人狼物語 三日月国


7 【R18】鈴蘭の村:外伝6〜カフェリコリス〜【RP半再演ペア】

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視点:

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蒼い三日月が辺りを照らす。伝承は果たして真実なのだろうか。
もし真実であるならば、異形の刃を見つけ出し、打ち砕かなければならない。

どうやらこの中には、村人が1人、共鳴者が3人、念波之民が1人、人形使いが1人、黙狼が1人、響狐が2人、妖兎が4人、聖女が1人、執行者が1人、童子龍が2人、幻魔が2人いるようだ。

【人】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル

───という感じで、気づいたらここにいました。

[マスター代理を名乗る女性に顛末を話した。
とにかくゆっくりして行くように勧められる。

そんな暇はないのだが。
自分が倒れたら、あの子がどうなるのか。

快復するまでお世話になります────そう、告げたのが数日前であった。]*
(0) 2019/04/12(Fri) 23:00:00

【見】 最上 雪

[きっかけは些細なことでした。
鍵垢の友人に酒の勢いで書いた落書きが絶賛され
気付けばイベント等で時たま本を出すまでに。


一体どうしてこうなった。
何がどうしてこうなった。



しかしこの人生、悪いとも思わないのは
日々の活力と推しと萌えの供給が
ネットや現実世界を見れば
そこかしこに溢れているからでしょうか。


そう、
妄想は現実から作られているのです。




(前奏)]
(@0) 2019/04/12(Fri) 23:00:12

【見】 最上 雪

[日常からああの 萌えシチュとおおおお
キラキラキラああああの神絵師のおおおおお
尊い 思った その瞬間

滾る思いをぶち込んでええええ


\ジャン♪/


へええええいいいいじいいいいつうううううはああああ
妄想中うううう 妄想中うううう
妄想夢ううううう中うううううう
(チャララッチャチャチャチャチャン♪)


こいつをググッと取り込めばぁああああ
浮世の苦しみ紛れまぁすっ♪


(チャララチャンチャン チャンチャン♪)]
(@1) 2019/04/12(Fri) 23:00:30

【見】 最上 雪

[────以上、ミックス○ュースの替え歌でした。
ご清聴誠にありがとうございました。


くっ、そして更新時刻までに間に合いませんでした。
遺憾の意。
]**
(@2) 2019/04/12(Fri) 23:01:22
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2019/04/12(Fri) 23:01:51

【人】 マスター代理 リウビア

[────と、未だに名も>>0
聞いていない男が告げたのが数日前。


こちらも目を覚まさないが
そろそろ医者とやらに診せたほうがいいのか考えものであった。]*
(1) 2019/04/12(Fri) 23:03:54
最上 雪は、メモを貼った。
(t0) 2019/04/12(Fri) 23:05:19

 
[ 失望の気配に睫を震わせても、
  届かない腕も言葉もどうにもできなくて。

  きっと、酷いことを言ったのだろう。
  けれどその原因を知らないままではこれ以上、
  何を言葉にしていいのかすら分からずに。

  落ちた腕は距離の遠さの実感を呼んで、
  はふ、と抜けた吐息を狼に落とし苦笑した ]
 

古城の吸血鬼 ニクスは、メモを貼った。
(a0) 2019/04/12(Fri) 23:06:09

古城の吸血鬼 ニクスは、メモを貼った。
(a1) 2019/04/12(Fri) 23:06:35

【人】 マスター代理 リウビア

─開店時間外での幕間─
[マスターはサボり出したら最近姿を見せない。
見掛けたらソファ毎天井に突き飛ばすが反省しない。

他の臨時店員はそれぞれの世界に戻った。
尋ねられても曖昧に暈かしただろう。

パートの子は優秀だが
Danteがどれぐらい滞在するか不明だが会えば紹介はするだろう。]


  あら、そう?
  私が知ってる限りは何でも出来るわよ。

  ……私より先に入った店員は
  よく働いてくれたけど料理がダメだったしね。


[客との会話と言われてやや首を傾けた。

当たり障りの無いのを好む客もいれば
少し耳を傾けて欲しい客もいるだろう。

リウビアは後者の客の相手は余り得意では無かった。
未だに人間の機微には疎いのでDanteの思惟にも勘付かない。>>0:794
語られない過去に深慮するほどの心の移ろいはない>>0:795
逃亡した店員はそんなところを見透かしていた。

きっと、他にも理由はあったのだろう
。]
(2) 2019/04/12(Fri) 23:06:54

【人】 マスター代理 リウビア


  まあ、……そうね。
  マスターなんてエスプレッソ自体知らなかったから。
 
  あなたどうしてカフェなんて建てたの?
  って……来た当時思ったものよ。

  

[機械音痴であれボタン一つで作れるのだから良いが
やはり風味が違うのでリウビアとしては許せなかった。]


  ああ、そうよね。
  その辺は本人に気をつけて欲しいものだけど。

  店の方から聞くのが最近の風潮かしらね…?


[そう言えば以前に妊婦も来店していたが>>0:796
あの時はハーブティーは扱ってなかったが。

何を出したかまでは流石に覚えていないが。
その後無事に赤子を連れてきていたので大丈夫だろう。

今後は気をつけるべきか、とメモをした。]
(3) 2019/04/12(Fri) 23:06:59

【人】 マスター代理 リウビア


   あら、大袈裟ね。

   偶然ここで上手く出来ただけよ。
   他のとこでも出来るわよ、きっと。 


[実際、現状は帰る場所がないのは、無いのだろう。
”今”は、ということになるが。

料理との相性という点に置いては
深く追求したことがなかった。

目新しい見解とともに
新たな知識を得たのはリウビアも同じ>>797]
(4) 2019/04/12(Fri) 23:07:01

【人】 マスター代理 リウビア

─閑話休題・新人店員の話>>0:798


[医者、と聞かれて首を捻った。
医者……に診せられるような子ではない。]


  ああ、いえ、持病みたいなものなので。
  放って置けば治るから大丈夫よ。


[若干、煙に巻くような台詞で打ち切ろうとした。
おそらく勘の良い彼なら理解してくれるだろう、と。

あの子が倒れてるせいでマスターに紹介出来ないのは
少々、心苦しい面もあるが。]
(5) 2019/04/12(Fri) 23:07:03

【人】 マスター代理 リウビア


  ああ、アレルギーは無いわ。

  あとはお子さま舌だから
  苦いのはやめた方がいいかも。


[珈琲もカフェオレしか飲まない子だし。
好みに文句を付けるつもりはないが。

蜂蜜を入れたらいいということで
成る程そうして飲みやすくするのかと得心した。

熱くて飲めないという事は無い筈。
氷雪の精霊だが、そこらの精霊ではないらしい。

実のところよくわかってないが。]

[尊敬の念だとか、執心だとか。
リウビアには遠い感情だ。

全く無いとは言い切れないが
性質上人よりずっと感情は、薄い。

このカフェで随分と
人間味は増した方だが。

ぽつん。雨が降る。
あなたの境地にはまだ遠い。]
(6) 2019/04/12(Fri) 23:07:06

【人】 マスター代理 リウビア

[Danteが救えなかった”相手”など無論知らない。>>0:802
感傷的に映ると口にされれば驚きに目を丸くしたが。

飲食を避けている訳では無い。
差し出されれば受け取る。
疲れ、というのは今一つわからないが。

付喪神だと知らないからこその”気遣い”を
無碍にするほど、人間を理解していない訳ではない…つもり。]



  ええ、もっとひどかったら
  ちゃんと自室で休むようにね?

  ダンテまで倒れられたら
  休業看板用意するしかないわね。


[告げれば休憩をしているところなど
ほとんど見たことがないだろうことに
怪訝さが増すかもしれないが。]
(7) 2019/04/12(Fri) 23:07:08

【人】 マスター代理 リウビア


[────だから]


[人ではない身。
付喪神ゆえにどうしたって共感出来ない領域。

リウビアの行動理念は”カフェの運営”
”お客様にひとときの安らぎを”

────その理念は「店主」のもの。
それが根付いた付喪神がリウビアだった。]*
(8) 2019/04/12(Fri) 23:07:10
 
   ねえ、同じ瞳の誰かって誰……?
   さっき言ってた
セレス
って子がそう……?

   ぼくにはそれが分からない。
   だから、あなたのことをもっと知りたかった。


[ 知らない間に重ねられ問われたことに感じたのは、
  興味と、理由の分からない痛みでしかなくて。
  落とす言葉が置き去りの響きであることには気付かずに ]
 

   ………貴方しか知らない子は、
   開けてはいけない扉の向こうにいるのかな。

   

不器用 ラッセルは、メモを貼った。
(a2) 2019/04/12(Fri) 23:08:29

舞台役者 ヴィクトルは、メモを貼った。
(a3) 2019/04/12(Fri) 23:08:38

リコリス臨時店員 Danteは、メモを貼った。
(a4) 2019/04/12(Fri) 23:09:05

Another Stigmata アレクシスは、メモを貼った。
(a5) 2019/04/12(Fri) 23:10:45

巨人のアヴェンジャー クガネは、メモを貼った。
(a6) 2019/04/12(Fri) 23:13:58

幕末のライダー シロガネは、メモを貼った。
(a7) 2019/04/12(Fri) 23:15:03

裁判官 リーベルトは、メモを貼った。
(a8) 2019/04/12(Fri) 23:17:46


[ 好奇心で殺されるのならばそれでいい。
  故に、過去への配慮を捨て、真っ直ぐに問う。

  答えを期待して、静かに紅眼を射抜き、
  己にとっては残酷な優しさに首を振りながら。 ]

   
   ううん、要らない、です。
   ここがぼくの最後の居場所だったから。

   でもここは貴方とその罪の居場所だった。
   そういうこと……だよね?


[ 幾千の夜を越えたのかすら知れない彼の痛みへ、
  手を伸ばそうとすることこそ傲慢なのだろうけれど。

  唇をまたきつく噛みながら、
  拒絶が背を押すのを待つように身を縮めて ]

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル

[────時は、一週間前に遡る。
妻がいなくなって以来
男手一人で育ててきた愛娘が二十歳の誕生日に失踪した。

         まるで愛妻と同じように。


  あの子は確かに
  母親に似ているところがあった。

  己が得意とする召喚術の適性も低かった。

  甘かろうが護衛をつけていた
  召喚獣まで手元に戻る始末。


  寝食を忘れて探して
 ────当然のように倒れた。]
(9) 2019/04/12(Fri) 23:23:29

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル




    
 
  ……ジーナ…



[あの子は黙っていなくなるなんて
妻のことがあるだけに考えられなかった。


何か惨事に巻き込まれてやしないか。
───…倒れかけた意識で、ふつり、と影が差す。

姿はよく見えなかった。
その気配は只人のものではないと感じたのは
疲弊しきっていたが故に敏感であったからだろう。


男と思われる声の問い掛けに
────意識が朦朧とする中で答えた。]


   ………水を…

    あの子を…見つけるまで帰るわけには


[意識が途切れた。
臨界点に達した訳では無い。
────…時空の移動に体が耐えきれなかった]*
(10) 2019/04/12(Fri) 23:23:35

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル

[ベッドから起き上がる。
意識を失って数日が経っていたか。

恐らく先に雇われていた
Danteとは一度ぐらいは挨拶をしていたか。

こうしてはいられないと立ち上がる。

────…そう、娘を探す代わりに
働くことと”何か”を求められたが。

意識不全となる前の出来事は靄が掛かっていた。]


 おはようございます……には遅いかな。
 働かざるもの喰うべかざるとは言ったもので。

  少しぐらい体を動かさせて頂いても?

[ホールで見掛けたリウビアとDanteに語りかける。

数日倒れていたといっても
この身は人間ではない。

何より────対価の為には
どうやらカフェで働くのはひとつの条件だった。

尚この男。男手一人で娘を育てていただけあって
料理の腕と、紅茶の腕は一品だった。]**
(11) 2019/04/12(Fri) 23:23:40
マスター代理 リウビアは、メモを貼った。
(a9) 2019/04/12(Fri) 23:29:09

氷炎の剣士 フリーレは、メモを貼った。
(a10) 2019/04/12(Fri) 23:30:55

 
   鍵の場所を教えたのは、なんで……?

   
[ 寄り添う狼の毛並みが脚に触れなければ、
  空気に耐えきれずに視線を逸らしていただろう。

  繋いだ言葉を静かに。

  自らを化け物と称した綺麗な主を前に、
  跪く姿勢を止めずに同じ目線の紅眼を灰と蒼で絡めて ]

リコリス臨時店員 Danteは、メモを貼った。
(a11) 2019/04/12(Fri) 23:36:27

 
   ……鋭い牙をもって血を吸って生きる貴方と、
   陽で傷める瞳を二つ持つ、色味のないぼく。

   ぼくが特別なら、あなたも特別なだけだよ。
   

[ 辛抱強く言い聞かせる言葉に首を振る。
  特別だからこそ排除された子供の感傷だと、
  切り捨てられればそれまでの理屈で頑なに。

  普通から外れた存在という意味では同じだと、
  我儘でしかない感情を発露しながら ]
 

【人】 巨人のアヴェンジャー クガネ

[ 純粋無垢は、真っ白のカンバスと同じ>>0:881
 筆を取る何者かによって、きっと違った色を見せるのだろう

 それでも、最後には自分で色を選びたい
 良いも悪いも、後悔だけはしないように ]


 ( ――そうして、貴方に二度と
   傷を負わせないように願うんだ )



[ どれだけ貴方が青の世界に心惹かれようと
 最後には"陽"の元へと戻ってくる。>>0:882
 それが分かれば、心に芽生えた僅かな不安も
 きっと消え失せもしただろう

 ――"海"が互いのいつか帰る場所であっても
 もう少しだけ待っていてほしい。と ]
(12) 2019/04/12(Fri) 23:44:30

【人】 巨人のアヴェンジャー クガネ

[ 己の一番の取り柄はこの馬鹿正直さだ>>0:883
 そしてシロさんの心と表情を揺さぶるのが
 生きがいの一つであれば。

 ――とはいえ、この言葉は純粋な想いから
 零れ落ちたもの

 オレが何度でも"好き"という気持ちを自覚しているように
 この言葉によって、何度でもシロさんが
 オレを好きになってくれていたら、それで良いな ]


  おう!びしばしやってくれよ!
  よろしく頼むぜ!シロさん先生!


[ 同僚の女の子が呼ぶように、ふと思いついたまま
 後ろにそう付ける。

 なるほど。確かに彼の教え方は上手かった
 浮けない金づちがビート版10mでも確実な進歩だ
 またいろんなことをシロ先生から教えてもらうのも良いなと
 己は満面の笑みを浮かべそう思うのだ

 今度は傍で一緒に
 
い海原をいつか二人手を繋いで泳ぐ日を夢見る。



 ――ところで、何でトビウオ? *]
(13) 2019/04/12(Fri) 23:45:50

   それに……あなたのほうが、綺麗だ。
   誰かをひとりぼっちにしない為に生きて、
   その痛みを抱えてずうっと繋いできたなら猶更。

   ぼくはただ、ただ……自分勝手なだけで。


[ 彼が評価したひとつの価値に、
  自分勝手にも過ぎる感情を自覚して熱い息を吐く ]
  



 ガスランド生命ガ・ス交流戦
 エタンショッピングパーク あるかんぽーとナイター

エレクトロ vs 太陽光


 6月(1)1d30日 (土)
18:00 試合開始 
SSサンツインシート 


 

【人】 不器用 ラッセル


[ふう。と深く息を吐いて
家の机の棚の中にチケットをしまい直した

偶然くじ引きで当ててしまったペアチケットと旅行券
電車に乗って1時間程度揺られれば行ける距離ではない場所
チケットに書かれた6月の土曜日
土曜の早朝から家を出て、向こうに着いて野球を見て、一泊して帰る…そんな感じだろうか
旅行券付きだから行き帰りと宿泊にはお金はかからない。けれど
向こうでの食費やら細かいことのお金は自腹だ

今でもギリギリな生活で
着いていくのもやっとな野球の実力
行きたいという気持ちはあっても
バイトも練習もなるべく休む訳にはいかない]


 …どー、しよう。コレ


[なにせ旅行券
誰かに譲るにしても、早めであることが望ましいだろう]
 
(14) 2019/04/12(Fri) 23:49:08

【人】 不器用 ラッセル


[無理して自分が行くか、誰かに譲るか

…考えて、たくさんお世話になっている
セスキャプテンとマナさんに渡そうと決めた

練習に行けたある日、終わってから
キャプテンを見つけて声をかけにいく
マナさんは…今のところ近くに見当たらないから後で話してみようか]


 あの、セスキャプテン

 野球観戦のチケットが当たったんですけれど
 私はちょっと…
金銭的な事情とか、練習とバイト休みたくないからとか色々あって
行けないので
 この日空いていたらいきませんか?


[紙封筒に入ったチケットを一枚取り出して見せて
もう一枚はマナさんに渡そうとしていることも話す

チケット、貰ってくれますか?と首を傾げた]*
 
(15) 2019/04/12(Fri) 23:49:30

【人】 幕末のライダー シロガネ

[真っ白のカンバスは、見ていると
何処か胸が軋むのはきっと、己が
その純粋さを置き忘れてしまった大人だからかもしれない

子供の様に、いや、実際は子供といっていいのかもしれない
無垢なあなたが、これからどんどん成長していったなら
一体どんな風になるのだろう

君の手に握られた筆が、君自身によって
色を纏って、描かれていったなら
どのようになるのか。そんなことをふと、考える

何時かは海に還っても
また再び出会えた時に、或いは帰るまでの間に
何度でも、見つづけていたい君がいるならば
この世界はきっと、とても輝いて見えるのだろう]
(16) 2019/04/12(Fri) 23:55:57

【人】 幕末のライダー シロガネ

[さて、私は世界の敵として召喚されたとき
敵側であった娘の英霊を助けたことがある
その際に、先生と呼ばれたことがあったが>>13]


 ……何だか、松陰先生のようで
 気恥ずかしくもあるな。


[正直に言おう。先生と呼ばれること、嫌いじゃない
とはいえシロさん先生というのは、何か文庫本の
坊ちゃん先生みたいな感じにも聞こえて
少しばかりほほえましい

君が望むのなら、教えたいことはあるのだ
泳ぎ方、文学の面白さ等
私もまた。無垢な君から学ぶこともある

だからこそ、純粋な思いだとわかっていても、
何とも胸に悪いストレートな言葉に
毎度、内心で動揺する私は滑稽であるが

この時ばかりは、無表情でよかったと切に思う

満面の笑みの彼をくしゃり、と撫でたのであった


クガネ、知っているか
平成のトビウオと呼ばれたそりゃあもう
泳ぎの上手な選手がおったらしいぞ、日ノ本には
*]
(17) 2019/04/12(Fri) 23:56:21
[プールで遊び終わった1日
休暇は今日と、あと(6)1d6日はぶんどってきたため、
私は余裕があったが君はさてどうだったか

君より遅く寝て、早く起きる私だし
今日は1日疲れているのであろう君よ

その寝顔を見ながら、愚かな獣を仕舞い損ね殺しそこね
気づかれていないだろう、とばかりに
慾を孕んで、眠る君に触れる

ただ撫でるだけだ。許してもらおう
後でトイレに籠って所謂”おかず”とやらにする位は]


 嗚。こんなに、無防備な。
 ――慾に負けた私に、食われても、知らぬぞ。


[小さく、溜息
無垢で、大事で。だからこそ手が出せぬまま
心が通い合って、続きを欲して
―――色を知らぬ白妙の様に純粋な
恋する相手に踏み込む勇気が未だ持てない私は

少しばかりみじめだ]

[動かぬのを、寝ているのを良いことに
君の腕をとり、その指に接吻し、口の中に招く
彼がしたような初心ではなく、
1本。舌先で嬲るように。或いは口内で弄ぶように


頬肉から名残惜しく離せば、銀糸つなげたそれを見て

……溜息、また1つ]


 慾など、ぶつけられぬ。と思うのに
 それでもお前を求める自分が、醜く浅ましいことだ


 ……さて、うぇっとてぃっしゅとやらは何処だったかな

[彼の指ふかなきゃ。そしてレッツゴーおトイレ
尚、相手が起きちゃう可能性は
これっぽっちも考えていないの、でした*]


   ……化け物がそんな風に生きられるのに、
   ぼくはただ、独りが嫌で、自分が生きたいってだけ。

   自分勝手で……醜くて、
   あなたを殺してあげることも出来ない臆病者だから。
  

[ 愛情を知らなくても知らない誰かへ執着を抱く彼へ、
  臆病者らしく、乾いて罅割れた笑いを模したまま ]
 


   ごめんね、ニクスさま。
   あなたの事がもっと知りたいだなんて、
   とても……とても、酷いことを言ってるんだと思う。

   でも、知りたいんだ。
   ……暴くんじゃなくて、できれば、知りたい。*
 

生贄 セレンは、メモを貼った。
(a12) 2019/04/13(Sat) 0:20:15

【人】 巨人のアヴェンジャー クガネ



松陰先生、ってシロさんの先生だよな
オレの先生はシロさんだけだけど、
松陰先生も英霊になってンなら、いつか教えてもらいたいなァ

[彼を形作るものの一つに、その偉大なる師の存在がいるなら>>17
会ってみたいと思うのもまた道理。



ーー頭を撫でてくれる、その熱い手が好きだ。


……その手で、もっと心の奥深く、
自分ですら知らない所まで触れて欲しい


"暴いてほしい"
]
(18) 2019/04/13(Sat) 0:37:36

【人】 巨人のアヴェンジャー クガネ



……?


[ふと、芽生えた感情に首傾げたのは一瞬で
すぐに己のご褒美へと意識が移ってしまったか。

某友情努力勝利のまんが雑誌はバイブルです


そして日ノ本のトビウオはすごいな!とまた一つ学習も* ]
(19) 2019/04/13(Sat) 0:38:05
[さて、シロさんがもぎ取った一週間のお休み
その1日目が終わろうとしていた。

オレはと言えば、サーヴァントと言えど
今日は慣れない運動をした上に水の中はかなり疲れることもあって
帰って風呂に入った後に見事爆睡してしまっていた。


……ところで、最近は半分日本人(?)なこともあり
所々日本風の装いを試すことも増えているオレである。

今寝巻きとして着ている"浴衣"もその一環。
特注サイズではあるが、いつか温泉に行く日があれば
役立つこともあるかなぁ、と。

……もっとも、この服は
少々はだけやすいのが難点か。

今も寝相が悪いこともあり、日に焼けた肌が
割と多めに露出気味である。]

[普段、己の眠りはそこそこ深い
オマケに運動した今日ともなれば、きっと何をされても起きなかっただろう。


……"普段通り"だったなら]


(……夢を見た)

(オレがあの日、彼の指を己の口内に導き、はしたなくも強請った時のことを)



[……オレを想うばかりに、獣を必死に殺す優しき貴方

余りに我慢をし過ぎては、その溢れた欲を
無意識にオレの心が受信していてもーー仕方あるまい?]

[ぴちゃり、と指先に濡れた感覚
続いて燃えるような、ぞわりとするような熱が仄かに指を焼いた。

…目を閉じ、現と夢を漂ってるのに
心ばかりは、まるで逸るように目を覚まして]


ーーしろさん、どうしたんだ?


[欲を殺そうと立ち上がった彼
その手を、濡れたままの指で弱々しくも掴み取る

…意識が眠気ではっきりしない。
ただ、彼が無念をもって何処かへ行こうとしてると、心を通じてうすらぼんやり理解すれば。]



……いかないで、しろさん
おれをひとりにしないでくれ


[うつら、と未だ意識がはっきりせぬまま

…寧ろはっきりしないからこそ、隠された"奥底"が顔を出す]


おれ、ほんとかでみたのしか、"そういうの"しらねぇから
だから、しろさんこまらせたらやだなって

……でも、ほんとうは
ちゃんと、そういうことしたいって、おもってる。

……したいけど、わからないから、こわい


[期待と不安を綯交ぜに
それでも、欲に溺れたいのは紛れも無い本心だから

…軽蔑されようと、口は止められない]


こんなでっかくて、きゃしゃでもないからだじゃ
むりかもしんないけどさ……


ーーしろさんのやりたいこと、やっていいよ


おれも、しろさんのねがいをかなえたいから


……そのかわり、おれにもおしえてくれよ


[
シロさんを気持ちよくさせられる方法、を。


寝起きで潤んだ瞳で見上げるように、
瞳には確かな意思宿り、
それでも少しの恥ずかしさから、最後の尻すぼみな言葉とともに視線は外れて



布団に転がれたまま紡がれた
その縋る言葉が、その背に触れたならーー*]

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ 出し入れの手間も省ける、目に付く場所にある。
 それは丁度良い位置、高さに机があるからだ。

 リーが細かいのは今に始まったことじゃない、と
 同じく耳は傾けるが細かすぎるだろう。
 いや……お前は間違ったことないか?
 一度や二度くらいあるだろう?
 大体、あんな似た色と形をしているのが悪いんだ。
 デザインの敗北という言葉が相応しい。
 絵描きの俺が言うのだから間違いない。
 わかりやすさは万物共通で最重要。] 

 
  本当の俺の姿を知ったところで離れていくなら、
  その程度だってことだろうな。
                     
 偶  像

  自分に都合の良い、飾り物の「アイドル」を欲するなら、
  俺である必要は無い。

  俺別に女にモテたくて役者やってる訳じゃないんだがな。
  とはいえ、助言は聞いておこう。
 
(20) 2019/04/13(Sat) 2:06:49

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ 言い訳必死だな、と我ながらつくづく思う。
 
いかに愛する我が友といえど、小言ラッシュは
  父親どころか小姑にランクアップしてきた感があるな。


 なんで掃除しないかって?>>0:819
 
ルンバが家出したからだよ

 懸賞で当たって俺の運絶好調だな! と調子に乗っていたら
 いつの間にか無くなってた。
 運とルンバなんて無かった。俺はショックで掃除を止めた。
 家出しなかったら、もう少し俺の家は綺麗に保たれていた
 かもしれないし、三日で飽きて動かさなくなったかもしれない。]
 

[ とはいえ、学生時代のリーを知っている身としては
 これでも随分丸くなったと思うものだが>>0:820
 
 引き篭もる前に一緒に行った居酒屋で、酔っ払いに絡まれ、
 頭に血の上った俺が突っかかろうと一触即発だった際、
 冷静に仲裁してくれたりもした。
 今では寧ろ、俺の方が気性が荒くなってしまった。


 
──この感覚。
   世話を焼いていた子供が立派に育ち、手が掛らなくなり、
   親離れしていった感覚に近いのかもしれない。]

 
(21) 2019/04/13(Sat) 2:07:00

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ 学生時代から演劇に興味を持ち、
 在学中に劇団の手伝いを続ける傍ら
 卒業後正式に劇団に入ることが叶った。
 
 学業の出来は決して悪くは無かった。
 故に「劇団に入るのは勿体無い」との声も聞いたが
 現実よりも夢を追いたかった。
  
 入団後裏方を務める一方、役者としての練習も重ね
 数ヶ月で端役での出番が来た。

 評判も初めてにしては上々。 
 次もどうだと声が掛かり、出番も徐々に増え続け
 数年も経てば、念願の主役の座を射止めることも叶った。



             ── あまりにも、順風満帆過ぎた。]
 
(22) 2019/04/13(Sat) 2:07:07

【人】 舞台役者 ヴィクトル


  

 
[  世の中、そんな甘いものじゃないのにな。 ]
 
 
  
(23) 2019/04/13(Sat) 2:07:16

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ 天照らし芳情の祝福を与えし太陽も
 いつかは雲隠れ、夜の帳に飲み込まれるように 
 光は光のみのまま、存在を保ち続けることは出来ない。
 


──光が存在する場所には、必ず影が存在するのだから。]

 
(24) 2019/04/13(Sat) 2:07:22

【人】 舞台役者 ヴィクトル

─ 回想 ─

 
[ 例の一件以降都会から離れ、今の家に住むようになった。
 後先何も考えず、ただ、逃げる為だけに。
 それにより、生産されることは何も無いのに。
 だが、それ以上に人と会うのが怖かった。

 ──暫くすると、奴が家に来た>>0:822。 

 連絡先は教えなかったはずなのに。
 寧ろ、一番会いたくなかった奴でもあった。
 団長か劇団員に聞いたのだろうか。
 既に何度も芝居を見に来ていた常連な上、
 友人だと紹介していたから、あっさりと教えたのだろうか。]


[ 扉越しに聞こえた声は懐かしく、そして温かく。
  
( 思えば、数日も会わなかったことも、珍しかったな。 )



  会いたくなかったはずなのに、訪ねてくれて ‶嬉しい
  と思ったなんて。
   
( こんな俺に、構ってくれるなんて。俺はまだ、一人じゃ……。 )]

 
(25) 2019/04/13(Sat) 2:16:19

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ なのに、俺は馬鹿だったから。

 下手なプライドが邪魔をして、顔を合わせる勇気が無く
 追い払ってしまった。

 分かっていた。
 心の裡では、家に招き入れ、全てを吐き出したかった。
 リーなら全てを受け入れてくれるだろう、そう信じていた。

(  ──こんな俺に手を差し伸べてくれる奴なんて……。
     大事にしないと罰が当たるというのに……。  )



 ただ、慰めてもらいたい。優しい声を掛けてもらいたい。
 寂しかった。辛かった。
 もっと幸せになりたいから、と奴の温もりが欲しかった。

 たったそれだけのことだったのに。
 


 ──── 何故俺は
   正反対の拒絶する行動≠取ったのだろう?]

 
(26) 2019/04/13(Sat) 2:16:24

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ やがて声は聞こえなくなり、足音が遠のくと
 帰ってしまったと実感し、心までひとりになってしまう。
 何の生産性もない無限ループ。
 否──俺の絶望度合いを深める生産性なら、存在するか。

 扉を開け、置き土産の荷物を手に取る。]


  ……買いすぎたとか、そんなミスする筈無いだろうに……。


[ この品揃え、明らかについでで買ったものでは無いだろう。
 
 それでも、捨てる気にはならないので家の中へと持ち帰った。
 
まさか、見られていたとは気付きもしなかったが>>0:822]

 
(27) 2019/04/13(Sat) 2:16:29

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ 越してきたばかりのあばら家も、現在ほどは荒れ果てておらず
 まだ自室のベッドが寝具としての機能を果たしていた頃。

 背もたれの外れた貰い物の椅子に腰を掛け、
 未だ温もりの残っていた、差し入れのコロッケを口にする。
 衣は多少濡れていたが、衣はまださくさく感は残っていた。]


 
( ──俺が学生時代によく買ってた店のじゃないか。
    しかも、俺の好きな南瓜味を選んでるとか……。

    ……あいつ……。)



  ……っ、
……うっ、ああぁぁっー……!



[ ──間もなく、つ、と 頬を冷たいものが頬を伝った。
   次の瞬間には嗚咽が響き渡る。
   もし誰かが近くを通りかかれば、鮮明でないが聞こえただろう。

   リーは流石に立ち去ってくれた後、だと信じたいが。]
 
(28) 2019/04/13(Sat) 2:16:34

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ この時、リーが俺を見捨てないでくれたこと。
 俺の意識の向き方が、感情が、徐々に変化し始めたのは
 思えばこの時からだったのかもしれない。

 あの後も来てくれて、嬉しいはずなのに
 結局また追い払ってしまって。
 ──本当、よく愛想を尽かされなかったものだ。


 何度目の来訪時だっただろうか。
 ドアの外から声が聞こえた時。]


  ……入れよ。


[ 覇気も生気も無い声でぼそっと呟き、屋内に入ってくるのを待つ。
 いざ対面すれば、声以上にしなびた姿をした
 落ちぶれた役者の姿があっただろう。]
 
(29) 2019/04/13(Sat) 2:17:52

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
  ああ、そっちのことか。
  確かに歳食えば食うほど体型維持は厳しくなるというが。
  俺は健康管理の意味合いで捉えていたな。 
 
  適度に睡眠を取らなければ、肌も荒れ万病の元となる。
  舞台の上に立ち、最高の演技を見せる為には、
  体を万全の状態に整えるのも大事な仕事だ。
  客も皆万全の状態のショーを見たいだろう? 

  いや、謝らなくてもいいって。
  だがこれは役者だけでなく、社会人全員にも共通することだぞ。
  勿論、働きづめのリーにもな。
 

[ 全ては自分のミスだというのに、何故リーが謝るのか。
 理由も大体察せているから、大丈夫だ、と
 今度はこちらから頭を軽く撫でよう。
 
 いや、黙ってやってるがバカンス中にも仕事持ち込む方が
 余程ブラックだと思うぞ?>>0:825
 とはいえブラックの押し付け合いは畑が全然別なので、
 勝敗がつきそうには無いが。
 だから、リーの家に住むようになってからは、
 飯くらいは用意してやろうと思っていた。

 これも立派な支えになるだろう、と。
 仕事を追えて迎えてくれる人がいる。飯が用意されている。
 これらは全て、当たり前に存在するものでは無いのだから。]
 
(30) 2019/04/13(Sat) 2:23:26

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
 よし、なら旅行終わったら、マンションのプールに行こうぜ。
 人の居ない時間帯に行けばいいんじゃないか?
 深夜の3時とかなら居なさそうじゃないか?
 おもちゃも浮き輪も持ち込めるかもしれないぞ。


[ 折角の施設使わないとは勿体無い。
 子供が使用可能ならば、浮き輪や遊具も持ち込み可だろう。
 29歳児の為に宿泊先のホテルで、
 こっそり遊具でも買っておこうと心に刻む。
 
 約束を取り付けると同時に、帰りにリーの家に寄る口実も出来た。
 長い旅行になりそうだ。]

  
  言っておくが肉も好きだが魚も好きだぞ?
  名産品でないにしろ肉料理くらいはあるだろと思ってな。

  肉は腹が膨れるからな。
  体力勝負の仕事だから、スタミナは大事だ。


[ もっともな理由をつけてステーキを支持する。
 とはいえ、綺麗な景観を見るのは好きな方だ。

 
それに一番大事なのは──リーと旅行に行くことだから。


 ので、抱いた後悔は全く持って無駄になるのだが。
 肉を焼くくらいなら、それこそ帰りに家に寄った時にでも焼くぞ?]
(31) 2019/04/13(Sat) 2:23:32

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
 勿体無いお言葉、この身を賭してご主人様の為に尽くしましょう。


[ 格好良く執事風のおもてなしのフリをしてみたが。
 主人のように振る舞い、返事を返してくれたので>>0:829
 更にサービス。 
 今度また気が向いた時にやってみるか、と思ったが。
 
大体カッコつけてもこの車の持ち主はリーなんだよな。]

 
(32) 2019/04/13(Sat) 2:23:35

【人】 青星 ロキ


 悪魔が、ただの少年だったころ。
 暖かで穏やかな過去の記憶。

 それを悪魔はもう二度と振り返ることはしないだろう。

 過去への悔恨は捨てた。
 過去への憧憬は消えた。
 過去への愛情は潰えた。

 あるのは、ただ一つ。

 
―――己すら燃やし尽くす憎悪の
のみ  

 
(33) 2019/04/13(Sat) 2:31:03

【人】 青星 ロキ





 ( …そのはずだったのに )



(34) 2019/04/13(Sat) 2:31:28

【人】 青星 ロキ


                    
― 情 ―

 憎悪しか持たぬ悪魔は、…身の内に変じた何かを持て余していた

 
(35) 2019/04/13(Sat) 2:32:01

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
  ……言った傍からこれだ。
  無防備なまま寝やがって。
  こんなに人畜無害な見た目してるのに、な……。


[ 眠っているからと悪態を吐きつつ、やはり日々の疲れが
 溜まっているのだろうと想像する。
 停車時には愛らしい寝顔を隣でじっと眺めて。

 こいつが未来、とうか現在でも名実共に閻魔様だとか
 まず信じられないだろう、と笑みが漏れる。

 
──今では知っている人が少ない、俺が深く知っている顔──
]


( 出会った頃は、こんな風に
  一緒に旅行に行くようになるなんて。

  きっと、俺もお前も想像してなかっただろうな。)
  

[ 出会った頃の荒れ果てた姿を思い出す。
 第一印象は ‶ 
仕事じゃなきゃ、仕事でも絶対に関わりたくない奴
 =@
だったというのに。何がどうなるか分からないものだ。]**
 
(36) 2019/04/13(Sat) 2:32:56

【人】 舞台役者 ヴィクトル

─ 現在・車中 ─


[ リーの頬が随分と赤く見えるが、大丈夫かと覗き込む。
 言った傍から熱でも出してるんじゃないだろうな、と
 不安になり頬にそっと触れてみるが、やはり熱を帯びていた。
 まさか先程の執事ごっこの効果がここまでとは想定外。
 車の説明に耳を傾けながら、好きなんだなと笑顔で説明を聞く。
 とはいっても俺はあまり車に興味が無かった。
 今までは、乗れればいい動けば良いのポンコツに
 乗っていたが、貯金も溜まってきた頃。
 新たに買うのもいいか、でも高いな、とぐるぐる葛藤中。]


  ……家族、か。
  昔は水族館や遊園地やらに、遊びに連れて行ってもらったな。
  

[ 数秒間、沈黙が流れた。言葉に詰まる。
 既に居ない存在、たとえ生きていたとしても消息不明。
 しかも、きょうだいに当たる存在が同じ姓である確実性も無い。
 
 とは言いながらここは役者。
 表情と声色を明るい状態に保ち、徐々にと話題を変換させていくが。
 反応が無くなったのでふと見ると、既に眠っている姿が>>0:829]
 
(37) 2019/04/13(Sat) 2:34:25
青星 ロキは、メモを貼った。
(a13) 2019/04/13(Sat) 2:35:55

舞台役者 ヴィクトルは、メモを貼った。
(a14) 2019/04/13(Sat) 2:38:01

青星 ロキは、メモを貼った。
(a15) 2019/04/13(Sat) 2:40:41

舞台役者 ヴィクトルは、メモを貼った。
(a16) 2019/04/13(Sat) 2:57:30

 
   何も……今、何も知らないぼくのまま、
   あなたを殺してあげるなんて嘘を言えないから。

  
[ 狼を撫でる手指はきっと震えていて、
  堪えたものを溢す音は傍らだけに響く小さな声で。

  吐息を混じらせ寝台から滑り落ちた。
  目の前の化け物と称する綺麗な主に苦く笑い、
  傷の残る掌を差し出すことはもうせずに。

  胸の前で緩やかに振って去ることを知らせつつ ]
 

【人】 萩原 悠人


 扉以外から入れるなんて
 ちょっと秘密基地みたいだよな。


[いろんな人があちらこちらから
入るのだから店員も大変だろうと思いつつ、
けれど動じない姿を見ると
慣れているのだろうとも思う。
きっと不本意な慣れなのだろうなと思うと
少々複雑な気持ちにはなるが。

しかし、自分が落ちてきたのに対して
他の人は自由に入ってきているなと
思うと、やはりもう少し違う入店の仕方が
なかったのだろうかと思う。
せめてなにか扉くらいあってもよかろう]

 あんたは最上さんっつーんだな?
 たしかに雪って間違われそうだ。
 でも、男にない名前じゃないだろう。


[彼の名を聞いて、>>0:@63
確かに女性らしいがとは思う。
けれどそもそも本名を名乗ってこなかった
自分が人の名前をどうこうは言えないだろう。

それに、この名前だって。
……知らない誰か
«両親»
の付けた名前だ]
(38) 2019/04/13(Sat) 3:58:33

【人】 萩原 悠人



 んで、そっちは……田嶋優花さんか。
 可愛い名前してんのな。
 そんじゃ、田嶋さんって呼ぼうかな。
 いきなり名前呼びはアレだし。

 俺は、ア……あー、悠人。
 萩原悠人って言います。


[名前を褒めるのは、抜けない癖。
ここから優花ちゃんと呼ばなかっただけ
まだ進歩している方だろう。

自分の名前を聞かれれば、咄嗟に
源氏名を答えようとして慌てて誤魔化す。
もう仕事はやめたのだから、名乗る必要は無い。
しかしながら本名を名乗るのはなんだか変な気分だった。
それこそこちらは仕事柄、本名を名乗ることなど
なかったのだから]
(39) 2019/04/13(Sat) 3:58:53

【人】 萩原 悠人

[そして尋ねたことに返ってきた内容を聞いて
少しだけドキッとした。>>0:587>>0:588
何故その話を持ってきた。
]


 あー、えっと、つまり。
 弟クンとそのお友達がラブホに入った
 真意を聞きたい、と?

 それを聞きたいって?


[彼女の弟がどんな人物かは知らないが、
やめとけ、そっとしとけ
が本音である。

利発ではなく、興味本位だったとしても。
男同士でラブホに入って何もないってことはない。
いや正確に言うならば、それじゃ終わらない。
……と、自分は思ってるし間違ってはないだろう。

弟クンはどうか知らんが、そういう場合
相手側はそれを利用さえしそうな気がする。
何かに理由をつけて押し倒してそうだ
(事実)
]
(40) 2019/04/13(Sat) 3:59:31

【人】 萩原 悠人



 これは俺の意見だけど。
 嫌なら多分ちゃんと言ってるだろうし、
 気にすることないんじゃない?


[だからやんわり、ふわっと。
そんなことを言って誤魔化した。
何やら期待されていたようだが>>0:@67
うまいことなど言えるはずもなかった]*
 
(41) 2019/04/13(Sat) 3:59:48

【人】 萩原 悠人

─ むかしのはなし ─


[初恋は、妹だった。

そう言うと少し変な感じがするが、
あの施設で年下はみな弟と妹だった。

悠兄と呼ぶあの子。
年は10も離れている幼いあの子に、
どうして恋心を持ったのか。
その理由はもう覚えていない。


自分を見ると笑顔になる姿が好きだった。
悠兄と、駆け寄ってくる姿が好きだった。
寂しい時には甘えてくる姿が好きだった。


他にも弟妹はいて、同じように接してくるのに
あの子だけは特別だった。
あの子が笑うと向日葵のようだった。
その温かさを愛していた。


──あの、全てが炎に包まれる日までは。
あの子の悲しい泣き顔と叫びを聞くまでは]*
(42) 2019/04/13(Sat) 4:08:27
 
   ここにぼくの居場所がないことは分かってる。
 
   だから、教えてくれる時がくるまでか、
   それとも貴方がぼくに価値がないと思う時まで。
   ここに……いさせてください。

   ほんの少しの間だけでもいいから、
   ひとりぼっちじゃない夜を過ごす夢を見てみたい。


[ 要らないと告げられることに怯えはあるけれど。
  この双眸も、髪も、特別なものだと説いた古城の主へ。
 
  泡沫だと知る夢から醒める日までの願いを託し、
  そっと撫で、狼を誘い、裸足は扉へと滑らかに歩んで ]
 


   ……おやすみなさい。
   紅茶を飲んでくれて、ありがとう。
 

[ 扉を開けて振り向き、頭を下げる。
  寒さに強張る表情を髪で隠して、悟られないように。

  部屋に戻る帰り道は狼任せで先導を任せ、
  あとに続く足音はぺたぺたと音を立ててゆっくりと。

  上着を借りたままだったと気付いてももう遅く、
  それに包まれるようにして誂えられた部屋へと戻る ]**
 

【人】 リコリス臨時店員 Dante

─ヴェーチェルさん>>11



  あ、おはようございマス……っテ。
  もう動いて大丈夫なんですカ?


[声の主に気付き、そちらを見やると
一人の男性がそこに居ましタ。>>11
確か一度挨拶をした覚えはあるのですガ……。
何という名前の方でしたっケ。


リウビアさんから彼のことを聞かされていたなら、
心配そうに尋ねたことでショウ。]
(43) 2019/04/13(Sat) 4:54:55

【人】 リコリス臨時店員 Dante

  具合が悪くなったらすぐに言ってくださいネ?
  酷い時は休憩スペースなり自室で休んだりしても
  大丈夫ですカラ。


[
彼が人間じゃないと知らない僕は

聞いてくれれば休憩スペースの場所も案内すること、
くれぐれも無理だけはしないよう伝えテ。]


  ああ、そうでしタ。
  僕、貴方に名前教えてましたっケ?
  Dante Cafaroデス。
  言いにくければダンテでいいですヨ。
(44) 2019/04/13(Sat) 4:55:19

【人】 リコリス臨時店員 Dante

  ところで、貴方のことは
  何と呼べばよろしいでしょうカ?


[それを教えて貰えたら、「分かりましタ」と頷いて
その名で呼ぶことになるでショウ。
もし口ごもったり戸惑いの反応を見せたのであれば]


  アー……無理しなくてもいいんですヨ?
  だけど名前を呼べないのも不便ですネ……。


  ────それなら、
 「フセさん」って呼んでもいいですカ?

  しばらく伏せっていたので、フセさん。


[これも反対されたのであれば改めて
彼に呼び名を問うたでしょうカ。]*
(45) 2019/04/13(Sat) 4:56:29

[ 出会ってまだ僅かである少年に打ち明ける事は憚られた。

 孤独を癒す為に求められているのだろうか。
 そんな可能性すらも滲んでは消えた ]

  確かめたければ探してみせて。

  ただ、よく似てるよ。
  君の眸と目の色も声も。
  彼女は眠り続けてる。ずっと。
  
[ 知ったところでどうするのだろう。
 彼の言動に対する理由。
 まだ互いに見えない事が多かった ]


  ……君の最後の居場所?
  君はまだ幼い。
  世界の一部分しか見ていないだろう。
  決めつけるのは早計だと思う、……が。

  私にとってのこの城、か。
  全て灰燼に帰してしまいたい場所だよ。

[ 確認のような問いにはぐらからし
 ただ、狼を撫でながら問われるものに ]


  ……どうして、だと思う?
  どうして、なんだろうな。

  君なら終わらせてくれると思ったから。

[ 曖昧な答えを一つ ]

  君と俺は、ちがうよ。
  おんなじじゃない。違う生き物だ。

  君は人を殺したことがないだろう?
  それくらい、違う。

[ 同じ枠組みで収まり上がるように思え
 男は呆気なくそれを否定した。
 男の目に映る彼はどうしたって人であり
 彼の賞賛すらも笑みを浮かべ頭を振る ]


  綺麗ではない。醜い化物だよ。
  人の血を吸い尽くす鬼なのだから。

[ 独りが嫌で生きたいから殺してはくれない少年
 知ってどうするというのだろう?
 男は草臥れたまま、乾いた笑みを浮かべた ]

  ……そうだね。

[ 彼に対して勝手な希望を抱いたのは此方だ。

 だとしても切望を叶えぬが彼の願いを叶えよと
 望まれて優しくは出来なかった。
 この男の余裕など、とっくになかった ]


  君が寂しい時に傍らにいて
  君が悲しい時に慰めて
  君が恋しい時に愛を囁く

  そんな、存在になれたらよかったね。

[ 彼の生き死に男が何故関係するのだろう。

 男にとっては分からない事だらけで ]

  君は俺を知ってどうしたいの?

  そんな事しなくとも、
  君だってこんな風に生きられる。
  セレン、君は世界を知らなさ過ぎるよ。

[ それでも彼を窘めるような台詞で
 口許に微笑を浮かべて困った顔を繕った ]


[ その男が僅かに目の色を変えたのは
 続く彼の言葉だった ]

  君は、律儀だね。
  俺の全てを知った時、
  ……君は俺を殺してくれるんだろうか。

[ 自嘲じみた笑みを浮かべながらも
 孤独に生きた少年にこのような仕草。
 させたのは他ならぬ自分だと自覚する。

 その負い目なのかどうかは分からない ]

  一瞬の夢が生温い程、苦しい毒となるよ。

[ まるで経験をなぞらえるような調べで
 ふたりぼっちの夢を望む少年に
 男は初めて憐憫の色を浮かべた ]


  セレン。
  君が俺を知る事で何が変わるかは分からない。
  だけれど、君が眠りにつく前、話をしよう。

  巻き込んだ私が唯一君に出来る罪滅ぼしだ。

[ 男の勝手な事情を少年に押し付けた代わりに
 男は彼の願うひとりぼっちじゃない夜を提案する ]

  それに私にとっても悪い話じゃない。
  先の見えない漠然とした生よりも
  ほんの僅か光る粒を手にする方が、幸福だから。

[ 彼にとっては何気ない発言であっても
 人の子により赦される可能性を男は見出し
 どうしようもなく賭けてしまっていたから ]


  紅茶、美味しかったよ。
  薔薇に苦い記憶ばかりだったけれど
  ほんの少し懐かしい気分だった。

  今日はもう部屋におかえり。
  君も来たばかりで疲れているだろう。

  ゆっくり、おやすみ。
  
[ その言葉を皮切りに大人しかった狼が立ち上がる。
 彼の表情は見えなかった
 ただ、静かに全てを察したように狼は彼に連れ添い 
 男はゆるりと別れ際に嘯いた ]


  ……セレン。
  君の気持ちは嬉しいよ。
  君は優しい人だと、思う。

  それでもどうしても、駄目なんだ。
  生きたいとは、思えない。

  ……忘れられないんだ。

[ 薔薇の香りが立ち込める場所で
 自分の顔を覆って、瞼を閉じる。

 扉が閉じられるその時まで ]**

【人】 幕末のライダー シロガネ

 そうだよ。松陰先生は、
 私や久坂といった、維新の志士たちにとっての。先生で。
 大恩あるお方、よ。

 きっとその講義を聞けば、虜になるに、違いない。

[などと、恩師を思い出せば小さく笑む

触れた朱色の髪は意外と柔らかい。
撫でながら、ふ、と纏う空気が一瞬変わった姿に
此方もどうかしたか、と言いかけて

―――漫画(ご褒美)へと意識を移し
はしゃぐ様子を見れば、此方の抱いた違和もまた
波の間に消えるのだ


凄いんだぞ、トビウオ。速いしな!**]
(46) 2019/04/13(Sat) 6:54:44
[眠った彼は随分と扇情的な格好だ
自分はというと、日本人だというのに
きっちりと眠るとき用のカッターシャツを着込んで
長ズボンも身に纏っているが

一方彼はというと。健康的な焼けた肌、
鍛えられた筋肉が浴衣の間からちらりと、
いや割と多めに露出している。寝相が悪いから仕方ないね
そんな恋人を見て、何も考えずに
無心に眺めていられるほど、枯れてもいない享年20代

だから。指だけでいい
触れたらあとは1人籠って妄想で熱を散らせばいい

そう考えて、君の指を咥える

金属を扱う、指腹分厚いひとさしの指
含めばぞくぞくと背を駆ける、背徳感
愛し気に舐めて、ちゅ、と音を奏でて離したなら
その場を去ろうとしていた。トイレに向かうために

夢とうつつを彷徨う、眠っているはずの彼
それに気づかれぬとばかり、思っていた

思って、いたのに
]

[ 聞こえた声に。つかまれた腕に
 一瞬、悲鳴を上げそうになった


気づかれた。氷塊が落ちるような心地だ
体の奥が疼くことなんて
後回しになるほどの、動揺だ

ただ。行くなということばに
抗うことなどできはしない

その言葉は、本心か?寝ぼけているだけではないか?
不安はある。自分とて女を抱いたことはあるが
男は初めて、なのだから

正直本(小説)でしかやり方は知らない
今川のにもうちょっと聞けばよかったか
戦国武将って一部の例外覗いて、衆道は嗜みらしいし
彼自身が異性愛者でも、部下の体験談とかで
知ってそうでは、あるし

などと現実逃避しかけても、
彼の口から零れ落ちる本音を聞けば
嫌が応にも隠し切れない慾が、鎌首を擡げるのだ]

 まって、クガネ。それ以上。


 それ以上煽られたら。私は。

[お前に無体を強いてしまいそうで怖いのだ
大事だからこそ、かくして、押し込めていたし
姿形などささいなことで、
無理というより、君を抱きつぶさぬかに心配はある

浴衣の君に欲情している時点で
無理かもという心配は杞憂なのだけれど

言質はとったとばかりに、背に投げかけられし言葉に
振り向き、君の体の上へと
自身の体を移動させようか

所謂、褥に押し倒したような格好に]

 ――― 耐えておったと、いうのに。
 ほんに、君は誘い上手、だ。


[時間をかけてとは考えていたけれど
それすらできぬほどに、思いが通じ合ったのなら
触れたくて暴きたくて貫きたくてたまらぬ
そんな男の性に、気づいてほしくはなかったが

受け止めてくれるような声聞けば
それを見せてしまうことに、惑いはあれど
止めることなどもう、できはしない

潤んだ瞳を晒す眦に口づけて
小さく、教えてあげよう。と囁く

水泳の時の様に、君自身が快楽を感じて
乱れ啼くまで
だからほら、視線をもとに戻せとばかりに
浴衣の襟元より武人の手は彼の胸元へと侵入する

慎ましい飾りを、指で捏ね、先端を摘み
芯をぷっくりとがらせるまで、指の腹で擦って]

 ”これ”よりも
 君にとって恥ずかしいことを、しても。

 良いのなら。
教えてあげる。



[煽られた慾は、封を切られて
潤んだ眼と対照的に、此方はぎらりとしたものを
孕んで、煌々と輝いている

ちらりと見える鎖骨に口づけ
足の間に体を、割り込ませた私は
もう片方の手で彼の雄へと、下履き越しに触れる


西洋人のものだ、更に2メートル超す巨人のものだ
とても、でかいだろうが(基準は日本人のモノである)


それがいとおしい、といわんとばかりに
掌で、そっと撫でるのだ**]

Another Story セレスティアは、メモを貼った。
(a17) 2019/04/13(Sat) 8:53:09

[ 彼がどれほど己の欲を、心をオレのために
 殺していたのか。
 "愛"の自覚がオレよりも早かった分、きっと
 長く焦らし、待たせてしまったかもしれない

 今宵、オレが無垢であったなら
 貴方は遠慮なく自分の欲を押し殺す方を選んだのだろう ]


[ ――そんなの、公平な"愛"じゃない

 己が未知を前に怯えて良い理由にはならないのだから

   (知らない自分へ作り変えられるような予感を、怯えを
    力の限り、抑え込んで)
 ]

[ 確かに寝ぼけてはいた
 でも、それは逆に言えば、理性で押さえつけられていない
 心からの欲望の発露でもある。

 彼の迷い、思い巡らすその背を
 己は自分の意志で、確かに押したのだ。

 ――大事にしたい、という想いと
 己の欲のまま染め上げたい、という願い

 一見理性的にたじろぐその瞳>>Dに
 隠しきれない
の色を覗き込めば ]


  ( 嗚呼、ぞくりと身体が歓喜に震える )



[ 今この瞬間、皆に慕われる先生は
 ただオレだけのものだ。オレだけを見てくれている

 ……"独占欲"なるものの名を
 己が知るのは、もっと後の出来事だ
 ]



  へへ、しろさんに褒められた…


[ 丁度押し倒されたような形で
 暗闇の中でも慣れた目ではっきり、彼の狙い定める瞳に
 嬉しそうに笑みもしたか

 ――今まで随分、我慢させてしまった。

 だから、彼の心の赴くままにして良いのだと
 眦の口づけに擽ったそうに身じろぎながら思うのだ。]



  んっ、それ、くすぐってぇ……


[ 羞恥に逸らした意識は、胸元に突如走った
 くすぐったいような感覚に強制的に引き戻される

 ――膨らみが特にないような胸でも
 突起は男にだってついている。

 それでも気持ちよくなるのか?と当初は疑問に思うばかりだった。


 実際は……やはりくすぐったい。

 くすぐったいのに――その中にぞくぞくとした
 仄かな快楽を見出してしまう。
 それをごまかしたくて、必死に声を抑えようとする ]


[ ただ、その抵抗も快楽の前には儚すぎるものだ ]



  は、はずかしいの、か……?


[ どんなに逸らそうとしても
 そのぎらぎらとした眼光に魅入られれば何もできない

 ――これ以上はみっともない姿を見せてしまう

 完全に覚醒した意識で、理性的に迷うのは一瞬 ]



  ひっ……!


[ 鎖骨に柔い衝撃
 そして、己の下腹部に電撃走るような
 ぞくぞくと欲促すような衝撃を

 己のモノを、まさか愛おしげに撫でられるとは思う筈もない!
]


  う、あ……


[ 確かに大きさで言えば巨人族なこともあって
 普通の人以上のものではあるだろう

 ――それ以前に、こうして誰かに触られたことなど全くないのだ。

 ダイレクトに快楽へ直結するような場所に触れられてしまえば
 ……元より、本能に生きる快楽主義的な怪物が己の半分だ。

 理性の壁が保たれる方が、ずっと難しい ]



  う、ん。
  シロさんの知ってること、全部教えて、
ほしい



[ こくり、と頷き
 どこか熱に浮かされたような表情で

 また、彼からの教授を、愛を、欲を
 すべて受け入れようと、手を広げて *]

【人】 リコリス臨時店員 Dante

─開店時間外での幕間─



[もしもリウビアさんがマスターを

ソファごと天井に突き飛ばしたのを目撃したら
「 !?Σ(o-o、 」
となって、
呆然とした顔で天井を見上げていたかもしれまセン。>>2



臨時店員さんに関する話は
曖昧に暈されてしまいましタ。
パートさんについては
未来にリウビアさんへ紹介して貰う機会が
滞在した2年の間に存在したトカ。]


  え、そうなんですカ?
  ほエー……。


[ふとしたことで聞けた
リウビアさんより先に入った従業員の話には
思わず興味深げに耳を傾けてしまいまス。
一瞬過ぎった感傷は忘れて。
]
(47) 2019/04/13(Sat) 9:54:16

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[客との会話の面では、
何故か首を少し傾けられてしまいましタ。>>2


確かに当たり障りの無いのを好む方もいれば
耳を傾けて欲しい方もいるでショウ。
ですが僕は一度興味関心の分野にスイッチが入れば
夢中で喋る傾向があるので、余程注意しなければ
前者の接客には不向きなのデス。


むしろ思惟に勘付かれなかったこと、
深慮されずに接して貰えたことは
今の僕にとって幸いでしタ。


それに、疎さへ気付けているということ自体が
既に疎さを脱しているんじゃないかなっテ、
僕にはそんな気がしまス。
]
(48) 2019/04/13(Sat) 9:54:59

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[次にリウビアさんが告げたのは衝撃的な一言でしタ。
マスター、エスプレッソ知らなかったんですカ!?>>3
]


  エ……。


[思わず絶句、そしてリウビアさんに同感。
マスター本当にどうしてこのカフェ建てたんですカ?]


  それは本当に謎ですネ……。
  エスプレッソの存在知らなかったのに、
  カフェの存在は知ってて建てたんですカ……。
  僕もリウビアさんの立場なら同じこと思ってましたヨ。


[ちなみにエスプレッソマシンが無い理由、
その真相を知ったなら>>3そのこだわりように
なおさら感心していたでしょうネ。]
(49) 2019/04/13(Sat) 9:55:19

【人】 リコリス臨時店員 Dante

  まあ、実際ご本人自体は気を付けていても
  完璧に把握しておくのは
  難しいケースも存在しますからネ。>>3

  
  僕達店員側がお客様にお伺いするのが
  一番安全で確実なのかもしれまセン。
  後は僕達側で情報を共有することでしょうカ。


  ハーブティーを淹れない人が注文を取る際も
  事前にアレルギーの有無を尋ね、
  作る人にそれを伝えれば事故防止に繋がるかト。
  後は持病持ちに向かないハーブや
  副作用が強いハーブは予め用いないと決めておく。
  今思い付くのはそんなところですかネ?



[妊婦さんに関してだと
禁忌のハーブでも「多量摂取は避ける」が殆どですが

無事に赤ちゃんが生まれたなら良かった良かっタ。

ハーブの注意点に関してはノートに記しておいたので
見返して共有するのは可能な筈デス。>>0:241]
(50) 2019/04/13(Sat) 9:56:38

【人】 リコリス臨時店員 Dante

  そうですかネ?
  

[他のところでも出来るとの言葉に、
少しだけ微笑んデ。>>4


その時、じわりと胸に広がる温かさ。
ああ。思った以上に堪えていたのかもしれませんネ。
振り払われていたことガ。
>>0:804>>0:L0
未来では想像だにしなかった居場所があったということも
今はまだ知らぬ話デス。
]
(51) 2019/04/13(Sat) 9:56:59

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[料理との相性については、
軽食を注文するお客様を見てのコト。


「食事やドルチェを楽しむ際に、
 飲み物が合っていなければ
 美味しさも半減してしまウ」


それは避けたいと思ったがために、
気付けば少しずつ意識し始めていたのでしタ。
それがまた彼女にも影響を与えていたようだったとハ。>>4]
(52) 2019/04/13(Sat) 9:57:18

【人】 リコリス臨時店員 Dante

─閑話休題・限界と休業看板─



  ……ふむ、持病みたいなモノ、ですカ。


[元々疲れやすいタイプなのかな?とうっすら考えつつ、
打ち切ろうとしたリウビアさんに何かを察し>>5
これ以上は店員同士の詮索に繋がると思って>>0:89
聞くのは止めておきましタ。]
(53) 2019/04/13(Sat) 9:57:47

【人】 リコリス臨時店員 Dante

  ああ、アレルギーは無いんですネ。
  苦いのは止めたほうがいいなら
  蜂蜜の他にりんごジュースとかで
  割ることも考えましょうカ。


[なお蜂蜜で甘みを付けるのは昔から行われていて、
他には砂糖や糖蜜・ジャム。ドライフルーツにジュース。
後はコーディアルというUKにある
季節のハーブやフルーツを生のまま漬け込んだ
非常に甘いシロップ。
(この際は6~8倍に薄めて使用しまス)


昔調合に失敗した時は
お世話になってましタ、コーディアル。
それだけじゃなく果物のビタミンや
ハーブの薬効も美味しく摂取出来る優れモノ。


ドリンクやゼリー、ソルベ(シャーベット)作りや
紅茶の甘味付け等アレンジしやすいので
「今度リウビアさんに交渉して許可を貰えたら
 ドライハーブを用いて作ろうカ」などと
うっすら考える臨時店員なのでありましタ。]
(54) 2019/04/13(Sat) 9:58:08

【置】 リコリス臨時店員 Dante

[リウビアさんの感情の薄さや疎さ。>>6


僕は人間として遜色無い範囲に感じてますガ、
もしリウビアさんから直接聞く機会があったなら
僕は似たようなことを言った誰かを知ってると、
思わず口にしたでショウ。


─────それが、救えなかった人だとも。>>7
]
(L0) 2019/04/13(Sat) 9:58:37
公開: 2019/04/13(Sat) 10:00:00

【人】 リコリス臨時店員 Dante

  ハイ、分かりましタ。
  今、僕達2人で回してるようなものですからネ……。
  休業看板の出番にならないよう、気をつけマス。


[
回してるような、と言ったのは

一応マスターを頭数に入れるか迷ってのコト。>>8



もしどこかでリウビアさんから行動理念を伺っていたなら
そのためにも健康管理をしっかりしなければと
気を引き締めるのでありましタ。>>8]**
(55) 2019/04/13(Sat) 9:59:29
リコリス臨時店員 Danteは、メモを貼った。
(a18) 2019/04/13(Sat) 10:09:57

最上 雪は、メモを貼った。
(t1) 2019/04/13(Sat) 10:22:47

【人】 リコリス臨時店員 Dante

─閑話休題・リコリス店内ダイジェスト版─



[本日はカフェ・リコリスにお越しいただき
誠にありがとうございマス。
なお店内の捜索は他のお客様のご迷惑となりますので
ご遠慮くだサイ。>>0:@61



現在カウンターには3名のお客様がいらっしゃいマス。
お悩みを打ち明けるお客様と>>0:587>>0:588
相談に乗る2名のお客様。
>>0:@66>>0:@67>>40>>41


(なおその一部始終については
 一時バックヤードに戻っていたため
 僕は預かり知らぬところデス)
]
(56) 2019/04/13(Sat) 10:50:43

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[テーブル席2名のお客様には
チキングリルセットとオレンジジュース、
ひよこ豆のスープをご提供。
>>0:690>>0:721



その後ゴミ箱からご来店のお客様1名。
>>0:759>>0:@70




────千客万来、ですネ。
仮に店内で窃盗事件が発生した場合は……
>>0:690
……どうなるんでショウ?]**
(57) 2019/04/13(Sat) 10:51:20
リコリス臨時店員 Danteは、メモを貼った。
(a19) 2019/04/13(Sat) 10:53:04

【見】 最上 雪

  言われてみればそうですねえ。
  秘密基地という言葉ですと、
  少々童心を思い出すような。
  懐かしい感じがいたします。


[嗚呼、あの頃は純真でした。
少なくとも今よりはずっと、ずっと。>>38]
(@3) 2019/04/13(Sat) 11:52:25

【見】 最上 雪

[あの頃の私 きっとおおおおお
純真な少年 だったあああああ
右とかあああ左とかあああ
攻めの反対は守りだとおおおおお



あの頃の私 きっとおおおおお
純粋な少年 だったあああああ
リバやカプも 何も知いいらなああああい♪(涙)
]
(@4) 2019/04/13(Sat) 11:52:43

【見】 最上 雪

[────以上、全○少年の替え歌でした。
さて、話を元に戻しましょう。
]
(@5) 2019/04/13(Sat) 11:52:55

【見】 最上 雪

  しかし、店員さんも慣れたご様子ですね。
  先程から様々な場所に人が現れても、
  動じている様子もありませんし……。


[というか、ドアから入ったの私だけじゃありませんか?
あれ、このお店ドアが
ドアの意味を為しているんでしょうか?>>38
それとも私はドアから入って来なかったとか?
……いえ、考えては堂々巡りですね。
一旦置いておくとしましょう、ええ。]
(@6) 2019/04/13(Sat) 11:53:22

【見】 最上 雪

  確かに、無い名前ではありませんが。
  多いか少ないかで言えば、
  少ない方でしょう。


[名前の確認には、ええと相槌を打って
合っていますという意を伝えました。>>38]


  田嶋さん、萩原さん、ですね。
  

[そして自身も確認するかのように
お二人の名を呟いたのでした。
それにしても萩原さんナチュラルに
人の名前を褒めるのがお上手ですね。>>39]
(@7) 2019/04/13(Sat) 11:53:52

【見】 最上 雪

[やがて話は田嶋さんの相談に変わり、
私の念に気付いたのか(それとも偶然か)
助け舟を出してくださったようでした。>>40


ですよねやっぱりそうなりますよね!

私も仲の良い男子、しかも弟と申し上げていたので
これまたうら若き年頃のはず。
お相手は露知らず一方が若き男子と共に
ラブホで一夜の過ち……ああああすごく美味しげふんげふん。


そうですよね何事もなく終わる気は
私だっていたしませんとも、いたしませんとも!
お二人は致してるかもしれませんけれど!!]
(@8) 2019/04/13(Sat) 11:54:52

【見】 最上 雪

  あ、嗚呼。そうですね。
  ですから心配せずとも大丈夫だと思いますよ?


[萩原さんの言葉に頷き、>>41
にっこりと愛想の良い笑みを浮かべて
その場を誤魔化したのでございました。


おおナイスです、萩原さん!
これでダメだったら……どうしましょうねえ?]**
(@9) 2019/04/13(Sat) 11:55:15
最上 雪は、メモを貼った。
(t2) 2019/04/13(Sat) 12:00:36

【人】 楽器屋跡継ぎ 田嶋 優花

[ 奇遇と奇縁に相談相手>>@62
 より都合が良いのは
 ───…二人とも異性だったこと

  最上さんの名前>>@63を聞けば
  ゆき≠ニ呟き少しおかしそうにした。 ]


  あ、すみません
  私の先輩にユキ先輩って呼んでる男性いて

  そのひとのこと思い出しちゃって


[ 名前はヤスユキ≠セったのだけれど
 それもまた、幼馴染みのおにいさんが
 ゆき≠セなんて呼ぶから周りが真似して

 おそらくユキ先輩は
 不本意そうにしていた気もして

 馳せた大学時代のことは一旦棚にしまった ]
(58) 2019/04/13(Sat) 14:24:14

【人】 楽器屋跡継ぎ 田嶋 優花

[ 荻原さんの自己紹介を聞く
  秘密基地みたいという言葉には頷いた。>>38

  こういう場所は弟が好きそう、と
  つい思ったのは
  弟の話題を出していたからだろう。

  独り立ちしてからほとんど接点がないのに
  
むしろ幼馴染みのおにいさんのほうがよく会う

  こんな時ばかり都合のいい姉だなあと自嘲が浮かぶ


  入り方に関しては
  私も扉なんて無かったけれど

  なんだか素敵な空間なので気にしないことにした  ]
(59) 2019/04/13(Sat) 14:24:36

【人】 楽器屋跡継ぎ 田嶋 優花

[  呼び方は何でもいいですよ、と添えたあとに>>39
  ああ、でもと付け加えた  ]


 
  もうすぐ結婚するから
  そういうの気にしたほうがいいかもですね?



[ 何て少しだけ幸せそうに顔を綻ばせる>>39
  夫になるひとはおとなしくて穏やかで
  そんなことで目くじらを立てる人ではないけれど

  結婚をする
───意識しないと忘れそうなこと


  昔からのんびりしているせいか
  跡継ぎで婿養子になってもらうから
  苗字も変わらないせいか実感はちょっと薄め ]
(60) 2019/04/13(Sat) 14:25:11

【人】 楽器屋跡継ぎ 田嶋 優花

[ だいじょうぶ、声量は落としてます>>@65
  気にせずに弟とその子は同級生で
  その子の兄と私と
  4人が幼馴染みだったことを告げた

  実際は同級生のふたりが一番仲良かったけれど
  お兄ちゃんが欲しかったとか
  無理なことを言っては
  あの兄弟にいつも迷惑掛けっぱなしで ]

  うぅん……でも地元ですけど……

[ ビジネスホテルの>>@66
 代わりと聞いてもピンと来なかった。

 身長と聞かれて160pだけど
 最近あまり会ってないので当てずっぽう ]

  180pぐらいだった…かな?
  ただうちの弟は身長低くて


[ ちびとか小さいとか言われると怒るんです
 だから、身長差が
 丸わかりのようなことは避けそうなのだけど

 最上さんから>>@67「探りを入れる」提案とともに
 視線は荻原さんのほうへと移った。

  丁度その時にカルボナーラが運ばれてきた ]
(61) 2019/04/13(Sat) 14:26:01

【人】 楽器屋跡継ぎ 田嶋 優花


  あ、はい、そうです
  それこそ…困らせてないかなって……。


  あ! あの日は弟の幼馴染みの誕生日だったんです!
  ……だから、勝手に連れ回してるんじゃって

  余計に心配になっちゃって


[ 最上さんの言うように
 困らせてるんじゃないかなって

 その憂慮が晴れずにフォークへ手を伸ばす ]


  誕生日とか…余り盛大に祝う年頃じゃないかもだけど
  まーくん昔からモテてたのに


 恋人いたら恋人さんのほうは祝いたかったかも、とか。


[ カルボナーラをくるくるとフォークに巻き付ける ]
(62) 2019/04/13(Sat) 14:26:42

【人】 楽器屋跡継ぎ 田嶋 優花

[ 弟は他意はないけど唐突だった>>40
  思いつきで行動するから
  迷惑かどうか省みないとこ、ある

 私は同性同士で、とか偏見はないけど
 まさか弟と、違う女の子よく連れてたあの子がって
 身内だと想像がつかない典型だった

  そもそも私は知らなかった
  あの子が弟にずっと片想いしてたとか
  全然知らずに蚊帳の外 ]
(63) 2019/04/13(Sat) 14:26:53

【人】 楽器屋跡継ぎ 田嶋 優花


  でも、…荻原さん…と最上さん
  あの子……弟に甘いんですよ〜…

  あの子絶対ピーマンだけは食べないって
  親の仇みたいに嫌ってるんですけど

  それいつも食べてあげたりとか
  弟に頼まれたら断れなさそう……

  昔からモテてたのに
  あの子が結婚しないの弟のせいだったらどうしよう…


[ フォークで一巻きしたカルボナーラを一口>>41
 つい声を荒げそうになるのを抑えた

  ふう、と溜息を吐いて
  鳴らない携帯を、つん、とつついて  ]
(64) 2019/04/13(Sat) 14:27:21

【人】 楽器屋跡継ぎ 田嶋 優花

[  実際は一夜の過ちでは済まない関係だが
  同居してることすら知らないけど

  ほとんど毎日同じ布団で寝てるとか
  疾しいことをしてなくても
  異常にくっついてるとか

  それこそ、私は、何もしらないが

  弟のせいで結婚出来ないあながち間違ってなかった。 ]
(65) 2019/04/13(Sat) 14:27:46

【人】 楽器屋跡継ぎ 田嶋 優花


  男の子ってなんかずるい…
  幼馴染みが全員男の子だったせいもあるけど

  いつの間にか私だけ蚊帳の外になってて

  昔はゆうねえ≠チて呼んでくれてたのに
  弟は姉貴呼びだし、あの子優花さんだし
  おにいさんはいつの間にか結婚してるし

  ちょっと寂しいなぁ…

[ 男の子に産まれたら良かったとは思わないけど
  でも男女での距離感は年頃になれば出来るのも

  しようがないことだけど。

  それをしょうがない≠セけで済ましてきたのが
  ついつい、知らない人達相手に漏れ出た

  ふぅっと一息で不満を吐き出したら
  少しだけスッキリした  ]
(66) 2019/04/13(Sat) 14:28:02

【人】 楽器屋跡継ぎ 田嶋 優花



  変な相談聞いてくれてすみません
  うちの弟も、二人みたいにしっかりしてくれたら

  こんなに心配しないんですけどね

  あ、おふたりもなんか悩みとかありますか?


[ 言いたくなければいいですけど
 けっこう清々しくなった気分でいた。

 それはそれとして
 実はさっき弟に
「あの子に迷惑掛けてない?」

 ぐらいはメールをしてみますと

  さらっと話したものでした ]**
(67) 2019/04/13(Sat) 14:28:46
  ショウは、メモを貼った。
(a20) 2019/04/13(Sat) 15:00:34

【人】 青星 ロキ

― カフェ・リコリス ―
[小学生並みの感想を言う>>0:778
少女に仮面の奥であきれ顔を作る。

もっと言い方はないのか、ととやかく言う気もつもりもないが
元ではあるが"勇者"という立場上、
それなりのものを食べてきたこともあるだろうに]


 ………、ぁっ?


[呆れたような顔を、
言葉を出して"ごまかしていた"からだろうか。
少女の動きに一瞬ついてこれず、呆けた声を出す。

未だ湯気の立っていたスープめがけて
フォークがのびた>>0:779

豆にフォークが突き刺さる。
とめることも、制止する声を出すのも忘れて
豆がそのまま相手の口に入るのを見て、…]
(68) 2019/04/13(Sat) 15:39:30

【人】 青星 ロキ


 …なーに人の食ってんだ食い意地大魔神

 んなこといわれんでも食べるから
 人のをとるんじゃねーって話ですよ


[―――べつに。

何かしらを気遣われたわけじゃない。
相手だって気遣って手を出したわけでもないだろう。
―そもそもとして、向こうに"気遣い"という概念が存在するのかは置いといて。


・・・・・・・・・・・・
彼女に食べられないように手を付けずにいた豆のスープにスプーンを浸す。そのまま具材とともにスープを掬えば、片手でピエロの仮面を押し上げて口元だけをさらし、そのまま口元にスプーンを持って行った]
(69) 2019/04/13(Sat) 15:40:03

【人】 青星 ロキ


[お互いにきっと、遠回り以上のことをしている。

踏み込まない、踏み込ませない。

魂というひどく強いつながりを持っているのに。
…いや、持っているからこそ、
―――少女と己はお互いに踏み入れることを忌避していてる]



[…まるで人間のような行動をとるもんだと、悪魔は自分で自分を嘲笑う]


(70) 2019/04/13(Sat) 15:41:09





[ ―――、いったい何をしているんだろうな ]

 

【人】 青星 ロキ

[口の中に広がる具材の味は、噛むごとに広がっていく。
それは、懐かしいとも思ったし。…少し違う、とも思った。

違いを見つけて落胆する行為の意味が分からない。
同じを見つけて密かに喜ぶ理由が理解できない。


それなのに、一喜一憂を密かにしてしまうのは
―――あまりにも考えたくない心の変化であって、…。]


 …………、うまい


[たったそれだけ、口にする。
少女のように、素直に感想をこぼせるほどの心境には至らなかった。それでも何かを言わねばならぬと"誰か"がいう。
―やめろよ、お前はもう人間じゃないだろ


零れ落ちていく思いを、どうすることもできず。
ゆっくりとスープを食べ始める]
(71) 2019/04/13(Sat) 15:45:38

【人】 青星 ロキ


もう俺は人間じゃない。

故郷を滅ぼし、世界を燃やし、あまたある命を無駄に散らした憎悪の炎。

何もかもが悲嘆に濡れて
何もかもを憎しみへと変えた愚かな悪魔

                
人間



今更感傷に浸ることなぞ"俺"が赦さない。*



 
(72) 2019/04/13(Sat) 15:51:34

【人】 萩原 悠人


 ふは、そうだろ?
 昔は施設の庭の見えにくい場所に
 秘密基地とか作って遊んでたな。

 院長先生にはバレバレだったけど
 知らないフリしてくれたりして。


[懐かしいな、と目を細める。
年頃になってくると、弟達は
妹達と遊ぶのをやめていたっけ。
それで喧嘩をしていたこともあった。

全部懐かしく愛おしい思い出だ。
それが自分のせいで全て焼けて失われても
自分を責める思い出にはならなかったのは
幸いとも言うべきことだろう。
]
 
(73) 2019/04/13(Sat) 16:24:38

【人】 萩原 悠人


 それは俺も思ってた。
 ここはそういう店なのかもしれないな。
 初めて来たし、よく分かんねぇけど。

 ま、そんなことはいいじゃん?
 つうか、最上さんはあんま
 好きじゃないかもしんねーけど、
 雪って名前、俺はいいと思うよ。
 綺麗だと思うし。


[軽く笑いつつ、そう告げる。
名前ってのは自分が気に入るかどうか
みたいなところもあると思っているし、
あまり女性的だとかそういうのは
気にすることじゃないと思う。>>@7

萩原さん、そう呼ばれれば”悠人でいい”と返す。
それは苗字は捨てたと思っているから。
知らない人の苗字を便宜上名乗っているだけだ。
かの恋人に教えなかったのが良い例だろう]
(74) 2019/04/13(Sat) 16:24:51

【人】 萩原 悠人

[そして話は彼女の悩み相談へ。
結婚する、という発言には少しだけ目を見開いた]


 へぇ、若そうだと思ってたけど
 結婚するような歳なんだ。
 呼び方は自由って言っても流石に
 嫁入り前の女性を名前では呼べないな。


[思ったより歳が上なのか、
それとも早くに結婚するのか。
定かではないが、話した感じ
しっかりした印象もある。
どちらかと言えば前者のような気がした。

それにしても、聞けば聞くほどに
彼女の弟と幼馴染みは黒だな
と思う。
誕生日にラブホ、なんてのは
定番すぎるくらい定番だろう。
おそらくその”まーくん”の誕生日祝い
だったのではなかろうか。]
(75) 2019/04/13(Sat) 16:25:06

【人】 萩原 悠人


 聞いた感じだけど、まーくん?って
 割とモテてたんでしょ?
 それでも幼馴染みを優先したり
 甘やかすのは、そうしたいからじゃない?
 俺も、下の子達が多かったから分かるけど
 世話焼きはすぐ甘やかしたくなるんだよ。

 まーくんだってそんな馬鹿じゃないだろうし
 自分のことはちゃんと自分で決めるんじゃない?


[これでどうか誤魔化されてくれないだろうか。
と思うのは、やはり2人が彼女に
何も告げていないのが理由だろう。
折を見て告げるかどうかまでは分からないが
あまり探ってやるなと思ってしまう。

ついつい弟クン達の味方になってしまうのは
自分も恋人が男だからだろうか。
でもあの子は気にしない気がする。
なんて思考を巡らせつつ。]
(76) 2019/04/13(Sat) 16:25:23

【人】 萩原 悠人


 ……年下なんてそんなもんだよ。
 昔はただのお姉ちゃんが、
 いつの間にか大人のお姉さんになるんだ。
 態度だって変わるだろうし、
 いつまでも無邪気に呼んではいられない。


[寂しいのは分かるけどな、と
頭に手を乗せようとしてやめた。
この人も子どもじゃないんだから。

うちの歳の近い弟妹達もいつの間にか
呼び方が悠兄から悠人くんに変わった。
それは、成長の証だと思っている。

しょうがない。
されどそれで済ますのもちょっと寂しい。
兄姉なんてのはそんなものだろう]
(77) 2019/04/13(Sat) 16:25:39

【人】 監督兼キャプテン セス・グライシンガー

[練習後 ベンチ前]


……ふぃー、今日も疲れた。ん、どうしたラッセル。


……ほー、野球観戦のチケット旅行券付きか。こんなもんどこで手に入れたんだ、羨ましい。んで、これがどうしたんだ。


[ある日の練習後、後輩が話があると言ってきた。聞けば、手に入れたはいいが行くための都合があらゆる面でつきそうにもない、とのことだ]
(78) 2019/04/13(Sat) 16:25:50

【人】 萩原 悠人



[話をしたら少しすっきりしたようで、
悩む顔がなくなった姿に目を細める。
そして代わりにとばかりに聞かれた悩み事。
うーんと首を傾げて考える]


 俺は、特にないかな。
 恋人も可愛いし。


[出した答えは特になし。
さらりと惚気も混じえてそう告げれば、
最上さんは?とそちらに話題を回した]*

 
(79) 2019/04/13(Sat) 16:26:04

【人】 監督兼キャプテン セス・グライシンガー

ラッセルよ。いいかよく聞け。話を聞くぶんにはお前が置かれてる状況は並の人間よりもはるかに厳しい。自分で選んだ道とはいえそりゃあしょうがないことだ。


[ラッセルが自分では行けないから、と言いチケットを渡して来ようとしたところに、顔をしかめて話し出した]


金は人の生活に欠かせないし、それを稼ぐ機会を逃せないのもわかる。だかな、人には一生において、逃してはならない機会ってのがあるんだよ、ラッセル。


……ラッキーでつかんだプロ野球観戦の機会は、お前にとってそうなんじゃないかと思うんだよ。
(80) 2019/04/13(Sat) 16:27:08

【人】 監督兼キャプテン セス・グライシンガー

だが、そのために必要なものを自分が用意できない。そう言う場合はどうするか、分かるか?


[しかめた顔を元に戻し、問いかける。その目は、少しだけ父親のような優しさを含んでいた]


……正解は、周りに頼ることだ。お前の周りには、実にいい人間が揃っている。一応、俺も含めてだ。


[そう言いつつ、取り出されたチケットを受け取る。そして]


……たまには人生の先輩らしいところを見せてやる。行くぞ、野球観戦。


[肩に手を置いて、こう言った*]
(81) 2019/04/13(Sat) 16:30:28
(a21) 2019/04/13(Sat) 16:37:17

(a22) 2019/04/13(Sat) 16:43:34

 
[ ひたひたと続く足音に追従する獣の気配は、
  酷く冷たい城内では優しく、故に孤独を知った。

  おやすみ、と続いた言葉に笑えただろうか。
  少なくとも不出来な表情ではあったと思う。

  強張っても、歪でも、笑うことに意味があった。
  扉を閉める間際の悲哀に彼の為だけの希望を残してから、
  過去に縫われた男の前から姿を消すことに ]
 


   ねぇ


[ 囁きを灰色の狼へ落とす。
  狼を恐れることなく寄り添いながら双眸は遠くへ、
  居場所のない城の中を歩く足音も、消えそうな程に儚く。

  言葉を理解するとは知らないまま、
  部屋へ辿り着くまでは問いの言葉を宙に浮かせていた。
  勿論、狼を部屋から追い出すことなど在ろうはずもなく、
  招き入れ、クロゼットの前へと歩きながら ]
 

 
   化け物だから殺すだろうって……
   ニクスさまはぼくがそう思うって考えたのかな。


[ それとも生き残るためになら、だろうか。

  生き延びるために何でも――
  想像し得る限り、どこまでもする心算だった。
   
  齟齬は恐らくそこなのだろう。
  贖罪のために殺されることを望んだ彼と、
  この手で誰かを殺すことまでは浮かばなかった、
  世間知らずで無価値だった己との、絶望的な差 ]
 

 
   もしぼくが彼を殺せて、ひとりになって。
   それからきみはどうなっちゃうの……?


[ 古城の主が消えたと知れれば大人が群がり、
  そこに富があるならそれを得ようと、
  贄の代価とばかりに奪いに来るのは想像に難くない。
  居場所がない子供など大人にとって無力なものだろう。

  けれど村の悪辣さを知り得なかった夜の怪物に、
  それを知らせることなどはしないと決めている。
 
  眼と、声と、たったそれだけ。
  それだけが誰かに似ているらしい我儘な生贄に、
  あんな忠告をする優しい主には決して。 

  どうでもいいと投げ捨てられるならともかく、
  これ以上、塵であっても彼の重荷となるのを避けるために。

  少なくとも、今それを伝えても意味がないのだと、
  忘れられないと溢した想いの重さを知れば当然で ]
 

 
   森に帰るのかな。
   それともあの人が死んじゃったら、
   きみも死んじゃったりする……?


[ 借りた上着を脱いで皴を伸ばし、
  衣装掛けに吊るして選んだ夜着は一番シンプルなもの。
  バスローブも脱ぎ捨て夜着に袖を通して、
  それでも未だ夜の空気は冷たくて小さく震えながら]
 

 
   おいで。名前を、あげる。
   終わりまでの間だけだけど、きみの名はね……


[ 柔らかな寝台へ滑り込む。
  燭台の灯はつけたままベッドの隅に寄って、
  狼を空いた場所へと誘って、その首に腕を巻き付けて。

  毛皮に顔を埋めて無防備に瞼を閉じた。
  人ではない気配も、鋭い牙も恐れないどころか、
  その感触に安堵の息を漏らし、稚くくすくす笑う ]
 

[私の愛は献身に似ている
自分よりも相手が幸せであればいいと
唯、ただ思って。触れたいのに触れられず
いとおしいのに、それを伝えるのに時間を要して

心を殺すことも慣れているので
そこを気にする必要など、なかったのに


 公平さ、なんて求めていなかった
 ただ。君が何時か手を伸ばしてくれる日が来ればよい
 そんな風に思いながらも、触れることだけでも
 許してほしいと思って、いた


だから多分。私の中の獣は飢えていた
悟られたくなくて抑圧するほどに、強く強く
君を求める様になっていて

嗚、自分の心なのにままならぬ]

[だからこそ、最後の一押しにあっけなく
獣を押さえつける楔は弾け飛んだのだ

寝ぼけ眼だったが、言質は取ったと言わんばかりに
歓喜に震える慾が、ある

―――それでも大事にしたいのだ、と
   思う理性が、ある

どちらもが、私で
どちらもが、わしだ

その2つは今。君だけを見ている
腕の中に囲い込んだ君だけを]

(その胸の内はいかばかりなりや
 彼の中の萌芽を未だ、知らぬ私は
 
 思い巡らせる、瞬のこと)

[暗闇の中、焼けた肌をはっきり視認できる程に
目が慣れた時に、見る一等可愛い破壊力の笑顔よ
正直ぐっと、くる
などとは胸の内に留めてはいるが

触れて、踏み込むを許されたことで
唇は、手は。君を暴くをもう、躊躇うことはなく]


 なんだ。知らぬのか?
 男でもここは、愛撫すれば感じる者もいるらしい。
 尻の穴でもだとか。借りた小説に書いてあったぞ。


[尚、女相手にしたことはあるが
男相手は君が初めてなので、多少焦らすのも許してほしい
膨らんでくれば、吸って舐めて転がすこともできようかと
考えながら、片方を執拗に愛撫すれば、
声を抑える、様子が目に留まる]

 声を出しても。良いのだぞ。
 耐える方がずっと……


[ぐ、と尖って芯を持ってきた胸の先端を潰す
甘い疼きを、もたらす様に
或いは仄かな快楽をより自覚させ焦らすように]


 —――苦しかろう?



[と囁きつつ、目を細めるのだ]

 そりゃあ、恥ずかしかろうて。
 生まれたままの姿を晒し、
 女の味も知らぬまま、私に
 ……男に喰われることに、なるのだから


[こんなに立派な摩羅をしておるというのにな。と
下履き越しのそれを撫でれば、熱を持ち始めたそれに
うっそりと、口元を緩ませる

――おや、なんとも初心な反応だ。
悲鳴もまた、甘露のようだとばかりに
楽し気にその様子を眺めていたのだが

 ただ、そうだな

そんな風に素直にいじらしい反応をされれば
意地悪をして、快楽で溶かして
私に依存してしまうようになれば、なんて
浅ましい独占欲も、鳴りを潜めて
小さく、笑みもこぼれてしまうものだ]

[広げた手。抱き着いてしまえば
先生から甘えたになってしまうだろうから
その広げた手を1つとり、甲に口づけを落として]

 —―快楽、教授し一等、君を気持ちよくさせよう。
 任せよ。クガネ。

[告げれば、布ごしに無造作に摩っていたそれを、
下履きを下ろして外気に晒させる

嗚、それも一瞬だ
包み込むは己の掌。同じ男同士なのだ。
感じる部分は似たようなものだろう、と
君よりは冷たいかもしれないが、人肌の温かさは持つ手にて
それをしごくように、擦りあげる
裏筋、蟻の門渡、鈴口、雁の裏
さて、君の良い所はどこであろう

君の分身を愛撫する中で見つけたならば、
それが固くなり、脈打つまでは。念入りに掌にて責めたてようか*]

 
   クー、とかどうかな。
   ぼくが唯一、触っても逃げなかった犬とおんなじ。


[ 牧羊犬と一緒にされては狼も堪らないだろうけれど、
  過去で唯一の癒しだった存在と重ねて瞼を閉じて ]
 



   クーが喋れたらよかったのに。
   そうしたら、もっとあの人のこと知れたかな。

   ぼくが、殺す勇気を持てるくらいまで。


[ 湯に溶かした薔薇の香を漂わせ、
  狼の毛皮に顔を埋めて瞼を鎖し溢れる何かを堪えながら。
  眠れそうにもない夜を、取り留めのない会話が続く。

  不安を少しずつ埋めるかのように。
  過去を遡り語る独白は殆どが傷痕でしかないけれど、
  少しだけ救いがあるとしたら同じ生贄の子たちとの交流で。

  狼の呼気が寝息と重なるのは陽が月を熔かす夜明け前。
  変わり者の子供の話に到ろうとして、眠りに落ちた ]*
 

【人】 不器用 ラッセル


[しかめ面>>80には一抹の不安がよぎった
キャプテンならありがとうの言葉と共に、そのまま素直に受け取ってくれると思っていたから
この反応が意外だったのだ

もしやアンチな球団のチケットでも渡してしまったのかな?
色々と理由を考えていると、言葉は続く]


 …逃してはならない機会?


[例えば一生に一度しかない記念日だとか
人生を左右するような出来事だとか
そういう日以外で、逃してはならない機会という言葉にピンとこなくて]
 
(82) 2019/04/13(Sat) 19:39:10

【人】 不器用 ラッセル



 野球の試合…が?


[1年1シーズン百何十試合とあって
きっとこの先も続いていくであろうスポーツ興行の
この日この時に意味があるとまでは考え辛かったのだ

…だが
せっかくのキャプテンの厚意の言葉で
しかもそれを、あまりに父親が子を諭すように、そして自信がありそうにいうものだから>>81

絶対そんなことない。
と否定できなかった]


 行って、いいんですか?私が?


[戸惑いの残る顔で、遠回しな肯定を示す]
 
(83) 2019/04/13(Sat) 19:39:32

【人】 不器用 ラッセル


[手元に残ったもう一枚のチケットを
袋から出して見つめる]


 ところで、それって
 えーっと、建て替え?それとも出世払いですか?


[冗談ではなく、真剣な顔で
肩に置かれた手の、その先の人を見つめる

飛んでくるボールを掴むのも
優しさを受け取るのもまだまだ苦手な彼女であった]*
 
(84) 2019/04/13(Sat) 19:39:58
[ 慾とは、抑えれば抑える程に
 声上げ暴れまわるものだと知ったのは
 己とてつい最近のことだった。

 常の己は頭で思った時にはすぐに動いてしまうような
 単純さが売りである故、溜まることもなかった筈で。

 ただ、"愛"に振り回され悶々とした数日間で
 此処まで変わってしまうとどうして想像できようか。


 ――願うなら、貴方の想うがままに


 慾のままこの身を堕としてくれるというのなら
 オレは喜んでこの手を引かれよう。

 その先が虚無ではないと己は知っている。
 慾に身浸すことは、生きてることの証左にも
 なるだろう、から
 ]



  尻って……痛いだけじゃないのか、それ


[ 男色に関して知らない訳ではない
 職員が見せてくれたやたら薄い本などもそうだし、
 そもそもギリシア神話主神が男女構わず襲うような
 節操なしでもあった訳で。

 ――ただ、実際に男同士の性行為に"そこ"が使われるとして
 本当にそんなことがあるのか?と疑問視もしてしまうのだ

 そんな、僅かに首をもたげた疑問も
 胸を嬲る手によって霧散してしまったが ]



  だっ、て、きもちわりぃし……っあ!


[ 低く、どう聞いても女の子と比べものにならぬ声で喘ぐのも
 おかしな話で(プライドも勿論ある)

 そうして必死に我慢しようとしても
 耳元で囁かれると同時に潰されれば
 抑えきれない嬌声も漏れ出てしまう

 ――その小さな戯れだって
 無意識に股をもぞもぞ動かしてしまうくらいに
 己の身をじわりと焼いてゆく ]

[ 恥ずかしくしたのはシロさんだろ!と
 普段のノリなら言えていたのだが。

 全身弄ばれ、機敏になった身体は
 優しく撫でられただけで理性を容易く揺さぶる程の
 衝撃となる

 ――嗚呼、でも一つだけ ]

  は、あっ……
  オレは、たしかに女との交わりなんてしたことないけど……っ

  別に良いだろっ、オレが、そういうのするのは
  これから先も、シロさんとだけ……
だし……


[ 己にとって至って当たり前の事実だ。

 元より、生まれて最初に恋をしたのが貴方で
 こうして魂の多くを占めた今となっては
 他の人に恋することなど―――少しも考えられない


 ――我慢せず、どろどろに落としてくれても良いのに



 こんな時まで優しくオレを想ってくれる貴方だからこそ
 抱いてほしいと思うのだ。
 ……世界中何処を探しても
 貴方に敵う人なんていやしない。
]

[ 手甲に落とされた接吻が、御伽噺の王子のようで
 また少し、恥ずかしくもなる
 でも、今度は目をそらさない

 もたらされる甘露の味を想えば
 全身を甘い痺れが走った。 

 下履きを完全にはぎ取られ、それが外気に晒される
 そのすーすーする感覚に身じろぎする間もなく ]


  っあ……!


[ 突如包み込んだ熱い掌にびくんと身体が撥ねた

 一体何を、などと混乱したのは一瞬
 優しく包み込むその手は、緩慢な動きでありながら
 確実に慾を高める為だけに
 己の中心を責め立てあげる ]



  んっ、そこ、なんかへんになる……っ


[ 大きな声を出さぬように片手を口に当てて
 片目を逸らし、快楽から逃れようとする

 ただ、彼が触れてくるどの場所も
 苛烈に己の欲を燃え上がらせるもので

 ――良い所なんて、全部としか言いようがない
 他者に、愛する者に大事な場所へと触れられことが
 こんなにも気持ちが良いなんて、知らなかったから

 緩やかに芯を得、屹立していく己自身と
 全身に走る甘やかな痺れ、脳の髄まで可笑しくなりそうだ ]



  し、シロさん!やだっ
  一回やめ、っあ。これ以上は、むり……!


[ やがて、完全に硬くなったそれを前に
 これ以上は決壊してしまうと、子どものように
 いやいや顔を振りながら、水を湛えた隻眼で
 彼に懇願の眼差しを向けた。が

 ――それは、獣の前では悪手でしかない 
*]

 
 
[ まるで、陽に泳ぐような夢を見ていた ]

 

 
[ 陽に透ける金の髪。
  生贄の意味も知らない子供の目の前で、
  柔らかな髪を風にそよがせて微睡む誰か。

  眩くて、遠い、鈴音を知っていた。
  誰もが厭った異色の瞳で見ても、
  ただ笑うだけだった変わり者の子供。

  売られた時から捧げられるためだけに生かされて、
  順番をただ待つ子供の中ではただひとりだけ、
  陽のように暖かく、眩かった誰かの夢を ]
 

【人】 氷炎の剣士 フリーレ

― カフェ・リコリス ―

明確に言葉として紡げば


     目に見えぬものが瓦解しそうだった


  綱渡り
         確かなものなど何もない



───…本当に気づいてないなら

     ぼくはどうしたらいいのだろう
(85) 2019/04/13(Sat) 20:53:05

[そんなものを
        持て余している]


  

【人】 氷炎の剣士 フリーレ

─カフェ リコリス─
[盛大なパーティーからは抜け出し癖があったので>>68
行儀作法は全く身につかなかった。

気を取られていたかなどフリーレにはわからない。
少女の体格にしては
多めのチキングリルがあるのに行儀の悪さ。]


  世の中弱肉強食だろ

  いいだろ別にぃ
  ほら肉やるからグチグチ言うなよ!


[気遣ったつもりは無論フリーレにはない。
ただこの”元”勇者
行動は破天荒だが普段と様子が違えたりするのには少し聡い。

どうもこれ以上は手を付けられたくないらしい。>>69

ケチーなどと言って野菜を刺しては食べる。]
(86) 2019/04/13(Sat) 20:53:10

【人】 氷炎の剣士 フリーレ

[───フリーレの奥底に燻るものには気づいていまい。

 
 
親しい人はあのひとが魔王として覚醒して灰となった
  親代わりのあのひとは
  それが最後の願いだったから、この手で刺して殺めた



世界はひどい歪で醜悪で
           

  それでも

 
      赦せて
            いたの

                 は 、 
]
(87) 2019/04/13(Sat) 20:53:13


[ けれど、もう。
  迂遠にするのは、ここらが
潮時 
  ]


 



  

【人】 氷炎の剣士 フリーレ

[うまい>>71
零した悪魔は、美味そうに食べているようにも
そうでないようにも見えて、わからない。

こんなに近くにいるのにわからない。

湿っぽいのは好きじゃないから
がっと肉を食べた。…さっきより美味しく感じない。]



[ ゆっくりとスープを食べる悪魔と反して
  あっという間に少女は平らげた。


──…ご馳走様とは、言わずに手をあわせただけ ]
(88) 2019/04/13(Sat) 20:53:24

【人】 氷炎の剣士 フリーレ


(  ──────馬鹿な奴 )




[ぼくとおまえに一体どれほどの差異があるというのか]*
(89) 2019/04/13(Sat) 20:53:31
  
   ……ああ、でも。


[ 夢だと知るふわふわした感覚の中、
  眩い誰かは唇を動かして己の記憶を刺激する。

  彼女がおかしそうに綴った言葉を艶やかに。
  何故か忘れるべきだと塗り潰していた思い出を鮮烈に。

  “ わたしたち おんなじね ”

  何が、同じだったのだろう。
  祝福されたかのような暖かい髪の色。
  空を映す瞳を持つ彼女が順番を迎える日に、
  届かないと知りながら手を伸ばし聞いたことがあった。

  笑い方を――心の動かし方を。
  周りの全てから気味悪がられてひとりきりの子供に、
  悪戯げに同じだといった、その真の意味を ]
 

マスター代理 リウビアは、メモを貼った。
(a23) 2019/04/13(Sat) 20:59:24

 
[ ―――彼女の答えは聞けなかった。

  自ら探せと言い残し、
  順番を迎えた彼女が消えたあとはまたひとりきり。

  名か、境遇か、それとも他の何かだったのか、
  存在感だけが残ってその幻想は夢で語りかけてくる ]
 

[我慢して、我慢して―――我慢しきれず手を伸ばしてしまう程
嗚、とても、魅力的だ
君が絶望を抱いて死ぬことに心的外傷を、私が抱くならば
君の心的外傷は神話通りであるならば
容姿なので、あろうか

だったら、それごとひっくるめて、喰らうてやりたい
清廉な君を、欲深き己のところまで
引きずり落してしまいたい

三千世界の鴉を殺しても、未だ足りぬほどに
君との夜を、長々と紡いでしまいたい

恋が人を盲目にするというのなら
慾は抑えるほどに、燃え広がってゆくのだろう
君も願わくばその慾を知ってくれ
できれば、私に抱いて呉れないか

浅ましく願いながら、君に触れる]

 小説のひろいん?はとても
 気持ち良いというて、おったがな?

 どうも前立腺とやらを、責め立てれば
 とても気持ちよく、なるのだとか
 そうでなくば、戦国で衆道は流行すまいて。

 試してみる価値は、あろう?

[残念ながら薄い本に関しての知識もないし
男女構わずとっかえひっかえする希臘出身でもない
とはいえ、男同士であるがゆえに
何処を責めれば気持ちよくなれるのか、位は
何となしにわかるものだ

或いは、女体を知っているからこそ
男であっても、ここを触れれば喜ぶのではないか、と
考え、実行することもまた可であるのだ]

 気持ち悪い、にしては
 随分と気持ちよさそうな、声で鳴いているでは、ないか。

 我慢せぬでも、よいぞ?

[我慢しても色気が増すばかりよと
内心で呟き、胸の飾りがぷっくりと
形作られ、生娘の様に膨らむまで
執拗に弄べば、漏れ出る声を楽しんで

散々片方をいたぶった後、君の雄へと手を伸ばしかけ

――――のばしかけ
揶揄への返答を、聞くのだ]

 そうさな、ほかの者となど
 させは、せぬよ。

[これでも私とて、人並みに。嫉妬もする
独占欲を振りかざすつもりはないが
そう私に宣言する、気概があるというのなら
それに乗って、固く約を契らせてしまおうか]


 お前を暴くのは、私だけでありたいから。

 
[その体の奥まで触れるのも
お前の雄を弄び、このような色匂わす姿を見るのも

でなくば、きっと胸を焼くのだ
焼いて焼いて、清姫やら八百屋のお七の気持ちを
理解して、しまうのであろう

 大事だから大切にして
 君の気持だけを優先したいというのに

 抑えきれぬ、浅ましい己は
 君の言葉に歓喜して

手を伸ばすのだ]

[喘ぐ姿を眺めながら、圧や速度を変えて
君の雄を弄ぶ指が、鈴口を押えて、抉って
竿を掌が擦り上げるなら、
彼から甘い声の蜜が滴り、余裕が剥がれ落ちてゆくのがわかる

だが、それは戴けぬよ?]

  
 我慢するな、クガネ。
 変になってよいでは、ないか。
 それが、気持ち良いという、ものだよ。


[口に当てる、悪戯な片手
快楽から逃れようとする様がどうにも
愛らしく、悪戯心を刺激する
好いた相手を褥に押し倒し、急所を晒すさまを
じっくり眺めて、己の手の中で乱れてくれるのだ

私も男だ。喜びを抱かぬはずが、なかろうて

緩やかに昂ってゆくのがつぶさにわかるからこそ
余計に]

[ようやく口を開いたと思えば、
静止の声に惑いて、愛撫は止まる

懇願めいた涙の声に、ここで止めても
……と、言いかけて。これが心的外傷になって
二度と触れられぬのは、と葛藤する。

――それに、どうもここで終るのは
非常にとても。私の身にも苦痛ではあった

この痴態でお預けは、非常に苦しく
慾を解き放った獣の前では、
その姿はまさに、煽るものでしかない]


  “ 大切なものは、なに? ”


[ 幻想が織る、未来と過去と願望と拒絶の狭間で。
  掴めそうな何かに無意識に手を伸ばす ]
 

 —―- ”手”では一度、止めよう。
 だがそのままもつらかろう?

 出した方がすっきりするさ。 なぁ?

[囁けば、躊躇いなくその起立を口に含む
確か本によれば喉奥まで、だったか
包み込むと気持ちが良いらしい

雄の香が、鈴口にたまっているのであろう先走りの苦みが
口内に広がるが、太いそれを咥え込んだなら

 じゅぷ、り。と

自身の唾液と絡め、卑猥な音を奏でながら、
舌で陰茎をなめ上げ、喉や頬の肉で緩く締め付ける

今後女陰を味合わせてやれぬなら、
粘膜に包まれればそれに近くは、なろうてとばかりに
吸いつき舐める様は、普段の無表情よりも
多少崩れた、慾に頬をわずかに染めた
慾孕む男の顔になっていたことだろう]

 ― 翌日 ―

[ 陽が窓から差し込んで暫く。
  目許を濡らす舌に身動ぎを幾度か繰り返し、
  漸く眠りから浮かんだ意識で陽を眩しげに見る。

  眼が痛かった。
  寝際にカーテンを引いた記憶がなく、
  差し込む陽光に目の奥まで刺された痛みに蹲る。

  無意識に伸ばした手で目を覆えば少しは楽で、
  見守る狼に手を伸ばし頼りながら起き上がり、
  カーテンを引いて光を弱め、そこで漸く息を付く。

  淡い光源でなければ傷める眼は相変わらずで、
  こんな瞳のどこが特別なのか己では理解できない。

  陽で傷めるだけでなく焼かれてしまう主との差は、
  自分で思うよりかは深刻なのだろうとは思うけれど ]
 

 ほんほうに(本当に)
 
 やめへ、 よいの、か?

[男にこういったことを施すのは初心者のくせに
喉を巧みに使ったストロークを披露しつつ
舌で雁首をこすりながら、咥えこみつつ尋ねれば

君が視線をそらしていなければ、
緋色が未だ色薄いであろうきみのものに絡むさまが
まざまざと見せつけられることだろう*]

 
[ 誂えられた服に着替えて、
  その上に外套を羽織ってフードを目深に。
  髪も瞳も隠すそれは如何にも陰鬱そうだったが、
  今まではこれが己にとって身を護る盾だった。
  いまも、きっとそう。 ]


   きみもお腹がすくよね、
   ありがとう、夜に一緒にいてくれて。


[ 扉を開けて狼の自由を促して、
  用意されていた靴を履いて己も部屋を出る。
  空腹が胃を痛ませるが今更そんなものには慣れていた。

  麺麭のひとつやふたつ城の食料から貰っても怒られまい。
  主にとってこの身体は殺されるまで継ぐモノで、
  その価値が失われる日がくるまでは生かして貰える ]
 


[ こんな風に生きていられると、
  困ったような笑いを浮かべる主を思い出せば胸が痛んだ。

  いったい、どんな風に生きられるのだろう。

  憐憫を重ねて綴られた言葉に締め付けられた感情を、
  顔に映して聞いてしまった己はきっと、
  同じように困った表情をしていただろうに ]
 

 
[ 足は自然と、空腹の訴える先ではなく。
  広い城内でまだ点在する空き部屋のひとつ。

  鍵のかかっていないいくつかの部屋は、
  過去に訪れた子供たちの部屋でもあっただろうから。

  確かめたかったら探して見せろと
  まるで突き放すような彼の言葉通りに。
  ひとつひとつ、扉の中身を確かめて覗いていく。

  男、女、それぞれに価値を見出され、
  捧げられ続けた子供たちの、僅かに残る痕跡を。

  辿り着く先がどこかは既に知っている。
  これは時計の針が鍵となる部屋の向こう側にある答えを、
  覗く勇気が出るまでの梯のようなものだろう ]
 


   クー、……ぼく、ね。


[ 狼がいてもいなくても話し相手など彼だけで。
  背後に語り掛ける言葉の抑揚はなく、感情を殺したまま ]
 
 
   誰かが死んでもどうでもいいものだと思ってた。
   ……でも、きっと、違ったんだね。
 

最上 雪は、メモを貼った。
(t3) 2019/04/13(Sat) 21:54:15


[ 人を殺したことがないから違うと諭す彼が、$13
  己に殺してほしいと願う裏腹さに瞼を半ば閉じて。

  薄暗い部屋に馴染んだ視界は灯がなくとも部屋を見る。
  あてがわれた部屋と間取りはそれほど変わらず、
  家具も片付けられているだけの痕跡の消された部屋。

  ここにはなにもない。
  子供たちが残した何かがありはしたけれど、
  衣装棚の隅に宝物のように隠された金貨が1枚だけでは、
  何もしることはできないと苦笑して ]
 


[ これは返すべきだろうか。
  それとも貰っていいものなのだろうか。

  見た限りでは普通の金貨にしかすぎず、
  自分の物ではないそれを懐に入れる気もおきず。

  けれど、彼を訪ねる理由にはなった ]
 

[ こと、"キュクロプス"と"容姿"は切っては離せぬ関係だ。

 「神の息子」の側面としては
 正に親から捨てられる原因ともなった。
 同族のコミュニティしか無かった「怪物」についてだって
 物語にその浅ましさ、おぞましさを徹底的に
 書かれているのだから、自信を持てという方が無理である。

 ――だから、これは"クガネ"の根幹に刻まれた
 原初の心的外傷なのだろう

 巨体で、顔は傷だらけの隻眼
 身体も筋肉ばかりで硬くて

 ……怖いと、思っている。己の身なりが為に
 夜を共に過ごせない。そんな最悪のイフが

 だから、この恐怖ごと喰らってくれないか
 雑念も何もかもを引っぺがして、
 晒した全てを、貴方が燃やし尽くしてくれたなら――

 それは、これ以上ない幸せとなろう。
 ]



  う、それはわかった、けど
  痛くはしないでくれよ……


[ 気持ち良い、とは果たして本当なのか
 未知なる領域を想えば、少し怯えてしまうのも無理はなく。

 ……いずれにせよ、経験値も知識も
 彼には到底及ばなければ、身を任せる他無いのだが ]



  ちがっ、それは正直、嫌じゃないって思う、けど

  オレの声で、シロさんが萎えたら、やだって……



[ 彼のもたらす快楽が気持ち悪い訳ではないのだと
 施してくれるものを否定したくない一心でそう告げる。

 ――言外に「快楽は嫌ではない」と言っていることに
 焦る己は全く気付いてなかったが 


 ……それでも、彼がオレだけを求め、暴いてくれると
 熱宿した瞳でまっすぐに宣言してくれれば
 オレは呆気なくその言霊に心奪われてしまう

 嬉しい。嬉しい。心から歓喜する
 応えてくれる手が、愛おしくてたまらなかった ]



  んっ、これがきもち、い……?


[ このぞわぞわとした"変な気持ち"が
 "気持ち良い"ということなのだろうか


 だとしたら――嗚呼、余計に駄目だ


 オレはきっと、この渦に耐えられない
 一線を越えたら……きっと慾に呑まれてしまう


 快楽に従順な"怪物"の側面が、
 じわり、じわりと蝕んでゆく――― 
]



  あ、え……?


[ 慾高める手が止まったのは、その時だった
 やめてくれという己の言葉が生み出した結果だと
 そう気づくのは一拍後で


 ――正直、此処で止められるとは思わなかった


 彼は優しい。
 だから己の願いを率先して聞き入れてくれる。
 彼が時に慎重なまでに己を考えてくれるのだと
 どうして思い至らなかったのか ]


  ( どう、しよう…… )


[ 止めてほしくない
 でも、可笑しくなりたくもない

 その葛藤は焦燥へ
 不安げに彼を見つめて、いたが―― ]



  は?何を―――
!?



[ その次の瞬間、筆舌に尽くし難い光景と衝撃が
 この身を襲った ]


  は、え
  何やってんだよシロさん!?――
ひっ!?



[ いや、知識として、そういう戯れは知っていた
 でもまさか、そんな――口に含まれるなんて!

 クガネとしても、キュクロプスとしても
 目の前の"交尾"でない、"性行為のための前戯"など
 何から何まで初めての体験で


 何より、彼の整った顔つきで
 その欲望の塊を口の中に入れている姿が
 あまりにも背徳的で、己が罪を犯してるようにも
 感じられ


 ――どうしようもなく、興奮してしまう
 ]

[ 理性の壁が、強く蹴られたような
 そんな衝動が ]


   斜陽の頃なら、起きているかな。


[ それとも土足で暴きにいくべきか。
  未だ踏ん切りがつかない臆病さは独言に満ちて、
  そっと溜息を重くし、部屋の扉を潜って階段を降りていく。

  外を歩けば何か変わるだろうか、この沈む意識が。
  記憶を辿るように歩いて何かを見つけることができれば、
  誰かの何かが救われたりするのだろうか。
   
  足は食堂ではなく薔薇の生い茂る庭園の中へ。
  陽に香る薔薇の匂いは濃密で、
  手入れをするには子供の手には余る広さに映る ]
 



  ――いやだ、やめないで、っあ
  そのまま、はぁ、もっと、もっと……


[ 眼を逸らせないままに、するりと願望が口から溢れる
 潤んだ瞳の中にちろりと踊る慾が、貴方にも見えただろうか

 どんどん高められる慾を前に
 低く、それでも溶けるような嬌声が絶えず漏れてしまう。
 最早我慢するという言葉すら脳裏に残らないで

 ――慾をこのまま発散したい
 でも、このままはダメだ ]


  ひっ、あっ
  シロさん離して!もう、でるから―!


[ ぐい、と彼の頭を押して屹立から離そうとする
 だが、散々慾に弄ばれた身体に力は入らず
 自慢の筋力だって、何の役にも立たない有様だ *]


  ……


[ 赤い、紅い、痺れる程に濃く香る薔薇。 
  葉が多くを吸って枯れる花弁も目に付く庭園に、
  ぽつんと立って改めて思い知るのは独りだという意識で。

  空腹が限界を迎えるまで思考を巡らせた。
  どうせ陽が僅かでも傾くまでは動きは鈍いままで、
  やることなどそれきりしかできない。

  過去の扉を開く時計の針を得る勇気を得るまで、
  手間のかかる薔薇の庭園が残されてある意味を。

  なにより、“おんなじ”の意味を、幾度も、幾度も ]*
 

[痛くしないでという彼に
約束まではできないが
(何せ未通女というのは、最初は破瓜の痛みを 
 伴うことを知っている
]


 ――― 痛みを感じても
 それ以上の、快楽を、齎そう。


[それにはケツで感じる才能がいるのだと知るのは
きっとずっと後になってからである
感度的には、君はその才能が有りそうで何よりであるが

君の恐怖ごと、君自身が欲しいよ
]

 萎えるわけなかろう。
 嫌でないなら、続けるぞ。

[私も理性の限界というものはあるのだ
そんな不安そうに小さく告げられたら
ほら、元気百倍の不断とのギャップというやつに
胸がきゅっとするものだ

 それにほら、快楽に関しては嫌ではないというている
 それがわかれば十分だ

ならば欲しいと躊躇わずに求められよう
君が欲しいよ。いとおしい人よ]

 そう、それが気持ちいいというものだよ。

[だから慾におぼれ熱に狂い
私の様に、なってしまえばいいのに
求めて仕方ないくらいに。そうでなくば

―――私だけが、欲しがって
君に負担を強いてしまうのが怖い
君が望まぬことをしてしまうのは
堪らなく、自分が許せなくなるから

そう考えれば、なんと自分は勝手な男よの]

 




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