人狼物語 三日月国


250 【身内】冒険者たちとエロトラップダンジョン【R18】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

[メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ

視点:

全て表示


一日目

村人:1名、囁き狂人:6名、人狼:1名

【人】 ギルド員の女

そうそう、何人もの冒険者が犠牲になったって噂よ。
あのパーティは無事に還って来れるといいんだけど。
(0) 2024/02/17(Sat) 11:00:00




【人】 サーチャー ゼクス

[ ネスも同じ気持ちで居てくれるとは、
 この時点の俺は知ることも無く。
 
 ただ彼に触れたいという想いを隠さずに、
 腰や尻に回した手で彼を撫で
 指先から感じる感触の変化を楽しむ。>>0:72 ]
 
 
 へぇ…
 まぁ習うなら、フィルかトゥエルあたりが適任だもんな。
 ノインは多分盾役だから
 多少ネスの動きとは合わなそうだし。
 
[ 以前はなかった筋肉を感じる触れ心地。
 ネスがこんな風に鍛える事は、
 それこそ自衛にもつながるから良いことだと感じていた。
 
 俺のトレーニングなんかはネス向けじゃあないし、
 フィルと二人で部屋に籠もっていたとして
 そこにそれほど嫉妬する事はない。
 
 長過ぎたらそろそろ構えと言っていただろうが。
]
(1) 2024/02/17(Sat) 14:31:59

【人】 サーチャー ゼクス

[ そんな事を考えながらネスのお尻を堪能していれば、
 ネスの声がどことなく…
 どことなく、淡い色を含んだように聞こえて。
 
 その顔を見れば、
 なんとも可愛い事を言ってくれるものだから。>>0:73 ]
 
 
 ……シたくなっちゃうんだ?
 
[ そんな顔で言われた所で、湧くのは悪戯心だけ。

 揉むだけだった手で、
 そのままズボンのウエストに指をかけ
 尾骨の上から尻の割れ目まで、
 ツツ……と指でなぞるとにんまりと笑った。 ]
(2) 2024/02/17(Sat) 14:32:15

【人】 サーチャー ゼクス

 
 
 いいな。
 シたい気持ちのまま今日一日過ごしてくれよ。
 
 俺も、仕事終わり楽しみにしとくから。
 
[ 本音で言えば、いやいや仕事をする前に一戦…と
 洒落込みたい所だったが。
 到着時間を考えると、どう考えてもヤッている余裕はない。
 
 リップ音を響かせるようにネスの唇にキスをして、
 今の所は悪戯をやめてあげただろう。 ]
(3) 2024/02/17(Sat) 14:32:27

【人】 サーチャー ゼクス

 
 
[ まさか、こんなやり取りをした直後に到着した探索地点が
 あんなものだとは
 
 俺達は何も知らなかった。* ]
 
 
(4) 2024/02/17(Sat) 14:32:37

【人】 サーチャー ゼクス

─ 到着後:魔導研究所廃墟前 ─

[ そんなこんなで、
 ネスとイチャイチャしていたら秒で終わったココまでの旅路。
 目的地の近場に飛空艇を停めたおかげで、
 飛空艇からここまでは然程かからなかっただろう。
 
 蔦や苔が生え、人が居なくなって久しいことがよくわかる、
 大型の建物。
 その建物の前で、俺はゴーグルを頭につけ
 難しそうな顔で建物を睨んでいた。 ]
 
 
 ………なんだぁ?
 
[ 何もせずに建物に突入するなんて無策は許さない。
 故に、まずは索敵を…と
 建物の様子を外から伺っていたのだが。
 
 ──拍子抜けするほど、
何もない
のだ。 ]
(5) 2024/02/17(Sat) 14:39:17

【人】 サーチャー ゼクス

[ 入り口付近に罠らしきものもないし、
 俺が見える範囲の一階周辺にも何もない。
 それどころか魔物も何も居ない。
 
 当然内部の深くまで見通せるわけではないが、
 この時点で何もないというのは些か不自然である。
 
 これが自然洞窟なら理解するのだが、
 ”おすすめしない”とされる人工物なのだから。
 それこそ罠だらけであってもおかしくないのに。
 
 ぽりぽりと頬を掻いて、メンバーに概要を告げよう。 ]
 
 
 今んとこ罠らしきものもねえし、魔物もいねえ。
 けど…”無い”ってのが逆に不自然だ。
 気をつけて入ってくれ。
 
 ……それと…
 
[ 言葉が途切れる。
 続けようとして、けれど迷って…
 やがて、途切れたままの言葉はそのまま落ちる。 ]
(6) 2024/02/17(Sat) 14:39:49

【人】 サーチャー ゼクス

 
 
 …なんでもない。行こう。
 
 
[ なんだか妙に、嫌な予感がする。

 そんな曖昧な警告は、告げられる事はなく。
 
 その危機感が、持ち前の特性である
 「淫気」を察する能力からくるものだとは、
 今の俺も流石に気づかなかったから。
 
 
 仲間たちが向かうのに合わせ、
 俺は列の後方をついて行く事だろう。 ]
(7) 2024/02/17(Sat) 14:40:07

【人】 サーチャー ゼクス

[ 漂うおかしな匂いも、
 仲間たちから香るもののせいで紛れて今は気づかず。]


 (やっぱりあいつら乳繰り合ってやがったのか…)

[ と、自分のことを棚に載せぼやいていた。** ]
(8) 2024/02/17(Sat) 14:43:08
サーチャー ゼクスは、メモを貼った。
(a0) 2024/02/17(Sat) 14:51:29

【人】 首無放浪騎士 トゥエル

[先述の事情で、こちらとしてはかなりクエストには乗り気だったのだが、気になることがないわけではなかった。]

…なんだ。…あんまり乗り気じゃなさそうだな。

[他でもない、アハトの様子が浮かなさそうなことだ。出身地とでもいうべき幻獣の里の話は折に触れて聞くようになっていたが、やはり彼方の流儀や価値観には人間との違いを感じる部分もある。

だかりというわけでもないが、直接聞くまではアハトの浮かない顔の理由ははっきりわからなかったと思う。]

……まあ、ノインやヌルも今回はパスらしいし、無理はしなくていい…けどさ。

[目的の廃墟につくまでにそんな話はしていただろう。]
(9) 2024/02/17(Sat) 16:12:54

【人】 白魔導士 バド

 素直だろ?
 ほら、こんなに……

 ああいや、俺よりフィルのが素直か。

[押し付ける熱につられて、吐息が熱くなる姿。
今以上の刺激を求めて腰を揺らす様子に
くくっと喉の奥を鳴らす。

快楽に随分弱いのは元々なのか
それとも、自分と毎夜過ごすことで
そんなふうになってしまったのか。

どちらにせよ湧くのは愛しいという気持ちだけで。]
(10) 2024/02/17(Sat) 16:42:45

【人】 白魔導士 バド

 っふぅ……。
 ま、ちょっと経ってから出てこい。
 色々都合悪いだろうからな。

 また後でな?

[なにが、とは言うまい。
誰かの予想通り乳繰り合っていたわけだから。

飛空艇が目的地付近に到着すると
いったん備蓄庫にフィルを残し
アイテムの詰め込まれた鞄を手に部屋を出る*]
(11) 2024/02/17(Sat) 16:44:55

【見】 魔銃士 イーグレット

[何も思い出せないでいた──。

目の前にいる人物は、少なくとも己を知る人物のようだ。
一瞬、戸惑うような様子が垣間見えた気がしたものの>>0:@11
それが何故かについてまでは、考えに至らなかった。

こちらの問いかけや懐く疑問には、
冷静に答えてくれている。>>0:@12
…今はその表面でしか捉えることは出来なかった。]

 ……ノイン、さん。ですか。
 ベロイヒテン……?

[目の前の"ノイン"という人物も、この名前にも覚えがない。
同僚と言われてもあまりピンとは来なくかった。
重戦士、盾使い。
おそらくそれがノインという人物の職業なのだろうか。

相手の筋肉質な身体付きと、部屋を見渡した時に視界に入って来た頑丈そうな防具。
言葉の響きから、どんなものかはなんとなく連想出来ている程度だが確証は得られない。
そして、ふと身体をしめつけるものに気が付いた。
見れば脇の近くには小銃のようなものがホルスターに収められている。
これはなんだろう。これは己の武器なのか?
だとしたら自分の職業は銃に関する何かなのか…?]
(@0) 2024/02/17(Sat) 16:54:56

【見】 魔銃士 イーグレット

[それに、ベロイヒテンという言葉にも全く馴染みはないし、心当たりがなかった。
どういうものなのだろう。

…と、そんな状態だから。
記憶が混濁している。という相手の言い分には、そうかもしれないと曖昧ながらも受け止めるしかなかった]

 うーん……。

[交友関係なんてものが己にはあるのか。
ギルドというのも初めて聞く言葉に思える…。
何が何だか分からない。何も思い浮かぶものがないのが正直なところで]

 覚えてること……。
 すみません。何も覚えてなくて。分からないんです。

 何故ここに寝ているのかも……い、っつ。

[そういえば後頭部がズキズキする。
頭でも打ったのだろうか。後頭部を弄ると、少し腫れているような感じがする。掌に血はつかなかった。

ノインという人物の「ずぼらさ」と、何が関係しているのかさえも不明だったが
何かの拍子で頭を打ったであろうことは、なんとなく想像は出来た。
そのシチュエーションはどんなものだったのかまでは、想像出来ないが。]
(@1) 2024/02/17(Sat) 16:55:47

【見】 魔銃士 イーグレット

[こちらの疑問には懇切丁寧に答えてくれるノインに対し、色々と分からないことの方が多いものの
人の良さそうな人物であることは分かるから、少しだけ安堵した。]

 …ありがとうございます。ノインさん。
 まだ何もよくわかっていないけど
 少しずつ思い出せるように努力はしたいです。

[痛む頭を押さえながら、ゆっくりと半身だけ起こして頭を下げる。
申し訳なさそうにされると、なんだか気まずい。
だから今はこの保証もない言葉で取り繕うしかなかった。

…相手の気持ちの奥に押し込まれた
不安や焦燥という感情までは、読み取ることが出来なかっただろう。**]
(@2) 2024/02/17(Sat) 16:56:54

【人】 調合師 ネス

[フィルくんから教わったって言えば、適任、だって。>>1
役割に由来する動きの種類なんかは考えてなかったから、
そっか、と納得する。
フィルくんと二人でいる事が多くなっても
咎められる事はなかったけど、
時々拗ねた様な事を言われる事はあったかな。
彼には悪いけど、そんな姿もかわいいと思ってしまうから
その時僕はきっと、ゼクスさんの隣で微笑んでいた事だろう]


  ん――……、


[けどこの場では笑っている事もできず。
ちょっと困った様な声でだめって伝えれば、
退いてくれるどころか、
この先を想像させる様な指先の動き>>2
僕は簡単に翻弄されて……]
(12) 2024/02/17(Sat) 17:42:09

【人】 調合師 ネス

[でも燻ぶる気持ちはそのまま
持っている様に言われてしまう]


  うぅ…… 
ずるい……



[わざわざもう少し期待させてやめるなんて意地悪だし、
この気持ちのまま一日過ごせとか、
それが「いい」なんて。>>3
……でも、自分も楽しみにしているなんて言われて、
優しいキスをされたら、
さっきの行いも、言葉も全部許してしまう。

惚れた弱みって本当に厄介だ。*]
(13) 2024/02/17(Sat) 17:42:37

【人】 魔剣士 フィル


ふっっっざけんなこの#△%●$!!!!!



[飛空艇到着間際、
備蓄庫周辺に暴言が響いたが
その理由は誰のみぞ知る。*]
(14) 2024/02/17(Sat) 17:44:37

【人】 魔剣士 フィル

― 到着後・魔道研究所 ―

[多くは語らないが、
諸々あってフィルは若干不機嫌だった。
とは言えクエストはクエスト。
集中力散漫でいると命取りになると、
ある程度気持ちを切り替えて。

探索前の索敵はゼクスの担当なので>>5
任せて建物の前で待機していたのだけれど。
どうにも怪訝な様子に首を傾げる。]

………はあ〜ん………
確かにこんだけ曰くつきなんだから
手ごわい魔物の一匹二匹居てもおかしくねえのにな。
ま、用心しながら行くか。

[取りあえずゼクスが探知できる範囲には何もないと言うのなら
中に入って確かめてみるしかなさそうだ。
早速行くか、と腰を上げ。]
(15) 2024/02/17(Sat) 18:14:09

【人】 魔剣士 フィル


? なんだよ。


[中途半端に言葉を止めたゼクスから
どことなくもの言いたげな視線を感じたので眉を寄せたが。>>8
彼が言葉を濁すなら不思議そうな顔をしつつ
それ以上追及することは無いだろう。

トゥエルが隊列どうするとか言ってた気がするけど>>0:5
特に何もなければ何かが出て来ても対応できるよう、
列の前の方を率先して歩くことだろう。**]
(16) 2024/02/17(Sat) 18:15:13

【人】 白魔導士 バド

─魔道研究所前─

[艇が降り立つ前、響く暴言を背に受けながら
さすがに意地悪がすぎたかと、それでもにやにやしながら歩く。
いやあ、これだから虐めたくなるんだよなぁ。
好きな子ほど何とやら、というやつだ。

一度自室に部屋に戻り(数十分ほど滞在し)
魔導書のアイテムの詰まった鞄を手に、のそのそと降り立てば
同じくクエストに向かう面々が揃いつつあったろうか。

──フィルはもしかしたら不機嫌かもしれないが


大きな廃れた建物の前で、ゼクスが索敵を始めるのを黙って見る。
次いで続けられた言葉には同じく軽く眉根を寄せて。]

 こういう場所で罠がねぇってのはおかしいな。
 サーチされないような造りかもしれん。
 研究所だったなら、有り得るな。
(17) 2024/02/17(Sat) 18:29:25

【人】 白魔導士 バド

[ちらと見たフィルはやはり少々機嫌が悪そうだ。>>15
緩みそうになる顔を故意にキリッと引き締める。

因みにだが淫気が漂っているとすれば今回は自分のものではなく
きっと相手方の方のものだろう。>>8
…なんて事が嗅ぎ分けられているだなんて、こちらは知る由もないのだけれど。]

 固まって動くにしろいくつかに別れるにしろ
 気を付けておかないとな。
 解毒はアイテムがあるが、解呪はさすがに俺がいないと難しいぞ。

[こういう所では怨念が溜まりやすいせいか
元々はそんなものでは無かったものにまで、呪いの力が篭もりやすい。
毒は薬でも治せるが、呪いとなれば話はまた別だ。

隊列的には後方になろうか。
いつもの位置で進み出す隊に続いていくことだろう **]
(18) 2024/02/17(Sat) 18:40:02

【人】 調合師 ネス

― 飛空艇を降りて ―

[ゼクスさんの掌の上で転がされる様に、
悶々としながら艇を降りる準備をしただろう。
身体を張れるくらいは鍛えられてないし、
魔法も使えないから、せめて調合師として最高の仕事をしようと色々詰め込んだらいつもより荷物は多くなった。
でもそれを軽々持てるのは、フィルくんとの特訓の成果だろう。

色んな気持ちで大地に降り立って、
目的の建物の前で、索敵担当のゼクスさんの分析を待つ。>>5
どんな難解なダンジョンなのかと思っていたら……。>>6]


  なにもない?


[どういう事なのだろうと首を傾げる。
飛空艇で魔具を手入れをしていたから、
不具合の可能性を考えてしまうけれど……
あれは直った筈だから、彼の言う事に間違いはないだろうと]
(19) 2024/02/17(Sat) 19:11:13

【人】 調合師 ネス

[気を付けて入ろうとの言葉に頷いて、
続きそうな言葉を再び待ったけど、
なんでもない、って。>>7
そうは言うけれど、不安そうな彼にちょっと寄って]


  ……大丈夫?


[と声を掛ける。
彼の考えを聞かせてもらえなかったとしても、
ちょっとだけ、そっとその手を握って、
「がんばろうね」と笑顔を向けただろう。

前を歩くメンバーに「罠識りの水」の入った小瓶を手渡した。
近くに落とし穴等が隠されていれば水の色が変わるアイテムで、
強い魔力によって隠される罠には効かないが、
持っていて損はないと、使ってもらう事にしただろう]
(20) 2024/02/17(Sat) 19:13:18

【人】 調合師 ネス

[建物の中は酷く静かで、気味が悪い。
でも少し進んだところに、
文献で見た覚えのある石を見付ける]


  あ、あれは……っと。


[でもすぐに手にする事はしない。
珍しいアイテムに目がくらんで足を滑らせて……という失態は少し前に犯してしまったから。
まじまじと観察して、危険がないか確認して、
そっと手を伸ばしてその石を持ち上げた時、

ビーーッ
と機械音が鳴った]


  えっえっ、あっ


[僕が石拾ったから?と
咄嗟に手に持ったそれを置いたけれど鳴り止む事は無く。
少ししたら音は止まったけれど、
音のした方へ向かったら、扉が開かない事に気付く]
(21) 2024/02/17(Sat) 19:14:18

【人】 調合師 ネス



  開かない……


[僕の力じゃびくともしないだけかと思ったけれど、
力に自信がある人でも、魔法を使える人でも開けられないと知れば、閉じ込められた、と状況を理解する]


  ……ごめんなさい、
  僕が石を触ったからかも……


[実際そうなのかはわからないけれど、
タイミングが一致していたので、みんなに頭を下げる。
でもどうやったらこの扉が開くかわからない。
ダンジョンの攻略経験の多い人たちの見解を
聞く事ができたら、それに従うつもりだ。*]
(22) 2024/02/17(Sat) 19:15:38

【人】 魔剣士 フィル

― 探索中 ―

[ネスから小瓶を有難く受け取り、隊列の前方を行く。>>20
いつでも剣を抜けるよう警戒はしていたが、
ゼクスの言通り魔物どころか罠の一つも出てこない。
バドが言っていた呪い…のようなものも今のところなさそうだ。>>18]

ん――…こうも静かだと流石に不気味だな。
こっから上や下に行けるみてーだけど、

[暫し廊下を進み、階段に差し掛かったあたりで
もう少しこの階を調べてみるかどうするか
意見を窺おうとした時だろうか。

ビー―、と不意に後方から音が鳴ったのは。]
(23) 2024/02/17(Sat) 20:05:22

【人】 魔剣士 フィル

な、なんだぁ?

[音を追って、再び来た道を戻り、玄関へ。

がっちり閉まった頑丈な扉は、
全力で押しても引いても開かなくなっている。
攻撃魔法も一通り試してみたが効果なし。]

駄目だな、完全に閉じちまってる。
こりゃ力づくじゃ無理だな。

[どうやらネスが石を拾った?タイミングらしいが。>>21
申し訳なさそうに頭を下げる彼に、ひらりと手を振り。]

まあ言っても仕方ねえだろ。たまたまかもしんねえし。
ゼクス、鍵開けで何とかならね?

[そう頼んでみたけれど、無理だと知れば
どうしたもんかと頭を悩ませただろう。
迷宮や洞窟なんかのダンジョン踏破経験はそこそこあるが、
この手の施設のことにはさっぱりだ。**]
(24) 2024/02/17(Sat) 20:08:45

【人】 白魔導士 バド

─探索中─

[辺りの様子を見ながら歩いていれば
不意に警告音が鳴り響く。

なんだなんだと引き返せば、
なにやら扉が閉ざされてしまったようだ。
罠の類かとも思ったが、どうも違うようで。
ここはサーチャーの見解をと待機の姿勢をとる。]

 探索ならこういったこともつきものだ。
 床が抜けた底が針山だったとか
 上から岩が降ってきたとかじゃなくて
 よかったっつうことにしとけ。

[実際、ネスが石を拾ったせいなのかどうかも
今は見当がつかないのだし、と
申し訳なさそうにするネスの肩をぽんぽんと撫でておく。]
(25) 2024/02/17(Sat) 20:26:37

【見】 盾使い ノイン

[さん付けで呼ばれることが


こんなにも、胸を痛ませることになるとは思いもしなかった。]
(@3) 2024/02/17(Sat) 20:33:17

【見】 盾使い ノイン

 ……。なにも、ということなら。
 君は君自身の名前も覚えていないということで、
 いいんだろう、ね。


[瞬の沈黙。の、間。
――君が後頭部を弄る様子を眺める。>>@1

長く綺麗な指先に血がついていないことに安堵する。
自分が触れた時には僅かでも、後々に出血という事例もあるから。

ずぼら、に関しては自分の出しっぱなし置きっぱなしにした
物やら借りたスライムやらが原因というのは説明しておいた。
スライム、の知識があるならスライム!?と驚かれるかもだが
ないなら多分スライムってお掃除してくれるのかぁとか
納得してしまうのかもしれない。

知り合いに召喚士がいないとんなこたぁできないのだが、それはさておいて。]
(@4) 2024/02/17(Sat) 20:33:29

【見】 盾使い ノイン

 ……。
 お礼を、言われるようなことでは。
 俺の責任であるのだし。

 ……無理は、しなくても良いよ。
 君のペースで。


[自分自身の慾としては。君に一刻も早く思い出してほしい。
そして思いっきり謝って。思い出してくれてよかった、って
君の前で、泣きたい。

だがそれは、”今”の君には言えない。]
(@5) 2024/02/17(Sat) 20:34:17

【見】 盾使い ノイン

 とりあえず、リーダーに今の現状を伝えておくよ。
 飲みたいもの、食べたいものとかある?
 
[頭を打って暫し寝ていただろうし、
喉は乾いていそうかなと考えて。

ずっと自分が傍にいるよりか。少し彼自身が1人で考える時間を取ったほうが良いのでは、等々。
申し訳なさを滲ませているが、元々己の表情筋はあまり仕事をしないたちである。
こんな顔の己がいても、彼にとってはストレスになるまいか。
――自分は、傍に、いたいけれど。

色々考えた末に、
報告と飲み物やらを取りに行く間、
彼に1人でいる時間を作ろうとしたのであった。]
(@6) 2024/02/17(Sat) 20:34:30

【見】 盾使い ノイン

[報告が終わって戻るまでは、なるべく出歩かないで待っていてほしいと告げる。
打ち所が悪くて行き倒れになってしまったら大変だからという理由も伝えるが、無論報告の間は人の目はないんで、こっそり抜け出されて行方不明とか十分ありえる。
だが、その可能性を考えられる程落ち着いていなかった盾使い。

応急処置的に借りているスライム(ちょっとひえてる)を
頭の後ろにどうぞと渡しておいたけれど
治癒魔法をかけてくれる白魔導士も
薬を出してくれるだろう調合師も
他メンバーと研究所にレッツゴーしていて不在である。
世知辛いね。



彼が1人になった際に、何を考えたかはわからない。
報告の際に、リーダーの前で
泣きそうになったのも君は、知らない。

昔も今も世話になっているアハトアハトなら
びえびえ泣きながら説明して、
すぼらだからそうなるんだろうがと注意でもされたかもしれないけれど
生憎彼は他メンバーと研究所にレッツゴーしてて不在である。

何という間の悪さだ。日頃の俺の行いが悪すぎたに違いない。
幸運E-とかだ、多分。]
(@7) 2024/02/17(Sat) 20:35:45

【見】 盾使い ノイン

[諸々用事を済ませた後。
自分の部屋の、扉を開ければ。
果たして彼はいたのか、どうか。**]
(@8) 2024/02/17(Sat) 20:35:59

【人】 白魔導士 バド

 誰も怪我はしてねぇか?

[アハトやトゥエルの方も見やり、怪我の確認をする。
何かあればすぐに治癒魔法はかけるつもりで。

落ち着けば、閉まった扉のある部屋の隅で
パーティメンバーがこれからどうするのかを聞くため
静かに壁にもたれている。
こういう時、ヒーラーはあまり主導権を握らないものだ。
(──と、俺は思っている。)


集中しているせいか
多少仏頂面なのは、仕様だ**]
(26) 2024/02/17(Sat) 20:37:24

【人】 サーチャー ゼクス

[ 何もない、という不気味さにはいつまでも慣れない。
 
 それが本当に何もないのならいいのだが、
 実際は俺が探知できていないだけだったら…と思うと
 何もないのだとすぐに安心することもできやしない。
 
 何故か感じる嫌な予感も、
 ただ予感であり根拠なんてなくて ]
 
 …いや、なんでもねーよ。
 前は頼むぞ。
 
[ 怪訝そうに俺の途切れた言葉を追うフィルに、
 再び何でもないとかぶりを振った。>>16 ]
(27) 2024/02/17(Sat) 20:55:31

【人】 サーチャー ゼクス

 
 サーチされないような造り…なぁ。
 俺の探索は生体反応はもとより、
 魔力の痕跡を辿るもんだ。
 それをさせないってなると…
 魔力すら使わないギミックか
 もしくは……
 奇跡的に俺と死ぬほど相性の悪い何かがある
 ってくらいしか思い浮かばねえな。
 
[ さて、そんな物はあっただろうか。

 同じく”何もない”事への不信感を顕にするバドに>>17
 俺は俺で首を傾げて返し、最後尾をついていく。
 
 ネスの背中でユッサユッサと揺れる荷物を見ながら、
 どこか解せない顔をしていれば。 ]
(28) 2024/02/17(Sat) 20:55:58

【人】 サーチャー ゼクス

[ すす…と俺に近寄ってきたネスが、
 俺を気遣ってなのか、それとも探索への不安か
 側で様子を伺ってくれて。
 
 ふ、と小さく笑うと
 取られた手を握り返した。>>20 ]
 
 大丈夫……と言えるかはわかんねえけど、
 さんきゅ。
 
 なんか違和感はあんだけどな。
 でも見れば見るほど何もねえし…
 まぁ、一旦奥に行けばわかることもあるかもな。
 
[ がんばろうね、と笑う恋人に
 おう。と笑って返し。
 
 可愛さに緩めたくなる気も、探索中に緩めることはせず
 再び真剣な目で前を見据え
 研究所の内部を見渡した。 ]
(29) 2024/02/17(Sat) 20:56:08

【人】 サーチャー ゼクス

[ 古めかしい、かつて人が居た後のする研究所。
 
 土埃等を払いながら、辺りを調べ始める。
 ひとまずは罠らしきものもなかったし、
 俺は俺で前方ではなく
 むしろ左右や後ろに気を配って歩いていたのだが。
 
 ネスが何かに触れた瞬間
 けたたましい機械音が辺りに鳴り響いた。>>21 ]
 
 
 ─
─…っ!

 
[ 駆動音に反応するように扉を見る。
 がっちりと閉まったそれは、
 ネスが近寄って開けようとしても全く開かないらしい。>>22
 
 罠──ではない。
 咄嗟にわかる。
 これは罠としての動きを成していない。
 では、どうして。 ]
(30) 2024/02/17(Sat) 20:56:35

【人】 サーチャー ゼクス

 
 
 ──ちょっと待ってろ。
 
[ ネスと一緒にフィルも扉を開けようと、
 魔法や腕力…様々な方法を試してくれたみたいだが。
 
 それでもダメらしいと此方を振り向かれ>>24
 頷いて前に出る。
 
 扉に触れ、ゴーグル越しに制御の仕組みを探る。
 鍵穴らしきものも一応あるが、
 殆ど飾りだ。鍵はコレじゃあない。
 
 なんせ、遠隔からの制御でこうなっているのだ。
 どこかに動力源に繋がる神経のようなものがあるはずで。 ]
 
 
 ……………んん…
 
[ 魔力を流し、魔法石を弄るときと同じように
 機構の力の流れを探っていけば。
 一箇所不自然な場所へ行き当たる。
 劣化した回路の果て、こうなった原因がなんとなくわかって ]
(31) 2024/02/17(Sat) 20:57:01

【人】 サーチャー ゼクス

 
 
 ああ……。なるほど。
 
 とりあえずネスのせいじゃあない。
 
 多分だが、
 この研究所全体の機構を制御するシステムのどっかで
 誤作動でも起こったんだろ。
 
 この扉を開けるには、制御システムに触る必要がある。
 この建物のどっかに制御盤みたいなもんがあるはずだが…
 
 悪いけど、今は場所まではわかんねえな。
 
[ 見解を待つメンバー>>25に聞こえるよう、
 そう告げて。
 
 どうするか…と眉間にしわを寄せる。
 生憎と、この建物は外から見ても大きかった。
 おまけに地下まである。
 とてもじゃないが、全員一緒に探索していれば
 途方もない時間がかかるだろう。 ]
(32) 2024/02/17(Sat) 20:57:38

【人】 サーチャー ゼクス

 
 
 ひとまず、探索が必要だ。
 ココに居てもなんも解決しねえことだけはわかる。
 
 お前ら、交信用の魔法石は持ってるよな?
 
[ そうして、ぐるりと全員を見渡そう。
 
 分散しての探索が必要なのだと、
 そこまで言われれば伝わることだろう。** ]
(33) 2024/02/17(Sat) 20:57:57

【人】 首無放浪騎士 トゥエル

―魔道研究所―

[道中は何事もなかった…というわけではメンバーによってはないのだろうけれど、ともかく自分の身には大したことは何もなかった。

例によって、見通しの悪い屋外のダンジョンならともかく、この手の研究施設のような、敵より中の仕掛けだのトラップだのの方が厄介そうなダンジョンでは、荒事専門の自分のような前衛は進んで前に出る立場ではない。
自然、ゼクスの探索の報告>>5などを聞く側に回っていた。]

何もないのか。
廃墟なんだから何もないのは当たり前っちゃそうだけど…
まあ、あれだけ脅された割に不自然だねえ。気を付けた方がよさそうだな。

……?なんだよー…
(34) 2024/02/17(Sat) 21:29:49

【人】 首無放浪騎士 トゥエル

[何か言おうとしたゼクス>>7の様子が明らかに何でもなさそうではなかったので軽く尋ね返しつつ、研究所の中に入った。

敵の気配などはないという事だから、今回はむしろ前の方をフィルに任せ、殿近くを守る形になったろうか。

身の丈ほどあるハルバードも、洞窟なら探索の時に色々使い道もあるのだけれど、この屋内では正直持て余し気味だ。
警戒は怠らずとも、特に活躍の場のないまま、不意に機械的な音が鳴った>>21のではたとそちらに目を向けた]

開かない?どれ、貸して。

[これでも力はある方だ。扉に手をかけて押し引きしてみたが、開く様子はない。]
(35) 2024/02/17(Sat) 21:30:09

【人】 首無放浪騎士 トゥエル

僕で無理なら、力任せで開けるのは無理っぽいな。
パス。他、任せる。

[結局、フィルやネスも試してみたが、無理そうだ。
結局はゼクスの解析>>31を待つ形となったろう。]

ふうん…… つまりトラップじゃなくてただの誤作動か。
その制御盤ってやつを弄ればなんとかなるんだね?

まあ…それ見ただけでわかるもんなのかってのはあるが…
確かに敵だのトラップだのも今までなさそうだったし、
全員で探すより手分けしてってのは賛成だな。
(36) 2024/02/17(Sat) 21:37:28

【人】 首無放浪騎士 トゥエル

なら、魔法石はそれぞれあるだろうし、2人1組ぐらいになって手分けして探すかい?
何かあっても対処できるような組み合わせとか、そんな感じで…


[全員の顔をちらりと見る。誰と行くか…と聞くのがなんか野暮な気すらするのはなぜだろう。]


じゃ、アハト。一緒に行くかい?
……いや、その。バランス的に。そうなるかなって。

[いかにもそのバランスを最重視したみたいな感じで声をかけた。いや、もちろんそこが最重要のはずなのだけど*]
(37) 2024/02/17(Sat) 21:41:49

【人】 調合師 ネス

[建物に立ち入る前に、ゼクスさんの手に触れる。
気を散らせたい訳じゃなかったけれど、
手が握り返されて、
笑顔が返って来れば>>29、安堵したし、嬉しかった。

そんな風に恋人に笑顔を向けていたけれど、
研究所に立ち入って、
自分のせいでみんなが閉じ込められたのかと思えば、
申し訳なさそうに眉を下げていた。
トゥエルさんでも無理>>36と知れば、絶望的な気持ちになった。

フィルくんはたまたまかもって言ってくれるし>>24
バドさんも肩をぽんぽんしてくれて>>25
自責の気持ちが消えた訳じゃなかったけど、
気持ちを軽くしてもらったから、
「ありがとう」って伝えて……]
(38) 2024/02/17(Sat) 21:56:35

【人】 調合師 ネス



  誤作動……?


[扉をよく観察して開錠を試みて>>31
開かなかったけれど、分析した結果を教えてくれたゼクスさん>>32に、ぱちぱちと目を瞬く。
僕のせいじゃないって本当かな、気遣ってくれてるとかないかな、って少し思ったけれど、今は重要なのはそっちではなくて]


  探索……


[制御システムを見つけ出さないといけない事、
分かれて行動する方がいいだろう事を理解すれば、
僕は少しだけ考えて、
その内にひとつパーティーが組まれたかもしれない>>37けれど、
ゼクスさんの方へ一歩歩み寄る]
(39) 2024/02/17(Sat) 21:57:15

【人】 調合師 ネス



  ……ゼクスさん、
  一緒に行ってもいい……?

  僕、今度は
  足手まといに、ならないから。


[ぎゅ、と腰に備えた短剣を握る。
以前も二人きりで行動して、彼に怪我をさせてしまった。
だから今回も、非戦闘員の二人で組むのは
現実的じゃないかもしれないけれど……

前よりもちょっとは戦える。
それに、今回僕が持ち込んだ荷物や、ゼクスさんの索敵能力があれば、死に至る様な危険はそうない……のではないかと。

それにやっぱり、一緒に居たい。
もし彼が怪我をしたら、
完璧に治してあげる事はできなくても、
一番に駆け付けたいって、思うから。*]
(40) 2024/02/17(Sat) 21:57:38

【人】 サーチャー ゼクス

[ ネス、フィルに続いてトゥエルも力を発揮するも
 扉はうんともすんとも言わず。>>35
 
 非戦闘員であるネスはともかく、
 フィルやトゥエルに開けられない扉であれば
 今此処に居る誰があたっても無理だろう。 ]
 
 
 ああ。
 流石に単独で行くってのは無謀だしな。
 別れてもペアでいく程度がいいだろ。
 
 
[ 探索が必要と知れば、トゥエルが二人一組を提案し。
 特に異論はなく、俺も頷いた。
 
 …となると、必然的に
 前衛と後衛のペア同士になるのが理想なわけなのだが。 ]
(41) 2024/02/17(Sat) 22:25:02

【人】 サーチャー ゼクス

 
 
 
………………。

 
[ 少しばかり、押し黙った。
 
 何故だろう。
 此処に入る前の”嫌な予感”は、無くなるどころか
 どんどんと膨れ上がっていくばかりで。
 
 しかし相変わらずその根拠もわからなければ、
 辺りに敵の気配も感じられない。
 
 なのにこれは、
 己の本能の部分を撫でるような妙な気配はなんなのだろう。 ]
(42) 2024/02/17(Sat) 22:25:32

【人】 サーチャー ゼクス

[ そんな事を考えていれば、ネスがこちらへ近寄ってくる。
 一緒に行ってもいいかを聞かれれば、
 へ?と間抜けな声を出した。>>39 ]
 
 
 そりゃ当然……
 俺は戦闘となればどっちかっつーと前衛だしな。
 トゥエルの言う通り、バランスで見ても
 俺とネスが組むのは丁度いいんだが……
 
 いや、つーか
 足手まといになった事なんてねえだろ。
 
[ そもそも、ネスが居ることを足手まといだと思ったことも
 邪魔だと思ったこともない。
 
 非戦闘員が戦闘時に動けないのは当然の事だし、
 ネスにはその分別の役割があるわけで。 ]
(43) 2024/02/17(Sat) 22:26:11

【人】 サーチャー ゼクス

[ けれど。
 最近鍛えている事と言い、
 ネスにはネスで思う所があるのだろう。
 
 ふむ、と一つ頷いて。
 ネスの頭をフードの上から撫でた。 ]
 
 
 俺も、お前が居てくれたほうが心強い。
 
 俺達がペアになれば
 最後のペアはフィルとバドのオッサンになるが、
 あいつらも前衛と後衛でバランス良いしな。
 
 俺等が一番戦力は少ねえけど、まぁ…
 俺だって結構戦えるからな。なんとかなるだろ。
 最悪さっさと逃げてくりゃいい。
 
 多分俺等一番足速えしな。
 
[ そう言って、大丈夫だと笑う。
 探索と生き残りに必要なのは、
 何も腕力だけだとは限らない。 ]
(44) 2024/02/17(Sat) 22:27:59

【人】 サーチャー ゼクス

 
 
 んじゃ、俺らはこの奥行くか。
 
 わりーけどニ階や地下は俺等以外に頼むわ。
 一番戦闘力が低い分、逃げ場が多い方を担当したい。
 
[ トゥエルやアハト、フィルやバドにそう告げる。
 役割の上でも、おそらくはダメとは言われないだろう。
 
 それに俺が中心にいる事で、
 最悪上下階のどちらかで強い魔物の反応があれば
 早めに気付くことができるかもしれない。
 
 誰かから異論がない限り、
 そのまま一階奥の探索へ、ネスと二人あるき出そうか。
 
 当然、先に何か声がかかれば
 足を止めて話をしてから。* ]
(45) 2024/02/17(Sat) 22:28:40

【人】 首無放浪騎士 トゥエル


[探索について、概ねは異論なくまとまりそうだ。
二人一組。ゼクスとネスのところは戦力は控えめになるが、
そもそも荒事になる可能性は現状そこまで高くはなさそうだ。
むしろ探索力の高いそこが本命というべきか…

相変わらず、ゼクスが何か気にかけている様子>>42なのは
気にならないわけではないのだが]


…どうした?野生の感とかなら早めに言ってくれよ。
…まあ、いいや。1階はネスとゼクスのところだな。


んじゃ、僕らは…どっちがいい?
……2階の方がいいかな?

[と、アハトに尋ねてみよう。
何かありそうなのはどう考えても地下だが…
道中、アハトがあまり乗り気でなさそうに見えたのが
気にかからなかったと言えば嘘になるわけで。]

……じゃ、気を付けてね。

[どちらになるにせよ、行き先が決まったら歩き出そうか*]
(46) 2024/02/17(Sat) 22:55:11

【人】 魔剣士 フィル

[俺よりも腕力で勝るはずのトゥエルが押し引きしても扉はびくともしない。>>35
ここは専門に任せるかとゼクスに交代し>>31
彼が仕組みを探っているのを暫し待つ。

彼が言うことには、どうやらシステムの誤作動らしかった。
では単純に運が悪いということだろうか。
こんなボロい廃墟、長らく使われてないのだろうから無理もないか。>>32]

んじゃひとまずはその
制御システムってのを探しゃいいんだな。
了解。

[面倒ではあるが、原因が分かったことで
ひとまずは安堵の表情を浮かべた。
どのみち結晶を探して探索しに来たのだから
探し物が一つ増えただけだ、と前向きに考えよう。

とは言え広い内部を探索するには時間もかかる。
効率を考えれば手分けすべきだし>>33
安全性を考慮すれば二人一組というのにも異論がない。>>37

さて誰が誰と行くか、という話だけれど。]
(47) 2024/02/17(Sat) 22:57:30

【人】 魔剣士 フィル


あー……


[トゥエルはさくっとアハトに声をかけていたし、>>37
ネスはゼクスと行くみたいだ。>>40>>43

いやまあ別に良い…良いと言うか、
前衛と後衛で分散すべきだろうし、回復役はばらけるべきだ。
皆の言う通りバランス的にも妥当だろうし、
何が起こるか分からない場所で
気心知れた相手と組む方が安定感もあるだろう。

…俺だってそりゃ、背を預けるパートナーとして
バドに文句がある筈もないし。

普段ならむしろ率先してほら行くぞと
引っ張って行きそうなもんだけど。]
(48) 2024/02/17(Sat) 22:58:08

【人】 魔剣士 フィル


――……、


[ちろ、とバドの仏頂面を窺う。

ただ、今は。さっきのやり取りが尾を引いていて。
なんとなーーく二人きりになるのが気まずかった。

……別に怒ってるわけじゃなくて、
色々思い出して邪念が混じってしまいそうというかなんというか……
]

(…ま、んなこと言ってる場合じゃねーか)

[がしがし頭を掻き、ふうと息を吐く。]
(49) 2024/02/17(Sat) 22:59:26

【人】 魔剣士 フィル


へいへい。じゃあ俺らは地下行ってみるわ。
そっちはよろしくな。

[俺らは戦力バランス的に安定しているし、
もしこの先強い魔物やらが出て来ても対応できるだろう。
ネスから貰った罠避けの瓶も手元にある。

多少深部に踏み込んでも問題なかろうと踏んで、
バドの方を振り向き、行こうぜと促す。

特に何もなければ皆と別れ、階段を降りていくことだろう。**]
(50) 2024/02/17(Sat) 23:05:39

【人】 調合師 ネス

[二人一組にゼクスさんも異論はないみたいだったし>>41
一番組みたい彼に歩み寄ったら、
彼は何かを思案する様な顔で口を噤んでいた。>>42

邪魔しちゃうかなと思ったけれど、
僕は彼に声を掛けた。
そしたら変な声が返って来て……>>43
普段だったらふって笑っていたかもしれないけれど、
僕は真面目な顔で一緒に行きたい旨を告げた。

丁度いいって、そうかな。
もっとゼクスさんが安全な組み合わせが
あるんじゃないかなとか、
二人きりで探索した時、
僕のせいで危険に晒しちゃったじゃないかとか……
ぐるぐる考えてしまう。
これ以上フォローさせてしまうのは気が引けたから
口を挟まなかったけれど、]
(51) 2024/02/17(Sat) 23:24:57

【人】 調合師 ネス

[フードの上から、頭が撫でられる。>>44]


  う、ん。


[「心強い」って言われて、
気負いすぎて力が入っていた身体が、自然体まで解れる。
「一番足速い」と聞けば、ふふ、と笑みが零れる。

「心強い」のは、僕も一緒だ]
(52) 2024/02/17(Sat) 23:25:17

【人】 調合師 ネス

[この奥に進む事に頷いて、
担当箇所を他のメンバーに伝える彼>>45に、
なるほど確かに、と感心する]


  あ、みんな。
  これ、持って行って。


[みんなと分かれる前、それぞれのペアに小分けにした袋を渡しただろう。
薬草と、麻痺や催眠から回復させる薬、
その他色んな状態異常に対応できる薬なんかを詰めたものだけど、この後みんなを襲うトラップに役立つかは不明である。*]
(53) 2024/02/17(Sat) 23:25:41

【人】 調合師 ネス

[トゥエルさんに「トゥエルさん達も気を付けてね」と
フィルくんに「そっちもよろしくね」と声を掛けて、
みんなと分かれた後、
ゼクスさんと二人、探索へと歩き出す。
いつもはすぐに何かを取り出せる様に鞄に手を掛けているけれど、今は、獲物に手を添えて]


  ……フィルくんどうしたんだろうね。


[と、さっきの彼の様子>>48>>49
ちょっと気にかけながら、曲がり角の先の様子を窺って、
暗がりが続いている様だったから、明かりを取り出して]


  わ、びっくりした……


[その先に小さなタコみたいな生き物がいたから、
びくっとして足を止める。眠っているみたいだったけれど、]
(54) 2024/02/17(Sat) 23:42:54

【人】 調合師 ネス



  っ!


[明かりで目覚めさせてしまったのか、
細い触手がこちらに向かってくる。
かなり距離があり、こんなところまで届くと思ってなかった。
瞬きをする間に距離を詰められたけど、
掴んでいたナイフをすぐに抜いて、
攻撃を受ける前に切り落とす]


  ゼクスさん、気を付けて、


[とちょっと彼を振り返った隙に、
今度は太い触手が迫って来て、]


  んっ、 あ、


[同じ様にナイフを振ったけれど、
傷を負わせたものの、切り落とすには足りなくて。
そのままナイフを握った手首を掴まれる]
(55) 2024/02/17(Sat) 23:43:38

【人】 調合師 ネス

[踏ん張る暇もなくタコの方に引っ張られて、
べちょっと音を立てて倒れる]


  ……べちょ……?


[小さなタコしかいないと思っていたけれど、
その奥に親玉みたいな大きなタコがいて、
僕はそれの上に倒されたみたいだった。
ぬるぬるして気持ち悪い。
でもそれ以上に気持ち悪かったのは、
身体に這わされた触手の感触だった]


  え、え、なに……?


[僕の背の荷物を剥がすのはまだわかる。
でも、耳と首筋を辿って、
服の中に入って来るのは、何だろう]
(56) 2024/02/17(Sat) 23:44:17
[抵抗しようと振り上げた右手を締め上げて、
服の中に、何本も入って来る]


  ふぁ、 や、め……


[意図が読み取れなかったけれど、
胸にばかり集まって弄られたら、その刺激に声を上げてしまう。
甘く鳴きはしなかったけれど、
恋人によって感じる様にされてしまったそこに触れられると、
平静ではいられなかった。*]

【人】 召喚士 アハトアハト


「ん〜…まあな。でも、トゥエルは行きたいんだろ?
 ならついていくさ。
 ほら、魔導研究所とかはたまに…幻獣が
 実験体として捉えられてたりとかするから
 少し苦手意識があんだよ。」
 
 
トゥエルの問いかけにはそう答えておく。>>9
事実、何もなければ俺はパスしていたかもしれない。
けれど、トゥエルには行きたい理由もありそれなら苦手意識だけで行くことを拒む事もしなかった。
何より報酬も良いしな?
だから無理じゃない、と笑って背中を軽く叩いただろう。
 
 
俺たちは、気持ちを交わして肌も重ねてはいるがパーティ内に発足?された他のペアたちと比べて比較的淡白な付き合いではないだろうか。
キスは多くするし以前よりも距離は近くなったが、彼らに比べると
決して俺が枯れ気味というわけではないと思うが
甘い空気は薄めだったかもしれない。
 
(57) 2024/02/18(Sun) 0:25:36

【人】 召喚士 アハトアハト

 
たどりついて。
俺は相変わらずゴーレムに荷物を持たせていたのだった。
今回の俺は積極的な戦闘よりも後方支援がメインで動く気がしている。無論、召喚獣や単純な攻撃魔法で戦闘も行うが場所が場所だ、召喚獣の方が嫌がって出てこない可能性もゼロじゃない。勿論、特段関係性の良いゴーレムやスライムはそれでも俺に応じてくれるのだが。
 
 
「そうだな、それじゃ俺たちは二階を巡るか。」
 
 
トゥエルの声かけに応じて。>>37
きっとそれぞれのパートナーと組んで行動することになるだろうと予測もしていたから自然とそれを受け入れた。
無論今回は戦闘力のバランス的なものもある。
薄く魔力をあたりに広げ、ゼクスのものに劣りはするものの一応の索敵を行いながら2階へと進んでいく。
トゥエル、俺、ゴーレムの順だ。
ちなみに今回のゴーレムは探索場所の狭さを考慮してほぼ人型サイズのものだ。
 
(58) 2024/02/18(Sun) 0:25:55

【人】 召喚士 アハトアハト

 
「…まほらまの結晶、か。
 やっぱりお前さん、そう言うものは気になるのか?
 それとも此処が研究施設だからか。」
 
 
自分と比べてトゥエルはずいぶん乗り気だったことを思い出す。
その体の事はきっとこのパーティの中の誰より知っていたから、だからなのかと疑問も湧いた。
魔力による薄い探索は特に異常を感じさせない。
2階のある部屋に入り込むと辺りを見渡しながらあるものに目が行った。
 
 
「…椅子?」
 
 
豪奢な椅子がそこにあった。
思わず眉を顰めながらゆっくりと近づいていく。
手を伸ばそうとすると──。
 
(59) 2024/02/18(Sun) 0:26:17

【人】 召喚士 アハトアハト

 
「!?」
 
 
ジャララッ!と金属質な音が響き鎖が俺の手首に向かって勢いよく伸びてきた。
咄嗟に動いたのは俺のゴーレムだ。だからこそゴーレムが鎖に巻き取られ、椅子に強制的に座らせられる。罠か──!
 
トゥエルに目配せする。
他にも何かトラップが発動してしまったかもしれない。
ゴーレムには悪いが暫く様子を見──、見て…???
 
(60) 2024/02/18(Sun) 0:26:54

【人】 召喚士 アハトアハト

 
「んんんんんん…?????」
 
 
椅子に強制的に座らせられたゴーレムは、椅子に固定され両足を開く形にされていた。
その足の間に放射状に並べられたハケが出現する。
ちょうど股間を撫でる位置だ。
そのハケが回転する形で次々とゴーレムの股間を撫でていく。
湿っている事からおそらく何か薬が塗ってあるんだろう。これがゴーレムでなかったならとちょっとぞっとする仕掛けだ。
 
 
「…。」
 
 
どうする?とトゥエルに視線で問いかける。
ゴーレムは傷こそついていないが…回転するはけの勢いに負けてか、なんなのか、がたがた揺れているのがなんだかこう。こう。なあ!?**
 
(61) 2024/02/18(Sun) 0:27:17

【人】 魔剣士 フィル

[ネスから薬を受け取り、長い階段を降りて地下へ。>>53

一階と大きく外観は変わらなさそうだが
地上と比べるとやや薄暗くは感じる
何となくマナの密度も上がっている気がする。

今の所小瓶の水は反応していないから
見える範囲に罠はなさそうだけど、
注意するに越したことは無いと暫し廊下を歩き。]

ここは……研究室みてえだな。
似たような部屋が並んでる。

[マナの影響を受けてか、建物の中にまで
不自然な感じに木々が根を張り侵食している。
魔力を感じていたのはこれだったのか、と思いながら
足元に生えている木々を乗り越え、室内へと――]
(62) 2024/02/18(Sun) 0:28:30

 ――――っ、

[入ろうとした瞬間足首を蔓のようなもので絡めとられる。
不意をつかれ、強い力で引かれてバランスを崩し、
剣がガランと金属音を立ててその場に落ちた。]

……げっ!?!?

[先程まで樹だと思っていたものが、
擬態した魔物だったのだと気づいた時には遅く。
手足を拘束されて逆さ吊りになっていた。]

ンだこいつ、んぐっ………

[すかさず魔法を唱えようとしたのを察知したのか、
口の中に太い蔓の一本がねじ込まれる。
息苦しさにじわりと目に涙を浮かべて。**]

【人】 サーチャー ゼクス

 
 ま、任務中だ。
 気張るのはいい事だけどな。
 
 
[ 気を張って俺に声をかけたように見えるネスを撫でれば、
 真剣な面持ちはほぐれて笑みへと変わらう。>>52
 
 満足気に頷いて手を離すと、
 周囲に自分たちの行き場を告げた。
 
 俺とネスが一階。
 トゥエルとアハトがニ階。
 フィルとバドが地下。
 
 戦力的に考えても申し分ない分配だ。
 トゥエルが向かうニ階には屋根の高い場所もあった。
 きっと天井も高いのだろうし、
 ハルバードも地下よりはふるいやすいだろう。 ]
(63) 2024/02/18(Sun) 0:36:03

【人】 サーチャー ゼクス

[ そしてトゥエルが俺の様子を気にかけているのに気づけば ]
 
 …野生の勘……。
 いや、マジでなんの根拠もねーんだけど…
 漠然と……嫌な予感がするだけだ。
 
 気の所為かもしれねえけど。
 
[ 流石にそこまで秘匿する事でもないと、
 やや観念したように答えた。>>46
 
 しかし答えておいて漠然としすぎていて、
 やはり不要な心配を与えるだけな気もしてしまう。 ]
 
 なんかあったり、負傷してやべえ時は
 魔石で連絡した後
 可能ならココに集合な。
 罠ねーし魔物いねえのもわかってるし。
 セーフエリアってとこだ。
 
[ ネスが他のメンバーに薬を配ってる間、
 大事なことを忘れてたとばかりに周りに告げる。
 
 それぞれの用事が終わったなら、
 一階の奥へと進もうか。 ]
(64) 2024/02/18(Sun) 0:36:18

【人】 サーチャー ゼクス

[ そして離れ際、ちらと後ろを振り返り ]


 痴話喧嘩で進めなくなった時も連絡な。
 
[ と、どこぞ>>49へと告げてひらりと手を触ろう。* ]
(65) 2024/02/18(Sun) 0:36:36

【人】 サーチャー ゼクス

─ 一階:通路 ─

[ 各ペアで分かれて散開した後、
 俺はネスと共に一階通路の奥へと進んでいた。]
 
 はは…っ
 犬も食わねえやつだよ。
 
[ 先程のフィルの様子をちゃんと心配しているネスに、
 小さく笑って返す。>>54
 実際は喧嘩なんてものですらないだろうが、
 詳細なんてわざわざ聞くもんでもないだろう。
 
 施設の動力が生きているくせに照明は消えていて、
 ネスが持つ明かりを元に進もうと
 曲がり角を伺う。
 
 そもそもココにすら、
 脅威となるような魔物は探知にかからない。
 それは本当に不自然な程で、
 しかし探知にかからなかったからこそ
 俺はきっと油断していた。]
(66) 2024/02/18(Sun) 0:37:39

【人】 サーチャー ゼクス

 
 
 あ……?
 
[ 暗がりの先、小さな生物が見える。
 探知にかからない…という事は
 少なくとも脅威になるものではない。
 敵意や悪意には、そもそもゴーグルの力が無くとも
 俺の素の力ですら反応できる筈だ。
 
 細い触手が届く前に、ネスが生物の触手を切り落とす。
 
 俺に気をつけるよう振り返るネスの後ろ、
 更に大きな気配を感じた俺は
 ネスの方へと咄嗟に手を伸ばした。>>55 ]
 
 ──ネス……
後ろッ!!

 
[ 手は空振る。
 
 一瞬何が置きたのか理解できず、
 俺はその場に膝をついた。 ]
(67) 2024/02/18(Sun) 0:38:11

【人】 サーチャー ゼクス

[ 必死に踏ん張り、
 大きなタコのようなそれに抵抗するネスが見える。
 
 タコはネスを引き込むように体を触手で覆いはじめ、
 べたべたと服の隙間から触手を肌に這わせ始めた。>>56 ]
 
 
 
や…めろ
クソ野…
郎……ッ
!!!!
 
[ 視界が歪む。
 今すぐ助けに行きたいのに膝をつく俺の頭に
 ガンガンと痛むほどの歪な魔力が注がれていた。
 
 
 ああ、なるほど。
 
 全て合点がいった。
 
 このタコが出てきた瞬間から、
 俺の体が妙な反応を示したのも
 こいつらが俺の探査にひっかからなかったのも
 
 こいつらの目的が、俺達に害をなす事ではないからだ。 ]
(68) 2024/02/18(Sun) 0:39:50
 
 
[ こいつは生殖の為だけにネスの体を捉えているのだ。 ]

 

[ 生物の本能である淫気が、噎せ返るような性の香りが
 俺の力と思考力を揺るがせる。
 
 は……、と息を吐く。
 普通に生まれた生物であれば有り得ないほどの淫らな気質、
 そしてそこから生み出される歪な気配と魔力を
 無理やり体の外に逃して立ち上がった。
 
 ネスに纏わりつく触手を掴むと、一本一本剥がすように
 根本に短剣を差し込んでいく。 ]
 
 
 ネス、大丈夫か……!?
 
[ 太い触手は一本切るだけでも時間がかかる。
 更に切り取った触手の代わりに、
 新たな触手がネスに巻き付いていく。
 
 服に入り込んだ触手がネスのズボンにも潜り込み、
 思わずぎょっとしてそちらを見た。 ]

【人】 白魔導士 バド

[ネスはともかく、フィルやトゥエルでも開かないのなら
物理でも魔法でも抉じ開けることは不可能なんだろう。
自分が身体を犠牲に黒魔法を放つ方法もあるが
この空間じゃ、全員道連れのゲームオーバーが見えている。

とりあえずゼクスの見解を大人しく聞いていると >>32>>33
システムの誤作動ということらしかった。
制御盤を探すために分散探索、というのも何の異もなく頷く。]

 まあ元より探索目的で来てるわけだし
 探し物が増えただけだ、やることは変わんねぇな。

[まさか同じような思考をしているとは思わず >>47
了解を示すとそんなことを誰にともなく話して。

トゥエルからの二人一組という提案にも異はない >>37
何か一瞬目が合った顔が、困惑というか
不思議な表情だった気もするが、
要因
(野暮だかどうか)
はわからない。]
(69) 2024/02/18(Sun) 0:41:47

【人】 白魔導士 バド

[各々誰と組むかと自然に分かれていく。
トゥエルはアハトと、ネスはゼクスと。
まあ当たり前のように自分はフィルと組む流れになる。
バランス的にも悪くはないだろう。
ゼクスネス組の戦力はやや気になるところだが。]

 地下な、了解。

 …………ん?

[いくか、と思ったところに向けられる視線はフィルのもので
何か窺うような、いつもとは少し違うものを感じた。

──が、今は揶揄うような場面でもない。

軽く首を傾げては見せたが深く追求することはなく。]
(70) 2024/02/18(Sun) 0:42:10
[ そう、こいつらは生殖を目的としているのだ。
 探すのは当然、彼らが種を植え付けられる場所。
 
 触手がネスの股間を弄り、
 性器や孔を見聞するようにぬるぬると触れていく。
 
 触手を切り取る俺の手首も他の触手に捉えられ、
 なかなか剥がす手も進まない。 ]
 
 くっそ……
 なんか別の手考えねえと……
 
[ 軟体生物の倒し方として、このやり方は正しくない。
 切り落とした触手も未だ動きを止めないし、
 必要なのは……急所を一差しにする事。 ]

【人】 白魔導士 バド


 っと、そうだ。


 ネス。あとはそうだなアハトあたりか?
 使えそうなアイテム持って来てあるから適当にもってけ。

 後一応、携帯食もな。

[鞄の中に詰めておいた調合に使えそうな素材や
幻獣の魔力強化に使えそうな薬が数種類。
あとは干し肉が人数分。
鞄を扉の前に置くと自分とフィルに使えそうなものだけ取って
あとは各人に任せた。]
(71) 2024/02/18(Sun) 0:46:07
[ 幸いにして、こいつらはネスを殺す為には動いていない。 ]

 
 ネス、悪い……あと少し、耐えててくれ…

[ ネスに纏わりつく触手の本体、
 俺はそちらに狙いを定めると弱点を探り始めた。

 どんどん纏わりつく触手は、
 やがてネスの孔に細い先端を充てがう。
 焦燥感に駆られながら、
 俺は魔物相手に短剣を振りかぶった。** ]

【人】 白魔導士 バド

─地下─

[促され、階段を警戒しながら降りていく。
サーチャーではないにしても、地下に進む度に
瘴気めいた空気の重さが少しずつ増していく気がする。
妙に喉が渇くような、そんな感覚を一段一段降りながら感じていた。

地下に伸びた廊下を歩く足音は二人分。
それ以外はしんとしていて、なにも音がないことが不気味だ。]

 研究所……何を研究してたんだかなぁ。

[似たような作りの部屋を覗く。
何かを調べていたのであろう書類や本の山は
もはや風化して文字など読めそうではない。
散乱する謎の機材、何かを図っていただろう天秤。
割れた建物の隙間から木々の根が伸びて
部屋の中まで一部苔生している。]
(72) 2024/02/18(Sun) 2:22:38
 
──、おい!!


[警戒はしていたはずだ。
しかし淀んだマナは魔法を使う者、
特に白魔導士にとっては厄介な瘴気だ。
いわゆる《デバフ》というものに近い。

魔剣が音を立てて床に転がり倒れる音と同時
フィルの足に蔓状のものが巻きついて
一瞬にしてその身体を宙吊りにした。
咄嗟に呪文を唱えようとするも
姿を露わにした魔物がフィルの身体を盾にするように動く。]

 ッく…、大丈夫か!?

[魔法での応戦は不適切と瞬時に判断した頃には
フィルの口の中に太い蔓が捻じ込まれていて
慌てて引き剥がそうと太い蔓に手を伸ばす。]

[捻じ込まれた蔓を掴んだ瞬間。
その蔓の先端から苦い蜜が、ぶちゅりと音を立てて
フィルの咥内へ、そして喉の奥へと送られる。

なんとかその蔓を引き剥がし、引き千切れば
苦い蜜はこちらにまで飛び散って肌へ服へと付着した。]

 フィル、っ、今離してやるからな…!

[刃物を持たない自分は、魔法が使えないのなら素手でどうにかするしかない。
足首に絡みついた蔓を引き千切るように掴み
少しでも緩まるようにと懸命に引っ張る*]

【人】 調合師 ネス

[恋人のおかげで緊張を少し解された>>63後、
忘れる事なく他のメンバーに薬を配った。
「危ない時はココに集合」>>64と聞けば僕も頷いて
「痴話喧嘩」>>65に「?」を顔に浮かべながら、
彼と共に一階の奥へ進む]


  ……喧嘩してたのかあ


[フィルくん達は、犬も食べないらしい。>>66
乳繰り合ってた筈(予想)なのに、どうしたのかなって
少し心配になったけれど、
らぶらぶだからこそそういう事もあるよねと、
曲がり角を見付けたら一旦それは思考の外に置いておいて]
(73) 2024/02/18(Sun) 8:39:17

【人】 調合師 ネス

[曲がり角の向こうにいたのは小さなタコに見えたから、
ゼクスさんの能力に引っ掛からなくても、
僕も大して気にかけなかった。
でも咄嗟に攻撃されても、反応できた。
これも特訓のおかげだろうけど、
こんな短期間で強者になれる訳もなく、]


  ゼクス、さ……


[また、彼の手を空振らせてしまう。>>67
通路の奥に引っ張り込まれた後で
後ろを振り返って名前を呼ぶ。
触手に絡め取られて体勢が制限されるから、
彼の姿がよく見えない。

でも、あの時を思い出す。
僕を捕らえた魔物に怒って、自らの身体を傷付けた彼の事を。
それはだめだ、と服の下で蠢く触手を
何とか自分で引き剥がそうと、抵抗を続ける]
(74) 2024/02/18(Sun) 8:40:00
[こいつらが何をしているのか、僕はまだ理解していない。
首に巻きつかれる前に逃げないと、と考えていたら、
いつの間にか傍にゼクスさんがいて。]


  あ…… ゼクスさん……


[けれどその表情は辛そうで、]


  だい、じょうぶ……
  ゼクスさんこそ、辛そう…… あっ


[彼の身に起こっている事も察せられていないから、
触手を切ってくれる彼を心配そうに見つめたら、
ズボンの方まで触手が及んで、思わず声を上げてしまった]

[下肢も濡らされながら擦られて、
ますます訳がわからなくなる。
服が触手の形にボコボコと盛り上がって、
そのいかがわしい光景に目眩がしそう。

でも触手はゼクスさんの手にも及んだから
触手がゼクスさんにもこんな風に触ったら嫌だ、という気持ちが僕を奮い立たせる。
ナイフを持ったままの右手を引き寄せようと、何度も力を込める]


  別の、手……


[彼の言葉に、僕も頭をフル回転させる。
そうして辿り着いた答えは、僕も彼と一緒だった]


  うんっ……


[だから本体に向かう彼に、強く頷く]

[けど僕を捕まえている触手は何を考えているのか、
僕の身体をゼクスさんの前へ押し出す。
こんな状態で目が合って、恥ずかしくて顔ごと逸らしたけど、
触手はそれを嘲笑う様に服を捲って、
僕が何をされているのかを、見せ付けようとする]


  あっ や、やだ……


[タコにしては細すぎる触手が片側の乳首に絡みついて、
もう片方は、吸盤が吸い付いている。
下もズボンを引っ張って下げられて、
触手が纏わりついている性器が露出させられる。
後ろにも細い触手が這って、充てがわれて、
こっちはもしかしたら彼が施した魔法のおかげで、
侵入される事はないのかもしれないけど、]



  ……、っ ゼクスさんじゃないと、やだ……


[身体の中に入っていいのは彼だけだし、
射精を促す様に性器を扱かれるのも、受け入れられない。
刺激が与えられる度にびくと腰が震えるけれど、
ゼクスさん以外にイかされるなんて嫌だと、
歯を食いしばって耐える。

危害を加えようとしない点は
冒険者としては助かる、と言えるかもしれないけれど、
耐え続けたら苦しくて、頭がおかしくなりそうだった。

でも、彼が本体の急所を見付けてそこを突くまで、
僕は全てに耐えただろう。*]

【人】 魔剣士 フィル

あぁん?

[なお、別れ際にゼクスから告げられた台詞には
露骨に渋い顔をした。>>65

普段あまり考えないようにしてるが
船内の情事が筒抜けなのはまあ良いとして(よくはない)どこまで察してんだこいつ。]


...別に喧嘩してねーし。


[ややぶすっとした態度で端的に返し、
その場を後にする。
事実喧嘩と言うようなアレでもない。
ネスから心配されていたことを
もし知ればちょっといたたまれなくはなっただろう。>>54]
(75) 2024/02/18(Sun) 11:28:12

【人】 魔剣士 フィル

― 地下へ ―

[バドの前を歩き、地下への階段を降りていく。
魔族の血を引いている関係か
瘴気には普通の人間よりも耐性があるものの
普段対峙している魔物が放つ単純なそれよりも
また異質の空気に僅かに眉をひそめた。

ねっとりとしたマナが肌に纏わりつく感覚は
害こそなさそうなものの何とも言えない不快感があって。
じんわりと全身が気持ちの悪い泥の中に浸かっているような気分だ。]

さあな。
あんまロクなもんじゃなさそうだが…

[バドの相槌を打ちつつ、
風化した部屋の中を一つ一つ覗いて確かめていく。
散乱している書類も、門外漢の自分には何が何だか分からなさそうだが
見るものが見れば貴重な資料だったりするのだろうか。
どのみちこれでは読めたものではなさそうだ。

ここでもねえな、と踵を返し、
部屋の一つに踏み入ろうとした時だった。

"それ"が起きたのは。]
(76) 2024/02/18(Sun) 11:28:52
[やべ、と思ったのと
バドの大声が辺りに響いたのはほぼ同時だ。

捕らえた己を肉盾にしようとしたのか
宙づりの全身がぐらんと揺れて眩暈がした。]

ん゛ぅ゛っ……!!


[バドが掴んだ蔓の先端から押し出されるように
どろりと多量の蜜が咥内に吐き出される。
バドが引きちぎってくれたので
何とか窒息せずにはすんだけれども。
蜜の殆どは飲み込んでしまった]

ゲホゲホゲホッ、…!!!
んだこれっ、気持ち悪ィ……!!!

[派手に咳き込み、べたついた蜜をぺっぺっと吐く。
どこかねっとりとした甘い匂いとは裏腹に
後に引く苦味が咥内に残り顔を歪めた。

しかし今はそれに気を取られている場合じゃない。
バドも何とか素手で応戦してくれているが、
さすがに厳しいだろう。]

Burnt and tormented

―――おらぁぁぁクソがあ!!!


[バドが蔦を引きちぎり、片足の拘束が緩んだのを機に。
咥内で小さく火の呪文を唱え、
片足に魔力を込めて思いきり蹴りを入れれば
多少はダメージが通ったのか
右手を拘束していた蔓が緩み自由になった。]


バド!!剣を!!!


[半端に吊られた体勢のまま、バドに叫び手を伸ばす。
さっきは少し油断したが、
剣が手元にあればこんな奴どうってことない。

その間に新しく伸びてきた蔓が
腰を這い、服の中に入り込んで……]


ひゃうっっ……?!?


[つつ―――……と直に背筋を撫でられ、
ぞくぞくぞく、と肌が粟立った。
こんな魔物に触られて不快感こそあれ、
おかしな声をあげてしまうなんて
自分でも信じられなかった。これじゃまるで……]

(ん、ぁ……なん、だこれ、……
 頭が、ぼーっとして…)


[とろん、と急速に思考が鈍り
体の芯がじんじんと火照り始める。
頬が、腹が、下肢が熱い。

この感覚にはどこか覚えがある。
いつだったかネス製の媚薬を飲んだ時と似たような……

そう、ここに巣食っている魔物たちが一体「何」なのかも。
先程しこたま飲まされた蜜に
強い催淫効果があったなんてことも、
当然まだフィルは知らない。
**]

【人】 首無放浪騎士 トゥエル

漠然と嫌な予感……ねえ。

[ゼクスの話はとうも要領を得なかった。
まあ、こんな場所だしいい予感なんてものはそうそうしないとも思うが、何か言葉にできない根拠みたいなものはあるのだろう。]

まあ、気はつけとくよ。
何かあったらここに集合ね。わかった。

[と告げて、それぞれに別れてこちらは2階へと向かった。
僕の方がアハトより先に立つ形になっただろう。

僕の方が探索に積極的だから…というわけでもないが。]
(77) 2024/02/18(Sun) 13:15:51

【人】 首無放浪騎士 トゥエル

ん?まあ、気にはなるね。
ホムンクルスだのは、そんなに寿命も長くないとか聞くこともあるし、ゴーレムみたいな魔法生物は宿主が死んだら動かなくなるみたいなのも…聞いちゃうとどうもね。

その辺はアハトの方が詳しいかもしれないし…
後ろのそいつの場合はどうかも知らないけどさ。
(78) 2024/02/18(Sun) 13:22:35

【人】 首無放浪騎士 トゥエル

[首を向け、アハトよりさらに後ろ、殿を任せているゴーレムに目をやりながら口を開く。

他のペアはなんやかやと、付き合いの有りそうな組み合わせになったが、こちらはそこまで甘い雰囲気の中にあるわけでもない。

まだ他ほど付き合いが深くないとか、そもそもクエスト中だしということもあるが…
ゴーレムがいることによってあまり二人きりという感じがしないのも理由だろうか。

ともかく、2階の探索は順調だった。アハトが何か奇妙なものを見つけるまでは。」
(79) 2024/02/18(Sun) 13:22:45

【人】 首無放浪騎士 トゥエル

おいアハト!?

[何か金属的なジャラッとした音に振り向いた時には、既にアハトのゴーレムが鎖に巻き取られていた。
あのゴーレムを椅子に縛り付けるのだからかなり厄介な罠だし、力付くで抜けるのは難しいかもしれない。

アハトの目配せにちらと視線で返す。
他に変化はまだなさそうだが…]
(80) 2024/02/18(Sun) 15:37:17

【人】 首無放浪騎士 トゥエル

ゴーレムには悪いが、危ないところだったな。
で、どうするかだけど…

[続く声が止まったのは、その後の変化を見て。
ゴーレムの両足が開かれて、股間のところに回転する刷毛の束が押し当てられているのが見えて、思わずアハトの方を見た。もっとも、それはアハトも同じだったようで、視線がかち合いなんとも言えない気分になるが。]

どうするっても…
ゴーレムだから実害はない…ないのかな。どうだろ。

[こういうのって、男の場合どのくらい効くんだろうか。
ゼクスのいう嫌な予感の意味に気づき、宙を仰いだ。]
(81) 2024/02/18(Sun) 15:51:52

【人】 首無放浪騎士 トゥエル

ともかく、アハトがかかったんじゃなくてよかったってとこだけど、このまま見てて気分のいいもんでもないかな……

どうする、鎖壊せば出られないか?
破損させずにとなるとちょっと難しいかもだけど…

[他にもなにかあるかもしれない。
念のためハルバードを構えてアハトに尋ねる。
多少の破損を厭わなければ鎖を壊すことはできるかもしれないが…*]
(82) 2024/02/18(Sun) 15:51:58
[ 苛々する。
 こんな馬鹿な生物にも、すぐに対処できなかった己にも。
 
 ネスの服の下を無遠慮に這い回る触手の根本を辿り、
 弱点を探している間にも
 この触手はまるで俺をせせら笑うかのように
 ネスの衣服を捲りその下を見せつけてくる。 ]
 
 
 
ああ゛!?

 
 んだてめえ殺すぞ!!!

 
[ そもそもだ。
 ただ種付したいだけなら、あんな風に乳首を愛撫したり
 性器を扱く必要はない。
 
 ましてやただの野生の魔法生物があんな事をするなら、
 せめてゴブリン以上の知能は必要だ。
 だというのに、
 明らかに知能なんて本能以外搭載されていないような
 こんなふざけたタコがそんな真似をするという事は。 ]

 
 
 (こいつら、
そういう目的
で作られたな!?)
 
[ この研究所に行きたがる者が居なかった理由がよくわかる。
 ここはこういうくだらねえものを
 大真面目に実験していた施設なのだろう。
 
 そしてこのタコは、その実験の産物だ。
 
 分厚い短剣を手に、タコの中心に飛ぶ。
 やつらの眉間とも言える一に刃を定めると、
 深くまで思い切り突き刺した。 ]
 
 
 誰の許可得てネスに触ってんだクソダコ!!!
 
[ ぐりゅ、と捻った短剣を抜けば、
 タコは一瞬強く痙攣した後に
 サァッ……と全身の色を変えて力を失った。
 
 傷穴からは血の代わりにドロドロとした何かが溶け出して、
 その性の匂いにまた噎せそうになる。
 
じわじわと俺の本能を掻き立てる匂いに、眉を寄せる。

 
 短剣を仕舞うと急いでネスの方へと近寄り、
 触手を引き剥がしていった。 ]

 
 
 大丈夫か…?
 
 っくそ、あいつ死んでも吸盤の力けっこうあんな…
 
[ タコを始末するまで耐えてくれたネスの体から、
 残りの触手を剥がし終えて。
 あちこちに忌々しい吸盤の跡が残ってしまったのを、
 苦々しく見つめる。
 
 幸い、俺がかつて施していたネスへのマーキングのおかげか
 ネスの体の中にまで触手が及ぶことはなく
 表面を触られた以外は無事──とも言えるだろう。
 だが、決して気のいいものじゃない。 ]
 
 
 時間かかって悪かった…。
 よく耐えてくれたな。
 
[ ネスの体を抱き寄せる。
 この体に俺以外が触れたという事実が、
 悔しくて仕方がなかった。 ]

  
 
 どっか痛かったり、変な感じがしたりは?
 
[ タコに触れられていた箇所を、上書くように触れる。

 鞄から出した布でネスの体についた粘液を拭い、
 服を捲くって代わりに舌を這わせた。
甘い。

 
 こんな事をしている場合じゃない。
 頭の何処かではわかっているのに、
 何故か今はネスに触れる手が止められなくて。 ]
 
 
 ……ネス、
 
[ 散々触手に嬲られていたネスの性器に手を伸ばす。
 
 まだ達していないそこを掌で包むと、
 ぬちぬちと上下に扱いた。
 
 ネスの性器の感触が、やけに生々しく掌に伝わる。
 こいつに触れて良いのは俺だけだ、なんていう
 ただの独占欲のせいだろうか。この手が止められないのは。 ]

[ じわじわと、腰の奥で熱が燻る。
 触手に触れられていたわけでもなければ、
 俺自身はなにもされていないというのに
 何故か妙に体が熱い。
 
 
ネスに、触れたい。

 
 匂う。
 噎せ返るような性の匂い。
 あいつからだ。あの忌々しい触手から。 ]
 
 
 ──……ネス
 
[ 名を呼ぶ。
 彼が纏う衣服を捲り、彼の匂いで鼻腔を満たす。
 
 
今すぐこの体に種付したい。

 
 ドロドロとタコの体から漏れ出した香りが
 俺の理性を上書きするように熱を誘う。
 
 ネスの腹に押し付けた性器は、
 痛いほどに硬くその存在を主張していた。** ]

[懸命に、フィルの身体を拘束する蔓を引き剥がそうとするが
大柄な成人男性とはいえ魔法職の自分ではどうしようもない力で。
フィルの咥内にもぐりこんだ蔓を引き千切った時飛び散った
甘ったるい匂いの蜜がぬるぬると邪魔をしてびくともしない。

焦りと共に、地下に満ちる瘴気と
そのくらくらするほど甘い蜜の香りを
無意識に吸い込んでいた。]

 ッ、…!!

[なんとか攻撃を試みるフィルの口が呪文を紡ぐ。
火の魔法と共に蹴られた蔓は焼け焦げ
一瞬怯み、フィルの右手を離した。]

(剣、そうだ、剣を!)

[伸ばされた手に、落ちた剣を咄嗟に]

[彼の怒声を間近に聴いて、反射的にびくっと震える。
怖かった訳じゃなくて……寧ろ、
そんな風に怒ってくれて、
こんな場面なのに、嬉しいなんて思ってしまって……


でもその内、そんな事を考えている余裕もなくなるくらい
触手に責め立てられれば、
そっちに支配されない様に意識を向けて、]


  ぁ……


[実際に耐えていた時間は、そう長くなかっただろう。
巻き付いた触手越しに短剣の衝撃を感じたと思ったら、
色が変わって、締め付けが緩んでいった。

ゼクスさん、と唇だけで紡いで、彼の方に寄ろうと思ったら
彼の方が先にこちらへ辿り着いてくれた。]

 
 
 
(──身体が、動かねえ…ッ!)



[粘液に濡れた手は自分の理性いしとは逆に
神経が痺れたように熱く、動かない。
おかしい、と理解する頃にはもう
吐き出す息が熱い興奮したそれに代わっていた。

熱が下腹部にどんどんと集まっていく。
服に押し込められたそれが主張して、痛い。

剣を取るはずの手はよろよろと
何かに操作されるように、伸ばされた手を取る。

何よりも、意識が侵食されていく。]

 
 

    ──犯したい。


        ──種付けしたい。



 
[重なった手がぬちょりと水音を立てて
指と指を絡めて繋ぐ。]

【人】 白魔導士 バド

 ……ッ、こ、れは …!

 
tothebond!!


[まだ、どうにか残った意識りせい
通信用の魔石を繋ぐ。
誰でもいい、誰かに届くようにと願えば
魔石は光り、今の声を届けてくれるだろう。]

 バドだ、フィルと魔物に応戦している…ッ!
 これはッ、……
性交の為だけに、作られた…魔物だ!


[それはゼクスがこの施設や魔物達について理解したのとほぼ同時。
自分も退治する魔物について、
自分達の身に起こっていることについて、
現状を理解したが、時すでに遅い。

強い催淫効果のある粘液はフィルの体内へ。
そして皮膚からも吸収されて、自分の身を熱く焦がしている。
更には瘴気が理性と意識を奪っていく。

自分自身と魔物が混濁する。
本能的で、更に攻撃的な一部を増幅させ、
脳の奥で生殖のためにと言葉を繰り返す。

「犯せ」「犯せ」「孕ませろ」「種付けしろ」
 と──]
(83) 2024/02/18(Sun) 19:05:32
 っは…、…フィル…

[魔石が繋がったままだなんて
もう意識の片隅にさえない。

見下ろす瞳は淀んだ赤に色付き何かに憑りつかれたように
熱く、それでいて獲物を狙うような鋭さを持ち。
指は繋いだ手をぐちゅりと鳴らし、指先の間を撫でまわす。

その間も蔓はフィルの背筋から服の隙間を探し出し
胸元へとのびていく。
その先の尖りを探すように、先から粘液を塗布しながら
肌の上をなぞりあげて。]

 ──今朝の、続きだ。

[魔物を使役しているのか、魔物に支配されているのか。
自分の言葉に従うように新たな蔓が伸び、
掴んでいたフィルの足を離すかわりに両腕を拘束する。
宙吊りからは解放されたものの、フィルに自由はないだろう。

淀んだ瞳を向けると、蔓から甘い蜜を吸い上げ
口に含んだそれを口移しするために、唇を無理矢理重ねた*]



  う、うん、大丈夫……
  ありがとう……


[自分でも触手を剥がそうとしたけど、
彼の方がずっと手際よく剥がしてくれた。
「吸盤の力」と聞いて自分の肌を見下ろしたら、
確かに跡もついていたけれど、
思いの外「汚い」って思わなかったのは、
相手がタコみたいで、タコって食べ物だという認識が強いから、かもしれない。
でも表情を歪ませる彼の姿を見ていると胸が痛んで、
その頬に手を伸ばそうとした]


  ゼクスさん……ううん。


[でも先に彼に抱き寄せられて、
そっとその背を抱きしめ返す。
ゼクスさんは何も悪くない、と首を振って]

[痛いところも変なところもないよ、と
もう一度首を振る。そしたら、
さっき触手が触れていたあたりに、彼の手が触れる。
一箇所だけじゃなくて、色んなところに触れて、
布で肌を拭ってくれて、そこまでは大人しくしていたけれど]


  あっ、あの……ゼクスさん……?


[舌が触れたら、ぴくっと反応して、
その意図が読めずに、困った様に眉を下げる。
普段ならこんな触れ合い、嬉しいだけだけど、
得体の知れない生物に遭って、それを倒したばかりで。
すぐにここを離れて体勢を整えるのが正しい筈。
それがわからないゼクスさんじゃないと思う、のに。

さっき触手に煽られて芯を持ったところにまで触れられて、
彼を抱きしめていた手は、ぎゅうと力が入って服を掴んだ]


  ふ、ぁ、ゼクス、さんっ……


[触れているのが彼なら、耐える理由なんてないんだけど。
どうしても甘く身を委ねる事ができなくて、唇を噛んだ]

[なんだろう、おかしい。
姿形も声も手も、全部僕の大好きな人の筈なのに。
違和感を覚えている僕の方がおかしいのかとぐるぐる考えるけれど、もう一度名前を呼ばれたら
もう抗いきれなかった]


  んッ、ぅ


[どく、どくっと白い粘液を先端から溢れさせて、
彼の手を濡らす。震えを伴って吐精を続けながら、
服を肌蹴けさせる彼を、薄目に見上げる]


  ……ゼクスさん……ど、したの……


[触手にイかされたくないって言った僕を
彼がその手で楽にしてくれた。そう思っている。
恋人なんだから勃っちゃたり、それを僕に押し付けるのも、
不自然ではない、と思う。

でも僕は、彼が今ふつうではないと思うから、尋ねた。
すぐに薬を引っ張り出して彼の身体の自由を奪うなどという考えは、全くなかった。
ひとえに、彼の身が心配だから]

[その時だったか。
ポケットに入れていた魔石が、
仲間からの声を届けてくれたのは]


  ―――……


[……それなら、
さっきのタコみたいな奴の動きは合点がいく。
いや、そんな魔物の話は初めて聞いたけど、
それは今は置いておいて……
ゼクスさんは、その魔物たちに影響を受けてる?と
彼を再び見上げたけど、

警告してくれたバドさんの声が続いている事に、
ぶわっと顔が熱くなった。
もしかしてこれはこのまま、ナニやらしている声がこっちに聴こえてきちゃうのかと。
これって向こうの声消せるっけ、と操作方法を思い出そうとするのと、目の前のゼクスさんをどうしたらいいのかと、
僕の頭は若干パニックになった。*]

[蔓が体を這いまわるぞわぞわとした感覚に
意識が持っていかれそうになりつつ
それでも剣さえ渡してくれればと
バドの方を見て、気づく。

何やら様子がおかしいことに。
息は荒く、ふらふらと動くさまは何かに耐えるよう。]


―――………バ、ド……?


[落ちた剣は拾われず、
代わりにぐちゅ、と音を立てて
粘液に塗れた手が繋がれる。

戸惑い露に恋人の名を呼んで。]

【人】 魔剣士 フィル


――― は……!?!?



[バドが気力を振り絞って通信用の魔石を繋ぐ。>>83
その言葉に愕然とした。

性交の為……なんだって……??

じゃあ今体が熱いのも、
誰もがここに立ち入ろうとしなかった理由も
そのせいだっていうのかと
ここにきて漸く自分が今陥っている危機を理解する。

確かにこの魔物は自分を捉えはしたものの、
そこから何か危害を加えてくる様子はない。

人の興奮を煽り、快楽を与え、絶頂させる。
本当に"そのため"だけに存在しているのだろう。]
(84) 2024/02/18(Sun) 19:48:54

ふ…… ざけんじゃ、ね……っ!!!
こんな魔物に好き勝手されて堪るか、……

……んぁ、っ、ばかやめ……っ
バド……!!!あぁッ……!!

[こちらを見下ろすバドは
明らかに目が据わってしまっていて
大方ここの瘴気や魔物の催淫にあてられてしまっているのだろう。

それは分かっているのに、
その劣情の籠った瞳に射抜かれ、
朝からおあずけ状態なのも相まって
思わずごくりと喉が鳴った。
胸元をぬるぬるとした蔓が這って
その刺激だけでぞくぞくと背筋が震えてしまう。

熱い。苦しい。イきたい。
下肢が衣服の中で張りつめてズキズキと痛い。
気持ちいいのがほしい。バドに触ってほしい。犯されたい。

魔石が繋がっていることなんてとっくに意識から抜けて
頭の中が強烈な劣情に支配されていく。]


ンンッ……

[せっかく自由になった手に再び蔓が巻き付き、
両腕を拘束されたままずるずると地面に降ろされる。
強引に唇が重なり、さっきの蜜が更に流し込まれて
ただでさえ淫欲に支配されつつある心身は
性交のこと以外何も考えられなくなっていく。]


ばどぉ…… はぁ、はぁ……や、やめ…………
んんんっ……… んぁぁん……♡

[こんなのおかしい。
バドだって絶対に正気じゃない。

僅かに残った理性で抵抗を紡ぐも、
甘い息が混じるそれは酷く弱弱しく。

頬を真っ赤に上気させて口端から涎混じりの蜜を垂らし、
発情してぼうっと潤んだ眼差しは
誘っているようにしか見えなかった、かもしれない。**]

[ そもそも最初からそうだった。
 ”悪い予感”だなんて漠然とした予感で止まる、
 今までに感じたことのない気配。
 索敵にひっかからない敵。
 本能を撫でるような香り。
 
 この研究所は、俺の体との相性が致命的に悪かったのだ。
 
 戸惑うようなネスの声を気にすること無く、
 その体に触れる。
 
 震える肌から感じる、僅かな汗の味。
 ネスの体の味に、ほう…と息を吐き
 掌の中のネスの熱を、次第に滲む雫を絡ませながら
 上下に愛でていく。
 裏筋を擽り、亀頭を指輪にくぐらせて。
 
 未知の敵がまだ眠っているかもしれないこんな場所で、
 弁えることも知らず、彼の体を愛撫した。 ]

 
 
 ──…
 
[ やがて、手の中のネスの性器から
 弾けるように精が吹き出る。
 
 射精に合わせて手でゆったりと幹を扱きながら、
 搾り取るようにその精を吐き出させた。
 
 掌にべっとりとついたネスの精をぼーっと見つめると
 その香りにまた、どろりと目を澱ませてネスを見る。
 
 どうしたの、と
 
 様子のおかしい俺を気遣ってくれるネスに、
 ゆるく頭を振る。
 
 どうしたのか。
 わからない。
 
 熱を持て余したネスの体を救うためにしたわけじゃない。
 ただ彼に触れたくて、その衝動を抑えきれずに触れている。 ]

 
[ 手のひらについたネスの精液を、舐める。
 
 
もっと

 
 愛する恋人の欲情の味。
 じりじりと蒸すような熱が、思考力を奪っていく。 ]
 

[ 気づけば、ネスの手元の魔石から
 焦ったようなバドの声と
 その先に響く”なにか”の音が響いていた。 ]
 
 ──ネス、体…熱ぃ……
 
[ ネスの精がまだ垂れる手を、
 彼の後孔に伸ばす。
 
 先程あのタコが触れたくとも叶わなかった位置を、
 かりかりともどかしそうに指先で撫でて
 その中に指を潜らせようと、ぐっと力を入れる。 ]
 
 
 抱きたい…いま、すぐ……
 
 
[ 正気ではないことは、ネスにもすぐに察せられただろう。
 ながく湯に入ったあとのような、
 どこか逆上せた苦しげな顔でネスの体を求め呻いた。 ]

[ けれど、ネスの視界にも入った事だろう。

 あのタコの死体の後ろ、
 新たに此方に向かってきている、蠢く別の生物の気配が。
 
 少なくともこんな場所で無警戒を晒している場合ではないと
 
 本来なら誰より早くネスを連れて出るはずのゼクスは、
 今はなんの役にも立たなかった。** ]

[強引に重ねた唇は咥内に甘く苦い蜜を送り
舌をぐちゅぐちゅと水音を鳴らして絡める。

絡みあう舌の熱が気持ちいい。
たったそれだけのことが、加速装置になり
瘴気に当てられた理性は欲望で塗り潰されていく。

甘い匂いの蜜と涎を口端から垂らしながら
弱弱しく抵抗を紡ぐフィルの唇に
こちらの口角は上がり、意地悪な笑みが浮かび。]

 やめて、いいのか?
 今朝もあのままで、辛かったんだろ?

[絶頂寸前でお預けをくらわせた
今も張りつめている性器へと指先を伸ばす。
服の上からでももうわかるほどに興奮したそれを
脱がすことなく上下に擦り、耳元に囁く。

それもこれもすべて、魔石を切らなければ
仲間の元へと届くだろう。]

 イきたいんだろ、こんなに勃起させて。
 フィルも興奮してるじゃねぇか。

 ここなら……声も我慢しなくていいぞ。

[熱い吐息を耳にかけながら、自分の熱もまた
フィルの太腿へぐりぐりと押し付けて。

その間も快楽を与えるために
魔物の蔓はフィルの胸をまさぐり
尖りを見つけると先端を吸盤のように変化させた。

胸の飾りを覆うように吸いついた吸盤は
内側に凹凸があり、粘液でぬるぬると濡れている。
その凹凸で刺激を与えるように、内側が尖りを両方擦りあげて。]

 フィル…、ほら。

[毎夜の甘い囁きのような声を落としたかと思うと
耳朶を甘噛みする。

  もっと欲しい、もっと喘がせたい、犯したい。

  種付けしたい、孕ませたい、絶頂したい。


意識はもう欲望に支配されていて。]



 
イけ、フィル ──…




[それは、命令。
普段の情事では落ちることのない支配的な声が
愛しい相手の耳に囁かれる*]

[我慢していた熱を逃がすだけにしては、
どこか彼からの愛情を感じる様な愛撫で、僕は程なくして達した。

搾り取られる様な手の動きに身を震わせ、
どこかぼんやりとした彼の瞳を見つめる。

僕の問いに、彼は頭を振る。
それから、手を濡らしていた僕の精を彼が舐め取ってしまう。
こんな姿だって、いつもならどきっとさせられるのに、
今は、何だか背に冷たいものが這う気持ち]


  ゼクスさん、


[魔石から聴こえる声に掻き消されそうになったけれど、
彼の声が耳に届く。
どうしよう、持って来た解毒薬は効くかな、
それとも、船酔いをしていた時に試した、感覚を鈍らせる薬の方がいいかなと、後方に落ちている自分の荷物に目を遣ったけど、]


  あっ、ぁ……ん


[彼の濡れた手が服の中に潜って、僕の後ろの孔に触れる。
触れるだけじゃなくて、そんな、こじ開けるみたいな動き]



  ゃ……、だ、だめ、


[だめだと抵抗しても、僕の意思に関係なく、
愛しい恋人の指を簡単に迎えてしまうだろう。

僕だってこんな風に求められて―――、
今すぐ、抱かれたい。


でもどんどん様子のおかしくなる彼に流されてはいけないと思うし、何より視線の先に、また何物かが迫っているのがわかったから。]

[彼の指が後孔に入ったままでも、僕は立ち上がって、
彼の身体も抱きしめてぐいっと立たせる。
体格差もあるし、簡単にはいかなかったかもしれないが
何とか立ってもらう事は叶ったか]


  いまは、だめ!

  来て、ゼクスさん!


[そうはっきりと告げて、彼の身体を支えながら、
通路から立ち去ろうとする。
沢山薬やらを詰めて来た鞄を拾い上げる余裕は無い。
でも別の小さな鞄にバドさんから貰った物資の他、いくつか薬が入っているから、僕はそのまま走った。走ったつもりが、全然のろのろだったかもしれないけど。

みんなに助けを求めるのが正しかったのかもしれないけれど、
そこまでゼクスさんを連れて行ける自信がなかったから、
僕は部屋の隅に佇んでいたロッカーに
ゼクスさんの身体を押し込んで、そこに、自分も入った]

[少なからず密着する事にはなるけど、
あの追って来る何物かからは、身を隠せるかなと。
……ロッカーには隙間や穴があって、完全に隠れられたとは言えないけれど、その点には気付いていない。

僕はその狭い密室に入るなり、
彼の口に手を当てて、塞いだ]


  ……静かに、してね。
  いいこだから……


[敵から見付からない様に、そう小声で言い聞かせ、
腰から下げていた鞄の中身を探る。
彼のこの状態に、どの薬が効くか考えたけれど、
簡単な調合が必要そうで。
この状態で作るのは難しいな、と眉を寄せる]

[彼の事をちらりと見上げる]


  少しだけ、我慢してね。


[そう言って彼の口を塞いでいた手を外し、
唇に、触れるだけのキスを贈る。
しばらくこれで我慢してほしい、との思いでした口付けだけれど、僕が鞄から小さな皿と棒を取り出す間、大人しくしていてくれただろうか。*]

[ぐちゅぐちゅと舌を絡め合う水音が
じんじんと腰に響く。
これだけで急速に熱が昂っていく感覚があり
もどかしそうに足を擦り合わせて身じろぎをした。

ぷは、と離れた唇から
透明な唾液の糸が互いを繋ぐ。]

…そ、れは、…っ
んあ、ぁ、それ、…んぁぁぁ…ッッ♡

[意地悪い囁きが耳元を擽って
ぶわ、と頬が熱くなった。

確かに辛かったし、
早く抱いてほしいと思っていた。
けれどそれはこんな形じゃなかった筈で。

なのに、張りつめた性器を擦られると
自分でも驚くほどに体が震えた。
下肢は漸く与えて貰った刺激に悦び
下着の中で脈打って先走りを滲ませる。]


んんんっ、ぁぁ♡ ……っはぁぁ………っ
あ、ぁ…っ、むね、やぁぁ、……んぁぁ〜〜ん…!♡

[駄目だ。
駄目だと思うのに、快感で自制が効かず
甘い声があがるのを抑えられない。

蔓が胸に粘液を塗りたくり、
腫れたように勃ちあがり色づいた両の突起を
ざらりとした凸凹で擦り上げられ吸い上げられて
堪らずに腰をびくびくと跳ねさせ喘いだ。

腿に押し当てられている熱いものが早く欲しい。
それで穿って、貫いて、掻きまわして、めちゃくちゃにして欲しい。
ズクズクと腰の疼きが増す一方で
止めなければという思いもまだあって。]

[甘くいやらしい響きが耳孔を擽り
意思とは無関係にぶわ、と奥から熱いものがこみ上げる。

必死に耐えていたけれど
彼の声でそんな風に囁かれて、
もう無理だった。]

うっ、あぁぁんッ、
あぁぁぁ…っっっ!!!♡♡

[ぶるり、と大きく体が震え
呆気なく下着の中で吐精する。

べったりと肌に精が張り付く不快感はあるのに
一度出したくらいでは萎える気配もなく
まだガチガチに張ったままだ。]


(〜〜〜………っっっ……  ちが、う)



[こいつはバドじゃない。
バドの顔で、バドの声で、バドの体だけど。
バドは、俺の知っているバドはこんなこと言わない。

誰より最愛の恋人だからこそ、
どうしようもない違和感が積もっていく。

――こわい、と
今まで一度だって彼に対して抱いたことのない
本能的な恐怖すら感じるのに。

淫欲に支配されている肉体は
彼に触られているというだけで悦んでしまう。]

……ちく、しょぉ……っっ


[歯がゆさと焦燥と、自分ではどうにもならない欲に
はぁはぁと荒い息を吐きながら
泣きたい気持ちになって唇を噛んだ。
依然腹の底で疼く劣情を持て余したまま。**]

[ ネスの呼ぶ声だけは、鈍った頭にも響いてくる。
 逆を言えば、ソレ以外は今は耳に入らなくて。
 
 指先でネスの後孔に触れて、そのまま潜り込ませれば
 今何よりも欲しい熱と畝りがそこにある。
 
 ココに入れたい。
 入れて、ネスを鳴かせて
 何度も何度も、ココに俺の精を染み込ませたい。
 
 だめ、という静止の声を聞くことはない。
 持て余した熱をネスに注ぐことしか考えられない。 ]
 
 
 ──……ん、
 
 
[ 不意に、俺の指を受け入れていたネスの体が
 するりと俺の腕から抜けた。 ]

[ その場に立ち上がったネスが、
 俺の体を抱いて立たせる。
 今はダメだと強く俺に語りかけられても、
 俺はまだ不思議そうにネスを見ていた。
 
 ダメ?どうして。
 今俺とお前で交わる事以外、
 全てどうでもいいじゃねえか。

 
 まだ霞がかった思考のまま、
 ネスに連れられるままに通路から側の部屋へと足を向ける。
 
 走っている最中も、ネスの体が欲しくて
 前なんてろくに見ていなかったから
 俺を抱いて走ったネスは、かなり苦労したことだろう。
 
 
 …っ、せま……
 
[ そうして押し込まれたのは、狭いロッカー。
 ネスの体ともども中に入ると、
 小さく眉根を寄せて唸った。
 
 この期に及んでも、普段であれば当然気付くはずの
 俺等以外の生物の気配に気付くことはなく。 ]

[ ただ、狭い中に入ったからこそ
 より濃く感じるようになったネスの匂いに
 浮かされるように擦り寄った。
 
 欲しい。
 
 頭の中はそれで埋め尽くされていて、
 静かにして、と言い聞かせるようにして
 俺の口をふさぐネスの手に、
 どこか獣じみた呼吸を苦しげに吐いた。 ]
 
 
 …はぁ……っはぁ……


[ なけなしの理性で、ネスの言うことを聞くように頷く。

 キスを贈られれば、
 我慢の縁にある情欲が刺激され
 ぐ……と小さく呻いてネスの太腿に屹立を押し付けた。 ]

[ ネスが鞄を探っている間、
 自身のズボンに手をかけると
 下着の中で窮屈そうにしていたそれを取り出し、
 片手で自身を慰めるようにゆっくりと扱いた。
 
 もう片方の手は、再びネスの下肢に。
 先程触れた暖かさにまた触れたくて、
 ネスの足の間を掻き分けるようにして後孔を探す。
 
 ネスの手を取るような邪魔はしていないのだ。
 これでも十分譲歩している方だと思いたいが、
 どうしたって邪魔にはなっていたかもしれない。
 
 
 ヒタ……
      ヒタ……

 
 
 と、俺達のロッカーの側を知らない気配が通る。
 その間も俺は手を止めることができなくて、
 ネスの体の中に触れようと
 後孔に指を沈めていた。
 
 敵に見つかるかもしれないとか、
 ネスの調合の邪魔になるだとか
 そんな事を考えられる余裕はない。
 今すぐにネスを床に引き倒し、
 自身をねじ込んで仕舞いたいほどの衝動を
 どうにか抑え込んで息を殺していた。 ]

 
 
[ ネスの邪魔をしながらも、
 まだか、と時折視線で伺う。
 
 ろくに働かない頭の中、
 恋人の「良し」を待ちわびるように。** ]

[離れた舌先を繋ぐ糸が煌めき
重力に逆らえず雫を垂らして、ふつりと切れる。
否定しながらも甘い嬌声が否応なしに上がり
頬を赤く染め上げる表情は情欲を煽った。]

 さっきも欲しそうな顔で見てたもんなぁ。

[きっと違う、そんなはずはない。
頭のどこかでそう思っているはずなのに
その‟どこか”はとても遠く。
靄がかり、まともな思考には至れない。

休む間もなく熱を扱いていれば
やがてフィルの身体はぶるりと大きく震えて。]

 っふ、イッたのにまだガチガチだな。
 そんなに溜まってたのか。

[この身体を、この口を使って喋っているのは誰だろう。
自分であるのに、自分じゃあない。
口端が歪に上がり射精したばかりのフィルの熱を
暴くように、曝け出すように衣服を手早く脱がしてしまえば
張りつめたままの熱に粘液塗れの手を覆う。

ぬちゅっ、と蜜と愛液を混ぜたくって
その手が容赦なく性器を扱き始めて。]

 ぐちょぐちょだ。
 戦闘の最中に、こんなにして…

 胸だけでも気持ちよさそうじゃねぇか。

[勃ち上がった艶めかしい粒を触手の突起がぞりぞりと撫でまわす。
時に転がすように、時に吸い上げるように吸引し
それと同時に下肢へも新たな蔓がのびていく。]

[蔓は足にも絡みつき、徐々に肌を上り詰め
一本は扱かれている肉棒の亀頭へと辿り付いて
先端からあふれる蜜を養分にしようと吸い付いて。

やがてもう一本は後方へと向い
秘所を探すようにうぞうぞと肌の上を這う。]

 いっぱい出していいぞ?
 声も、精液も。

 ああ、それとも……

[耳朶を甘噛みした唇がゆるりと開かれ
その耳の奥を犯すように舌先が侵入する。
脳内へ響かせるように水音を立てて舐めまわし
意識させるように、密着し押し付けた自分の熱を
太腿にこすりつけてゆっくりと腰を揺らす。]

 出すより、挿れられたいか?

[これが、と服越しの熱を押し付け
歪に微笑む。]

 
 (助けなくちゃ、ならねぇのに)

 (身体も意識も勝手に)


[遠く遠くどこかでそう思っているのに。
酷くしたい、犯したいという意識が勝る。
めちゃくちゃにして、突き上げて、種を植え付けたい。
優しくも甘くもない嗜虐心だけが快楽を求めている。]

 
 
 良い子だろ、フィル。
 どうして欲しいか言えるよな?

 ──
「いつもみたいに、そのチンポで犯してください」
って。



[唯一、小刻みに震える指が繋いだ片手は離さないまま*]

んぅ、ぁ

[達したばかりだというのに
ズボンのベルトが外され下着が下ろされて
精液まみれの性器が露になる。

蜜と精液で濡れた手でぐちゃぐちゃと
上下に扱かれればまたすぐにでも果ててしまいそうで
ひくり、と喉が鳴った。]

あぁあ、んんっ…♡ふぁぁ……っ♡
あ、ひぅぅ…っ、んぁぁん…っっ♡♡ ぁぁ……ッ

[こんなになってるのは俺のせいじゃない。
ああ、でも―――どこもかしこも気持ちいい。
胸粒をぞりぞりと扱かれるのも、敏感な亀頭を吸われるのも。
もっとしてほしい、もっと――

情欲にだらしなく表情を蕩けさせ、
ただ甘い声ばかりをあげていたけれど。]


ッ、

[先程から腿に当たっていた熱が
グリと擦りつけられて息を飲んだ。

――欲しい。
それが欲しい。今すぐに。
犯されて恥も外聞もなく果ててしまいたいと、
体の芯は痛いほどそう訴えているのに。


どこか歪な笑みに、駄目だと心が警鐘を鳴らす。]

――――――っっ

[囁かれた台詞に、頭の奥がカアッと沸騰するように熱くなった。
―――これは欲情ではなく、て。]


(―――ちが、う……!!)



[バドは、バドはいつだって俺を揶揄って、
意地悪ばかり言うけれど。

その底にはいつだって俺のことが愛しくて、
可愛がりたくて仕方ないのが滲んでいて、
今の"これ"とは決定的に違う。

こんな嗜虐的な笑みで、支配的な声で、
俺をただ屈服させるためだけの台詞、
絶対にバドは言わない。

違う、と思ってしまうと腹の底からこみ上げるのは怒りで。
それが情欲に支配されそうになる思考回路をギリギリ上回った。

ギリ、と強く奥歯を噛み、バドを睨みつける。]


〜〜こっちがおとなしくしてりゃ
あんま舐めたこと言ってんじゃ、ねえぞっ...!!!
バドっ...!!!


[俺が情けなく痴態を晒すのも
甘えて請うのも、それを己に許すのも。
世界でたった一人バドにだけで、
その皮を被った「なにか」に対してじゃない。

繋いだまま小刻みに震える片手を
爪が食い込みそうなくらいに強く握り、
バドの深層意識に向けて必死に呼び掛ける。]


おいっ!!目ぇ覚ませバド!!!
こんな魔物ヤツにあっさり体明け渡しやがって、
俺が嬲り犯されてもいいってのかよっ!!馬鹿バド!!!
俺の事守るんだろーがッ!?!?


[懸命に身を捩じらせ訴えるも当然のように身動きは取れないし。
その言葉が届くかどうかは、果たして――…**]

[彼が今どんな状態か、
詳しく分析する余裕が無いので、測りかねる。
でも、僕が作った媚薬を飲んだ時よりも
衝動は強くなさそうで、でも、話は通じなさそうだ。
だめだと言っても言葉が返らなくて、
指も勿論引いてくれなくて。

ゼクスさんがこんな状態で、今度敵に襲われたら……
殺されないにしても、どうなるかわからない。
言ってもきいてくれないなら、
無理にでも連れて行くしかない]


  ―――っ……


[力任せに立たせた彼は、僕の言葉を理解しがたいものという様な顔で聞いている。
……別人の様になってしまったけれど、
彼は僕の大切な人に違いない。
守るって、足手まといにならないって決めたから、
走る気のない彼の身体をしっかり抱いて、
逃げる事に全力だった]

[逃げた先にあったロッカーに二人で入れば、
狭いって言われて、
ちょっと可笑しい様な、拗ねたい様な気持ちで彼の口を塞いだ]


  ん、……


[もうここに入るしかないと思ったけれど、
こんな風に擦り寄られて、
手に熱い息をかけられて、失敗したかな、と思う……]


 (……僕も、ヘンな気持ちになりそう……)


[伝染してしまいそうになる思考に、頭を振る。
だめだ、僕まで堕ちちゃ。
彼も我慢するって頷いてくれたから、僕は僕の仕事を全うする]

[彼にキスをして、鞄の中に手を突っ込む]


  !……、


[と、小さな呻き声が上から聴こえて、
腿のあたりに、硬いものが押し当てられた。
ロッカーの中は暗かったけれど、
それが何かはわからない筈はない。

調合ができない訳じゃない、と
何も言わず、手探りで鞄の中から道具を取り出す。
その間にも彼は何やらごそごそと下肢で音を立て
やがて、密着しているからこそわかる振動が伝わって、
切なく目を細める。
自分でさせて申し訳ない気持ち。
でも謝る前に、薬を作ろうと……]


  ひゃ、
っ……



[不意に後ろに触れて来た手に思わず声を上げそうになって、
何とか踏みとどまる。軽く睨む様に彼を見上げたけれど、
彼は止める気配は無い]

[このまま、調合を進めるしかない。
言葉はあまり彼に効かなそうだし、
暴れたら、ロッカーから飛び出てしまう。
意を決して胸の前の狭いスペースに小皿を出して、
その上に粉末と固形物を出して、石でできた棒でごりごりと擦って混ぜ合わせていく。
計量器がないから勘頼りだし、
この「催淫を打ち消す薬」なんて大雑把な薬が
彼に効くかわからないけれど。
孔に指を挿入れられても、作業を進める]


  ふ、ぅ…… 
ぁ……



[スムーズには勿論いかない。
好きな人に孔と身体の中を弄られて、
感じるな、なんて無茶な話だ。

外に足音が聞こえれば何とか声を堪えようとしたけれど、
どうしたって甘い吐息混じりに声が漏れてしまった]

[時々刺さる視線が、更に僕を責め立てる。
薬を待たれているのだと解釈したのだけど、
こんな場面で感じてしまっている僕を
観察されている様に思えてならなくて]


  ……ん、できた、よ。


[でも、目当ての薬を完成させる。
本当に出来に自信がないから不安いっぱいなんだけど、
真珠くらいの大きさになった薬を摘まんで、チョコを食べさせた時みたいに、彼の口の中に押し込んだ]

[ちゃんと飲み込んでくれる様に、
もう一度彼の口を塞ぎながら、
もう片方の手は、彼の手で扱かれていた雄芯へ添えた。

何もしてあげられなかった分、
最後はせめて僕が愛でてあげたくて。
あまり強烈な刺激にならない様に、
先端をすりすりと擽ってあげる。

薬が効くのは少し時間がかかると思うし、
一回射精すれば、少しは辛いのもマシになるかな、という気持ちもあった。**]

[手のひらの上で転がるように
手中に収めた相手が甘い声を上げ表情を
蕩けさせていくことに、愉悦めいた笑みが浮かぶ。

こうなるために生み出され
こうすることが使命なのだ


蔓から吸収する精液の力で瘴気を漂わせ
嬌声を聞くことで力さえも増す。]

[──そのはずだった。

先程まで甘い声を上げていた相手は
反抗的に喚き散らす。
この男バドがそんなにも重要なのか。
同じ身だというのに、簡単には折れないらしい。

面白い。
それならそれで屈服させるだけだ。]

 健気だなぁ?
 こんな淫らな姿になっても
 この男が重要とは。


[その口を黙らせるように乱暴な口付けを強制する。
舌を差し込み、咥内をゆっくりと舐めまわし
絡みつかせては吸い上げるその口付けの仕方は

朝の口付けと同じ。]

 
 
[唇を重ねたまま、痛いくらいに繋がれた指が
皮膚に爪が食い込むほどに繋がった手が

ぎゅっと優しく、確かに握り返された。]
 
 

 
whirlwindblows away



 …──今のは、効いた。


[唇が離れた瞬間唱えられた呪文で、旋風が舞う。
一帯の瘴気が一気に祓われ、淀んでいた瞳に光がさした。
フィルの熱を撫でていた手を魔物へと押しやり
また間髪入れずに呪文を綴る。]

 
bladeofwind!!


 今だ、フィル!!

[巻き起こる風が魔物だけを的確に捉え
フィルの自由を奪っていた蔓を切り裂いたと同時。
繋いでいた手を離すと、魔剣に飛びつきそれを投げ渡した*]

【人】 召喚士 アハトアハト


「鎖を壊しても良いけどな。
 荷物は捉えられないだろうし
 召喚元に返して、再召喚がスマートか…?
 
 いや、どちらにしても椅子は破壊だな。頼む。」
 
 
片手を上げて下げる動作をする。
するとゴーレムが淡い光に包まれてその場からスゥと姿を消していった。
ゴーレムに持たせていた荷物はどさりと落ちて椅子の横に転がり落ちる。
 
 
しかしそれにしても、だ。
 
 
「趣味悪い罠だったけどな…?
 これってこの部屋だけなもんか?
 ここの研究施設の奴らの趣味、か。
 
 ──にしても、まだ稼働してんだなあ。」
 
 
トゥエルはそれを破壊してくれただろうか。
主人が居なくとも稼働していたそれをまじまじと眺めては辺りを改めて伺う。
 
(85) 2024/02/19(Mon) 7:28:16

【人】 召喚士 アハトアハト

 
──くん、と鼻先に甘いものを感じて。
俺は鼻先を擦りながら眉を顰めた。
 
 
「──何か匂わないか?」**
 
(86) 2024/02/19(Mon) 7:28:35
召喚士 アハトアハトは、メモを貼った。
(a1) 2024/02/19(Mon) 7:29:47


っったりまえだろッ
んぅ……!!!

[反論を封じるように乱暴に唇が重ねられる。
駄目か、と悔しそうに目元を歪めたものの
もうどうすることもできなくて。]

(クソッ……!!!)

[ああ、口付けはこんなにもバドだ。
柔らかい舌が咥内を這う感触に
また頭の中がぼんやりっとしてきて。
欲に飲まれてしまいそうになった刹那――、


優しく、けれど力強く。
手を握り返す力を確かに感じた。]


……っ、

[唇が離れた瞬間、
辺りに巻き起こった風と共に視界に入ったのは。
さっきまでの虚ろな目をした"何か"ではなく、
自分のよく見知った恋人の顔。

目を見開いた隙に
バドが間髪入れずに呪文を唱え
蔓が切り裂かれて両腕が自由になる。

側にあった愛剣が放られ、
咄嗟にそれを掴んで。]



 …ハハッ、

 
[ニヤリと笑みを浮かべた。]

[旋風に背を押されるように
タン、と地を蹴って跳ねる。
魔物が新しく蔓を伸ばす前に、
一息に本体と距離を詰め、間合いに入り込んだ。]


さんっっざん人を弄びやがって、
観念しやがれ!!
Explode!!



[その中心に剣を深く突き立てて呪文を唱えれば
剣の先端を中心に魔物の体内で爆発が起きる。

ボグ、とくぐもった破裂音が響いたかと思えば
大きく魔物が痙攣し、ぐずぐずと黒い煙を吐いて動かなくなった。]

【人】 魔剣士 フィル


…………………ったく……… 手間かけさせやがって………


[魔物が完全に死んだのを確認して
剣を引き抜いて鞘にしまい、
深く安堵の息を吐いた。

ズボンのファスナー全開じゃなければ
もーちょい格好着いたんだろうけどなこれって思うけど
そのあたりは仕方ない。


急激に力が抜け、ずるずるとその場に座り込む。
はぁ……と荒く肩を上下させ。]
(87) 2024/02/19(Mon) 9:59:41

(あ゛ーーーー……もう無理限界………
 めっっっちゃくちゃむらむらする……!)



[魔物を倒したとて、多量に摂取した催淫の効果は
すぐに消えてくれるわけでもないらしく
依然己を蝕んでいた。

そんな場合じゃないのも重々承知してはいるが
とにかく
これ
を一度鎮めないと
何もかもまともに出来る気がしない。

バドが身を案じてこちらにやって来たなら
そのローブの裾を掴んで縋るように引いて。]



……バドぉ〜………



[色んな感情が入り混じった声で情けなく名を呼ぶ。

赤い顔とトロンと潤んだ眼差しと、
あと依然元気なままの下肢を見て、
何となく諸々を察して欲しい。**]

【人】 リーダー ヌル

― 一方その頃のヌル ―

[ヌルは飛空艇で待機しているものの
特にやることもないので
件の魔道研究所について何か書かれていないかと、
持ち込んだ関連資料を漁っていた。

やはりあれだけ周囲から釘を刺された手前、
気になると言えば気になるし、
何となく妙な胸騒ぎがする。
大した資料も残っていないが、
手がかりの一助になればと――…

そんな折、コンコンと自室の扉がノックされ
何かと思えばノインが立っていた。>>@7]
(88) 2024/02/19(Mon) 13:11:26

【人】 リーダー ヌル


あれ。ノイン。どうかした?
…へ?イーグレットが転んで頭を打って、
記憶が……飛んでる……?

[ただ事ではなさそうなノインに戸惑い
取りあえず部屋に招き入れて話を聞いたが
知らない間にそんなことになっていたらしい。

回復係のバドやネスが居れば
何らかの見解を出してくれそうな気もするが
二人とも生憎艇を離れており不在だ。
ううーーん……と頭を悩ませ。]
(89) 2024/02/19(Mon) 13:13:04

【人】 リーダー ヌル

……まあ、大きな怪我とかしてないなら良かったけど…

前にネスが作ってくれた
塗り薬とか回復薬があるから、
それ使ってあげてみてよ。
記憶喪失に効くかどうかは分からないけど…。
街も遠いし、取りあえず今は様子見るしかないかなあ…。

……っていうか大丈夫ノイン?
だいぶ顔色悪いけど…

[彼らは親密な仲だったと記憶している。
自分のせいだと責任を感じているのか
イーグレットの状態にショックを受けているのか、
明らかに沈んでおり、泣きそうな顔のノインを心配そうに見遣る。

大雑把な所もままあるが
何だかんだ抱え込みがちなうちのタンクだ。]
(90) 2024/02/19(Mon) 13:19:12

【人】 リーダー ヌル


大丈夫、あのいつでも元気なイーグレットだもん。

きっとすぐに元に戻って、
皆俺を置いていくなんてひどいぞ!!!

って騒ぎ出すに決まってるさ。

それまで側に着いててあげなよ、ほら。

[はは、と努めて明るく笑い、
ぽんぽんと背を撫でてノインを送り出しただろう。**]
(91) 2024/02/19(Mon) 13:26:13

【人】 白魔導士 バド

[意識を取り戻してからは早かった。
四肢の自由と魔剣を取り戻したフィルが
息を飲むような速さで本体へと飛びかかり、
魔法と共に撃ち込んだ一撃で、魔物は動きを止めた。

旋風で瘴気を飛ばしたおかげか、魔物の本体を退治したせいか
先程まで乗っ取られてぼんやりとしていた意識は
今はハッキリと明瞭だ。]

 はぁ…、…おつかれ。
 助かった。

[親のようなものとしても過ごしてきた身だ。
白魔導士としてもかくも簡単に意識を乗っ取られるなど、
恥でしかない。]

 っと、大丈夫か!

[戦闘を終えズルズルと座り込んでしまったフィルに駆け寄る。
身体的な傷のつきそうな攻撃はされていなかったと思うが
もしや何か怪我でも負ったのかと──]
(92) 2024/02/19(Mon) 14:03:41

 
…っ、……


[駆け寄った自分のコートの裾を引く力は弱々しい。
ついでに言うと名を呼ぶ声でさえ、だ。

赤く染った頬、トロンと蕩けた眼差し。
精力をありありとひょうげんしている、下肢。
ごく、と息を飲む。
魔物から得てしまった催淫効果は、倒したところですぐに消え去るものじゃない。
その上、今し方までその魔物と意識が混濁していたのだ。
理性が簡単に揺らぎそうになってしまう。]

 フィル……
 今は、あんまり優しくしてやれないかも、知れんぞ…?

[朝にお預けを食らったのは自分だって同じで
ズクズクと疼いたままの熱は、身体の中心に熱を有している。

ここでするのはまだ危険かもしれない。
また魔物を誘き寄せてしまうかもしれない。

頭でははっきり分かっているはずなのに
そんな顔をして求められて、我慢など出来るわけがなかった。]

[研究所の廃れた床にコートを脱ぎ落としてしまうと
フィルをその上に乗るようにと耳元で囁く。
先程の続きと言わんがばかりに、ゆっくりと唇を近付けた。]

 ここなら喘いでても、魔物のせいだって誤魔化せるな?

[だからもう我慢などする必要は無い、と。
ゆっくりと重なった唇を音を立てて吸い上げ
熱い舌を差し込んで、絡め合うようにねっとりと動かす。

同時に粘液に塗れていたその身体をなぞり
苦しいだろう熱の根源へ指を這わせる。
そして自分自身の熱も露わにさせて、共に包み込めば
その熱を解放出来るようにと腰を振り始め。]

 ンッ、は…フィル……っ

[先程とは打って変わって、甘く優しい声が
熱い息を含んで唇の隙間から漏れる*]

[視界の先、バドの中心も
はっきりと熱を宿しているのが見えて
小さく生唾を飲んだ。
優しくできないと告げる彼にゆるく首を振る。]

…いいっ、優しくしなくて……
いーから……はぁっ…… 
も、欲しい……!


[優しくなんてしてくれなくたって。
彼が先程の、何かに操られているようなのじゃなくて、
俺の知っているバドならそれでよかった。

とは言えここで盛っていると
魔物をおびき寄せてしまうかも、
という理性くらいは(一応)あったので、
足元に剣を置き、小さく呪文を唱えて簡単な結界を貼る。
これでこの剣を中心に半径2m程度にいれば
魔物は寄ってこない筈。

とはいえ未だに魔石の通信は切れていない
(というか存在を忘れていた)ので
仲間に声は聞こえてしまうかもしれないがそれはそれとして。
]

[促されるままにコートの上に乗り、バドと向き合う。
唇が重なり、熱い舌がゆっくりと差し込まれて
その心地よさにびく、と腰が跳ねた。]

ん、……ううっ…… はぁっ…… んんぅぅぅ……
バド、……  はぁ、バドぉ…!

[普段通りの優しい声で名を呼ばれて
たちまち頭の中が甘く溶けて行く。
首に縋りついて口内を貪り、
夢中になって彼を味わいながら
存在を確かめるように何度も名を呼んだ。

半端に脱ぎかけたズボンの隙間から
張りつめた性器が引っ張り出され
彼の性器と擦り合わせる形でぐちぐちと擦られる。]


んぁ、…っ、ぅぅ……!!
はぁっ、………んあぁ…っ ばど、ばど、……あうぅ…っ

[単純に嬲られていたし
つい先程まで緊張状態にあったのが
安堵に変わった反動もあってか
彼の腕の中であっという間に体は上り詰めていく。

甘ったれた声でぐずるように啼き
更に快感を求めて腰を揺すった。

だらだらと切なそうに先走りを垂らし続けるそこは
一度果てたとは思えないくらいに硬く。
少し刺激を与え続けられれば上ずった声を上げ、
あっさりとまた射精してしまうだろう。**]

[“優しくしなくていい、もう欲しい”
なんて言われた今の状態で制御なんて出来るはずもなく。
交わる舌も息も奪うような口付けに変わっていく。

甘く余裕のない声が、結界の中で呼ぶ。
その声も行為の音も全て魔石がどこかに伝えていたかもしれないが
繋がったままなんて覚えてなどいなかったし
逆に言えば、この向こうの仲間の音もそのうちに届くはず。
]

 ッ、フィル…っん……はぁっ…、

[口付けだけで跳ねる腰を撫で、ぐっと引き寄せる。
ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てているのは深いキスなのか
それとも握り込み擦り合う二人の熱なのか。
どちらからもいやらしい音が響き、興奮を昂らせていく。

コートの上で向かい合わせにして熱を絡め合い
一度達したとは思えないほどの硬さを保つフィルの
先走りを手に熱に絡めて腰を揺さぶる。]


 は、あっ…、 気持ちぃ、か?
 んっ…ぅ、ッ……フィル…、フィル…っ

[確かめずとも知れることを聞いてしまうのは
この唇から、ぐずぐずになった姿をもっともっと見たいから。
自分の手で快楽を与えているのだと、
求め合っているのだと、教え込ませたいから。

唇は重ねたまま フィル と何度も囁く。

果てたい。
彼と共に快楽に溺れたい。
犯すではなく、抱き合いたい。

種を残すのではなく
その中に、己を刻みつけたい。]

 愛、してる…ッ
 早くこの、中に…入りてぇ…っ

[どこにどうしたいか分からせるように、下腹部を撫でる。
全てを包み込んでくれるこの中に溺れたい。

けれど先ずは──]


 っは …、…イこうか、フィル…ッ…──!


[張り詰めた熱の先をこじ開けるように、
指先で割れ目をグリグリと刺激する。
優しくできそうもないと言いながら紡ぐのは甘い甘い囁き。

同時に揺さぶる腰が熱同士を擦れ合わせ
血管の浮き出たガチガチのそれが震えて
目の前がチカチカと明滅し始める*]

【見】 盾使い ノイン

― リーダーへの報告 ―

[きっと、リーダーに報告しに行った時の自分の顔は
客観的に見て普段より焦燥していただろうと思う。

イーグレットの現状を報告しに足を向けたリーダーの部屋。
招き入れられた中は、フィル達が向かった今回の研究所のものだろうか、
或いは次に狙うクエストのものだろうか。資料が置かれており、
邪魔をしてしまったのではないか、という後悔もまた沸き起こる>>89

回復係の2人は不在。
頭を悩ませるリーダーに、申し訳ないと俯く、己。
自分のずぼらさが招いたことというのも理解している上
被害を受けたのが自分ではなくイーグレットだったことが
とどめを刺したといっても過言ではなく。

つまりはまあ、すっごく今飛空艇からフライングアウェイしたい気分だ。
おちたら死ぬ。というか飛空艇をそんなことにつかうな。
突っ込みさんは生憎不在である。]
(@9) 2024/02/19(Mon) 15:45:05

【見】 盾使い ノイン

 ――薬。ありがとう、ございます……。

[後頭部を触って痛がっていた様子を思い出す。
記憶喪失には効かずとも、痛みには効くだろうと
大事に受け取って。体調を問うリーダーに。

大丈夫、です。

と、答えたものの明らかに顔は悪いし笑顔すら浮かべられない落ち込み具合。
励ましと、背を撫でる手に泣きそうになりながらも
気遣いにぺこり。と頭を下げる。>>91]
(@10) 2024/02/19(Mon) 15:45:20

【見】 盾使い ノイン

 そうだったら、いい、なぁ。
 ……今度から装備置きっぱなしは、
 やめる、ことに、します……。
 ありがとうございます、リーダー。


[ちゃんと反省したタンクは、そう宣言して
ヌルのお部屋を後にするのであった。




……大丈夫、今度は三日坊主にはならない。多分。**]
(@11) 2024/02/19(Mon) 15:45:34
 




[メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


←↓■□フィルタ

生存者 (6)

バド
7回 残----pt

フィルらぶぎゅ

フィル
24回 残----pt

バドもふもふ

ネス
15回 残----pt

今日も明日も傍に

トゥエル
0回 残----pt

 

ゼクス
27回 残----pt

二人で共に在る

アハトアハト
0回 残----pt

 

犠牲者 (1)

ギルド員の女(2d)
0回 残----pt

 

処刑者 (1)

ヌル(3d)
0回 残----pt

 

突然死者 (0)

舞台 (2)

ノイン
16回 残----pt

おん

イーグレット
16回 残----pt

眠気限界**

発言種別

通常発言

独り言

内緒話

囁き系

死者のうめき

舞台

置き手紙

一括操作




注目機能






(0.17 CPUs)
運営 moonpupa
人狼物語 by あず/asbntby
人狼議事 by ななころび
トップバナー画像 by naomyplum
人狼物語画像 by Momoko Takatori
Schwarzwald(黒い森) by hagios
トロイカ TYPE:А / 哀愁のタタロチカ by かえるぴょこぴょこ/あさくら
ようちえんせんき かりんか / ハロリンカ / 凍れる水車 by かえるぴょこぴょこ/あさくら
霧雨降る街 / 少し大きな霧雨降る街 / 蒸気満ちる宴 by きりのれいん
メトロポリス / バビロン / ギルガメッシュ / Valhalla by すむろ水
ひなだん by hinaki
壱番街 / 壱番高校 by 壱猫[onecat]
外道大戦 by mtmt
都道府県キャラセット by kairi(企画代表)
繋<つなたま>魂 / 班帝家の一族 / H)SOCIUS(A by めいあ
もふぁんたじぃ / もふぉれすと by ほのゆる
Cathedral / 学園Cathedral / Grand Cathedral / 学園Grand Cathedral by Izuya
夜月町 by 夜月けい
南区 / 古今東西 by 南
IRO-COLORE(いろころる) by Izuya, 南
お茶会 / 演奏会 / 花見会 by ゆひろ
GNL / GNL+ by guiter-man
ジランドール / イルミネーション by may-co
シキメグリ by afinter
-汝人狼也-人物画 by 878, かんこ
closure / closure' by 閉
Emoricu / Cumorie / 黎明街 by milk_sugar
ワンダーズ言戯団 by pike
宝石箱《Jewel Box》 by 宝石箱制作委員会
文明開化 by sin
カティサーク by apricot with y_hyuga
月狼学園 / 人狼署 / 狼達の軍歌 by apricot
花一匁 / 桃酔郷 by さね
po!son / Girl's Talk by pure_g
madparty by シロクマ
rhizome by CH3COOH
曲芸会 / 曲芸会Hello! by otokasa
AtoZ by 築
瑞洋館 by ういろ
LastSunday / HeaVen by 志摩
かくりよ by plmi
桃色concerto by 桃昆布
狼兎 by クロマ
人狼ヶ谷学園の放課後 by 竜山明日佳
bAroQue / tradimento by souya
Bokuyume. by 卜部
FGOキャラセット by 有志一同
魔法少女は眠らない by 魔法少女チップ企画
Liberte by みぃな
噛志野医院 by manamiz
メギド人狼 by メギドチップ企画
absolventi by ぶんちゃん
歳時抄 by 小由流
文アルセット by 文アルセット企画
荘園パック by ARC(企画代表)
Friends by 真知
城下町の酒場 / 大神学園 by じっぷ
エッグ by 朧恩
ぐれすけ・ぷらす by 純
ニューホライズン by youden
バーバチカ / プトロレ by たべ
ユメツナギ by 天瀬春日
StarGazer / LittleStar by CONBE
御常紀学園 by HS_29
オハナシノクニ by オハナシノクニ制作委員会
Fragment of Jewels by 粉海月
花園女学院 / 他種族孤児院 by はこみ
xxxx組 by サイコ瓦
おりふし学園 by めんるい
Fairytale Syndrome by hTuT
Salute by むくっこ
Le parterre by イヌバラ
Troopers by 人類管理連合
お野菜キャラセット画像 by 無料素材倶楽部
Siuil a Run by 匈歌ハトリ
紫煙をくゆらせ by 空砂
RocketPencil by 山本羅刹
エトリエ / エトリエ・戦国 by とり
ボワボンボン by あとらそふと
古の迷宮 by とり夫
JEX Online by katarazu
煌夜の決闘 by ジュエルセイバーFREE
こだわりアイコン by fatcow
トランプ画像 by しろま空間
リンソン by moonpupa