82 【身内】裏切りと駆け引きのカッサンドラ【R18G】
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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
「んんっ、こほん。テステス。聞こえるかな?お仲間さん。
ああ、自分の名前は知っている人もいるかもしれないけれど、本来の名前で呼ぶのは一旦待ってほしいな」
淡々とした声。
「自分たちの活動は秘密裏に行われるもの。だから、バレないように呼び名のようなものを使って呼び合いたいと思うのだけど……どう?」
「聞こえていますよ、『共犯者』の方。」
淡々とした声に、事務的な返答が一つ。
「僕もその意見に賛成です
常に傍聴の可能性が無いとは言い切れませんから。」
「あら!」
表で軽やかに他者に話しかけて回っているのと同じ、跳ねるような声が聴こえた。
ここは通信機越しの世界なのだろうか、或いはまたどこか?
「貴方が仲間だなんて、頼もしいわね。なんだか今から楽しみになっちゃう。
それにとっても頭が働くお人。私もそれに賛成するわ。それなら、何にしようかなあ。
そっくり偽名にしてしまう? それとも己を何かにたとえてみるのは好きなひと?」
事務的な返答に、軽やかな声。対照的だな、と考えつつ。
続けて話を進める。淀みなく話すあたり、この話し方は演技ではないらしい。
「乗ってくれてありがとう。
事実、敵が味方かわからないけれど盗み聞き出来る人がいると思うんだ。
それで自分は……偽名、たとえる……ううん……」
少し考えたあと。
「『エンヴィー』。
……そう、名乗らせてもらおうかな。それが自分と縁あるものだから」
/*ごきげんよう狼AのPLですの。ところでこれどこかの部屋にいるのか通信機越しなのか、まっっっったく考えていませんでしたわ!
狼仲間さんたち、何か希望はありますかしら?もしあったらわたくしそれに乗っかりたいですわ!
| 「イースター・カッサンドラ。 “復活祭のカッサンドラ”。
解釈こそ、ひとつにとどまらないでしょうが、 ただ縁起が悪い、というわけではないかと」
仮面付きの労働者と話を終え、自らも食事の席へ。 どうやら仕事を代わってもらったらしい。
一端の警備員にしては妙に気品のある所作で、 光を反射するカトラリーを扱い、 淡々と頭脳パンfoodを口に運んでいく。 (16) 2021/06/30(Wed) 20:47:19 |
少し話し始めようとしてから、二人の話し方の意図に気づいたようだった。
んん、と咳払いをした後に、舞台俳優のように喉を震わせて喋り始めた。
「そうだね、まだ舞台の幕は上がったばかり。警戒に越したことはないだろう。
牙持つ君よ、悪徳がお好みなのかい? なら、私もそれに乗らせていただこうかな。
己の業に結びつけるならば、私はそう、『グラトニー』とでもしておこうか」
/*
どうしよう! スーパー無計画ですわ!
それぞれに希望がないのであれば、折角だから強く当たって流れってことで、
この意思確認の延長線上で我々のアジトになる部屋を決めるのはいかがかしら!?
「ふむ……では、そうですね」
二人の言葉に一度片眉を上げて、
それから何事も無かったように返答を返した。
「ならば僕の事は『スロウス』と。
あなた達がどのような目的を持っているかは存じませんが
僕は決してあなた達に損はさせませんし、
更に言えば『共犯者』を蹴落とす意思もありません。
何事も、万事恙無く済ませたいだけです」
/*
テステス〜って言ってたし今は通信の方が自然なんじゃないかな〜って
無計画狼PLは思います、ので、ここからこれ以降落ち合う場所を決める
とかが流れとしてはスマートですかね〜
「『グラトニー』、『スロウス』か。ふうん?
どちらも自分のように何か抱えているのかな。面白い、いつか二人個人の話を聞かせてほしいね」
声は淡々としたまま、唇だけは笑みの形にそっと深めて。
「改めてよろしく、二人とも。
……ああ、このまま通信機だけでやりとりをするのも不便かな。三人で共有できる部屋とかあった方がいいかもしれないね。仮面をつけた従業員に聞いたけど、たしか……
観賞室roomなら空いていますと手配されていた筈」
/*成る程わかりましたわ!お二人の意見をいただいてこのままアジト決めに移りましょう!行きますわよ!ランダム機能オープン!
| 「カッサンドラの例はどちらかといえば、 寓話的なもの、だとして。
二兎追うものともよく言ったもの、 ここで問われるのは“貴方はどちらを選ぶか”……」
黒い珈琲の水面に唇をつける…… どうやらちょっとした考察好きのようだ。
「……クルーズ船だというのに、 何故菓子パンが置いてあるのでしょうね」
頭脳パンやアソパソマソを見て。 その反応も若干淡々としたものであった。 (28) 2021/06/30(Wed) 21:20:13 |
| (a14) 2021/06/30(Wed) 21:28:00 |
「……まあ、それは追々という事で。」
人に話すような大層な事なんてありませんけど。
声色はやはり無機質なまま、やや溜息混じりに呟いた。
「そうですね、通信だけでは互いの様子もわかりかねますから。
観賞室…奥まった方の部屋だと都合が良いのですが、さて。
ひとまず、以降はそこで落ち合う事にしましょう」
| >>29 ラサルハグ 「……あの、 お身体に障りますよ」 何度目かの“珈琲補給”を目にすることとなり、 困惑したような声色で話しかける。 「何か頂きませんか? やはり、その……食事あってこその珈琲だと思うので」 (34) 2021/06/30(Wed) 21:30:21 |
「素敵だな、それくらいじゃなくっちゃいけないよ。
私はこの船に欲を貪りに来た、きっと君たちもそうなんだろう?
いいや、そうじゃなくたっていいさ。だって目的など、手段のためのものなのだからね!」
どこか張り詰めた空気を孕んだ話し合いの中で、それでもひどく楽しそうだった。
まるでチェス盤を前にして、どのように駒を進めるか考えているかのようだ。
「鑑賞室か、それは素敵だ!
みな、話や出し物に夢中で、座って映画や音楽なんて味わうひまもないだろうからね。
隠れ里とするにはきっとぴったりさ」
| >>37 ラサルハグ 「…………」 困っている。 カフェインの大量摂取とは、 ジワジワと日常を侵食していく恐ろしい行為。 それを前にして、少しお節介な心が湧き出して。 「しっかりと水も飲むこと。 取ってきてやるから、その一杯くらいでも」 せめてそれくらいは、と、 空になったカップを横目に言った。 (42) 2021/06/30(Wed) 21:46:10 |
「…僕にはよくわからない理屈です」
呼び名の如く欲深く、そして饒舌を弄する二人の『共犯者』に
少しだけ先行きが不安になった。
ともあれこちらとしては、この二人さえ勝てばいいのだが。
「何れにせよ、これから少しでも長いお付き合いになる事を
共犯者の『スロウス』として願っていますよ」
では、また後程。
呼び止めなければ、そのまま一人の共犯者は去るだろう。
| >>48 ラサルハグ 「ダメです。 ドリンクバーじゃないんですよ」 勿論良くなかった。 七分目まで冷えた水の注がれたコップを、 音を立てないように気をつけて置いて。 「見たところ……お疲れの様ですが。 普段はどんなお仕事をしていらっしゃるので?」 自分も近くの席に腰を下ろす。 (52) 2021/06/30(Wed) 22:05:13 |
| (a24) 2021/06/30(Wed) 22:06:32 |
| 「もっと意識して料理を選んでもいいのではないかと……」
バジルソーセージとベーグルfoodに舌鼓を打つ。 表情の変化は酷く乏しかったが。
(57) 2021/06/30(Wed) 22:11:56 |
| >>62 ラサルハグ 「成程。中々興味深いことで。といっても、 守秘義務を突くような真似はいたしませんが」 カップを見つめる視線に対して、 ほんの少し申し訳なさそうに瞼を下げる。 「この船、イースター・カッサンドラも、 警備員として乗る前に調べていました、が、 いやに謎に包まれてる部分も多くて、 どうしても好奇心が湧いてしまって…… それを解き明かすというのは、 子供心を擽られるものがあります」 本当に擽られているのか怪しい仏頂面だが、 それでも興味を示しているのは本当の様子。 (71) 2021/06/30(Wed) 22:25:07 |
| >>64 バーナード 「む」 自分で取ればいい、という意思表示のもと、 僅かに視線をベーグルの方にやって、 皿を片手で牽制する。 「……お戯れが」 続いた脛への蹴りを、自らの脚を浮かして止め、 「過ぎますよ。今は朝食中です」 僅かに、ため息をついた。 ……ちなみに、皿のベーグルの防衛はがら空きである。 (75) 2021/06/30(Wed) 22:31:53 |
「『エンヴィー』、『スロウス』。またのちほど。
この船を美酒で満たそうじゃないか。悦楽の舞台をみな待ち望んでいる。
我らの腹に愉悦が降りてくるまで。互いの罪を愛していこうじゃないか」
柔らかに嫋やかに、幕を上げる声は高らかに。
いずれまた、あぎとを開く際には影は観賞室へと足を向けるだろう。
| >>79 ラサルハグ コーヒーのお代わりはダメです。 気付けばコーヒーがある方の席に陣取っています。 「……ああ、そうですね。 そう言っても差し支えはないかと。 仕事として、ではありますが、 まあ、待遇もそれなりに良く、 業務時間外は客として楽しんでいいともあったため、 自らここの警備を志願したところ、 運良く採用された、といった辺りです」 身の上を、どこか思い出すように。 「大変ですね、そちらは。 といっても此方の上司もなかなか厳しいのですが」 ほんのわずかに、苦笑交じりに言った。 (82) 2021/06/30(Wed) 22:47:40 |
乗船時に感じた特有の気配を追うように歩き回った初日では成果が得られず、翌日である今日は朝食の場に出ることで多くの人間を視界に収めていた。
その中で見かけた横顔と後ろ姿を見たのならば「自分の弱さ故に他人にその影を見出していた」という可能性もすっかり消え失せた。
『──…アン。私の声は届いていますね?』
自分と同じく選ばれた者である彼女ならばこれも聴けると信じている。
/*
というわけで100g78円ですわ。よろしくですわフッ素様!
| >>86 ラサルハグ 「そう見えますか」 少しだけ、心外そうに。まあ実のところ、 この感情の乏しい顔は、実に娯楽から縁遠そうではある。 「だが、良い読みを為さる。 ええ、ここで”働くことになった”理由はそれだ。 イースター・カッサンドラを解き明かしたいから」 僅かに、ニュアンスに含みのある言い回しをして、 だが幽かに、悪戯っぽい声色を使って。 「何か分かったらお教えしますよ。 とはいっても、一端の警備員が知れることなど、 それこそ”たかが知れてる”とは思いますけどね」 (95) 2021/06/30(Wed) 23:31:30 |
──久しぶりの声。 一瞬幻聴を疑った。
まさかこんな場所で聴けるとは思ってもみなかったから。
同じ目標を目指した学友達とでさえ共有できなかった感覚。
この言い様もない感覚が、しかし
"居る"
と確信的に訴えてくる。
だから恐る恐る問うたのだ。
『──…ちい兄様……?
まさか、この船に乗船されているの……?』
声の主を探す様に、辺りを見回す。
果たして近くに兄は居るのだろうか?
| >>92 バーナード 「子どもじゃあるまいに。 御指名とあらば、俺は付き合いますよ。 ”お客様の相手”も仕事に含まれてるらしくてね、 必要に応じて好きに仮面の従業員と代わらせろ、と」 パリ、と音を立てて千切れるソーセージを、 口に含み、咀嚼し、 脂に濡れる唇を手で隠し、舐め取って。 「……船が雇っている警備員、という扱いのため。 護衛の話は、客がまたその都度指名して、となりますね。 お手元の端末から、スケジュールが被らないように、 別途料金で”船から借りる”形で。 早いが話、出来る限り金を搾り取るシステムなのでしょう」 (99) 2021/06/30(Wed) 23:42:59 |
| テンガンは、ベーグルを取られて、ほんの少しだけしょげた。 (a36) 2021/06/30(Wed) 23:44:33 |
『はい、ちい兄様です。…ああ、今そちらに行きますよ。
今はこのあたりも人気がないようですから』
耳を通したわけではない"何か"を通して伝えられる声の向こう、ブーツの音が存在を主張するためだけに鳴らされ近づく。あなたの視界に入ったのは予想通りの人物──あなたの義兄、ダビーだ。
「…アンタレス、大きくなりましたね。卒業おめでとうございます」
| テンガンは、キャラメルや勧められたパイで若干機嫌が良くなった。 (a40) 2021/07/01(Thu) 0:11:27 |
貴方を認めた瞬間、思わず駆け寄ってしまいたくなる衝動を、しかしグッと堪えて大人らしい笑みで迎える。
「ちいに……ダビー兄様、お久しぶりです。
このような格好(男装)で申し訳ありません。
兄様も元気そうでなによりです。
そして、ありがとうございます。
本当はちゃんと学校を出て、社に入ってからダビー兄様にはご報告したかったのですが……。」
ちょっと拗ねたような、困ったような表情。
久し振りに敬愛する義兄に会った嬉しさが隠しきれていない。
素直で従順そうな『スロウス』。
華やかで享楽的な『グラトニー』。
「………………ぁは」
自分にはないもの。羨ましいな。
「うん。それじゃあ、後ほど」
簡潔に挨拶をして一人の獣も通信を切る。
秘密の集いは、こうして一度終わりを告げた。
次アジトに定めた場所に集う時は、きっと。
──最初の"獲物"が落ちた時。
「…………」
「……そうそう。伝えたいことがあと一つあったんだった。
……ねえ、聞いているかな?この集いをどこかで盗み聞きしている人がいるよね?自分は君に話しかけているよ」
「あのね……」
「自分は貴方とも仲良くお話がしたいなあ?
明日にでも会ってお話できる方法を実行しようと思うから、興味があるなら是非お話しようね」
「……それだけ。それじゃあ、またね」
| >>103 ラサルハグ 「くふ、その真面目さから探究している、とすれば、 それほど違和感もないかもしれませんね」 真面目であることは否定せず。 「それでは、この辺りで。 ……朝食の席に邪魔して悪かった。 あ、コーヒーの飲み過ぎには気を付けて。 せめて5杯までが目安ですよ」 絶対じゃありませんが、と言葉をつけたし、 一礼をして席を立つことだろう。 (110) 2021/07/01(Thu) 0:25:20 |
/*狼AのPLですわ。挨拶が終わっていい感じにまとまった空気ぶち壊してでも狼仲間さん達にお聞きしたいことがありますの……
ところでわたくし気づいてしまったんですけれど……ヌンキ副船長襲うロールとか考えている方いらっしゃいます…………?
私の妹
自分を慕ってくれている妹との久方振りの再会にもダビーの表情は変わらないが、声音と目元が僅かに和らいだことにあなたは気付くだろうか。
気付こうと気付くまいと、手の届く距離まで近づいた彼は両手を差し出す。
「その姿にも訳があるのでしょう、理由あってのことであれば咎める理由もありません。
…ですが困りましたね、あなたへの卒業祝いが用意できていません。更に、下船してしまえば社に入るまでにまた会える保証もない。」
いじらしい妹の反応を見て温まるだけの心は持ち合わせていたらしい。ふっと鼻で笑いながら言葉を続けた。
「アン。ほしいものがあれば言いなさい。できる範囲で手配しますから。」
/*
そう、早め早めに聞いておこうと思って忘れてました。
襲撃ロールしたい方が居れば譲りますし、
今手一杯だからやってほしい〜という感じであれば引き受けます。
いつかロール的に襲撃行きたい人が出たら譲ってって言うかも。
スロウス側の方針としては多分全体通してそんな感じかな。
副船長も特に襲撃ロールやりたい人居なければ
こちらで軽くロールで言及しておきます。
今は完全にノープラン。
| >>104 バーナード 「若輩であることは認めますが…… そこまで離れてはいないでしょう、見かけでは」 皿の上が賑やかになったため、 どことなく態度が軟化した風である。 「勿論。しかし、 臨時の雇い主が暴漢となれば、 遠慮なくしょっぴいて差し上げます。 この身は従業員ではなく、警備員であることを、 お忘れなきように頂ければ……お好きにどうぞ」 ではいただきます、とキャラメルの包装を剥いて、 それなりに物の入る口へと放り込んだ。 (113) 2021/07/01(Thu) 0:51:03 |
/*わたくしはスロウスPLさんと似たような方針ですわ。
襲撃ロールしたい方がいらっしゃるならその方優先で譲りますわよ!
あとエンヴィーはこだわり無いので基本ランダムで襲撃決めますが、ロールの流れによっては襲撃担当したい〜!と挙手するかもしれませんの。
(でも、メタ的に見ると他二人の希望を優先的に叶えてあげたいですわね……寿命的に。ロール次第ではPC視点からも優先的に叶えてあげたい可能性もありますが)
ちなみに連絡ですが明日明後日、木曜日と金曜日はPLのリアルが不定期ドタバタお嬢様なので反応頻度が逝去なさいますの。ごめんなさいね。
その為副船長に襲撃ロールに関しては、もし可能ならスロウスとグラトニーにお任せしたく思います。かしこ。
| >>112 ラサルハグ 「構いませんよ、ある程度…… 要人の警護で、この様な場に来た経験がありますから そもそも俺とで楽しめるかは別問題ですが」 船の者としての業務と、 ひとりの人間としての会話力はまた別の話だ、と、 また苦笑を交えて、皮肉気に言うのだが。 「自分はテンガンと申します。 これからの船旅、よろしくお願いします、ラサルハグ。 ……見てますからね、警備で培った目で」 飲んじゃダメです。再三重ねて圧をかけた。 (116) 2021/07/01(Thu) 1:15:03 |
| >>115 バーナード 暫く咀嚼して、何かを考え込むように。 咽てしまいそうなほどの甘さは、 だが、それほど嫌いな味ではなかった。 「ふむ。その時間ならば問題ないでしょう。 ……絶対秘密、とは言われてないので隠しませんが、”可能性は”0ではないかと。突然襲われるというほど物騒ではないだろうが」 言葉を選ぶ、一拍ほどの呼吸。 「───この船は、 裏の顔 がある。 噂通り客が従業員に、は流石に荒唐無稽ですがね、 でも、ここに来る際それだけ教えられました」 それなのに警備の仕事を志願したのは、 ある程度どうなっても大丈夫だから、とも言う。 「つまりは、 用心には越したことはない、ということですよ」 (118) 2021/07/01(Thu) 1:29:36 |
ちい兄様
差し出された両手に応えて再会のハグをした。
こうするのも何年ぶりだろうかと感慨深く。
しかし人目を気にして手短に。
「これはお父様が来れないからどうしてもと仰って……。」
男装のことだ。
虫が寄らないようにと、その親心はわからないでも無いし、家族に愛されている自覚はあるが、過保護過ぎはしないかと少し呆れる。
自分だってもう成人だ。
「でも、ダビー兄様が来てらっしゃるのなら、その必要も無いですよね。
とは言ってもドレスの用意がある訳でも無いのですが。」
/*
エンヴィー側の方針と連絡了解です。
スロウスとしても現状あまり襲撃先に拘りはないので、
(というかこの顔ぶれから一人選ぶのはかなり難易度が高い
正直5人くらい纏めて落としたい)
ロール的な理由とかお二人がこの人襲撃したい!とか無ければ
[[/who]]振って出た人を客からの要望という事にして
襲撃するのも一興でありますことね。
寿命に関しては極論全員明日をも知れぬ命でしてよ。
PC的なものはともかくPL的にはご遠慮なさらないでね。
副船長襲撃はグラトニーが忙しそうならスロウスが担当します〜
| >>122 バーナード 「概ねそれで間違いありません。 賢いことは、実に結構だとも。 とはいえ、ええ。 私はただの警備員でしかありませんがね」 自分とほぼ変わらない身の筋骨でなにを、 と思わないでもなかったが、 ”仕事”という建前があるかどうかを考慮し、閉口する。 「部屋なら戸締りさえしっかりしておけば、 それなりに寛げるのではないかと…… まさか盗聴でもされるわけじゃあるまい。 ……テンガンといいます。 見ての通り、民間のボディーガードです。 精々何事もないことを祈りますよ、バーナード」 (124) 2021/07/01(Thu) 2:20:19 |
/*
おはようございますわ!
そういえばこの中の人間で早速副船長を畳むんでしたわね……システムに甘えていましたわ……
もしよろしければ私が華々しいスタートを切って副船長で派手な花火をブチ上げたいところですわ。
めちゃくちゃ緊張する。本当に自分でやる気? グラトニーやります。初仕事承ります。
どんな目にあってほしいかリクエストあったらおしえてくださいね……
私もせっかくなら3人(4人?)でいい塩梅にターゲッティングを回していきたいですわね。
とはいえ今の所こう! という流れもないので、基本は私もランダムに賛成ですの。
死なば諸共一蓮托生、仲良く共食に勤しみたいところですわ。
| >>126 バーナード 「……断る理由もない、か」 そう結論付けて、一旦思考を止め置く。 「ああ、構わない。余程のものでないなら もともと一部の客に話すつもりではありましたし、 加えてもしその余程、だった時のために保険はあったほうがいい。 ……盗聴に関しては此方が浅慮だったかもしれませんね」 いざとなれば字として残せるように、 心の内で、ペンとメモを持ち歩くように決めた。 「生憎、神や仏は信じていないもので。 ……でも、お気に召さないのでしたら言い換えましょう。 ─── ”無事でいられるよう動け” 、お互いに」 (133) 2021/07/01(Thu) 8:31:14 |
| テンガンは、食後のデザートに レモンケーキsweetと モンブランsweetを手に取った。 (a51) 2021/07/01(Thu) 8:36:58 |
| >>135 アルレシャ 「ああ……いえ、余り頓着しないだけで。 美味も甘味も等しく、好ましいものですよ」 物怖じしないその振る舞いに、 ほんの僅かに微笑ましそうに目を細めて。 「警備員の身であるというのに至れり尽くせりで、 少しだけ悪いな、とすら思っているところです。 ミズ、よろしければデザートの席を共にしても?」 モンブランを飾るマロングラッセのように、 まろやかな茶髪を風になびかせて、恭しく誘いを申し出た。 (136) 2021/07/01(Thu) 9:25:19 |
/*
ヌンキ副船長を送り出すのに相応しい良い朝ですわね。
では今夜の襲撃ロールはグラトニーにお任せ致しますわ。
え?グラトニーが襲撃ロールするんだ……ワクワクしてきた…
正直キツいやつでもエッチなやつでも胡乱なやつでも楽しそう
スロウスの襲撃はすごく無味乾燥な対応になると思うので、
お二人にはもう少し熱の籠もった襲撃をしてあげてほしいなと。
ともあれ気負わず愉しくやって頂けたら感無量でしてよ。
ではこの先襲いたい人ができたらその時は
皆で仲良く上手く回していきましょう。
同じ船の人を食う仲ですからね、我々
/*ごきげんよう素敵な朝ですわね。絶好の副船長墓下出航日和ですわ。
それではグラトニーどうかよろしくお願い致しますわね。いやですわ大変興奮してきちゃいましたわどうしましょう。
匿名箱でも襲撃の仕方に関してお悩みのようでしたけれど、例えば仮面のモブ従業員を引き連れて多勢に無勢でどこかに呼び出した副船長を取り囲んで拉致していく……なんてシチュエーションとかどうかしら。先輩らしさやVIP感マシマシですわ。あくまで具体例の一つですけれど。
わたくしはエログロ胡乱全て美味しく嗜むお嬢様ですので、どんなジャンルの襲撃方法でも愛しますわよ。ですからグラトニーのやりたい事をやって楽しんでほしいですわね。
お二人ともノリが良くて大変素敵ですわ。仲良く愉しくみんなを食べていきましょうね。
| テンガンは、ボルロク以下のボル族たちのことをほんのりと考えていた。 (a54) 2021/07/01(Thu) 10:35:22 |
| >>139 アルレシャ 「滅相もない。自分とて高貴の出というわけでなし、 ただ“業務外では客らしくいろ”、と 仰せつかっているだけですから」 皿で互いの手が塞がっているため、 『お手をどうぞプリンセス』などとは言えなかったが、 それでも気持ちはまるで従者か何かのよう。 気の利いた台詞というのは、いつも心の中で消化してしまうのだけが、残念なところだ。 うんといい景色が見える席まで先導するとしよう。 「朝食が終わればまた暫くは警備。 束の間の贅沢、出来る限り味わい尽くさねばな」 (152) 2021/07/01(Thu) 11:19:47 |
/*
いいですわね! やりたいことまでの導線も引けてかなり助かりのある案ですわ。秘匿はまだ解禁してないからとりあえず連行ロールまでで今回はおしまいになりそうな形ですわね。
そう、お前はこれからこのように連れていかれるぞという宣言のリハーサルができないから難しいハアハア目が泳ぎますわよ。
一呼吸おいてからまた連行直前結集ロールを置こうと思いますわ。結集しなくてもいいよ。
/*頑張ってくださいませグラトニーPLお姉様…!私応援していますわ!大丈夫いけるいける自信持って連行ロールなさって!襲撃ロールなんてやった事ある人の方が少ないでしょうから、どうか胸張ってお姉様だけの連行ロールを描くんですのよ!
結集ロールについても了解しましたわ。めちゃくちゃ乗りたいですが更新時間より手前から深夜までほぼ村に来れないので、乗れなかったらエンヴィーが大人しく近くにいたとか確定ロールでいたことにしてくださいまし。
私の妹
締め付けない程度に緩くハグを仕返しすぐ身を放す。親族であることを隠すつもりはないが人気のない場所で若い男女が抱き合っていたという下世話な噂を流されてもたまらない。
「…ああやはり、父様はアンタレスについてのみ正しい判断をなさる。しかし私にも招待状を渡しておいてあなたには私の乗船を伝えない、その意図が読めないな…。」
父の意向に賛成する素振りはあれどそれ以上の言及はしなかった。男装の要不要については自分が決めることではないし、父にとって愛娘であるあなたには
それだけの環境を求めているのだろうと察せられたため。
「ドレスなら買えばいい。ヒールも髪飾りもアクセサリーもあなたに似合いのものを持ってこさせましょう。もちろんその姿でも美しさの本質は変わりませんがね。」
/*
ではお見送りはスロウスが。
仲間の出陣を見送らない理由はありませんのよ。
こうして先陣切ってくれるなら尚の事ですわ。
ともあれこうして狼陣営に生まれたからには
色んな襲撃・連行・前準備ロールが見たく思いますわね。
その後には研修ロールもあると思うとブチ上がりますのよ
ちょっとくらいガバっても事後対応で幾らでも巻き返せますわ。
手を取り合って色々挑戦していきましょうね。
……時は少しばかり経った頃。『グラトニー』は観賞室に座していた。
ここを借り切るにあたって話を通して、ついでに我が儘も言って。赤い薔薇の咲き誇る痛烈な人間劇か無音で流れている。
レストランにいた時よりもいささか豪奢な装いで、ヴェネチアンマスクで唇を隠した。
待ち合わせて入ってきた者があれば、その微笑みの前に晒されることだろう。
「来たのだね。ちょうど彼を迎えにいくところだよ。
それとも、君達も彼の姿を拝みに行きたいかな?」
長い脚をするりと組み合わせてから皮張りの椅子から立ち上がった。妖しい輝きを照り返す白狐のコートが惜しげもなく床に端をつく。
首元にかけられたルビーのネックレスはまるで血がこぼれるように簾を作っていた。首を切って、赤が弾けるよう。
点々と赤が白い素肌を彩っている。派手すぎぬよう、けれど真珠色の煌きに翳るつもりもないように。
狐のコートの下はそれ以外一糸たりとも纏っていなかった。同じように赤いエナメルのヒールが、かつりと音を立てる。
「それでは行こうか、『エンヴィー』、『スロウス」?」
照り返す赤が、あなたを彩る装身具の一つのように
けれどそれらに負けじとぎらりと煌めいた。
「ご一緒しましょう、『グラトニー』
なぜならこれが、『僕達の』初めての仕事なのだから。」
今夜、フィクションよりも鮮烈な舞台を綴るとしよう。
それによって互いの技倆を確かめるとしよう。
白を基調としたスリーピースのスーツに身を包んで、
哀れな獲物の血を被った狩人のように付き従う。
この夜ばかりは、狩られるのは羊達だ。
靴底が床を叩く音がして、斯くして狼達の侵攻は幕を開ける。
かすかな靴音が鑑賞室の空気を裂いていく。
「折角の初仕事なのだから、目に焼き付けておこうと思って」
その姿は演者を支える黒子か、或いは全てに寄り添う影か。
シャツも、燕尾服も、革靴も、四肢を覆う全てを宵闇を溶かし込んだような純黒で揃えたその人物は、ペストマスクを模したこれまた黒い仮面を外して嫋やかに微笑う。
「ああ、行こう。
『グラトニー』。お手並み拝見といこうじゃないか」
その腹に其々業を隠した者達の、秘めやかな劇のはじまりはじまり。
ちい兄様
思わぬ再会に浮かれてしまっていたが、指摘されれば確かに謎である。
頬を抑えて思案してみる。
「確かに、何故でしょうか?
サプライズというにも、お父様らしくない大雑把さな気がしますし……。
何かお考えがあっての事なのでしょうか?」
考えても答えは出てこない。
謎は残るにしても卒業祝いとして来たのは事実だ。
気持ちを切り替えて、折角の兄妹水入らずを楽しんでも良いのかもと思った。
「でしたらちい兄様、アンのドレスを見繕ってくれないでしょうか?
暫くはこのままでも、最終日くらいはちゃんと着飾って楽しみたいんです。」
卒業祝いのドレスを、きっと船を降りたあとも社交パーティ等の機会で袖を通すことがあるだろう。
私の妹
「父様のご意思が読めないのはいつものことですが、それにしても真意は何処にあるのやら…虫除けを望まれるのであればそもそもこの船にアンタレスを乗せるべきではないでしょうに。」
仮面の従業員の噂は自分も聞き覚えがある。常連である父がいつぞやの社交の場で機嫌よくかつ含みを持った言い回しで語っていたのを覚えている。父のほうで真偽がついていたのかは分からないが少なくとも自分は聞き及んでいない。
「私があなたのドレスを、ですか?もちろんです、私の最善を尽くしましょう。だからあなたも一族の華として…咲き誇る姿を存分に見せつけて差し上げなさい。」
思惑渦巻く我が一族の中で最も愛されているであろう華[あなた]を。
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