋にいる理由と照らし合わせながら、考えをひとつ。 「いや、なんだその……、この宴も、 監獄側が囚人の為に作った物、……なのだろう?」 「そしてキミは、此処に居る事を科せられたんだ。 普段とちょっと違う無礼講ご飯を食べる、くらいは……」 いいんじゃないかな?どう?と。つまりはご飯のお誘い。 あなたのその意思を邪魔したい訳ではないので、 かな〜り、遠回しな言い方になっているが……。 「人が居ない時間は把握済みだから …………、その時に改めて、も可能だぞ!」 あ!抜かりない! 他人に見られて『遊んでる』と思われない為の配慮だ! (-82) yayaya8 2021/10/18(Mon) 23:05:57 |
![]() | 【秘】 『不死兎』 ニア → 墓守 トラヴィス「ふふ、いいい解釈?……じゃあそれでいこう」 一緒に、嬉しそうな頷きを落とす。 砂糖菓子を寄せる動作、それをあなたが食べる動作、 薔薇の蕾をじ……と見て。 少女は透明な雪の結晶を手に取る。そして見る。じ…… 「世間一般からしたら、兎達は……、 多くのものを奪った側、なのだろう」 「実際は……、奪われたから奪い返したって所だけれど」 「結局その循環からは……、逃れられないのかも」 あ、結晶とけてきちゃった……慌てて口へ運ぶ。 「ご褒美……、ああ!確かに? 兎……、 欲しい物が無いんだと、思っていた。 でも多分、欲しい物が分からなかった、……のだな?」 事実、この少女は、自分には炎しか無いのだと…… 信じていた。信じ続けていた。 きっかけを逃し続けた末に。炎しか与えられなかったが故に。 「ご褒美……、うーん、でも、そうだなあ…… 要求できるならば、トラヴィスとの茶会がいいな、やっぱ」 なんて、与えられたきっかけをまた欲しがるみたいに、 ちょびっとだけワガママを言うのでした。 (-83) yayaya8 2021/10/18(Mon) 23:09:14 |
![]() | 【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレスあなたの首には届かない。 「っこの、無駄な抵抗……」 掴まれて引かれた分逸れて、それでも包丁から手を離さない。 もう片手が使えればここで手放してしまってもよかったが。 ぐっ、と無理やり押し通そうと。 「はっ、おい、!」 あなたの"言葉"のあと、少々焦ったような動きに変わる。突き放そうと藻掻くがそもそもあなたの方が力は強いのだ。 音が聞こえた。 今この場で判断は誤っても、勘だけは正しく働いた。 これから起こることは、絶対に、ろくでもない! 視線を背後へ向けかけた直後に到達する、腹部に突き刺さる冷たく鋭い感覚がその答え合わせだった。 「いぃ……っ、ふざけッ、るな……!」 反射的に体を動かそうとして呻く。動けない。肩にかかる生温さも不快だ。 力任せに今度こそ掴まれた手を振り払って、逆手に持った包丁を滅茶苦茶にあなたの背中へ突き刺す。 「死ッ、ね!クソ野郎ッ、がッ!」 怒り半分、ここから逃れたい気持ち半分で、もう片手で突き放すようにあなたの肩を殴りつけている。 (-84) greenrotara 2021/10/18(Mon) 23:20:38 |
![]() | 【秘】 墓守 トラヴィス → 『不死兎』 ニア「そうする。解ける、という意味も、なんだか悪くないじゃない?君も私も熱を欲するものだ。そういう感覚を……嫌うよりは、好む側かなと」 トラヴィスの求める熱よりは、彼女の炎は苛烈だが。けれどその目には金属すら地に伏せる様を、砂が硝子に溶けてゆくのを見たことだろう。きっとそれは、熱を思わせる景色だ。 「……んん。逃れられれば、いいなあ。私は……追いつけないなって、『寛解』してしまったから。少なくとも私と、私の血族を殺した男の間にはもう、何も為すことはないことを知っている。だから……、……その循環を厭うものがいれば、……それに寄り添うように生きていたいと思うよ。奪うのでなく、与えるように……」 ミルクティーは、彼女の欲しいものになり得るだろうか?砂糖菓子は、柔らかなレース編みのテーブルクロスは、花弁のティーセットは? 奪われ続けるものから比すれば、それは僅かなものにしか過ぎないだろう。けれど、トラヴィスは、0と1の違いを知った。だから、……でき得ることは、したいと思う。 ならば。 「……私との、……ああ、それは、ふふ。嬉しいね」 「いいよ。一緒に、沢山の君の欲しいものを探そう。これからゆっくり、時間をかけてね」 ワインを買おう、と、トラヴィスは決めた。 そしていつか彼女がこの世界を愛するようになった日に、それを共に開けることにしよう──── 「楽しみだね」 (-85) tasukete 2021/10/18(Mon) 23:32:39 |
![]() | 【人】 知能犯 ルヴァ>>74 アマノ 貴方が正常に戻るまでをただ見ている。ああ配慮してくれたなと理解するが、それに礼を言うことはない。 「想定はしていた。勿論失敗がある以上、成功だけを見て動くのは良い策ではないね。その結末がどうなるかなど火を見るより明らかだ。その先のことも既に考えてある。」 戦争家ではないけどね、と一言。 「そうだね、君たちも自然に協力することになるだろうけど。今度こそ想定外を制御して、より都合のいい未来を望んでいるよ。君たちもこの先いい未来だといいね。 ……そう、あまり関係ない。どうせ私はあの白痴と私のエリアから去ることができれば良いのだから。」 肯定。己が墓になった後のあなた達の未来までは保証しないし、する意味もない。存分になすりつけたあとは好きに生きればいい、己のように墓になるのを選ぶわけでもないのなら。 「もし出来なかったらその時だけエリアからは抜け出せるように君に頼んでおこうかな。そこであまりいい待遇を受けていなくてね。まあ、保険だ。ここまで『成功』したのなら、流石にその必要もなさそうだね。」 最悪凍土に行かなくても、きっと己は封じられるし、エリア移動は起こるだろう。それは少年にとってのより良い未来だ。 そもそも、己が凍土に行くのを予見していた発言が発覚していても凍土行き覆せない程度の大きなことをしたと考えている。なにもない可能性は低いと推測している。 「という訳で君が何処まで生きるかはわからないけど一旦はお別れだ。遺言は……わたしを覚えててくれると嬉しいね、かな。何か他にあるかな。」 一旦は。存在の記憶を託し、凍土から帰る未来も思い描いてはいる少年だ。とはいえ貴方がそれを聞いてどう思うか。教えても教えなくてもいい話なのだろうと少年は思っている。 (75) axyu 2021/10/18(Mon) 23:49:43 |
![]() | 【人】 知情意 アマノ>>75ルヴァ 「君であればそうだろうと思っていたが、やはりか。なら……私から口を出すことはないだろうな。君の知性に私は信用を置いている」 尊重する意思もまた、ある。自分一人が尊重したところで、というところはあるが。 「私の場合、この場面だと感情に従った方が君好みの結果が得られそうな気もするがね。そこは互いにとって都合のいい未来を目指すこととする。君は君の『愛』に殉じればいい」 この無礼講の場で出会い、ほんの僅かな間交わった縁だ。情のために罪を引き受けられているわけでも情のためにあなたの頼みを聞くわけでもない。 情がないとは言わないが、情と表現するのは何か違う気がするので。 「エリアから抜け出す件については私が改めて動かずとも、といったところではあるが頼みは聞き入れよう。保険は多いに越したことはない」 きっと暫くすれば、それこそあなたが凍土に行くなり封じられるなりすれば忘れ去られる程度のそれを保険と呼んでいいかは分からないが。 男は、あなたの問いに近いそれにほんの一瞬だけ思考を巡らせてから。 「遺言は遺言で一応受け取ってはおくが、それは言うまでもないことだろう。私が君という知性を忘れるなどという惜しいことをするわけがない。 それと……そうだな、」 す、っと人差し指を立てて。 「 次会う時には もう少し君の彼女について話を聞かせてもらいたいが、構わないかね?」 (76) uni 2021/10/19(Tue) 0:08:47 |
![]() | 【秘】 模範囚 メサ → 不覊奔放 ナフ「…ふむ。"ありがとうございます"!」 自分は正しい人になれる、と言われたような。 それは3000万に上る命の贖罪の長い道のりで、何にも勝る希望として、胸に。 「もう少しで無礼講も終わりです。また元の日々に戻るわけですが…その言葉は、その先長くまでとっておく事とします」 「また会った時には、話でもしましょう。出来るなら手合わせもいいかもしれませんね」 今回は…時間がないが。 (-86) hundred 2021/10/19(Tue) 1:30:30 |
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