75 【身内】星仰ぎのギムナジウム【R18G】
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夕方の屋上 レヴァティ
「……そう。レヴァティがそう言うなら、そうするわ。
ごきげんよう、レヴァティ。どうか元気でね。」
立ち去る背中を追う事は無い。
寂しくなった屋上に、びゅうと一つ、冷たい風が吹いた。
「…わたしにだって、ゆるせないことはきっとあるわ。
まだ知らないか、それがとっても少ないだけで。
だれにだって、ゆるせないこと、ゆるしたいことがあって
きっと、それだけでいいのにね。」
一人ぼっちのイクリールは、寂しげに微笑んだ。
この世界は、どうにも上手く行かない事ばかりだ。
きっと、誰が悪いわけでもないのに。
彼らから貰った花束を、さっき掘ったばかりの穴に放り込む。
「カストル」
スピカは、
カストル
に見えるもの
を
探して歩き回っている。
様子がおかしいのはもともとだが、
これは話が違う。
自分の手に負えないものだろうと、
見て見ぬふりはできないと思っていた。
だって、全てを受け止めるって決意をしたから。
一筋の光明を見つけ出すのは、そう難しくないことを。
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