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【人】 店員 ラン店みたいに設備や食材揃ってないし そんな大したもの、できないですけど。 蓮司さんが食べてくれるなら 泊まってるうちにいつも一人じゃ消費しきれないもの 作ろうかなって思ってるんですけど。 肉じゃがとか、どうでしょう? [捨てるのが気が引けるのは、私も同じで。 鍋でつくる料理なんかは一人暮らしだと作れないから 彼が食べてくれるなら近々ある店の定休日にでも 材料を買ってきてゆっくり作りたいな、とか。 翌日以降は、カレーや卵とじ丼にしても美味しい。 まだ先の未来まで想像が追いついていない私だけど。>>2:*211 二人で過ごす日常を積み重ねた先の未来が、 彼の思い描いてるものと同じだったら嬉しいと思うし。 そんな話をする日も、そう遠くない気がしている。*] (1) 2021/05/23(Sun) 1:04:17 |
【人】 店員 ラン[セロリのシャキシャキ感がたまらない。 三本目まで咀嚼し終えてから、やっとホットサンドへ。 サクッとしてほんのり甘いトーストパンの食感のあとにくる 卵とベーコンとチーズのハーモニーに、 満足気に顔を緩ませながら。] そっかぁ。 確かに自分の限界わかってないと調整は難しいか。 目が欲しがっちゃう。 [料理にも人にも誠実なひとだなぁ。>>3 蓮司さんはきっと、思ってる以上にみんなに好かれてるし。 知れば知る程好きになるから、もっと知ってほしいんだけど。 好かれ過ぎたらと思うと、自分だけの秘密にしたいような 複雑な気持ちになってしまって、最近困る。 お互い様、なんて知るはずもなく。>>2] (7) 2021/05/23(Sun) 12:02:48 |
【人】 店員 ランあっじゃあパンビュッフェあるホテル行きたいです。 それなら量も調整して色々取りやすいし おいしいパンだとバターだけで永遠に食べられるし。 あと蓮司さんのおすすめのお店も、行ってみたいな。 [小説に出てくる食事がどれも美味しそうで、と。 少しずつ読み進めてる『五十嵐 静香』の著書から いくつか引っ張りだしたりして。] (8) 2021/05/23(Sun) 12:03:17 |
【人】 店員 ランぅ……その、 本当に一緒に暮らすなら、家賃とか生活費とか 頼りっぱなしも嫌なので…… その辺の相談次第、で。 [前向きに検討してます、とぼそぼそ。 気持ちとしての問題はまったくないことは、 伝わるだろうか。*] (10) 2021/05/23(Sun) 12:03:49 |
【人】 店員 ラン[そして。 今後の話題になると、 言葉少なくなってしまった蓮司さんに私は慌てて。] あの、相談って言いましたけど、 私一人じゃこんなマンションの家賃払えないし、 たぶん負担できて維持費光熱費類かなぁとか。 ……あと、食費? 外食は各自でも、家で二人で食べる時の分、とか。 きっと一緒に住んだら戸惑うこともあると思うけど でも二人に関わりそうなことだったら、 相談することを考えてくれたら、嬉しいなって。 [私もなんですけどね、とはにかむように笑い。 ご馳走様でした、と立ち上がる顔はまだ少し赤かった。*] (16) 2021/05/23(Sun) 15:44:11 |
【人】 店員 ラン[その日の夜、 無事出勤することができた『SASANKA』では。 卯田さんからのミッション・テリーヌを 麦くんが下拵えしてくれたかぼちゃを使って 同僚と味付けの相談をしつつ仕上げたり。 かぼちゃとズッキーニに挽肉とチーズを乗せて オーブンで焼いた、夏野菜のチーズ焼きを作ったり。 スズキのリクエストもあればワイン蒸しも作っただろう。 今夜も食べにきてくれた、数時間ぶりの蓮司さんが アキさんと相変わらず仲良い様子を眺めたりして。 賄いのモチモチかぼちゃまで頂いて、 再び帰ってきた蓮司さんの家。] (19) 2021/05/23(Sun) 16:21:22 |
【人】 店員 ラン[今日も湯船に浸かったら、 朝から運動した分もあるせいかすぐに睡魔は訪れて。 また蓮司さんを待てずに寝入ってしまった、深夜。 ふと、目が覚めた。] …………んん。 [手がうろうろと隣を彷徨って。 まだ寝たがる頭を、懸命に起こして見回せば ベランダに続く窓のカーテンが揺れていて。] (20) 2021/05/23(Sun) 16:21:41 |
【人】 店員 ラン[背中にくっついたまま、ぼんやりと想像する。 蓮司さんと。ずっと、一緒に。] んー。そうですねぇ…… [呟けば、くっついたままの体から伝わる 一段と騒がしくなる彼の心臓。 思わず笑いそうになるのを堪えたせいで、 ちょっと間を空けて。] (30) 2021/05/23(Sun) 17:57:38 |
【人】 店員 ランもしまた寂しくなった時も、 私に言ってください。 そうしてくれるなら、ずっと一緒に居てあげます。 [楽しいことだけじゃなくて、 悲しいとか寂しいとか、そういうものも分け合いたい。 蓮司さんの、そういう存在になれるなら。 想像したら、胸の奥がきゅうっと温かくなって 私の心臓もほんの少し煩くなった。] (31) 2021/05/23(Sun) 17:57:47 |
【人】 店員 ラン[ベッドに戻れば、いつものように腕枕をして 抱きしめられながら再び目を閉じる。 もう一度、ちゃんと約束してくれる声に 安心して眠りに落ちようとしたけど。] ……………。 [浮かれたせいか、なかなか眠りは訪れてくれない。 寝かしつけるように背中を叩いてくれる掌に もぞもぞと身動ぎを何度か繰り返し。] (36) 2021/05/23(Sun) 19:02:12 |
【赤】 店員 ラン──……蓮司さん、その。 [更に、寝落ちる直前のことを思い出してしまって。 途端に落ち着かない気分になりながら。 俯き加減のまま薄ら目を開ける。 もぞもぞと手を伸ばし、彼の服の裾を引っ張って。] (*70) 2021/05/23(Sun) 19:03:13 |
【赤】 店員 ラン朝に約束したのを 着てみたんです、けど。 [なんのことか伝わるだろうか。 シアさんと買い物に行った時おすすめしてもらった、 ロイヤルブルーのランジェリー。 着慣れない色に、派手じゃないかなとか レース部分が多くてほとんど透けてるんじゃとか、 不安は山ほどあるけど、彼がすごく見たがってくれたから。*] (*71) 2021/05/23(Sun) 19:03:29 |
【赤】 店員 ラン……ぅー…上も、ですよね。 [これで勘弁してくれないだろうかと、 裾を掴んでも一度きいて。 おずおずと裾を持ち上げ、頭から脱いでしまえば 手で隠したいのを堪え、太腿をくっつけてぺたんと座り。] えと……どう、ですか? [所在なさ気に視線が泳いだ。*] (*87) 2021/05/23(Sun) 20:47:13 |
【赤】 店員 ラン[浴室で触れられた時も、勘違いだったわけだし。 そんなつもりじゃなくただ触れてるだけだと 言い聞かせながら。] 蓮司さん、あの…… [ただ触れられるのも、嬉しいけど。] ……キス、したいです。 [手をそっと彼の両肩に置いて、 私からもおねだりをひとつ。*] (*100) 2021/05/23(Sun) 22:02:06 |
【赤】 店員 ラン[抱き寄せられるまま体を寄せ、 蓮司さんの脚の上へ跨るように座り直せば。 いつもと違って見下ろすことになるのが、新鮮で。 微笑む顔に見上げられて、ドキッとしながら 少し屈んで口付けを受け入れた。 息継ぎをするように唇を開けば、入り込んできた悪戯な舌に ぞくぞくと期待するように震えてしまうのが、悔しくて。 私も舌を伸ばして、上顎をくすぐる彼にすりつけ絡め合う。] …………は、 ぁ [纏うものがなくなった彼の上半身に ぴたりとくっつけば、薄い布地ごしに伝わる温もりに 目を細めたのも、束の間。] (*113) 2021/05/23(Sun) 23:02:51 |
【赤】 店員 ランん…… ッ、 [体を這う掌に、息を呑み。 離れていく濡れた唇をとろんとした目で見下せば そのまま喉からゆっくりと唇が舌が下がっていく。 ただ触れてるだけ、というには意図的なくせに 愛撫、と呼ぶにはもどかしい。 わざとだとわかってるのに、じわじわと体の奥が疼き 閉じることのできない場所が濡れはじめる感覚に、 逃げるように腰が浮きかけて。 抱き寄せられる腕に阻まれ、肩を掴む指に力が入った。] ……もー…… 蓮司さんっ。 [ジトりと睨んで見下ろす。 責めるような声色になった意味は、わかるでしょう?*] (*114) 2021/05/23(Sun) 23:03:07 |
【赤】 店員 ラン……っあ、 [ずらされたレース地から零れ出た胸を隠す間もなく 先端に吸い付かれて、声が上擦った。 もう片方も包まれて、掌に吸い付くように形を変えながら 次第に弄られ続ける先端がツンと尖って 強めの刺激を与えられる度に腰が微かに揺れてしまう。] ふ………、ンぅ…きもち、ぃ [片手で口元を覆っても、零れる声は止められなくて。 だんだんと脚に力が入らなくなってくる。] も、蓮司さ…… いじわる、 [気持ちいいのに、足りない。 どこが、まで言わないと触ってもらえないんだろうか。*] (*122) 2021/05/23(Sun) 23:45:46 |
【赤】 店員 ラン……ひ、 ッあ! [不意に、濡れた場所を布越しになぞられて>>*128 ガクッと腰が砕けたように彼の上に落ちてしまう。 倒れそうな体を、咄嗟に後ろへ手をついて支えれば 湿った布地の色がそこだけ変わってるのが見え。 爪先でひっかかれるだけで、走る甘い痺れに息が乱れた。] ん……ゃ、 だって…… ……蓮司さんが、さわるから ぁ [今朝をまだ覚えている秘所は、 入ってきた指へ物欲しそうに吸い付いてしまい 恥ずかしさで埋まりたくなるのに。] ……あ、 ふぅ……ンッ [動かされる度に水音がたつほど溢れ、 指を濡らしていく体を止めることなんてできなくて。 気持ちいい場所を押し付けるように、腰が揺れてしまう。] (*135) 2021/05/24(Mon) 1:18:05 |
【赤】 店員 ラン[焦らされたせいで昇り詰めていくまで早く。 もうちょっと、という所で抜けていく数本の指に、 ひくりと喉が鳴った。 下着から飛び出した屹立が、薄い膜で覆われていくのを 潤んだ目でぼんやりと見つめながら。 目が合えば近付いてくる彼と、甘いキスをして。] じぶんで……って、 [微笑む蓮司さんと、勃ち上がった熱とを交互に見て ちょっとだけ怖気づく。 でも寸止めされて疼き続ける熱には抗えず 手招きに彼の肩を掴み直し、おそるおそる膝立ちになって。 さっきまで指が埋まっていた秘所へ、彼を宛がった。] (*136) 2021/05/24(Mon) 1:18:24 |
【赤】 店員 ラン[囁きに従って、ゆっくりと腰を落としてみるけど、 ずらしただけのショーツが邪魔をして 擦りつけるように滑って失敗。 片手で横にずらした布地を押さえながら、もう一度。] ぁ……ぅ、 はいった……? [慎重に、少しずつ。 もっと奥まで彼を受け入れたくて逸る気持ちとは裏腹に、 いつもと違う体勢に余計な力が入ってるのか、 半ばで腰が止まり、蓮司さんの甘える囁きがあっても 首を横に振って。] ……ぅ、 れんじさんん…… [俯き、泣きそうな声で助けを求めた。*] (*137) 2021/05/24(Mon) 1:18:49 |
【赤】 店員 ラン[いつもより深い場所まで入り込むのを感じながら、 僅かな苦しさに眉根を寄せていたら。 覗きこんできた彼と目が合って、ふふ、と目を細めた。] ん。……へいき、です。 おくまで、蓮司さんでいっぱいなの……うれしい。 ……その、重くないです…か? [背中をさする掌がやさしい。 見下ろしたところにある額に、こつんと額を寄せて。 濡れた頬が乾くまで、しばらくそのまま。] (*175) 2021/05/24(Mon) 21:21:45 |
【赤】 店員 ラン[そして、馴染んできた頃。] ん。 [ねだる声に、小さく頷き。 鼻先をすりつけながら、彼の唇へ啄ばむようなキスを。 唇に、頬に、鼻の頭に、じゃれるように口付けていたら 身動ぎに合わせて擦れた奥に、小さく声が零れた。] ッ ふ……、 あの……蓮司さん、動くの……まだ、だめ? [ゆるやかに彼を締めつけてしまい。 目尻を赤く染めながら、彼をじっと見下ろした。*] (*176) 2021/05/24(Mon) 21:21:52 |
【赤】 店員 ラン……んんっ、 ぁ、 きもちい、とこ…… あたって……───ッ!! [下からの突き上げに揺さぶられながら 指で寸前まで昂っていた体はすぐに軽く達してしまい。 貫く熱を締めつけながら、 ぎゅっと蓮司さんの腰に脚を絡めた。] ぁ、ふ…… れんじ、さ…ァあっ ああン [止まらない動きに、ゆるやかに達し続けたまま 首に縋るように腕を絡め、抱きしめれば。 ぴたりとくっついた肌の間レース地が胸の先端を刺激し、 引っ張られたショーツもまた敏感な部分に擦れて。 昇ったまま揺蕩い続けて降りてこれない快感に、 溶けていく夜はひたすら甘く。 ゆるやかな分だけ愛してくれる彼の腕とか、温もりとか 息遣いなんかをずっと長く感じていられて。] (*199) 2021/05/24(Mon) 23:04:35 |
【赤】 店員 ランふ、 ……ぁ、いしてます。 [低い吐息を、重ねた唇で受け止めながら。 囁くように告げれば、幸せに満ちるままはにかんだ。*] (*200) 2021/05/24(Mon) 23:04:51 |
【人】 店員 ラン── とある休日 ── [約束した日は、程無く訪れて。>>37 その日の私は、空色のVネックのサマーニットに 白のワイドパンツ姿で、蓮司さんと手を繋いで街へ。 今日の目的は決まっている、けれど。ここで問題が。] ……うーん、ブランド。 有名なのは名前くらい聞いたことありますけど、 正直さっぱりですね……なんか、どれも同じに見えて。 [慣れてない買い物どころか。 アクセサリーをつける習慣もなければ、 選ぶことになるとも思っていなかったので。 これが綺麗とか、あれが可愛い程度の感想は出ても 大量に並べられたらもうさっぱりという具合である。 呆れられやしないかと、ちらりと隣の蓮司さんを見て。] (38) 2021/05/25(Tue) 0:24:33 |
【人】 店員 ラン蓮司さんは、どれがいいとかあったりします? [特になければ、一緒に考えるつもりだけど。 もしあるなら、任せてしまっていいだろうかと問いかける。 彼の内にある心配など、まだ知らぬまま。*] (39) 2021/05/25(Tue) 0:24:39 |
【人】 店員 ラン[呆れられてないことにホッとしつつ。>>40 連れられて行った宝石店は、私でも知ってる超有名ブランド。 気後れしそうになるのを堪え、背筋を懸命に伸ばすものの 彼の手を強く握ってしまう。 案内された別室で、いくつかの候補から 彼がどれを選ぶのか興味津々に見つめながら。 そっと左手を出せば、薬指におさまったシンプルな指輪。 一粒輝く宝石に、今更のようにプロポーズされたんだって 実感してしまって、頬が火照りそうになりながら。] あ、いいですね。 これくらいなら、普段でもつけやす ────… え。 [なんか今、すごい並んだゼロが見えたような? 見直してみる。3桁毎につくカンマが2つある。 最低でも7桁とか、いやいやいや。] (42) 2021/05/25(Tue) 20:34:48 |
【人】 店員 ランちょ、蓮司さん……っ。 [声を上げようとしたのを見計らったように 手の甲をなぞられて、うぐ、と喉を詰まらせた。>>41 そんな感動するタラシ文句、嬉しいけど今ここで言う!?] …………ぅ、 一生もの、ってことなら。まあ。 蓮司さんの気持ちは、わかりましたけど…… でもこわくて、 普段とかとてもつけられる気がしないです。 [仕事中や調理中はつけられないし、 そうなると着脱の頻度が増える分失くしやすいわけで。 そんなのこわすぎる。 値段で大事にしたい気持ちが左右するわけじゃないけども。] うーん……。 [眉を下げ、困り果てた顔で 助けを求めるように彼を見てしまった。*] (43) 2021/05/25(Tue) 20:34:58 |
【人】 店員 ラン[本日の目的をひとつを終え夕方までの時間、 二人でのんびり街を歩いて回りながら。 ふと目についたお店を眺めたり、 漂ってくる美味しそうな匂いに誘われたり。 雑貨屋にカワウソのグッズコーナーがあって目を輝かせたり。 立ち寄った本屋で、五十嵐静香の書籍フェアをやってて 思わず隣を見てしまったり。] ふふ、楽しかった。 そろそろ、SASANKAが開く頃ですよ。 ……行きますか? [陽が傾く頃合に、歩いてお腹も減ってきたことだし 今日は一緒にうさぎの穴へ向かおうか。*] (53) 2021/05/25(Tue) 23:18:48 |
【人】 店員 ランあの、ありがとうございます。 もし子どもを望むなら……20代のうちには、 一人はほしいかなって考えたことはあるんですけど。 親になるって覚悟がまだちょっと足りないのと 今はもう少し蓮司さんと二人の時間も 楽しみたいなって思ってて。 [子どもが欲しくて、この手を取ったわけじゃないし。 授かることができるかどうかも、まだわからないけど。 考えてくれてたこと自体が嬉しくて、鼻の奥がツンとした。 同棲するにあたっての生活費とかの話もだけど 相談すれば一緒に考えてくれるし、話をきいてくれる。>>18 これから色々あるだろうけど、ひとつひとつ、 乗り越えて行こうって気持ちにさせてくれる。] (59) 2021/05/26(Wed) 1:11:43 |
【人】 店員 ラン──こんばんは。 今日はお客様できちゃいました。 [今日のレジ奥からこちらを見ている 白黒うさぎの出迎えに目を細め。 カウンター席が空いているようなら彼と並んで座ろうか。*] (62) 2021/05/26(Wed) 1:15:07 |
【人】 店員 ラン[SASANKAの扉を潜れば一変して、 さり気なく人数を伝えたりとスマートな大人なのに。>>70 ついさっきまで、子どものように言い返してたなんて>>69 きっと他の人には想像もできないだろうと思うと、 くすくすと笑いが零れてしまう。 迎えてくれる、いつも通り元気な麦くんと>>71 妙にそわそわしてぎこちない、卯田さん。>>78 なるほど今日はシアさんが来る日か、と納得しつつ。 黒板をちらちらと見つつ、 麦くんのデザート説明を聞いて。>>72 蓮司さんへどうします、と尋ねるような視線を向ければ>>85 シェアの申し出に、勿論と頷いて。] (122) 2021/05/26(Wed) 21:40:19 |
【人】 店員 ランはい、店長きましたよー。 ちゃんとお仕事してますか。 [バックヤードから見えた顔に手をひらひら。>>73 そういえば、もし私が蓮司さんの籍に入ったら>>67 店長はどう呼ぶつもりなのだろう。 仕事中はまあ、旧姓で通させてもらうつもりだけど。 パンダみたいな名前はそりゃ笑ったりもするよなぁ、とか 公的書類を取りに行くのがちょっと、とか 内心複雑な部分もあるけど。 名前でお互い選んだわけじゃないし。 蓮司さんが幸せなら、そこは私が妥協するつもりだ。 背筋を伸ばして堂々としてれば、大抵のことは通るものだと これまでの人生で学んでいたりするので。 まああんまり揶揄われたら、拗ねるか怒るかしますけどね。*] (124) 2021/05/26(Wed) 21:40:31 |
【人】 店員 ラン[そして髪を弄るシアさんに、目を細める。>>91 可愛らしいし前より絶対色っぽくなったし、 卯田さんが首ったけなのもわかると、うんうん頷いていたら。 話の矛先がこちらへやってきた。] え、私ですか? 高校の頃、肩より長かった時もありましたけど、 一度切っちゃうと楽で、なかなか。 [相槌を求めるシアさんの声に、蓮司さんを見る。 髪の長さの好みはちょっと気になる所なので、 首を傾げて答えを待てば。>>92] ……っ、ちょっと、 ここでそれ言いますか!? [二人きりでもないのに、綺麗だとか臆面もなく。 彼を軽く睨みながら、熱くなってくる頬を手でパタパタと 仰ぎながら、私も有村さんにドリンクを頼もう。 一杯目は、いつもの青いカクテルにしようか。*] (126) 2021/05/26(Wed) 21:41:53 |
【人】 店員 ラン[シアさんの幸せそうな声に対して>>113 わかりやすすぎる卯田さんの動揺。>>120 掌で踊らされますねぇ、と思ったことは くすくす笑いの裏側に隠しながら。 蓮司さんに習って、>>118 私も卯田さんおすすめの一皿を前に手を合わせた。] いただきます。 鶏肉のハンバーグは初めてかも。 [隣とは違う、クリームソース。>>90 一口舌先に乗せれば、ふわっと広がる茸の香りに頬を緩め 小さく切り取ったハンバーグにたっぷりつけて、口に運ぶ。 あっさりとした鶏肉の旨味と、やわらかい野菜の甘味に こっそり入り込んだチーズの香りが混ざり合って 口の中で溶けていく。] (136) 2021/05/26(Wed) 22:19:05 |
【人】 店員 ラン[卯田さんの嬉しそうな声に、共感してしまって。>>146 ちょっと感動していたら。 またしても矛先が私に向いた。>>147 下着選びに付き合ってくれたシアさんもだけど、 世話焼きなそういうところ似た者同士ですね、なんて。 心の中で呟いて、苦笑して。 卯田さんからの祝福の言葉を、素直に受け取ろうとしたら。] ……え。それどういう意味ですか!? [私そんなに蓮司さんに怒ったこと……あったような。>>154 いや、あれは拗ねて睨む程度だった気も。 と、心当たりある気もすれば褒められても複雑すぎて ものすごく怪訝な顔で蓮司さんを見てしまったし。 卯田さん、絶対同意してませんよねその顔。>>155] …………とにかく、 卯田さんはもう私の心配なんてしてないで、 これからももっと自分の心配してください。 ……でも、ありがとうございます。 [なんとか取り繕ったけど、 やっぱりまだ、慣れるには時間がかかりそうです。>>141*] (158) 2021/05/26(Wed) 23:39:08 |
【人】 店員 ラン[ハンバーグを食べ終わった頃、 キッシュと人参タルトも運ばれてきただろうか。 私も紅茶を頼みながら、麦くんのキッシュを味わって。 並んだ人参タルトを前に、わくわくとフォークを手に取った。 まずは、甘くない方から。 隅っこを切り取って、ぱくりと一口。] あれ、甘い。 [甘くないって聞いたけど、自然な人参の甘さに 野菜の風味が強く残って、食事のタルトみたいな感じがする。 不思議だな、とタルトをもう一度見て。 水を一口飲んで、もう片方へ。] ……っ! 甘くておいし。 [なるほどこっちはデザートの甘さだ。 どちらも美味しくて甲乙つけがたいと味わいながら。] (159) 2021/05/27(Thu) 0:15:44 |
【人】 店員 ラン[パンナコッタは、しっかり甘いパンナコッタなのに トウモロコシの風味がたっぷりで、思わず目を瞬かせた。 しっかり裏ごしされているのか口当たりも滑らかで、 だからこそ味わいとの意外性があって面白い。 それに。] なんか、麦くんて感じの味がする。 [あったかくて、すくすく育ったような。 素朴な味わいに人柄が反映されてる気がした。*] (161) 2021/05/27(Thu) 0:16:05 |
【人】 店員 ラン[そうして、美味しい料理を満喫したら。 今日は蓮司さんの言葉に甘えて、会計はお願いする。>>169 同僚たちに痴話喧嘩を見られたら恥ずかしいのが半分、 今日の幸せな気持ちを壊したくないのが、もう半分。 外に出れば、自然と手を繋ぎながら。 月明かりに照らされた道を、今日も一緒に帰る。>>170] 気が早いですよ。 指輪できてくるのだって、ひと月後でしょう? [ほろ酔い気分も相俟って、機嫌よくくすくす笑いながら。 すっかり蓮司さんの部屋で寛いで過ごしてしまってる私は 一人のアパートに帰ったら違和感を感じてしまうくらいに、 蓮司さんのいる場所を、家だと思ってしまっているから。] (174) 2021/05/27(Thu) 0:57:19 |
【人】 店員 ランはい。 これから先、末永くよろしくお願いします。 [改めて言葉にして、照れくさそうにはにかみながら、 誰よりも大切な存在になった大好きな彼に、笑い返した。**] (176) 2021/05/27(Thu) 0:57:28 |
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