人狼物語 三日月国


7 【R18】鈴蘭の村:外伝6〜カフェリコリス〜【RP半再演ペア】

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【人】 古城の吸血鬼 ニクス



[ あの赤い薔薇も燃やしてしまおう。

 手にかけようとした時、遡る記憶。

 私、この花が好きだわ

 たった一言で伸びた手を下ろした。

 人の言葉は、よくも悪くも他人に影響を及ぼす。
 それはまるで呪いのように染み渡る。
 名前ひとつですら簡単に縛ってしまう。

 毎日呼び合っている度にきっと、まともではなくなっていた  ]

(701) 2019/04/11(Thu) 23:31:21

【人】 生贄 セレン

 
[ 暖かい湯に浸ること幾分。
  その間に流れたもの寂しいピアノは届かずに、
  思いを馳せるのもきっと陽と宵闇ほどの差があった。

  狼に話しかけるのは過去の疵で、
  人ではない獣だからこそ無感動に痛みを綴る。
  孤独の毒を。希望の猛毒を。絶望の甘さを。
  諦めの囀りが心地よく、そう生きてたことを。

  顔立ちだけは悪くなかったせいで、
  幾度か生贄に決まる前は襲われることもあった。
  花街に売られなかったのは、疎まれた目のおかげだ。
  陽に弱くまともに陽射しを見れない灰は、
  月に輝くのを見咎められ化け物だとも詰られた ]
 
(702) 2019/04/11(Thu) 23:31:24

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ あなたの優しさが、あなたの寛容さが、
 あなたの偉大さが、罪であり、罰なのだ。

ねぇ、
 神様が、世界が、時間が、
 私達の大切なものを奪っていくのだとするなら
 私はきっと奪われる前に殺すわ。
 だから安心しないで。怖がらないで。
 私はきっとあなたの事が好きだから。

 だから、ね――……?

 男を殺したのは彼女達で
 あなたを殺したのは他でもない私達で
 私は今日も誰かを殺す。
 あなたは今日も誰かを殺す。

 あなたが望んでいてもいなくとも、
 私が望んでも、望まなくとも、だ。

 言葉というのは、まるで呪いだ ]*
(703) 2019/04/11(Thu) 23:32:03

【人】 生贄 セレン

 
   化け物って人間に殺されるんだ。
   ……少なくとも、ぼくはそうだった。

   母さんも、父さんも、村のひともみんな。


[ 狭い世界で育った己には、
  彼の意図するべき内心はいまだ探れない。>>615
  考えはすれどまるで殺すのは容易だとしか解釈できず、
  その意であるならば、叶える気がさらさらない。

  だから結論は幾度考えても同じこと。
  溜息を吐き出し、ふと、主の言葉を思い出す。>>615 ]
 
(704) 2019/04/11(Thu) 23:32:16

【人】 生贄 セレン

 

  ” 彼に願えばすぐ向かおう。 ”

 
(705) 2019/04/11(Thu) 23:32:36

【人】 古城の吸血鬼 ニクス

  ―現在:男の部屋―

[ 結局庭園の花は今も咲き誇っている>>684
 観るだけに留めているから棘の処理は甘く
 白い指に血を浮かせているとは知らぬまま>>685
 血を吸っても尚赤い薔薇は熟れており、

 その度に苦々しい記憶を思い出す。

 男はベッドに飾られた赤薔薇を見つめる。
 そろそろ新しい物を用意する必要がありそうだ。
 ついた膝を床から離せば立ち上がった。

 隠し部屋を抜ける際、もう一度振り返る。
 一瞥に留めて、自室へと戻った。

 寝台に眠るのは白いドレスを見に纏った白骨死体だけ ]*
(706) 2019/04/11(Thu) 23:32:50

【人】 生贄 セレン

 
[ 願えば、伝わるのだろうか。
  ならば独言のように語り聞かせた疵も、
  明け透けに伝わってしまったのだろうか。
  
  狼の瞳を覗き込むも静かで変化はなく、
  暫し迷って、部屋に行かせてくださいと囁いた。

  足を向けて貰うほどの用事ではない。
  寧ろ、側にいたいのは己なのだから行くのが当然だろう ]
 
(707) 2019/04/11(Thu) 23:35:09

【人】 生贄 セレン

 
[ 伝えてしまえば行動は早かった。
  どうやってこの城を維持しているのか不思議だけれど、
  指先まで温まった湯を出て、バスタオルに包まれる。

  湯気香る身体は仄かに薔薇の香りが漂って、
  それこそ、村で施された生贄化粧よりも甘やかで。
  それを意図せず水滴を拭いバスローブに身を包むと、
  主の上着をまた羽織り、裸足のまま浴室を後にする。

  目指すは厨房、湯を沸かして、紅茶を一客。
  道具は奴隷であったころに使い方を憶えているから、
  あとは薔薇の花弁を洗って紅茶に浮かべるだけ。

  慣れない場所に少しは戸惑ったものの、
  黄金の一滴まで理解したそれを両手で抱え、
  足は急いで彼の部屋へ──

  扉をいきなり開く不躾はせず、
  とんとんと叩いて、様子を待った ]*
 
(708) 2019/04/11(Thu) 23:36:48

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 獣は触れられる度尻尾をぱたりと振る>>684

 彼に呼応するよう反応を示していた。
 首筋を撫でる人>>686に呼び寄せらるまま>>687
 彼の独白めいた一言>>693に耳を欹てる。

 眷属の耳には主のピアノの音色は届いていた。
 だがそれに対して何かを伝える事はなく、
 ただ、一度だけ彼>>704を慰めるように
 その頬を舐めようと舌を伸ばした。

 覗き込まれる眸>>707と見つめ合う。
 狼は人の言葉を持たないけれど理解は出来る故、

 身支度を整える彼>>708の邪魔をせぬよう
 しかし小さく主に伝えるよう遠吠えをし、
 紅茶を運ぶその傍にひっつきながら
 主の場所に向かうのだった ]*
(709) 2019/04/12(Fri) 0:07:26

【人】 カットバース 遊撃手 マナ・ローレンス

[整列後、ラッセルと守備に向かう途中]


……みんな、すごい顔だったわねえ。あんたやるじゃない、みんなをああさせたのって、あんたの声出しよ?


[守備につくメンバーのほとんどが、ある種の狂騒状態にある中、皆を熱狂させた声出しの張本人と、マナだけは冷静であった]


……こういう日のみんなは、だいたいビッグプレーを繰り出すものだけど、ビックリプレーにも注意しなきゃね。


[ちょっとしたギャグを飛ばした。熱に浮かされたチームには、思わぬ落とし穴が多い。それを知ってるマナは、つとめて普段通りでいようとした。熱に浮かされたこのチームには、いざという時に冷静でいる人間が必要になるからだ]
(710) 2019/04/12(Fri) 0:11:41

【人】 カットバース 遊撃手 マナ・ローレンス

ま、気楽にいきましょうよ。まだ最後のオープン戦だし、ここで飛ばしすぎると後がもたないわ。でも……


[レフトを守る不器用な彼女にも、ある程度リラックスして試合に臨むように言った。ただ、今日はラッセルの様子が普段と違うとは感じている。だからこそ……]


定位置より前の打球はミスしないように。カバー入るの、私なんだからね?


[こう言って茶化しておいた方がいいような気も、した]
(711) 2019/04/12(Fri) 0:12:21

【人】 カットバース 遊撃手 マナ・ローレンス

[9回表 ツーアウト満塁 カットバース大量リード]

[熱気に乗ったチームは流れるように大量得点。気がついたら普段あまりお目にかからないような点差になってはいたが、そこでバッテリー含め主力選手を下げたのが誤算だった]


……嫌な雰囲気ね。これ以上点が入らないといいけど。


[この試合がもう少し続きそうな、そんな雰囲気をビシビシと肌で感じている。すでに2点が入っており、なおも塁上が全てうまっている。前の回までの楽勝ムードから一転、追い上げられた挙句逆転されるなんて事案はいくらでもあるのだ。そんな時は]
(712) 2019/04/12(Fri) 0:13:39

【人】 古城の吸血鬼 ニクス

  ―自室―

[ さて。
 室内にある机に向かって本を読んでいた頃、
 眷属の声>>709がこの耳に届いた ]

  おや……案外早かったな。
  
[ 進めていた読者を止めれば本を閉じる。
 寓話などに興味などなかったが
 こうしてまた読み進めてしまっていた。

 ノックの音が数度>>708
 どうぞと返答を返した。

 彼が進むのならば狼もその傍についていく ]
(713) 2019/04/12(Fri) 0:17:29

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  茶葉の良い香りだね。
  でも、君の部屋に着替えを用意したけれど
  着替えてこなくてよかったのかい?

[ 未だバスローブのままである彼にひとつ。
 用意した衣服のことを示しつつ>>680 ]

  足だって寒そうだし、
  上着だって君の肩に合っていない。

  風邪を引いてしまわない?

[ 彼が叶わないというのであれば
 強く付け加える事はなかったけれど
 首を傾げたまま問うた ]*
(714) 2019/04/12(Fri) 0:17:40

【人】 カットバース 遊撃手 マナ・ローレンス

内外野ツーアウトよ!内野は近いところで処理!余裕があるなら自分でベース踏む!難しい打球でも落ち着いて処理すれば間に合う!外野はフライとるだけヒットはとにかく後ろに逸らさない!際どいところ挑戦するのもいいけど悪い流れを加速させないことも大事だからね!!


[年長者がしっかりしなければと、意味のある声で浮き足立つ経験の足りないナインを盛り立てる。その声に触発されてか、先程まで沈み込んでいた他のナインの声もグラウンドに聞こえ始めた。こうなるとあとはピッチャーが平静を取り戻し、ストライクにさえボールがいけば勝てるのだが]


……レフトバック!落ち着いて捕りなさいよ!


[かきん、という特別珍しくもない音を立て、打球はマナの頭上を越え、レフトやや後方に飛ぶ。万が一を考え、中継地点を深めに取ろうと走るその眼前には、ボールをしっかり見ながら追っていくラッセルの姿。ボールが地面につくかもしれない1秒前、ラッセルが伸ばしたグラブに収まってくれるだろうか*]
(715) 2019/04/12(Fri) 0:21:21
(a75) 2019/04/12(Fri) 0:21:50

【人】 青星 ロキ


 ……生意気なちび?


[あながち間違いでもなさそうな、
でも大概失礼な言葉を落としつつも彼女の問い>>688に答える。

―――けれど、
彼女が文字を読めていないことには気づいてはおらず]

[そもそもとして、読めなくても問題はなかった。
意思疎通には困らなかったし、文字をあえて読む機会もなく。

だからこそ、今の今まで気づくことはなかったのだけど]

[行儀悪く足をぶらぶらさせる相手>>689
落ち着きのないやつめ、とつぶやいて。

視線は再度メニューへと。

耳に届く音楽は確かに聴きなれないものであったが
それゆえに気にするものでもなく。

す、と視線が揺らぐ]
(716) 2019/04/12(Fri) 0:39:15

【人】 青星 ロキ

[つながった先で、何かを感じ取られたことまでは悟れず。
思考はただ、過去へと沈みかける。

彼女に届かぬほどの奥底で
小さななつかしさに魂を震わせながらも
もう二度と"戻れぬ"そこへ思いをはせる。…はせてしまう。


一瞬だけ過去へと意識が飛んだけれど、
そのまま大事にしておけるほど、
…悪魔は人間性を"持ち合わせていない"。
         
なくしてしまった



―――、だからこそ、
己すら触れられぬほどの底に郷愁の念ごと閉じ込めて。]
(717) 2019/04/12(Fri) 0:40:29

【人】   ロキ



       
― 少年 ―

    
悪魔の仮面に隠した魂が、そろり、顔をだす



 
(718) 2019/04/12(Fri) 0:42:07

【人】 青星 ロキ

[やってきた品>>599に、視線だけをよこし
小さな感想>>690が耳に届けば、く、―――と笑う。

まあ、確かにすごいな、と同意はしつつ。

なかなかのボリュームのそれは
食べるのも一苦労しそうだ、…という感想は胸の内に秘めておく]


 …んー?


[小さく問われれば>>691、曖昧な返事だけをよこす。

同じタイミングでやってきた食べ物>>600
思わず視線が行ってしまっていたからだ。

暖かな湯気を出していいるそれは、
―――少しだけ、故郷とは見た目が違っていたけれど]
(719) 2019/04/12(Fri) 0:43:25

【人】 青星 ロキ

[こぼれた、思いは。こぼれたことすら気づかずに。

ふ、と意識が戻ったのは何やら嫌な音を立てそうなくらい
力を込めているフリーレの姿が目に入ったからだ!>>691

思わず仮面の奥で口元がひくついて、]


 いや、そうだけど。そうだけど

 そんな力いっぱいしなくていいやつだぞ、それ!


[別段、悪魔だってもともと育ちはいいほうではない。

だけれども、―――ありとあらゆる世界を渡った結果
それなりの"常識"というものは身についてもいて。

彼女が無理くり引き裂こうとしている
鶏肉の切り方を小さな声で教えてやるつもりで、声を落とす]
(720) 2019/04/12(Fri) 0:44:21

【人】 青星 ロキ


 そういうのは、
 力を入れなくても切れるようになってんだよ

 むしろ力を入れると切れないぞ


[自身はスープだから実践なんてものはできやしないが、
仕方なしにジェスチャーで切り方を教えてやりつつ。


…自ら頼んだひよこ豆のスープは
食べる勇気がわかず未だ手を付けられなかった**]
(721) 2019/04/12(Fri) 0:44:46

【人】 不器用 ラッセル


[守備位置へ走る。レフトは遠いから基本走り気味に
となりにはレフト…の前の守備位置、ショートのマナさん>>710]


 声出しってあんなに効果があるものなんですか…?


[良いことを言って気合を入れる。円陣を組んでチームワークを強固なものにする
心ややる気は確かに大事だし、否定はしていない…が

それにしては、あまりにも浮いついているような
劇薬になる言葉を放った覚えはない。自覚もない
自分も多少熱くなっているのは感じるが、熱量が比にならないマナさん以外の選手を見て不思議に思う

そして同時に、何か嫌な予感も。]
 
(722) 2019/04/12(Fri) 0:55:37

【人】 不器用 ラッセル



 気楽気楽…
 マナさんはそのぐらいで丁度いいですが
 私はせっかく出してもらってるのもありますから……


[こうは言い返したが深呼吸をひとつ

落ち着きがないと細かいミスが増えてしまう
それもその通りだということを、理解できる冷静さはまだ残っていた
不器用ゆえに実行できるかは、さておき。だ
]


 カバーと言わず
 全部取ってもらってもいいんですよ?


[新ポジション ショフト
茶化し>>711には…「そうしたらマナさんの分私が打っておきます」という言葉を返す

基本的に打つために守備に入る気分
自分の声出しでの発言を、誰よりも率先して実行していく
その静かな闘志は、試合が始まるとより強く]
 
(723) 2019/04/12(Fri) 0:55:56

【人】 不器用 ラッセル


[…そして、9回
スコアボードに並ぶのは初めて見たような数字達
そして目の前には
少し状況こそ違えど、なんだか見覚えのある満塁の景色

前進守備だとか中間守備だとか細かいシフトの話は分からない
経験者のマナさんの指示>>715に従って移動したりして

 「悪い流れを加速させない」

慣れない守備。燃える意識。回り続ける思考
……不器用でまっすぐだからこそ
その前の言葉を、聞き逃した。


          
取ってしまえば、これで終わり
だと。]
 
(724) 2019/04/12(Fri) 0:57:30

【人】 不器用 ラッセル



 ………!


[マナさんの声が聞こえる>>715
ただ、落ち着いての言葉までは届かない

守っていた位置よりやや左後ろに行った事は
目視と声掛けで理解していた

不思議だ。とても良くボールが見えている
そう感じたのは
冷静
だから?
興奮
しているから?


息が切れてもボールを追う。その宣言通りに走って走って
伸ばした右手グラブの先にボールは…入っていた]**
 
(725) 2019/04/12(Fri) 0:59:14
不器用 ラッセルは、メモを貼った。
(a76) 2019/04/12(Fri) 1:01:58

【人】 Another Story セレスティア




     
( 一人でいたら押し潰されちゃうのに。 )
 
 
(726) 2019/04/12(Fri) 1:07:22

【人】 Another Story セレスティア



[別に全てを明らかにするべきだとは言わない。
その傷を見るまでこちらも察しがつかなかったのだから、
言われてみれば此方だって
簡単に彼を置いて逃げてしまえる側なのだ。>>532

なにもできない無力な己は
「やることがある」だなんて銘打って、
こんな崩れかけた世界の中での隠れん坊を
エゴの塊のように続けていたから、
大それたことなんていえないのだけれど、]


( わかってたならわかっていたで、
  誰かに打ち明けるだとか、
  なにかできなかったのかなって、今でも思う。
  勿論お笑い種になっていたのだとしても、
  私たちにだって、何かできたかもしれないのに。

  ……貴方と繋がっている血のひとが
    呪いと無関係なのに、蛇の首を落としたように。 )


(727) 2019/04/12(Fri) 1:07:25

【人】 Another Story セレスティア



[だからこそ、あの時、あの玄関ホールで
私はぼろぼろになっていた貴方に問いかけた。
もう後戻りできないくらいに壊れかけたこの場所で
貴方自身が幕を下ろす覚悟があるかどうか。
自分を信じて走り抜けていけるのかどうか。
たったひとつにまとめた大雑把な言葉で。]



  「   ねえ、アナタは。
      何をするデスカ?   」


   ( 忘れた、なんて言わせない。
     もし言ったなら、私に渡した思い出し玉を
     そっくりそのまま返してあげる。
     茨の道でも進み続けるその足を
     自ら無駄だったと折ることを
     私が決して許しなどするものかっての! )


 
(728) 2019/04/12(Fri) 1:07:29

【人】 Another Story セレスティア




   
貴方が終わらせるなら、

   
私は何かを始められないかな。



 
(729) 2019/04/12(Fri) 1:07:31

【人】 Another Story セレスティア



 
“restoration”

                
“chance”

 
“power”

                
“forgiveness”

 
“renaturation”



     
ありったけの幸福を蘇らせようか。



                
“tough”

 
“shine”

                
“guide”

 
“play”


 
(730) 2019/04/12(Fri) 1:07:35

【人】 Another Story セレスティア



( ……灼け付き 焼け付き
  罪の意識が跡となって剥がれなくなる前に。
  ただ転がすだけの石に願いを込めて、
  貴方の頭上に希望の光を注ごうとした。

  人は誰だって強くないし
  一人で生きていける人間なんてそうそういない。
  勝手な使命感に頽れる必要なんかない。

  だからこそ、私は共犯者にまでなって
  “これから”を繋げているのだけれど。 )*


 
(731) 2019/04/12(Fri) 1:07:40

【人】 Another Story セレスティア





       
──── ▼Go,Morning!! ────

 
(732) 2019/04/12(Fri) 1:42:27

【人】 Another Story セレスティア



( 初めて海を渡ったのは、
  父親に見送られながら、
  愛しき米国の地を離れ、この場所に来た時。
  それっきり大きな外出をしなかったものだから、
  直ぐ近くの料理が美味しい国の凱旋門も、
  花開く美しい街並みも知らないまんま。>>538

    少女が微睡んだ狭間で覗いたものは
    酷く朧気で曖昧なものだったけれど、
    塗りつぶされた世界の中で
    必死に息をして、足掻いて、生きる人たちがいた。 )



    ( まるで昔の私たちみたいに
     終わりのない迷路を只管に前進し続けてた。 )


 
(733) 2019/04/12(Fri) 1:42:30

【人】 Another Story セレスティア



[「日刊預言者新聞」は、ほんの少し苦手だ。
マグルを痛烈に批判したと思ったら、
掌返して特集を組むこともある。
コロコロ変わる世論はいいように弄ばれていて
正直読んでもいい心地はしない。

眼が飛び出そうな見出しの記事には目もくれず>>541
少女は寝坊助の青年を起こすことに全てを注ぐ。
全ては単位のため、成績のため、
そして───先生のお説教と罰則回避のため!]


( 正直試験の大変さよりも
  たっぷり一時間、魔法薬学の教室で正座して
  正座して教師の言葉を浴び続ける方が
  めちゃくちゃ疲れるんじゃないか、とは
  口が裂けても言えないことのひとつである。 )


 
(734) 2019/04/12(Fri) 1:42:47

【人】 Another Story セレスティア


[感謝をすべき境遇を受けているというのに>>541
それを知らんと仇で返すような行為は>>542
きっと天国の父親も苦笑いが隠せないでいるかもしれない。
吠えメールを喰らったような顔をしている>>543
彼の顔に思いっきり鼻先を近づけて、
その思い瞼が開くまで、次回はどう起こそうか、
いたずら専門店にチョークは売っていないか、

とか失礼にもほどがあることを思いながら

呑気な朝の挨拶を眼前に浴びせて、へらり笑った。]


   ぐっどもぉにんぐ、アレクサン!
   …………?だって起きなかったんダモン、
   心配して顔も見たくなりマスヨ!


[アメリカ訛りは随分と慣れてきてはいるが、
矢張りほんの少し難しそう。
二十歳にして情けないビビり具合は>>544
常日頃であるかのように受け流し、言い訳を重ねれば
続けられた言の葉にさあっと青ざめた。>>545
「罰則」、世界一苦手な言葉である。
羊皮紙いっぱいに反省文を書かされるのか、
禁じられた森行きなのかは兎に角、どれも楽しくない。

進捗のしの字も無いすべきものだらけの課題の山に
白い頭を抱えて唸りながら身をよじらせた。]

 
(735) 2019/04/12(Fri) 1:55:32

【人】 Another Story セレスティア



[彼の睨め付けも、お小言よりも。
定位置にスマートに戻された魔法の方に目が行って
移動する大鍋を口を半開きにして見つめていた。
目を輝かせて彼の方を振り返れば、
随分と調子の悪そうな鈍い動きに>>546
飛び出かけた賛辞の言葉をひょい、と口内に引っ込める。

魔法生物学者を伊達に目指していないわけじゃない。
座学は悪くても観察眼だけは一人前にあるものだから、
近い人の細かな変化でさえ目について気になるもので、]

 
(736) 2019/04/12(Fri) 2:01:21

【人】 Another Story セレスティア



   ……アレクサン、なんかありましたカ?
   さっきもうなされてるみたいでしたシ。

     調子、悪そうデスヨ、気のせいデスカ?


[まるで朝食にオートミールを希望するみたいに、自然に。
唇から零れ出たのは、彼を労わる心配の表現。
困り眉とコバルトブルーのふたつのまなこが
彼の黒い瞳に向けて細められていた。]**

 
(737) 2019/04/12(Fri) 2:03:51
Another Story セレスティアは、メモを貼った。
(a77) 2019/04/12(Fri) 2:08:48

【人】 リコリス臨時店員 Dante

─色変わるハーブティーの一コマ─



  かしこまりましタ。
  それでは少々お待ちくだサイ。


[アレルギーは無いという言葉に頷き、
準備に取り掛かりマス。
リウビアさんはともかく、僕はイタリア人なので
僕が日本人では無いという点は大正解デス。



アレルギーの話は知ってたら
思わず目を丸くしていたことでショウ。]
(738) 2019/04/12(Fri) 2:24:38

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[青いお茶がピンクに変わった途端
お客様から声が上がり、目論見はうまくいったようで
内心ホッといたしましタ。
キレイ、可愛いとの言葉には微笑んで]


  ありがとうございマス。
  このブレンドはラベンダー、マロウブルー、レモンバーベナ
  この3種を加えたものでしテ。
  青い色はラベンダーとコモンマロウ、
  それらに含まれるアントシアニンの色なんデス。


  そこにレモンを加えると、
  このようなピンク色に変わるんですヨ。


[レモンとラベンダーのほのかな香り。
レモン果汁を入れたのはカルボナーラと
ケーキセットと合わせてもさっぱり食べられるようニ。
色の演出はハーブティーの効果に加え
少しでも気分を紛らわせることが出来たらなト。]
(739) 2019/04/12(Fri) 2:25:05

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[程なくしてカルボナーラも運ばれ>>579
リウビアさんの「ごゆっくりどうぞ」という言葉に
自分もまた一礼したのでしタ。]*
(740) 2019/04/12(Fri) 2:25:21

【人】 リコリス臨時店員 Dante

─今日は軽食がよく売れますネ─



[お連れ様のご注文を承ったのち、
催促するお連れ様の側>>689で悩むお客様。
小さく漏らした声に気付きそちらを見やると、>>570
何やら視線と指先が一つのメニューを指していましタ。


ひよこ豆のスープ。]


  こちらのメニューは少々お時間が掛かるのですが、
  それでもよろしいでしょうカ?


[是が返ってくるようであれば
「かしこまりましタ、それでは少々お待ちくだサイ。」
そう告げてキッチンに向かいマス。]
(741) 2019/04/12(Fri) 2:25:34

【人】 リコリス臨時店員 Dante

─キッチン─



[バックヤードにいるリウビアさんとセドラさんに
鉢合わせはしたでしょうカ?
もし鉢合わせしたならば小声で]


  ああ、セドラさんおかえりなサイ。
  バタバタしてすみませんネ、
  今グリルチキンセットとひよこ豆のスープの
  注文が入りましテ。


[手伝いの申し出があったなら素直にお願いしたでショウ。
ただし自分一人なら
オーダーが入った品名をメモして
調理に取り掛かったのでしタ。]
(742) 2019/04/12(Fri) 2:25:52

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[冷蔵庫の中、右隅には人参・玉ねぎはみじん切りにしたものと
1cm角の大きさに切ったものをそれぞれ1食分ずつ
小分けにした袋を入れておりましタ。
(リウビアさんには気付かれていたかもしれまセン>>604
こうしておけば調理時間の時短にも繋がりますカラ。


スープのひよこ豆は水煮缶を、
あとはベーコンも1cm角に切ったものがあったので
それを使うことにしましょうカ。
乾燥させたエノキダケも入れて、日持ちする食材を使った
ひよこ豆のスープはチキングリルと並行して作りまショウ。]
(743) 2019/04/12(Fri) 2:26:11

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[ズッキーニを食べやすい大きさにカットし、
ジャガイモは棒状にカットして水にさらしマス。
まな板に待機させてプチトマトを取り出し、
ヘタを取り除いテ。
缶詰の水気は切っておきましタ。


鍋を用意し、オリーブオイルを熱したら
人参・玉ねぎとベーコンを加え炒めまショウ。
炒め終えたら鍋を休ませてト。
チキングリル用の鶏肉に塩とガーリック、
肉を柔らかくするための砂糖と水で保湿したら
低温でじっくりと皮から焼いていきマス。


その後鍋に水とコンソメ、
ひよこ豆と乾燥エノキダケを加え
蓋をして煮込んでいっテ。]
(744) 2019/04/12(Fri) 2:26:31

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[この際肉から出る水分を綺麗に拭き取って、
ひっくり返したら野菜を加え、蓋をしてじっくり焼いていけば
肉の方はこれで良し。


鍋もコトコト煮ている間、
水気を拭いたジャガイモは
フライパンに油をひたひたに入れて中火にかけマス。
泡立ったら弱火で時折揺すりながら
10分ほど揚げてバットに冷やしまショウ。


スープは塩と胡椒を入れて味を整え一煮立チ。
フライの油は高温にして二度揚げデス。
チキンと野菜を皿に盛り付け、
油を切ったフライに塩を振って添えたら完成。]
(745) 2019/04/12(Fri) 2:26:50

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[その後鍋の火を止めてスープ皿に盛り、
イタリアンパセリを散らして
ひよこ豆のスープも完成デス。



「お待たせしましタ」と言って
グリルチキンセットを提供した後、
ひよこ豆スープをお客様の前へ。>>710]
(746) 2019/04/12(Fri) 2:27:22

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[ごゆっくりどうゾとお声がけした際、>>600
(なお対応については何やら「合っている」という
 謎の直感を感じつつ>>607

カウンターのお客様のお食事が終わっていれば]


  こちら、お下げしてもよろしいでしょうカ?


[皿の前でそう尋ねたことでショウ。
是が返ってくるなら失礼いたしマスと言って下げ、
否であればそのままニ。
再びキッチンに戻ってパフェやケーキを用意し
お客様に提供したことでショウ。]*
(747) 2019/04/12(Fri) 2:27:43

【人】 生贄 セレン

 
[ 獣は距離を縮めてくれて、>>709
  側に寄り添う姿に知らずと雰囲気を和らげる。
 
  他人が己に触れた記憶の中で、
  心地よさを感じるものなど今までは何ひとつなく。
  近付かれる気配はただ己を侵す怖いものだったのに。

  獣の体温は側にいるだけで暖かく孤独を癒やし、
  恐怖に満ちていた緊張を自然に解してくれていた。

  蜜を塗られた唇に触れた冷たい熱の記憶もまた、
  鎖された未来へ繋ぐ糸のように、安堵を呼んでいる ]
 
(748) 2019/04/12(Fri) 4:14:42

【人】 生贄 セレン

 
   ありがとう、君は暖かいね。


[ 狼に寄り添う意図がなくともやわりと告げて、
  遠吠えを響かせる傍ら、暖かな紅茶を急ぎ運べば。>>709

  扉の向こう側からの声音にそっと息を吐く。>>713

  大人の前では籠もる力を抜くのに深呼吸を数度。
  そうして紅茶を零さないよう扉を開き、顔を覗かせて ]
 
(749) 2019/04/12(Fri) 4:16:35

【人】 生贄 セレン

 
   ぼくは、自分勝手なので……
   貴方に紅茶を淹れたくて来たんです。


[ 失礼しますと控えめに口にして、
  部屋に入ることには遠慮はなく狼を伴い主の前へ。

  掲げた紅茶は誰の為のものかなど知らせるように。

  熱めに淹れて、夜気で冷めて適正温度となったそれを、
  未だ机の前にいるのなら、その机の上に置いてから。

  返した言葉は彼の言葉の焼き直し。>>611
  仄かに香る薔薇だけが特徴の紅茶には、
  風呂で温まったからこそ浮かんだ願いを籠めている ]
 
(750) 2019/04/12(Fri) 4:20:11

【人】 生贄 セレン

   
   沐浴ができなくても、
   温かいものに触れればあなたも温まるなら。
   
   それに………

[ 頬に触れた彼が囁いた言葉を憶えている。>>434
  他人の体温が温かいと感じるのなら、
  僅かな間だけでも───そんな意図を綴ってから ]
 
(751) 2019/04/12(Fri) 4:23:33

【人】 生贄 セレン


   ぼくの意志じゃなければ、意味がないのでしょう?


[ 部屋に来た理由も、温まって欲しい理由も。
  冷たい夜の怪物に近付こうとする意思を紅茶に混ぜて、
  薔薇の湯船に浸かり香を纏う身体はふらりと距離を取る。

  花弁を紅茶に浮かべた理由も意思表示のひとつ。
  
  彼から手を伸ばしても届かない距離で夜を見つめて、
  上着を羽織る身体を抱くように己の身を抱きながら ]
 
(752) 2019/04/12(Fri) 4:34:29

【人】 生贄 セレン


  ……ニクスさま。
  ぼくは生きていたい、死にたくない。

  そんなぼくが貴方を殺す方法を知らされて、
  どうしたいと思うかを想像、しましたか……?
 
[ 薔薇の香に包まれ夜の上着に包まれ囁き、
  薔薇の香茶を夜に差し出し温まって欲しいと願い。
  飲めば香気は彼の内へと落ちるのを望む艶やかさを、
  微笑というには稚い唇で歪な弧を描く。

  不慣れな仕草であることは伝わるだろう。
  けれど、その行為に、惑いの曇りは一点もなく ]
 
(753) 2019/04/12(Fri) 4:48:35

【人】 生贄 セレン


[ 耳に届けた囁きは魅了の楔に囚われた甘さはなく、
  無邪気なまでの悪辣さを含んだ、自己の発露。

  夜を殺す術の真偽など試す気はなく、
  けれど、夜への好奇心を殺すつもりはなかった。

  全てに裏切られ、捨てられ、捧げられ、
  居場所など、この夜の城以外にどこにもないとしても。

  夜を排してひとり生きることなど望んでもいない。
  ならば己の価値を彼に認めて貰わねば意味がない。

  もし、夜がそれを望んでいたとしても。
  彼の為であっても殺しはしない、そして生きてみせる。
   
  ―――夜が、己を望むまで  ]**
 
(754) 2019/04/12(Fri) 5:17:42

【人】   ショウ

  ー 商店街、だった場所 ー

[ ……位置情報データの取得が完了。
  ここは嘗て商店街と呼ばれていた場所のようです。
  食料や飲み物が残っている可能性は低いですが
  道具なら、何か残っているかもしれません。 ]

 ふーん……
 あのデッカくてやたら目立ってる建物は?

[ 取得データから推測するに
  デパート、と呼ばれていた物ではないかと。
  様々な商品を取り扱い
  飲食店も多数存在していた…らしいです。 ]

 らしい? だいぶ曖昧じゃない?

[ それは……実際に見た事がないので。 ]

 なんだ、そうなのか
 君のデータとやらに写真とかも残ってないの?

[ 画像データは存在していません。
  情報は全て文字列のみで記録されています。 ]

 文字だけ、ねぇ……
 見た目が文字でしか分からないの
 勿体ない感じするけどなー
  
(755) 2019/04/12(Fri) 5:24:59

【人】   ショウ


 …………

[ どうか、なさいましたか? ]

 少し先の、建物の横んとこにいる青白いの
 あれが前言ってた、思念体ってやつ?

[ ……データ及びシステムリンク完了。
  そうですね、害を及ぼしてくるかは不明ですが
  思念体である事に間違いはないです。 ]

 声掛けてみる?

[ 不用意な接触はやめた方がよろしいかと。 ]

 こっちが敵意見せなきゃ大丈夫でしょ

[ そういう問題ではなくてですね。
  あ、待って、止まって下さい。
  この近辺は崩れやすくなっている可能性が…… ]
  
(756) 2019/04/12(Fri) 5:25:36

【人】   ショウ

  

    
[ ガタッ ]




 えっ?

[ あっ、危ない! ]
  
(757) 2019/04/12(Fri) 5:27:41

【見】 AI  


[ 人々が行き交い、活気があった。
  そんな場所でも、今では思念体しか存在しない。
  響く声は、私達のものだけ。

  データにない情報は、私も知りたい。
  だけど、それは危険がない場合での話。
  彼を危険に晒してはいけない。
  少しでも危険を避ける為
  思念体に接触をしようとする彼を止めた。
  この近辺には地下鉄が存在し
  線路が走っていて、空間がある。
  そうデータが示したから。

  けれど、制止したところで間に合わなかった。
  彼の足元が音を上げて崩れるのが分かっても
  私にはどうする事も出来なくて。
  日の光にさえ照らされない闇が広がる空間へ
  彼と共に、落ちていくしかなかった。* ]
  
(@68) 2019/04/12(Fri) 5:28:28

【見】 AI  


[ 数刻前のシステムリンクにより
  この後の情報は映像データが残されています。
  
大人の事情により今までのト書きは暫し休止で

  保存されている映像データを再生します。 ]
  
(@69) 2019/04/12(Fri) 5:29:25

【人】   ショウ

  ー ??? ー

 ん、んー……うわ、真っ暗

[ ……現在位置データ検索、失敗。
  該当する情報が存在していません。 ]

 どういう事?

[ ここは商店街の地下ではないようなのです。 ]

 えっ、落ちたのに地下じゃないの?
 てかなんか、狭いんだけど……!

[ 暗くて狭い、そんな空間で目を覚ました彼。
  私の言葉には耳を傾けるものの
  壁…と思われる箇所にペタペタと触れ
  出口を探しているようです。
  私もお手伝いをしたいところですが
  データがないのでは、何も出来ないのです。 ]

 んーーないかなー
 そしたら上は……おっ!

[ 彼が軽く手で頭上を押すと
  カパッと開き、光が見えた。
  彼は狭い中でどうにか体を動かし
  パーン!と天井を開け放って顔を出す。 ]
  
(758) 2019/04/12(Fri) 5:30:22

【人】   ショウ

  ー リコリス店内 ー

 …………
ん?


[ 彼の視界に広がっていたのは
  "生気"を感じられる、建物内部の景観。 ]

 なぁ、ここってなんだ?

[ 申し訳ございません。
  私にも全く分からないのです。
  喫茶店やカフェ、と言った物のデータと
  景観は似ていると思いますが。 ]

[ ふーん、そうとだけ彼は反応する。
  観察に夢中な様子です。
  人間……と思われる姿も見受けられるので
  きっと、そのせいでしょう。
  彼の事です、その人物らに接触されたなら
  無警戒に対応するはずです。 

  感動…出来たなら、したいところですが
  彼も私も、状況を整理しないと厳しいでしょう。 ]
  
(759) 2019/04/12(Fri) 5:32:50

【見】 AI  


[   ちなみに

  彼が目を覚ました空間の正体が
  
大きなゴミ箱の中だった
、とか
  
頭や肩にゴミ屑が乗っている
、とか
  というのは、なんとなく黙っていました。
  ちょっと、言いづらかったもので。* ]
  
(@70) 2019/04/12(Fri) 5:33:58
  ショウは、メモを貼った。
(a78) 2019/04/12(Fri) 5:38:38

【人】 幕末のライダー シロガネ

[しかし、ジャパニーズ土下座を一体どこで知ったのだ、クガネ
と、土下座で泳ぐ教えを乞う彼に
私は少しばかり遠い目をして了承をしたのである>>694

カナヅチかもしれないという危惧は抱いていたものの
泳ぐのではないであろうと楽観視し、
うぉーたーすらいだーの原理を知らなかったことで
彼をおぼれさせることになってしまったのは
私が原因なのは間違いないので
実は内心とても落ち込んでいた

が、それはともかくとして

それでも水を怖がらず、泳げるようになりたいと願い
了承された時の嬉しそうな顔を見れば
彼は強いな、と思うと同時に
その花開くような表情浮かべたかんばせに
此方も少しばかり目を細めることとなろう

――でも土下座は恥ずかしいからやめよ?ね?
]
(760) 2019/04/12(Fri) 6:49:37

【人】 幕末のライダー シロガネ

[ということではじまりました子どもプール
プールレッスン、スタートってやつである

どうやら顔はいけそうというのは
以前君が三叉槍を使ったりしているし
私の予想できるところでは、あるが……

問題はそれから。浮いて、進まねばならない
びぃと板とやらでそれができるようになればいいんだが

などと考えたいた、ところ>>696]
(761) 2019/04/12(Fri) 6:49:47

【人】 幕末のライダー シロガネ

 ふむ、褒美か。
 いいぞ。勿論。私にも願いを、かなえてくれる、とは
 豪勢だな。


[それが君のモチベーションにつながるのであれば
いいよとばかりに、頷いた

今は彼の手助けができればよい、とばかりに
再びおぼれないためにと、念入りに指導する朴念仁
相手は子供。精神年齢多分、子供。
何でも叶えるというた子の、何でもの範囲は如何ばかり

などと考えていることはおくびも出さずに
泳ぐ指導をする私と、泳ぎの練習をする大の大人2人
IN子供プールという状態だ

……こどもたちや親御さんたちの視線が痛い
ある程度できるようになったら、
25mぷぅるに移動しようね……?**]
(762) 2019/04/12(Fri) 6:50:42

【人】 巨人のアヴェンジャー クガネ

[ ジャパニーズ土下座は何というか……
 魂の半分が覚えていたというか……

 あとお願いをするときに土下座をすると
 成功率が上がるって何かで読んだ気がしなくもない

 そんな中途半端な理解度でやらかしつつ、
 シロさんを絶えず精神的に辱めているとは全く気付かぬまま
 得られた了承に喜ぶのだ ]


[ 提示したご褒美とお礼に他意はない
 ――少なくとも"今この瞬間"は


 実際、いつも此方のお願いを叶えてもらってるのだ
 たまには此方から叶えても良いではないか!
 とは子どもなりの意地の張り方である。

 ――で、水泳の指導の様子だが ]
(763) 2019/04/12(Fri) 7:55:59

【人】 巨人のアヴェンジャー クガネ


  ……人体、どうやったら浮くンだよ!



[ まず初歩で躓く。
取り合えず身体の力を抜くべきだ

 そのコツを掴むだけで時間を要してしまっただろう。

 とはいえ、彼の丁寧な指導もあってか
 一時間ほどで何となく感覚はつかめただろう

 そして、ビート版を使ったバタ足
 此処で気づいたが、思いっきりバタ足すると
 子ども用プールなこともあり巨体にはやりにくい

 そろそろ周りの視線が痛かったこともあり
 休憩がてら25mプールの方へ上がっただろう ]
(764) 2019/04/12(Fri) 7:57:00

【人】 巨人のアヴェンジャー クガネ



  そーいやさァ
  シロさんはどれくらい泳げンだ?


[ 休みがてら、そんなことを聞いてみる
 彼の出身的にも海と関わり深いことは分かっているが
 その技量は如何ほどに**]
(765) 2019/04/12(Fri) 7:57:15
村の設定が変更されました。

【人】 マスター代理 リウビア

[シチューをコトコト煮込んでいる時だった。
バックヤードに設置しているゴミ箱から人の気配>>758

────気づいたのもつかの間
ゴミ箱の蓋を開いてご来店。>>759]


  いらっしゃいませ。


[頭や肩のゴミを払うためにさっとおしぼりを用意する。
幸いというべきか、不燃ゴミの方だったので生ゴミはついていない。

客がカフェを利用するようならば
ホールの方へと案内しただろう。

カウンター席とテーブル席のどちらが良いかも尋ねた。]*
(766) 2019/04/12(Fri) 8:44:25
村の設定が変更されました。

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 狼は何も語らない。
 主をいつまでも見守り続け、
 こうした子守を主から任される事も慣れていた。

 緊張した面持ちだった少年は>>748
 少しずつ氷山の角を溶かすように思えた。

 決して暖かくなどないのだ>>749
 しかし夜風に当たった少年がこれ以上冷やさぬよう
 給仕の真似事をする傍らを離れる事はなかった。

 ただ、一つ返事をするよう吠えるだけ ]

  ( 全く、いつも通り、趣味が悪い! )*
 
(767) 2019/04/12(Fri) 11:48:40

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 緊張を孕む雰囲気は隠されていても
 扉越しにも伝わってくるよう思えた>>749
 
 意外に躊躇なく侵入を果たす小柄な少年>>750
 面白そうなものを見るよう目を細める。
 大人しく従事する狼にはご苦労と目配せし、
 彼が少々不満そうに唸るのを聞いて鼻を鳴らした ]

  ……薔薇の香りがするね。

[ 男にとっては苦い記憶を彷彿させるものだ。
 しかし無知故の気遣いだ>>751 ]

  血の通わない化物に茶を出すなんて、
  やっぱり君も変わっているね。

[ ありがとうと一言彼に告げる。
 無意識に彼以外を含んだ事は気づかなかった ]
(768) 2019/04/12(Fri) 11:48:53

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 彼の魂胆は何となく朧気に理解している。
 だから彼の言葉>>752を拒んだりしなかった。
 彼の言動を責める事もなかった。

 届きそうで届かない位置で従順な彼は、
 彼の意志>>753を紡ぎ出す。
 男にとってその言葉は望んで他ならないもの。

 ただ、その後に紡ぐ想像を履き違えていた。

 薔薇の花弁が香る紅茶を飲む。
 男にとって意味のない茶番を演じた。
 ふと、同じ花を纏う少年に瞬きをして ]
(769) 2019/04/12(Fri) 11:49:04

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ ひとつ落とすのは確信めいた答え。
 男の眸をもってして与えられた好意とは異なり、
 無邪気で無知で残酷な彼の望みに双眸を眇める。

 ならば返す答えは三つある。
 その中の一つを切り取るだけだった ]

  君の言葉通りならば、
  城を追い出された子供に未来はない。

  そして願いを叶えてくれるならば
  君がこの城に住み続ける事すら許そう。

  そういった話だったと覚えているね?

[ ひとりを拒む子供の姿は覚えている>>525
 つまびらかにするように言葉を続けた ]
(770) 2019/04/12(Fri) 11:49:58

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  セレン。
  ……独りを拒む理由はよく分かるよ。
  堪え難いものだろう。

[ 一口。茶で唇を湿らせながら唇を開く ]

  だがね、君はいずれ死ねるだろう。
  君が望まなくとも、誰かが望まなくとも。
  それは人にしかない素晴らしい特権だ。

  また、君達は忘れる事が出来る。
  どれ程堪え難い苦痛も
  やがて薔薇の棘より丸いものになる。

[ 人と化物の違い。
 説教など垂れるつもりもないからこそ
 男は身勝手に語り続けるだけだ ]
(771) 2019/04/12(Fri) 11:50:10

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  セレン。
  君は自分が何故生きているのか、考えた事はあるかい?

  私はね、考えて、考えて、考え尽くした。
  その結果、行き着いたんだよ。

  セレン、私はね、――――

  赦されたいだけなんだよ。
(772) 2019/04/12(Fri) 11:50:27

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ コトリ、と。
 音を響かせながら男は微笑む ]

  君が寂しがるならその眷属をやろう。
  この城で独りは嫌なんだろう?
  それはなんだかんだ子供が好きで
  俺のことは嫌いだからね。

[ 狼は相変わらず子供から視線を逸らさない。
 見張っているというわけではない事を
 男はゆうに知っていたから笑っていた ]

  セレン。
  君はまだ俺の全てを知らない。
  だからそんな事を願えるんだろう。

  ……俺のことを知りたいと言ったね?
  ならもっと、知ってくれ。

[ この屋敷の中を探る以外に
 彼が他の手段を選ぶというのならば
 男は大した抵抗もせずに許すだろう ]**
(773) 2019/04/12(Fri) 11:51:19

【人】 氷炎の剣士 フリーレ


 ちびって言うな、このピエロ悪魔


[>>716生意気だと思われているとは知らずに憤慨する。

ムスッとチビと言われるのを嫌うので機嫌は急降下。
文字が読めないことに関しては隠してはいない。
恥とは思わないが勘付く時が無かったのだろう。

宿屋や道具屋は「形」で覚えているのもあったからだ。

小さな呟きを耳に拾って>>716
テーブルの下から
ギリギリ届いたので膝を軽く足で蹴ろうとした。]
(774) 2019/04/12(Fri) 12:18:20

【人】 氷炎の剣士 フリーレ

[何故か。真正面にいるのに遠くなった気がした。
─奥底へと沈んだ思考。読み取れない過去への想い。

何とはなしに落ち着かない。
命を”拾った”あの日から、そう。


───この悪魔とは魂で繋がっている。



全く感じ取れないのは、恐らく滅多にない。
故に落ち着かなげに足を揺らす。]
(775) 2019/04/12(Fri) 12:18:44

【人】 氷炎の剣士 フリーレ

[成長期だからこれぐらいは食べられる。


胸を張って
ナイフとフォークで悪戦苦闘。


悪魔がややおとなしいような気がしたが
問い詰める程のことではないと隅に置いた。>>719]
(776) 2019/04/12(Fri) 12:19:36

【人】 氷炎の剣士 フリーレ

    へ


[特大級の疑問符をつけた。>>720
目を丸くして握り方だけは奇跡的に合っている。

ナイフとフォークの手を一旦止めた。

そういうもん?と胡散臭そうな小声を発する。
この悪魔。大概適当ぶっこくのでその辺の信用は底値だ。]


   お、一切れきれた

[フリーレも声を落として喜々とする。
ナイフに刺した一切れを頬張って
オレンジジュースで流し込む。]
(777) 2019/04/12(Fri) 12:20:42

【人】 氷炎の剣士 フリーレ


  これ、すごくうまーい!


[細かな味の違いがわかるフリーレではない。
うまーい、という簡単かつ率直な感想を述べて
湯気が立ってまだ手を付けられていないだろう


ひよこ豆のスープに視線を移して────。]
(778) 2019/04/12(Fri) 12:21:09

【人】 氷炎の剣士 フリーレ


   
 すきあり。



[スープの中にフォークを突いて
ひよこ豆が刺さった。

止められなければぱくりと口にする。
凄く味付けが良いので豆だけでも口の中が芳醇に広がる。]


 せっかくなんだから冷めない内に食べろって。


[別に。何かに勘付いたとかでは無いけど。
熱いものは熱いうちが美味しいに決まってる。

食べないと盗られる場所で生きてきたせいもあって
お節介のような破天荒のような行動と言動を告げる。]*
(779) 2019/04/12(Fri) 12:21:29

【人】 リコリス臨時店員 Dante

─ゴミ箱からご来店のお客様>>759>>@70



[今度は不燃ゴミのゴミ箱からお客様がご来店。
リウビアさんが席に案内したのを確認し、
お客様へメニューを手渡す。]


  いらっしゃいマセ。
  本日のオススメはチキンサンドウィッチと
  シーフードパスタ。
  季節のパフェでございマス。


  お飲み物は紅茶かハーブティー、
  お好きなものをどうゾ。
  美味しいコーヒーもございますヨ。
(780) 2019/04/12(Fri) 14:00:54

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[お客様の注文が決まれば「かしこまりましタ」と頷き、
準備に取り掛かりまショウ。


後から注文するのであれば
「お決まりの際はお声がけくだサイ」とお声がけして
ホールの業務に勤しむのでありましタ。]*
(781) 2019/04/12(Fri) 14:01:08

【人】 リコリス臨時店員 Dante

─ 一山超えて ─



[ホールに余裕が出来た頃、少しばかりお水を貰おうと
休憩スペースに向かおうとしたら
キッチンでセドラさんから声を掛けられましタ。>>@59]


  勿論喜んデ。
  紅茶はストレートにしますカ?
  それともレモンかミルクがいいですカ?
  後アイスが良ければ遠慮なくお伝えくださいネ。


[その答えに合わせて茶葉を選ぶとしましょうカ。
「シチューに合わせるならミルクティーがオススメですヨ」と
一言添えテ。


理由を聞かれたなら牛乳の乳脂肪分が
料理の脂肪分を流してくれるので
却ってサッパリしやすいのデスと説明したでショウ。
例えは悪いですガ、油汚れは油で落とす方が

水よりもずっと落ちやすいという原理ですネ。
]
(782) 2019/04/12(Fri) 14:23:20

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[
アイスミルクティーを求めたら

ほうじ茶のパックを渡されたってどういうことですカ()
聞き流すどころか二度見レベルのインパクトなんですガ



僕も機械に関しては疎く、
用語を聞いても分からないことばかリ。
せっかく専門家がいるので、この機会に尋ねようと
徐に口を開いたのでありましタ。
(機械だけに)
]


  あの、セドラさん。
  お手隙の際で構わないのですガ、
  少しお聞きしたいことがあっテ。

  例えば浄水器の類を作る時
  水の硬度を変えるのは、技術的に可能ですカ?
(783) 2019/04/12(Fri) 14:23:39

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[何故そんなことを聞くのかと聞かれたら、
それが紅茶やコーヒー、
ハーブティーの味を左右するコト。
紅茶に於いては見た目すらも左右してしまうことを
説明したでショウ。


渋みの強い紅茶を軟水で入れると見た目は薄いのに
反面、渋みが出過ぎマス。
かといって硬度が強すぎると、風味が出にくく
色は黒く濁ったようになってしまいマス。


しかも紅茶は汲み置きの水を使うと味が落ちるので
水の硬度に合わせて茶葉を選ぶ必要も出てくるのデス。]
(784) 2019/04/12(Fri) 14:24:02

【人】 リコリス臨時店員 Dante

  もし水の硬度を自在に変えられるナラ。
  紅茶やコーヒー、ハーブティーの扱い幅が
  広くなるので便利だなァとか、
  うっすら考えてたんデス。
  しかも水の硬度って料理にも影響しますからネ。


  けど技術的には可能かどうか分からなくテ。



[鍋が煮える音を聞きながら
気付けば僕はセドラさんに尋ねていたのでしタ。>>766
彼の回答がどうあれ「ありがとうございマス」と
お礼を告げて、ホールに戻ろうとするでショウ。]
(785) 2019/04/12(Fri) 14:24:22

【人】 リコリス臨時店員 Dante

  あ、リウビアさん。
  鍋のシチューが出来そうな時は
  呼んでいただいてもいいですカ?


  セドラさんへ「シチューに合う紅茶」を
  お出しすると約束しましたノデ。


[戻ろうとする前に、
リウビアさんの方を向いてお願いしてみたのでありましタ。
難しそうであればセドラさんに僕の呼び出しを
お願いしてみましタ。


これも難しいと言われたラ?
キッチンの匂いで何とか察しマス!
]*
(786) 2019/04/12(Fri) 14:24:43
リコリス臨時店員 Danteは、メモを貼った。
(a79) 2019/04/12(Fri) 14:30:07

【人】 生贄 セレン

 
   変わっているなら、良かった。


[ 紅茶を受け取る謝辞の響きに頬を緩めて、>>768
  無駄に敏い感覚は言外の存在を嗅ぎ取り瞬いた。

  ふたりきりといった彼の言葉を思い出す。
  この城にふたりきり──ならばその存在は何なのか、
  そこまで悟れる程には未だ彼を知らずに。

  今は変わり者の評価にただふわりと花を咲かせて、
  笑った自覚はないまま、己の言葉にいい添える ]
 
(787) 2019/04/12(Fri) 14:50:26

【人】 生贄 セレン

 
   ただの生贄でも子供でも玩具でもない、
   そういうことでしょう……?


[ 無関心に近ければ変わり者など装飾を紐付けない。
  無意識に零れ出た感想だとしても、
  彼の記憶を過ぎ去る数多の子供とは僅かに違う。
  そう思ってもらえたなら己にしては上出来の部類だ。

  他人の無関心には慣れていた。
  他人に突き放されるのも、拒絶されるのも。
  それでも、辛うじて生き繋いで、
  未来などないと告げられながらここにいる。

  そう、後はない。
  未来はないからこそ、冷たい夜の怪物へ ]
 
(788) 2019/04/12(Fri) 14:51:06

【人】 生贄 セレン

 
   ……なら、なぜ貴方は死なないんですか。

   ぼくに貴方を殺す方法を教えるくらいなら、
   自死を選ぶこともできたはずなのに?


[ 正解に近しかったのだろう返された答えにも、
  語り継がれる人と怪物の違いにも小首を傾げて。>>771

  繋がれていない自由な身体はゆらりと揺れて寝台へ、
  浅く腰掛け見上げながら明確に意識し口端を上げ、 
  投げ出すようにしていた足を揺らしながら言葉を紡ぐ ]
 
(789) 2019/04/12(Fri) 14:51:59

【人】 生贄 セレン

 
   ぼくには生きる意味を考える余裕なんて、
   いままで許され無かったんです、ニクスさま。

   ただ死なないために生きることしか出来なかった。


[ 淡々と事実を並べて、言葉の意味の薄さに苦笑した。
  そういった人生だったのを振り返る余裕があるのが、
  未来が閉ざされた城の中だというのが妙におかしくて ]
   
(790) 2019/04/12(Fri) 14:53:13

【人】 生贄 セレン

 
   誰に、赦されたいんですか。
   何を、赦されたいんですか。


[ 男にしては高めの声を玲瓏に響かせた。
  少女のように身飾られた理由の一つだが、
  夜に囁く心地は後がない故の度胸で落ち着いている ]
 
(791) 2019/04/12(Fri) 14:53:56

【人】 生贄 セレン

   
   ……他人に殺され続け、
   自分を殺すことで生きてきたんです。

   そのぼくに意思がなければ意味がないって……
   つまり、ぼくの意思であなたを殺せと言いたかった?


[ 側にいたいと訴えた子供に狼を与え、>>773
  自分を知れと囁く夜の冷たさに今更指の痛みを知って。
  舐めて血は止まったけれど傷はそのまま。
  
  じわじわと広がる痛みの理由が分からなかった。
  視線は指先に落ちて白い肌に穿たれた痕跡を見るも、
  棘に毒でもあるまいし苦痛には慣れて居るはずなのに ]
 
(792) 2019/04/12(Fri) 15:07:58

【人】 生贄 セレン

 
   ……教えてください、もっと、たくさん。

   あなたの好きなこと、好きなもの、厭うこと、
   今、何を考えているかとか……そういうことも。


[ 狼の気配は安堵を呼ぶものの、
  欲しいものはそれではなくそっと溜息を吐きながら。

  ああ、世の中はいつだって残酷で、
  望むものに手を伸ばそうともこの手は届かない ]
 
(793) 2019/04/12(Fri) 15:11:15

【人】 リコリス臨時店員 Dante

─閑話休題・開店時間外での幕間─



[どうも寝ていたというインパクト強かったこと、
住み込みの身にもかかわらずマスターを見かけないコト。
そのせいでマスターは寝てると勘違いしている今現在。



他の臨時店員等やパートさんの話は聞いてみたかったが、
リウビアさんとの約束があるので
自分からは言い出しておりまセン。>>89
パートさんについても出会った時に
その優秀さを知ったでショウ。]


  ふふ、リウビアさん僕を買い被り過ぎですヨ。
  出来ないコトだって一杯ありますカラ。


[アハハと苦笑しながら周囲を整理整頓しテ。
機械類は苦手ですシ、
お客様との会話もリウビアさんと比べたらまだまだデス。]


 (何でも出来そう、ですカ……)



[まさかそんな言葉を掛けて貰う日が来るとハ。] 
(794) 2019/04/12(Fri) 16:04:53

【人】 リコリス臨時店員 Dante

─過去・出来ないDante─



[────昔は出来ないことばかりでしタ。
弱気でいじめられっ子だった時代。
友達もあんまりいませんでしタ
家族も不在がちだったものですから
代わりにのめり込んでいったのが料理でしたネ。


ハウスキーパーさんがいる時は彼女に教わり、
時には自分一人でレシピとにらめっこしながラ。
元々リストランテの料理人をやってたその人の下
気付けば色んなものを作れるようになりましタ。


もしエルボリステリアやハーブの道に興味を示していなけれバ、
料理人になっていたかもしれまセン。]
  
(795) 2019/04/12(Fri) 16:05:09

【人】 リコリス臨時店員 Dante

─閑話休題・何であれ薬に毒に─



  あー……そういうことだったんですネ。
  リウビアさんが僕達に
  コーヒーを淹れさせなかった理由っテ。
  でもそういうことなら納得デス。
  

[その言葉に僕はひとしきり頷いたのでしタ。
エスプレッソマシーンが無い理由についても
これが理由なのかナと当時の僕は考えテ。]


  ……そうですネ、それに妊娠中のご婦人とか
  持病によっては勧めることが出来ませんシ。
  それは紅茶やハーブティーでも
  同じことが言えるんですけどネ。


[紅茶も血を巡らせる作用が強く
ハーブティーは妊娠中に禁忌のハーブ、
持病によって使えないもの、
アレルギーに禁忌なものだってありマス。]
(796) 2019/04/12(Fri) 16:05:26

【人】 リコリス臨時店員 Dante

  僕も、本当にありがとうございマス。>>448
  あの時ここで雇われなかったラ
  今頃僕はどうしていたカ。

  それに、ここで働いてなかったら
  学ばなかったであろうことも沢山ありましタ。


[ハーブティーは処方としての意味合いが強く、
また単体で飲むことが多いので
「食事と共に取り合わせる」と考えた時、
料理に対する相性を大分意識するようになりましタ。


これは、ここで無ければ学べなかったことでショウ。
リウビアさんからのお礼の言葉に、>>448
「もう少しアレンジメニューとかも書いておこうかナ」
などと考えながら笑顔で言ったのでしタ。]
(797) 2019/04/12(Fri) 16:05:42

【人】 リコリス臨時店員 Dante

─閑話休題・疲労とハーブティー ─



  ふむ……疲労ですカ……。


[リウビアさんからに返答に、しばし考え込むと
続けて詳しい状況を教えていただきましタ。>>449
そもそも人間でない相手に、
ハーブティーが効くかどうかの保証はありませんガ……。
事情を知らない以上、それは伝えられぬことでした。
]


  そ、それはかなり重症ですネ……。
  お医者様は何と仰っていたのですカ?


[そして服用している薬がないかも
続けて尋ねてみたのでしタ。
気力不足による疲労か、はたまた過労によるものカ。
聞いた感じは前者のようですガ……。]
(798) 2019/04/12(Fri) 16:06:00

【人】 リコリス臨時店員 Dante

  なるほド……。
  お話を伺う限りだト、
  エネルギー切れによる
  体力不足の症状みたいですネ。

  
  アレルギーが無ければローズヒップや
  マリーゴールドなども使えますガ……。
  分かりましタ、とりあえず調合だけしてみまショウ。


[そう言って戸棚から幾つか缶を取り出し
それぞれ一回分の調合を施したのでしタ。
アレルギーが無ければ
・ハイビスカス
・マリーゴールド
・ローズヒップ


これは熱いと飲めないようなら
常温か冷やしても大丈夫であるコト。
蜂蜜などを加えて飲みやすくしても大丈夫だと
リウビアさんに説明しましタ。]
(799) 2019/04/12(Fri) 16:06:16

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[一方アレルギーがあるようであれバ
・ジュニパーペリー
・ハイビスカス
・ペパーミント


こちらも常温か冷やして飲んでも大丈夫なコト。
蜂蜜などを加えて飲みやすくしても大丈夫だと
説明しましタ。


これらはどちらにせよ包んでおきましたが
今すぐ淹れて欲しいと言われたら
喜んで応じましタ。]  
(800) 2019/04/12(Fri) 16:06:33

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[であれば、今の僕は幸いかもしれまセン。
人間では無くとも自身にとっては尊敬する存在ですし、
ここでの記憶は失いたくない、そう願いますカラ。>>449


体調が悪い人はカフェに来ない、
しかし何らかの理由で訪れた時は
もしかしたら役立つかもしれませんネ。


人生と店は、いつ何が起こるか分かりませんカラ。]
(801) 2019/04/12(Fri) 16:07:38

【人】 リコリス臨時店員 Dante

─閑話休題・中間管理職用ブレンド(?)─



[
感傷的に映る女性を放っておけないのハ、>>450

救えなかった誰かに面影を重ねているだけだと
分かっていても治りませんネ。
]


  いえ、どういたしましテ。


[ハーブティーを淹れたら、
リウビアさんは大概受け取ってくれましタ。>>450>>451
僕もまた、彼女に気遣われていたのかもしれませんガ。]
(802) 2019/04/12(Fri) 16:07:59

【人】 リコリス臨時店員 Dante

  ハイ、きついなと思ったら
  休憩室スペースや部屋できちんと休みマス。>>580
  倒れてしまったらそれこそご迷惑を
  お掛けしてしまいますしネ。


[ワーカホリック気味の性格を理解するからこそ、
リウビアさんの言葉に苦笑して答えましタ。
疲労で動けない従業員の話を
聞いていたせいもあったでしょうカ。>>449
休憩に関しても今度少し見直してみましょうカ。]
(803) 2019/04/12(Fri) 16:08:26

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[────自分を想ってくれる人の存在の有無は
時に心を癒しも荒らしもするかと思いマス。


僕が誰かの役に立ちたい、多くの人のためになりたいと
この生き方や学びを得たのも、恐らく……きっト。
家族のことも恨めたらどんなに楽だったでしょうネ。


けど……恨めなかったのは……。]
(804) 2019/04/12(Fri) 16:08:44

【置】 リコリス臨時店員 Dante

[現代医療と薬草調合。
二つを繋ぐ
架け橋
で在りたかった。


その手はどちらにも振り払われてしまいましたガ。



カウンター隅の
>>306
色鮮やかに。


何かを訴えかけているような、そんな気がしましタ。]**
(L0) 2019/04/12(Fri) 16:09:04
公開: 2019/04/12(Fri) 16:10:00
リコリス臨時店員 Danteは、メモを貼った。
(a80) 2019/04/12(Fri) 16:11:13

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 揚げ足を取られるよりも一本取られる。
 そんな評価に相応しい傲慢な答えだった ]

  よかった。
  君は馬鹿じゃないんだね。

[ 無知な子供は嫌いではない。
 だが、愚かな人間では相応しくない。

 彼の言葉>>788に答えは返さない。
 否定もしなかった。

 無関心から少し芽生えたものがある。
 彼ならば伝えずとも理解出来るだろうと ]
(805) 2019/04/12(Fri) 16:17:42

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  死なないんじゃない。
  死ねないんだ。

[ 不死だから?
 それにしては試してこなかった事が沢山ある。

 男が数多の子供に尋ね得た知識>>614
 断言した子供の扱い>>613は断言した癖に
 死に関しては言い訳めいた台詞となった。

 死なない為に生きる>>790
 漠然とした死が取り憑く人の姿はいつも遠い。
 やはりどうしようもなく羨ましく、恨めしい。
 何故、そんな事を思い描いてならないのか ]
(806) 2019/04/12(Fri) 16:17:58

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  …………罪を償わなば死ねないからだよ。

  死が救いだというならば、生きる事とは即ち罪だ。
  一生を付き纏う罰なんだろう。

[ 誰に、とは言わなかった。

 付き纏いこびり付き離れないのは、白い首>>56
 透き通るような肌。赤い唇。
 全てを見透かすような空色の眸。

 ちょうど、彼によく似ていて、
 ちょうど、その声だってよく似ていて、
 それから、彼は、彼女と同じ――名前 ]
  
(807) 2019/04/12(Fri) 16:18:20

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  意志のない我楽多に裁かれても意味などない。

[ 彼の問い>>792に対して答えない。
 だが、その解釈を正す事はなかった。

 ふわりと漂うのは血の甘美な香り。
 思わず口許を手で塞いだ。

 他人に殺され続けてきた?
  ――そんなもの生きていたら誰だって、

 言い訳めいた言葉が溢れるのは余裕が剥がれつつあるから。
 追い出した少女の血を吸っていればよかったのだ。

 彼の存在がひどく曖昧に溶けていく>>793 ]
(808) 2019/04/12(Fri) 16:18:35

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  どうして、……俺なんだ。

[ 知れと望んだ癖に見透かす事を拒む我儘な男は、
 少年が選んだ知りたい存在に疑問を抱いた。
 変わった子は、今までにいた。今までに。
 たった、二人だけ ]

  ――――同じ名前で同じ言葉を言うな!

[ 吐き捨てるような怒声が寝室に響いた ]
(809) 2019/04/12(Fri) 16:19:00

【人】 古城の吸血鬼 ニクス



  二度と同じ事は繰り返したくない。

[ 化物はどうしようもなく化物だ。

 それを、よぉく知っているのだ ]
 
(810) 2019/04/12(Fri) 16:20:10

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ Noir

 黒く黒く黒く塗り潰す。
 インクをぶちまけても剥がれない記憶。

 飢えと渇き、自我を失う程の衝動。

 赤赤赤赤赤赤赤と求める鮮血。
 眠る少女を包む揺り籠を長い爪で切り裂き
 未だ心臓から流れる血潮を求め光らせた歯牙を
 柔らかく甘い肉を食い破った牙を
 破れた皮膚から滲むあまりにも甘美な味を

 悲鳴。絶叫。慟哭。
 耳を塞ぎたくなる。
 眸を抉りたくなる。
 唇を引き裂きたくなる。
 あの悪夢は未だに醒めず ]

(811) 2019/04/12(Fri) 16:20:40

【人】 古城の吸血鬼 ニクス



[ だから裁くのはセレン≠ナなくては意味がない ]**
  
  
(812) 2019/04/12(Fri) 16:22:27

【見】 最上 雪

[こうしてお話を伺いながら
聞こえてくるは二人組の客の
微笑ましいやり取り。
>>720>>777>>778>>779


それに一瞬和みを感じつつ、ふと過るは友のこと。
そういえば友はこんな賑やかさも好んでおりましたね。
珈琲好きの友もこの店であれば大いに気に入るでしょう。


もし、もしまた訪れるようなことがあれば。
友よ、その時は貴方と珈琲を味わいながら
和やかに過ごしたいものです。]
(@71) 2019/04/12(Fri) 16:27:38

【見】 最上 雪

[その時は、友よ。
貴方のお話に幾らでも付き合いましょう。


私は腐った日本男児ではありますが、
友よ、貴方の幸せを心から願っているのも本当です。


──────ですから。
貴方が至った“今”、この時を。
共に分かち合わせてくださいな。]**
(@72) 2019/04/12(Fri) 16:28:46

【人】 生贄 セレン


   違うでしょう。


[ 冷えた言葉を、息吐くように囁いた。
  螺旋階段のように捻れて続く矛盾に気付いてか、>>807
  それに返す音を夜の漣に浮かぶ船のように揺らす。

  馬鹿ではなかったとは褒め言葉なのだろうか。>>806
  或いは安堵なのか曖昧な主に対して、
  それを見詰める双眸は濡れかけているけれど。

  声音は震えることなく静かに、そっと。
  己の意外な頑固さを知りながら柔らかく音を継ぐ ]
 
(813) 2019/04/12(Fri) 16:50:41

【人】 生贄 セレン

 
   罪を償わねば死ねないと信ずるなら、
   ぼくに貴方を殺せる手段を告げたことは──…


[ 彼の苦悩を知らない、知るはずもない。>>807
  故に、子供らしい残酷さで、行き着いた結実を ]
 
(814) 2019/04/12(Fri) 16:52:42

【人】 生贄 セレン


   それを、あなたは償ったと云える……?


[ 嗚呼、でも、本当に逃避なのだとしたら。
  死にたくないから生き延びた己との差は何だろう?

  終点のない螺旋を下る彼と、
  いつでも階段から突き落とされれば死ぬ己と。
  
  ……そう、殺されるのは慣れている。
  殺すことも慣れ親しんでいるのだから今更だ。

  死にたくないならば己を殺してしまえばいい。
  それを彼が望むのなら叶えればいい、その筈なのに。

  痛苦は指から広がり全身へ、
  ひどく痛む想いに瞼を落として首を横へ振り ]
 
(815) 2019/04/12(Fri) 16:55:19

【人】 生贄 セレン

 
   あなたが、ぼくを迎えたから。


[ 問に返す言葉はシンプルだった。>>809

  だってまだ何もしらない。
  手指が冷たく、声は柔らかく響いて、
  薔薇の香気に包まれた、死にたがりの夜の化け物。

  少なくとも己が理解したのは、たったそれだけ。

  過去の楔の存在を察しはしても、>>807
  心を覗くようなことなどできようはずもなく。

  ただ、届かない手を素直に伸ばすだけ ]
 
(816) 2019/04/12(Fri) 16:57:41

【人】 生贄 セレン


   ………ぼくに、先はないんです。


[ ここが終点。未来の終わり。
  進む道は彼の後にしかないと伝えた言葉は、
  砂糖細工のようにほろりと崩れて夜気へ融かして]
 
(817) 2019/04/12(Fri) 17:07:44

【人】 生贄 セレン


   あなたの傍にしか居場所がない、から……
 

[ 手は未だ我儘な子供らしく払われても伸ばしたまま、
  稚さとは掛け離れた孤独を知る歪さで、笑ってみせて ]
 
(818) 2019/04/12(Fri) 17:19:03

【人】 裁判官 リーベルト

[
せめて父親で居させてほしいなあ

「置きやすい馴染んだ場所」が、何故床なのか。
本来書き物をする為の机が、何故物置きと化してしまうのか。

反省の色が見えない彼>>643にも、弁解する権利はある。
だから耳は傾けるけれど、今の僕には理解できない。
「常日頃からきちんと整理整頓できていれば、エアコンのリモコンと携帯電話を間違えることもありません」などという小言も、もう耳に蛸だろう。]


  塵も積もれば山となります。
  そのちょっとが積み重なって、
  今のこの部屋が存在するんです。

  非常に残念ながら、
  芸の道で生きていくってのはそういうことです。
  ファンの夢を守ることもまた、
  役者の務めだと思いません?

  どこで誰が見てるかわかんないんですから。
  特に、女性は清潔感のある男性が好きなんだそうですよ。


[とはいえ。
完全無欠な人間より、多少の短所がある方が人間味があるからと人々に愛されるのは事実だ。
正直さは彼の美点でもある。
努力するという彼の宣言を、まずは信じることにしよう。

一応清掃の肝要さは認識している>>644と知ったなら、
じゃあなんで掃除しないんですか??
」と心底不思議そうに尋ねただろう。]
(819) 2019/04/12(Fri) 17:32:14

【人】 裁判官 リーベルト

[彼がうちに越してくる利点のひとつは、家までの往復約1時間を大幅に節約出来ることだ。心弾む往路の楽しみはなくなるけれど、淋しい復路ももう味わわずに済む。

人間が人間を裁く。
小鬼の己が、法廷でならば閻魔になれる。

最初はそんな不純な動機で、裁判官を志したものだった。
現実はそう容易くはなかったけれど、持ち前の負けん気が功を奏した。

出世街道をノーブレーキで進み、多額の金銭を得た。
にも関わらず、どこか満たされない想いがあった。
たとえサバイバルまがいの三食もやし生活をしていても、未来への夢と希望に満ち、演技を熱く追求し、芝居に真剣に打ち込んでいたヴィクがずっと輝いて見えた。
己の野望が、ひどくつまらないものに思えた。


講義ノートを写させて欲しいといった上辺だけの友人ではなく、心から好意を寄せる友人たちが、彼の周りにはいつも集まっていた。

自分で言うのも何だが、学生時代の僕の面倒見は悪かった。
気遣いなど持ち合わせてはいなかったし、優しさに至っては「お前には人の心が無いのか」とまで言われる始末。

人と会話しては正面衝突してしまう日々。
特別な用事でもなければ、話しかけられる事もない。

僕が初めてのバイト先で真っ当に働けたのは、年下ながら先輩として僕を見捨てず、献身的なサポートを続けてくれた、彼のおかげだ。


眩しかった。


スポットライトで照らさずとも群衆の目を惹いた。

心優しい君が僕に構うことで要らぬ誤解を受けることのないようにと、己の態度を改めていった。]
(820) 2019/04/12(Fri) 17:32:33

【人】 裁判官 リーベルト


[所謂、トップに上り詰める者のオーラを纏っていた。


――君の光が影に飲み込まれてしまった、

あの日までは。]

(821) 2019/04/12(Fri) 17:32:50

【人】 裁判官 リーベルト

[己の言葉の影響力など考えたことがなかった。
どこまでも輝かしく感じられた君が、僕に劣等感を抱いていた>>645など予想だにしなかった。

だから、君が引き籠っていた頃。
僕はどうすればいいか皆目わからなかった。

その頃親友と呼べるような存在が他に居なかった僕に、君の辛さを和らげる術などわかる筈がない。
己の存在自体が君を追い詰めていたとも気付かずに。

明るく社交的だった君が外に出なくなり、あんなに好きだった芝居から離れ、苦しそうな表情をしている。
見るに堪えなかった。
快活な笑顔を浮かべていた頃とは、まるで別人だった。

たとえ拒まれ>>646ようと、何か力になれたならと。
非力な僕に出来たのは、君を見守ることだけだった。]


 『……わかりました。今日は帰ります。
  ここに来る途中どうしても食いたくなって
  コロッケを買ったんですけど、
  買いすぎてしまったので半分置いていきます。

  気が向いたら食ってくださいね。』



[玄関のドア越しにそう告げて、揚げたての豚カツとコロッケを千切りカットキャベツと共に置いていったこともあった。
大人しく帰る素振りで玄関から離れ、差し入れが無事回収されるのを何度となく見守った。]
(822) 2019/04/12(Fri) 17:33:08

【人】 裁判官 リーベルト



  ヴィクは昔から手先が器用でしたもんね。
  僕は絵心ゼロでしたけど、
  君はどんな絵筆を取っても巧かったし、
  センスも卓越してました。

  うーん、
  志半ばで死ぬのだけは嫌ですけど……

  緊張してるんですか珍しい。怖くないですよ。
  高級車な分、
  事故らない為のアシスト機能も満載ですから。


[多少傷が付くくらいでしたら、ほら。
一生かけて修繕費を償って貰うまでですから。そう軽口を叩いた。

宿までの道程も楽しむつもりではあるし、
ご要望>>648通りに専属運転手の業を見張っていたい気持ちはあるけれど、さて。]
(823) 2019/04/12(Fri) 17:34:46

【人】 裁判官 リーベルト



  舞台俳優じゃなくてモデルさんですが、
  体型維持の為に毎日の運動は欠かせないと
  話してた人もいましたから。
  そういうもの、なのかと。

  プレッシャーに感じさせてしまったのなら、
  ……すみません。
  もちろん、身体を休めることも、
  大切な仕事の一つです。


[世の中ストイックな役者ばかりではないだろう。
時には息を抜いて視野を広げることも、後々演技の幅に繋がるだろう。

彼の言い分>>649に同意し素直に謝罪を口にすると、話を打ち切った。

真面目に思い詰めて押し潰されてしまった彼に、こんな話は無粋だった。こういうところがきっと、己の冷たいと言われる所以なのだと思う。

ただ、傍から見て超ブラックな労働環境ではあるぞ。友よ。
それでも進んでシビアな世界に身を投じるというのだから、僕に出来るのは、彼を支えてやることだけ。]
(824) 2019/04/12(Fri) 17:40:13

【人】 裁判官 リーベルト



  はい。めちゃくちゃ気のせいです。
  旅先にまで仕事道具持ち込んだりしません。
  僕を信じてください。


[大仰に胸を叩いて見せた。
我ながら未だかつてないほど胡散臭いなとは思った。

仕事と俺どっちが大事なんだともし尋ねられたなら、
「君を大切にするためには仕事も大事なんです」そう答えざるを得ない。]
(825) 2019/04/12(Fri) 17:41:43

【人】 裁判官 リーベルト

[不意に話題に挙がった>>650のは、うちのプール。
我がマンション最上階に何故か存在する、25mの本格プールだ。
ラグジュアリーなホテルを思わせるような造りで、フィットネスジムとセットで売りにされている。]


  折角の施設なので使ってみたくはあるんですけど、
  なかなか纏まった時間が取れなくて……

  あと娯楽というより運動の為の場ですから、
  遊具を持ち込んだりはし辛いんですよね。


[住民であれば利用できるから、彼が気になるようであれば、引っ越しが済んでから共に訪れてみるのも良いかもしれない。

プールに求めているのは生涯スポーツではなくレジャー。
抑圧された日頃のストレスからの解放。
つまるところ、童心に帰りたい29歳児なのだった。]


  今から行く場所は海の近くですから、
  魚介類が美味しいかなと思いまして。

  相変わらず肉好きなんですねぇ……
  食えると良いですね。ステーキ。


[ご当地の名産品よりステーキの方に軍配が上がるらしい。
彼が肉食男子(他意はない)であることを忘れていたわけではなかったけれど、景観重視で旅先を選んだことをほんの少し後悔した。美味しい牛肉で有名な観光地の方がお気に召したかもしれない。

引っ越しが無事に済んだらお祝いにステーキ肉を買って、焼いてもらおう。]
(826) 2019/04/12(Fri) 17:45:43

【人】 マスター代理 リウビア

─リコリス・バックヤード─
[その件に関してはリウビアが店に訪れる前の逸話だ。>>783
関係無い素振りは出来ないが溜息を吐きたくなった。

セドラとの話を耳にして
その手があったか、と内心で手を打つ。

リコリスの水道高熱関連は大凡マスターの成せる業だ。
故にマスターに頼めば硬度は変化出来るだろうが…。

都合良く働く訳がないので諦めていたのだった。
Danteがセドラに提案しているところを
可能ならお願いしたいの意でセドラに視線を送った。

カフェの経済面を担っているマスター代理であった。]
(827) 2019/04/12(Fri) 17:50:21

【人】 マスター代理 リウビア


   ええ、いいわよ。
   もう少し掛かりそうだけど。


[白ワインを入れて
一口大に切った鶏肉を炒めているところだった。

カフェの客は大凡の注文は終えているので
一段落と言ったところだろうか。

後は煮込めば完成というとこで弱火にした。]**
(828) 2019/04/12(Fri) 17:50:25

【人】 裁判官 リーベルト



  はい!
  お水、御馳走様でした。


[そんなこんなで出発の号令>>651を受け、カウチから立ち上がる。車のキーを手渡して、彼の後に続いた。
サービスエリアをのんびり歩き回るのも好きだ。
寄り道も楽しみつつ、適度に休憩を挟みながら目的地に辿り着けたら良いと思う。

お邪魔しましたと声を掛けて、表に停めておいた車へ。
自分で扉を開けようとしたら先回りされて、流れるように接待された。

一瞬、呼吸が止まった。
穏やかな笑みを湛え優雅な物腰で恭しく首を垂れる彼は、まさしく執事だった。

まるで己が邸の主人であるかのような錯覚を覚えてしまった。
「……ああ。後は任せたぞ。よきにはからえ」
助手席に腰を下ろしシートベルトを締めながら、身分の高い者らしく振る舞ってみせた。

これこそが、彼の持つ演技力。
観客を非日常の世界観へと招き入れる、役者になくてはならない力。


畏まった表情が数秒後に崩れても、こちらの心音は轟いたままだった。頬が熱いのはうだるような外気温の所為ではない。
クーラーを効かせ、躁状態で愛車の機能をあれやこれやと語って、ヴィクのご家族ってどんな人なんですかなんて尋ねて、

車が発進して数分後。
運転席に顔を向けながら、乗り心地の良さに微睡んだ。]**
(829) 2019/04/12(Fri) 17:51:38
裁判官 リーベルトは、メモを貼った。
(a81) 2019/04/12(Fri) 18:00:53

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 違わない。

 反射的に返す言葉を歯の奥を噛み堪えた。
 此方を見つめる左右非対称の眸>>813
 やはり今にも泣き出しそうなのに、
 意外にも少年は諦めが悪かった。

 続く言葉>>814と問い>>815
 男は眉間の皺を苦悩で歪めた。

 はくりと震える声で紡ぎそうになったのは
 あまりにも素直な言葉だった ]

  まだ、苦しまなくてはならないのか?

[ 分からないからこそ相槌も打てぬのだと。
 問いに対する問いを返して気づいた ]
(830) 2019/04/12(Fri) 18:28:34

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  ただ、生きる為なら何でもすると、
  俺の望みなら何でも叶えると
  そう言葉にした君ならば、……、

[ 叶えてくれると男は希望していた。

 切々と身を切り裂きたくなる想いを抱えながら
 生きながらえてしまい、日々懺悔と贖罪に明け暮れる
 途方も無い永遠の後日談を過ごすには、
 あまりにもきっとあの日々が眩し過ぎた ]

  
君など、拾わなければよかった。


[ まだ何も知らない子供>>816

 孤独に飢え、傷だらけの手を差し伸べる。
 裏切りを厭い、独りを拒む少年。

 少なくとも男が理解したのは、たったそれだけ ]
(831) 2019/04/12(Fri) 18:29:08

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 伸ばされた腕が空恐ろしく思えた>>818
 先がないと告げる少年の気配は>>817
 吹き荒ぶ風に流れていきそうだ。

 振り払った手は存外強い力だった。
 彼の手の甲に残った赤い跡を眺めれば
 自然何かで切ったのであろう指先も覗き ]

  そんな事、ない。
  君はまだ若いだろう。
  生きてさえいれば他の可能性だってある。

  金だってあるんだ。
  君が望めば人の一人くらい用意して
  欲しいものは何だって手に入る筈だ。

[ それとも雛鳥のように最初に見つめたものを、
 親だと認識してしまったとでもいうのだろうか ]
(832) 2019/04/12(Fri) 18:30:07

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  何故君は、居場所が此処しかないと思い込む。
  ……セレス、君のその眸と関係するのかい?

[ 伸ばされたままの腕を痛々しげに見遣る。
 今度はその手を払う事はせずに、
 代わりに彼の長く伸びた前髪を払ってやった ]

  君を愛してくれる人はきっと、いるのに。
  ……どうして?**
(833) 2019/04/12(Fri) 18:31:07

【見】 魔法工学技師 セドラ

─ 紅茶のお時間 ─

[今日は紅茶の出が良いらしい

遠くからでも時折、空気に乗ってやってくる
心が落ち着く効果がありそうな
元気が出てきたりしそうな
疲れを取ってくれそうな
そんな、様々な香を嗅ぎ取ったなら
紅茶を頼みたくなるのも当然だろう]


 じゃあ、オススメ通りで
 ミルクティーのホットでお願いします


[ここはプロの導き>>782に従うべし

ストレートじゃないと甘過ぎて…だとか
そういうこだわりもない
そしてシチューと供にするならば
暖かさの相乗効果、ホットが良いかと
そう考えての注文だ

…ちなみにそんな例えが出たならば
分かりやすいと喜んだ事だろう
食物関係を汚れで例えるなんてだとか
そんなことは気にしないぐらい
機械いじりは良く汚れるのだ。オイルとかね
]
 
(@73) 2019/04/12(Fri) 18:43:04

【見】 魔法工学技師 セドラ


[機械と機会という高度なギャグを
考えていたなんてとは全く知らず

投げられた質問>>783には興味深いと言いたげに
瞬きを2つほどしてから口を開いた]


 水の硬度を変える、ですか
 私の知る限りならば…一応、可能ですね


[料理人は水にもこだわる
自分からすれば水は水だが
水1つでお米の炊き上がりも違うとは
聞いたことがあった

紅茶の場合だと見た目も変わってしまうと
そこまでは知らなかったが
タンニンがどうこう。という話だろうか?
そんな風に考えつつ話を聞いて
彼のこだわりに感嘆しつつ
なるべく質問には真摯に答えようと向き直った]
 
(@74) 2019/04/12(Fri) 18:43:25

【人】 幕末のライダー シロガネ

[私の身分はもとはと言えば武士だから
土下座も覚えていても、おかしくはないな>>763
あと、どんな本を読んでいるのだ
何やら偏りがある気がするのは気のせいだろうか


……と思いつつ、迂闊に或いは軽率に
何でも言うこと聞いちゃうぞ♡みたいなことを
ぽんぽんいう巨人さんに、私は頭痛が痛い状態である
これ、悪い奴相手だった場合
悪用されても知らんぞ。と思いつつ
子供のそのうかつさごと、可愛いと思う私は
矢張り何ともいえないのだ。甘いだろうか

ということで場面は移る]
(834) 2019/04/12(Fri) 18:43:42

【見】 魔法工学技師 セドラ



 硬水から軟水に変えるには
 そのような機能のある浄水器を通せば
 フィルターがミネラルを取り除いてくれます

 軟水から硬水には…
 簡単に変える方法ではありませんが
 にがりを薄めて入れてあげると良いかと


[硬水の話が出たのだから
機械や化学薬品について
存在は知っているかとは思いつつ

自分の知る概念と同じ物がある世界から来ている
…とは限らないし、純粋に物を知らない可能性もある

だから、もし「それって何?」と聞かれたなら
丁寧に解説するつもり]
 
(@75) 2019/04/12(Fri) 18:43:43

【人】 幕末のライダー シロガネ

 何故浮かぬ、のだ……?
 ……力を込めているから、或いは
 水の流れに逆らう、から

 多分、前者だ。りらっくす、だ。クガネ。


[下手をすると沈んでしまうため
腰を持って、先ずは浮かぶことに慣れさせる

苦心すること二刻程にて、できるようになったクガネに
無表情ではあるがまるで動物王国のムツゴロ〇さんのように
よーしよしよしと頭を撫でたことだろう

とはいえ次の指導に関しては
流石に2mオーバーの男が、子供用プールでするのは
聊か、いやかなり迷惑がかかるということで
23mプールへと2人、足を運んだのであるが……

その時に来た質問に、目をパチリ、と瞬かせる]
(835) 2019/04/12(Fri) 18:43:52

【人】 幕末のライダー シロガネ

 どれ程、か。
 沖家室から平郡までなら遠泳できる位か?

[20q位は泳げる。と、淡々と

おりんぴっくとやらの水泳選手ほど速くはないが
これでも後の海軍の原型ともいえる蒸気船の軍の総大将
泳げねば赤っ恥であるのは自明の理故
その様な輩が、船に乗るはずもなし]

 何だ、泳ぐ型でも、見たいのか?
 それとも水から上がっての休憩が
 したいの、だろうか。

[少し疲れたか? と。
25mのぷぅるにともに浮かびながら、尋ねるのである>>765*] 
(836) 2019/04/12(Fri) 18:45:39

【見】 魔法工学技師 セドラ



 …今すぐにとはいきませんが
 自由に、望み通りに
 水を変えられるというのは面白いですね

 今度少し、そんな機械を考えてみましょうか


[新しい発明のアイディアを受け取って
見せるのは楽しそうな少年の顔

ホールに戻ろうとするDanteに
こちらも「ありがとうございます」の声をかける

作って欲しいの視線>>827と、熱された鶏肉の匂い
それらが同時にセドラのところへと届く
さてそんな機械はできあがるのか
それはまた、先のお話。]**
 
(@76) 2019/04/12(Fri) 18:46:55

【人】 古城の吸血鬼 ニクス

  ―傍白―

[ 声を出す。
 息を吐く。
 足で歩く。
 手で触れる。
 目で追う。

 今日も生きている。
 誰かの言葉が、呪いが、其れ等を練る。
 今日も生きている。

 生きていていいのか、音を、息を、吐き出すだけの怪物は、
 生きていていいのか、嘘を、呪いを吐き出すだけの怪物は、

 分からないから、怪物は今日も生きている。
 呼吸の仕方も、両足のつけ方も、紡ぐ言葉も、
 忘れてしまいそうな不安が、恐怖が、
 目醒めたばかりの怪物を襲う。

 それでも怪物は、今日も生きている。
 それでも怪物は、今日を生きている ]

(837) 2019/04/12(Fri) 19:19:59

【人】 古城の吸血鬼 ニクス



[ 夢を見ていた ]

(838) 2019/04/12(Fri) 19:20:26

【人】 古城の吸血鬼 ニクス



[ あなたがまだ生きている頃の夢だ。

 あなたと作った料理を口にしていた。
 私は泣いていた。
 どうして泣いているのだろう。
 そう考えたらなんだかもっと悲しくて、
 私はもっと泣いていた。
 泣きながら食事をしていた。
 味が全くしなかった。

 私は何かを言ったけれど、何を言ったのか
 全く覚えていない。
 あなたは何かを話したけれど、
 全く覚えていない。
 そこで目を覚めた。
 目に少しだけ涙の跡があった。

 あの頃には戻れない。
 そんな気持ちが少しだけして、
 痛むはずのない心臓がギュッとした。
 そんな夢を見た。
 そんな夢を見た。 ]

(839) 2019/04/12(Fri) 19:20:47

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 化物に心なんて存在しない。
 化物に心なんて存在しないのだ。

 しかし分かってしまう。
 心が痛いと分かってしまう。

 心が痛い。
 心が痛い。
 心が痛い。

 ずっと、ずっと、あの時から、ずっと ]

(840) 2019/04/12(Fri) 19:21:55

【人】 古城の吸血鬼 ニクス



[ あなたをたまに、思い出す ]

(841) 2019/04/12(Fri) 19:22:33

【人】 古城の吸血鬼 ニクス



[ 笑った顔、怒った顔、泣いた顔、嬉しそうな顔。
 全部、全部、全部、まだ、覚えている。
          まだ、忘れられない。

 あなたは本当に表情が豊かな人で、
 あなたは本当に感情が豊かな人だった。

 あなたをたまに、思い出す。

 伸ばされた手が届かなかったこと
 怪物の為に祈ったこと
 あなたが、私の為に泣いてくれたこと。

 あなたをたまに、思い出す。
 あなたをたまに、思い出す ]

(842) 2019/04/12(Fri) 19:23:02

【人】 古城の吸血鬼 ニクス



[あなたを赦さない世界なんて
 私が壊してあげる。

 決してあなたを独りにしないから、だから

 あなたは死なないでね

  ――――なんて、酷い呪いだ ]**

(843) 2019/04/12(Fri) 19:23:36

【人】 巨人のアヴェンジャー クガネ

[ 大丈夫!シロさんにしかこんなこと言わねェから!
 と頭痛が痛い旨をもし語られてたら、
 臆面なくそう返したかもしれない>>834

 ――でも、この巨人さんはちょろいから……

 人の好さと純粋さに付け込まれ
 ちょろっと騙される可能性が無きにしもアラブ

 (尚、騙されたと分かった日には
  怒れる巨神によって血の雨が降るでしょう)



 ――閑話休題]
(844) 2019/04/12(Fri) 20:30:30

【人】 巨人のアヴェンジャー クガネ



  り、りらっくすだな。りらっくす……


[ 意識しすぎると逆にリラックスできない現象を発動しつつ、
 それでも一時間かけて真摯につきあってくれたシロさんには
 本当に感謝で一杯だ。

 オマケにご褒美に撫でてくれた>>835となれば
 むふー!と得意げな顔で、嬉しそうな笑みを浮かべもしたか。
 身長さえ無ければ近所のお兄さんに褒められて嬉しい
 子どものそれである。

 さて、移動合間に彼の水泳の実力について
 尋ねる機会があったか>>836 ]
(845) 2019/04/12(Fri) 20:31:10

【人】 巨人のアヴェンジャー クガネ


  へェ〜〜、それって、結構長い距離ってことだろ?
  すげェなァ……オレもちゃんと練習すれば
  シロさんと一緒に長く泳げるかな?


[ 20kmと実際に示されればもっと驚いたかもしれない。
 とはいえ、己とて英霊だ。
 しかもバリバリの戦闘系で耐久力もある故、
 案外遠泳の夢も近いかもしれず。――とは、まだ自信もないが

 ……しかし、シロさんの泳ぎか
 お手本がてら、実際に見てみたくなってきた ]


  そうだなァ。もしシロさんが良ければ
  泳いでるところを見てみたいぜ!
  その間、オレは休憩してれば丁度良いぐらいだろ?


[ 一応、すぐに疲れるような軟な体力ではないが
 今だけはちゃっかり休んで彼の泳ぎ方を見物させてもらおう。*]
(846) 2019/04/12(Fri) 20:32:17

【人】 生贄 セレン

 
   そうだね。
   
 
[ 苦悩の理由を知らないからこそ残酷に。>>830
  惨めな置き去りが常だった子供の最後の居場所を、
  否定する言葉が届いても喉を震わせたのは一度きり。>>831

  削れていくのは何だろう。
  否定されて、拒否されて、捨てられて、
  孤独であることには慣れていたはずなのに。

  振り払われた掌の痛みより蝕む何かは、>>832
  灰と蒼の瞳を徐々に曇らせ燈る光を消していく ]
 
(847) 2019/04/12(Fri) 20:41:49

【人】 生贄 セレン

 
   どうして貴方がそんなに苦しいのか、
   ぼくには……ぜんぜん、分からないから。
   
   その答えは、ニクスさましか出せないんじゃないかな。


[ 諦めが浸潤した囀りは小夜啼鳥のようには響かず、
  沈むように落ちる視線と共に差し伸べた腕も落として。

  瞼を半ば鎖して細い息を吐く。
  夜気が渦巻く城にひとり佇むような錯覚に呑まれ、
  察したか近寄ってきた狼の姿に勇気を出し言い添える ]
 
(848) 2019/04/12(Fri) 20:43:41

【人】 生贄 セレン

 
   ……なら、あなたもぼくを捨てる?
   捨てられたらぼくはまたひとりぼっちで、
   少し待てばきっと次がくる……くるはず、だよ。
 

[ 生贄の価値すらない。>>831
  そう判断された孤児の行く末など知れていた。

  村に戻ったとしても居場所など在る筈もなく、
  寧ろ、古城の主に粗相でもしたのかと責め立てられて。

  怒りの矛先から逃れようと森へ逃げ込んでも、
  彷徨う内に飢えるか、迷って獣に食われるかだろう。

  彼の手も目も届かない場所で勝手に死ぬ。
  たったそれだけで、鬱陶しい子供は処理できる。

  手を振り払い、縁も所縁もない子を厭うならば。
  願いを叶えないと知り捨てるならば、
  そうして突き放してしまうことが最も後腐れがない ]
 
(849) 2019/04/12(Fri) 20:49:07

【人】 生贄 セレン

 
[ 落ちた手はもはや上がらない。
  思い込みだと言われて寝台の上に落ち、>>833
  力なく狼を撫でるだけの役割を果たすだけ。

  白金の薄幕は視界を覆い、
  化け物だと怖れられた双眸は誰も映さない。
  優しく払う指先が冷たいことだけが寂しくて、
  けれど、その後に続く言葉が抉るのを ]
 
(850) 2019/04/12(Fri) 21:00:00

【人】 幕末のライダー シロガネ

[さて、チョロインの素質のある巨人さんの
将来を心配する保護者、ではなく恋人の英霊は

これ、意識させるとダメなやつではなかろうか
などと何回か思いつつスイミング指導をこなすのであった

身長差があっても(私が背伸びをしていても)
多分今の関係は子供を撫でる保護者
に、見えることであろう、多分

そんなこんなで移動合間のことだ]
(851) 2019/04/12(Fri) 21:04:57

【人】 幕末のライダー シロガネ

 まぁ、長くはあるだろう、な。
 大丈夫さ、クガネは元々体力が、あるし。
 こうして教えていれば、呑み込みも、はやい。
 練習を重ねれば、何れは。


[具体的な距離は言わなかったものの
話を振ったのは自分であるが。自身の泳ぎを見たいと
言われたなら一度、瞳を瞬かせ>>846]


 あい、わかった。流石に25では、距離が少ない
 50のぷぅるにて泳ぐ、から。
 ゆっくり休んで、おれよ。


[あと、あんまり見ても面白いものではないぞと念を押して
パーカー、所謂ラッシュガードを装着したまま
飛び込み台より、透明な青へと飛び込んだ]
(852) 2019/04/12(Fri) 21:05:12

【人】 幕末のライダー シロガネ

[海は好きだ。水も、好きだ
冷たく、温かく。肌を撫でる水流、
どこか懐かしさを感じつつ潜水で、50を泳ぎ切る。
潜水にした理由はただ、
最初は暫し水の中に包まれていたかっただけだ

足のみ、動かし。水の中を進めば
口より零れ落ちた泡が、ゆるやかに
後ろの水流へと散ってゆく

くるり、と回って、壁に足をつけ
蹴りつけ一気に水中から半身、外の世界へ現れれば
残り50を一気にクロールで泳ぎきった後
ぱしゃ、と音をたててまた再び、今度は平泳ぎで50を泳ぐ


 あ、これ楽しくなってきた


―――その間、クロールやらバタフライやらを交えて
合計で300ほど泳ぎ切った後
張り付くパーカー、水が滴るのをそのままに陸へと上がる]
(853) 2019/04/12(Fri) 21:05:24

【人】 幕末のライダー シロガネ

 ……少し楽しみ、過ぎたか。
 クガネ、休めたか?


[続きをするか、また今度にするか
どちらにするかと問いかける濡れ鼠は
そっと巨人さんの頭を、撫でる*]
(854) 2019/04/12(Fri) 21:05:42

【人】 生贄 セレン

 
   みんなぼくを気持ちが悪いって言うんだ。
   目も、髪も、普通じゃないから。
   人間じゃないみたいだから要らないって。
   
   誰にもまっすぐ見られたことはないよ。
   誰にも、こんな風に触れられたこともない。


[ 過去をなぞる言葉は抑揚もなく、
  耐え難い何かすら削れて残り滓だけの子供らしく。

  村で詰め込まれた知識に引きずられた丁寧な言葉は失せ、
  素の、幼い口調で、唇は静謐な笑みを象って ]
 
(855) 2019/04/12(Fri) 21:05:54

【人】 生贄 セレン


   愛って、何……?
 

[ そんなもの、己の人生にはないものだったと言外に ]*
 
(856) 2019/04/12(Fri) 21:08:16

【人】 カットバース 遊撃手 マナ・ローレンス

[試合終了後 ベンチ内]

……お疲れ様、ナイスキャッチ。


[試合後、ベンチの清掃をしているラッセルに声をかける。試合最後の、成長を感じさせたプレーに賛辞を送った]


……今日は飲みにいくわよ。この後の予定、空いてるよね?あ、当然私のおごりね?


[有無を言わせない口調と笑顔で、ファインプレーをねぎらいにかかった]
(857) 2019/04/12(Fri) 21:31:13

【人】 カットバース 遊撃手 マナ・ローレンス

[行きつけの飲み屋 個室内]

……カンパーイ!いやー、うまい!


[音頭とともにグラスとジョッキがぶつかり、派手な音を立てる。小気味良い音とともに、ジョッキに満たされたビールは、あっという間にマナの胃へと落ちていった]


……にしても、よく捕ったわあんたがあのフライを!おねーさんびっくりしたよ!えらい!


[そう言いつつテーブルの向こうから、乱暴にラッセルの頭を撫で回す。前回の飲み会と違って、マナはすでに出来上がっている。後輩の成長がよほど嬉しいのだろうか、それとも明日は休みだからだろうか]


でも、あんた今日良かったじゃん。このままだったらさ、開幕スタメンだってありえるんじゃない?


[テーブルに肘をつき、冗談の風味を出しつつ言ってみる。今日はラッセル含めみんな活躍したといっても差し支えない内容だった。ただ、この頃の成長度合いでいうと、ラッセルに敵うものはいないだろう。何しろ、守備位置より後ろのフライを捕球したのだ]
(858) 2019/04/12(Fri) 21:32:22

【人】 カットバース 遊撃手 マナ・ローレンス

……良いなあ、成長するって。羨ましいや。


[突然、羨ましそうにつぶやく。目の前で大きな成長を遂げていく後輩が眩しく見えたのだろうか。それとも、自分の成長が止まったであろう日が忘れられないのだろうか]


あたしには、もう……


[テーブルの下で見えないよう右肘をさすりながら、心ここに在らずといった風につぶやく。軽やかに、気持ちよく酔えているはずなのに、右肘の痛みがうざったいくらいに主張してくる*]
(859) 2019/04/12(Fri) 21:34:31
(a82) 2019/04/12(Fri) 21:35:03

(a83) 2019/04/12(Fri) 21:35:22

【人】 リコリス臨時店員 Dante

─ リコリス・バックヤード(水の硬度編)─



  かしこまりましタ。


[ホットのミルクティーという注文に頷き>>@73
それであればニルギリにしようカと
頭の中で考えテ。
後でシチューに使うお肉などを見て決めまショウ。
暖かさの相乗効果で何だか温まりそうですネ。



提供の際はシュガーポットも添えて
砂糖はお好みで入れてもらう形になりそうデス。
作業をしてくださったセドラさんが
少しでもホッと出来たらいいナ、と
思う僕なのでしタ。


なるほド。言われてみれば納得でしタ、
であれば例え話も想像しやすいですネ。
(やれば良かったデス)
]
(860) 2019/04/12(Fri) 21:55:37

【人】 リコリス臨時店員 Dante

  エ、可能なんですカ!?


[瞬きを2つほどしてから呟かれた言葉。
さすが専門家。>>@74
僕の疑問に一発で答えてくれましタ。>>@75
しかもセドラさんの興味を引く内容だったようデス。
(なお出来心でやったダジャレは気付かれなかった模様、
 良かっタ)



もしお米の炊き上がりの話を聞けば
似たような話を聞いたことがあると
思わず食いついたでショウ。
自分の出身地も米を食べる文化圏ではありましたのデ。
]
(861) 2019/04/12(Fri) 21:56:14

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[なお紅茶については仰る通り、
タンニンも影響していまス。


硬水のミネラルがタンニンと結合した結果、
沈殿を生じて黒ずみやすいのデス。
そしてそれが渋みを感じにくくなる
理由の一つでもあるのですヨ。>>@74


しかしタンニン自体は軟水の方が抽出されやすいので
見た目とは裏腹に短時間抽出でも渋みを感じやすいのデス。]
(862) 2019/04/12(Fri) 21:56:35

【人】 リコリス臨時店員 Dante

  ふむ……硬水から軟水に変える浄水器は
  フィルターがミネラルを取り除く仕組み、
  そうだったんですネ……。
  そんなモノがあるだなんて、知りませんでしタ。


  にがり……は、聞いたことはありまス。
  日本で豆腐を作る際に使う液体だとカ。
  薄めて入れれば良いんですカ……
  なるほド……。



[機械や化学薬品について存在は知っていましたガ
知識があるわけではない僕ですガ、
それでもセドラさんの説明は
非常に分かりやすいものでしタ。


セドラさんの知る概念と同じものがある世界、
そこに自分が所属するかはともかく
聞いているモノの名前はある程度理解が出来ましタ。]
(863) 2019/04/12(Fri) 21:57:01

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[ふむふむと興味深く聞いていたら、
セドラさんから思わぬ提案の声。>>@76]


  エ、いいんですカ!?
是非!!



[きっとその顔はセドラさん同様、
楽しげな笑みを浮かべていたことでショウ。>>@76


もしそんな機械があれば、提供するメニューも広がって
美味しさも追求出来るナと思ったところで
今の自分は臨時店員であり、権限は何も無いのだと
気付いて
「アッ」
と恥ずかしげに俯いたのでありましタ。


しかしリウビアさんも同じことを思っていたらしく、
心配は無用だったようデス。>>827
]
(864) 2019/04/12(Fri) 21:57:58

【人】 リコリス臨時店員 Dante

  イエ、こちらこそ色々教えていただいて
  本当にありがとうございましタ。
  それでは、失礼いたしまス。


[ホールに戻ろうとする際に改めて丁重にお礼を言いましタ。
まさか自分の思っていたことが可能だと思わなかった上ニ、
自分の知らない興味深い話まで聞けたものですカラ。]
(865) 2019/04/12(Fri) 21:58:22

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[そしてリウビアさんへのお願いは
了承をいただけたましタ。>>828]


  ありがとうございマス。
  それではよろしくお願いしまス。


[漂ってくるのは鶏肉と白ワインの匂い。]


 (鶏肉のシチュー……であれバ)


[やはりニルギリで良さそうですネ。
もしどこかでシチューが
オススメメニューに加わるなら>>605
「分かりましタ」と頷いて、お客様に
その旨をお伝えしたことでショウ。
]
(866) 2019/04/12(Fri) 21:59:01

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[恐らくはひと段落したであろうホールへと戻った際、
お客様には妙にウキウキした顔を
目撃されていたかもしれませんネ!]*
(867) 2019/04/12(Fri) 21:59:24

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[
ところで、今日はやたら鶏肉が出てるなァと思うのは

僕だけなんでしょうカ?]*
(868) 2019/04/12(Fri) 22:04:53

【人】 巨人のアヴェンジャー クガネ

[ チョロイン(2m越え)は成長も早い
 人類の影法師と一括りにされる中で少々特殊な己は
 教えられることなら、とことん真摯に向き合い吸収できる。
 それもまた、この英霊の"人"としての強さだろう。]

  
  おう!シロさんの活躍見てっからなー!


[ 手を振り、早速地に腰を下ろして
 観察モードに入る。

 らっしゅがーどなるものは知らないが
 泳いでも邪魔にならない服は便利だなーと
 肌に少し張り付いたそれを眺めてたのは、一瞬で ]
(869) 2019/04/12(Fri) 22:08:10

【人】 巨人のアヴェンジャー クガネ



  ―――あ



[ ばしゃん。透明な水飛沫が上がる>>852

 鮮やかに青へと飛び込むその姿に
 一瞬で心を、奪われた ]
(870) 2019/04/12(Fri) 22:08:39

【人】 巨人のアヴェンジャー クガネ



  ………


[ 周りの喧騒も耳に入らず
 他のレーンの人間など見向きもせずに
 じっと透明な青に抱かれた彼を、見つめていた ]


  ( ――きれいだ )


[ 綺麗で、力強くて、自由だった

 そのまま区切りがなければ
 オレなんて置いて何処までも泳いでいってしまえるような
 そんな力を、確かに彼は秘めていた。

 "  "という楔が、無かったのならば――
 ]
(871) 2019/04/12(Fri) 22:10:27

【人】 巨人のアヴェンジャー クガネ

[ ほどほどの距離を多彩な泳ぎで泳ぎ切ったシロさんは
 水も滴る良い男な風貌で、座るオレを見下ろした。

 ぽん、と置かれる手>>854
 ちゃんと生きている人の手だ。

 "今を"生きてる、人の手だ


 ゆっくりと、彼の顔を見上げて ]
(872) 2019/04/12(Fri) 22:11:53

【人】 巨人のアヴェンジャー クガネ


  ……シロさん

  オレ、もっとシロさんに惚れちまったかも


[ ただ少し、放心してるような
 心底真面目な表情でそんなことを言い放つ ]


  でも、シロさんばっか泳げンのはなんかヤだ
  だから今日は…いや、これからもさ
  オレに泳ぎを教えてくれよ

  ――どんな時でも、シロさんの隣に居れるようにさ


[ その瞳と問いは至って真剣に
 ……何処までも何処までも、貴方の隣にいたいという願いを
 言の葉に込めて]
(873) 2019/04/12(Fri) 22:13:14

【人】 巨人のアヴェンジャー クガネ

[ ……その日は結局、殆どが泳ぎの練習だったかもしれない

 途中で食べたかき氷に頭を痛くしたり、でかい浮き輪に乗って
 流れるプールで休んだりと、勿論初でぇとエンジョイも忘れずに。

 結果といえばビート版で10mな感じであった。
 まだまだシロさんへの道のりは遠い。
…しかして、悲観などはなく ]


  シロさん!また今度も此処ででぇとしよう!
  今度はすらいだーとか、流れるぷーるももっと楽しみたいな!


[ 最初は溺れて散々だったぷーるも
 またすぐに来たいと思えるくらい、とても楽しい思い出となったから

 ――その隣に、貴方もずっと居てくれると
 オレは信じてるよ
 *]
(874) 2019/04/12(Fri) 22:16:03
リコリス臨時店員 Danteは、メモを貼った。
(a84) 2019/04/12(Fri) 22:22:36

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ そうだね>>847
 彼の反応は淡白で男が期待していたものではなかった。
 この少年に男は何を求めていたのだろう。

 セレンとセレス。
 同じく闇夜を照らす月を持つ名前。
 彼に彼女の像を重ねて何を望んだのか。

 バカバカしくなり、鼻を鳴らした ]

  そうだね。

  君に問いかけてどうかなる話でもない。
  今まで通りと同じだ。
  君と同じ眸を持つ人と君を重ねて、
  君に問いかけることで、答えを見出そうとする、なんて。

  愚かな行為だ。やめるよ。

[ 狼は彼の傍らに付き添ったまま吠えず。
 二人のやりとりを見守るようそこに居る。

 落ちる腕>>848を男にはどうしてやる事も出来ない ]
(875) 2019/04/12(Fri) 22:33:37

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  そうだね。
  君がせめて何処かで生き延びれる場所を探して……

[ 棄ててしまうのも悪くないのではと。
 擡げた思考のまま考え出す。
 どちらにせよ夜も深いから明日以降の話にはなる。

 男はそもそも生贄を望んだ事もなかった。
 送られる二度目以降の子供に期待する事はあれど
 いつも期待外れだと思えば外に放してきた。

 その結果、子供達が村に戻る事がなかった事実は、
 男が少年から語られた新たな真実であった ]
(876) 2019/04/12(Fri) 22:34:09

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 男は人が無駄に死ぬ事は望んでいない。
 だとして長年蓄積した願いを一日で
 葬り去る事など出来なかった。

 僅かな胸の痛みは些細だと視線を逸らし
 狼はそんな主を非難するが撫でる手に静かに懐く>>850
 よっぽど少年の気を汲んでやれるのは狼の方で
 それは今までの主の愚行を見守ってきたせいもあった。

 だとしても噛みつかないのは狼は狼で
 主に対して思うことでもあるのか。
 問いかける主をアイスブルーの双眸で
 狼は見守っていた ]
(877) 2019/04/12(Fri) 22:34:27

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  …………気持ちが悪い?

[ 少年の言葉>>855に男は首を傾げる。
 それは初めて見つけた生き物を眺めるようだった。

 確かに少年は人にしては珍しい風貌をしている。
 輝くようなブロンドにアクアマリンの双眸を持つ
 天使のようだと愛された彼女とは違い、

 彼のプラチナブロンドは月明かりに照らされたように白く、
 蒼い月と霞んだ星を思わせる双眸は、
 不思議な色味であれど男にとっては、
 月の満ち欠けを思わせる色味であった ]

  愛が、何かは……俺にも、分からない。

[ 彼の問いかけ>>856には白状する。
 無責任な発言をしていると露呈するだろうが
 今はそんな事よりもと、言葉を続けた ]
(878) 2019/04/12(Fri) 22:34:52

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  でも、化物というのはこんなに鋭い牙をもって
  血を吸わねば生きられない存在を言うんだ。

  そんな俺からしたら君はよっぽど普通の人間じゃないか。
  それに、二つの色を持つ眸なんて、
  この世界で君だけがもつ特別だろう?

  普通が何かは知らないが、
  月に照らされた髪の色は気持ち悪くなどない。

[ 幼子に言い聞かすように視線を合わそうと男は彼に跪く。
 愛など知らぬ筈の感情ではあるが
 幼い子供の苦労に同情したのかもしれない ]
(879) 2019/04/12(Fri) 22:35:21

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  セレン。

  君は、綺麗な人間だよ。*
 
(880) 2019/04/12(Fri) 22:36:13

【人】 幕末のライダー シロガネ

[彼の意志の強さ、素直さは美徳である
それが世界を救う一助になることも
また、誤った道ですらまっすぐに突き進んでしまうことも
どちらの可能性もあることを、私は知っている

知っているからこそ、思う
どうか後悔せぬ道をと
そうあれる、ように今度こそ、あなたが]

(泣かなければ、それでいい)
(881) 2019/04/12(Fri) 22:45:23

【人】 幕末のライダー シロガネ

[水の中の心地よさ。何時までもそこに居たい位になるのは
人間というものが元は海から生まれたからなのだろうか
影法師となった今となっては、
それが正しいのかどうかはわからない、けれど

海に泳ぎに行くのも良いかもしれない
潮の流れ、海の温かさを
直接感じるのも、好いなと思いつつも

名残惜しくも、魚人でもないわけだし
英霊いえどレイシフトをしている今、
仮ではあるが受肉している状態だ
息とて、つづかぬものだからこそ、ぱしゃり、と音を立てて
陸の世界へ戻るのだ]
(882) 2019/04/12(Fri) 22:45:38

【人】 幕末のライダー シロガネ

[手を、朱色の髪の主の頭に置いて
ゆっくり、撫でれば彼は己の顔を見る>>872


その君から、続けられた言葉よ

 あ、うん、それは、それは>>873]


 ……主は。時々、心臓に悪いことを
 ほろり、と。言う、な。


[つまりストレートに、心底思ってるような
そんなまっすぐな表情で言われたので

照れたのだ。有無、恥ずかしい

とはいえ、そうだね
君の真剣なまなざしが私を捕え
希われたならば、どんなことでも叶えてやりたくなる

そういう性分なのだ、私は]
(883) 2019/04/12(Fri) 22:46:03

【人】 幕末のライダー シロガネ

 ああ、無論。
 君が一人でも泳げるように、或いは。

 ともに海の中でも、泳げるように、な。
 少しばかり、厳しいやもしれんぞ?

[などと多少冗談めかして言いつつ
泳ぎの練習は1日、続いて

私は速乾性のパーカーを着たまま
でぇとなるものを楽しみながら、
泳ぎの練習を見守りつつ、時には導き教えとして
今日という日を楽しんでいたのだ


……まぁまだ、1日。1日でこれだけ泳げれば上等だ
一夏でもかければ、きっと
令和のトビウオ位には、君は上手になっているだろう、多分]
(884) 2019/04/12(Fri) 22:46:13

【人】 幕末のライダー シロガネ

 ああ、また今度も、しようか。
 ……またおぼれぬように、今度は。
 ちゃんと傍で見ているから。

[すぐに手を、差し伸べられるように

――――君が楽しんだ様子を見るのが。私は
一番、嬉しいものだから

君の隣にいられるのなら、これ以上幸いなことも、ない
*]
(885) 2019/04/12(Fri) 22:46:28

【人】 不器用 ラッセル


[ボールを取った音がうるさいぐらいに聞こえて
直後のゲームセットの掛け声が響いても
ボールを捉えた右の手が痺れたような気がして、少しの間動けなかった

自分でも後方のフライを取れたという事実を飲み込めなかったのだ]


 ……やっ、た?


[あんなに勢い良く試合前に言ったのに
終わった瞬間は、いつも通り

チームメイトの祝福の言葉を受けつつ
みんなから少し遅れてベンチに戻ると
声をかけてきたのはマナさん>>857]


 予定が空いている前提、なんですね…
 わかりました。いいですよ


[今日はオープン戦最終ということで決起集会的なものが行われるかもと考えていて、この後も開けていた
ベンチに散らばったゴミを拾いつつ、相変わらずの口調の先輩の言葉には
たまたまですと謙遜しつつも受け取り、思わず笑顔]
 
(886) 2019/04/12(Fri) 22:51:53

【人】 不器用 ラッセル


[そして前と同じく連れられて
前と同じ居酒屋で前と同じようにグラスを傾ける
今日はグレープフルーツジュース。苦味で目がグッと冷めそうだ]


 もうあの時は必死で必死で…
 あんまり覚えてないんですけど…


[前にここにきた時は、似たボールを落とした時だった
確実に成長をしている。改めてそう思う
乱暴な撫で回しには「やめてくださいよー」と言いつつも
くすくすと笑い声をもらした]


 開幕スタメンまでは流石に大袈裟です
 開幕代打ぐらいで出られたら…


[守備位置後ろのフライを一度取れたところで
守備不安が払拭されるわけでもない
スタメンに使うにはまだ早くないか。とは自分でも理解しているから
冗談には軽く笑って、適当に流した

酔っている人の言葉は聞き流すべし
そうと良く聞くし、感じていたからの好意だったのだけれども]
 
(887) 2019/04/12(Fri) 22:52:23

【人】 不器用 ラッセル


[ふと気付く
マナさんが少し前屈みに何かを隠すようにしている姿
明らかに雰囲気が変わった、その顔は]


 もう…なんですか?


[あいにく察しは良い方ではないし
気の利いた言葉を上手くかけられる程の頭の回転の速さもないけれど]


 
成長の限界なんて
 自分じゃ分かるものじゃないでしょ…?



[聡い人は自分の成長の終わりを
知ることができるのだろうか

それなら死ぬまで、鈍いままでいいと思う。そう感じたのは初めてか


雰囲気に耐えきれなくて
苦いはずのグレープフルーツジュースを、一気に飲み干した]*
 
(888) 2019/04/12(Fri) 22:53:15
 




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