【人】 店長 ジン俺の分があるんならいーよぉ。 [スタッフからの提案には、基本だめだなんて言うはずもないのだが。 それをただいいと言うんじゃ味気ない。 ほら、自慢の一品ならぜひこの口にも入れたいことだしね?] (4) 2021/05/17(Mon) 14:49:20 |
【人】 店長 ジン――うさぎの恩返し―― ……はあ。 [アイドルタイムに現れた、背の高い青年ひとり。 鶴を助けた記憶どころか、うさぎを助けた記憶もない。 いや雑貨屋なりの売れ残りを引き取った付喪神がナントカカントカ、とかいう話になってくるとオカルティックだが、彼にはしっかりとした脚と、プロフィールがあった。 履歴書を受け取る。 ホールでくるくるとよく働いていたのがキッチンに戻ったのもあって、少し体制を見直したかったところではあるが、さて新人を迎え入れる余裕は……と思考巡らせ。 とりあえずはバックヤードに連れていき、話を聞くには聞いてやった。] (26) 2021/05/17(Mon) 20:26:21 |
【人】 店長 ジン[鶴もというさぎの言う『先日』が6年も前だったのには驚いたが、言われてみればかすかに記憶に引っかかる。 倒れていたというよりは、裏手のごみ捨て場で出会った、というようなイメージが近いが。 営業中だったのもあって、店を離れることもできず、ありもののスープなりなんなりを飲ませたあと、家まで連れ帰った、ような。 理由までは何だったか忘れたが、最低でも自宅で6年前の日記を漁れば記録に当たるだろう。] 製菓衛生師か。 [悪くない経歴だなとは思う。 その手の資格を持つのは今はいなかったはずだし、ドルチェのラインナップが豊富になるのは悪くない。 何より興味があった。面白いじゃないか、恩返しで働きたいと言ってくるなどとは。] (27) 2021/05/17(Mon) 20:26:57 |
【人】 店長 ジンひとまず、顔見せからね。 俺は気に入ったから、一応合格、とはするけど。 覚えてもらうこととかもそれなりにあるし、今日はゆっくり説明するって感じで。 [そうして、ディナー開始の直前。 夜シフトの顔ぶれを一通り集めては、『面白いから雇おうと思って』と満面の笑みで言う店長がいたとか、いないとか*] (28) 2021/05/17(Mon) 20:27:31 |
【人】 店長 ジン――そして今―― はー…… [いい匂いするな。 空間を隔てたバックヤードは音こそ少し遮断するが、香りはそれなりに届いてしまう。 それが日本人の心を擽る醤油と味噌の香りとなればなおさらだ。 アイドルタイムだし堂々食べていいはずなのだが、エリンギのパスタももらった身の上、約束された献上品が届くまで待とうか。] (30) 2021/05/17(Mon) 20:41:13 |
【人】 店長 ジン[フラウアと名乗った新入りの呼び方は、まだ定まらない。 本名に拘るつもりはない。よその国では名乗ったニックネームを呼ばずに本名を呼ばうのは逆に失礼だとも聞くし。 ただ、フラウア、という響きを口にし慣れていなくて、うまく唇が動いてくれないのだ。 麦、と一言でまとまってくれると楽なんだけどな、と思っていないではない。] (59) 2021/05/17(Mon) 22:20:26 |
【人】 店長 ジン嵐ちゃんがこんなふうに尽くしてくれたらいくらでも自慢しちゃうよ? うちの嵐ちゃんは世界一かわいい。 [こちらについては、嵐さんにでも聞いてみたらきっと存分に理解が得られるだろう。 お互いいい酒が飲めそうだ。 表に戻っていく姿を見送った。] (64) 2021/05/17(Mon) 22:40:13 |
【人】 店長 ジンいーよいーよ、お食べ。 [>>61時間の問題はないではないが、まだ許されるだろう。 新人ひとりいなくなって回らないシフトは組んでない。 どっちが甘やかしてるんだか、と宇張含む他スタッフに聞かれたなら、俺はスタッフには全員甘いつもりよ、と言うさ。] そーね。蛸の旨味はこの時期最高。 新人参新ごぼう、どっちも甘みと香りが立つし。 ん。いってらっしゃい。 [しかして仕事を優先するというのだから、よくできた新入りだ。 加えてこちらにもきちんと仕事をしろと言い残すさまに、本当に甘やかされないなと心で泣いた。 アキさんごめんなさい。敏腕マネージャーがついたので経理書類に悩むことが減りそうです。] (68) 2021/05/17(Mon) 22:50:14 |
【人】 店長 ジン……うん。うまい。 [そんなこんなで、ねだった炊き込みご飯をひとり黙々と食べている。 卯田は食材の旨味の引き出し方がうまいな、と思う。やはり秀逸な料理人だ。べたつかないように炊かれた米が、はらはらと解れて口当たりもいい*] (69) 2021/05/17(Mon) 22:52:45 |
【人】 店長 ジンはいはい。 [申し訳なさそうな視線に、薄く笑って肩をすくめた。 まあ、あまり薄く切りすぎてもひとつだけ小さいピースができたりと、提供のバランスが崩れる。 小さくなったピースは後で少量を希望されるお客様に出すか、賄いに回せばいい。 降り積もるパウダーを見つめて、手が止まればこちらの番。] (145) 2021/05/18(Tue) 20:18:03 |
【人】 店長 ジン――――…… [まず、先端を一口。 はじめに浮かんだ感想は、『濃くない』という評価。 出汁の香りは繊細だ。あまり濃厚なタルトでは、それを消してしまう。 ヨーグルト、クリームチーズ、ホワイトチョコレート。ベースになっている食材はそれぞれ酸味や香りを持つものだが、香り高く甘みのあるほうじ茶と喧嘩することなく融和している。 何より、パウダーがかかることで印象を鮮明にしていた。] うん。 いいね。 [そのまま、行儀悪くも皿に落ちたパウダーをなぞり、舐める。] (146) 2021/05/18(Tue) 20:18:22 |
【人】 店長 ジン煎りたてだから香りは強いけど、少し青いから今より気持ち多く。 あと、甘納豆の方にも控えめにひと振り。 この香りアピールしていきたい。 バランスは任せるよ。 [これが作れるなら舌の方は信用できる、とここ数日で確信しているから、簡単に任せると言ってしまう。 近いうちこうしたやり取りも減るだろう。優秀な新入りは頼もしいことだ*] (147) 2021/05/18(Tue) 20:19:27 |
【人】 店長 ジンそうね。 確かに甘いけど、単品で食べるなら俺はこっちのほうが好き。 けど、出汁の風味と合わせるとしたら甘納豆がない方を選ぶかもしれない。 そこはお客様に合わせて、になるだろうね。 [講評、おしまい。 あとは彼の腕に任せるつもりでいるが、誰かが顔を出したら食べてきなよと勧めるのはこちらも同じ*] (164) 2021/05/18(Tue) 21:23:25 |
【人】 店長 ジンおや嵐ちゃん。 なに? 卯田とふたりで長期休暇とか取っちゃう? [本気にされると若干困らないではないが、まあまったくどうにもならないほどではない。 直談判されたら考えよう。] んー? お邪魔ではないけどね。 食べる? [スイーツの感想は女性の方が的確なんではないだろうか、なんて。 やった、と声上がるのを聞けば、口元には笑みが浮かぶ。] (169) 2021/05/18(Tue) 21:38:40 |
【人】 店長 ジンおっ、つまりそれは愛の告白って受け取ってもいい? 店長大好きだから泣かせませんって? [新入りと宇張>>176とで、さらさら口から出てくるこのやり取りと何の違いがあるだろう。 軽く受け流されるだろうという想定と、思いの外反応がいい>>170かの違いだろうか。] だーいじょうぶだいじょうぶ。 そんなに困る予定はありませんよ。 馬に蹴られる趣味もなし。 休みの時はちゃんと休みなさい。 なんならお客さんとしてでも食べに来たら? [いなくても回ります、などとは口が裂けても言えないが、シフト休みのスタッフの手を借りるのは忍びない。 それよりは、そんなに近くにいるなら遊びにおいでという気持ち。] (181) 2021/05/18(Tue) 22:11:27 |
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