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![]() | 【独】 高藤 杏音/* 夜長さんと鬼走さんのカップル楽しみにしてましたー!!! 既にカップルだった!既にカップルだったよ!!! たーのーしーみー!!! (-3) 2020/12/25(Fri) 23:34:59 |
![]() | 【人】 高藤 杏音[行きでも帰りでも。>>18 着々と組みあがる旅行の計画に。 行きつけの喫茶店の温かな空気の中。 グラタンパン等食べながら、想像する海は…… きっと現実を見ていない。 目の前の人は何時からこんなだったかしら? こんな風に我儘を叶えてくれる人だったかしら? 付き合う前と、今とでは。 随分とイメージの変わったところもあるけれど。 甘やかしてくれるなら…… 甘えてしまおうかな、と。 少し躊躇いつつも、言葉の手を取る。 自分も少しは、心を開けているかしら?] じゃあ。行きで。 ……凍えるくらい寒くても、すぐに温泉に入れるでしょう? [予定を組んで、路線を調べながら。] (24) 2020/12/25(Fri) 23:44:03 |
![]() | 【秘】 高藤 杏音 → 菊波 空先輩と一緒の時間は、何時だって特別ですよ。 [囁いた言葉は、何時かは苦笑と共に流されたけれど。 私の気持ちはあの日から今も、変わって居ないから。 ぽつりと小さく呟いて。 何度流されても、同じことを言うのでしょう。**] (-4) 2020/12/25(Fri) 23:46:03 |
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![]() | 【秘】 高藤 杏音 → 菊波 空分かっているなら良いのです。 [偉そう。] ……でも、そうですね。 『特別な日』と言うのも、楽しいですよね。 [小さく笑って。 温泉宿に旅行だなんて、確かに特別だって。 楽しそうに計画を練った。*] (-11) 2020/12/26(Sat) 9:12:59 |
![]() | 【人】 高藤 杏音── 海 ── [冬の海。舐めてました。 水辺で寒いだけじゃない。 海風が吹き寄せて、容赦なく体温を奪っていく。 私は空先輩にくっついて。 腕を手に取るとぎゅっと抱き着いた。] さ……寒い、ですね。 [心なしか波も荒い気がする海辺にて。 ぎゅぅと腕を抱き締めれば。 そこだけほんのり温かい。 先輩も、温かいと良いな。 見上げて先輩と視線が合えば微笑んで。 時間にしたら半刻にも満たない大したことの無い間。 人気の無い海を2人占めして。 カタカタと震えながら、熱いくらいの紅茶を魔法瓶から味わったりするのだった。*] (44) 2020/12/26(Sat) 9:20:18 |
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![]() | 【人】 高藤 杏音氷山があるような海に投げ出されたら。 たとえ浮き輪があっても、低体温で死んじゃいますね……。 タワーリングインフェルノでも思いましたけど。 あの時代の徹底した女子供を優先で助けようとする精神。 嫌いじゃ無いです。 それに命を懸けられる人達のこと。 [先輩を見詰めたらにへらと笑って。 冷え切った頬に、さっきまで手袋を着けていた先輩の手が温かい。 痛みさえ伴うように錯覚する温もりに。 頬を預けて、微笑んだ。] (93) 2020/12/26(Sat) 18:25:46 |
![]() | 【秘】 高藤 杏音 → 菊波 空私はこれで、嫌いじゃ無いです。 風が海水を孕んで重たくて。 海に来たって感じするから。 [目を細めて先輩を見てたら。 宣言されて、顔が近づいて……] …………別に、宣言しなくても、良いんですよ? [ぽそりと呟いたのは、小さな照れ隠し。 少し俯いて。 赤い顔で、先輩を上目遣いで見上げると。 胸の奥からくすりと小さく微笑んで。 頬に触れる先輩の手に頬ずりした。] (-29) 2020/12/26(Sat) 18:26:21 |
![]() | 【人】 高藤 杏音[ほんの僅かな触れ合いにも、胸がドキドキする。 先輩が懐中時計で時間を確認するのを横目で見ながら。 高藤杏音は個人的ミッションに思いを馳せるのだった。 好きな映画は『紅の豚』で。 風の谷のナウシカのクロトワが好きだって言ってた、空先輩。 何処か似たように、皮肉気な笑みを浮かべて。 人を揶揄ったり、意地悪を言ったりしてたけど。 最近………… 先輩が 甘くて 困る。先輩に自覚があるのか無いのか分からないけど。 目が合った瞬間に浮かべてる笑顔が優しくて柔らかかったり。 好きだと囁いてくれる言葉が、思いの外真摯だったり。 気障なセリフや行動だったら、笑って楽しめるのに。 ふとした瞬間に垣間見える愛情に。 自分でも訳が分からないくらいに狼狽えて。 固まってしまったり、逃げ出そうとしてしまったり。 つい……、腰が引けてしまっているから。] (94) 2020/12/26(Sat) 18:27:22 |
![]() | 【人】 高藤 杏音[ 逃げ場の無い温泉旅行で荒療治して平気になりたい! 別に平気になる必要は無いのかもしれないけれど。 逃げ出すんじゃなくて、返していけるようには…… なりたいな。なんて。高藤杏音は思っているのでした。 時間を確認する空先輩の横顔を見詰めて、決意を新たに。] お。もうそんな時間ですか? じゃあ、行きましょうか。 温泉が私達を待っているー!おー!! [元気良く口にすると立ち上がって。 片方だけ手袋を外すと、空先輩の手を握った。 バスの停留所に、乗客の少ないバスが来る。] (95) 2020/12/26(Sat) 18:27:47 |
![]() | 【人】 高藤 杏音── 温泉宿 ── [温泉宿には雪が降っていた。 普段雪をあまり見たことの無い私は目を輝かせて。] 先輩!雪。雪。 雪を見ながら露天風呂につかれるとか、最高じゃないですか? 最高ですよ。 わ。やったー。 流石私。なんて良い日頃の行い! [はしゃいで宿に足を踏み入れて。 出迎えてくれた可愛らしい子ども>>3] わー。ありがとう。 浴衣に作務衣。後で借りますね。 私は高藤杏音です。よろしくお願いします。 [ご挨拶して。 自分はピンク色の浴衣を借りようと思うけれど…… 空先輩に着てもらうのは、浴衣が良いか。作務衣が良いか。 またまた長い葛藤と脳内討論の時間がやってくるのだった。*] (96) 2020/12/26(Sat) 18:28:02 |
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![]() | 【人】 高藤 杏音── 客室 ── [宿の子どもに案内された部屋に、空先輩と共に移動すれば。 未だ真剣に頭を悩ませる高藤杏音の姿がそこに。 作務衣は絶対似合う。これはもう絶対だ。 約束された勝利と言っても良いだろう。 黒、紺、灰、色は様々あるけれど。 空先輩だったら紺色が良いな! イメージまで完璧に出来るよ!! だがしかし!!! お揃いで浴衣も捨てがたいと思いませんか? 思いますよね?!思います。 一緒に花火を見に行ったこともありますが。 花火と温泉宿ではまた風情が違います。 この見た目に拘らない少々ずぼらなところがある先輩が。 適当に着付けた浴衣がはだける瞬間とか。え?何それ? 見たい…………。 なんかこう……、温泉宿って感じしません? せっかくだから浴衣を着ましょう。 色は作務衣で候補に挙がった紺にすれば、ほら。あら不思議。 両方のいいとこどりな感じになりませんか? なりますね。なります。] (105) 2020/12/26(Sat) 20:56:13 |
![]() | 【人】 高藤 杏音[先輩と手を繋いで部屋までご一緒して。 一緒に来た先輩が荷物を置いて寛ぐ頃。 荷物を持ったまま、ようやく現実に帰って来た私。] 先輩。せっかくですから、お揃いで浴衣を着ましょう。 [至極真面目な表情で告げた後。 とってつけたようにニッコリ微笑んでみせました。 何時だって欲望に正直な私です。 どっかの誰かさんにはヘタレって言われてますけどね。*] (106) 2020/12/26(Sat) 20:56:24 |
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![]() | 【人】 高藤 杏音[快く頷いてくれる先輩に、ニッコリ笑みを返して。 漸く荷物をおろしてコートを脱ぎながら。 自分はピンク色の浴衣をお願いした。 届いた浴衣は上品な単色染めで。 臙脂色の帯を締めて。 少しだけ、お姉さん気分。 襖の向こうの先輩に] どうですか? [なんて首を傾げて尋ねて見せて。] 先輩もとっても素敵です。 [嬉しそうに満面の笑みで。 浴衣姿の先輩を見詰めた。] (109) 2020/12/26(Sat) 22:00:19 |
![]() | 【人】 高藤 杏音[先程少々上の空で聞いていた温泉宿の施設。] どうします? まずは大浴場で温まってきますか? 先輩、体冷えて無いです? [手を取ってみるけれど。まだひんやりしてるかしら? お茶を注いで一服してからでも良いけれど。 冷えているようならお風呂が良いだろう。] 私はそうだなぁ……。 あ!ある。 先輩。落ち着いたら後で卓球しましょう。 温泉と言えば卓球です。 [腕前の程は下手の横好きですけどね。*] (110) 2020/12/26(Sat) 22:00:30 |
![]() | 【人】 高藤 杏音[可憐だと。告げてくれる言葉>>112に頬を染めて。 幸せそうな笑顔を向ける。 誰が何と言っても空先輩はカッコイイので。 素直に受け止めてくれる言葉にも、笑みを深めて。] お土産良いですね。 先に配送しておけば、後は心置きなく楽しめますものね。 私、温泉饅頭頼まれてるんです。 お茶請けのお菓子が名物だったりしますよねー。 映研の皆さんには、それにしようかなぁ。 弟からは木剣を頼まれました。 それは自分で修学旅行に行って買いなさいって言いました。 [くすくすと楽しそうにお土産先を語って。 繋いだ手は温もりを持っていて。ほっとする。 温泉の地熱が関係しているのだろうか? 雪が降りしきる情景からは想像出来ないほど、この宿は温かい。] (116) 2020/12/26(Sat) 23:17:03 |
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![]() | 【秘】 高藤 杏音 → 菊波 空[外に意識を向けていたら、珍しく言い辛そうに私の名を呼ぶ先輩の声。] えっ…………っと。あ……。 [思わず即答出来ずに言葉に詰まる。 じわりと頬が熱くなって、心臓が煩いけれど。 伺うような先輩に、正直に答えた。] あの。正直に言うと。 分かんない……です。 えと、分かんないって言うのは……。 [ああ、上手く言葉が紡げなくて、あわあわしてしまう。] (-42) 2020/12/26(Sat) 23:18:48 |
![]() | 【秘】 高藤 杏音 → 菊波 空[挙動不審な動きをした後、口元に手を当てて。 少し考え込んでから。 ぽつりぽつりと想いを言葉にするけれど。] あの…………。 正直な話し。どちらでも楽しいなって思うんです。 一緒にお風呂に入っても、入らなくても。 どちらでも。 でもその、先輩がどう思ってるのかが、分かんなくて。 あのね……。 先輩、前言ってたじゃ無いですか? 『大人になんなきゃいけないな』って。 私あれから、詳しい話しは尋ねてませんけど……。 私あれから、考えたんですけど。ね。 [先輩の事をじっと見上げて。] (-43) 2020/12/26(Sat) 23:20:14 |
![]() | 【秘】 高藤 杏音 → 菊波 空私ね。先輩には、私の前では、無理して大人にならなくても良いんだって、思って欲しいです。 我儘とかも、言って欲しいです。 それがね。私の本当の気持ち。 [小さく微笑んで。先輩の手をぎゅって握って。] (-44) 2020/12/26(Sat) 23:21:46 |
![]() | 【秘】 高藤 杏音 → 菊波 空だからね。質問に質問で返しちゃいますけど。 先輩は貸切風呂とか行ってみたいですか? 一緒にお風呂に入るだけなら、お部屋のお風呂も楽しそうですけど。 お宿に居る内に温泉制覇するなら、貸切風呂も予約しないとですね。 [握った手は温かかったから。 どこか穏やかな気持ちで、質問に質問で返したずるい後輩でした。*] (-45) 2020/12/26(Sat) 23:22:02 |
![]() | 【秘】 高藤 杏音 → 菊波 空悩んでいたというか……反省?しました。 [こてんと首を傾げて。] 先輩には先輩のペースがあるでしょうから。 そこは尊重したいなと思いつつ。 キスを強請ったのは私でしたから。 あ、でも、反省はしたけど後悔はしてません。 [にこりと笑って。] (-57) 2020/12/27(Sun) 0:44:37 |
![]() | 【秘】 高藤 杏音 → 菊波 空[ハードボイルドには笑ってしまう。] 私は本当にどちらでも。 ……大事にされてるなって。 勝手に実感するのも幸せですから。 [素直になってくれているなら嬉しい。 だからこそ、照れて固まるだけでなく、自分も先輩に返したい。 けれどそんな事を言いながらも。] ただ………… 可愛さを調整するのは難しいなぁ。 高藤杏音は可愛いからなぁ。 [憎まれ口を叩いては。 悪戯に笑って。 予約しようかと言う言葉に頷いた。 煩い心臓は聞こえないフリだ。] (-58) 2020/12/27(Sun) 0:46:05 |
![]() | 【人】 高藤 杏音[お風呂の予約をしたら、やってきましたお土産物屋さん。 調子の良い先輩に。] あいあいさー!空先輩。 温泉饅頭は2箱買っておこう。 封を開けた瞬間消え去るんですよね。おまんじゅう。 美味しいですよねー♪ ビーフジャーキーってご当地で味が違うんですか? 知らなかった。 ……むぅ。 私ももうすぐ誕生日でお酒飲めるようになるから…… その時は先輩。一緒にお酒飲んでください。 [そんな話をしながらお土産物屋さんを見て回ったからだろうか。 ふと目に留まった、ガラスの徳利とお猪口達。 柔らかな乳白色は、温泉をイメージしたガラス細工らしい。] (128) 2020/12/27(Sun) 0:46:49 |
![]() | 【人】 高藤 杏音[じっと見詰めて。値段も見詰めて。 隣に書いてある由来みたいなのも思わず読んで。] 先輩。トンボ玉とか体験教室で作れるらしいです。 明日帰る前でも良いし、時間があったら寄って行きませんか? 旅の思い出。 えっとね…… お互いが、お互いのを、作るの。 ダメ? [微笑みながら尋ねてみよう。 ダメとは言われないと思うけど。 先輩がどんな物を作ってくれるのか、興味があった。*] (129) 2020/12/27(Sun) 0:47:10 |
![]() | 【人】 高藤 杏音[庭を見詰める空先輩に、つられるように庭を見てから。 空先輩を見上げて微笑んだ。] 庭を散策したいなら、庭に出てみますか? お風呂に入った後で外に出たら、湯冷めしちゃうから。 お宿によっては、かまくらを宿で作って提供してる場所もあるらしいですね。 ここはどうなんだろうな……。 [包み込まれるように握られた手を、握り返して。] 湯冷めしても……、またお風呂に入ればいいわけだから。 館内散策が良ければそちらでも。 整体とかエステは、まだ良いかなって思うんですけどね? お風呂に入る前提なら、卓球で汗をかくのも楽しそうですね。 [笑いながら。 もしも外に出るのなら、茶羽織を借りて。 温かくしてから出かけよう。*] (155) 2020/12/27(Sun) 17:28:34 |
![]() | 【人】 高藤 杏音[茶羽織を羽織って、2人で歩く庭の景色。 雪が覆った白い世界は、日の光を浴びて眩しく煌めいて。 借りた番傘に白い雪がうっすらと積もる。] 眩しい……。 雪って、綺麗ですね。 [あまり馴染みの無い雪景色に、目を瞬いて。 海とは違って風が無いからか。 外で並んで歩いても、芯まで凍えるような寒さは感じない。 繋いだ手の温もりを感じる距離と外気に。 何時もより半歩、寄り添って。] (168) 2020/12/27(Sun) 21:35:07 |
![]() | 【人】 高藤 杏音[雪が降るような寒さなのに、凍らない池を見て。] ……北国の鯉は気合入ってます……ね? [思わず真顔になる。 背中の模様が色鮮やかで綺麗だ。 椿の花が鮮やかに咲いて。] 昔、雪化粧された椿の花が咲く庭園で結婚式したいって、親に言ったら。 絶対寒いからやめなさいって本気で嫌がられました。 小学生くらいの頃。 雪とか椿って、どこか憧れだったんです。 ……綺麗。 [こてんと空先輩の肩に頭を預けて。 夜の景色もこうして一緒に見られたらって。 部屋の中から見る景色も、きっと違って映るだろう。*] (169) 2020/12/27(Sun) 21:35:27 |
![]() | 【秘】 高藤 杏音 → 菊波 空ありがとう。空先輩。 一緒に旅行に来てくれて。 [頭を肩に預けたまま、ぽつりと呟くと。 先輩を見上げて微笑んだ。*] (-96) 2020/12/27(Sun) 21:35:48 |
![]() | 【秘】 高藤 杏音 → 菊波 空[持ち上げられた手に、口付けが落ちて。 目を細めて柔らかな笑みが頬に浮かぶ。 先輩を見上げたら視線があって。 もたれかかるような姿勢のまま、背伸びをすると、そっと頬に口付けた。] ……しかえしです。 [笑みを深めながら、そう告げて。 悪戯な笑顔に、同じような表情を返した。] (-98) 2020/12/27(Sun) 23:04:43 |
![]() | 【人】 高藤 杏音[外が寒いから。側に居る人の体温が愛しい。 それでもやはり冷えはするけれど。 角を曲がるとかまくらが見えて。 それまでの雰囲気は薄っすらと消えて、目を輝かせる。] わ!先輩。かまくらだ。 かまくらです!! [楽しそうにはしゃいだら、先輩に続いて中に入って。 本当に外とは違う温かな空気。] ……あったかい。 [吐く息は白いけれど。温かい。 決して大き過ぎないから。 並んで座ると体が触れ合った。] (173) 2020/12/27(Sun) 23:05:16 |
![]() | 【人】 高藤 杏音[七輪に手を伸ばしてみて。] お餅とか焼けますかね? ……静かですね。 [雪が音を吸い取るのか。 しんと音がするような静かな空間で。 仄かに明るいかまくらの中で、2人の時間を味わった。*] (174) 2020/12/27(Sun) 23:05:21 |
![]() | 【秘】 高藤 杏音 → 菊波 空[先輩の表情に、思わず言葉が詰まって。 でも今日は逃げたく無かったから。 こつんと肩口に顔を埋めて。 照れ隠しに、額を押し付けた。] (-107) 2020/12/28(Mon) 0:23:30 |
![]() | 【秘】 高藤 杏音 → 菊波 空[肩に回った手に、先輩を一度見上げると、寄り添って。 耳元で流れる自分の血の音が煩い。 でも先輩がシンデレラなんて言い出すから、小さく笑ってしまった。] 前にも言いましたけど…… …………離しませんよ? [先輩を見上げたら笑いかけて。] 男の子の言いたい言葉をとっちゃってごめんなさい。 [胸の奥で笑いながら、引き寄せられるままに。 少し腰を上げて先輩の側にぴったり座りなおす。 先輩にもたれて見る外の景色は、キラキラ輝いて。 ふと、時計屋さんについて語った先輩が思い出された。 仄暗い穏やかな闇に包まれているような、かまくらの中。 そっと目を閉じて、空先輩の鼓動に、耳を澄ませた。*] (-108) 2020/12/28(Mon) 0:24:56 |
![]() | 【秘】 高藤 杏音 → 菊波 空[首筋を擽るように撫でる手に、身を捩って、先輩を見上げて。 もう。とばかりに、ジト目で見ちゃうけど。 優しく髪を撫でてくれる手に、そっと目を閉じた。 首筋が、くすぐったいのにじんわり熱を持って、不思議な感じ。 この人は、何処にも行かないんだって。 言葉で聞いたら嬉しくて、唇に笑みが浮かんだ。] …………信じてますから。 だから大丈夫なんですけど……。 言葉にしてもらって聞くと。 やっぱり嬉しいものですね。 [何時もみたいに、抱き着きたいって思うのに。 狭いかまくらの中ではそれも出来なくて、なんだかもどかしい。 目を開ければ、外は雪が降っていて。 寒そうなのに、招かれてるように思えた。] (-112) 2020/12/28(Mon) 8:19:06 |
![]() | 【人】 高藤 杏音[2人なら、沈黙も楽しくて。 でも少し、もどかしくて。 そんな自分を察したのか、戻ろうと声をかけてくれる先輩に。 腰をあげてかまくらから外に出る。 眩しくて目がチカチカする雪景色の中。 空先輩がかまくらから出てくるのを待ったら…… 出てきて、伸びをする先輩に、ぎゅって抱き着いた。] へへ…… [広い胸の中をぎゅーって堪能して。 先輩を見上げると嬉しそうに笑って。 それから寒さに小さく震えると、頭に積もる雪を払った。] (184) 2020/12/28(Mon) 8:19:31 |
![]() | 【人】 高藤 杏音冷えましたね。お風呂入ってきましょうか。 私、髪洗って乾かしたりするから、先にお部屋に帰っててもらって大丈夫ですからね。 ……先輩も。風邪ひかないように、髪はドライヤーで乾かした方が良いと思いますよ? [余計な一言を添えてしまうのは、濡れた髪が凍ってしまいそうに寒いから。 これが夏なら自然乾燥でも口は出さないんだけどね。 手を繋いで大浴場に向かえば、温泉の入り口で別れただろう。] (185) 2020/12/28(Mon) 8:20:03 |
![]() | 【人】 高藤 杏音── 大浴場:女湯 ── [先輩と別れて女湯の暖簾をくぐれば。 体が冷えたからだけじゃなく、温もりが恋しい。 浴衣を脱いで、脱衣籠に丁寧に畳むと、浴場へ。 湯船に浸かる前に、髪も身体も丁寧に洗って。 ピカピカに磨き上げたら、熱いお湯に浸かろう。 せっかくだから、露天風呂に入りたくて。 雪の降る冷たい外気と、熱いお湯で、何時までも浸かっていたくなるような。そんなお風呂に、身を沈めた。 もしだれかが入って来たら。] こんにちは。 [と、声をかけただろう。 一人なら、体が温まれば早々に上がって。 丁寧に、髪を乾かしたことでしょう。**] (186) 2020/12/28(Mon) 8:20:11 |
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