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【人】 ランレン[繋いだ手に力を込めて、嵐を見詰める。] その度に…… 君の仕事の事で、ご両親と対立する事もあるでしょう。 嫌な思いをすることは、これからもきっと続くでしょう。 価値観なんてそう変わらないから。 ご両親の変化を期待するのは難しい。 だから。俺が防波堤になります。 俺を言い訳に使いなさい。 愚痴を言うくらいでちょうどいい。 馬鹿正直に受け止め過ぎて、疲弊しないように。 俺は……、君の仕事を尊重するし。 君が笑って居てくれたら、それが幸せだから。 そう言う……、覚悟を決めてます。 [微笑みかけて。] (56) 2021/05/25(Tue) 23:47:28 |
【人】 ランレン[目的も無く道を歩きながら。 ウインドーショッピングを楽しんで。 カワウソのグッズコーナーがある店は名刺をもらった。 本屋で何処を見るのかと思えば、嵐が小説のコーナーに行くものだから意外だなと思ったり。 自分の書籍のコーナーは、『ありがたいですね。』と小さく微笑んで。 そろそろ陽が傾く頃合いまで、共に笑い合って。] 今日はお互いお客様だから…… お店でも、嵐って、呼んでいい? [そんなお伺いを立てながら。 『SASANKA』への道を共に歩んだ。*] (57) 2021/05/25(Tue) 23:47:35 |
【人】 店員 ランあの、ありがとうございます。 もし子どもを望むなら……20代のうちには、 一人はほしいかなって考えたことはあるんですけど。 親になるって覚悟がまだちょっと足りないのと 今はもう少し蓮司さんと二人の時間も 楽しみたいなって思ってて。 [子どもが欲しくて、この手を取ったわけじゃないし。 授かることができるかどうかも、まだわからないけど。 考えてくれてたこと自体が嬉しくて、鼻の奥がツンとした。 同棲するにあたっての生活費とかの話もだけど 相談すれば一緒に考えてくれるし、話をきいてくれる。>>18 これから色々あるだろうけど、ひとつひとつ、 乗り越えて行こうって気持ちにさせてくれる。] (59) 2021/05/26(Wed) 1:11:43 |
【人】 店員 ラン──こんばんは。 今日はお客様できちゃいました。 [今日のレジ奥からこちらを見ている 白黒うさぎの出迎えに目を細め。 カウンター席が空いているようなら彼と並んで座ろうか。*] (62) 2021/05/26(Wed) 1:15:07 |
【人】 ランレン俺も…… 親になる覚悟までは、正直出来て無いかな。 もっと正直に話すと。 妊娠出産は命がけだって聞くし。 妊娠中に何かあったら、俺は迷わず子どもより嵐を取るよ。 そんな考えで親になって良いのかも分かって無い。 後やっぱりもうしばらくは嵐を独り占めしたい。 [正直な気持ちを吐露して。] (64) 2021/05/26(Wed) 2:10:59 |
【人】 ランレンだから親御さんには、俺が独占欲が強くて、子どもにヤキモチ妬くんですって言っといて。 ……本当の事だしね。 [俺の独占欲が強いのは、今ならすんなり信じられるでしょ。 でも嵐が20代のうちにって言うのなら。] (65) 2021/05/26(Wed) 2:11:12 |
【人】 ランレン家族になろう。 俺も最初は上手く想像出来なくて。 君が俺の籍に入ったら嵐嵐か。なんて。 一人で笑ったりもしたけれど……。 今は、嵐とだから、一緒に生きたいって思ってる。 君とだから、こんなに幸せなんだって。 [今もとても幸せだよ。と。伝わるかな。] (67) 2021/05/26(Wed) 2:29:01 |
【人】 ランレン[握り返してくれた手は、温かい。] 俺の家族も…… まあ、あんまろくなもんじゃ無いよ? 跡継ぎは置いて行けって、親権もぎ取ったような祖母だし。 こっちこそ嵐には嫌な思いさせるかもしれないけど。 ……今度。久しぶりに連絡とってみるよ。 父と…………、それから、母にも。 [少しだけ、握る手に力が入って。 小さく情けなく笑っただろう。*] (68) 2021/05/26(Wed) 2:29:34 |
【人】 ランレン[『SASANKA』は今日も美味しそうな匂いで満ちている。 けれど今日は、カウンターの向こうではなく、隣に彼女がいる。] こんばんは。2人で。カウンターは空いてるかな? [案内されて座ったら、今日の黒板を見よう。 最近お気に入りの、フラウアさんの作った野菜のデザート。 今日の野菜も美味しそうで。 お腹の量を目算しながら、まずは彼に、本日のデザートメニューを尋ねてみよう。**] (70) 2021/05/26(Wed) 2:32:28 |
【人】 試用期間 フラウア─ ええっデートですか?うらんちゃんデートですか?─ [その日の昼の賄いはなんだっただろう。 もとくんの旅行の土産話はまだ聞けていない。] いらっしゃいませ! [あっちこっち伸び放題の手足でカウンターの椅子を引いて、お客様をキラキラした目で見つめた。] (71) 2021/05/26(Wed) 2:40:51 |
【人】 試用期間 フラウア今日も野菜が美味しいデスよ。 本日のタルトは人参です。甘いのと甘くないのと。どちらも小さいので試してもらえたら嬉しいです。 [あとはスイカの皮ごと種ごとまるまるジェラート、グラニテはスナップエンドウ] トウモロコシはエスプーマ風にしたのがあるので、今日の料理のどこかに出てくるかもしれません。 ドルチェ枠では、トウモロコシのパンナコッタも作りたてをお出しできます。 [まず真っ先にデザートの説明をしてしまっているがいいのだろうか。飲み物のご注文も承りますね、とにこにこした。*] (72) 2021/05/26(Wed) 2:53:45 |
【人】 店員 イウダ――ある日のSASANKA―― [宇張が休みの日、ランチタイムが怒涛のように過ぎ去って、ディナーの頃には少し卯田は疲れていた。 仕込みとしてはハーブ鶏を挽いたのと、チキンブイヨンを取ったくらい。 後は注文に応じて作ることにしよう。 『鶏ハンバーグ』 これは、苦手を克服する為に、自分に課した課題のようなもの。] (74) 2021/05/26(Wed) 12:35:00 |
【人】 店員 イウダ[おすすめ食材であるにんじんと長ネギ、ブラウンマッシュルームをみじん切りにして、オリーブ油で炒めた後に蒸し煮して柔らかくする。 挽肉にその野菜と卵、パン粉、ピザ用チーズを粘り気が出るまで混ぜる。 調理用使い捨て手袋をした手を感覚が鈍るまで氷水に漬けて冷やしてから臨んだら、肉の脂が溶けることはなくなった。 成型して焼いた後のアレンジは客の好みによって。 オーソドックスにソースが良ければ作ってかけるし、任されるなら、器に玉葱のピューレを敷いてハンバーグを置き、上からチキンスープをかけるスープ仕立てで提供する。*] (75) 2021/05/26(Wed) 12:41:43 |
【人】 オリト シア―― SASANKAへ ―― [旅行から帰ってしばらくは仕事に追われた。 旅先で買ったお土産は、同僚たちにはまずまずの反応を貰って。 「旅行どうだった?」と尋ねられたら「 すっごく楽しかった! 」と間髪入れずに応えた。留守の間に溜まった書類をこなしていく。 SASANKAへ行くようになってから外食費が嵩んでいるから、 残業は前よりも少し多くするようになった。 いくらかの軍資金を貯めて、書類の山となっていた束も崩せた頃。 今日は久々にSASANKAに顔を出せそうだという旨のメッセージを彼に送る。 SASANKAに行くのも、彼に会うのも旅行以来だから心が弾んだ。] (76) 2021/05/26(Wed) 14:11:47 |
【人】 オリト シア[残業もそこそこに切り上げて、私服に着替えてSASANKAへと向かう。 旅行中に付けられた首筋の痕は、大分目立たなくなった。 おそらく注意してみないと気づかない程度には。 夏が近づいているから、蒸れる首元を出したくて。 髪を纏め直して、サイドに束ねて蝶に巻きつける。 今日も紫の蝶が、髪に揺れている――。 SASANKAまでの道なりを、逸る気持ちを抑えて歩いて。 ようやく見えてきたうさぎのシルエットに「久しぶり。」と再会の挨拶を。 迎えてくれた感謝に指先でしっぽを撫でてから扉を潜った。*] (77) 2021/05/26(Wed) 14:13:56 |
【人】 店員 イウダ[今日のタイはうさぎ柄。 卯田がそわそわしている理由は、いつも一緒に働いている同僚や常連客にはもう悟られているだろう。] いらっしゃいませ、お二人様。 今ならカウンターは選び放題ですよ。 あ、でも一か所は開けて貰えてると嬉しいです。なんて。 [先にカウンターに案内するのはその常連。>>70 最近は出迎えも「特定のスタッフ」に任せていたから、今その「特定のスタッフ」がカウンター側ではなく彼の隣にいる以上、どのあたりに案内すべきかと、先に意向を伺うことにした。 麦の野菜スイーツが気になっているようだから、彼の傍が良いだろうか。 決まったら、二人の前に水とおしぼりを出した。] (78) 2021/05/26(Wed) 14:40:31 |
【人】 店員 イウダ[程なく「開けておいてほしい一か所」に案内する客が現れる。>>77 もう何日会えていなかったことか。 顔を見ただけで動悸が速まるだなんて、中学生の時ですら経験していない。] いらっしゃい。 今日もお疲れ様。 ……ちょっと痩せてないか? [残業を増やしたとは聞いていたが。>>76 旅行で数日開けていても、卯田はまた出勤日に料理をするだけだが、彼女の場合仕事が「溜まる」らしく、大変そうなのを癒すこともできないのがどうにももどかしい日々だった。 一緒に連れて帰ってくれたお揃いの灰色うさぎが心に少しでも寄り添えていたら良いのだけれど。>>*318] 疲れてんなら今日は鶏肉だな〜 黒板はハンバーグだけど、他に食べたければ作るよ。チキンステーキとか、チキン南蛮とか。 [紫亜に話しかけつつ、横の「お二人様」の注文があればそちらも伺おうと時々視線は向けている。 仕事モードではない宇張の顔を見るのは少し居心地が悪くて見るのは主に嵐の方になった。*} (79) 2021/05/26(Wed) 14:40:53 |
【人】 オリト シア[店内に入れば、すぐに彼が見つけてくれた。>>79 久しぶりに聞いた彼の声が相変わらず優しくて目尻が緩む。] こんばんは。 え、そうですか? 最近、ちゃんと食べてなかったからかな……。 [彼に言われて頬を抑える。 確かにここ数日、帰りが遅かったからスーパー残り物になったお惣菜や、チンするだけの冷凍パスタなんかで食事を済ませてしまっていた。 体重計にも毎日乗っていたけど、最近はサボっていたから体重の変動には気づけない。 見た目に出る程だったら困るな、と眉尻が下がる。] 今日はいっぱい食べるので、大丈夫ですよ。 ハンバーグ、大好きです。 [ぐっと両手を拳に作り変えて笑って見せながら、ブラックボードへと視線を移す。] (80) 2021/05/26(Wed) 15:33:50 |
【人】 オリト シア[ブラックボードに書かれた食材は今日も好きなものばかりが並ぶ。 中でも野菜は特に。トウモロコシもスナップエンドウも、人参も食べたい。] あ、あとトウモロコシで。 一品お願いしてもいいですか? [トウモロコシの黄色は、彼が選んでくれた淡い色のスカーフを思い出す。 スツールに腰を掛けて、そんなリクエストを一つ。] (81) 2021/05/26(Wed) 15:35:19 |
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