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【恋】 テレベルムぷ、プラチナは、だって さっきおしっこしたばかりだし…… そんなすぐにしたくなりませんよね…っ お、大人ですもん…! [ あわあわと、これは違うのだというのに乗っかって。 プラチナが今おしっこをしたいわけじゃないのだと 何度も念押しをする。 ] き、きっと、魚が意地悪しただけで… こ、こんな説明、嘘なんです! [ なんとしてでも、僕のよこしまな気持ちなんて バレるわけにはいかないから。 不思議そうにしている店主の前、 もう行くぞ!と言うプラチナに頷いて 僕とプラチナは急いでお店を後にした。 ] (?35) Lecoco 2024/02/06(Tue) 22:48:17 |
【恋】 テレベルム[ 店のドアの前、 真っ赤な顔でプラチナの腕にしがみつく。 少しの沈黙のあと、僕は小さく ] い、行きましょうか。 [ とだけ口にした。 ] あのお魚、ちょっと魔法生物みたいでしたね…。 店主さんには、見えていないみたいでしたけど…。 [ そして歩きながら、ぽつぽつと口を開いて行く。 歩いている最中も、 頭の中はあの泡に映った光景でいっぱいで、 途中人用のトイレを見かけても、 プラチナの手を引いたまま 当然のように通り過ぎてしまうだろう。 ] (?36) Lecoco 2024/02/06(Tue) 22:52:56 |
【恋】 テレベルム[ (もしも本当は、今もプラチナが尿意を覚えていたら。 またあんなふうに、衝動を堪えていたら。) プラチナの素振りが少しおかしくとも、 今はどうしても気づけずに ] あ、あのプラチナ もしよかったらなんですけど… 晩御飯の材料、買っていきませんか [ (そうしたらまた、あんな顔が見れるんだろうか。) プラチナの顔がなんとなく見れなくて、 少しうつむいて歩きながら ] それとも… プラチナが行きたいところとかあったら、 一緒に行ってみたいですけど… どこかありますか? [ 頭の中に湧く邪念が、なかなか拭えない。 どうにかなんてことないような顔を作って、 プラチナの顔を見上げて問うた。** ] (?37) Lecoco 2024/02/06(Tue) 22:56:43 |
【恋】 テレベルム[ 公衆トイレに目を向けるプラチナの思いに、 テレベルムが気づくことはない。 むしろそうではないと 否定しなければならないと思いこんでいるからこそ、 視界の端にトイレが映ったとしても 足を止めることはなく。 プラチナの切望する場所から、 無意識に彼を引きはがすように歩みを進めて。 自分の気持ちを切り替えるためにも提案したのは、 夕飯の買い出しだった。 せっかく街に来たのだ。 普段家で作るものとは違う、 ここでしかない材料を使ったご飯が作れるかもしれない。 そうしてプラチナを見上げてみれば、 見えたのはいつものプラチナの表情で。 ほっと胸をなでおろし、よかったと微笑んだ。 ] (?42) Lecoco 2024/02/07(Wed) 0:46:30 |
【恋】 テレベルムえっと… せっかくだから、お魚が食べたいです。 いつもお肉は、森でとれる動物のものが多いから… あとお野菜や果物も、 見たことがないのあったから買ってみたいです。 シチューとかどうですか? 寒い日にはぴったりです。 [ にこにこと頷いて、 何を買おうかいろいろと思い浮かべてみる。 なんとなくプラチナの歩き方に違和感を覚えつつも、 それが何故かまでには思考は回らず。 僕はプラチナと手をつなぎ、食材店の方へと歩き出した。 互いに互いの思いに気づかないまま。 二人の照れ隠しと意地は、 確実にプラチナを追い詰めてくれていただろう。 ] (?43) Lecoco 2024/02/07(Wed) 0:46:50 |
【恋】 テレベルム[ そして少し歩いてたどり着いたのは、大きな食材屋だった。 様々な人でにぎわっており、 見た事も無い食材が所狭しと並んでいる。 わあ…っと目を輝かせるが、 その人の多さにすぐにプラチナにしがみつき はぐれないようにとぎゅっと手を握った。 最初に目に入ったのは、目的の魚売り場。 獲物を冷やすためか、氷の上に乗った魚の前は 店の中でも特にひんやりしていて身を震わせる。 ] プラチナ、ここにもお魚いますよ! こっちのお魚はちゃんと切ってあるみたいですけど… [ 食材を前にはしゃぎながら、 プラチナに見て見てと指さして。 店主にちょうど良いものを見繕ってもらったなら、 包んで抱えてまた歩こう。 そして少し歩いて、プラチナに身を寄せて。 そこで漸く僕は、 プラチナの様子が少しおかしいのに気づいた。 ] (?44) Lecoco 2024/02/07(Wed) 0:47:56 |
【恋】 テレベルム[ なんだか、足を擦り合わせている…ような。 さっきちらと感じた違和感を再び感じた事で、 胸に浮かぶ疑念がどんどん膨らむのを感じる。 ] (……、プラチナ…なんか、様子がおかしい…?) [ 朝食の時に見た、おしっこを我慢し始めた時の… あの時のプラチナの様子に似た仕草。 再び目を逸らすものの、 歩きながらもちらちらと目が行ってしまっていて。 ] (?45) Lecoco 2024/02/07(Wed) 0:48:33 |
【恋】 テレベルム(あ………) [ ふと、食材が並ぶエリアで目に入ったそれに 引き寄せられるように手を伸ばす。 今日プラチナと飲んだ 暖かい柑橘と蜂蜜のジュースの原液。 黄金色のシロップが入った瓶を手に取ると、 たぽん…と手の中で揺らしてプラチナを見た。 ] ……プラチナ、あの… これも買っていいですか……? [ そうして彼に、その瓶を手渡してみる。 いけないことなんてしてない筈なのに、 彼にそれを持たせるのがなんとなく… なんとなく、今我慢しているかもしれないソレを連想させて とてもいけないことをしているような気がして。 ] (?47) Lecoco 2024/02/07(Wed) 0:48:56 |
【恋】 テレベルム今日、帰ったらまた飲みたいなって思って…。 [ プラチナに、それを持って歩いてほしい…なんて 本音を押し隠して、ひとつおねだりをしよう。** ] (?48) Lecoco 2024/02/07(Wed) 0:49:51 |
【恋】 テレベルム[ たくさんの食材を片手に、隣を歩くプラチナに差しだしたのは どことなく、朝に彼が吐き出していたそれに似た 濃い黄色のシロップの瓶。 このシロップの成分が、今彼を余計に苦しめているなんて 知りはしなかったけれど。 プラチナが歩くたびに、シロップがちゃぽんと揺れる。 心なしかプラチナのもじもじとした仕草も 次第に強くなっていっているように見えて、 周りに並ぶ食材へ送る視線は いつしかプラチナの仕草へと縫い留められていた。 ] わ…… お会計って、こんな風に並ぶんですね。 [ 大きな店の会計は、多くの客で雑多に混雑していた。 一応それらしい列が形成できているのは、 この町の治安の良さの現れだろうか。 ] (?54) Lecoco 2024/02/07(Wed) 15:56:59 |
【恋】 テレベルム[ 長い列に並びながら、 少しずつ前に進んで行く。 列の進みは遅々としていて、 自然とプラチナの不自然な仕草にも気を配りやすくなった。 ようやく会計を終える頃には、 店に入ってからかなりの時間が経ってしまっていて。 食材が入った袋を抱えながら、 二人そろってほっと溜息をついた。 ] …プラチナ? [ 僕の隣、何か言いたげなプラチナが そわそわと何かを考える様子に首を傾げる。 どこか行きたい場所があるのだろうか、と思った矢先 荷物を持ってほしいと言われてこくりと頷けば。 ] ……えっ ほ、ほんとにもう…… [ トイレ行ってくる、とプラチナの口から告げられて、 ”そうであったらいいのに”と思っていたわりに 本当にそうであると確信もなかった僕は、 ついポロリとそんな事を零して口を噤んだ。 ] (?55) Lecoco 2024/02/07(Wed) 15:58:08 |
【恋】 テレベルム[ あわてて何でもない、という風に首を振って プラチナの持つ荷物も預かっておいた。 ] わ、わかりました…… じゃあ僕、ここで待ってますね。 [ ほんの少し顔を赤くしながらも、 子供のテレベルムはここでプラチナを引き留める事はしない。 そんな意地悪はしてはいけないと思っていたし、 もしかしたらさっき全部出ていなかったのかもしれない、 とも思って。 プラチナがトイレを探すその背を、 壁の端に立って見送るだろう。 ] (?56) Lecoco 2024/02/07(Wed) 15:58:30 |
【恋】 テレベルム[ これだけ混んだ店内。 プラチナが向かう人用トイレは当然のように混雑して 列を作っているだろう。 僕は荷物を両手で抱え、 一人ぽつんと壁際でプラチナの帰りを待っていた。 道行く人々が、たまに僕の方をちらと見る。 そのたびに僕は視線を逸らし、 なるべく視界に入らないようその場にしゃがみこんだ。 ] (……プラチナ、早く帰ってきて……) [ 知らない人がいっぱいの場所。 初めて訪れる知らない街。 一人でプラチナを待つ時間、だんだんと心細くなる。 ] (?57) Lecoco 2024/02/07(Wed) 15:58:58 |
【恋】 テレベルム[ そして、少しばかりの時間が流れ。 不安でいっぱいのテレベルムを見つけた店員が、 声をかけるべく此方に歩み寄ってきた。 ] 『君、大丈夫?一人?親御さんは?』 [ 大柄の亜人が、心配そうに僕を見る。 プラチナとしかまだ話したことのない僕は、 知らない人に話しかけられた、という事実だけで びくりと肩を揺らし固まってしまった。 キョロキョロとプラチナが帰ってきてないか探すものの、 彼の姿はまだそこにはなく。 はくはくと口を開き、言葉を返すことができない僕に 店員さんは困った顔をしてから 何かをほかの店員に伝えていた。 ] (?58) Lecoco 2024/02/07(Wed) 15:59:17 |
【恋】 テレベルム[ 暫くして、何も言えずにおびえて蹲る僕に聞こえてきたのは。 ほかの店員が小道具片手に店内に呼びかける、 『迷子のお知らせです。肌が褐色で銀の長い髪の…』 という大きな声だった。 ] (?59) Lecoco 2024/02/07(Wed) 15:59:38 |
【独】 テレベルム/* たまらんすぎる………… これが見たかった……ってものをを見れて今逆に呆然としてしまっている ありがとう……天を仰いでいます…… (-44) Lecoco 2024/02/07(Wed) 19:03:18 |
【恋】 テレベルム[ 大人たちに囲まれて、僕は完全にパニックに陥っていた。 だって、プラチナ以外の人と話すのも初めてなら 自分の親ですらろくに顔も見たことがなくて こんな風に接すること自体はじめてで。 どう話したらいいのか、この人たちは悪い人ではないのか。 それすら判断ができずに、ただ涙目でその場で小さくなって 荷物を抱えていた。 そんな僕を放っておくわけにもいかないらしい店員は、 なかなか僕から離れてくれない。 一人にさえしてくれれば、 じっと待ってることもできるのに。 ] ぁ…… ッ、う [ 名前は言える?だとか いくつ?だとか 言われても答えていいのかすらわからずに ただプラチナが迎えに来てくれるのを ふるえて待っていれば。 ] (?66) Lecoco 2024/02/07(Wed) 19:05:55 |
【恋】 テレベルム…………!! [ 僕を囲む大人たちに割って入るように、 聞きなれた声が聞こえてぱっと顔を上げた。 ] プラチナ…… [ 店員たちは安堵して僕を引き渡す。 どこか言葉少ななプラチナは、 一人で留守番すらできない僕を怒っているのだろうか。 ぎゅうっと荷物を抱きしめ、眉尻を下げた。 ] すみませんプラチナ… 僕、じっと待ってたんです。 で、でも急に話しかけられて どうしたらいいのかわからなくなって… [ 半泣きの顔は、大人たちへの恐怖からくるもの。 プラチナを見て安堵すれば、少しずつ表情は和らぎ 緊張も薄くなっていく。 ] (?67) Lecoco 2024/02/07(Wed) 19:06:18 |
【恋】 テレベルム迷惑かけてごめんなさい… プラチナは…… [ トイレには行けましたか、と聞こうとして。 そこで漸く僕は、くねくねと左右に揺れる腰に気づいた。 おしっこを我慢してる人特有の、 プラチナの余裕のない表情にも。 ] ……っ [ プラチナは、自分のトイレよりも優先して 僕のもとへ駆けつけてくれたのだ。 申し訳なさと同時に浮かぶのは、 そんなプラチナへの安心感と嬉しさで。 ] (?68) Lecoco 2024/02/07(Wed) 19:06:39 |
【恋】 テレベルム[ ぎゅっとプラチナの手を握る。 プラチナが来た方の道を覗き込むと、 トイレらしき場所に並ぶ長蛇の列が見えて。 そろりとプラチナの体を見てから、 どうしようとその顔を見上げた。 ] プラチナ…帰りますか? [ もう一度トイレに行くというのなら、 できれば一緒に並ばせて欲しい。 けれどあの列だ。 帰りがてらほかのトイレを探す選択肢も、 一応あるだろうか。 ] (?69) Lecoco 2024/02/07(Wed) 19:06:56 |
【恋】 テレベルムい、家に帰れば えっと……… トイレは壊れてるけど… また…お風呂……とか… [ それこそ先ほどあの魚が見せてくれたように。 また風呂場をトイレ代わりにする事もできるかもしれないが。 気づけば、心配は徐々に期待に色を変える。 ちらちらとプラチナを見る視線は、 くねくねと揺れる腰ばかりに向けられて。 店を出てしまおうと、寒空の広がる入口の方へ プラチナの手を引いてみようか。**] (?70) Lecoco 2024/02/07(Wed) 19:07:19 |
【恋】 テレベルム(どうして僕は、 こんなにプラチナがトイレを我慢しているのに ドキドキしてるんだろう……。) [ 店員からプラチナへと引き渡され、 食料品店の中でプラチナの手を引きながら、 僕はそんな事を考えてどきどきと胸を高鳴らせていた。 プラチナの内心を見る事はできずとも、 彼が何を望んでいたのかはすでに聞いているし 隣で悩まし気に腰をくねらせるプラチナの仕草は 徐々に露骨になって行く。] 近場… そうですね… トイレ、探しましょうか。 [ 長蛇の列の先にある、彼が行けるはずだったトイレ。 プラチナをわざと遠ざけてしまう心算で、 寒空の下へとプラチナを連れて出よう。 ] (?74) Lecoco 2024/02/07(Wed) 21:37:17 |
【恋】 テレベルム[ 大通りに出る頃には、 先程の半泣きだった気持ちもどこへやら どこか高揚した気分でプラチナの隣を歩いていた。 様々な種族が行き交う大通りは、 ぽつりぽつりと公衆トイレらしきものは見えるけれど 人が並んでいる場所は少ない。 様々な亜人が 気持ちよさそうにトイレから出てくるのを尻目に、 僕とプラチナは入口の方に向かいつつ 人用のトイレを探して歩いていく。 ] なかなか無いですね……。 人のじゃないトイレならいっぱいあるのに…。 プラチナ、人のじゃないとむずかしいですよね…。 [ 内心、見つからなければいいのにとも思いつつ むしろ人のものではないトイレばかりあるこの現状、 プラチナがどういう反応するのかばかり気にしてしまう。 ] (?75) Lecoco 2024/02/07(Wed) 21:37:50 |
【恋】 テレベルム[ そうして道を歩いてる最中、 ふとトイレではないある物が目に入る。 狭い路地裏。 大型の犬を散歩させている人の姿。 ] プラチナ、あれ…… [ 僕が指をさしたと同時、 大型の犬は路地裏のごみ箱めがけて 思い切りおしっこをし始めた。 ヂィーー……と響く水音と、 ほかほかと上がっていく湯気。 大型の犬だからか量も多く、 なかなか途切れないそれに目を丸くして足を止めた。 ] (?76) Lecoco 2024/02/07(Wed) 21:38:52 |
【恋】 テレベルム[ テレベルムは知らなかった。 人に飼われている動物でも、 外でおしっこをさせる事があるということを。 それは彼らが人ではないものだからで、 人は決してそうしないのだということを。 じっと路地裏の光景を見つめたあと、 大型犬がその場を立ち去るのを見届けて、 代わりにそちらへとプラチナの手を引いた。 ほかほかと湯気が立つごみ箱と路地裏の壁の間を見て、 きょとりとプラチナを見上げる。 ] … プラチナ、おしっこ…しますか? [ そこならばしてもよいのだと学んだテレベルムは、 路地裏の壁を指さした。 ] (?77) Lecoco 2024/02/07(Wed) 21:40:10 |
【恋】 テレベルム[ 実際問題、 ここまで人間用の使えそうなトイレは見つかっていない。 あとはどこでするかという話にもなる上に、 さらに言えばこの路地裏は 物陰に隠れてしまえば大通りからはバレないだろう。 もしもここでおしっこをしたとして、 先ほどの犬の跡があるせいで人のものだとバレる事もない。 あまりにも都合がいい。 状況だけで言えば都合がいい癖に、 都合がいいのは本当に”状況だけ”だ。 大人としての尊厳も、矜持も 何もかも置き去りにするような提案。 けれど、言っている当の本人は本当に悪気なく そういうものなのだろうと首傾げ。 ここでしないのなら、更に奥まで連れて行こうと 僕はプラチナを見つめた。** ] (?78) Lecoco 2024/02/07(Wed) 21:42:40 |
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