天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。 2021/12/06(Mon) 19:59:31 |
【人】 『人形屋』 サダル狂った錬金術師が初めに求めたものは何だったのだろう。 そして、 狂った錬金術師は望むものを手に入れることができたのだろうか。 (2) 2021/12/06(Mon) 20:49:03 |
【人】 『人形屋』 サダルここは交易都市エオス。 その裏街にある『人形屋』と看板を掲げたこの店は錬金術に必要な稀有な素材が手に入る。 稀有な素材の買取も行なっているこの店の主人はサダル。 表情に乏しい少女が薄暗い店の中顔を出す。 この店の一番の商品は。 少女と同じ顔をした、ホムンクルス達だ。** (3) 2021/12/06(Mon) 20:50:25 |
『人形屋』 サダルは、メモを貼った。 (a1) 2021/12/06(Mon) 20:51:14 |
『人形屋』 サダルは、メモを貼った。 (a2) 2021/12/06(Mon) 20:52:01 |
【人】 魔具職人 メレフ―裏街 とある店― ――…キングサーペントの骨から削り出した短刀、ユニコーンの角を加工したペンダント、千年樹の根から削りだした杖。 全部本物だ、ここで査定してくれて構わない。 値は気にしない、この街で数日過ごす宿代があればいいんだ。 代わりに、いつも通り造り主は不詳って事にしておいてほしい。 [懐の品を一つ一つテーブルの上へと並べて、対面の男へと差し出す。 どれも市場街ではかなりの高額がつく品、けれど、それ故に卸すには相応の手続きと、身元の保証がいる。 一人旅、高額の品を抱えた流れの職人とくれば、野党だの追い剥ぎだのからすれば、格好の的でしかない。 そういった者たちに四六時中付け回される事と比べると、裏街の方が融通が効く分、安全は保証されている。] (4) 2021/12/06(Mon) 21:10:08 |
【人】 魔具職人 メレフ[報酬に差し出された袋の重さを確かめて、さっさと懐にしまう。 この相手とは、何度か取引をしている。 余計な言葉は必要ない。] では、己れ(おれ)はこれで、次に街に寄るときも、貴方のところで優先して品を卸させてもらうよ。 [魔具とは、強い力を持つ魔物たちの力を封じたもの。 そんな魔具を、求める者へと差し出して、代わりに二、三日寛げる場所を手に入れる。 代価さえあれば全てが手に入る、この街は実にシンプルに物事が回っていて、なんとも居心地の良いものだ。 例え、自分がとうに人でないとしても、眉を顰める者もいない。 客と買い手がいれば、何も問題は起こらないのだから。] (5) 2021/12/06(Mon) 21:10:39 |
【人】 魔具職人 メレフ――…しまった。 [先程受け取った袋の中身を勘定していて、ふとあることに気付く。 「宿代があればいい」と、自分は言った。 取引相手は、忠実にその言葉を守った。] …注文に、飯代を含めるのを忘れていた。 [いい仕事には、美味い食事。 とうに人ではなくなったが、飯はいる。] さて、何処かに金払いのいい客か、安く食わせてくれる店でもないものか…。 祝祭の日も間近だというのに、こんなにも懐が寂しいとは。 [空中にため息一つ。 寒さに白く凍った息が立ち込めて、すぐに霧散する。 周囲は来たる祭りに向けて色めき立っている事が、余計に腹立たしい。 しばらくそうして佇んでいたが、やがてあてどなく歩き出す。 上手く目的の物が見つかるようにと、一縷の望みを込めて。*] (6) 2021/12/06(Mon) 21:13:50 |
魔具職人 メレフは、メモを貼った。 (a3) 2021/12/06(Mon) 21:19:10 |
魔具職人 メレフは、メモを貼った。 (a4) 2021/12/06(Mon) 21:19:48 |
半淫魔 メレフは、メモを貼った。 (a5) 2021/12/06(Mon) 21:22:47 |
半淫魔 メレフは、メモを貼った。 (a6) 2021/12/06(Mon) 21:25:59 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ祝祭はまだだと言うのに、 気の急いた者達はあちこちで陽気に歌っている。 人々が談笑する声や肩を組み歩く姿を横目に 黒いローブを被った女は、きょろ、と周囲を見渡した。 何を探しているわけでもない。 ただ、何かをしないのも暇である ―― そんな具合だ。 とはいえ俄かに浮足立つ人々が目立つばかりでは、 面白いものなどは到底見つかりそうにもなかった。 (8) 2021/12/06(Mon) 21:27:20 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 ………… あ、パイ屋さんの宣伝。 今年も熱心だなぁ …… 」 >>1 強いていうならば、毎年恒例の割引セールか。 長年エオスに滞在している女も、 飽きずに度々通わせて貰っている指折りの有名店。 折角だし、とビラを一枚彼女から受け取って 「お仕事頑張ってね」と微笑んで背を見送る。 ( 絶対忙しいのに、偉いなあ ) ―――― 魔術ばかりに感けて来た自分には、 到底出来ない働き方である。 (9) 2021/12/06(Mon) 21:29:06 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラエオスに駐在する高位魔術師、ラヴァンドラ。 多大な魔力があるくせにその力を人前で奮おうとせず、 まるで普通の人間のように振る舞う変わり者。 ―――― それでも必要に迫られた時や 依頼があれば力を使うので、怠け者というわけでは無いが。 ( ぁ、 ) 不意に吹いた風が、女のローブをふうわりと煽る。 覗きそうになった垂れ耳をサッと隠すために ぎゅう、と頭を押さえれば。 弾みで貰ったばかりのビラが指先を抜け、 どこかへ飛んで行ってしまった。* (10) 2021/12/06(Mon) 21:35:56 |
魔術師 ラヴァンドラは、メモを貼った。 (a7) 2021/12/06(Mon) 21:50:04 |
【人】 半淫魔 メレフ―裏街 「人形屋」― 頼もう。 [店の扉を二度、三度とノックする。 聞くところによると、この店は錬金術用の素材を買い取ってくれるという。 今の自分にしてみれば、実に都合がいい。] ――…頼もう。 [もう一度、扉をノックして、それからゆっくりと中へと踏み入った。 眼に入るのは、薄暗い店内と、人形のように表情の薄い少女。 彼女が、この店の主であろうか。] (11) 2021/12/06(Mon) 22:12:59 |
【人】 半淫魔 メレフさて――。 [顎に手をあて、考える。 「この少女とは面識があったかどうか」、と。 何しろ、飯代だの酒代だの、金が入り用になればそこらの店を訪ねては、手持ちの素材を二束三文で売り払っている。 その一つ一つの詳細など、すぐには思い出せない。 店主らしき少女が自分を知っていてくれれば話は早いのだが、さてどうだったろうか。*] (12) 2021/12/06(Mon) 22:13:34 |
半淫魔 メレフは、メモを貼った。 (a8) 2021/12/06(Mon) 22:17:27 |
【人】 半淫魔 メレフ―いつかの日 街はずれの工房で、ラヴァンドラと― ――…そりゃあ、きっと御伽噺の女の子は、幸せの為に必死で頑張ったんだろうさ。 [依頼主からの問いかけに、作業を止めることなく応える。 彼女の身体のサイズに合わせて、魔術でローブを縫い上げていく。 その日の依頼は、彼女が身にまとうローブを新調する事。 依頼料は、「ゲイザーのパイ屋」でランチをご馳走になる事。 幸い、馴染みの取引先の魔術工房が近くにあったので、利用させてもらった。] (15) 2021/12/06(Mon) 23:21:52 |
【人】 半淫魔 メレフ君が何を望んで、自分の種族を厭い、人間になろうとするのかはわからない。 「なぜ?」と、問い詰める資格もない。 けれど、君が今の自分を受け入れられたらいいと、そう思うけどね。 [彼女の事など、露ほども知らない。 それでも、「人間だった自分」を無くしてしまった己には、酷く贅沢な悩みに聴こえる。] (16) 2021/12/06(Mon) 23:22:31 |
【人】 半淫魔 メレフ[そうこうしているうちにローブを一通り縫い終わり、彼女へと差し出す。] 元のローブのベースに、カーバンクルの毛を混ぜ込んでおいた。 君の魔力を補助し、敵対する魔術から君を防御してくれる。 [縫い終わったローブを投げ渡して、出来上がりを確認させる。 もちろん、そこらの店に負ける気は毛頭ない仕上がりだ。 勝負になるとしたら、王都の最高ブランドぐらいだろう。] さて、今度はこっちが要求する番だ。 エオスでは、品を手に入れるには代価が必要なんだろう? 君にも相応の代価を払ってもらわないとな。 [彼女の様子など気にも留めず、さっさと「ゲイザーのパイ屋」へと歩みを進める。 丹精込めて仕上げたのだ、こちらも遠慮なくご馳走になるとしよう。 ――そうして、テーブルが溢れるまで料理と酒を頼みこみ、酔っぱらって大騒ぎしたのは、また別のお話。**] (17) 2021/12/06(Mon) 23:23:47 |
半淫魔 メレフは、メモを貼った。 (a9) 2021/12/06(Mon) 23:26:59 |
【人】 半淫魔 メレフ―裏街 「人形屋」― [記憶が少しずつ浮上してくる。 確かにこの街で取引する際、彼女と同じ顔を見かけた事がある。 ――…どれも、いい扱いとは言い難いけれど。 なるほど、ここが彼女たちの生産元らしい。] 売りに。 少しばかり、飯代のあてにしたくてね。 品揃えなら、そんじょそこらの店に負ける気はないよ。 [店内で適当な机を見繕って、荷物の中身を広げていく。 満月の夜、特定の場所でだけ咲く月見苔の華。 力のある吸血鬼が死ぬと残るとされる、強力な魔力の塊である紅血晶。 本体から取り外されても、未だに脈打つ千年ゴーレムの心臓。 どれも、相応の値がつく希少な品だ。] (18) 2021/12/07(Tue) 6:28:01 |
【人】 半淫魔 メレフ本当は、女性から精気が吸えれば一番なんだけど、己れ(おれ)はどうも下手でね、加減が出来ない。 代わりに、たらふく飯がいる。 高く買い取ってくれると助かる。 [精気に飢えて、目につく女性を片端から襲うような真似は避けたい。 かといって、腹が減るのは止めようもない。 せめてもの代替に、人間の食事をとることで穴埋めするが、本能には逆らえず、結果食事の量がとんでもない事になる。 さて、目の前の彼女がいい値で買い取ってくれれば、少なくとも今日の食事の心配はしなくて済むのだが。**] (19) 2021/12/07(Tue) 6:28:20 |
半淫魔 メレフは、メモを貼った。 (a10) 2021/12/07(Tue) 6:29:40 |
【人】 魔剣持ち ヘイズ[自ら強い精神力を持つ所有者を見定め、その精神力を増幅させて喰らう魔剣グラムベルク… 勇者が魔王と戦った時に持っていた2振りのうちの1本。 剣が自ら選んだ者以外には引き抜けず、一度選ばれた所有者の元には、たとえ手放そうと精神が朽ち果てるまで何度でも戻ってくる… 戦いの後、再び岩に刺して封印され直したその魔剣が眠っていたのは、山間の田舎町アルブルクの、誰も立ち入ることのない封鎖されて洞窟の最奥。 つまり、うちの家の裏山だった。] (20) 2021/12/07(Tue) 7:20:38 |
【人】 魔剣持ち ヘイズーエオスー ふうん…ゲイザーのパイ。割引セール中… [風に飛んできたビラを手に取り眺める。近くの誰か>>10が持っていたものが風に飛ばされたものだろうか。] 少しお腹も空いてるし、食べていってもいいかな。 路銀も…まだまだ余裕はあるし。 [背負ったザックの中にはいくつか銀貨の山が入っている。対価があれば何でも手に入るというエオスでも、困ることは多分そうないだろう。 少年の一人旅には不似合いなほどの路銀を稼がせてくれた元である魔剣グラムベルク。 今は腰の鞘に収まり、うっすらと分かる者には分かるだろう強さの妖気を放ち続けていた**] (21) 2021/12/07(Tue) 7:29:11 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ―― いつかの話 / メレフと ―― 「 ……むぅ。 そこはもっとこう、そういう運命なんだよ〜とか 色々あるじゃない? 彼女たちが努力してないって訳じゃないけど 」 ローブを縫い上げる作業の手は止まらない。>>15 幾度も依頼してきた職人だからこそ、 暇潰し半分に尋ねてみた結果が――夢も無い返事だ。 いや、ある意味夢はあるのか。 そういう物語だからだろう等ではなく しっかりとヒロインの努力を認めているあたりは。 (22) 2021/12/07(Tue) 9:45:22 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ種族を厭う話も、人間になりたがっていることも 顔馴染みの彼は知っている話だろう。 ―――― 深い事情は話さず訊かず、の関係は ぬるま湯に浸るようで居心地が良かった。 「 ふふ …… メレフは優しいね? 」 何も覆うものが無い今、 外気に晒されている兎の垂れ耳がぴこんと揺れる。 …… 本当にこんなもの、邪魔で邪魔で仕方がない。 それさえ恐らくは、彼が思うところの 贅沢な悩み ≠ノ他ならないのだろうけど。>>16 (23) 2021/12/07(Tue) 9:45:28 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 わあ、ありがとう! やっぱり貴方にお願いして良かった! 」 出来上がったローブは、精緻と呼んで遜色もなく。 すぐさま耳を隠すために頭から被れば 彼は此方の様子を気にもせず、足早に足を進めていた。 数歩遅れて後ろをついていく。 「 ―――― 御馳走するのは勿論良いんだけど 私も高位魔術師なんだから、 ご飯代も宿代もひっくるめて多めに払えるよ? 」 人と話すのは好きだから、全然良いのだけれど。 魔族でもそんなに食べないだろうというほどの量を頼み 挙句酔っ払って大騒ぎした彼の後始末をするとしても。 (24) 2021/12/07(Tue) 9:45:52 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ[ 親愛なる馬鹿メレフへ。 酔いすぎ。 どこで宿取ってるか分からなかったから 魔術で勝手に運んだからね。 宿代は払ってるからご心配なく。 またエオスに来た時はよろしくね。 ラヴァンドラ ] 彼が大騒ぎするほどの酔いから醒めなければ、 見知らぬ宿で目覚めた後にでも そんな置手紙を読むこともあっただろう。* (25) 2021/12/07(Tue) 9:46:14 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ―― 現在 / 大通り ―― 飛ばしてしまったビラは、誰かの手で拾われた。>>21 自分はパイ屋の場所も知っているから良いのだけれど 一歩間違えば怪我をさせていたかもしれない。 「 そこの人、ごめんね。 私の不注意でそれ 飛ばしちゃ …… った 、 」 たた、とローブを揺らしながら駆け寄った先 まだ少年のように見える彼へ投げた言葉は、 言い切れることなく風に溶けて消えてしまった。 (26) 2021/12/07(Tue) 9:55:54 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 え、 ぇと、 ………… 怪我とかは……してない?」 その原因たる、少年の腰に下げられた鞘。>>21 普通は剣から妖気が放たれたりはしない。 ―――― 何なら己の中に循環する魔力も、 下手に量が多い分、何故かピリついている始末。 が、いきなりそんなことを言うのは不審者だし 興味はあっても本分ではない。 まずは怪我がないか尋ねるのが礼儀だろう、と 取り繕うように、少年へ微笑んだ。** (27) 2021/12/07(Tue) 9:56:06 |
魔術師 ラヴァンドラは、メモを貼った。 (a11) 2021/12/07(Tue) 9:57:45 |
【人】 魔剣持ち ヘイズー大通り>>26ー [エオスに来るのは初めて。というより、寂れた田舎の炭鉱街であるアルブルクを出て旅をする事自体初めて。なぜそんな事になったのかは、親しい者にならば語る機会もあるかもしれないが] あ、これあなたのですか? [ローブを纏っている女性は魔術師だろうか、年上の綺麗な人のようだ。一瞬見とれかけたのを、気を取り直す] あはは、大丈夫てすよ。怪我なんて大げさだなあ。 ありがとうございます。 このお店、この辺りなんですかね…ちょっと行ってみてもいいかな、なんて。だから気にしないでください。 [そこまで言って、ふと思いつき口を開いた] お姉さん、ええと…この街の人ですか。 祭があるって聞いたんですけど、僕も街に来るの初めてだから、よくわからなくて。 宿場とか、市場とか…どっちの方ですかね? [なんて、当たり障りのない事を聞いた*] (28) 2021/12/07(Tue) 12:21:59 |
魔剣持ち ヘイズは、メモを貼った。 (a12) 2021/12/07(Tue) 12:42:15 |
【人】 『人形屋』 サダル「これだけの品物なら。 資金で渡す事もできる。 けれどその事情なら 使い潰す前提で肉人形は如何?」 パチン。指を鳴らす。 奥から出てきた人影は少女と同じ風貌。 主に材料として使われる、理性も知能もほぼないと言える。 その代わり反応に乏しい。 本能的な反射は返すだろうが、他は約束できない代物だ。 だが。 単純に精気を吸うだけなら利用価値もあるだろう。 (30) 2021/12/07(Tue) 13:54:56 |
【人】 『人形屋』 サダル「それで良いなら…これと。」 指先で示す。 紅血晶を。 「交換。しましょう。」 よく考えれば。 こちらが色をつけないといけない、彼方に損な取引かもしれないが。 あちらがそう口にするのなら、多少色はつけるつもりだ。** (31) 2021/12/07(Tue) 13:56:23 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ腰の剣と比較してみれば、少年は至って普通に見える。 だからこそ首を傾げたくもなるのだけれど 当人はまるで気にも留めない様子だから、触れぬまま。 「 そうなの。手を離しちゃって。 …… ふふ、ありがとう。 怪我がないなら良かった。 」 ころりと笑って、少し強張っていた肩の力を抜く。 例え怪我をしていても、魔術で癒しは出来るのだが 治癒方面の術式はあまり得意ではないし。 (32) 2021/12/07(Tue) 16:12:48 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 うん、私はエオスに住んでるけど …… ―――― ああ、初めてなんだ? 良いよ、お詫びも兼ねて案内してあげる。 」 背丈自体は自分とそう変わらないけれど、 相手は体躯の細い如何にも年下の少年だ。 初めてエオスに来たという話だし、 裏街の存在も教えておいて損はしないだろう。 「人多いし逸れないように手でも繋ごうか」なんて 揶揄いのような言葉もひとつ、投げてから。 (33) 2021/12/07(Tue) 16:12:53 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 そういえば、名前を教えて無かったね。 私はラヴァンドラ。 ラヴァ、って呼ぶひともいるよ。 貴方のお名前は? 」 まずはパイ屋で持ち帰り用のパイでも買ってから、 彼に案内をするつもりで。 歩き始めに名前を問いながら、足を進めた。** (34) 2021/12/07(Tue) 16:13:00 |
【人】 半淫魔 メレフ ―― いつかの話 / ラヴァンドラと ―― 飲みすぎた…。 [頭がズキズキと痛む、平衡感覚が曖昧で、足取りがおぼつかない。 不意の事故から半淫魔になり、人間より頑強にはなったがこういったところは人間相応らしい。 おまけに、得意先に借りまで作ってしまった。 このままでは、なんとも座り心地が悪い。 しばらく頭を悩ませていたが、やがて旅支度を整えて宿を出る。 ひとつだけ、目的のものを思い描きながら。 そうして、数日後。 彼女の元には一通の手紙と、小さな包みが届いた事だろう。] (35) 2021/12/07(Tue) 17:42:25 |
【置】 半淫魔 メレフ[世話焼きのラヴァへ 先日は悪かった、お詫びに一つお返しを入れておいた。 コーラルストーン、メドゥーサの血液が海に落ちる事で生まれる、桃色の宝石。 持ち主に、愛と幸福に満ちた人生を約束するものだ。 御伽噺の女の子にはなれなくても、せめてその人生に愛がありますように。 どこぞの馬鹿より] (L1) 2021/12/07(Tue) 17:48:38 公開: 2021/12/07(Tue) 17:50:00 |
半淫魔 メレフは、メモを貼った。 (a13) 2021/12/07(Tue) 17:50:00 |
【人】 魔剣持ち ヘイズ「おかげさまで。本当に気にしなくても大丈夫ですよ? あ、でも…はい。ここに来るのは初めてで。 案内してくれるんですか? …ありがとうございます!ぜひお願いします!」 思ってもない申し出に、一瞬迷ったけれど、二つ返事で快諾。 初対面のあまり知らない人だけれど、警戒心よりは初めて来る大都市の中、ありがたいという気持ちが勝った。 あと、「これっていわゆる逆ナンパみたいなものでは?」という下心が大いに勝った事も否定できない。 もちろん傍目にはそんな素振りはおくびにも出さず。 「え、手…手ですか? あ、はい!わかりました!」 手が汚れてないか見て、手持ちの布きれで拭って、恐る恐る手を差し出す。大分緊張しているのがわかるだろう。アルブルクはむさ苦しい男どもの街で、こういう女性への免疫はほとんどないのだ。 (36) 2021/12/07(Tue) 18:01:40 |
【人】 魔剣持ち ヘイズ「えっと、ラヴァンドラさん、ですね。 僕ですか?僕はヘイズレクと言います。 でもほとんどヘイズって呼ばれてるので、それで。 …ラヴァンドラさんは、この街では何を?」 歩く道すがら、緊張を隠すように問いかける。 質問が不自然ではなかったか、とかそんな事を気にしながら。 腰に刺した剣の事を気にされてるなんて、思いもしなかった** (37) 2021/12/07(Tue) 18:02:03 |
魔剣持ち ヘイズは、メモを貼った。 (a14) 2021/12/07(Tue) 18:04:17 |
【人】 半淫魔 メレフ―裏街 「人形屋」― [店主の言葉と共に、奥から彼女と瓜二つの少女達が顔を出す。 この街で何度か目にしてきた、使い潰しの肉人形。 今までの彼女たちの姿が、頭の裏に蘇る。] いや、遠慮しとく。 他人がその子達をどう使うかは自由だけど、己れは「潰す」なんて、出来そうにない。 [すっぱりと断った。 もし、申し出を素直に受け取ることができる性格だったなら、今頃金策で右往左往もしていない。 けれど、理由はそれだけでない。 この場には、もっと美味しそうなものがある。] (38) 2021/12/07(Tue) 18:21:03 |
【人】 半淫魔 メレフ店長さんに精気を提供して貰うのは、ダメかい? [彼女であれば、人形より濃い精気が得られる。 軽い接触でも、腹を満たすことはできるだろう。 万が一、加減ができなくても「潰す」ことにはならない。 何より、彼女ほど完成されたホムンクルスを味わったことが無い。] 幸い、極端に空腹なわけでは無いから、今すぐでなくても構わない。 色々調べたい事もあるから、準備も必要だしね。 それで良ければ、こちらの品を差し出そう。 [彼女が指差す品を、彼女の目の前へと置いて、答えを待った。]** (39) 2021/12/07(Tue) 18:21:25 |
半淫魔 メレフは、メモを貼った。 (a15) 2021/12/07(Tue) 18:22:38 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ俗に言う逆ナンパ――の自覚はまるで無かったけれど 面白そうな子だな、という下心は否定出来ない。 痩身とまだ幼さの残る顔つき故の庇護欲もあるが。 善も悪も ―― 正も負も全て呑み込むのがエオスだ。 年下は護るに越したことはないだろう。 「 エオスは賑やかだけど、 善いものばかりでもないから …… 私と繋いでいた方が安心、かも? 」 このくらいの子は、誘いを跳ねのけると思ったけれど どうやら素直に乗ってくれるらしい。 手から伝わる緊張感を、見知らぬ地に対するものと 斜め上の解釈をして。 (40) 2021/12/07(Tue) 19:59:23 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 ヘイズね、……うん。憶えた。 私? ここで魔術師をしてるよ。 依頼があれば魔物退治に付き合うし、 無駄に魔力量も多いから 研究とか、魔力供給も請け負うかな 」 国の管理下で働く魔術師も多いが、己には無理だ。 魔力が多い兎の獣人は、 厄介な形で種族特性を引き起こすせいである。 (41) 2021/12/07(Tue) 19:59:34 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ他者の魔力に過敏な分、それが刺激となり 意識してコントロールしても発情を誘発してしまう点。 ローブに隠している耳を触られても駄目なところだとか ―― 枚挙に暇はない。 なんてこと、言わないのだけれど 割合有名な話ではある。 「 貴方は……旅の人? 」 控え目に深入りせず訊いたのは、 この街には訳アリが吐いて捨てる程いるからだ。 (42) 2021/12/07(Tue) 20:00:40 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ会話の合間に、市場街や宿場への行き方の説明や 立ち入りを勧めない裏街の話もしながら。 ―――― 自身は何度も足を運びはする場所だが 一見善良に見える少年には、荷が重いだろう。 滞在中に必要そうな知識と案内を終えれば、 ゲイザーのパイ屋へ立ち寄り、 「何が食べたい?」と少年へ首を傾いだ。 希望するパイと、自分用にミートパイの持ち帰りを購入し 少年へ片方を差し出して。 (43) 2021/12/07(Tue) 20:00:46 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 ここがさっきのビラにあったパイ屋さん。 …… エオスの案内はこんなところかな。 結構歩いたし、緊張したから疲れたでしょ? 良かったらどうぞ。 」 なんて言いながら、にこやかに笑えば 少年は素直に受け取ってくれただろうか。** (44) 2021/12/07(Tue) 20:00:50 |
魔術師 ラヴァンドラは、メモを貼った。 (a16) 2021/12/07(Tue) 20:03:20 |
魔術師 ラヴァンドラは、メモを貼った。 (a17) 2021/12/07(Tue) 20:06:47 |
【人】 『人形屋』 サダル「では、それで。 準備が必要…。いつ、うけとりに?」 交渉は成立した。 差し出された紅血晶に手を伸ばし。 契約書は要るだろうかと羊皮紙を広げた。** (46) 2021/12/07(Tue) 20:19:00 |
【人】 魔剣持ち ヘイズ「あ、それは聞いたことあります。 裏街みたいなところがあるから気をつけろって、昔地元で聞いたことが。」 手を繋いでくれるだけで心臓がドクドクいっている気がする。 いかにもお上りさんに見えてはいけないと、平然としようとするけれど今更かもしれない。 ただ、安心するのは確かだった。 「魔物退治はわかるけど…研究に、魔力供給ですか? どんな事するのか想像つかないですけど…」 ローブを被っているから、彼女が人間でない事には気づかない。 魔力感知もできない。できていたら、腰に魔剣を差して平然と歩くなんてできないだろう。 ただ、さっきまでより滲み出す魔力は濃く感じられたかもしれないけれど。 (47) 2021/12/07(Tue) 20:45:12 |
【人】 魔剣持ち ヘイズ「僕は…そう、旅ですね。目的はないんですよ。ただ、地元にはちょっと居づらくなって。 何か、僕がこうしてる事に意味があるのかなとか、必要とされる場所があるかな、とか… 自分の目的探し、みたいな感じですかね。はは…」 いかにも世間知らずな風に見えるかもしれないし、実際それはほぼ事実。腰の剣があるから、ろくに剣を振れなくてもなんとか無事で済んでいるくらいのものだ。 裏街の事も聞いたり、街のあらましを聞いたり。 手を繋いだままの話にも慣れてきた頃に、目的の店に着く。 「えっと、それじゃあ同じものを。」とミートパイを所望して、 片方をにこやかに渡されたら、素直に受け取った。 (48) 2021/12/07(Tue) 20:45:38 |
【人】 魔剣持ち ヘイズ「ありがとうございます、ラヴァンドラさん。 …あの。今ってお祭りの期間なんですよね。 特に祭の頃は、エオスにはどんなものでも揃うって聞きました。 対価さえあれば何でも手に入る、どんな思いもできるって。 …ホントなんですか?」 にこやかな笑みに少し赤くなりながらも目を見て問う。その時の目だけは、自信なそうな態度の割に、少しぎらついて見えたかもしれない。そしてまた少し、腰の剣の魔力が強まったようにも* (49) 2021/12/07(Tue) 20:46:52 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 研究はねぇ……うーん、そうだなぁ 魔術をどうすれば効率的に使えるか、とか 魔力が無い人も使える使い捨ての術式を、とか そんな感じ。 魔力供給は――使いすぎて足りなくなった人に 自分の魔力をあげるの。 ………… まあ、応急手当だけど。 」 少年の素直な疑問符は好ましく、 問われれば問われるだけ説明を零す。 魔術を使えなくても、知識はあるだけ困らない。 (50) 2021/12/07(Tue) 21:43:38 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ彼が持つ剣からは――僅かに力が強まったように感じる。 何故、と目を瞬かせ少年を見詰めても 彼が語る内容と表情には、言葉以上の物は見当たらない。 「 …… 私は、目的探しの旅も凄いと思うけどな。 どんな理由があっても、 住み慣れた場所を離れるのは怖いから 」 見つかると良いね、と呟いて、眦を緩める。 世間知らずのように映りはしたけれど エオス以外を知らぬという点では、 こちらだってある意味似たようなものだ。 (51) 2021/12/07(Tue) 21:43:42 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 …… …ん、そう……だね。 本番は明日からではあるけど 祝祭の期間は特に、エオスは賑わうから。 対価と合意さえあれば、あらゆる物が手に入る ―――― 嘘って訳でも、無いと思うな 」 目を合わせて問うてくるのは、良いのだけれど。>>49 魔術に関与していない筈の少年から どうしてじわりと魔力を感じるのだろう。 (52) 2021/12/07(Tue) 21:43:47 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 ほしいものが、あるの? もしそうなら … お店の場所とか また今度教えてあげる、 けど、 」 目を逸らすことはしないけれど、 そう問い返す声は、予想外の魔力に僅か震えていた。 ―――― 特性コントロールの術式は掛けているけれど こんな事態を想定していなかったから、脆弱なものだ。 どう対処しようかと迷いながら、 女は少年へぎこちなく微笑んだ。* (53) 2021/12/07(Tue) 21:45:48 |
【人】 半淫魔 メレフ―裏街 「人形屋」― 己れが、貴方を傷つけるような真似はしないさ。 [「現状では、ただ空腹を満たす為の関係でしかないのだから。」 そんな本心は、言葉の裏に隠した。 事実、彼女の精気がどんな味なのか、確かめたくて喉が渇くような心地がする。] 受け取りは…、己れの腹が減った時にでも、貴方の身体が空いた時にでも、ご自由に。 準備と言っても、ちょちょいと買い物する程度だし、調べたい事も貴方から直接聞けば事足りる。 それに、今回はあくまで一時空腹を凌げればいい。 そう考えているのだし。 [準備に必要なものを指折り数えて確認する。 あくまで、よりスムーズに彼女から精気を吸う為のものであって、彼女を責め立てるような真似をする気は毛頭ない。] (54) 2021/12/07(Tue) 22:08:50 |
【人】 半淫魔 メレフ契約なんて必要ないよ。 己れは流れの職人、気が向いたまま、望みのものを欲しがるだけさ。 [伸ばされた彼女の手に、紅血晶を握らせる。 彼女は信用していい相手だ。 契約を反故にする輩が、自ら契約書の話をしない。] さて、話も済んだ事だし。 己れはさっさと準備を済ませてくるよ。 [選ばれなかった二つの品を懐にしまい込んで、背を向けて店を出ようとする。 彼女から何か呼びかけでも無い限り、さっさと店を後にするだろう。**] (55) 2021/12/07(Tue) 22:09:39 |
半淫魔 メレフは、メモを貼った。 (a18) 2021/12/07(Tue) 22:18:42 |
【人】 『人形屋』 サダル―宿場― 多くの宿が並ぶ、その一画。 店主と同じ顔をした人形が歩いている。 時折こうして歩いている個体は。 諸用を済ませるため。 契約を終えて戻るため。または契約を果たしに向かうため。 そんな理由で街を出歩く。 材料としての契約を果たしていない限り、途中で力尽きると粒子となり掻き消えるので後始末要らずだが、力尽きてない限りはこうなのだ。 今回のこの個体は、一仕事終えた後で。 街の浮かれた空気を感じながら。 ちらほら降る雪を、見ていた。* (57) 2021/12/07(Tue) 22:28:38 |
【人】 魔剣持ち ヘイズ「へえ…すごいな。その研究が進めば僕でも魔法みたいな事ができるかもって事ですか? 僕の地元は鉱山だったから、腕力ない奴はてんでバカにされちゃうんですよ。僕もそうだったし。 そんなものが使えたら、よかったのにな。 うん、だから…頑張ってほしいです、その研究。」 色々な説明を聞いて、相槌を打つ。知らないことを知るのは楽しい。勉強が評価される場所なら、僕のいる場所もあるだろうか、などと思った。 ラヴァンドラさんに見られていると知ると、理由も知らず、少しどきりとした。 「ううん。逃げ出したみたいなもんですよ。 おかげでかなり危険な目にもあったし…まあ、結果オーライにはなる…のかな?」 (58) 2021/12/07(Tue) 23:00:34 |
【人】 魔剣持ち ヘイズ危険の内容は語らない。 途中で山賊に捕まって売られそうになり、ついでに貞操の危機に会い、思わず助けを願ったら、奪われていた剣が飛んできて、気がついたら山賊達が全員真っ二つになって、剣は元通り手の中に。 そして、彼らが溜め込んでいた銀貨の山が今の自分の軍資金だなんてことは。 (59) 2021/12/07(Tue) 23:01:20 |
【人】 魔剣持ち ヘイズ「明日からなのに、もうとっても賑やかですね。 対価と合意… うん、大丈夫。対価はあります。十分かはわからないですけど。 ほしいものは…ラヴァンドラさんが、教えてくれるんですか? それは…」 一瞬、今までの数段も、まるでマグマの破裂するように魔力が膨れ上がったのが感じられただろうか。 (60) 2021/12/07(Tue) 23:01:58 |
【人】 魔剣持ち ヘイズ「いやっ!それはえっと…いいです。さすがに恥ずかしい…というか悪いですし。 でも、また案内してもらえたら…すごく嬉しいかな。 …あの、顔色悪い気がします。大丈夫ですか?」 一瞬剣を触媒に膨れ上がった魔力は、我に返れば元通り落ち着く。 ぎこちなさげな表情を案じつつ、去る前に、今度、という約束にはぜひとも乗りたい気持ちだった。見知らぬ大都市での縁、大事にしたい気持ちはあったから* (61) 2021/12/07(Tue) 23:02:58 |
【人】 魔剣持ち ヘイズー宿場>>57ー ラヴァンドラさんと一度別れてしばらく後。 ひとまずは宿の確保が先と、宿場の集まる地区に辿り着く。 そこそこ柄のいい酒場の2階に宿を取り、数日分を前払い。 貴重品と剣以外の荷物をおろし、街に散策に出た。 何しろ、エオスの祭りは明日から、しかも2日だけ。 きちんと街を楽しんで、ついでに他ではできないような“いい思い”もしたいなら、時間はとても足りない。 と言っても、手がかりもなく、例の裏町にでも足を運ぶべきか、いや…などと考えあぐねていたところ、ぼんやり雪を見上げる姿。 「こんなところで、風邪引くよ?」 なんて思わず声をかけたのは、なんだか普通の女の子にしては違和感を感じたからかもしれない* (62) 2021/12/07(Tue) 23:20:34 |
魔剣持ち ヘイズは、メモを貼った。 (a19) 2021/12/07(Tue) 23:22:01 |
【人】 『人形屋』 サダル「今のは。私に?」 確かに界隈にはこれの愛好家はいたが。 それでも普通の人間のように声をかけられるのはこの街では稀な気がした。 もしかしたら、他の個体はそんな扱いをされているのかもしれない。 でも、この個体はそれを知らない。 だから単純に不思議で。 彼を表情の薄い顔で見つめた後。 「風邪を引いたら。どうなるのですか。」 ホムンクルスが病気にならないわけではないけれど。 そんな知識もない個体だったから。 個体同士の記憶は薄らぼんやりしていて。 それを強く把握しているのは店主の個体だから。 この別個体は。 (64) 2021/12/08(Wed) 6:39:23 |
『人形屋』 サダルは、メモを貼った。 (a20) 2021/12/08(Wed) 6:41:28 |
【人】 魔剣持ち ヘイズ無視できない反応の淡白さと表情の薄さに、少し気圧されつつ、逆に心配になる。ホムンクルスという人工の人間を作る魔術師がいる事くらいは知っているけれど、目の前の彼女がそうだなんて思いもしない。 「どこならって…そりゃ、君の家だよ。 帰る家、あるんだよね。場所はどこ? 帰れないわけじゃないよね。」 変わらず薄い表情に少し、いや大分心配になりつつ、だうも放ってもおけなくなって、彼女の家に連れて行こうかと、場所を尋ねた。** (67) 2021/12/08(Wed) 7:21:43 |
【人】 半淫魔 メレフー市場街ー 〜♪ [鼻唄まじりに、目的の物を探して歩く。 といっても、そこらを歩いていれば直ぐに見つかる程度の品物だけれど。 幻惑蝶の鱗粉、眠り草、美味い酒。 あとは、ホムンクルスが持つ能力、個体間の意識の共有について。 彼女が気に入れば、面白い結果が得られるかもしれない。 腹の具合はまだ少し余裕がある、途中面白そうな輩や顔見知りなどがいれば、声をかけてもいいだろう。] (68) 2021/12/08(Wed) 7:26:40 |
【人】 半淫魔 メレフ淫魔になるなんて、忌々しい事この上ないけど、こういう時は役得だね。 [常ならば、口にするのを憚る言葉も、淫魔だからと持ちかけられる。 それに、あの店主がどんな味なのか、早く味わいたくて仕方ない。 それを思うと自然と足は早くなり、うわついてしまうのだ。**] (69) 2021/12/08(Wed) 7:26:54 |
半淫魔 メレフは、メモを貼った。 (a21) 2021/12/08(Wed) 7:28:54 |
【人】 『人形屋』 サダル―宿場― 「熱や咳が出るのですね。そして、苦しくなる。」 成る程。そう頷いて。 そんな経験をした個体はあったかと記憶を探る。 しかしそれよりも先に。 「家。…ああ、店の事ですね。 お客さまでしたか。大変失礼致しました。」 片足を斜め後ろの内側に引き。 もう片方の足の膝を軽く曲げ。 背筋は伸ばしたまま挨拶をした。 両手は軽く、スカートを摘む。 視線は彼に向けられたまま。 (70) 2021/12/08(Wed) 8:10:49 |
【人】 『人形屋』 サダル「此方です。」 姿勢を元に戻すと彼の手を取る。 彼が拒絶しなければそのまま、その足取りは裏街へ。 その中の店の一つ。人形屋へと向かうのだ。 ちなみにこの個体。 店主と同じような体格だ。** (71) 2021/12/08(Wed) 8:11:11 |
【人】 箱庭の雛 ■■■I know The Grim Reaper is coming. But it's not over yet. I haven't proven that I'm alive. 人は生きて行く上で何かを犠牲にしている。 けれど大抵それを知らないままである。 (73) 2021/12/08(Wed) 8:16:05 |
【人】 箱庭の雛 フェレス―― 箱庭の若木 ―― もう迷子になるんじゃないぞ [ エオスの市場街の一角。 先ほどまで手を引いていた迷い子の手は、 あるべきところに戻った。 明るい表情を浮かべた少年に少しうれしいような、 ■■■■ ような。さてと、どうしようかな [ 少年とその家族が見えなくなってから、 隠していた尻尾を出して。 解放感と、興味心の狭間、 初めての街は、とにかく騒がしかった。 ] (74) 2021/12/08(Wed) 8:16:56 |
【人】 箱庭の雛 フェレス[ 迷子の少年の手を引いたのは偶然だった。 パン屋のチラシを見て、行ってみようかななんて。 そんな風に考えていると、目の前で泣いていた。 正直、助ける義理なんてなかったけれど、 見逃すことなんてできなかった。 ] 『ゲイザーのパン屋』だったっけ? 行ってみようかな [ 幸いお金には困っていない。 この祝祭の期間中何不自由なく過ごすこともできる。 だから、多少の浪費も許されるだろうと。 もらったチラシの地図を見ながら、歩き始めた。**] (75) 2021/12/08(Wed) 8:17:16 |
箱庭の雛 フェレスは、メモを貼った。 (a22) 2021/12/08(Wed) 8:17:57 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ少年からの素直な言葉に、「勿論」と微笑んだ。>>58 ――最初は面白そうな子程度の認識だったけれど 懐っこくて善い子であるように見える。 腰の剣ばかりは気になるけれど、ここまで来れたのだから 実力があるか、或いは人に擬態しているかの何れかか。 まさか なにかあるだろう ≠ニ疑っている剣が 本当にとんでもないものとは思いもせず>>59 …… いや、知ったところでどうとも出来ないのだが。 (76) 2021/12/08(Wed) 8:22:41 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 ――――――― ッ、!?」 瞬間、弾けるように肌を刺す魔力が膨れ上がった。 魔力が形になった結果の術式などではなく、 なにを描くでも無い、そのままの力だ。 ローブの下に隠している耳がふる、と揺れる。 腰が抜けなかったのは意地と矜持だ。 年下の――悪気などないだろう少年相手に 情けない姿は見せたくない。 (77) 2021/12/08(Wed) 8:22:46 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 …… だ、大丈夫、ごめんね すこし、人に酔っちゃった……かも。 お祭りの間、どこかのタイミングで会おっか。 基本外にいるから会えるかもしれないし 探してくれるなら、ラヴァンドラはどこだって 街の人に訊けば多分、すぐ分かると思う 」 薄桃に火照る頬も、潤んだ双眸も 人酔いというよりは風邪のように見えるかもしれないが。 ―― 少年の剣から溢れた魔力のおかげで 女が少年を見つけることは容易い、とまでは口にせず。 ひら、と手を振って、何も無いなら その場をぱたぱたと立ち去る。* (78) 2021/12/08(Wed) 8:22:49 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラローブを普段より目深に被り、市場街を足早に歩く。 時間が経つのを待てば治まるかもしれないが、 そうするにしても結局場所というものは必要だ。 ―― とりあえず、いったん家にでも戻ろう。 考えを巡らせながら、視界の悪い中歩いていたせいか 誰かの身体にぶつかってしまった。>>69 「 ッぁ、 す、すみませ …… ………… メレフ? 」 謝ってすぐに立ち去ろうと思っていたのに、 見上げた先、双眸に映るのは見覚えのある姿。 常なら「来てたんだ」の一言でもすぐに飛ぶのだけれど 緩んだ思考回路では言葉を紡げず、口を閉ざした。** (79) 2021/12/08(Wed) 8:44:07 |
魔術師 ラヴァンドラは、メモを貼った。 (a23) 2021/12/08(Wed) 8:45:30 |
【人】 半淫魔 メレフー市場街 ラヴァとー [胸元に軽い衝撃。 遠目に見知った姿が見えたから、特に避ける事もなくそのまま走りこんでくるに任せた。 数瞬、彼女の様子を見て、懐から道具を差し出す。 それは紐で結ばれた、二つ一組みの小さな鈴。 ただし、中に珠は入っておらず、音が鳴ることはない。] 静鳴の鈴。 魔力を込めて振れば、持ち主にしか聞こえない音がする。 音は心を落ち着けて、魔力の流れを整える。 [彼女の種族の事は聞いている。 今の彼女には、この鈴が役に立つだろう。] (80) 2021/12/08(Wed) 11:33:10 |
【人】 半淫魔 メレフ一つにつき、ゲイザーの店で特大ミートパイ一つね。 今回はワンセットだから、パイ二つ分。 [それはそれとして、代金はもらう。 ぶつかった相手が悪いと諦めてもらおう。 幸い、買い物は済ませてあるし、臨時収入も手に入った。 そろそろ、小腹が空いてくる頃合いだ。] ぶつかられた分は、どうやって返済して貰うかな。 兎族の尻尾って、丸っこくてふわふわって聞いたけど、もふもふさせて貰うってアリ? [彼女とは、あくまで魔道具の買い手と売り手としての間柄。 そういった関係は、まだ無かったと思う。 だから、噂の真相はまだわからない。 この機会に、確認させて貰うのもいいだろう。 彼女を揶揄いつつ、ゲイザーの店へと歩を進める。 道中、何もなければ店へと辿り着けるだろう。]** (81) 2021/12/08(Wed) 11:33:26 |
半淫魔 メレフは、メモを貼った。 (a24) 2021/12/08(Wed) 11:35:33 |
向日葵 店主 イクリールは、メモを貼った。 (a25) 2021/12/08(Wed) 11:50:27 |
【人】 向日葵 店主 イクリール─ 『向日葵』 ─ [ エオスの街外れにある、黒い向日葵の絵が印象的な 骨董品店の『向日葵』と呼ばれる2階建ての店。 店主のイクリールは一階の店奥で今日も ふわふわと笑みを浮かべて店番をしている。 店内には棚や、壁にまで雑多な物が並べられており 全てに値札が付けられていない。 金銭ではなく物々交換で品物をやり取りする店は 勿論繁盛する訳もなく、店内に人は居ない。 古くから店を開いているので、馴染みの客はいるし 祭りで来た観光客が物珍しさで足を運ぶ事はある。 店内には店主の他に時折 銀色の、まるでスライムのような、流動状の物体が 生きているかのように動き、時には人のカタチを取り 店内の掃除、整理をしている。] (83) 2021/12/08(Wed) 12:04:29 |
【人】 向日葵 店主 イクリールぁ。 そうだ、人形屋さんの所に受け取りに行かないと。 [ 思い出したように小さな声を出して 『人形屋』の店にて人形を一つ購入した筈。 男性型だったか、両性化したものかは忘れてしまったが 雄型のものを店主には頼んでいた筈。 後で後でと、取りに行くのが遅れてしまったけれど 今日中には受け取りに行こうと思う。 店主として店番の最中なので お客が来れば勿論そちらを優先するが お客が来ない時に足を伸ばそうと思う。]* (84) 2021/12/08(Wed) 12:24:18 |
【人】 魔剣持ち ヘイズ「えっと、ここって裏街ってところなんじゃあ… ここが君の店?し、失礼します。 …あれ?ひょっとして双子なの?」 連れられた先の、あまり治安がいいとは言えない区域。 恐る恐る店の中に入ると、魔術の道具を売る雑貨店だろうか、と第一印象を受ける。 店主を見て、今の子とあまりにそっくりでまず驚き、 「あの…ここって何の店なんですか?」 と少しびくびくしながら店主に尋ねた。* (86) 2021/12/08(Wed) 12:25:45 |
向日葵 店主 イクリールは、メモを貼った。 (a26) 2021/12/08(Wed) 12:25:49 |
【人】 魔剣持ち ヘイズー少し前・ゲイザーの店前ー 「あの、本当に大丈夫ですか?」 急に動揺したようなラヴァンドラさんの顔を不安げに覗き込む。 どうやらすぐに調子は戻ったらしく、安心したけれど、 なんだか頬は火照っているし、瞳は濡れていて、風邪でも引いたようにも見える。ただ、それよりも (綺麗だな…) 年上の女性に慣れていない身は、まずそんな事を考えて、ふつふつと情動と剣の魔力を沸き立たせていた。 (87) 2021/12/08(Wed) 12:35:47 |
【人】 魔剣持ち ヘイズ「わかりました、ありがとうございます。ここまで案内してもらって。 それじゃあ、お祭りの間にまた会えたら、よろしくお願いしますね。その時は、僕の方からお礼させてください。奢るとか。 お気をつけて、ラヴァンドラさん。」 その場をなんたか慌ただしく去る彼女にひらひら手を振り、見送る。 最後はなんだか唐突だったけれど、避けられているのではなかった…と思う。 (…待てよ。) (88) 2021/12/08(Wed) 12:36:25 |
【人】 魔剣持ち ヘイズ(今の約束ってもう実質いわゆるデートみたいなものでは?) や…やったあ………? [次に会う時間までは決めていないけれど、街に来たばかりでこんな出会いがあったとは。 魔術師なら、街の人に聞けば居場所もわかるだろう。 彼女の方が自分に何を感じていたか知る由もなく、なんだか幸先がいいぞ、なんて暢気に考えていた**] (89) 2021/12/08(Wed) 12:41:01 |
魔剣持ち ヘイズは、メモを貼った。 (a27) 2021/12/08(Wed) 12:42:42 |
【人】 半淫魔 メレフ ーいつかの日 向日葵にてー 銀とは、古くから魔術的な霊媒として用いられている。 高貴さや潔癖、特に魔を祓う力を持つとされ、吸血鬼や狼男などに効果的だ。 [ガラクタに溢れた店内で、店長を相手に蘊蓄を垂れ流す。 エオスで素材の調達に出た際、たまさか面白そうな店を見かけて立ち寄ったのだ。 職業柄、こういった知識はお手の物だ。] はるか東の地では、不老不死の薬としても重用された。 魂の入れ物として、不変、不滅の銀が信仰されたのだね。 [ツカツカと、店内を歩く。 自分の説が正しいなら、店の中にあるはずのものを目指して。] と、言うわけで。 君の銀の魔術も、そのうちのどれかを応用したものだと思われる。 [ひとつ、大きく手を打つ。 考察の考えをこれから述べるのだ。] (90) 2021/12/08(Wed) 13:09:12 |
【人】 半淫魔 メレフあっているかな、店長さん? [答えは告げたが、正解はどうであったろう。] と、そろそろ時間だ。 悪いけど、失礼する。 またエオスに寄った時にでも。 [一通りの用を済ませて、そそくさと店を後にする。 店長の様子には、特に構う事はしなかった。]** (91) 2021/12/08(Wed) 13:14:45 |
半淫魔 メレフは、メモを貼った。 (a28) 2021/12/08(Wed) 13:15:28 |
【人】 『人形屋』 サダル―『人形屋』 注文の品― >>84もちろん、品物は既に用意してあった。 いつでも取りに来れるし、要望があればそのまま相手の元に行かせる事もできる。 男性型のホムンクルスは顔こそ店主と同じ物。 しかし骨格は確かに男性のそれ。 背丈や体格、雄型との事でナニのサイズなどは注文次第。 基本形と言われたなら、身長170の中肉中背。ナニはやや大きめのものが出来上がる。 だが、もしお任せでと口にしていたなら。 どんな背丈のものができても。 作り手の悪戯心やチャレンジ精神が垣間見えても。 商品は商品。お代はいただく。 さて。 このホムンクルスには男性型と言う以外、どんな注文がなされていたのだろうか。* (92) 2021/12/08(Wed) 13:17:15 |
【人】 向日葵 店主 イクリール─ 向日葵 ─>>90 いらっしゃいませ。 [ お店に入って来たのは独特の雰囲気の男性。 綺麗な真紅の瞳を持っていたのを今でも覚えている。] 物知りなんだね、学者さん? [ 彼の話を聞いていると知らない話もあるし 知識として知っているものも。 話の流れからして 彼はクイズの答えを当てに来たらしい。 銀の魔法、その銀の正体について。] (93) 2021/12/08(Wed) 13:46:51 |
【人】 向日葵 店主 イクリール面白いし、素敵だけど 答えは『不正解』。 そこまで抽象的じゃないの。 銀の正体は、あくまで物質。 『金』でも『銀』でもないけれど。 [ >>91彼は答えを言うと、それで去ってしまうようだ。 物々交換が出来ないのは残念だけれど こうして謎かけの答えを言うだけでも 話し相手になってくれるだけでも悪くないから。] (94) 2021/12/08(Wed) 13:47:54 |
【人】 向日葵 店主 イクリールまたのご縁に期待しています。 [ そのお客を見送り、再び店番に戻る。 真紅の瞳を見たのはそれからどれくらい経った頃か そう遠くない気もした。]* (95) 2021/12/08(Wed) 13:48:06 |
【人】 『人形屋』 サダル少女は立ち上がる。 瓜二つの少女もまた近づいて鏡合わせのよう。 それが破られたのは。 店主の方が商品のマントを外し。 衣服を一枚一枚脱がし始めたから。 脱がす方も、脱がされる方も。顔色ひとつ変えはしない。 現れた肢体は白く滑らかで、少し痩せ型ではあるが出るとこは出て、細いところは細い。 衣服を剥がし。下着を剥がし。 その、白い白い肌の上には幾つかの小さな赤い痕と、同じく赤い何かで縛られたような痕。 それをそのままに。 (98) 2021/12/08(Wed) 13:49:51 |
【人】 『人形屋』 サダル「触れてみても構いません。 浄化前の為、前の方の痕がありますが。」 言いながら。 店主の少女は小瓶を手に、商品の少女の足元へと跪いた。** (99) 2021/12/08(Wed) 13:50:04 |
【人】 向日葵 店主 イクリール─ 人形屋 ─ [ 人形屋に注文する時は基本形にするつもりだったけれど お任せ、が存在するようなので 私は喜んで店主に『お任せ』でと頼んだ。 勿論何が来ても購入を止めることはない。 一つ注文を付けるなら、顔は変えないで と言ったと思うけど多分そこは変わらないのだろう。] (100) 2021/12/08(Wed) 14:00:19 |
【人】 向日葵 店主 イクリールそのお顔は好きなのだけど 誰がモチーフとかあるの? [ そんな会話を注文の際に交わしただろう。 商品はこちらから引き取りに行くと言って 品物が気に入れば上乗せの料金でも出すとおもう。 そう言うわけで人形屋に行くのが楽しみなのでした。]* (101) 2021/12/08(Wed) 14:00:40 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ対価と合意さえあれば ―― なんて謳われるこの街で今まで生きてきたけれど その実、私の願いが叶ったことは一度も無い。 それもそうだ。 自分は 叶えるための努力 ≠しなかった。 ―――― 降り積もる雪の下に 諦観ごと憧憬を埋めて生きてきた。 (102) 2021/12/08(Wed) 14:53:19 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ―― 現在 / 市場街 ―― 「 ぁ、 ありがと…… 」 >>80 差し出された鈴を僅か震える指先で受け取り、 息を吐いては魔力を流し込む。 ―――― 都合良く彼が魔具を持っていて助かった。 こんな状態を晒すのは初めてのことだけれど、 お守り代わりに鈴の制作依頼でもするべきかもしれない。 りん、と鈴を鳴らしどうにか熱を落ち着かせれば いつも通りの要求が頭上から振ってくる。>>81 (103) 2021/12/08(Wed) 14:53:26 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 いつも訊いてるけど、本当にご飯だけでいいの? 宿代とか……そういうの全部ひっくるめて 多めに支払うくらいの余裕、あるんだけどな? 」 まさか支払い能力を甘く見られている訳でもあるまい。 一人でいるのも退屈だし、 代金を渡してすぐ別れるようなビジネスライクで無いのも 自分は一向に構わないのだけれど。 再びパイ屋へ戻る形で、彼の横を歩く。 兎族の尻尾について問われれば、目を瞬かせ。 (104) 2021/12/08(Wed) 14:53:30 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 …… ふふ。それ本気? メレフがそうしたいなら、別に その通りにお返ししても良いけど ―――― 種族の噂、知らないこともないでしょ? 」 耳を触られても良くないなら、尻尾も当然同じこと。 揶揄い混じりであると気付いていたが故に、 くすくす笑って、同じような声音で言葉を投げる。 何はともあれ再び訪う形になったパイ屋では 鈴代として、彼の要求に従おう。** (105) 2021/12/08(Wed) 14:53:37 |
魔術師 ラヴァンドラは、メモを貼った。 (a29) 2021/12/08(Wed) 14:54:15 |
【人】 『人形屋』 サダル「では、お待ちしております。」 その変化は一瞬で。ほんの僅かで。 すぐに元に戻ると商品の出来上がり日時を伝え、見送るのだ。** (107) 2021/12/08(Wed) 15:17:25 |
【人】 箱庭の雛 フェレス―― ゲイザーのパン屋前 ―― [ もらったチラシに導かれて、訪れたパン屋さん。 近づくと共に香ばしいような匂いがして、 誘われるように店前に。 ] ん〜、どうしようかな [ 店前から見えるいくつかの料理、 一つ食べるだけでもきつそうに思うけれど、 全て美味しそうで何を食べようか。 ] このミートパイも美味しそうだけど…… こっちのやつも良さそうだなぁ [ う〜ん、う〜ん、なんて、 お店の前の端の方で悩む少女がいたとか。* ] (108) 2021/12/08(Wed) 15:50:37 |
【人】 箱庭の雛 フェレス―― 向日葵 ―― [ 黒い向日葵の絵のお店。 たまたま通りかかったそのお店に入った理由はわからない。 詩的に言うのならば運命だったのかもしれない。 つまりは、物珍しさからの偶然である。 ] えっと、お邪魔します……? [ 小さな声と共に扉を開けた。 最初に目に入って来たのはたくさんの物だった。 価値はよくわからなかったけれども、 物がたくさん置かれた空間は壮観だった。 思わず声が出てしまうほどに。 ] はぇぇ……** (109) 2021/12/08(Wed) 16:09:44 |
箱庭の雛 フェレスは、メモを貼った。 (a30) 2021/12/08(Wed) 16:11:07 |
【人】 向日葵 店主 イクリール─ 人形屋 ─ 幼馴染でしたか。 創り手に会えた時はそのお話も聞きたいですね。 [ >>106恋人かとも思ったけれど幼馴染という。 人形を作った創造主ともお話が出来れば…… そう思ってたのだけど この個体の表情を見ると、こちらの方が面白いのかも。 ××××××として興味が。] (110) 2021/12/08(Wed) 16:53:40 |
【人】 向日葵 店主 イクリール── 向日葵 ── いらっしゃいませ。 [ >>109お客様は帽子を被った小さな子。 尻尾がくる、っと出ていて可愛らしい。 向日葵の店内は物が所狭しと置かれている。 鉱石や金属もあれば、空き缶のようなゴミのような物 針の止まった機会時計やおどろおどろしい××椅子。 怪しげな液体、水タバコ、etc. まるで統一されていない様々な物があるだろう。] (112) 2021/12/08(Wed) 17:03:29 |
【人】 向日葵 店主 イクリールどうぞ見ていって。 貴方にとって気に入るものがあれば良いな。 [ 見るだけならタダ。 それに金銭でやりとりをする訳でも無いからと 私はその子に店内の品物を見ていったと言った]* (113) 2021/12/08(Wed) 17:03:47 |
【人】 半淫魔 メレフーいつかの日 向日葵にてー 残念、外したか。 結構自信あったんだけどな。 [去り際、背後から聞こえた不正解の声。 正解できなかったのは悔しいが、次にまた会う口実ができたと考えよう。 店の扉を押し開き、彼女に見送られるままその場を後にした。] (114) 2021/12/08(Wed) 17:15:43 |
【人】 半淫魔 メレフ[市場街を歩きながら、彼女の言葉を考える。 流動的で、自在に操る事ができる、銀色の物質。 例えば、吸血鬼などの種族は、血液を自在に操る者もいる。 けれど、血液は銀色ではない。 あるいは、そもそも彼女自体が流体生物である可能性。 自在に操れる事に不自然はないが、それは魔法ではない。 彼女の言葉とは合致しない。 はたまた、何者かに造られた生命体。 「銀の魔法」とやらが、何者かが彼女に与えた魔法なのだとしたら、彼女の言葉も、自在に操れる事にも説明がつく。 けれど、与える理由も、そのように彼女を造った理由もわからない。] ーー…これは、ずいぶん難問になりそうだ。 [さて、次に会う時はどんな答えを用意しようか。]** (115) 2021/12/08(Wed) 17:15:55 |
【人】 魔剣持ち ヘイズー人形屋ー 「ううん、問題はないよ。ちょっと意外だっただけ。」 彼女が普通に歩いているということは、全くの無法地帯ではないか、安全な通り方というのがあるのかもしれない、と思う。 中の、愛想の乏しさも含めて全く同じように見える、けれどもう少し受け答えのはっきりした様子の店主から、店のあらましを聞いて大体の事を理解した。 「販売って…この子を? って、うわっ!何を…」 (116) 2021/12/08(Wed) 18:13:30 |
【人】 魔剣持ち ヘイズで作られた人工の人間らしい、と理解すれば、人形じみた様子も理解できる。けれど想像を超えていたのは、自分の目の前で店主が商品の子の方を脱がし始めたこと。 服が一枚一枚剥がされ、その白くてほっそりした体が目の前に曝されるのを、信じられず眺めていた。 「触れてみて、って…」 ごくりと唾を飲み込む。人間ではないけれど、初めて見る女の子の体は、想像していた以上に、綺麗だった。 手を伸ばすけれど、同じ顔をした二人の触れ合いを眺めたまま、妨げるのはなんたか憚られたそれほどに自然な振る舞いだったから。。 ただ、腰に佩いた剣の魔力は、敏感な者なら心身の変調を覚えるほどに膨れ上がったのは間違いない。 (117) 2021/12/08(Wed) 18:14:42 |
【人】 半淫魔 メレフーゲイザーのパイ屋への道中 ラヴァとー 飯代だけでいい、それ以上はよろしくない。 [店への道すがら、彼女からの問いかけに答えを返す。 彼女がどうこうではなく、互いの性質の問題なのだ。] 己れとラヴァは、種族的に相性が良すぎる。 長時間一緒にいると、何かのきっかけで己れが暴走する可能性がある。 それこそ、契約書に望む品と代価をきっちり書いておくぐらいの方が、己れが安心できる。 我を忘れて本物の淫魔みたいに、なんて笑えない。 [獲物の魔力、精気を取り込んで自らのものにする淫魔。 他者の魔力に敏感な彼女。 自分が彼女を傷つけてしまうかもしれない、そちらの方がよほど恐ろしい。] (118) 2021/12/08(Wed) 18:15:25 |
【人】 半淫魔 メレフーー…やっぱり、尻尾もふもふは遠慮しておこう。 [取り返しのつかない事態になった後で、後悔したくはない。 そうやって、親しい友人を無くしてきたし、居場所を無くしてきた。 今ではすっかり根無草、また同じことを繰り返すつもりはない。] (119) 2021/12/08(Wed) 18:15:54 |
半淫魔 メレフは、メモを貼った。 (a31) 2021/12/08(Wed) 18:18:38 |
半淫魔 メレフは、メモを貼った。 (a32) 2021/12/08(Wed) 18:19:43 |
半淫魔 メレフは、メモを貼った。 (a33) 2021/12/08(Wed) 18:23:38 |
【人】 魔剣持ち ヘイズ彼女達の触れ合いを最後まで眺めて。 おもむろに手持ちのリュックを開く。 「えっと…僕は旅の途中なんです。 この子…かはわからないけど、外を連れて歩くなんてできるんでしょうか。 それに、どう取り扱っていいのかも聞かないといけないし…」 そう言って、銀貨の詰まった手の平大の皮袋を一つ、ずしりと机の上に置く。 「難しければ貸出だけで構いません。 ただ、例えば、このくらいお金があれば一人譲ってもらう事、できますか?」 本当は、あり金全て合わせればこの5倍はある。 ただ、何もかもが初めてすぎて、まずはようやくそうとだけ口にした。** (121) 2021/12/08(Wed) 18:34:14 |
魔剣持ち ヘイズは、メモを貼った。 (a34) 2021/12/08(Wed) 18:41:12 |
【人】 『人形屋』 サダル「勿論、お客様がお望みなら。 単なる肉体だけでしたらもっと安く買えます。 頑張れば、子供のお小遣いでも買える値段です。 ただ、そのレベルでは知識も精神もほぼありません。 命ある肉塊、レベルかと。 そのくらいの資金があるなら。 既製品の新品でも大丈夫でしょう。 男性型、女性型、両性型。 ある程度なら体型も選べます。 知識や精神は…複雑なものは望めません。」 この子のように。 そう言って、店主は商品を見た。 呼吸も整い、何食わぬ顔をして立っている、瓜二つの少女。 ただ、全裸にされても前を隠すことすらしない。 その常識すら、彼女にはない。 (123) 2021/12/08(Wed) 20:06:25 |
【人】 『人形屋』 サダル「もっと人間らしくしたければ。 それなりの材料か、資金が必要です。 若しくは、こちらで選んでよければ 創造主の試作品、または遊び心の入った それなりのものならご用意できるでしょう。」 ホムンクルス。彼らは決して高くはない。 その肉体は特に。 より人間らしい心が宿れば。 複雑な精神性や感情が強くなれば。 もっと高い値がつくのだろう。 創造主が望むのはそういうものなのだから。** (124) 2021/12/08(Wed) 20:06:49 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 …… 優しいね。 獣人は人間よりは丈夫だし、私は兎だし そんなの気にする人の方が少ないのに 」 魔力量も多いとなれば、尚更。>>118 例え彼が暴走したとして傷付くことはないだろうし、 それで交友を断ち切るなんてことも、ないけれど。 「 じゃあ次からは契約書でも用意しよっか? 」 なんてころころ笑って、揶揄うように言ってから。 (125) 2021/12/08(Wed) 20:21:22 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 ん、分かった。 まあ …… どうしてもお腹が空いたりしたら 頼ってくれて良いよ。 私は貴方のこと、友達だと思ってるし 」 彼は取引相手としか思っていないかもしれないが。 それならそれで別に構わない。 押し付ける気も深入りするつもりも無いから、 反応を待つことなく彼をパイ屋に引っ張った。 (126) 2021/12/08(Wed) 20:21:29 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ尻尾が可愛らしい――獣人、だろうか? 何故だかその少女を見ると妙に落ち着かず>>108 彼が少女の後ろから大声を出すのを止められなかった。 ( ありゃりゃ…… ) 種族によっては音に敏感だろうけど、彼女はどうだろう。 驚かせてしまったようならば、「ごめんね」と微笑んで。 (127) 2021/12/08(Wed) 20:21:34 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 何食べるか迷ってるの? ミートパイならここの名物で、 甘い方が良いならアップルパイも美味しいよ 」 そういえば随分と悩んでいる様子だったな、と 拒まれなければ隣へ歩み寄り、ケース内を指差して。 ―― 観光客だろう少女に微笑みかければ 大声の詫びに御馳走させて、と小首を傾いだ。 小さな背丈と結んだ髪が可愛らしい少女を見ていると、 不意に街外れで店を営む友人の顔が思い浮かぶ。>>83 後でパイの差し入れでも持って行こう、と 彼女が好きそうなパイも追加で注文してから。 (128) 2021/12/08(Wed) 20:21:38 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ少女は素直に詫びを受け取ってくれたかどうか ―― いずれにせよ、彼は望む通り食事を手にするだろうし 長く時間を過ごせないと彼が思っている以上、 用が済めば別れだろう。 「 さっきは本当にありがとう、メレフ。 …… 祝祭期間はトラブルが多いから 滞在するなら気を付けて。 」 エオスは光も影も混在する都市だ、なんてこと 彼も分かっているだろうけれど 口を出してしまうのは、そういう性分だ。** (129) 2021/12/08(Wed) 20:28:05 |
魔術師 ラヴァンドラは、メモを貼った。 (a35) 2021/12/08(Wed) 20:29:51 |
【人】 魔剣持ち ヘイズ―裏街 「人形屋」― 二人の絡み合い…ではなく作業を凝視しながら、どうしても一部分がどうしようもなく固くなってしまって。 店主の方の子が膨れ上がった魔力に少し警戒したのも気づかない。 銀貨の詰まった袋を机に置いたまま、値段の話になってようやく再び口を開いた。 「つまり…ただの人形みたいな子ならもっと安く買えるけど、 君みたいにある程度話のできる子を買うには これぐらいじゃ足りないって事でいいですか? とても魅力的な提案だけど…僕は旅をしてるから、 自分の事はある程度自分でできる子じゃないと。 それに、少しは話もできた方がいいし。」 (130) 2021/12/08(Wed) 20:33:37 |
【人】 魔剣持ち ヘイズ「…うん。じゃあ、こういうのどうですか。 祭り中にまた来ます。何か材料か、なければ 今出した銀貨のさらに2倍。何なら2倍半。 それで用意できる一番いい子を引き取ります。 それでどうですか。」 後は何を言うか。そう、体型と性別。 当然女… 両性? (両性?) ふと疑問が頭をよぎった。* (131) 2021/12/08(Wed) 20:33:56 |
【人】 行商人見習い ポルクス[この世に金で買えぬものの1つには、 人の心があるというけれど。 なれば心で何が買えようか? なれば金で何が買えようか。 一人前になるには、その答えを自分で出せと親方は言うけど。 うーん、中々に難しい。] (132) 2021/12/08(Wed) 21:17:33 |
【人】 行商人見習い ポルクス[元々はこの街の出。 10人兄弟の真ん中あたりの、居ても居なくても変わらない俺が 行商人の親方に弟子入りして各地を飛び回るようになったのは、3年程前のことである。 兄弟全員顔が驚く程に似ているから、 1人居なくなったところではわかるまい。 それ位の、認知度の。ジェミニさんちの6番目の子だ。 毎年大体この時期に祭りがあるので、行商人の親方とともに 街に帰ってきてはいるのだけれど。(勿論。毎回休暇も貰うのさ!) 隣の家のおばちゃんに、久しぶりと挨拶をして。そうだっけ?と返されてがっかりしたのは昨日の噺である。 さて。 現在の俺は行商人見習い。 一人前のスタートラインに立つには、先に述べられた『課題』を自分の言葉で、自分の考えで答えを見つけなければならない の、だけれど。 残念ながら頭が良くない俺はというと、まったくわかんない。] (133) 2021/12/08(Wed) 21:18:53 |
【人】 行商人見習い ポルクス[が、ふと思い出す。 向日葵のお店のねーちゃんなら、 もしかしたら答えを、知ってるかもしれない。 答えを知っていなくとも、俺が答えを導き出せる ヒントか何かもらえりゃなァ。と。 だって、ねーちゃんが客に謎かけをするってこの街じゃあ割と、知られてるもの。 なんで。お店に1年ぶりに顔を出したのだけど。] イクリールの姉ちゃん、久しぶり! もーかってまっか?……あれま、お客さん? [もしかしたら俺の兄弟が顔を出してるから 久しぶりって認識してくれないかもしんないけど。 先客>>109がいるなら、さっきの素の状態でのあいさつは 何となく気恥ずかしいもんだ。 俺はやっちゃったぁ。とばかりに顔を指で掻く。その仕草は、 兄弟の中で俺しかしないものでは、あった。*] (134) 2021/12/08(Wed) 21:25:41 |
行商人見習い ポルクスは、メモを貼った。 (a36) 2021/12/08(Wed) 21:32:24 |
【人】 箱庭の雛 フェレス―― 向日葵 ―― [ それは店員のお姉さんにいくつか質問した後だったか。 未知の物がたくさんある店内を僕はまだ散策していた。 そんな時に、お店の扉が開いた。 新しいお客さんだろうか、なんて思わずそちらの方を見れば。 そこには男性が。 ] あっ [ 店員のお姉さんに気軽に声をかけた男性。 なんだか、僕に気が付くと恥ずかしそうにしたところで、 なんだかこっちも恥ずかしくなって。 そっと、顔をそらした。* ] (141) 2021/12/08(Wed) 21:58:01 |
箱庭の雛 フェレスは、メモを貼った。 (a37) 2021/12/08(Wed) 22:00:42 |
【人】 半淫魔 メレフーゲイザーのパイ屋 ラヴァ、フェレスとー [「優しい」と言われた時>>125、内心否定した。 別に、彼女に淫魔としての自分を出すことを躊躇したわけではない。 自分の欲に濡れた、忌々しい部分を彼女に向けたくはない、それだけだ。 彼女が望むならではあるが、淫魔として彼女の相手をすることを躊躇はしない。 そんな心の内を知ってか知らずか、彼女は「頼っても良い」と、言葉を重ねる>>126。] ――…言う相手と、友達は選んだ方がいいと思うけどねぇ。 兎が狼に食べられるような事態にならなければいいけど。 [耳を隠して、真の姿をローブで覆う彼女と、欲をむき出しにする姿を押し殺す自分。 似ているようで、スタンスは真逆だ。] (142) 2021/12/08(Wed) 22:04:57 |
【人】 半淫魔 メレフ[自分は、淫魔である事を肯定している。 ただ、コントロール出来ていないだけ。 それによって無くしてしまった「かつて自分がいた場所」を、心の隅で思い返しているだけ。 時と相手さえ選べば、存分に淫魔としての自分を曝け出す。 ――もっとも、そんな相手は滅多にいないが。] 礼はいい。 品を差し出して、対価を受け取った。 それ以上は、貰いすぎになる。 それより、そろそろ魔力の吸いすぎで影響が出てくるかもしれないから、一度ここで失礼する。 [あまり彼女を独り占めするのも、気が引ける。 ミートパイを受け取ると、その場に観光客とラヴァを残してくるりと背を向ける。 後の事は、二人に任せるとしよう。*] (143) 2021/12/08(Wed) 22:05:36 |
半淫魔 メレフは、メモを貼った。 (a38) 2021/12/08(Wed) 22:07:34 |
【人】 『人形屋』 サダル―市場街 果物を抱えて― 店主の少女は基本的に店から離れることはない。 だから、外で見かけることのある少女と同じ顔の誰かは、商品か既に誰かの所有物かは別として、店主とは別の個体だった。 今は籠に様々な果物を入れて歩く個体が一体。 店主の少女より大人びた体格の個体だ。 賑やかな街並みの中。 ちらほら降る雪を見上げると。 手を伸ばして、手のひらについた結晶をぱくり。食べた。** (144) 2021/12/08(Wed) 22:09:31 |
【人】 行商人見習い ポルクス ど、どうも……。 [店のお姉さんしかいないと思ったらお客さん。 たがいに気まずい、気恥ずかしい。>>141 何とも微妙な空気が、俺らの間に流れたのだろう。多分。 幼子の頃には、宝物の山のように思っていた向日葵の店。 色んなものがあり、何時間でも居られる位に 彼方此方に不思議なものが一杯だったなぁと 年を取った今でも、思う。 逸らした視線の先には流動性のスライムの様な何か>>83 今日は姿が見れた。ラッキー。 しかし、スライムは兎も角お客さんは見ない顔だなぁ。と スライム?から互いに顔をそらした女性を見る。] (145) 2021/12/08(Wed) 22:12:56 |
【人】 行商人見習い ポルクス もしかしてお祭りで、この街にやってきたの? それとも新しくこの街に引っ越してきたとか。 [ここの出身なんだよね。俺。と言い添えて。 今度はちゃあんと、女性の方を向くのだ。 うん、やっぱり見覚えがない。*] (146) 2021/12/08(Wed) 22:13:08 |
【人】 向日葵 店主 イクリール─ 向日葵 ─>>134 うちはお金でやり取りしないから その場合は儲かってないのかしら。 いらっしゃい、ジェミニさん。 [ 客入りという意味ではそんなに入ってないので その意味でも儲かっていない方だけど。 数少ない客なので名前は覚えている方だが 彼らは顔の似てる兄弟で区別はパッとつかない。 来てるのは2、3人だったけど。 >>141ちょうど小さな子が来てた時のこと。] (147) 2021/12/08(Wed) 22:25:00 |
【人】 向日葵 店主 イクリールぁ、ポルクス、だったかな。 久しぶりじゃない? [ 彼の顔を掻く仕草で何となく思い出した名前を言うが 間違ってたら申し訳ないかも。 なんだか恥ずかしそうにする2人の様子をニコニコ見つめた]* (148) 2021/12/08(Wed) 22:25:08 |
【人】 箱庭の雛 フェレス―― 向日葵 ―― えっと、こんにちは? [ お互いに同じような気持ちになったのか、 あまり心地よくない感覚を感じた。 視界の外、その人から同じようにそらした視線の先。 そこには変なスライムが一匹? なんだろう、なんて気になっていた時に声をかけられた。 ] (149) 2021/12/08(Wed) 22:26:40 |
【人】 箱庭の雛 フェレスえっと、その少し離れたところから来たんです クリス……あ、その、育ててくれた人がどうせならって [ 目的は観光という物ではないけれど。 本来の目的はどうせ叶わないのだし、 結局は観光と同じものになってしまった。 ] お祭りを楽しんできなさいって [ そっと、口元を隠した。* ] (150) 2021/12/08(Wed) 22:27:00 |
【人】 向日葵 店主 イクリール── 向日葵 ── ここは骨董品店。 私の好きな物や、誰かの好きな物を集めているの。 気に入った物があれば 物々交換でやり取りをするお店だから 貴方も好きな物があれば交換してみる? [ >>137その子の質問に答えると 次に次にと質問が続くのでゆっくり答える。] (151) 2021/12/08(Wed) 22:33:13 |
【人】 向日葵 店主 イクリール私が集めた物もあるし お客さんから交換した物もあるかな。 その腕輪? 本当に大したことないよ。 腕輪に石が嵌め込んであるでしょう。 その石は、周りの気温によって色が変わるの。 腕輪型の温度計。 [ >>138よく分からないでしょ。と笑ってみせた]* (152) 2021/12/08(Wed) 22:33:41 |
【人】 行商人見習い ポルクス― 向日葵の店にて>>147 ― まぁ、確かにお金じゃないけど、 でもでも、物流があるなら 儲かって……る、と、いえるかも? [と考えたけど。客の入りは今も昔も ゆったりとしたものなのだろう。 だって、そこに飾ってある銀の髪飾りとか 俺5年前も見た気がするし。 ”ジェミニさん”の家の6番目。 なのでいらっしゃいの後、そっちの方を呼ばれた時には 少しだけしょんぼりとして―― 次いでぱっ!と顔が華やいだ>>148] (153) 2021/12/08(Wed) 22:37:13 |
【人】 行商人見習い ポルクス そう!俺、ポルクス! 久しぶりだよ!1年ぶりだよ。 [双子の弟のカストルでも、1つ下のデネブでもなく。 スライムも久しぶりだよね。と、 お店を掃除する銀色のアレを、勝手に命名した名前で呼びながら 姉ちゃんかわんないねぇ、とにっかり。 まぁ、それも他のお客さんが来てたこともだけど。 姉ちゃんに大人になったってのに子供っぽいとこ見られたのも 気恥ずかしさがましましの理由の1つなんだよね*] (154) 2021/12/08(Wed) 22:37:28 |
【人】 行商人見習い ポルクス[色んな要因重なって、気まずさプライスレス>>149 なのだけど、どうやらみない顔の女の子は 此方の声掛けにこたえてくれるようである。>>150] そっかぁ。ま、今は年に一度の祝祭だしね。 魔王様が倒されたお祝いなんだとか。 遠くからも近くからも、この時期だけは 一杯人が来るんだよね。この街に。 育ててくれたクリスさん、って人も もしかしたらこの時期のこの街に来たことがあるのかもね。 ――ここのお祭りは、凄いんだよ。 雪景色もきれいだしさ、色んな屋台も出るし。 [口元を隠す女性に対し、行商人見習いは 首にかけてある耳当てを撫でる] (155) 2021/12/08(Wed) 22:43:36 |
【人】 行商人見習い ポルクスそれにこの街自体もね。 何せ、昔っからこういわれてるんだ。 『この街では、対価と引き換えに望むものが 何でも手に入る』 ――だって、さ。 [イクリールの姉ちゃんの店、みたいにね。 と、付け加えるのであった。*] (156) 2021/12/08(Wed) 22:44:06 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ知ることのない彼の内心がもし伝わりでもしていたら 「そういうところが、だよ」なんて事も言えただろう。>>142 実際は知る由も無く 踏み入ることもせず 薄氷が割れるなんてこともない。 「 大人しく食べられる兎に見える? 私、魔術には自信があるんだけどな 」 ―――― さっきは油断していただけだ。恐らく。 あの少年が … というよりは、持っていた剣。 あれ以上に魔力をぶつけられてしまえば 幾ら術式を編んでも、耐えられるかどうか。 街中で魔力が暴発しないかも懸念点である。 (157) 2021/12/08(Wed) 22:46:42 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラパイ屋で声を掛けた少女の驚きようは、 尻尾の毛が逆立っているのでは ―― と確認する程。 耳は揺れても毛が逆立つことのない自分には、 なんとも可愛らしいものに映る。 「 ぼく? …… あ、ううん、なんでもない。 驚かせちゃったのはこっちだもの お近づきの印に …… なんて、どう? 」 ふふ、と咲って、アップルパイをひとつ追加すれば 彼女の笑顔は見られただろうか。 (158) 2021/12/08(Wed) 22:46:46 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ彼が立ち去るなら肯いて、「またね」と手を振った。 祝祭期間はここにいるのだろうし、 依頼をするにしてもまた今度の方が都合も良いだろう。 観光客らしき少女がまだその場にいてくれたなら、 くるんと振り返って。 「 無愛想な連れでごめんね、お嬢さん。 私はラヴァンドラ、エオスの魔術師。 何か困ったことがあれば、声かけてね 」 そう紡げば、やはりにこやかに微笑んで ひらひらと手を振ってその場を立ち去る。** (159) 2021/12/08(Wed) 22:46:54 |
魔術師 ラヴァンドラは、メモを貼った。 (a39) 2021/12/08(Wed) 22:48:11 |
【人】 向日葵 店主 イクリール── 向日葵:ポルクス ──>>153>>154 商人さんが言うなら、そうなのかな? 物々交換だけって訳じゃ無いけど。 [ 物々交換以外と言うと 艶のある話になってくるのだけれど ポルクスは知っていたか、知らないか。 知っているなら、少し悪戯っぽく。 知らないなら、微笑んでなんとも無いように流そう。] (160) 2021/12/08(Wed) 22:51:25 |
【人】 向日葵 店主 イクリール1年?たったの? そっか、ちゃんと元気だったんだね。 [ 彼が顔を出したのは昨日ぐらいに 思えていたけれど、確かに昨年だったような。 ただ無事に旅をしているだけでも 私は良かった、と思う。 安全が一番だから。]* (161) 2021/12/08(Wed) 22:51:33 |
【人】 向日葵 店主 イクリール── 魔術師の友人 ── [ エオスに長く住み着いているけれど だからと言って交友関係は広くない。 仕事以外だと他者の名前を忘れがち。 なので数少ない友人の中でも 最近出来た友人は1、2人いるかどうか。 その1人がラヴァンドラだ。 初めはその高い魔力に惹かれて。 次は美味しいパイ屋さんで。] (162) 2021/12/08(Wed) 23:02:07 |
【人】 向日葵 店主 イクリールラヴァはどうして魔術を修めてるの? 才能とかは置いておいて。 魔術が好きな訳じゃないと思うんだけど。 [ 一緒に甘味を食べながら、そんな話をした。 彼女は高位魔術師だけれど 魔術自体をどう思ってるのか聞いてみたくて。 それは稀有な彼女の才能を見てか それは彼女が普通の人のように振る舞う姿を見てか。]* (163) 2021/12/08(Wed) 23:02:26 |
【人】 魔剣持ち ヘイズ―裏街 「人形屋」― 「そっか。そうですよね。魔法でも、まだ研究中のこと、色々あるんですね。 …そうだ、君達って、その。…寿命とかあるんですか?」 ラヴァンドラさんとの話を思い出しつつ、ふと浮かんだとりあえずの最後の質問。迷った末、口にする。 ただ、購入の意思に変わりはない。 差し出される契約書にもサインをする。 後は何か珍しい掘り出し物でも見つかれば、その分銀貨は手元に残る。悪銭だから使ってしまえばいいとは言え、手元に残した方がエオスをより長く楽しめるのは間違いない。 「それじゃあ、また…必ず来ます。 えっと、僕はヘイズ。サインのとおり。君達の名前は?」 それもまた聞けばいいかなんて思いつつ、契約書にサインして、都合をつけてもらい、ついでにちょっぴりいい思いもして、店を出た。** (164) 2021/12/08(Wed) 23:03:00 |
【人】 行商人見習い ポルクス― 向日葵の店にて>>160 ― そうだよ!この未来の大商人の、予定の 俺が言うんだからきっと間違いない。よ ……っ。 [思わず、顔を赤らめ息を飲んだのは。このお店が物々交換、ってだけじゃないのを知ってるから。 悪戯っぽい色合いの声音を混ぜた彼女に、そのことを思い出してほんのり顔が赤らんだ。 そうなるくらいには、俺にゃ経験はないんだ。 ――『この体』じゃあ、誰かと交わることすら難しい。たいてい引かれるだろうし。 女性のまろやかな肢体に手を這わし抱き寄せる。 男性の力強い腕に抱きしめられる。 そのどちらを求めているのかすらわからぬ、男でもあり、女でもある自分。それでも性欲は人並みにあるのがまた困ったものではあった。 双子の弟のカストルなんて、こないだ卒業したというのを聞いた。羨ましい限りである。] (165) 2021/12/08(Wed) 23:07:27 |
【人】 行商人見習い ポルクス うん。色んな街に行って、 色んなものを見てきたよ。すげー広い海だって! あ、姉ちゃんにお土産もあるんだよ。 東の国の、ハーブ乾燥させたものだけど。 [香りはいいんだよね。と、それが入った小袋を差し出した。 尚、本来は穀物を捏ねたものに混ぜたりして使用するらしい。 のだが残念ながらそこまでの知識を仕入れていないため 匂い袋として渡したわけである。 中々独特な匂いでしょ?と、 反応をワクワクして待つ行商人見習い。 もしかしたら、姉ちゃんなら知ってるかもしれない。 或いは、姉ちゃんと一緒にいるのをたびたび見かけた魔術師なら>>128 この謎ハーブの知識はあるのかも、しれないけど*] (166) 2021/12/08(Wed) 23:08:04 |
【人】 向日葵 店主 イクリール── 人形屋 ── [ 少し陽も傾いて来た時刻。 店を一度閉めて私は人形屋に向かう。 片手には小さな籠を持ち 降り積る雪を横目に歩いていく。 綺麗に除雪された道にも、わずかに雪が降る。 膜のような雪を踏みしめると 後に残った足跡は異常な程黒く染まっていた。 焼け跡のような、汚泥のような、そんな色に] すみません、受け取りに来ました。 向日葵の店主です。 [ 人形屋に着いて、軒先で肩についた雪を払いながら 店内に入り声をかけた。]* (167) 2021/12/08(Wed) 23:10:15 |
向日葵 店主 イクリールは、メモを貼った。 (a40) 2021/12/08(Wed) 23:12:34 |
【人】 箱庭の雛 フェレス―― 向日葵 ―― 骨董品店ですか? 物々交換……だからいろんなものが…… [ もう一度辺りを見渡せば、やはりたくさんの物。 骨董品というには新しそうなものもある感じはするけれど、 物々交換ならば、いろんなものが集まったのかと納得。 ] 残念ですけれど、交換できそうなものはお金しか…… [ 魔法のかけられたブローチなんて物も持っているけど、 これは僕に必要な物だから、交換はできない。 冷やかしになってしまうな、なんて肩を落とした。 ] (168) 2021/12/08(Wed) 23:13:49 |
【人】 箱庭の雛 フェレス気温で色が変わるなんて不思議ですね? [ 腕輪の説明を聞いて、ついていた石に興味を持った。 もしかしたら何かに使われてるんだろうな、なんて。 けども、僕が持ってても意味がないな。 そんな風に思って腕輪を元の位置に戻した。 ] お姉さんがこのお店の中で、 一番不思議に思った物ってどれなんですか? [ 未知にあふれたこの場所で、 一番不思議なのはなんだろう、と。* ] (169) 2021/12/08(Wed) 23:14:17 |
【人】 箱庭の雛 フェレス魔王様が倒されたお祝いですか…… [ 本当にそんな人がいたかなんて、 あまり長く生きていない僕は思ってしまうけれど、 居て欲しいな、なんて密かに思う。 ] たくさんの人がいてすごいですよね 人波に酔ってしまいそうなほどに…… [ 少し、慣れない人波は大変だったと、零すように。 ] (170) 2021/12/08(Wed) 23:14:36 |
【人】 箱庭の雛 フェレスその噂を聞いたことありますけど、 不思議ですよね? [ なんでもなんてないのに、 叶わない希望があるというのに、 そんな物があるから、夢見てしまう。 クリスが藁にも縋る思いで探した希望なんて物に。 ] まぁ、僕には関係ない話ですけど [ 期待するだけ無駄なのだから。* ] (171) 2021/12/08(Wed) 23:14:52 |
魔剣持ち ヘイズは、メモを貼った。 (a41) 2021/12/08(Wed) 23:21:59 |
【人】 行商人見習い ポルクス そう、俺が生まれるずーっと前に 勇者様が倒したんだってさ。 [観光資源としての美しい雪景色のあるこの街に。 より多くの来訪を期待しての付加価値をつけたのかもしれないが 何にせよ、毎年行われる祝祭は、 年々規模を増しており、ここいら一帯では一番の 賑わいを見せていると遠くの街でも噂を聞くほどである。] ねぇ。凄いよね。 祭りの間はすっごい賑わいだから、 酔ってる間のスリや迷子にゃ気を付けて。 [集まる人々は優しい人ばかりじゃあない。 街の人間ならそのあたりは理解ってるだろうけど、 見たところ他所から来た人間だろうしと。 3年前まで街の人だった己は、そう忠告を。] (172) 2021/12/08(Wed) 23:24:04 |
【人】 行商人見習い ポルクス 不思議。確かに、そうかも。 なんだろうね。俺はこの街で生まれ育ったから、 そういったことを信じていたい、って思うんだ。 ……もしも叶えられたら、素敵だろうなって。 [本当に全部叶うなら、 と、内心に秘めた願いはあるのだけれど。 そもそも、本当にそれは願いなのだろうか。という惑いもあり 今迄かなえられたことが、ないままではあるのはさておいて。] そう? 例えば美味しいパン食べたい!とかの 小さい願いだったら叶うかもだけど。 [なんだか、関係がないと言い切った眼前の女性が どこか言葉とは裏腹なように思えたからかもしれない。 ただの商人のカンなので、違うかもしれないが。 少しだけ、気にはなったのだ。*] (173) 2021/12/08(Wed) 23:24:24 |
【人】 向日葵 店主 イクリール── 向日葵:ポルクス ── 自信があるのかないのか 分からないね。ふふ。 [ ポルクスはこのお店の違う利用方法も知っている。 けれど相手をした事はない。 私はポルクスが男の子と思っていて 実際は両性だとは知らなかったと思う。 揶揄ったとしても、ポルクスに手を出す事はない。 ここは物々交換のお店で お客が望む事から全ては始まるのだから。] (174) 2021/12/08(Wed) 23:24:33 |
【人】 向日葵 店主 イクリールなに、香草? どういう匂いなのかな。 [ ポルクスが持って来たお土産の小袋。 私は顔を近づけると、すんすん、と匂いを嗅いだ。 あまりこちらでは嗅いだことのない独特の匂いがする] 不思議な匂いね。 良い匂いかは、わからないけど。 貴重な物をありがとう。 いつか御礼するね。 [ >>166お土産の正体を私は知らなかったけれど 良いお土産を貰ったと笑顔になる。 まさか商人がタダでとは思ってないから いつかお礼をすると彼に言う。]* (175) 2021/12/08(Wed) 23:24:55 |
【人】 魔剣持ち ヘイズー市場街ー 祭りの前ではあるけれど、早くもある程度見通しが立ったのを嬉しく思う。 果たしたい約束もできたし、持ち金の半分をはたいてでも買いたいもの(?)も見つけた。 後は、そう 「銀貨の代わりになりそうな珍しいもの、かあ…」 魔剣は手放せない。身を守るために必要だ。もっとも、持っているために面倒に巻き込まれる気もするが… それに、経験上売って手放した所で、前の所有者が事故に遭ったとか、なんやかやで必ず戻ってくるのだ。こちらが丸儲けでは気の毒になる。 「何か他の珍しいもの…ないかな。」 他ではお目にかかれないもの。値段以上の価値のあるもの。普通のやり方で手に入らないもの。 そんな物を探したい…けれど自分は目利きができない。 「こういうの詳しい人か、マジックアイテムの店とか、ないかな…」 そんなことを考えながら、町中をぶらついていた* (176) 2021/12/08(Wed) 23:39:11 |
【人】 向日葵 店主 イクリール── 向日葵:フェレス ── うちはお金では取引してないの。 本当に何でも良いの、交換して良いと思える物なら。 ……差し出せる物なら、かな? それに話し相手に、お店に来てくれるだけでも 嬉しいから、気にしないで。 祝祭を回って、何か手に入るかもしれないしね。 [ >>168私は柔らかに笑い その子に気にしないようにと伝えた。] (177) 2021/12/08(Wed) 23:41:50 |
【人】 向日葵 店主 イクリール一番不思議な物…… それなら一つ。 あそこに水瓶があるでしょう。 あの水瓶を覗き込むと、覗き込んだ人間の 『最も知りたくない事』を強制的に見せてくるの。 不思議なのはその原理じゃなくて 何故、そんな物を作ったのか、が不思議でね。 私は未だに分からないの。 知りたい事じゃなくて 知りたくない事を教えてくるなんて。 貴方はどう思う? [ そうその子には聞いて そして、あの水瓶の中を覗かないようにと忠告する。 以前覗いたお客が、そのまま自殺した事があるからと]* (178) 2021/12/08(Wed) 23:42:16 |
【人】 行商人見習い ポルクス― 向日葵の店にて ― うっ……そ、それは 将来をお楽しみに、みたいな。 [そういったことがあると、知っている。 それでも自分は、姉のように慕う人にそういった意味で 手で触れたことは、なかった。 普段のふんわりとした雰囲気は その時、はどのように変わるのか。 それを知っているのは、彼女と取引を交わした者だけだ。 彼女の、「客」だけだというのを知っている。 揶揄に頬を赤らめても、それは理解していた。 ここは彼女の店。取引は対等でなければならぬのだから。] (179) 2021/12/08(Wed) 23:43:59 |
【人】 行商人見習い ポルクス 俺も、初めて見た香草でさ。 珍しいなーって。 [不思議な香り。でも独特でも不快ではない、もの。 懐かしいような。ふとした瞬間に甦る記憶のような。 そんなもので。気が付いたら手に取っていたものだった。 どうやら不思議ではあるが嫌いな匂いではなかったようで、一安心。 勤め先の主人には、お前の選美眼は。と言葉を濁されることもあり ちょっぴりどきどきしていた。] どういたしまして! お礼は期待してるよ! [お礼なんて良い、とは言わない。思ってても。 姉ちゃんも、俺も商売人なのだから。 だからいつかを期待してるよと笑むのであった*] (180) 2021/12/08(Wed) 23:44:26 |
【人】 向日葵 店主 イクリール── 向日葵:ポルクス ── えぇ。 ……あ、でも大商人になると商売敵になるのかな。 そうしたら困るな、私のお店は小さいから。 お客さん取られたらやっていけないかも。 [ >>179私はそんな事を言ってみた。 そもそも利益目的でないので これが彼を揶揄ってるだけだと分かるだろうが。 くすくすと笑うけれど 彼の将来が楽しみなのは、本当だ。] (182) 2021/12/08(Wed) 23:57:49 |
【人】 向日葵 店主 イクリール面白くって、良いと思う。 この香草、何か効果があるの? 落ち着くだとか、身体が温まるとか。 [ >>180香草には匂いだけでなく 効能があるものもあり、そう言うのはあるのかと。 香りだけで満足はしたから、無くても良いのだけど。] (183) 2021/12/08(Wed) 23:58:04 |
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