人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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 はつこい

 私は恋というものがわかっていなくて
 これはそうなのかな……? って


[実際は狭義の恋心を持ち合わせず生まれついていたのだとしても、尊敬と親愛はあり。そしてチエのことが好きなのだけど

ただ愛しているのではなくて、チエにだけは、愛されたいと思っていた]


 うん
 そういうわけなんだ

 君でなければ、デートしたいとは思わなかった

[ビーズクッションは好評のようだ。
良かった。
いわゆるちゃんとしたソファはこの家のスペースを考えると置けそうになかったので。

彼女の希望通り、席は立たずに隣に座る。
公園のベンチに座った時よりも更に近い距離。
合鍵が握られた手に手は重なったまま。]


 ……………そう、か。


[語られたのは、「まだ同じ場所にあるかわからない」実家の母親と連絡を取ったという話。
実家を出てから連絡を取ることがなかったのに、電話番号を捨てていなかったという事実が、真白が自分を雑に扱うような母でも求めていたということを表しているようで胸が苦しい。

閉じた口で歯が擦れる音がした。
電話をした、その結果を聞くのが何となく不安で。]



 じゃあ、どこに行こうか
 私のしたいことでいいの?

 ……ソフトクリーム。 いっこは食べられない


 それから


[コインロッカー? あっちにあったよ。
手を握ったままのピンクのぬいぐるみを見下ろす]


 あ、この子も連れて行っていいかな


 うん。
 ……うん。

 繋がったんだ……

[彼女の母は電話番号を変えていなかった。
しかしそれは娘との繋がりを残したかったという理由ではないだろう。
「縁を切りたい」「切りたくない」と思う程の強い感情を娘に抱いていなかっただけなのではないだろうか。
娘の方は会わない間もずっと忘れられずにいたのに。]

 は、意味がわかんない。

[声が怒気を孕んだ。
また金の話。
真白の中では自分の料理やケーキを受け取らなかった理由がそれだったと当たりをつけたようだが、理由があろうが母親が人として最低な行為をした事実は消えない。

自分にわかるのは、真白の母親は自分には理解できない価値観で生きているということだけ。]

[それでもまだ真白が母親から気持ちを離すことができないなら、自分には何ができるだろうと考えた。
しかしそれは杞憂だったと知れる。

幸せを、恋人と生きることを選んだ強い微笑み。]


 そっか。
 ……手放せたんだね。


[嫌いになれないまま、切られることを避けていた気持ちを。]



 ホント頑張ったね。
 お疲れ様。


[けじめのプロフィールには、ひとつだけまだ手放していないものがある。
正直その文字の並びだけで言うと彼女を表していて素敵なのだけれど。]


 ……最初の名乗りなんだけど。
 近い内に、僕と同じになってくれる?


[それはきっと、同じタイミングで2本の鍵を貰う時に。
指先を伸ばして触れる。
「約束」の指。

彼女の年を聞いた時に、言い出すのはまだ早いかなと思っていたのが嘘のようだ。

真白が「家族」を思う時、それは自分でありたいと強く想った。]


 本当はこういう時に用意してあれば良いんだけど、指輪。
 サイズも知らないし、ずっと持っててもらうものだから
 好みのをあげたいからね。

 ここを埋める「印」はもう少し待っててもらうようになるけど。

 ……ちょっとごめん。

[腰を浮かせ、クッションと一緒に買ったローテーブルの上に置いてある長方形のベルベットの箱を左右に開いた。
銀色のトップのないシンプルなネックレスが出てくる。]


 こっちを先に渡してもいい?
 指輪、買ってもつけちゃ駄目かもしれないか、ら……。


[銀色のチェーンに通して、仕事中もずっと「印」を傍に置いてほしい。
指輪もないのに先走り過ぎだろうか?
言った後になって前のめりな自分が恥ずかしくなり、顔を赤くして目線を落とした。**]

メモを貼った。

【人】 店員 ミスミ

あっ、いらっしゃいませ。
そうなんですよ、今日は蛤にムール貝のツートップなんです。

[速崎>>25>>26がホールの中を忙しく飛び回っている間に現れた新しいお客様>>37がカウンターに現れたならあったかいおしぼりと必要ならお冷を。
蛤のバター焼きと、それから蚕豆のポタージュの二つは先にオーダーを通しつつ]

ムール貝ですか?
そうですね、俺のおすすめはワインバター蒸しなんですけど、そうすると蛤もバターになるので違うメニューのほうが良さそう…
確か、辛い物は避けたほうが良くて、お肉はしっかり火が通ってるのがお好きなんでしたっけ?

うーん、他のおすすめの食べ方…そうだ、ちょっとだけ待っていただいてもいいですか?
ご提案の前に必要なものが準備出来るか確認するので。
(40) 2023/03/13(Mon) 23:53:10

【人】 店員 ミスミ

[厨房にちょっとだけ戻り、いくつかの探し物。
それから戻ってくるときにビール>>39のオーダーを通すと同時にロンドンプライドの瓶を一本。
王冠を栓抜きで開ければポン、といい音がするそれをはづきさんのお手元に。
手が汚れてるかもしれないので瓶でそのままどうぞ、のスタイルだ]

イギリスといえばギネスですけど、折角なので今日は違うやつでどうぞ。
冷やさないのがイギリス流なので、それもあわせて楽しんでくださいね。
(41) 2023/03/13(Mon) 23:53:23

【人】 店員 ミスミ

[ビールの提供が終わった後はそのままの流れで時間を戴いたお客様>>37のもとへ]

お待たせしました、ご用意できそうなので一つ提案なんですがペスカトーレはお好きですか?
ご注文いただいたメニューはどちらもシンプルなので、もしよければ濃厚な魚介の旨味も味わっていただければと。

[時折自分が調理の合間に行儀悪くちらりと覗かせていただいている食べっぷりは中々の物だったとおもう。
いつだかはレコメンドボードのもの全部、なんて豪胆なオーダーもしていたはずだ。

そんな元気な胃袋ならポタージュにバター焼きを追加したところでまだまだスペースがありそうなもの。
ならばここはボリュームのある料理を提案しても許されるんじゃないかな?*]
(42) 2023/03/13(Mon) 23:58:05
そそ。まあ、通称みたいなものだけどね。
お茶会、行ってみる? いつか。
そんときはぼくもお茶会服にする。

[アフターヌーンティーのフルセットを、シャミさんが最後まで食べきれるか……というと、若干疑わしいところはあるけれど。
 時間かけていいタイプの、入れ替えなしのコースとかなら、行けるんじゃないかな。]

お姫さまの、お出かけって感じ。
いーんだよ、ボクがその服に合わせた結果がこれなんだから、シャミさんの側が変わったらズレちゃう。

[本当にお姫さまみたいなロリータは、ちょっと服を選びそうだし。
 ……ってのは、口を閉ざして。]

― 高野君と惚気 ―

あ、そうなんだー。
まあ確かに顔だけ知ってるけど
よくよく考えたら話したことない人ちょくちょくいるな…

あはは、それ今度言っとく。
芸能人に華やかって言われるのだいぶ光栄じゃん。

[どこぞで似たよな会話が繰り広げられていたことは知らない。]

そ!手作り!でしょでしょ、綺麗でしょ!
良い思い出になったし高野くんには改めて感謝だよぉ。
お礼になんか一品奢ったげる。好きなの頼みなよ。

[上機嫌に言いながら。]


あ、そう?

[そうして高野の相手のことにも触れれば
さらりとした反応が返って来たので。
そういう感じなら触れても大丈夫かな、と
こちらも少し気を軽くした。

玲羅自身は至ってヘテロの人間ではあるが
色んな嗜好の知り合いがいるので
別に友人がどうであったからどうと言うこともなく。
珍しくしょんぼりする後輩はちょっと見てみたかった気もするけど。愛いやつめ。
]

へえー…… そっかー。
まああれだよねえ、恋してみて新たな自分を知るみたいな。
そういうこともままあるよね。

ってそこに関してはノーコメントだけどさー。
つまり今は追いたくなる相手なわけだ。
ふふ、大事にしなよ。逃げられないようにさ。

[経験豊富を否定されても
またまた〜と思っていた節はあるんだが
そもそも恋愛にそこまで比重を置いていなかったのかもしれない。
そしてそれが今回は崩れたということか。

どこか誰に対してもそつなく見えていた後輩の
情熱的な一面を垣間見た気がして、
揶揄うように表情をにんまりさせ。]

店員 ミスミは、メモを貼った。
(a12) 2023/03/14(Tue) 0:02:11

――報告会――

[栗栖が天然鈍感だという話は先程もした筈だが、貝沢関連のこと以外でも何かあったのだろうか。
口を開きかけたところで、唐突にメッセージのことに触れられる。
自分と個人的なチャットはしていなかった筈、と思ったところで、自分だけが反応した桜カクテルの話題を思い出した。

あれはグループ投稿と言いつつほぼ自分宛みたいなものだった気がして、栗栖の反応がないことを特に気にしていなかったのだが、そういえば少し前からトークルームを表示した時に上から下まで栗栖のアイコンが出ないくらいには彼が登場していないなと思い至った。

つまり栗栖と葉月の間で痴情の縺れが生じたということだろうか。
そう解釈できるが、部外者である自分が何ができるという訳でもない。

その内を約束されるなら、頷いて。]

 待ってる。
 でも無理は駄目だよ。

[誰も悪くなくても抉れる人間関係というものもあるので。
時間が解決してくれないなら、新しい関わり方になるかもしれないことを覚悟する必要もあるだろう。
それはきっと自分が口にしなくても栗栖はわかっている筈で。

だから、それ以上は触れないことにする。]

いいね、写真撮ろう。
プリ撮っちゃう?

[スマホで自撮りして加工でも今や充分いい写真になるけど。
 敢えてゲーセン探してプリ撮るのも、またきっといい思い出。
 ポーズ決めてメッセージ書いて、デカ目してデコろう。
 けど。]

……不安なの、平気?
ちゃんと、似合ってるよ?

[不安って言葉が出ると思ってなくて、足止めて確認。]

え?

[そうして不意にこちらに話を振られたので。
酔ってる玲羅はつらつら話し出すのです。]

んーーとねえ、最初はノリで話しかけたんだけどさあ、
なんか妙に気が合って楽しくてさ〜、いいな〜って思ったんだよね。
だから次一緒にご飯しよって誘って…。

で、よくよく話してみたらさ
私がアイドルしてたこと知ってたんだよ。ファンだって。

でも、なんかそういう…アイドルだったからとかじゃなくて、……
一方的に好きでいるんじゃなくて
素の私の事もっと向き合って知りたい、
って言ってくれて………

その時かな…
やばいまじでこの人のこと好きかも、って思ったんだあー。

[へら、と少し照れくさそうに頬を染めて。]

[専門はグルメなのだが、観察という言葉が出てくるあたり、やはり習性はライターなのだろうか。
というか。]

 僕がライターって話、したっけ……?
 葉月さんか貝沢さんから聞いた?
 ご飯のこと以外の観察力はポンコツだよ。

 観察が好きなのは仕事じゃなくて公にしない趣味。
 途端に変態くさいな……。

[ふと疑問に思ったが、同業者の葉月と仲が良いなら聞く機会はあったかもしれないし、そもそも高野が前から自分の職業を知っていたように、貝沢の方も知っていてもおかしくはない。
とりあえず彼氏の栗栖には、自分はパパラッチではないと弁解するつもりが、変な性癖をカミングアウトしたみたいな形になった。
墓穴を掘ったかもしれない。]

 んん”、と、とりあえず、
 僕は誓ってマシロちゃん一筋なので!

[ということだけは主張しておこう。うん。]

[貝沢と知り合う機会はあるかどうか、その辺りも二人に委ねるとして。
人懐こい栗栖が高野と会話していないという事実には軽く驚いたので、今度一緒の時間に会うことがあれば声をかけると請け負った。
好きな人を好きな人に紹介したくなっちゃう、わかるよ。
この場合前者は栗栖で後者は高野だが。]

 きちんと言葉で主張できる関係って良いよね。
 マシロちゃんも「ダメ」も「うれしい」も言ってくれる子だから、
 それ聞きたくて「していい?」って聞いちゃうとこある。

[惚気?任せて!
そしてちょっと猥談めいた言い回しになってそうなのは気づかない振りをして!]


 揶揄いだったんだ?
 ちょっと本気にしちゃった。
 栗栖くんのすぐ素直に謝れるところ尊敬するな。

[恋愛の意味に限らず、人に好かれる人ってこういうカタチをしているんだなと思う。]

 ラムは子羊だね。
 マトンより獣臭さが少なくて柔らかい肉だよ。

 マシロちゃんの料理は別口で頼むので、
 大人しくおにーさんの皿から取り分けしなさい。

[回して貰った気は辞退して、皿に並ぶ骨を両端から二人食べることにしよう。**]

私さ、アイドル辞めた後も
何人かと付き合ってきたのね。
普通の恋がしてみたかったから、
告白されたら割と受け入れてさ。
なんだけど……

なんせ元アイドルでしょ。
そんで、こんな性格してるからかな。
なんか変に先入観もって接させること多くて。
明るくて強くて面倒じゃない女、みたいな……
いや別にそんなでもないですけど、みたいな。

…ちゃんと好きで付き合ってた、つもりなんだけど。
なんかそれで結局うまくいかなくってさ。

[過去の恋の話なんて、
彼氏に聞かせるのはちょっとあれなので
せっかくだしこの場を借りて吐き出させてもらおう。]


……なんかね、そういうの、
この人なら大丈夫かもって思った。

……ただなんでも許してくれるってわけじゃなくて…
私の好きになりたい私を肯定してくれて、
自然体でいられるっていうか……

[最後の方は独白めいていたかもしれない。
ぼんやりと、一方的に語って。]


…てか、そういう高野君は?
どういうとこいいなって思ったわけ?
馴れ初めとか聞かせてよ〜。

[そんな風に話を振り返すのです。**]

そ、っか。
や、でも、うん。それでも好きになってくれたのは、……っていうか。
ボクを選んでくれたのは、うれしいな。

[恋がわからないシャミさんが、唯一デートしたい相手。
 そんなに誇らしいことがあろうか。
 それに、なんとなくその気持ちもわかるし、さらに言えば知識としては知っている。

 ……ボクはね、意外と真面目な学生だったんだよ。他人を見返してやるために、だったけどさ。
 だから、いろいろな気持ちのかたちを、知っているつもり。
 そして本物は、今から学ぶつもり。]

メモを貼った。

メモを貼った。

オッケー、ソフトクリームね。
シンプルにバニラの? あ、そういや確かこのへん、フルーツ直接ミックスして味作ってくれるアイス屋さんもあるよ。

[はじめの一歩なら、シンプルなのがいいかもしれないし。
 あんまり食べないからこそ、変わり種がいいかも。
 行きたいところにエスコートしよう。それができるのがうれしくて、多分ボクはずっと笑ってる。]

んで、ソフトクリーム食べて、プリ撮る? 自撮りでいい?
あ、ていうか先ロッカー行っていい、かな……
きれーだけど、流石にこれ持ってると、ソフトクリームしんどいかも。

[両手がそれでふさがってしまう。
 ロッカーに無事行けたなら、最初の一歩のスタートだ。]

……あ、けどさ。
いっこだけ、行きたいとこあるんだ。

もしよかったら、付き合って。

[どうしたって、普段は選べないものを。
 今ならきっと手に取れるかも、しれないから*]


店長 アンは、メモを貼った。
(a13) 2023/03/14(Tue) 0:15:50

[ 無計画に大きいサイズを頼みそうに
 なったのは止めてもらえただろうか。

 二人で食べる分、に少し多いくらい。
 の注文を終えると、手伝いを申し出られて ]

 楽しくて。
 自分以外の人の口に入ると思うと、
 真剣にもなるし

[ いい傾向、と言われれば
 苦笑いも浮かんでしまう。

 よっぽど酷い食生活を心配されていたみたいで。
 そりゃこれまでの事を思えば知られて当然だけれど。 ]

 うん、冷やしとかなくてもいい?

[ 自分もまずはコーラ、と決めていたので
 ワインはセラーに収めたまま。

 飲みやすそうなサワーを選んだ後、
 動画の再生が始まると、視線は自然と
 テレビの方へ向かう。

 CMやなんかがカットされていれば
 一本分の時間はそれほど長くない。

 途中退席した頃に、ちょうど若かりし俺が
 登場したようだ。 ]

 うわっほんとだ……

[ 画面いっぱいに映るのは、俺。

 昔を思い出して、かなり恥ずかしい
 気持ちになりながら、熱々のピザを前に
 後方に沈む。見ていられないので両手で
 顔を覆ったまま。
 
 当時、本当に日曜朝に自分の顔が
 映る事に感動したものだが、あれから
 七年も経てば、それを眺める気持ちも変わる。

 七年前の俺も、よもや自室で恋人と
 これを眺めながらピザ食べているとは思うまい。 ]

[ 出番が終わるまではそうしてたけど
 ピザは温かいうちに、食べるもの。

 温め直す事はできるけれど、
 君が美味しそうに食べていたものだから

 体を起こして、ピザに手を伸ばした。
 よく伸びるチーズを巻きつけるようにして、
 薄くてサクサクな生地のピザに齧りつく。

 そしてコーラ。お家映画の定番は、
 定番たる理由がある。うまい。それに尽きる。 ]

 監督がさ、ちょっとくらい顔色悪い方が
 いいとかいって、前日すっごい飲まされて。

 それまで量あまり飲んだことなかったんだけど
 飲める方だったみたいで、そりゃもうばかすかと。

[ 苦悶の表情を浮かべる画面内のブラックは
 頭痛に耐えているだけだった、なんて
 子供の夢もなにもないことをさらりと暴露し、食事は続く。

 時々野菜を口に入れ、君が好きだという
 サーモンがトッピングされた
 菜の花のカルボナーラの方も、一枚もらって良い?
 と聞いてから、頂いた。

 菜の花とピザという組み合わせに興味が
 湧いたので。 ]

 あ、うま、…

[ もっちりとした生地に載ったサーモンが春めいてみえ、
 見た目にも美しいが、味も良い。 ]

[ 頂いた一切れを食べきった頃、
 落とされた言葉には、うぅんと少し悩むように
 唸った後に ]

 部分的にはある、けど
 本格的に、はないかな。

[ そう言った。それでは説明不足だろうから ]

 指導とか、携わることはやめたくないけど、
 あっち側に、高野景斗を住まわせる気は
 ないって方が正しい、な。

 今は一時的に、話題になっているけれど
 ずっとあっち側にいるには、色んなものを
 犠牲にしなくちゃいけない。

 何を犠牲にしたって、あっちに行けない人が
 いるくらい大変な世界で、
 じゃあ俺がそうするために犠牲にするのは?

 って考えると俺なんだよね。

[ 動画の再生中に話すにしては、少し長くなる ]

 過去も今も、私生活も、
 時間も、体も、時には心も。

 だからMVの仕事も、無条件で引き受けるつもりは
 なかったんだよ。最初は断ったし。

 頼まれたからってなんでもやってたら
 今頃、あっち側でしか生きられなく
 なってただろうね。仕事も選べる立場じゃないし。

 でも久しぶりに、あっち側の仕事をして
 考え直した事もあるかな。

 今までは、求められてないだろうし
 下世話に騒がれるだろうから、断っていたけど。

 今はね、自分のことも大事にしたいから
 断る事にしたんだ。

[ だから話半分に聞いてくれるくらいで、
 ちょうどいいのだけど。 ]



 お茶会
 クロテッドクリームとジャムを塗ったスコーン、美味しそうだね


[ひとくち食べたい]


 うん、合ってるね
 リンクコーデって言うんでしょう


[並んで立つ。
いつもよりもチエの視線が高い。黒いベストが見慣れない。縦のラインが強調されていて、可愛らしくて格好いい]


 王子と王子もできる?



 ふふ、大丈夫
 君に会うまでは不安だった。私は自分の身体にコンプレックスがあるんだ


[ちゃんと似合ってるって言ってくれるから。
足を止められたのでスカートの裾を摘み上げて膝を曲げて見せる]

 うっかり出来てしまった無名のヒーローの席だけは
 まだもう少し、座るかもしれないけど

 それが終わったら今度こそ、
 あちら側には行かないつもりでいるよ。 

 ラジオの方は、打ち切られない限りは
 続けるけど。

[ 自分を大事にする覚悟をきちんと、
 表明できたのはきっと、今、自分の隣が
 空白ではないから。

 テレビの画面の中、決め台詞を言ってる
 昔の俺には悪いけど、少しだけ
 視聴者の視線は、貰うつもり。* ]

[そしてデートプランが立っていく]


 どっちが好き? おすすめの方にしよう
 ……ああ、お客様はこういう気持ちなのかな、料理を待つとき

 プリ
 やったことない、それしよう


[ロッカーにかさばる花束を。
ぬいぐるみは、預けない。バッグの中身に余裕を作ってきたし]



 行きたいところ?
 どこかな

 いこ


[花束を預けたらその手は空くね? 手を差し出した*]

[缶ビールは冷えた方がいいけれど、
 サワーなら多少冷えてなくても味は分かる。
 あまりにも温くなれば氷も足すことも視野に入れるが
 そこまで時間をかけることはないだろう。]

 
  大丈夫。
 

[断りを入れて、開けたプルタブはコーラの方。
 しゅわしゅわとアルミの中で泡が踊る。
 毎日飲む程じゃないが、
 たまに飲みたくなるのは何故だろう。

 慣れ親しんだ味を、口に含みながら。
 瞳に映るのは、爆発のシーンだとか。
 友情を育むシーンだとか。
 時に恋愛事情も混じりながら物語は進んでいく。

 一日に全部見ることは無理だろう。
 それでも、自動再生されていく話数が増える度、
 進んでいく物語は、子供の頃を思い出して
 懐かしくもあり、出演者の傍らで眺めている。]

[羞恥に沈んでいく姿を横目に笑いながら。
 ピザの合間にピクルスを食んで、
 カリ、と音を鳴らせた。

 程よく味が染みていてカルボナーラで
 まろやかになった口に酸味が効いてくる。

 料理を楽しいと話してくれた。
 以前はやる気になれば、の程度だった話。

 真剣になる理由を聞いたなら、
 店のことを思い浮かべて、分かります。
 と、短く同意を示しただろう。

 美味しいと言ってもらえる人が居るからこそ、
 料理の腕は育つのだと思う。

 だから、ピクルスにも。サラダにも。
 美味しい、と彼に重ねて告げて。笑って。]

[少しずつ角度が鋭くなっていくピザの形。
 Mサイズにしたから、食べ切れるだろうか。

 二日酔いの理由を聞いたなら
 少し苦笑も浮かべたくなるもの。]


  そんな理由で飲まされたんですか……。
  高野さんが飲める方だったから、
  良かったのかもしれないですけど。

  それ、軽いアルハラじゃないですか。


[渾身のメイクかと思いきや、二日酔いで陰を作った理由。
 子供が知ったらどれほど悲しむだろう。
 できれば俺も、知りたくなかったです。というのは、
 ひっそりと心の奥底にしまっておくとして。
 (男はいつまでも心は少年のままなので)]

そーゆー定番もいいけど、ホテルのアフターヌーンティーとかも行こ。
ひとつのケーキちっちゃいし、いろいろ楽しめるかも。
それでゆっくりお茶しよう。どれがおいしいとか言ってさ。

[ふわふわのワンピースでそんな時間も、絶対に楽しい。自信がある。
 小さいケーキも、こんなときばかりはありがたいね。]

王子と王子もする? 王子コーデ探さないとな。
シャミさんなら、ショートパンツスタイルでタイツとかハイソックスでもきれいだろうな。

[うんうん、頷いて想像する。
 今度はダークレッドを探そうかな。]

 
[そうして聞きたかった核心に触れれば、
 予想とは違った答えに、少し目を瞠った。

 本格的にない。
 それは殆ど言っていいほど
 俳優業を断つように聞こえたから。

 

[あっち側、と遠いもののように話すのを、
 ただ静かに聞いていた。

 話題になっている今なら、返り咲くことは
 難しくないのではと、
 浅い知識ながら考えたものだけど。

 その世界を知らない俺には、踏み込むことで
 何を犠牲にするのかは分からない。けれど。

 『犠牲』という言葉を使う時点で、
 彼の心は思った以上に離れていたのかもしれない。

 あれほど喜ばれたというMVを断ろうとしたこと。
 メディアに取り上げられる仕事だから、
 確かに私生活は多少、犠牲になるかもしれない。]


  ……――、


[復帰の為にではなく、見切りを付ける、為に。

 そう選んだ彼に、ラジオで喜んでいた
 ファンの声を思えば、少し残念な気はしたけれど。]

[コンプレックス、と聞けば、軽く眉が下がる。
 そうなんだろうなとは思っていたけど、あんまり自分から言うのは気分がいいものじゃないだろう。
 それを払拭できるように、きれいなワンピースを選んだつもりだけど。
 それでも不安だったかという気持ち半分、ボクがそれを払えたと聞いて嬉しい気持ちが残り半分。]

似合うし、可愛いよ。
想像してたよりもっときれい。

[お姫さまなポーズに、そういうところがかわいいんだよなぁと心のスタンプカードにかわいいスタンプを押した。]

【人】 客 葉月

[カウンターに置かれた茶色い瓶がぽん、と小気味いい音を立てた>>41]

え、冷やさないビールとかあるんだ。

[驚いて彼の顔を見てしまう。世界は広い。

飲む前の素直な意見としては、
「ほんとに美味いのか……?」
ってところだった。ビールってキンキンに冷えてるものじゃん?

ひとくち飲んだあとの感想としては、]

ふおお……滑らかで飲みやすい!
甘くて喉越しもいいし、ワインバター蒸しに合うなあこれ。

[しかも瓶で頂いちゃったもんだから、手酌でぐいぐい進んじゃう。やばくなったら誰か止めてくれ**]
(43) 2023/03/14(Tue) 1:17:33
ん、ボクはフルーツ入れてくれる方がいーな。
どんなのできるか気になるし。

[店についたら、何を選ぼう。
 イチゴがあったら入れたい。チェリーは流石に早いかな。
 こないだ店でブルーベリー見たの美味しそうだったから、入れてみようか。
 そんな話をいくつかしながら、ロッカーに花束をin。
 せっかくくれたのに、ごめんね。シャミさんのご友人も、ごめんなさい。]

よっし。
じゃ、アイス食べに行って、プリね。
めっちゃ可愛い写真撮ろ。

[空いた片手を重ねて――ちょっぴり、鼓動が早くなる。]

行きたいとこ、先聞きたい?
サプライズがいい?

[探り探りのデートになりそうだし。
 行き先は決まってるけど、進行の好みは聞いておきたい。]

[返り咲くことのない花。

 彼自身がそう決めたと言うならば。
 もう名残惜しいと口惜しむこともない。

 言葉を飲む込むようにゆっくりと瞬いたら。
 向けられる視線に、目を見合わせて。]


  じゃあ、『ヒーロー』はもう卒業ですか?


[無名のヒーローは残る。まだ暫く。
 画面に映し出されたままのブラックも。
 配信され続ける限り。
 またいつか、誰かの心に残るかもしれないけれど。

 『ヒーロー』が素の姿になったのを
 知っているのは、隣に並ぶ自身だけ。*]

―― 先輩の惚気 ――

 名前知らないまま話し込んだりも、
 ここだとよくあるよね。

 はは、言っといて。
 スカウトマンでもなんでもないけど。

[ その気なら口利きからのスカウトも
 考えるけど、そんな事したら先輩にシメられて
 しまいそうなので、言わなないまま。 ]

 や、無駄にならずに逆によかったよ。
 どういたしまして、じゃ、
一番高い酒ください。


 ――冗談だから、一番キツい酒持ってこないでね
 お願いします。ビールで。

[ 本気にしたところで、ここで一番高い酒とは
 なんであるかなどは、知れない。
 し、別に度数の高い酒を飲むつもりもないので
 ほんと、ビールでお願いします。 ]

 このご時世、当人同士の問題に
 そこまでうるさくないでしょう

[ うるさく言われるような人物なら
 そもそも、話はしないのだけど。

 先輩のことは、それなり信用するのが
 後輩でしょ。 ]

 それは最近、すごい実感してる。
 どっか他人事みたいに、俺心狭ぁとか
 しょっちゅう思う。

[ 恋して新たな自分を知るには
 大きく頷いた。 ]

【人】 店員 ミスミ

[本当は蛤をこっちに入れてもいいのだけど、蛤は別で指定オーダーがあるので今日はムール貝が主役。
合わせるパスタを計った後、今回もムール貝を擦り洗いのあとに足糸を取り、よく流水ですすいでからまずは鍋に入れて口が開くまでフライパンで蒸して一旦火を止めてフライパンから引き上げる。
別のフライパンにはオリーブオイルとにんにくを準備しエビやイカ、タコなんかもストックがあれば一口大にして一緒に入れてしまおう。
ペスカトーラは魚介の種類が多いほど出汁が複雑になって美味いのだ。

薫りを移す役目を終えたにんにくを抜き、魚介はまとめて最初のフライパンに移し替え、具の残らないフライパンに白ワインを加えてアルコールを飛ばせばコンロの上に立ち昇る青い炎。
その青が消えたところでうずら豆を足し、ベーコンを足さなかった代わりにもったいないと思いながら丁寧にひかれたコンソメスープでトマトペーストを伸ばして鍋に加えた]
(44) 2023/03/14(Tue) 1:23:19

【人】 店員 ミスミ

[鍋の中の魚介類がトマトとコンソメの旨味を含んだころ鍋に加えるのはショートパスタ、なのだが準備してある種類は一つではないので、しばらくはコンロ脇にあるタイマーとの睨み合いだ。

まず最初に太く、向こうを見通せそうな穴の開いたリガトーニ。
次にファルファッレ、リボンの皴の部分が厚いせいでこれも見た目よりも時間がかかるので早めに入れる。
間髪入れずに更にコンキリエ、貝殻の形をしているのでビジュアルがまさにこの料理に打って付けだ。
一分ちょっと間をおいてからくるくるとした捻りが可愛いフジッリを最後に。

リガトーニでパスタの茹で具合を確認し、アルデンテまであと少しになったら最初のフライパンで出番を待っている魚介類たちをショートパスタの海へと放流する。
ワンスプーンでいろんな味を楽しめるほうがいいだろうから、飾り用のムール貝をいくつか更に別にした残りは身を外してから合流させよう。
煮込んだパスタはとろっと色艶良く仕上がり、深めの皿に盛り付ければ先程のワインソテーでも使ったイタリアンパセリを刻んだもので色どりを添えよう]
(45) 2023/03/14(Tue) 1:23:34
 そうだね、消滅とか考えた事もないけど

 逃げようとされたらみっともなく
 縋ってしまうかも

[ プライベートな部分に
 深入りすることがなかったのは、お互い様
 であるが、これほど上機嫌で饒舌な彼女は
 今までに見たことがなく。
 軽い気持ちで聞けば、ご機嫌でつらつらと
 語りだすので ]

 あ、ビールお代わりください。

[ まずは追加の酒を注文した ]

【人】 店員 ミスミ

お待たせしました、Pasta e fagioli alla pescatora(パスタとうずら豆の漁師風)です。
パスタ・エ・ファジョーリ自体はイタリアでも割と定番のレシピなんですけど、ムール貝を美味しく、とのリクエストだったのでナポリ風のペスカトーラ仕立てにしてみました。
是非スープまで味わってみていただければ、と。

[スプーンだけでなくフォークも勿論つけるけれど、欧州にゆかりがあるらしい噂を聞く人はもしかしてフォークなんて使わなくても殻付きムール貝なんて怖くもないかもしれない。

けれどまあ、飲食店なのでカトラリーを使う・使わないは食べる本人の自由だよね*]
(46) 2023/03/14(Tue) 1:24:01

【人】 店員 ミスミ

[冷えていないビールに驚きを隠さない様子>>43に、使ったものを洗う傍ら]

冷やさないビール、というかビールがより冷えてるほど喜ばれる国って実は日本ぐらいですよ。

[まあ、今は日本で冷えたビールにはまったインバウンドの皆さんが持ち帰って広めているとこともあるらしいけれどね**]
(47) 2023/03/14(Tue) 1:24:07
 ファンと。そりゃまた。

 あぁそれは………嬉しいね
 俺たちみたいなのには、特に。

[ イチコロの殺し文句だろう。
 素の貴方を、向き合って知りたい、なんて。
 彼女にこの顔をさせる彼氏に、ますます
 興味が湧いてくる。 ]


 あぁ………、うん うん

[ アイドルを辞めた後の、
 普通の生活の中で過ぎ去った日々
 の話には、こちらにも通じるものがあり
 一つ一つ、丁寧に頷きながら聞いた。 ]

 アイドル時代の、壁は大きいよね
 勝手にそういう顔、作っちゃう時
 俺もある。

[ 普通の女の子をしたくて、過ごした日々のなか
 うまく行かず、悩む日々もあっただろう。

 ただ、その日々があったからこそ、
 彼女は出会うことができたのだと、思った。

 なにせ、相手の理想とする偶像を
 演じるのは、我々の得手とするところ。

 そうせず、諦めなかったからこそ ]

 そっか。

[ この人ならと言える相手に
 ただの人間、ただの女の子として
 迎えて貰えたことには、 ]

 うん、良かった。幸せそうで。

[ 心から祝福の言葉を送った。

 好きだと伝えることも、
 本当の自分を差し出すことも、

 その本気を受け取ることも
 受け取られないと知りながら、伝えることも

 等しく、勇気ある者にしかできないこと。 ]

[ 頑張ったね。

 あくまで俺は後輩なので、
 その言葉を投げかけることはない。

 頑張れと背を押したとて、
 行動に移したのは紛れもなく、彼女だから。 ]

 え゛っ 俺?

[ うんうん、良かった。
 この中々に頑なところもある先輩の大事な
 彼氏にいつか会ったらなら後輩ヅラして
 先輩をよろしく、などと挨拶しなければ
 
 とか、考えていたので突然水を向けられて
 濁音で反応してしまった。

 友人が幸せを報告してくれた素敵な夜
 お代わりしたはずのビールも残り僅か。 ]

 いや、いいよ 俺のは
 恥ずかしがり屋なんで。

[ 降参するように両手を上げたが
 追撃されるようならぽつぽつと
 話し出すかもしれない。* ]

店員 ミスミは、メモを貼った。
(a14) 2023/03/14(Tue) 1:25:57

[アイスショップに着けば、ショーケースには色とりどりのフルーツ。
 イチゴもあるし、ブルーベリーもある。チェリーは残念ながら。]

なにか入れたいのある?

[ふたりで好きなフルーツを選んで、それをミックスしてもらって、今日しかできない味を分け合う。
 今更ながら恋人っぽいんじゃない、と思ったら、味がわかんなくなりそうになったけど。
 冷たいソフトクリームはありがたいことに、そんな緊張も冷まして、舌を起こしてくれる*]

[ プロである誰かが、
 自分の作ったものを食べると聞けば
 多分作ることからしていなかったと、思う。

 けれど今日訪れてくれるのは、
 プロであるが、恋人。

 作るという楽しさを教えてくれたのも
 君だったから。そういう気持ちで作ったものを
 きっと、食べてくれるだろうとも、思って。

 合間に摘まれたピクルスが口に
 運ばれるのを、思わずじっと見てしまった。

 美味しい、と言われればまた一つ、
 君がいつも感じている気持ちに、
 近づくことが、出来ただろうか。 ]

 結構な年だし、不器用だけど
 馴染んで欲しかったんだと思う、現場に。

 俺は自分のことでいっぱいいっぱいで
 声掛けられても、素っ気なかっただろうし

 限度を知らなかったから、断れなかったけど
 それからは断ってたよ、ほどほどで。

[ 苦笑いを浮かべる彼には、そう答えた。
 
知りたくなかった事を、いつか教えてくれるなら
 ご機嫌取りに伺いたいと思います。
]

[ これからの事でもあり、これまでのことでも
 ある話を、君は黙って聞いてくれていた。 ]

 そうだね、そうなる。
 がっかりした?

[ 卒業ですか?と問われたなら
 すぐに肯定の返答をした。

 投げ返した問い。
 浮かべる表情に、悲しさは寂しさはない。

 人の思いの中にだけ、生きているであろう
 ヒーローは、今もう、君の隣には居ない。

 君の隣にいるのは、少し駄目になってて
 君のことが大好きなだけの、ただの男だ。* ]

メモを貼った。

【人】 客 葉月

えっそうなの!?全然知らなかった。

[大河くんの言葉に、絶賛手酌中のおじさんはそりゃもうびっくりしちゃう。
けどまあ、冷たくないビールもこんなに美味いんだからそりゃそんな世界もあるか]

……なんかアレだな。
大河くん、俺の知らない世界のことめっちゃ知ってるんだな。俺の方が遥かに年上のはずなのに。

[美味いつまみを頬張りながら、そんなしょうもないことを仕事中の青年に投げかける20代後半男性がひとり**]
(48) 2023/03/14(Tue) 2:02:04


 してみたい
 それもしてみたいね……昼抜いて調子を整えて……


[アフタヌーンティーはしたことない。料理はする側で、味見をするもの。
作ってもらう側、まして客としては]


 ショートパンツの王子?


[それ私が着ても大丈夫なのかな、と思考には浮かんだが口にはしなかった。
少なくとも、その格好をチエは好きなのがまちがいない。
そしてその「きれい」「にあう」に信を置いている

チエが店の外にいる自分の姿を思い浮かべて衣装を考えてくれる、という想像は胸を熱くする]


 じゃあまた、今度ね

[ロッカーに入る花束を見て思った。
先達の受け売りが正解とは限らないな。と。

花屋で、色や花の名前を見て、やけに細かい花言葉だの産地だのを聞かされながら選ぶのは楽しかった。
サンザシの花(買わなかったけど)をみて、あの実に花があったことを知ったりだとか。

けれどたぶん、花を捧げるよりも、一緒に見にいく方が自分は好きな気がする。
あるいは手渡すよりは、摘んだ花を彼の髪に挿す方が好きなのでは]


 そうだな……じゃあ、まずサプライズかな
 この服装で行ってもいいところなんだよね


[一つずつ試していこう]

[アイス!]


 凍らせて……となると時期さえあえば洋梨あたりが優勝な気がするけど


[季節感、大事。
やはりあれは秋の気配を感じ始めた頃に食べるのがおすすめ]


 あ、キウイ
 キウイにする


[ショーケースを覗き込み、ゴールドでないキウイ・グリーンを指差した。

ミックスフルーツの氷菓子。
冷たい、甘いソフトクリームに小さなスプーンを差し入れて、溶けてダメにしてしまう前に。
この他愛ない買い食いが、大きな冒険の一歩であることをチエには、はっきりと伝えてはいない]



 美味しいね
 果物のソルベは作るけど、これだけの種類を常時提供して専門店として成り立たせるのはすごいな

 チエの作った、ヨーグルトのシャーベットも美味しかった。あの賄いの


[春の陽気に触れて表面から柔らかくなっていくアイスを見ながら、呟くほどの音量で]


 あまり、作りたくなくなってしまったのは
 私が原因だった? 自分が力不足だと思って


[あのぬいぐるみを、身代わりのようなぬいぐるみを渡された時、間違いなくとても嬉しかったのと同時に、
諦めろと言われたような気がした。身代わりを渡されて*]

[アルハラと称した返答に
 擁護のようなものが入れば、少し苦味が交じる。
 そういうコミュニケーションの取り方も
 あるのかもしれないけれど。

 手にした缶を指先で持て余しながら、
 視線が手元に落ちてしまう。]


  それでも、他にやり方はあったと思います。

  高野さんが、それを厚意と思うならいいですけど、
  断れない人間に酒を勧めるのは、あまり。


[店でもほんの少しだけ、稀にある光景。
 酒は百薬の長とはいえど、時には毒にもなる。]

[アルハラと称した返答に
 擁護のようなものが入れば、少し苦味が交じる。
 そういうコミュニケーションの取り方も
 あるのかもしれないけれど。

 手にした缶を指先で持て余しながら、
 視線が手元に落ちてしまう。]


  それでも、他にやり方はあったと思います。

  高野さんが、それを厚意と思うならいいですけど、
  断れない人間に酒を勧めるのは、あまり。


[店でもほんの少しだけ、稀にある光景。
 酒は百薬の長とはいえど、時には毒にもなる。]

[そんな現状はもう、あまりないだろうけど。]


  
無理しないで、くださいね。



[伏したまま、ぽつりと言葉を落とす
 そんな、一場面もあったかもしれない。]

[問い掛けに逆に問い掛けられて、少し戸惑う。
 がっかり。そういう言葉で表現するには、違う。

 空いたピザのケースを眺めながら、
 また、ぽつりと零し始める。]


  俺は。
  まだ、高野さんが
  続けたいんじゃないかって、思っていたから。
  答えが、少し予想と違って驚きました。

  がっかり。
  ……は、正直なところ。してないです。

  ラジオは聞いていても、
  実際に見るのは、今日が初めてだったし。


[視線をテレビに移せば、
 変身を解いていくヒーローたち。
 彼らもヒーローの皮を脱げば、普段の姿になる。] 

 

  今が良いっていうなら、それでも構わない。
  俺が、見てきた人に変わりはないから。

  俺が知ってる人は、ラジオの向こうと、
  店で食事を楽しむ姿ぐらいだけど。 

  その日常をいいとあなたが思えるなら。
  それでいい。

  もし、まだ心残りがあるのなら
  ……背中を押したかもしれないけど。

 

[言葉を区切り、弄んでいた缶を置いた。
 距離を詰めるようにソファに近づく。

 彼が手にしたままのコーラを取り上げたら、
 そっと床に置いて、覆い被さるみたいに
 正面から両腕を回して、抱きついた。
 ソファと俺の間に挟んでしまって抱き竦めて。

 まだ酒も飲んでいないのに、
 妙に甘えくなる気持ちが勝って、肩口に頭を乗せた。]


  ……今のままでいいなら、いいんです。
  後悔がないなら。

  『ヒーロー』じゃなくてもいい。

  デザートを宝物みたいに写真を取って、
  バイクに乗るのが気持ちいいって、
  駄目にしたいからって、ソファを二つ買うような、
  ――――そんな、貴方だから、
 

 
[向ける視線の先、横顔に手を伸ばして。
 頬に手を添えて此方を向くように。

 先延ばしにしていた、
 ずっと言葉にならなかった想い。

 そっと首を伸ばして、
を触れ合わせる。]

 




  …………――、そんな貴方だから。
      好きなんです、景斗さん。




                    **

メモを貼った。

 ごめんね、この頃の俺も
 心配させたね。

[ 視線が下方に落ちる。
 当人にとっては、そんなこともあった程度の
 昔話。けれど、今だってよくある話。
 酒類の提供をしている店に勤めている彼には
 思い当たる事もあるのだろう。

 片手を伸ばし、抱き寄せるようにして
 頭を撫でる。もう一度ごめんね、と告げた後 ]

 大丈夫、もうそういう事、ないよ。
 心配してくれて、ありがとう。

 心配させたくないから、
 しないよ。

[ ぽつりと落とされた言葉に、
 また一つ愛おしさが生まれてきたから。
 やさしく、やさしく、頭を撫でた。 ]

[ 聞けば答えてくれた、自分のことも
 そうじゃないことも。けれど、己に比べれば
 口数の多いほうでない彼が、零す言葉の数々に、

 ああ、いつか。そんな風に言ってもらえる人を
 見つけたかったのかもしれない、と思い当たる。

 続けたいんじゃないかと思っていた
 その言葉に、瞳を伏せた。

 退院してからの日々、続けられなくなってしまった
 現実と直面し、すぐに気持ちを切り替えられた
 わけではなかった。

 諦めるのか、諦められるのか。
 一度手にしたものは全て、こぼれおちて、
 粉々になって、気づいたときには拾い集めたところで
 元に戻る事はないほどの砂粒になっていた。 ]

[ 他人を羨むことがなかったわけでもない。
 自分の椅子にのうのうと座った後輩を
 妬んだ日もある。

 しかし自分を見直すには、いい機会だった。
 削れた心を埋めるにもまた、いい日々だった。

 あの頃の俺と来たら、目に入るもの全て
 破壊してしまうような目つきをしていたから。

 可哀想と言われなくなった頃には、
 今の生活が気に入っていたかな。
 バイク以外の好きなものを探す時間が出来て。

 引退報道から三年もすれば、
 街中で声を掛けられる事もほとんどなくなり、
 
 ひょいと、予約もしていない店に
 訪れ、気に入りの場所になることも、

 あのまま無理矢理に走っていたら、
 見えないものだったと今思えている。 ]

[ 今が良いと言うなら、構わない。
 心残りがあるのなら、
 背中を押したかもしれない

 その言葉を聞いたときに、思った。

 ああ、俺が好きになった君は、格好いいなって。
 見惚れていたよ。このまま時が
 止まってしまっても良い、と思うくらい。

 距離を詰めるように、近づいて来た君が
 コーラを床に起き、覆いかぶさってくる。

 二人の間に隙間がなくなり、声が更に、近くなる。 ]

[ ――クールなところがあるから。
 そこも好きだから。

 自分の言葉を行動を拒むことなく、
 受け取ってくれるから。
 
 それで、十分すぎるくらいだった。

 言葉にしなくても、伝わるものは
 いくらもあった。

 ともに帰る道で、先に手を伸ばしてきたのは
 君の方だった。
 泊まって良いかと尋ねたのも。

 応えられるようにそうなっていきたい
 と言ってくれたあの日から。今日まで。ずっと。 ]

[ 横顔が捉えられて、
 視界が変わる、目線の先、
 すぐ近くには、君がいる。

 触れ合う
に、
 あの日のような
苦さ
はない。

 息が触れ合うほどの距離で
 告げられた言葉が、ほんの僅かに、
 瞳に水膜を張った。 ]

 ――……俺をどうしたいの、那岐くん
 嬉しくて、どうにかなってしまいそうだよ。

[ 背中に腕を回し、頬を触れ合わせると、 ]

 
もう一度、名前呼んでくれる?


[ 問いかける。君曰く、優しくて落ち着いた声で。

 だめになってしまう君を、見てみたかったのに
 願わくば、ソファの力を借りずに、己の力で。

 俺のほうが先に、駄目になってしまいそうだった。
 願い通り、もう一度呼んでくれたなら、

 自分すら見たことがない男の顔を、
 見せることに、なっただろうな。** ]

メモを貼った。

[指輪を見て。心から嬉しそうにしてくれる玲羅
だから零れた呟きに、しまったなと思う。
彼女はTPOをきちんと弁える人だから、迷惑をかけてしまっただろう。
今後の予定を聞かれて、俺は困ってしまった。
特に考えてない。えっと、佑一や神田先生の教え……
必死で脳内を探っていると、小さな囁きが聞こえた。

『いいの?』喉元まで出かかった言葉を飲み込んだ。
俺はそれがどんな意味か、正確には把握していないだろうが。]


……行く。行きたい。


[俺は被り気味に答えて、小さく笑った。]



玲羅を抱き締めて。キスしたい。


[お外を歩きながら、正直に今の気持ちを口にしました。
待ち合わせした駅。もう随分前の事に思える。
来た時と違うのは、帰る時は手を繋いで。
玲羅と共に、改札を潜っただろう。**]

[帰り道。のんびり歩きながらも、微かに頭に過った。


玲羅の性自認ってどうなってるのかな?


こんなにも可愛らし玲羅に対し気にするのは何故か?
天然鈍感栗栖くんは、男女共に告白された経験があります。

下心無く接していると、純粋な好意を返して貰える事はままあって。
中には見た目と自認する性が異なる人もおりました。]

[栗栖瑛斗は人の外見を褒めるのが苦手だ。
それは外見が食生活に直結している事に起因する。
見た目は持って生まれた骨格の他、食事が大きく左右する。

肌の美しさ。太っている。痩せている。
食事の与える影響は大きいのに……
皆が皆、好きな食事をとれるわけでは無い。

アレルギー、病気、体質、ストレス、家庭の事情。
……それこそ、お金がないとか。

心無い言葉で傷付いて、摂食障害になる人も居る。
容姿を褒めるのは、苦手だった。

化粧や服装は、幾らでもその人の印象を変えてくれる。
それこそ魔法みたいだと思うし。
楽しんでる人を見るのは好き。
……でも褒めたら、褒め返されたりするから。
似合う服を勧められたりするから。
やっぱりちょっと、言葉にするのに抵抗があった。]

[そんな風に過ごしたからか。自分が鈍感天然だからか。
男女ともに告白されたことはあったけど。
自分には優先したいことがあった。
ただ、申し訳なさそうな顔をする人には、そんな顔しないで欲しいなと思った。
応えないのはあくまで自分の都合で。
あなたには何の非もなくて。
好きになってくれたことは、嬉しいのだから……
そんな風にしてたら、相手の性別に触れる事も無くなった。
ひらひらの可愛い服を着ていても、心は男の人も居るらしい。
恋の告白では無く、そうした告白を受ける機会も増えた。

だから恐らくうさぎの穴でも。
自分は求められた時以外、容姿や服装、性別等に。
触れた事は無いはずだ。それが習慣づいている。]

【人】 厨房担当 ゲイザー

[キッチンでの作業に追われている間に、『うさぎ』のドアベルを鳴らす音がまたひとつ。
 振り返った先には、栗花落>>37がいて――。
 速崎は、いつも通りの屈託ない「オレンジうさぎ」の笑顔を、カウンター越しに投げかけた。]


 いらっしゃいませ、ツユリん!


[この時、速崎が真っ先に栗花落の元へ駈けつけなかったのは、丁度この時手が離せなかったのと――。
 美澄>>40に応対を任せながら、オーダー内容の準備に取り掛かる。]


 とりま、蛤のバター焼きとポタージュだけ、
 先に作っちゃうぜ〜。


[美澄からのペスカトーレの提案>>42が出てくるのは、もう少しだけ後の話。]
(49) 2023/03/14(Tue) 8:50:29
[けど…………


なんで今更こんな事気にするかって?
下心があるからだよ!!!



あんな事を言われといて。
家に誘われて
下心を持つなとか無理ですよね?!

でも経験が無いんです。
どこまで相手は許容してるんですか?
そもそも玲羅は自分を男女どちらと認識してますか?
何故こんな事を悩むか???
スートに性差を着ける気は無いけれど。
シェアした時に選んだスートが、ハートではなくスペードだったから。
そんな細かいとこまで気にしてしまう。]

[彼女の家は、電車から降りてどれくらいだろう?
一人で悩むのはやめよう。
ダメな時、嫌な時は、きちんと口にしてくれる人だと。
玲羅の事は信じられる。

ならその時に、俺が少し恥をかけば済む話しだろ。
彼女の身体の方が大事だし。
なんの準備もしてこなかったのは自分だ。]


あの……さ……。


薬局かコンビニ。寄ってっても良い?


[お伺いを立てますが。
顔が赤くなるのは止められませんでした。**]

[予定を尋ねれば何だか困ったような顔。
そして家への誘いには食いぎみの肯定が返って来た。
なので安心したように笑いかけ]

ん、じゃあ、決まりね。
………うん………。


[続く正直な吐露には恥ずかしそうに頷いて。
改札を潜り、家の方面へと続く電車に乗る。]

[ところで。
普段玲羅に対して性を疑ってくる人はまあいないので
彼の疑問には口にされない限り気づかないわけだが。

玲羅は心も体も女性ですし、性愛対象は男性ですし、
ついでに言えば女扱いされれば素直に喜ぶ女だ。


スートに関しては恐らく私の方にハートを想定して出されただろうから
あえて逆張りをしたと言うだけの遊び心で特に他意はない。

玲羅の周りにはそれこそLGBTも性癖に関しても
色んな人が居て、偏見はないつもりでは居るが。
それはそれとして人の嗜好なんぞ逐一分かるわけないし
何も言わず察して欲しいと言うのも傲慢な話だと思っているので
もし何かしら「大多数と違う」あれそれがあれば
付き合うことになる初めに話していると思う。

これらも聞かれたらあっけらかんと答える話ではある。]

【人】 厨房担当 ゲイザー

[まずはそら豆を茹でるところから。
 豆が軟らかくなるまで火が通ったら、湯から上げて薄皮を剥く。この時、豆は二粒だけ、そのままの形で別に分けて置いておく。

 豆とは別に、みじん切りにした玉ねぎと長ねぎを鍋に入れ、塩とオリーブオイルで炒めていく。
(普段ならバターを用いるところだけれど、今回は蛤のバター焼きとの兼ね合いで風味を変えている)
 ねぎの甘みが出るくらいまで、けれども焦がさないように蒸し炒めで。
 小さめにカットして水にさらしていたじゃがいもを加えたのち、さらに火を通していく。

 十分に炒め蒸したところで、遠藤お手製のあのコンソメスープを投入。じゃがいもが柔らかくなるまで煮込んで、さらにそこに茹でていたそら豆を加えていく。
 ひと煮立ちしたところで、人肌程度に覚まして、ミキサーにかけて。ちょうどよい滑らかさになる程度にコンソメと牛乳を足してから、さらに滑らかになるように裏ごしを。]
(50) 2023/03/14(Tue) 9:46:59
[そんな彼の悩みなど露知らず。
程なくして電車は最寄り駅に到着する。
駅から降りて、自宅までは歩いて10分程だ。

こっちだよー、と指さして。
また手を繋ぎ直して歩こうとした矢先。
彼がおずおずと申し出る。]


………………。


[普通に飲み物買ったりするだろうし、
コンビニに寄るくらい不思議なことではない。ないけど……

じんわり赤い顔と、所在なさげな態度に
何かをピンと来てしまう玲羅です。が。]


……オッケー。
コンビニ帰り道にあるからそこ寄ろっか。

私ついでにお菓子とか買ってくね。
最近バズって気になってたやつ。


[でも、それは態度に出さずに、
にこーっと普段通り笑みを浮かべ。

コンビニ店内につけば
一旦別れて適当に菓子やらを籠に入れ、
彼が買い物を終えたっぽいタイミングで合流しましょうか。

外に出れば今度は手を繋ぐ代わり
ぐい、と彼の腕を組んで身を寄せ。]

【人】 厨房担当 ゲイザー

[こうして裏ごししたスープを鍋に戻し、生クリームを加えてもう一度温める。沸騰で牛乳とクリームが台無しにならないように、火加減には気を遣って――。
 塩で少し味を調えて仕上げたポタージュをスープ皿に注いだら、そら豆二粒を浮かべて、最後に濃緑のパセリを散らせば完成。

 スープ皿は幅広のものを用いれば、おしゃれさも高級感もある雰囲気になるけれど――ここでは蛤のバター焼きに合わせて、丸みのある素朴なボウル型の器にポタージュを注いでいる。
 スープボウルの外側はマットな質感の薄藍色で、スノードロップの花の白いシルエットがひとつ描かれている。

 ちなみにスノードロップの花の反対側には、小さな黒猫のシルエットも描かれている。
 この図案にあの『鏡の国』の「キティとスノードロップ」を連想するか否かは、見る者次第。]
(51) 2023/03/14(Tue) 9:51:54


………良かった。
ちゃんとそーゆーこと考えてくれてて



[なんせ天然鈍感栗栖くんは
お誘いの意図に気づいてくれなかった前科がありますのでね?

家に誘ったのに何も下心を抱いてくれなさそうだったら
私としてはそれなりに凹むところですよ。

にまーっと悪戯に笑って一度彼の顔を見上げ。
今度こそ家の方向を促そうかな。**]

[多分玲羅に今後もこの質問をする事は無い。
けれど、彼女が何をしたら嬉しい人なのかは知ってる。
綺麗とか可愛いと思われたい
口にして褒めて欲しい
重い荷物はもってあげるとかっこいいらしいことも

他の人に関して、俺のスタンスが変わることは無いだろう。
けれど、今隣に居る。大切な人のためなら。
これからいくらでも変化して行くことだろう。
それこそ神田さんに指摘されるくらい露骨に変わるかもね。

彼女がされて嬉しい事。
されたらいやな事。
きっと一つ一つ確認していくし。
またウサギの穴でシェアする皿が出たら。
出るたびに、今日はどっちのスートが良いか聞くだろう。
俺が好きになったのは、他でもない玲羅で。
彼女はきちんと、自分の意思を表してくれる人だから。]

[だからね。ほら。今も…………]


………………そりゃ、考えます。
恋人が可愛くて綺麗で魅力的なので。


[恥ずかしい上に悔しいぞ。
赤い顔でちょっぴりジト目。
知らんぷりしててくれた癖にさ。]

[俺は少しむくれて拗ねた後で。
嬉しくて幸せで破顔した。]


玲羅のそう言うとこ
好き
大好き



[何時か君がくれたスタンプ以上に。
君にハートを飛ばしてやった。
……早く君の家に行きたいな。
玲羅はどんな部屋に住んでるんだろ。**]

【人】 厨房担当 ゲイザー

[さて、その蛤のバター焼きだが――。
 栗花落から「醤油」の語>>37が聞こえたこともあって、ここではバター醤油焼きのテイストで。

 まずにんにくをみじん切りにしてフライパンに入れ、塩分の有るバターで炒める。にんにくの良い香りがするまで熱したら、その中に蛤を並べていく。
 さらに白ワインを振ってから、フライパンに蓋をし、貝が開くまで火を加えていく。

 ところでこの砂抜き済みの蛤は、殻の表面をよく洗った上で、予めナイフを入れて蝶番を切り落としている。
 これで加熱中に勢いよく口が開いてしまうのを防げる、という仕掛けだ。


 蛤が開いたら蓋を開け、醤油を少し加えてざっと炒め合わせて。
 ガーリック入りバターの濃厚さと、控えめ程度の醤油の風味、それに蛤そのものの豊富な旨味と塩分が沁み込んだ汁を、フライパンの底から掬って蛤にかけて、それから皿へと。
 最後に小口切りにした浅葱をぱらっと散らして、出来上がり!

 蛤のバター焼きを盛り付けた器は、明るいベージュ色の楕円型の深皿。
 内側はつるんとしているが、縁と外側は土の温もりを思わせるように少しざらりとしている。]
(52) 2023/03/14(Tue) 10:38:01

【人】 厨房担当 ゲイザー

[……と、このバター醤油焼きとは別のバージョンもひとつ。

 先ほどの蛤よりも少し大粒の蛤を選び、蝶番を外した上で白ワインと共に鍋に入れ、蓋をして酒蒸しに。
 静かに口を開いた蛤をそっと取り出して、上の殻を取り外す。
 この際、蛤から滲み出た余計な汁は捨てておく。この汁は砂出しの際に貝が吸い込んだ水分なので、捨てても勿体なくはない。

 さあここで、昼のランチタイムに作っておいたエスカルゴバターの出番。これは室温に戻しておいたバターに、みじん切りにしたパセリ、エシャロット、にんにくを加えて、クリーム状になるまで混ぜ合わせたものだ。
 カロテンの淡黄色に緑の溶けあったバターを蛤の身の上に載せてから、オーブンで焼き上げて出来上がり。

 溶けたバターの下に、ふっくらとした身と、凝縮された旨味の溶けだした汁が満ちる蛤の貝殻。
 この貝を、細めの角皿の上に、真っすぐに並べていく。
 この陶磁の角皿は、落ち着いたトーンの暗めの藍色。縁の手触りはやはりざらりとしていて、素朴な温もりを感じさせるもの。]
(53) 2023/03/14(Tue) 11:07:33

【人】 厨房担当 ゲイザー

[サーブのタイミングは、パスタ・エ・ファッジョーリ>>46と同じくらいに。]


 はい、ツユリん、お待たせいたしました〜!
 こちら、蛤のバター焼きを、ガーリックバター醤油と
 エスカルゴバターで二種、作っちゃいました。
 ぜひぜひ、食べ比べてみちゃってくださいねん。


[ハーフサイズ程度の小さめの皿二つ>>52>>53に、オレンジ色の猫型をした殻入れ皿を添えて届ける。
 ちなみに「エスカルゴバター」と言っても、エスカルゴカタツムリそのものを材料に用いている訳ではない。単にエスカルゴ料理の際によく使われるバターというだけの話である。]


 そしてこちら、そら豆のポタージュ、
 シャミーのコンソメも利いたやさしいお味を、
 今日の蛤とムール貝のツートップの
 お供にして、食べちゃってくださいな!


[ポタージュのボウル>>50>>51をカウンターに差し出し、元気良い笑顔を栗花落に向けてから、速崎は再び厨房内を駆けていく。]
(54) 2023/03/14(Tue) 11:25:12
ショートってか、ハーフパンツくらいでいいんじゃないかな。
もーちょっとあったかくなったらかもだけどね。

[丈のことは、口から出た瞬間はあんまり考えてなかったんだけど。
 最終的に、着丈で良さそうなのを探すから問題ないつもりだった。
 ショートパンツとロングソックス、スタイルにコンプレックスがあると不安は募るかもしれないが、それを拭い去る役目も請け負いたい。]

ん、また今度。
ていうか普通に普段着も探しに行く?
あんまりこう、おでかけ服ばっかもね?

[そもそも服買ってばっかでいいんだろうかみたいな疑問もないではないけど、お互いしたいことやっていこう。]

[ロッカーの花たちには、花瓶を買うことを心のなかで約束して、街へ。
 サプライズを求められれば、おっけーおっけーと軽く受け止め。]

ぜんぜん、このカッコで。
あんまり服装に関係ある場所でもない気はする。

[夕食前か、後か。どっちがいいかな。
 時間次第で決めようか。計画なく散策するデートは、それはそれで楽しい。]

――アイスショップ――

洋梨!

いいね、ボク洋梨大好き。
シャリふわな感じで。

[けど、どうしたって季節物。ショーウィンドウにはかのフルーツの姿はない。]

あ、キウイ。
そーだね、ボクら今日グリーンだもんね。

[目の前でカットされ、アイスクリームマシンに入れられるフルーツたち。
 つい包丁さばきを見てしまったり、して。]

……あは。あれ?
凍らせて蜂蜜かけたくらいで、なんにもしてない……けどね。

[その"なんにもしてない"ことについて触れられれば、露骨に目線が逸れる。
 あーそこ来ちゃうかぁ、という気持ち。
 いやでも、隠し切れはしないだろう。なにせ、たぶんこれからまた、賄いに立候補することが増えそうだから、バレる。]

いや、うーん……や、えーと。

…………怒らない?
いやいっそ、怒ってもらったほうがいいかも。

[やっぱり自分のせい、なんて思われるくらいなら、怒ってほしい。
 自分勝手で身勝手な思いで、仕事への積極性を下げていたわけだし。]

その、この間、言った話。
力不足っていうか、シャミさんの隣にはボクじゃない人が立つんだろうなと思ってて。 

でも、シャミさんはボクでいいって、言ってくれたでしょ。

[ボクの能力を評価するあの少し叱るような声は、胸の中に刺さって抜けない。
 でも、だめなんだ。"厨房に入れないとしたって"みたいな前提がつくんじゃだめだった。それはボクが、力不足を言い出したからかもしれないけど。]

けど、ケイちゃんとかさ。
接客も100点、料理も100点みたいなひとがいるじゃん?
みんな、すごいもん。店の人。

……で、シャミさんが忙しくて大変、なら、そういう200点のひとがついたほうがいいと思ってさ。
どっちも出来たほうが、どっちも助けられるし。

[ホールだけでも一人前と言われたって、あのうさぎ穴にいると、どっちも出来ることが普通に見えてくる。
 他でもない本人が、ボクでいいよと言ったのに、それじゃだめだと自分が許せずにいた。]

だからぁ……その……
最近包丁も問題ないし魚も、とかいう話になってボクを隣に置こうとするなら、そこに問題があったら他の人に気持ち切り替えてくれるかな、なんて……

そしたらボクとしても望み通りだし、
諦めもつくし……


[結局、それだけしたところで自分のほうが耐えきれなくなって、傍にいたがってしまったんだけど。
 反省してます、とばかり俯いたら、溶けたアイスがひとしずく落ちた*]

厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a15) 2023/03/14(Tue) 11:56:56

[触れたくなったのは、
 先に彼の手が優しく頭を撫でたからかもしれない。

 伏せた視線を掬い上げるように、
 緩やかに動く手に髪をかき混ぜられる。
 
 心配していることが伝わったから、
 謝罪とともに重ねられるお礼には緩く首を振った。
 棘のようなものが一瞬で瓦解していくみたいに
 拗ねるみたいな態度は辞めて、肩の力が抜けていく。

 触れられて心地いいと感じるのは、
 何時ぶりだろうか。

 安堵を覚えると同時に、
 もっと、触れて欲しいと淡い欲が芽生えるのも、
 こんな風に触れられたなら、仕方はないと思う。]

[続けたいのではないかと口にした時に、
 伏せられた瞳に、やはり、
 考えたこともあるのだろうと、どうしても悟ってしまう。
 
 それはそうだろう。
 一度は登りかけた階段。
 降りていくのも、自分の足で降りていくことになる。

 七年間の空白。

 その間の彼の胸中にどんな変化があったのか。
 きっと時間をかけて、今の考えに至ったはずで。
 時に忘れられない夜を過ごしたことも、
 あったのかもしれない。

 それは、想像の中でしか補うことは出来ないけれど。

 言葉にしない代わりに伸ばした両腕。
 腕の中に、彼を閉じ込めて。
 いつもは見上げていた視線が、今は、
 彼を見下ろすように下方へと落ちる。]

[もし抱きしめて、戸惑うように視線が揺れたなら。
 スキンシップは好きな方だと応えただろう。
 冷えた手も、心も、身体も、温められるなら。

 瞳を交わして、落とした唇は重ねるだけのもの。
 柔らかな感触を、少し味わって。
 離れ、間近に彼の瞳を捉えたら。

 微かに滲みそうになっている視界に気づいたら
 微笑って。
 目尻にも唇を、数度そっと落とす。]
 
[応えてくれるように背に回された腕に、
 ほんの少し、身を委ねて掌に体重を乗せる。
 
 どうしたいの、と聞かれたら
 肩を揺らして、もう一度軽く音を立てて口づけた。]

 

  それは大事にしたいと思ってます。


[耳に馴染んだ彼の声。
 ずっと惹かれていた、好きな優しく落ち着いた。
 その中に、少し甘さが混じっていれば。
 その音を聴けるのは自分だけの特権だと感じて。
 
 恋人の可愛らしいおねだりに、応えるべく。
 口を開く。]

[駄目になればいい。
 肩の力を抜いて、どろどろになるくらい。
 俺だけにしか見せない顔を、見せて欲しい。


 
   ――……、一緒に駄目になります?
   景斗さん、




[愛しい人の名を呼ぶ声は同じく、甘い。
 一度じゃ飽き足らずに、雨を降らすみたいに。
 唇に音を乗せて。*]

【人】 役者 セロ

―Madam March Hare カウンター―
[ペスカトーレ。なるほど、おいしそうだ。>>42
 そのままペスカトーレを注文して、出来上がるまでの課程を眺める。]>>44>>45

 おお、すごい…

[なんていうんだっけ、フランベ?
 以前試そうとしてコンロを焦がしてからはやっていない。あれは素人がやるものではない。

 ちらりと横をみると、美味しそうにビールを飲む姿がある。まだ大丈夫そうだ。>>43 
 今日は送ってくれそうな人が居ないので、飲み過ぎそうなら声をかけよう。]**
(55) 2023/03/14(Tue) 13:27:23
役者 セロ は、メモを貼った。
(a16) 2023/03/14(Tue) 13:28:20

【人】 厨房担当 ゲイザー

― 回想:さて、映画の約束はというと…… ―

[あの日のメッセージのあと、栗花落から返信があった>>36
 「やっぱり平日の方が」「午後からなら空けられる日ある」との文面に、嘉数>>n0が挙げてくれた日付を改めて見返してみて。
 こうして嘉数が挙げた平日のうち、速崎が非番になる日で、最も早い日付をひとつ提示する。]


『 そうですね、平日なら私も元々休みありますし……
  XX/XXの午後から、でどうでしょうか?
  16:00か18:20の上映回に合わせて現地集合できたら
  いいかなと、考えているところです。 』


[栗花落がその日に予定を開けられないなら、順次、後の方の候補日に繰り下げていって――。
 そうした遣り取りを重ねて、予定を擦り合わせていく。]
(56) 2023/03/14(Tue) 13:44:07

【人】 厨房担当 ゲイザー

[さて、予定のすり合わせとは別に送った、声優「セロ」へのファンメッセージ。セロとしての栗花落にそれがちゃんと届いたと判れば、返信への返信をしつこく重ねたりはしない。
 スマートフォンの画面上に浮かぶ文字を、速崎はひとり、目元を緩めて見つめる。]


( ……そうだね。そうだ。
  周りに言いふらすような人じゃない、って。
  ツユリさんは、私を、ゲイザーを信頼してくれている。

  じゃあ、私は?
  ゲイザーは。ケイ、は。 ……―――――、 )


[この時にふっと胸の内に伸し掛かった想いを分け合う相手は、この時の璥にはいない。
 声優という役者たちを「偶像化」したあの雑誌に強い不愉快と  を抱く>>15>>16>>17のは、この後日のこと。]
(57) 2023/03/14(Tue) 13:45:08

【人】 厨房担当 ゲイザー

[ところで速崎には「他者の有給で遊びを満喫する」という発想が無かったため、嘉数からの提案を受けた当時>>n0には――]


 
Whoaほわあ!?

 ……そっか、なるなる。 偉いわチエさん。


[と、ものすごく間抜けな声を上げて驚いたのはここだけの話。「りん」が抜けて「さん」になったのもここだけの話。
 空けられる平日の予定を送るメッセージに『りょうかいー』を短く返して、その後の予定調整をしっかり任される身に。
 末っ子気質めいた調整任せっきりぶりに、特に何か一言寄越したりしなかった辺り、速崎も速崎だったかもしれないが。*]
(58) 2023/03/14(Tue) 13:46:04
[ 甘やかすことに慣れていないこの手が
 好き勝手に触れて、撫でる。

 それでも、思いは伝わったようで
 緩く首を振られた。

 撫でる手はそのまま、動かし続けた。
 自分がそうしたかったから。

 それとこの手が必要だ、欲しいのだと
 思わせるような息遣いや、態度があったから
 でもある。かな。

 愛しさがあとからあとから溢れて
 掬いそこねたものが、愛しい存在に
 向かうのは自然なことに思える。 ]

[ 他人は所詮、他人だから。
 理解してもらおうと思った事がなかった。

 人はどうせ、最後には一人で死ぬのだから。
 築いたものは、最後には消えてなくなるのだから。

 自分の弱さや、情けなさ、
 そういう、預けるつもりがなかったもの
 渡すつもりがなかったもの。

 それをいつの間に、君に悟らせてしまったのか。
 交わす言葉の中から、
 浮かべる表情、仕草から。

 悟られてもいい、と思うように、
 なってしまったのか。

 ああ、本当に弱いなぁ。
 愛され慣れていないものだから。 ]

[ 言葉にされることはなくとも、
 伸ばされた両腕の中に閉じ込められて

 動揺と、戸惑いに視線が揺れる。
 どうしたの、突然。言葉にするより先に、
 スキンシップは好きな方だと告げられ、

 
を分け合い、離れて。
 こぼれ落ちる前に、眦にもあたたかさが
 落ちる 満ちる。 ]

 十分、そう感じてるよ。

[ 大事にしたいだってさ。
 言葉の通り、今でも十分、そう感じているのに。

 本当に格好いいったらないよね。 ]

 
是非、喜んで。


[ 誘われるように、体を起こし、
 くるりと半回転。

 体を預けてくれるようなら、抱き上げて
 寝具に運ぶ、くらいの余裕はあったと思われる。
 このときは、まだ。

 視線に滲む欲については、見逃して頂きたく。
 格好良い恋人が、あまりに可愛く、
 誘ってくれたのでね。

 しかしその余裕も、すぐに消え失せて
 いっただろうね。その夜には、特に――。* ]

[ 翌朝。
 朝と言うには少し、遅いくらいだけれど。

 起き出して、コーヒーマシンのスイッチを
 入れて、洗面台へ。

 鏡に写っただらしない顔は
 冷水でもどうにもならなかったが、
 顔を洗い、歯を磨けば、歯磨き粉の
 齎す刺激と清涼感で幾分かは、
 マシになっただろうか。 ]

 おはよう、よく眠れた?

[ そう声を掛けたのと、コーヒーマシンが
 抽出完了の合図をしたのは、同時くらい。 ]

 コーヒー飲む?*

[悪戯に囁いてにまっと笑えば
じとっとした眼差しが返って来る。
それがおかしくって、くふくふ笑いながら
腕を組んだままに歩いた。]

ふふふふ。そっかそっか〜。
素直でよろしい♡

[いや、ここはね?
とことんすっとぼけることも考えたんだけど
揶揄いたい気持ちの方が勝ちました。許して。
だって君がそんな顔するんだもん。
何買うの?とか聞かなかっただけこれでも手心を加えている。

拗ねていた彼は、すぐにでれっと破願して。
甘い顔と言葉を向けてくるものだから
こちらも何だか恥ずかしくなってしまう。]



…………私もさ。
二人きりになりたいな。って、思ってたから。



[なんて、照れを滲ませてそっと告げ。]

[さて、玲羅の住まいは駅から少し歩いた住宅街の中にある。
単身者用のオートロックマンションの3階。
彼を伴ってエレベーターに乗り、自宅の鍵を開けた。

広さは1DK。
こうなることを見越して事前に掃除していたので
部屋の中は綺麗な筈だ。
右手がダイニングキッチン、左手が寝室である。]

いらっしゃい。
どーぞ、適当に座って。

[玄関を入って寝室側に案内すれば。
テレビボードや棚に小物類が並び
ローテーブルの下にはラグが敷かれ、
クッションが幾つか置いてある。
奥の方にはシングルサイズのベッドとオープンクローゼット。

全体的にナチュラルな配色の
明るい色味の家具で揃えられている。

彼が座ってくれれば菓子の入ったビニール袋をその辺に置いて
ダイニングキッチンに移動して飲み物でも淹れてこようか。]


なんか淹れるね。
お茶と珈琲と紅茶、どれがいい?


[自分の分はティーパックのお茶である。
マグカップを二つ出し、ケトルでお湯を沸かして。
彼から希望が返ってくれば注いで淹れて持っていこうか。**]

【人】 厨房担当 ゲイザー

― さて、今夜のムール貝のおはなし ―


 
Absolutely!!



[春とムール貝Spring & musselの到来を告げる言葉>>27には、すぐさまに「ほんまそれ」のノリで高らかなる一言を。速崎は必ずしもいつもムール貝で春を迎えている訳ではないのだがそれはそれとして。
 くるりと華麗なるターンを決めた美澄とのこの掛け合い、スポットライトがあれば完璧なショーになっていたかもしれないが、『うさぎ』のホールとキッチンにそんな装置はない。あるのはいつもの照明とモダンなBGMだけである。

 美澄が知る、けれど速崎は未踏のコヴェントガーデン。
 パンク・ロックの聖地・ロキシーの話がふっと脳裏を過ったが、それこそ「私の話」になるこの語は一先ず引っ込めて。
 祖父母の昔ならぬ、今に近い日々の中の、Clams&Musselsのワインクリーム蒸しが美味しい店の話に、ちょっと生唾を飲みながら頷いていた。]
(59) 2023/03/14(Tue) 15:20:51

【人】 厨房担当 ゲイザー



 ……しかし、なんでなんだろね? パエリア。
 そりゃ、海鮮もお米も好きな人は
 普通にパエリア欲しくなると思うけど―…
 おしゃれメシイコールパエリア、みたいなイメージが
 強くなっちゃってるのかも。うちの雰囲気的にも。


[パエリアを希望するお客様に対し微妙に失礼なことをさらっと口走りながら、美澄の疑問符>>28に速崎も首を傾げていた。
 そのお客様のひとり>>3:308が今まさにカウンター席にいる>>38訳だが、決して他意はない。他意がない分余計に悪質かもしれない。]
(60) 2023/03/14(Tue) 15:27:09

【人】 厨房担当 ゲイザー



 ともあれ、今宵のお客さんたちには、
 パエリアだけじゃないClams&Musselsの
 バリエーションと美味しさを、
 めいっぱい知ってもらっちゃおうぜい!


[一部のファミレスでもムール貝のガーリック焼きが提供されていたりはする訳だが、それはそれ、これはこれ。
 テンション高い美澄>>29が手掛けるワインバター蒸し>>33とパスタ・エ・ファジョーレ>>46が、その立役者になってくれると期待して。]
(61) 2023/03/14(Tue) 15:30:10
[伝わっているのなら、不満はない。
 
 自身が口数が足りないことは知っている。
 伝えきれていない部分もきっとあるし、
 彼が注意深く拾っていたとしても、
 俺の不器用さから、届かせきれないこともあるだろう。

 でも、数少ない言葉を拾って、
 小さな癖を見つけて、受け止めてくれるから。

 言葉で言い表せない代わりに、熱を、分ける。

 触って、触れて、身体を擦り寄せて。
 
もっと、知ってほしい。

 
 俺があなたを知っていく度に感じる愛しさを、
 彼にも、同じように。
返して欲しいから。

[言葉足らずな誘い文句に乗った
 浮かんだ笑みに、悲哀の色はもう滲んでいない。

 身体を起こすのに、助けるように身を引けば。
 腕を引かれて、]


  ……―― ゎ、


[ぽすんと、ソファに身が沈む。
 入れ替わった位置、抱き上げられる身体に。
 少し、いや、かなり動揺した。]


  
ちょ、 ……っ、



[誘いはしたが、まさか。
 こんな運び方をされると思わなかった。
 華奢な方ではないと思う、決して。]

[ソファからベッドまでの短い距離とはいえ、
 簡単に持ち上げられたことに。
 かぁ、と一気に顔に血が集まって熱を帯びた。

 寝具に降ろされたら、ソファと同じ匂いがする。
 微笑む彼を見上げる視線には、
 男として、少し悔しさも滲んだものだったかも
 しれないけれど、それ以上に羞恥が勝った。

 ――敵わない。

 先に惚れた方が負けだとか、よく言うけれど。
 恋をしてしまえば、誰もが敗北を感じる時がある。

 
ああ、もう、溺れそうだ。

 
[その後、きっと。

 ソファに転がっていた時よりも
 駄目になった姿を見せてしまっただろう。
 
 そんな姿を見せても良いと思える程に、
 ――心は近づいていく。少しずつ。少しずつ。]

 

 

 

     [ 夜明けに一人、目が覚めた。
       隣で眠っている彼の寝息を聞く。
        
         腰元の傷跡に、
         慈しむように、口づけを落とした。* ]

 

[――目覚ましの音で醒めない朝は貴重だ。

 代わりに聞こえたのは、穏やかな声。
 まだくっついていたい瞼を重そうに持ち上げて、
 薄っすらと視界を開けていく。]


  ……ん、


[仄かに香るコーヒーの香りに刺激されて、
 シーツから顔を覗かせたなら、彼の姿が映る。]


  
……はよ、……ンッ、


  ……おはよ、 ございます……。


[一度、掠れた声を飲み込んで言い直して。
 気だるさの残る身体を起こせば、
 重力に従って肩からシーツが滑り落ちていく。]

[朝は、正直。弱い方。
 こし、と瞼を指の腹で擦りながら、
 まだ思考の巡らない頭の中。
 
 少し遅れてきて伝達された問い掛けに。


  飲む……、


[それだけ応えて、小さな欠伸を洩らした。*]

【人】 厨房担当 ゲイザー

[ところでそのワインバター蒸しの匂い>>31>>32は、そのフライパンから少し離れたところの速崎の鼻腔をもくすぐっていた。
 栗花落への蛤のバター焼きとポタージュのサーブを終えた後、少し手が空いた頃に、呟きがぽつりと零れる。]


 ……おばーちゃん、おじーちゃん、
 Mussels美味しかったって言ってたな。
 タイガーみたいに、それで春、越してたのかな……。
 うん、私も行ってみたい。コヴェントガーデン。


[きっとその店のワインクリーム蒸し>>27と同じではない、けれどもその土地の季節の移り変わりを思い描かせる温かさに、うっとりと目を細めていた。
 ラムシチューの日と違って今日は勤務中なのだから、うっとりとしてばかりはいられないけれど。**]


( イギリスブリテン島とアイルランド、往復旅できるよな?
  ここ『うさぎ』あっち地元くらいの遠さで済むよね……? )
 
(62) 2023/03/14(Tue) 15:49:08


 普段着?


[普段着とは。
普段着?

仕事着は、厨房に立つ日と、打ち合わせ用の清潔かつ地味なもの。
そして黒と赤と銀のパンクファッション。
以上。クローゼットの内訳はその3パターンに、最近お出かけ用のお茶会服が一揃い増えただけ]


 パジャマとか?

[くふくふと機嫌良さそうに笑う玲羅
腕を組んだ距離は近い。そりゃ顔も赤くなるよね。
そして買い物の内容聞くのやめてあげようね?
栗栖くん年こそ1個下だけど、初カノだよ???
スマートさとか求められても応えられない。
でも……]


…………えい。


[デコを少し突いときました。
玲羅も楽しそうだから。良いかなって。
楽しそうだから、許しちゃう。目も細まる。]

[そしたら小さな呟きが聞こえて来たから。


人の事言えないじゃん。



[今度は俺が胸の奥で笑って。
腕を組む玲羅に微かに体重をかけると、顔を覗き込んだ。
ほんのり照れた顔可愛いね。
ここで『可愛い』とか言うと、また反撃が来るのかな?
それもきっと楽しそうだ。
彼女といる時間は、何で何時もこんなに楽しい。
思わず疑問を浮かべる程。初めての恋に俺は浮かれていた。]

[お邪魔したお宅はオートロックのマンション。
それだけでちょっとびっくりすると共に、安心した。
びっくりしたのはお高そうってこと。
安心したのは、玲羅の身が少しでも安全そうだってこと。]


おじゃましま〜す。


[案内された部屋は可愛らしい。
明るい色見のナチュラルな風合い。
女の子の部屋って感じがする。
女の子の部屋入った事無いけど。
勧められるまま、ラグの上に、クッションを抱えて座って。
玲羅はお茶を淹れてくれるらしい。こういう時どうするの?]

えっと……


[淹れて貰って良い物?
もう分かんないや。
混乱し過ぎて笑っちゃった。]


俺ここで座ってて良い物?
手伝わなくて良いのかな。よく分かんない。
ふふっ。

リクエストして良いなら、そうだな〜……
背伸びして、紅茶。
あんまり飲んだこと無いし、なんだかお洒落なイメージ。


[分からない事は聞いちゃえ。
不慣れ感丸出しで、スマートさは皆無だけど、玲羅に尋ねて。
家でもうさぎの穴でも供されるのはお茶だから。
珈琲や紅茶にはあまり馴染みがない。
よりお洒落そうで、女子受けしそうな方を選んだ今の俺はちょっとあざといぞ。悲しい程ちょっとだけどね。]

[お茶が入った頃合いかな?
手伝えることは手伝った上で。
鞄に手を伸ばして……]


そだ。俺もお家に訪問するお土産買ってきたよ。


[がさごそと。長方形の箱を取り出しました。]


じゃーん!!
ポッキー
です!!!



[取り出したら。可笑しくなって。吹き出した。
くすくす笑いながら。もうキスならしたのにね。
でもコンビニで見かけて思い出したら、買わずにはいられなかった。
なんだかんだで。思い出のお菓子だったから。**]

[ 足りないと思ったことは、ない。

 言葉だけで全てが伝わり合うなんてのは
 幻想だと思っているし、

 いつだって君の言葉は、実直で
 飾り気がなくて。
 真心ってこういうものなんだろうなって思う。

 そうしてと頼めば叶えてくれるような
 気がするけれど、今はまだしない。

 
――叶えてくれそうだと思えるだけで、
 興奮してしまうのはまた別の話だけど。


 まだ見ぬ日の君よりも、今は
 擦り寄ってくる今日の君に、意識が向いているから。

 向いているどころではないのだが。 ]

[ その触れ方にそういう意図がなくても
 もう、遅いかな。
 躊躇する時間すら、惜しいくらいには。 ]

 
やだった?


[ 少なくとも驚かせた事は間違いないだろう
 そういう反応だった。

 成人男性である君の体は、軽々と
 持ち上げられるわけではないけど、
 ソファとベッドの短い距離、手を引く暇と
 秤にかけて、即決した。鍛えておいて良かったね。

 誰かさんのおかげでだいぶ、焦れていたので。 ]

 ごめんね、みっともないけど
 限界で、

[ 羞恥の色濃い表情に、にっ、と笑って。
 先程君がしてくれたように、額に、頬に、
 唇を落として、君の手を導くように強く引く。 ]

[ 裾から肌に直接触れれば、分かるだろう。
 すっかり痕になってしまった、皮膚が。

 治りきったその箇所は、他より少し
 敏感になることも。

 躊躇しないで、触れて欲しい、
 その願いを叶えてくれたなら、

 あとは手を取り合い、溺れるだけだった。 ]

 ふふ、まだ眠そう。

[ 眠たげな姿は、普段より少し幼く見える。
 盗み見した寝顔と同じくらい。 ]

 うん、落とさないでね

[ 二つのカップを手に、君の元へ。
 寝具のすぐ側、ベッドに背を預けるようにして
 座り、下から見上げて、指先を眠たそうな
 君の鎖骨の下に伸ばし、とんとん、と二度つついた。 ]

 ――ところで、もしかして俺
 また誘われている? 乗って良い?

[ 肩から滑り落ちたシーツ
 朝からだいぶ、刺激的だよね。* ]

─ 溶けるアイス ─


 ……なるほど

 そうだね、怒る……怒ろうか


[賄いに、料理に消極的になってしまった理由。
それは好きではなくなった、とか自信を無くした、ではなく、もう少し意図的なものだったらしい
心配していてくれたからこそではないのかと思うけれど。

ぽつりと滴を作って落下していく甘いキウイ。

それがとても大切なもののような気がして、咄嗟に手を出せば。
中指の先に落ちて、爪をグリーンに染めた]



 他の人を誘わせようとしてたの?
 そんな理由で


[たとえばゲイザーなら接客も料理も100点。そんな理由。
そうかもしれない。

援助が必要と思った時点では、漠然と、人手が足りない、としか考えていなかった。
職能的にチエが十分こちらの需要に応えると判断したけれど、もっと役に立つ人材は、確かに他にいたかもしれない。

フォンを引ける人。難易度の高い揚げ物をできる人。美しい盛り付けをできる人。同時に複数の品を作り上げられる人]



 ……他の人か

 でも、無駄だったと思うよ
 チエを誘ってはいけないと思ったら
 もう

 他の子に声をかける気がなくなっちゃったから

── 報告会 ──

[神田さんの返事は、やっぱり大人だなーって思う。
優しいし、頼りになるよなーって。]


…………うん。

でも俺あんまり悲観してない!
から。きっと大丈夫。

無理はしないって、約束するね。
ありがと。

ふふっ。神田さんやっぱお兄ちゃんみたい。


[そう言って笑うと神田さんにじゃれた。]

[お仕事の話しは色んなところから漏れ聞こえたんだと思う。
店員さんとの話題に上がることもあったし。
嫌でも聞こえてきたりするし。
現に高野さんの事も、話した事無くても名前知ってるし。

趣味が観察な話しについては……]


それじゃあ、趣味が活かせる仕事に就いたんだね。
天職だったりして。


[なんて笑った。
ところで何でどもってるんですか?
大咲さんも神田さん一筋でしょうし。
俺も
玲羅一筋
ですよ???]

[ラム肉は子羊の肉らしい。
同士大咲さんもありがとう。
神田さんの話しぶりだと、マトンが成人した羊かな。
ふと、眠りの森の美女を思い出した。
王子様の母親怖すぎでしょ。でもお肉は美味しそうだった。]


…………???


[尊敬とまで呼ばれる事を、俺は何かしただろうか?
自分の良いところは、見え辛いものだね。]


まあ。それくらいすぐ失敗するから?……かな?


[首を傾げながら笑って。
俺はお兄ちゃんに大人しくご馳走されました。
自分も何か1品お肉頼んだけどね。
揚げ出汁大根も美味しいね。美味しい。
お出汁じゃなくてコンソメでも美味しいんじゃないかな。
思った俺は、また近いうち牛肉が黒板にかかれる事を知らない。]

惚気話しようぜ!!



大咲さん、ちょっと遠慮がちなとこあると思ってたけど。
神田さんにはそうなんだ。へぇ〜〜……。

さっき天然鈍感同盟断られたの。
神田さんの影響かも??

いいねぇ〜。影響し合ってるって。
俺も玲羅に何か影響を与えてたら良いなぁ〜。
俺はね〜。影響受けまくり。
俺は玲羅が初めての恋人なんだけどね?
恋がこんなに楽しくて幸せだなんて知らなかった!

玲羅も幸せ感じてくれてたら嬉しいなぁ〜。へへ〜。


[お肉と共にとろとろ幸せに融けた栗栖くん。
今度高野さんに紹介してもらう約束をして。
楽しい夜は過ぎて行くのでした。**]

[笑っていると軽く額を突かれる。
彼も何だかんだで目が笑っているし
言うほどの痛さはないけれど。]

………む。

[揶揄うような台詞と顔を覗き込む仕草に
ささやかな仕返しめいたものを感じて。
一度拗ねたように唇を尖らせてすぐに表情を緩め。
甘えるようにきゅ、と腕の力を強めた。]


そ。いっしょだよ。



[だって私だって、負けないくらい君が大好きだからね。]

[余談ですが玲羅は決してお金持ちではありません。
アイドル時代の稼ぎは基本的に貯金しており
日々の生活は現在のお給料の中でやりくりしている。
これは「分相応な生活をしなさい」と言うママの教え。

オートロックのマンション、駅にもそこそこ近い分
築年数は古めにすることでバランスを取っている。
これは一人暮らしをするなら防犯がしっかりしてる所以外は
絶対に許してくれなかったパパの教えである。

まあそんな貝沢家の事情は置いておきまして。
家に入り、ラグの上にちょっと所在なさそうに座る彼に
ちょっとおかしそうに笑った。]



 私が欲しかったのは、辛い時にそばに居てくれるチエなの
 チエでいいんじゃなくて、チエが良かった


[言い切る声は、怒っているように聞こえただろうか。
うまく怒れているかわからない]


あはは、そんな気構えなくていいよ。座ってて。
珈琲はインスタントだし、他のはパックだし。
オッケー、紅茶ね。砂糖入れる?

[手伝いと言ってもケトルでお湯沸かしてカップに注ぐだけだ。
そうしながら好みを聞いて、両手にカップを持って
ローテーブルの方にいこう。
テーブルにカップを置いて隣に座り。]


――。


[そうしてじゃーん、と言う声と共に
長方形の見慣れたパッケージが取り出される。

それを見て、ぱちぱちと瞬きして。]



 それと……確かに、私と同じようにはまだ作れないけど

 もし
 最初から料理がすごく上手だったら
 私、きっと君に片想いしなかった


[初めて、お客様ではなくなった日のことを覚えている

沙弥は店を愛し過ぎていて、抜け出すことの出来ない深みに既にいた。
厨房という私の世界と、私の世界に共に立つ人たちと、私の料理を私の代わりに食べてくれる人たちと。
“救い”に満ちていて、とても狭いうさぎの穴。

お客様ではなくなったピンクのうさぎは、調理担当ではなかった。
フリルのブラウス。襟の飾り。
私の世界の端っこを通り過ぎ、ひらりとホールを舞う]


 私には料理しかないけど
 チエの心には、他にも好きなものがあって
 自由に愛しているように見えたから


ふっ、あはははは。


[思わず噴き出してしまった。
いや、何故かと言うとだね。]

……実は、私もこれ。

[笑みを堪えつつ。
置いたままだったビニール袋の中から
もうひとつ、ポッキーの箱を取り出してテーブルに乗せる。
適当にさっきコンビニで買ったお菓子…って
これだったりするんだなあ。]

いやあ、考えることは一緒だね。

[あははは、とけらけら笑い転げながら。
まあ別に被って困るものじゃないし、いいか?]



[目で追う。可愛らしい服装を。
好きなもので詰まった買い物袋を。
賄いに出てくる肉料理。
私の世界を出入りして、掠めて、外の匂いを運んでくる。ひらり。


          この子の好きなものはどういうものだろう。
                私もそういうものを知りたい。
         ぬいぐるみを作り出したいなら、見てみたい。
             お茶に心を込めたいなら、教えたい。
      可愛いものを好きな君に、可愛いと言われてみたい]


…それじゃあ、


[ぱり、と自分の買ったポッキーの箱を開けて。]


せっかくだし、します?
ポッキーゲーム。


[に、と悪戯に笑って首を傾ける。**]



 そのままの君がいい
 料理、上達したいならして欲しい
 しなくてもいいなら、そんなにできなくていい
   今のチエの作る食べ物、私、好き

 君が好きなことを愛していてほしい


[だから傍に来て欲しいけど、いなくても良いと思った。
愛されたいと思っているけど、 **]

【人】 役者 セロ

―Madam March Hare カウンター―

[程なくして出されたペスカトーレ(聞き慣れないオシャレな名前だった)は、ごろごろの魚介と形の違うパスタがたっぷり。まずは一口。]

 美味しい!

[トマトソースに魚介の旨味とコクがよく合う。家でも作ってもこの味にはならないので、プロはやはりすごい。]
(63) 2023/03/14(Tue) 17:59:52

【人】 役者 セロ

[そして同じくらいのタイミングやってきた、蛤のバター焼きととそら豆のポタージュ。2種類のバター焼きとはなんとも贅沢だ。

 ふっくらとした蛤にガーリックの香りと濃厚なバター醤油。間違いない。
 パセリとニンニクがきいたエスカルゴバターはなんともワインに合いそうな風味だ。残念ながら明日は休みではないので我慢しよう。]

 おいしい…貝に醤油ってどうしてこんなに合うんだろ…
 こっちのバターもおいしい〜

[そら豆のポタージュは舌ざわりなめらか、ほどよく塩気が効いている。]

 これは、うん。
 パンください。

[ペスカトーレにバター焼き、ポタージュときたらパンでしょう!]**
(64) 2023/03/14(Tue) 18:00:44
役者 セロ は、メモを貼った。
(a17) 2023/03/14(Tue) 18:02:59

役者 セロ は、メモを貼った。
(a18) 2023/03/14(Tue) 18:04:09

[そうだよ?仕返しです。
俺は玲羅に何かされたら、必ずやり返してる気がする。
こう見えて相当な負けず嫌いです。
だからなんだろうか……
君との会話が楽しくてたまらないのは。


『いっしょ』だと。


言葉にしてくれる君に、胸が満たされる。
君は俺を不安にもさせて。そうして俺を満たしてくれる。]

[所在無げにラグに座ってたら、笑われた
パックもインスタントも十分ご馳走だと思う。]


お砂糖2杯?

……あ、甘い物あるから、1杯にしとく。


[実はちょっと自信ない。
それくらい飲み慣れて無いけど、お願いした。
紅茶が目の前のローテーブルに置かれて。
ポッキーを取り出したら、瞬く玲羅。]

[しばしの間。それから彼女が吹き出して
そして取り出されたのはもう一つのポッキー。]


あっははははは。あはは。何それ!!



[俺も可笑しくて吹き出して。
2人で思いっきり笑い合った。
涙出るかと思った。同じ事考えてるなんて。]


ほんとっ……くふふっ……、通じ合ってますなぁ。


[笑いの発作に見舞われながらも、返事をして。]

[玲羅がポッキーの封を切って。
さあ。ゲームの始まりです。]


俺。ゲームのルール良く知らない。


[あの時は、玲羅が実演してくれたんだっけ。
俺は玲羅の手元の袋から一本ポッキーを抜き取って。]


だから玲羅が俺に教えて?


[口に咥えて、小首を傾げてみせた。**]

[眠そうだという声に
 項垂れるように、こくんと首を揺らす。
 朝の眠気を追い払うには、
 夜にやってくる微睡みよりもしつこい。

 テーブルにはまだ片付けきれていない
 昨日の名残りがあっただろうか。

 もう一度目を擦ってから、
 目の中の異物感にようやく気づく。
 目の奥の乾いた感触。

 そうだ、昨夜はコンタクトを外す暇もなく――、]

[スプリングを軋ませて二人分の重みを受けたベッド。
 シーツの上で投げかけられた質問に。

 癖になっていた
 手の甲で口元を覆う仕草がまた出てしまった。
 
 熱が引かない頬を腕で隠して。
 答えにくい質問に、息を呑んで。]

 
  
いや、……じゃない、



[そう応えたのは俺も、同じ。
 その時の彼の反応はあまりにも羞恥が酷くて、
 顔を見ることすら出来なかったけれど。

 続けられた言葉に、
 盗み見るように移した視線の先。
 悪びれることもない笑顔を見てしまったら、
 もう、断ることも出来ない。]

 
 
[進められていた酒を呑んで、
 理性を少し、忘れた後なら良かったのに。

 
      コーラに入った炭酸じゃ、酔え忘れられなくて。]


 
 


 

  …………、


[目を擦っていた手を下ろして、
 渡されたカップを無言で受け取る。
 
 しっかりと記憶に残っている昨夜のこと。
 思春期でもあるまいし。
 こんな朝を何度か迎えたことはあったはずなのに。

 跳ねた寝癖の下で、また耳朶が赤く染まった。
 言葉を返さないのは、寝起きのせいだと思われたい。

 乾いた喉に、熱々のコーヒーを一口含ませる。
 苦味があっても、ホットの場合は
 熱さで、苦さを忘れてしまうから。]

[ベッドの上で足を畳んだまま、カップを傾ける。
 隣に腰を下ろした彼が、指先で首筋をつつく。]


  ……ん?


[横目に小さく反応を返したら。
 
 指摘の声に、今の姿を鑑みる。
 シーツ以外には必要最低限のものしか
 身に着けていない現状。鎖骨に残る――……、

 引きかけた熱がまたぶり返しそうになって。]


  ッ、  …………
だめ、
です


[もう一口飲んだら、熱を悟られないように
 カップをテーブルへ置いて洗面所へ逃げ込んだ。*] 

【人】 厨房担当 ゲイザー



 
やったねツートップ!
 
……しつれいしつれい。

 良かったです〜!
 ね、不思議ですよねー、お醤油と貝の相性の良さって。


[美澄のペスカトーレも>>63、速崎の蛤バター焼きも>>64、栗花落に美味しいと言って貰えて盛大にはしゃいでしまう速崎であった。
 ――このツートップの快挙、店長にも後で報告せねば。
 ともあれ、ポタージュの方も口にして貰えば――この組み合わせで同時に持ってこなかったのが不思議な例のアレのオーダーが入ってくる。つまり、
パン
だ。
 注文してから生地をこねる訳ではないから、追加もおかわりも手早くできるのだけれども。]


 かしこまりました〜!
 ちょーっとだけ、お待ちくださいね!
 
(65) 2023/03/14(Tue) 18:59:48

【人】 厨房担当 ゲイザー

[暫くして、トースターで軽く温めたフォカッチャとバゲットを皿に載せて持ってくる。
 フォカッチャのふわっふわの生地はスープをよく吸い、スライスされたバゲットはバターとの相性抜群。
 ダブルのパンで量が多くなりすぎないよう、フォカッチャもバゲットもそれぞれ少し小さめのサイズを。]


 ツユリん、お待たせしました〜!
 お代わりが要れば、遠慮なく言ってくださいね!
 

[二種のパンを載せた白い小皿を、カウンターの栗花落に差し出して]
(66) 2023/03/14(Tue) 19:01:19
[ビニール袋からポッキーを出した瞬間
彼が盛大に笑い始める。
いやここで被るとは思わなかったよねほんとにね。]

あははははは。
まーじで以心伝心じゃん。
はははっ、おっかし〜〜………ふっ、 くく……!!

[なんだか変なツボに入ってしまい
二人して一頻りげらげら笑い転げる。
ようやく笑いの波が収まって、目尻に滲んだ涙を軽く拭い。

さあゲーム開始だ、と言わんばかりに封を切った。]


ルールはねえ、シンプルに
二人で両端から食べ進めて行って、
先に口を離した方が負け。簡単でしょ?

 ……ン、いーよ。


[誘うように小首を傾げる彼ににんまり笑い、
向き合うと床に手をついて距離をつめ。
ぱくり、と躊躇なく片方の端を咥える。

なお君が負けず嫌いなのは何となく察しております。
何故なら私も負けず嫌いなので。

カリカリとポッキーを食べ進めていく間
じいっと彼の方を見つめたまま
その表情を窺っていたけれど、
向こうの反応はどうだったかな?**]

【人】 厨房担当 ゲイザー


( ――…そうだね。こんなふうに。
  普通に、素直に喜んでもらえるほうが、いい。 )


[物語の中に生きる者を演じる「セロ」の声じゃなく、「ツユリさん」の他愛ない声だって、この耳を惹きつける。
 璥の中の「もしかしたら」>>5:22は、最初の出会いの時からあったのかもしれない。
 ――けれども。]


(  安心して、美味しいものを食べることができる
        ……安心していられる場所が、いい。 )


[嘉数を交えての映画の約束も、あくまで3人で行こうと努める、そんな璥の頭の中に――胸の内に。
 「居場所がほしい」自分の想いと、あの日の2通目のメッセージ>>36に綴られた「いいかなって」の文字が、重なる。]
(67) 2023/03/14(Tue) 19:13:13

【人】 厨房担当 ゲイザー



( 私は――あんなカメラみたいに、なっちゃ、いけない。 )


[若手声優のグラビアを載せたあの記事のライター名もフォトグラファー名も、ちゃんと確かめてはいなかった、けれど。
 あの写真への強い不愉快を速崎がここで零すことができたならば、同業に就く葉月の悩み>>22>>23を垣間見ることもできたかもしれない。
 けれども「オレンジのうさぎ」はあくまで、不機嫌を頭の片隅に追いやって、いつも通りの屈託のない笑顔でいる。
 そうしなければ「安心していられる居場所」だって、保てやしない――と。

 現にここ最近、失言からの早退の件と栗栖に告白した件で二度ほどやらかしているため、意識は努めて、平静と安寧を保って。
 お喋りの中に聞こえてくるいつも通りのモダンなBGMが、心を穏やかにする支えをそっと差し伸べてくれている。*]
(68) 2023/03/14(Tue) 19:24:49
[2人でゲラった後。
戦いの火蓋は切って落とされた。


ねえ。玲羅。俺思ったんだけど…………
これ。ポッキーゲームじゃなくて、にらめっこじゃない?



それくらい互いの視線が逸れないし。
君は距離を詰めてくるのに。
俺も距離を離そうとしないし。
ポッキーが短くなるにつれ、俺は可笑しくて。
吹き出したくなるのを堪える始末だった。]

カリッ



と。音がして、最後のポッキーが齧られて。
互いの唇が触れたけど。
君はその時どんな顔をしてたかな?

俺はもう笑いを堪える事が出来なくて。
声をあげて笑いながら、君を抱き締めた。]


あっはははははは。玲羅。君、負けず嫌いでしょ?!



[笑いながら。身を乗り出していた君を抱き締める。
少しだけ腕を引いて、抱き寄せたなら。
肩口に顔を寄せて、抱き締めた。]

[微かに、笑いの名残で、胸が上下してる。
鼓動が何時もより少しだけ速い。
でも俺の何時もを君はまだ知らないか。
抱き寄せて。抱き締めて。耳元で囁いた。]


玲羅。
好き
。君の事が
大好き



[それからもう一度力を込めて抱き締めて。
唇が触れる箇所。耳元に小さく口付けると。
抱き締める腕の力をゆるめた。

顔が見えたら、もう一回。
今度はゲームじゃなくて、キスがしたいな。**]

― 後輩と惚気 ―

[まあ、喩えスカウトしたところで
栗栖が芸能界に行くことはないだろうと思ってはいるけど。
彼が目標を持って勉強していることは知ってるので。

しれっとジョークを交える高野に
そういう奴だよ君は…と言う視線などを向け。
グラスを片手に惚気話は続く。]

へー、俺心狭ぁって思うんだ高野君も。
聞きたいなそのエピソード。

[みっともなく縋る高野も
いまいち想像つかないのでちょっと見たいような。
いや勿論後輩には幸せになってくれと
思っているので別に他意はないです。
ただ単にレアな姿にちょっと興味があるだけです。

ともあれ後輩が聞いてくれるのをいいことに
つらつらと一方的に惚気話を聞かせ。]


ふふー、ありがとぉ〜。
高野くんも幸せになんなよぉ〜。


[祝福にはへにゃりと笑い、礼を返す。
心の中の賛辞は伝わらずとも
向けられる温かな親愛は伝わってくるから。

気安い友人としての距離感。
それが喩え互いの深くに踏み込むことがないものでも、
幸せを願っていることは確かですとも。]

[で。]


え、なによぉ〜〜その反応。
なんかあるでしょぉ〜。
恥ずかしがり屋とか自分で言うなって。


[本当に話したくなさそうなら遠慮するが
単に照れているだけなら嫌よ嫌よもなんとやらで。

いいから聞かせろとつつき、
ぽつぽつと話し出すなら耳を傾けたことだろう。**]

 

[ 今でさえ甘やかすのが上手なのに、更に向上されては
  大咲もいよいよ彼がいなくては駄目になってしまう。
  「こうおねだりすれば多分応えてくれる」と分かっても
  いざ実行するのは、案外勇気だっているもので。

  そんな行動も"可愛い"と甘やかされるなら
  今後の必殺技のレパートリーにも乞うご期待。なんて。

  こうやってひとつひとつ、知っていく。
  メンズ服を見ることの楽しみ
  試着した姿を恋人へ見せることへの、少しのそわそわも。
 
逆に知られていくこともあるのだろう。
例えば、自覚していない反芻の癖、だとか。
 ]

 

 

  ……職業病ですっ


[ 料理人の顔になってる、と触れられれば
  ライバル心を燃やしているのが途端に気恥ずかしい。
  彼がうさぎ穴から出て行くことはないと思っていても、
  それはそれとして
  美味しい、と感じた店の味は知っておきたいものだ。

  真似をするつもりも、味を寄せるつもりもない。
  ただ"自分の料理"を磨くには不可欠の工程では、ある。
  自分の味しか感じられなければ
  そこからずっと成長出来ないままなのだから。 ]

 

 


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