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人狼物語 三日月国


254 【R18G】星海のフチラータ【身内】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


黄金十字 アウレアが参加しました。

【人】 黄金十字 アウレア

カツ、コツ、ゆったりとした金属音。
低い金のヒールを悠々と鳴らし、腰に手を当て認証パネルの前に仁王立ち。

「識別コード:UBI-310!
 お前らのエンジニア、アウレアの乗船だ。
 オトモ君もいるからヨロシク……あっ待て待て!
 コイツはしまうな!しまわないで!
 一緒にいるからやめて! ヤダー!」

『ヤダーです。乗船します』

ぴょんと小さくジャンプしては隣に浮かぶオトモ君小型ドローンを抱きかかえ、逃げるように乗船。胸元の銀の鍵はロザリオの代わり、ウィンプルの黒い布がはたはたと揺れる。
シスター然とした風貌のこの女の態度が、
ほとんどシスターらしくないのはいつも通り。

「……え? ロシアンミートパイ?
 食べる食べる、俺様ちゃんなら多分平気っしょ!
 なんせ日頃の行いが良いからなァ〜〜!」
(17) susuya 2024/03/18(Mon) 14:53:42

【人】 黄金十字 アウレア

名前:アウレア
性別/年齢:女/?歳
身長:155cm
立場/役職:メイドマン/エンジニア

得意武器:暗器、ハンドガン

ひとこと:
「来るのが遅いって? 遅刻じゃねェんだからいいだろ〜?
 俺様ちゃんis人間合格! シスター合格!
 さあ褒めろ讃えろアウレア万歳! ハ〜ハッハッハ!!」

 ……こほん。航海の無事をお祈り致しております、皆様方」
(18) susuya 2024/03/18(Mon) 14:56:19
黄金十字 アウレアは、メモを貼った。
(a8) susuya 2024/03/18(Mon) 14:58:48

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

/*
こんにちは、サイレント田中さま。チップをディールです。
既知打診のご相談です。

いきなりですが、歌います。
「0日目から重めのハンドアウトを開示してもいいですか――」

 聞いてアウレアーナ♪ちょっと言いにくいんだけど♪
 聞いてアウレアーナ♪ずんと重たい話、しそうなの♪
 困りそうなら言ってね、アウレアーナ♪
(-7) toumi_ 2024/03/18(Mon) 16:34:33

【秘】 黄金十字 アウレア → 仕分人 ナル

/*
アウレアーナとナルゲリータ ふたりはとて〜もなかよし♪

こんにちは。田中です。
いらっしゃいませチップをディールさま。
今日の標語は「遍く全てをどんとこい」です。
全く問題ございません!
田中もアウレアも両手を広げてお待ちしております――。
(-8) susuya 2024/03/18(Mon) 17:26:14

【秘】 黄金十字 アウレア → 捻くれもの ベルヴァ

/*
こんばんは! サイレント田中と申す者です。
既知打診と既知情報をポポンとお渡しに来ました。
以下内容でございます。ポポン。

・頭痛持ちです。頭痛持ちなので、「お薬切らした〜痛み止め欲しいよ〜」とよく頼りに行っていたと思います。
 頭痛の特性についてもベルヴァさんに話していたかもしれません。
 じわじわと来る痛みではなく、急にガツンと来るタイプの頭痛のようです。一番起こりやすいのは会話中で、ベルヴァさんと話している最中にも急に痛でででで……と頭を抑えた事もあるやも。

・当方、既に義体です。
ベルヴァさんの診察を受ける際、お医者さんには言った方がいいかな……とアウレアから白状していると思います。

以上、ベルヴァさんなら知っているかな〜という情報でした。
お手隙の際にご確認頂ければ幸いです!
ほか何かありましたらご質問ご相談などなどお気軽にお申し付けください……
(-13) susuya 2024/03/18(Mon) 23:49:27

【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 黄金十字 アウレア

/*
こんばんはでございます!
ベルヴァPLのふわふわくまの肉球です。
既知打診と既知情報をありがとうございます!

@頭痛持ちについて
頭痛持ちとのこと、承知しました。ベルヴァはその都度薬を処方するでしょうが、痛み止めは対症療法ですから、原因を調べた方が良いのでは?と打診する事があったと思います。これについては、原因不明という感じになるでしょうか?

A義体について
なるほど、義体だったのですね…!生身とは違うものですから、ベルヴァ自身は興味津々かもしれません。義体について、色々と教えて貰ったり見せて貰ったりしてそうです。

なお、義体であることを秘密にして欲しい、とのことならば口外はしないでしょう。患者のプライバシーについてはきっちりと守る性格のようです。

以上、お返事になります。
ベルヴァについても何か知りたいことなどありましたら遠慮なくお聞きください。よろしくお願いします。
(-16) pinjicham1377 2024/03/19(Tue) 3:03:23

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

/*
とてもなかよし〜!では業務提携の件から!

ロボット点検では人でないと歩けない場所に彼らが引っ掛かってないか、
えいえんに壁にぶつけていないかなどの故障やトラブルを調べています。
不調が見られるロボットを見つけてはアウレアさまに持っていったり、
エラーを連絡をしたり、足を使う事務仕事を担えればなと思います。
がらくたからジャンク品の斡旋も勿論、上手くご利用ください!

―――――――――――――――――――――――――――――
ナルについて。

ナルには現在PLさまの中に直属の上司はいないと記憶していますが、
船医としてベルファさまが良く診て下さっていたり、体が弱く荒事が禁止されていることが伝わっています。
ついでにユウィさまに拾われたことも知っているかもしれません。
現在は健康的ですが、近々手術をして強くなってくると言っています。

またこちらに遊びに来られる際は仕分人のコールセンターか自室があります。
ナルの自室は半分倉庫でガラクタの山が出来ています、静かな落ち着く空間をお求めの際はコールセンターへお越しください。
―――――――――――――――――――――――――――――
入村の時について。

集合時間ギリギリでありアウレアさまの後ろからやってきました。
その際こちらを振り返っていただくと見えたものが、上半身にべったりとついていた
返り血
のようなものでした。
指摘してもしなくともナルはその血を隠して入船しています。
今までに血を見る事や物を隠すようなことはなかったとアウレアさまは記憶していると思います。
―――――――――――――――――――――――――――――

以上チップをディールもナルも一緒に走ろうねが出来ます、ご意見ご感想お待ちしております!
(-20) toumi_ 2024/03/19(Tue) 16:51:25

【秘】 黄金十字 アウレア → 捻くれもの ベルヴァ

/*
わ〜いご確認ありがとうございます。
田中は大喜び。以下回答です!

@頭痛の件
おくすりの処方ありがとうございます。アウレアもほっとしています。
その打診があった際、恐らく「原因に心当たりはあるけどもしアレなら仕方ないな〜」みたいな事を言うと思います。つまり原因を分かっていて放置しています。
そしてアレの内容もだんまりです。怒られる覚悟をしておきます。

A義体について
自分から公言することはあんまりないのですが、かといって完全に隠そうという訳ではなく、特に他人にばらしてもいいらしいです。興味を示されたらここに隠しプラグあるんだぜ〜とか言って見せたりはしそうです。

以上が回答です!
そしてこれは質問なのですが、ベルヴァさんは他の義体を見た経験はどのくらいおありでしょうか……?
田中、気になります。よろしくお願いします。
(-26) susuya 2024/03/19(Tue) 20:31:05

【秘】 黄金十字 アウレア → 仕分人 ナル

/*
さまざまありがとうございます!
おっかない赤色が見えてひっくり返りました! 以下返信です!

◆業務提携の件
バグったロボ報告、とってもありがたいです。
当該機体が運ばれたり報告があればすぐに対処します。
また、こちらから外部の人間との仲介を頼んだり取引先の予定や動きを調べて貰ったり……などのお仕事を依頼するかもしれません。それこそジャンク品の斡旋も!
お世話になる事が多いので、お礼の差し入れなども多いかもしれません。

◆ナルさんについて
成程了解です!
こちらもベルヴァさんのお世話になる事が多いので、もしかしたら医務室で鉢合わせる事もあったかもしれません。アウレアは毎回必ず「頭痛くてさ〜」と話していた事でしょう。
ノッテには長い事居たので、ナルさんが拾われた事も誰が拾ったかもきっと知っているでしょう。

そしてナルさんの部屋がすごい事になっている。
アウレアの部屋もどっこいどっこいくらいの機械占有率です。
穏やかな時間はコールセンターに、ガラクタ談議がしたい時はお部屋にお邪魔させていただくかもしれません。

◆入村の時について。
恐らくアウレアは表情には出しませんが、返り血には気付いていると思います。荒事も禁止されているだろうし、確実に訝しがるでしょう。
お話聞かせてくださいね……♡

以上返信でした!
他何かあれば!よろしくお願いします!
(-27) susuya 2024/03/19(Tue) 22:24:31

【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 黄金十字 アウレア

/*
お返事ありがとうございます、肉球です!

@頭痛に関して
だんまりなら、深く追求する事は今はないでしょう。ただ、対症療法も限度があるから、いつまでも誤魔化せると思うなよ、と釘を刺していたことでしょう。いつか本当に有事になって言わなかったら、きっと怒りますのでお覚悟を(?)

A義体に関して
なるほど、絶対の秘匿という訳ではないのですね。とはいえ、患者の情報を漏らすのはしたがらないので、誰かが聞いたりすればポロっというかも、程度かと思われます。

ベルヴァ自身は医者という身分もあって義体を見たことがない訳ではないですが、大概は生身を見る方が多いので珍しがる、といった感じですね。絶対数で言えば義体を見る機会は限られていて少ないかも。全身義体ともなれば猶更です。

貴方が通ってくれている事で、義体の患者向けの薬やら診断に関する知識も充実していったかもしれません。

以上、お返事になります!
その他ありましたらまたお声がけ下さい!
(-36) pinjicham1377 2024/03/20(Wed) 12:03:30

【秘】 黄金十字 アウレア → 捻くれもの ベルヴァ

/*
わーい質問のお返事ありがとうございます!

なるほどなるほど……了解です!
ベルヴァさんの経験値になっている。これにはアウレアもにっこり。
ぽろっと言われるくらいであればこのこの〜くらいで済ませそうです。
もしS社製の義体のデータやカルテを見ることがあれば、
アウレアのデータとなんらかズレや違和感を覚えるかも……。
と思ったので、これも一つ事前情報として添えさせていただきますね。


こちらからはおおむね以上になると思います!
追加のなにかがあればまたメッセージ下さいませ。
本編でお話しできるのを楽しみにしております〜!
(-42) susuya 2024/03/20(Wed) 22:07:05

【秘】 黄金十字 アウレア → 通信士 カテリーナ

/*
こんばんは!サイレント田中と申す者です!
部下ちゃんなら知っているであろう事前情報をポポンとお渡しに来ました。
以下情報です。お手隙の際にお読みいただければ幸いです。

◆たまにガチのシスターお仕事をしに行っています
四日〜一週間くらいの出張みたいな感じでひょいっとお出かけし帰ってきます。ケロッと帰って来てお茶菓子をお土産に持ってきます。
向こうで何してるのかを聞かれたら「お祈りとか懺悔聞いたりとか……?」と話す事でしょう。無難。

◆頭痛持ちです
お話してる途中に急に「あ痛ででで……」となるタイプの頭痛持ちです。
いつもの事なので気にするな! みたいなことを言うかと思います。
ビックリしないでねの意です。

今ぱっと思いつくのはこのくらいでしょうか。
他何か擦り合わせしたい事などございましたらお気軽に!
よろしくお願いします!
(-44) susuya 2024/03/20(Wed) 23:29:42

【秘】 通信士 カテリーナ → 黄金十字 アウレア

/*Chao!今日もぴょんぴょこムーン🌙ラビット🐇です、ぴょんっ!
サイレント田中様、ご連絡ありがとうございます!上司様のオトモちゃん愛♡が早速見れて部下ちゃんとしてはとても嬉しいです!オトモちゃんも上司様もかわいいよ〜!

情報共有、ありがとうございます♪
上司様、シスターマフィアなんですね!かっこいい!お茶菓子のお土産もうれし〜!シスターとして人に寄り添うお仕事はとても立派なことと思っているので茶化したり深入りすることはしませんが、お話聞けたら興味津々の様子を見せると思います。懺悔ももし機会があれば聞いていただけたら嬉しいです。

目の前で頭痛の様子が見えたら、何度言われても心配する様子を見せたり、声かけさせていただいたりすると思います…。そわゎ

こちらからの上司様なら知っている(であろう)情報は以下の通りです!
🐇意外ときっちり!
普段の会話やお茶会はゆるゆるふわふわ綿菓子模様ですが、技師としてのお仕事周りはきっちりしています!もし、設計図や配線周りを過去に任せたり見たことがあるなら、その一端を垣間見たことでしょう。

🐇ノッテ加入の動機!
星間航行船にどうしても乗りたい!という理由でノッテに加入した変わり者です。
星間航行船の技術者志望で一般の貿易会社にいくつも応募したものの、地上勤務(主に事務や受付)としての採用を打診され全部蹴ってた末、唯一技術者としての腕を買ってくれたノッテに加入しました。
ノッテへの忠誠心があるかは分かりませんが、念願の星間航行船の乗組員もみんないい人だしよかった〜というような話をしたことがあるかもしれません!

アウレアさんとの関係は仲良し上司様/部下ちゃんな関係かな〜、と受け止めてさせていただいております。少なくともカテリーナの方は親しく&慕わせていただく感じのスタンスになる予定です!

もしまた何か思いつきましたらご連絡させていただきますね。
遅くなりましたが、上司としての既知の承認、ありがとうございます!どうぞよろしくお願いいたします、ぴょんっ!
(-47) 968. 2024/03/21(Thu) 4:07:08

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

/*

村が始まる前にべちゃっとしてしまいました、お返事ありがとうございます!

差し入れは変わった物が喜びます。とっても嬉しいです!
お手伝い頑張って色んな物が貰えたら嬉しいな〜。

アウレアさまも頭痛持ちだとは!とはじめは不安そうにしつつも、ベルヴァさまの腕の良さを信頼して過度な心配はせずに様子を見ていたと思います。
お部屋はお揃いですね!! えへへいっぱい貯めてたらいつもこうなってしまうんですよね。

ええ初日からのはその件なんです、お話できるのを楽しみにしてます!

同じく他に何かあれば!本編もよろしくお願いしますっ
(-48) toumi_ 2024/03/21(Thu) 5:04:47

【秘】 黄金十字 アウレア → 通信士 カテリーナ

/* 
返信が遅れたら0日目始まっちゃったピョンねえ!!

遅れまして返信です、情報共有ありがとうございます。

アウレアもきっちりとした仕事ぶりはきっちりと評価している事でしょう。
アイツ意外と出来る女なんだぜ、なんて自慢しちゃおうかな。

加入した経緯についてはアウレアも「変わってんなあ〜」という認識を持っていると思います。とはいえしっかり仕事もしてくれているようだし、忠誠心云々についてはあんまり聞いたり話題に出したりもしなかったかも。

こちらも仲良し部下上司!の関係が嬉しいな〜と思っております!
アウレアはカテリーナさんをかわいがり、大事大事する事でしょう。
だいじだいじ……(撫でるモーション)

という訳で本編もよろしくお願いします!
俺様ちゃんたち、絶対揃ってゴールしような!
(-70) susuya 2024/03/23(Sat) 22:46:14

【人】 黄金十字 アウレア

「俺様ちゃんは完璧で究極のシスターだし〜?
 忘れ物もしてね〜もん、多分。
 あとレンチセットなら俺様ちゃんも持ってるぞ」

相も変わらずなんとなく偉そうな感じに立っているシスター。
オトモ君には揺れも関係ない。
いつも通り、アウレアの横に浮遊している。

「なんでそこはもうキャッチボールしてるワケ?
 はしゃぐには早くな〜い?」
(36) susuya 2024/03/23(Sat) 22:53:16

【人】 黄金十字 アウレア

えっ何?
マンジョウ殿はなんか……なんかなってんな。
 ナルもいつの間にお怪我してるしよお!」

シスター心配です。色々様々。
(47) susuya 2024/03/23(Sat) 23:02:22

【人】 黄金十字 アウレア

>>50 ジャコモ

「その意見にはおおむね賛成だがー?
 俺様ちゃんはもちっと気を引き締めても良いんじゃねえかって」

「…………」

視線の先を見る。オトモ君だな。
白くて……丸いな。

「メッ」
『どうされましたマスター。敵性反応は現時点で』
「ないけども!」

メッした。オトモ君は再びアウレアに抱きかかえられた。
(55) susuya 2024/03/23(Sat) 23:13:18

【人】 黄金十字 アウレア

「んで何だよナル、清掃ドローンにな〜に詰まらせたんだお前。
 良いぜ〜、やってやるよ。どこにあんだ?」

「あとオトモ君はアウレアちゃんに似て優秀なので
 お片付けもお手伝いできま〜す。持ってく?」

声が掛かった方向にそれぞれお返事しつつ。

「お、普通のは持ってきたんだな。偉いぞ〜カテリーナ!」

部下には甘い。
(59) susuya 2024/03/23(Sat) 23:16:45

【秘】 通信士 カテリーナ → 黄金十字 アウレア

/*
返信ありがとうございます!🐇

なでなで……えへへ(照れ)(27歳 女性 通信士)

可愛がってくれる上司様、とても嬉しい〜〜!
懐いた🐇の如くお腹を見せて慕うカテリーナです!

本編もどうぞよろしくお願いいたします!揃ってゴールしたい……しましょ〜!
(-73) 968. 2024/03/23(Sat) 23:20:57

【人】 黄金十字 アウレア

>>61 ジャコモ

「分かってんじゃねえかよ〜、最初って大事だからさあ。
 やる事ちゃんとやった後に遊んだほうがぱ〜っと出来んだろ?
 つーわけで、そうだな。点検は頼んだぜ、機関士殿。
 船だのの点検は俺様ちゃんにはちと門外だからなあ……。
 あ、ロボ共も点検してやらにゃあな?」

メカニックもエンジニアも、やる事は違うとて点検しなきゃならないのは同じ。
オトモ君は保護されている。ぎゅ。

「ホントに〜? ならいいけど……」

取らないらしいので、オトモ君は解放されました。
ふよふよ。
(65) susuya 2024/03/23(Sat) 23:30:13
アウレアは、エーラにサムズアップ。オトモ君も『かしこまりました』と返事をした。
(a28) susuya 2024/03/23(Sat) 23:31:32

【人】 黄金十字 アウレア

「おー、もう読んだのか。忙しいのによくやるこって。
 バッチリ聞かせてくれ〜い」

カートに乗って上へ行った部下を見送りつつ。

「あっ、酒飲みたい。困ったな」

気を引き締めろって言ったのは自分なのにもう緩んできた。
(72) susuya 2024/03/23(Sat) 23:47:24

【人】 黄金十字 アウレア

>>70 ジャコモ

「俺様ちゃんとお前じゃあ、分野が違う分機械相手に気を遣う箇所もまあまあ違いそうだよなあ。いつかそっちの分野も齧ってみてえな〜とは思ってるんだが……」
「そん時ゃ師匠にでもなってくれや。なんちゃって。
 最初の一仕事が終わったらお互いゆっくりしようぜ〜」

こっちもやる気は十分、自分の役目も勿論やり遂げる気だ。

「んや、作り直してもいいがデータ移行がなァ。
 割と重要なモンも入ってっからめんどくせーのよ」
「な〜オトモ君」
『はい。オトモ君は大事なオトモ君です』

オトモ君もそう言っている。
(74) susuya 2024/03/23(Sat) 23:55:27

【人】 黄金十字 アウレア

>>71 ナル

「あ〜のちっこい奴によく入ったな」


型番を聞けばすぐにピンと来たらしい。
後ほどブンしてシュートされたものからガラクタは無事取り除かれたという。
(75) susuya 2024/03/23(Sat) 23:57:13

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

ガチャガチャ、ガシャン。
RMB48をブンしてシュートした後、その機体から出てきたのは【キャップ】だ。
キャップ、蓋、先端にかぶせる物。
プラスチックの素材でできた安っぽいそれは、少し古いUSBと呼ばれる記録機器の帽子であった。

「アウレアさまー、あのー……見てました?」

恐る恐る顔色を伺いながら先程の件とやらを話してみる。
スルーするのならいいのだが、多分がっつりみられていたような気がしたから。
(-81) toumi_ 2024/03/24(Sun) 0:21:35

【人】 黄金十字 アウレア

>>80 ジャコモ

「アハハッ、だから冗談だって言ったんだ。
 まあちったかし知識のおこぼれを貰うくらいなら構わねぇだろ〜?
 お、いいねぇ。一杯やるとするかァ、一旦お疲れさんってよ」

誰も責めやしねぇよなぁ、とこちらも肩を揺らして笑って。

「代用、代用ね……極論そうだな。
 万が一が無い限り機体を変える気は無いがよ」

宙に浮いたオトモ君を一撫で。
感情の機微も伝えぬ白い機体がそれに合わせて揺れた。

「なんだよ、興味がおありか?
 深淵を覗く奴は深遠に覗かれるぜ〜」

なんつってなァ、と言えばくるりと踵を返した。
アウレアもこのまま点検に行くのだろう。
「いってらっしゃーい」と後ろ手に手を振り返したのだった。
(86) susuya 2024/03/24(Sun) 1:44:55

【秘】 黄金十字 アウレア → 仕分人 ナル

カラ、と小さな部品が機体の隙間から出てくる。
アウレアはそれをつまんで、「ああ」と思った。
これなら見た事がある。
とはいえ、今の主流とは言い難い物の蓋、であって。

「ん?────ああ、」

その問いには視線だけ向けて、それから幾ばくかの逡巡の後。

「見たよ。"らしくない"じゃないか、ナル」
「流石の俺も驚いたな。他の奴には見られてないか?」

至極落ち着いた口調で、責めるでもなくそう言った。
"らしくない"。
その言葉に様々な意味が込められているのは、言葉にせずとも分かるだろう。

キャップはまだアウレアの手の中にある。
(-96) susuya 2024/03/24(Sun) 1:51:15
アウレアは、一度機械管理室に。リストを確認すれば点検へ向かうだろう。
(a40) susuya 2024/03/24(Sun) 2:07:49

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

「えーとえーと」
「見られてはない、です。破いて着替えたので!」

どのようにあなたが考えているかわからないが、立場は上、業務も提携していて傍にいる時間は短くない。
ならばこの憂いは口に出しておくべきだと判断した。

それが例え、自分の立場を脅かしてしまうことになったとしても。


「心配かけてしまいましたね。
 ストレルカに助けてもらったんですよ! だからあの血は」

ナルが手を出したものではない。
この話は真実であると一人の証人の名前を挙げて、一度視線をさまよわせた。

「……乗船前に男に襲われて、その時についたものです。
 その方は"私"を狙って、気絶させようとしにきました」

襲撃者の手にはスタン武器が持たれていたと静かに告げる。
当たれば獣も一発、それが自衛ならまだしも一構成員に向けられたものとなると話が違う。

「あの、落とし物手癖で拾ってきちゃって」
「……いやな、予感がするんです」

そうして開かれた手には一つのUSBデバイスが乗っていた。
(-98) toumi_ 2024/03/24(Sun) 2:15:34

【秘】 通信士 カテリーナ → 黄金十字 アウレア

* あなたの端末にメッセージが届いた *

『アウレアさん!公園のお花が咲いてましたよ〜』
『白いお花がきれいでした!』
『今度、ここでお茶会するのもいいかもしれませんね!』
『食堂でお弁当作ってもらってのピクニックもいいかも!!』

白い花の写真の添えられた他愛のないメッセージ。
可愛いもの、きれいなもの、面白いもの。
何かを見つけては報告してくるのは、いつものことだ。
(-106) 968. 2024/03/24(Sun) 9:21:25

【秘】 黄金十字 アウレア → 仕分人 ナル

「そうか。ならまあ、知っているのは俺とストレルカだけ」
「……ニンゲンに向ける武器じゃあないな。
 どこの馬の骨に目を付けられてきたんだ? ん〜……」

「ともかく無事で良かったよ。
 ストレルカには礼を言わないとな」

そう言いながらあなたの手のひらの上のデバイスを見て、
親指の先でぐりぐりとこめかみを揉む。
アウレアが時折見せる、考えている時の癖だ。

「迷い所だねぇ。それ、ウチのとこで見れなくはないけどぉ」
「内容ヤバかったらお互い処分されるかも〜、なんて」

「う〜ん……いや。
 面倒事にはもう既に巻き込まれているに等しいか。
 少し軽率な気もするが……」

「見るか?」

――再生するための機器ならここにある。
お供にしている小型ドローンでも再生できるだろうし、
PC端末にコネクタを繋げてでも。

それを拾ったのはあなた。
だからその中身を見るかどうかも、拾い主に委ねようと。
(-114) susuya 2024/03/24(Sun) 10:52:35

【秘】 黄金十字 アウレア → 通信士 カテリーナ

――程無くしてすぐに返信が帰って来る。

『かわいいじゃ〜ん! いいね〜、ピクニック』
『やっちゃう? お茶会でもピクニックでも』

当の本人は絶賛仕事中なのだが

どっちかと言うと部下に返信する方が優先度が勝った。
万能シスターアウレアちゃんなのでこの程度のマルチタスクは
造作も無いのである。多分。

『お茶の缶持ってきたからさ、
 美味しい紅茶も淹れられちゃうもんね〜』
(-116) susuya 2024/03/24(Sun) 11:30:44

【秘】 通信士 カテリーナ → 黄金十字 アウレア

『やっちゃいます?!やっちゃいましょ〜!』
『じゃあ、今日のお昼は公園で!』
『アウレアさん、何食べたいですかぁ?
 食堂にお願いして、用意して貰っちゃいまぁす!』
『わ、お茶もあるんですかぁ!やった!たのしみ〜♪』

すぐ帰ってくる返信に、また応答も早く。
今すぐ、と言わなかったのは
一応は上司のスケジュールも気にした模様。
(-120) 968. 2024/03/24(Sun) 14:02:24

【秘】 黄金十字 アウレア → 通信士 カテリーナ

『おっけ〜〜。昼までにカタ付けときま〜す』
『ウチは今サンドイッチの気分だなあ……
 あのローストビーフ挟まってる奴。頼んじゃってもいいの?』
『給湯室でお湯用意して持って行くね〜』
『楽しみ〜』

なんともゆるい。
それから、

『そういやカテリーナってここに来るまで』
『不審者じみた人とか見なかった?』

と。
(-127) susuya 2024/03/24(Sun) 16:20:32

【秘】 通信士 カテリーナ → 黄金十字 アウレア

『ローストビーフサンド!了解で〜す!
 いっちばんおいしいの、お願いしてきちゃいますねっ!』
『今度のお茶はどんな感じですか?たのしみ〜♪』

ここまで良かったレスポンスが少しだけ遅れる。

『不審者ですか?ん〜、新型ちゃん雑務用ロボットは何体か居ましたけど、
 それ以外は特には?』
『何かありました?』

乗船してからの記憶を辿っていたらしい。
(-131) 968. 2024/03/24(Sun) 17:48:55

【秘】 黄金十字 アウレア → 通信士 カテリーナ

『いえ〜いやった〜。よろしく』
『今回のはうちの地元のお高めの茶葉をねー。
 香りが良くて好きなんだよ』

『見てないならいいや』
『特に何も。少し気になっただけ』
『教えてくれてありがと♡』

……あんまり詳しく言う気も無いらしい。
ハートマークで何とかしようとしている。
(-132) susuya 2024/03/24(Sun) 18:27:45

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

「血がついてたこと自体を知ってる人はいます」

友人のように付き合ってるジャコモの名前を一つ上げた。
勝手に心配されているだけで、落とし物のことについては一切話していないと。

「そうですね!
 ストレルカさまは片付け方が本当に見事でした!
 私全然そういうのできないですから、AIってすごいですよね」

明るい口調を作りながらも、あなたの言葉に眉を下げて笑う。
きっと同じようなことを考えていたのだと、自分の出所も、突然狙われたことも、運が悪いの一言で済んでいたら良かったのだけれど。

「えーと」

見て貰いに来ました!


つまり何かあったら突き出してほしい。
そんな意味が含まれているのだが、あなたには伝わったかわからない。
(-133) toumi_ 2024/03/24(Sun) 18:35:47

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

「残るとまずそうなんでオトモさまに頼んでもいいですか?」


    そうして中身を見る為にそれを差し込むと
       
 
―Error! Error!―

    赤い光を伴ってメッセージが発信される。


    このメモリには 二つの機能があります

        データのインストール
       データのアンインストール

    行う場合は Yesと入力してください



どちらも危険だと判断すれば、簡単に回収は可能である。
たとえ選択したとしても、専用機器が必要なことがわかり、
対象のデータを消去し、新しいデータを入れる機能があると判断できただろう。そして、

「あ」

「もしかして、私これを入れるところあったらしいです」

それは過去形で告げられた。
(-134) toumi_ 2024/03/24(Sun) 18:36:35

【秘】 通信士 カテリーナ → 黄金十字 アウレア

『わぉ!アウレアさんのおススメってことですね!期待しちゃお♪』

『どういたしまして♡』
『何かいつもと違うのに気づいたらご相談しますね!』

自分の力が必要なら頼ってくれる……ハズ。
伏せられた言葉が気になったものの、深くは尋ねずに。

『それじゃあ、またお昼に!』
(-135) 968. 2024/03/24(Sun) 18:53:10

【秘】 機関士 ジャコモ → 黄金十字 アウレア

集荷場から点検場に運ぶ作業が終わったあと、
船内の全部位の点検も終えて、暫し他に報告したり休憩したりの時間が経ち、

「……あとでアウレアと飲もうって話だったな」

食堂に赴き、酒の種類で悩んでから目についた赤ワイン一瓶を手に持ち、貴方の自室を尋ねる。もし不在ならば外で姿を探そうともするだろう。

いずれにせよ貴方の姿を見かければ、

「どーも、さっきの約束通り伺いましたよ。お暇で?」

と声をかけてくる。
(-145) poru 2024/03/24(Sun) 20:05:53

【秘】 黄金十字 アウレア → 仕分人 ナル

「ああ……なるほど。ま、アイツならいいか」

あの男の事はアウレアも信用している。
落とし物の事も話していないのなら、問題は無いと判断した。

「アイツの性能もピカ一だからな。
 俺もアイツには少し負けるかな……」

「…………」「O〜K〜」

成程。

見て貰いに来たと言うのなら、そうしようと。
小型ドローンにUSBデバイスを差し込む。

(-148) susuya 2024/03/24(Sun) 20:52:05

【秘】 黄金十字 アウレア → 仕分人 ナル

「…………」

エラーメッセージとその赤い光を眺める。
アウレアは頬杖をついて難しい顔をしていた。

怪ッ……し
」「怪し! 怪しすぎる」
「ええ? は〜ん……
怖ッ


「ナル。入れる所っつーのはコレを読み込む所って事?」
「あったっていう事は、『今は無い』?」

それから、あなたに向き直しそう尋ねる。

「こん中覗けるんなら専用のブツを作ってやってもいい。
 それさえ難しいってんなら俺様ちゃんの手に負えるものじゃねえ」

「……ちなみに聞くが。お前はこれが何か知ってるのか?」
(-149) susuya 2024/03/24(Sun) 20:53:34

【秘】 黄金十字 アウレア → 通信士 カテリーナ

『あいよ、頼んだぞ〜カトリーヌ』
『楽しみにしてる!』

そう返信して、モニターを閉じる。

「…………」「ん〜〜……」


心配しすぎか、そうではないか。
どうにも拭えぬ嫌な予感が杞憂であってほしいと望んだ。


昼になれば、アウレアも仕事を終わらせ
公園へ足を運ぶだろう。
約束通り紅茶を淹れ、少しお茶菓子も持って。
(-150) susuya 2024/03/24(Sun) 21:02:39

【秘】 黄金十字 アウレア → 機関士 ジャコモ

「おっ! ヤッホージャコモ!
 アウレアちゃん待ってました〜☆」
「もうお仕事終わらせたの? 偉いねえ!
 アウレアちゃんもバッチリ終わらせて一安心!」

アウレアの姿は自室にあった。
億劫そうに机のモニターに頬杖をついて向かっていたが、貴方の訪問でパッとスイッチを切り替えた様に表情を明るくする。

「もしかしてマジで一杯やりに来てくれた?
 いーよぉ入んな〜? あっ物どかすから待っててね」

机の上が絶望的に汚い。

オトモ君の助力もありそれはすぐに片付くが。
二人分の椅子を用意し、向かい合わせに座れるように。

「つまみいる? ミックスナッツならあるよん」
(-151) susuya 2024/03/24(Sun) 21:09:52

【秘】 機関士 ジャコモ → 黄金十字 アウレア

「点検の仕事終わってたのにモニター見てたのか?
 随分と仕事熱心な上司な事で、ファミリーも安泰だろう……でしょうね」

相変わらず取って付けたような敬語にしかならない男は、
失礼しまーす。とレディの部屋にも関わらず遠慮なしにどかどかと上がってくる。持ってきたワインは片付いた机の上に置かして貰った。

「……すげぇ量。いや、なに置いたらこんなになる?」

なんて、片付け中には疑問を溢したりしていたり。

「あ、食べる。……いります。
 酒、ワインでよかったっすか?ビールとかの方がよかったなら一度取りに戻っても全然いいんですけど」

上司の好みがわからないため、勘でワインにしたがビール派や地酒派かもしれない。その場合は厨房へのUターンも考えているようだ。
(-152) poru 2024/03/24(Sun) 21:23:08

【秘】 黄金十字 アウレア → 機関士 ジャコモ

「色々あんだよ色々。
 持ち込まれた野暮用だとか、野暮用だとか」

忙しいってのは辛いね〜、なんてわざとらしく。
遠慮無しに入られた所でこのシスターは
文句の一かけらも言わない。こちらも遠慮がないから。
部屋の中はメカとガラクタ、仕事用の端末に資料。
それから壁に掛けられた十字架が目立っている。

「歴史とか……宝とかかな……」

歴史とか宝を置いたらこんなになるらしい。

「OK〜。俺様ちゃんは何でも好きだしワインも大好き。
 お前はワインでよかったのかよ、っと」

グラスを2つ置き、机の中央に木製の皿。
そこにミックスナッツをザラザラと入れ。

「……無理に固くならなくていいぜ〜?
 俺様ちゃんは上司だが仕事さえしてくれりゃ
 うるせー事は言わないからよ」
(-157) susuya 2024/03/24(Sun) 21:38:41

【秘】 機関士 ジャコモ → 黄金十字 アウレア

「野暮用しかないじゃないっすか。
 は〜働き者ですね、ほんと。癒しとか欲しくなりそう。
 まあでも実際の所どうなんですか、アウレア……様は……
 自分の趣味を仕事に繋げられた感じ?」

「はー。歴史と宝」なんて口を開けながら貴方の部屋をまじまじと見つめている。特に十字架に目をやって「あれは?」と指さした。

「俺はビール派ですけどなんでも行ける口なんで。
 少なくとも嫌いなやつじゃないようでよかった」

固くならなくていい、との言葉を聞けば、少しの間の後、遠慮もなしに木製の皿に入れられたナッツに手を伸ばして、

「つっても、固くない俺って要は素っていうかぁ……
 敬語、何も使えなくなるぜ?それでもいいのか?
 上司としてのシメシが付かない……みたいにならんかと」
(-165) poru 2024/03/24(Sun) 22:11:08

【秘】 黄金十字 アウレア → 機関士 ジャコモ

「そりゃあもう趣味も趣味よ。
 生まれてこの方機械弄りしかしてないもんでね。
 なんだかんだあ言っちゃあいるが楽しいもんだぜ?
 機械ってのは素直だしなぁ〜。面倒臭ェんは人間の方だよ」

心配ご無用と言わんばかりに口の端を吊り上げた。
実際楽しいし、嫌なものは嫌だとはっきり言うタチだ。

十字架には「一応シスターだからよ」とも返す。
言いながら酒をグラスに注いでいるのだが。

「そ? そんじゃあ良かった。
 気ィ使って手前の苦手な酒持ってこられるんじゃあな」

二つあるグラスのうちの一つをあなたに寄せ、
くるくると遊ぶように自分のグラスを回した。
芳醇な葡萄酒の香り。

「いいだろ。上司としての示しは上司が示しゃあいい」
「あんま畏まられんのもあんま好きじゃないんだよね。
 そゆの教会で十分って言うか……」

「まいいや。ほい、おつかれさーん」

カンパーイ、とグラスを掲げる動き。
(-169) susuya 2024/03/24(Sun) 22:23:59

【秘】 機関士 ジャコモ → 黄金十字 アウレア

「俺のジジイの店にまでわざわざ来たくらいだもんな。
 筋金入りの機械好きって言うのはもう疑う余地もねェ。

 ……でもよ、それノッテに入る必要あったんすか?
 わざわざ犯罪者に足を踏み入れず、修理屋とか技術屋として
 売り出す道もあっただろうに、何でまたこんな道に?
 それこそ、そんな格好だ。シスターの道だって、さ」

「いや、そもそもその恰好何でしてるのか気になってたけど」

先程の貴方の解答は"一応シスター"だ。
一応でシスターは成り立つものなのだろうか。それがわからず、頭上にはたくさんの疑問符が浮かぶ。

「……まあ、そう言う事なら、」
「俺も素で喋ってる方が100倍は楽だからそうさせて貰うわ」

「それじゃはい、寛容な上司様にカンパーイ」

言いながら自分も手に持ったグラスを鳴らして、乾杯。
(-174) poru 2024/03/24(Sun) 22:46:50

【秘】 黄金十字 アウレア → 機関士 ジャコモ

「アハ、あん時は世話になりました〜。
 なつかしーね、あの頃はまだウチもベンキョー中だったなぁ。

 ……まー、色々事情あってねー。
 ウチのいた教会無くなったり、そっから本堂に引き取られて?
 なんだかんだでまだやってるんだけどね……シスター業。
 マフィアとエンジニアとシスターの三拍子ウケるね」

指折り数えてケラケラ笑いながら。

「ここじゃなきゃダメな理由はなかったけど……
 ここの方が都合がいいんだよね、やりたい事できるし。
 日向がちょっと歩きづらいこともあんのよ」

「ま、俺からすれば、
 なんでお前もここに居るんだって話なんだけどな?」

あのじいさんの店に居座るものかと思ってたよ、と。
グラスのぶつかる軽い音。

「……はあ。仕事終わりのお酒がいっちばん美味しい」
(-178) susuya 2024/03/24(Sun) 23:10:35

【秘】 機関士 ジャコモ → 黄金十字 アウレア

「スリがアホみたいに多い地域だったからな。
 普通に客として来てくれる奴らは皆神様だったよ。
 だから、ノッテで再会した時はそりゃもう驚いたぜ。
 しかもかなり上の上司様だったしな。ま、うちの店にも箔がついていいのかもしれねぇなァ」

勿論、マフィアの偉い方ご用達!!なんて書いた日にはただでさえ少ない客が0になるだろうから、これはジョークだけど。

「……そっか、結構重そうな事情なんだな。
 環境が変わると心や体にガタが来る奴らも多いってのに、
 そうやって三拍子全部こなして、しかも今メイドマンだろ?
 そこまで上り詰めてんのって、すげぇななんか……素直に尊敬するわ……」

少しだけ見直した。なんて憎まれ口をたたくけれど、
元より貴方の事はエンジニアとしてもマフィアとしても有能だとは思いはしていた。シスターはちょっとわからないが。

「……日向が?
 シスターとエンジニアって別に歩きづらい事もないだろうに。なに、そんな危険な機械に手を出そうとしてたとか?」

言いながら、グラスを傾け赤い液体を味わう。

「……俺?俺は……命を預けてもいいってさ、
 思えるくらいの人に出会えたから」

それが誰かなんて、普段からのジャコモの様子を見ているとすぐに見当がつくことだろう。
(-183) poru 2024/03/24(Sun) 23:43:14

【秘】 黄金十字 アウレア → 機関士 ジャコモ

「あっこらへんはホントに治安悪かったよね〜。
 店に行くのも気を付けろって言われるくらいには。
 とんだサプライズだったでしょ〜、有能なアウレアちゃんはノッテでも昇進したのであった」

ふふん。ちょっと誇らしげ。

「重いかな〜……まあ少しはゴタゴタしたな。
 でもまあいい感じだよ、あれからは順調順調。
 まっ、俺様ちゃんだしな! あっはっは!」

心や体にガタが来た……自覚は全くない。けれども昔とは随分変わった。
話し方も性格もこんなものではなかったし、
あなたが居た店に訪れたアウレアも、もっとずっと静かで大人びていた。
アウレアは
変わり者
だ。


「んー。普通にやらかしたね! バレたらシンプルお縄!
 ジャコモもデータの扱いやらには気を付けるんだぞ」
「隠れ蓑にさせてもらってる代わりに技術提供ってワケ。
 ついでに色々まだ集めたいデータもあるし」

カシューナッツを一つまみ、口に放り込む。

「……ふうん?」
「そりゃいい事だな。ちゃんと守れよ〜」

「人間なんざうっかりいなくなったりするんだから。
 アイツが簡単にくたばるワケねーけど!」

アウレアも言外にすぐ気が付いたらしい。
忠告にもならない忠告を添えて、ふっと笑った。
(-187) susuya 2024/03/25(Mon) 0:09:32

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

「えっと、私の体の話になるのですが。
 きおくを保管する場所がまず損傷しています」

自分でもわからない自分の体の事を他人事のように説明する。

バックアップを取るために必要な器官が機能停止中であること。
脳に物理的な障害があり何か挿し込める改造がされていたが、
中身もなければ入れることも不可能だということ。
当時から改造兵器である可能性は予想されていたこと。
自分の責任者である上司とのみ情報を共有していたこと。

「また、数年前IQチップというものが流行りました。
 アウレアさまも聞いたことはありませんか?
 脳に機械を埋め込むことで天才になるって噂になって。
 結局処置で寿命が縮むことで違法化されてしまいましたが」

次世代の子供を楽に教育する為に大金持ちが大金を払って開発させたが、現代の医学では相容れられなかった代物。
いつかの未来で睡眠学習という名等で流通する日も遠くなくとも、今は追いつくのも手に入れるのも夢のまた夢で。

「どうしてこの話をしたかと言いますと、
 違法チップが挿し込めるように私は改造されていたそうです。
 しかし酷い怪我でその機構は破損し、それは敵いません、差し込む媒体がそんな感じなのはお医者様に聞きました」

(-188) toumi_ 2024/03/25(Mon) 0:09:43

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

「それが何かは知りません。
 ただの、私が入れることが出来たかもしれないものです」

もしかしたら入れられるはずだったものかもしれません。
ただの学習装置ならいいのですが、見当もつきません。
誰かにとって嫌な予感がするだけで。

「こうして表示が出たのなら覗けるんじゃないでしょうか!
 消されてもいいものでやるべきですよね。
 中身は映像か文章かデータか……なんにせよ」

インストールするだけのデータであれば、その中に自分の記憶があるのではないかと期待をしました。
でもそこにあったアンインストールの文字がきっと全てなのでしょう。

「それが何かを知る必要があるのは、私ではないんじゃないでしょうか?」
(-190) toumi_ 2024/03/25(Mon) 0:15:06

【秘】 機関士 ジャコモ → 黄金十字 アウレア

「少なくとも人が住むには不向きすぎる土地だったなァ。
 そう、だから静かなお嬢サンが来るような場所だとは……
 ──んん?……思えば、随分変わったな?」

話をしていて不意にフラッシュバック。
浮かぶのは静かで大人びていた、
明らかに普段の客層とは異質な貴方。

最初、今俺様ちゃんを自称する貴方とは明らかにイコールで結びつかなくて、知らない人の幻覚でも見たかと焦ったほどだ。

「ありゃ……そいつはヤベェな。ノッテに来て正解だぜ。
 てかさっき別れる前も言ってたけど、そのお供の中に何入ってんの?
 今言ったお縄データが入ってたりするわけ?」

先程もゆるく忠告されていた気がするけれど、
それでも気になるのが人の業。

「ユウィさんは約束を守る男だからな。
 あの人が大丈夫っていやぁ、大丈夫だ。
 最も、命預けちまったらまさかの守られる側になっちまったけどよぉ……一度宣言した言葉を翻すのは男が廃るからな」

「まああと……バックアップサービス?で保険も掛けてるしな。余程の事がない限り、失わないって信じてるよ」
(-193) poru 2024/03/25(Mon) 0:28:58

【秘】 黄金十字 アウレア → 仕分人 ナル

あなたの語る、あなたの事を聞いていた。
損傷、機能の停止、障害。改造兵器である可能性。

IQチップの話を聞けば、「ああ」と声を零したかもしれない。
アウレアもその話は聞いたことがある。

「……なるほど。大体は分かったよ」
「それを聞くとますますきな臭ぇが……」

何が入っているのか。映像か、文章か、データか。

どちらにせよ、何にせよ。
あなたの一切の事情を抜きにしても。


「なんかあっても残らなきゃあいいんだろ」
「持ち帰りてぇ気はするがな、っと……」

おもむろに立ちあがる。
それから暫し待てとあなたに言い、持ってきたのは古い端末。
コネクタを繋げて、USBデバイスをそこへ差し替える。

「一旦私だけで見ます」

好奇心か、知識欲か、使命感か。
あなたの話を聞いてからの動きに迷いはなかった。
データを覗けるだけの手順を踏もう。
どうとでもなれと端末に「yes」を打ち込む。

そこに何かは映るのだろうか。
(-196) susuya 2024/03/25(Mon) 0:39:19

【秘】 通信士 カテリーナ → 黄金十字 アウレア

/*
ごきげんよう、サイレント田中さま。🌙🐇です!
上司様とのやり取り、楽しませていただいております、ありがとうございます!

つきまして、1点ご相談になります。
この後、公園でのお昼(ピクニック)をさせていただこうかと思っているのすが、白茶の方で進行させていただいても問題ございませんでしょうか?
もし一旦切りたい!や秘話の方が良い!などのご希望があれば沿いたいと思います!

ご検討のほどよろしくお願いいたします!🐇
(-204) 968. 2024/03/25(Mon) 1:12:04

【秘】 黄金十字 アウレア → 機関士 ジャコモ

「ああ。あれは一人目のアウレアだな〜、
 今の俺様ちゃんは三人目か四人目くらいの……」
「な〜〜〜〜んちゃって。
 男子三日会わざれば刮目して見よ、女子も見よっつーだろ」

言わない。

「はっちゃけないとやってけねーんだよ、
 あと静かだとナメられる。ナメられんのは許せねぇし、
 それこそ威厳とかがないだろ。オレ小せーし……」

「このオトモん中? そ、お縄データ」
「個人的収集物にどっかの誰かの秘密に人格デ、いやまあいいや。
 ともかく色々。こうやって自立させときゃ追われたところで逃げ果せるだろ? 捕まってもワンコールで自動的に初期化されるようにはなってる」

他にもセキュリティは掛けてるけどな、と
グラスの中身を揺らしつつ。
いともアッサリ少しだけネタばらし。

「ああ、バックアップ掛けてんのか。そら安心だ。
 いいねえ〜ここまで慕ってくれる部下がいるってのは。
 ユウィも幸せモンだな……」
(-205) susuya 2024/03/25(Mon) 1:13:03

【秘】 黄金十字 アウレア → 通信士 カテリーナ

/*
どうもこんばんは田中です!
秘話ありがとうございます、癒やしです、癒やし……嬉しい。
ピクニック、白茶で行っちゃいましょう!
問題無しです!
ウキウキピクニック回、楽しみにしております。
引き続きよろしくお願いいたしますね🌸
(-207) susuya 2024/03/25(Mon) 1:24:27

【秘】 機関士 ジャコモ → 黄金十字 アウレア

「え、まさか義体となって……?
 って、違うのかよ!この宇宙ではあってもおかしくなさそうだから信じかけただろうが!」

遺憾だとばかりにぷんすかしたが、
こんなことに騙されるやつの方がおかしい。

「あー……女でマフィアはそこがつれぇんだな……
 いや、身長で舐められんのは男も同じだがよ。確かに静かで大人なお姉さんよりは、今の何するかわからねえお姉さんの方が「こえェ…」とは思いはするな」

グラスを傾ける。やい男だ女だはあまり言いたくないが、女で上に立つ方が苦労が偲ばれるなと思案した。

「へぇー……案外簡単に教えてくれんだな。
 大丈夫?俺も危険に晒されたりしない?」

「さすがにそれを聞いたら中身まで見せてほしいとはいえなくなっちまったなァ……
 でもよく考えるものだ。さすがはうちのエンジニア、味方だとこんなにも頼もしいとはな」

幸せモン、の言葉には少々困ったように眉尻を下げて、力なく笑う。

「……だと、いいんだけどな」
(-209) poru 2024/03/25(Mon) 1:29:53

【秘】 データファイル: ナル → 黄金十字 アウレア

データの読み込み中…
対象が指定できませんでした



データの読み込み中… clear!


対象が指定できませんでした


*** ** **** *** ****
(-225) toumi_ 2024/03/25(Mon) 10:10:18

【秘】 データファイル: ナル → 黄金十字 アウレア

*** ** **** *** ****


データ形式:【人格データ】

S社以外の人格バックアップは明確な違法、これだけで警察を動かせる代物だ。


対象:【IDが適応した生命体】

どうやらこのデータも肉体が生命活動を停止した際に使用可能だそうだ。


管理コード:【15年分のデータ】,【指令コード:■■】

データの参照不可、指令コードのプログラミングハッキングが可能。


ハッキング clear


文章データ:【担当者コード】

たどり着いたのは一つの会社のデータバンク。
それはIQチップで問題になった脳医学研究の会社、ソーレファミリーの後援を受けている施設だ。


**** ** *** ** **** *
(-226) toumi_ 2024/03/25(Mon) 10:11:28

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

それ以上詳細を読み込めずとも、概要を察することは容易か。

結局もう一つも【該当データ】を削除するプログラミングと判明したが、技術的にも十分に怪しい機能であることが再確認できただけとなった。
暫くの間静かな時間が流れただろう。


「どうでしたか?」
「アウレアさまの給料が下がりそうなこと書いてありましたか」


そうしてようやく言葉を投げかけたのは、悪意に脅かされることの無かった、ただの真っ白な記憶喪失者だ。
(-227) toumi_ 2024/03/25(Mon) 10:12:45

【秘】 黄金十字 アウレア → 機関士 ジャコモ

「わっはっは。
まあ義体ではあるんだけどさ


さらっと。

「そうだろー? 油断出来ない人間相手じゃ
 そうそうナメられねーと思ってさ」
「てか今こえぇつったか? オレ普段怖がられてる?」

こんなにかっこいいオネーサンなのに……?
などとのたまっている。これがこのふるまいの弊害か?

「こんな大雑把な内訳知ったところで消されやしねぇよ。
 勝手にデータ読み込んだらアウトだけどな。
 お前に宗教的な裁きを齎さなきゃならなくなる……」

それも冗談だろうか、はたまた本気なのだろうか。
少なくとも、少しは真面目に聞こえたかもしれない。

「……んだよ。自信なしか? らしくねぇ顔」
(-229) susuya 2024/03/25(Mon) 11:44:59

【秘】 機関士 ジャコモ → 黄金十字 アウレア

「えっ」
「マジかァ。義体なんだァ……一回死んじまったのか?
 まあ、S社は義体になっても更なる義体、用意してくれるとは聞いたことあるから安心なんだろうけどさ。どう、違和感とかねぇの?」

びっくりした、と思わずグラスを取り落としかけた。

やっべ
……いや、言葉の綾って言うか、そんな、そんなには……」
「まあ恐怖って程じゃなくて、滅多に見ないタイプの、こう、豪胆に見える女性ってちょっと震えあがる時もあるって言うか……」

言い訳染みている。
口を滑らせたとばかりに目を逸らしてぽつぽつと述べて。

「勿論今はそこまでおもっちゃいねぇけどよ。
 頼れるお姉さん♡って思ってるぜ」

何て、調子のいい事を言って締めくくっている。

「はは、さすがにデータ丸ごとぶっこもうとはしねぇっすわ。
 俺も機関士である以上どんだけやばい事なのかはわかるし。
 宗教的な裁きが何が起こるのかは、ちょっと気になるけど」

マフィア的な裁きではなく、宗教的とは何が起こるのだろうか。磔刑にでもされて殺されるのだろうか。興味は尽きない。

「部下は部下なりに悩む事があるんですよだ。……ぶっちゃけさあ、アウレアは俺みたいな部下がいたらどう思う?」
(-240) poru 2024/03/25(Mon) 16:04:47

【秘】 黄金十字 アウレア → 仕分人 ナル

明るい緑の瞳が文字列をなぞる。
その中に含まれるデータも、コードも。
自分が読み解けるものは全て読み解く。

どれも公になれば危うい物だ。
人間としても。
――ノッテファミリーの一員としても。


「…………」

これをこの女が見た事は。
あなたにとって、幸運だっただろうか。


(-265) susuya 2024/03/25(Mon) 21:48:08

【秘】 黄金十字 アウレア → 仕分人 ナル



「へえ……」


運命的だっただろうか。




(-266) susuya 2024/03/25(Mon) 21:50:13

【秘】 黄金十字 アウレア → 仕分人 ナル

「――俺様ちゃんの給料が下がるような事は無いが」
「これを隠していることがバレたら処分だろうなァ……」

画面から目を離し、あなたに向き直す。
それから愉快そうにくつくつと肩を揺らした。

「お前すげぇな。なんで俺様ちゃんの所に来ちまったんだ?
 こりゃ俺様ちゃんの専門分野だ」
「あー。何が入ってっか知りたい?
 お前がこれ知るのもなんか怖ぇー気がするけど」

胸元の銀の鍵を左手で弄りながら、
首を傾げてあなたに尋ねた。
(-267) susuya 2024/03/25(Mon) 21:51:15

【人】 黄金十字 アウレア

>>107 カテリーナ

「おお元気だなお嬢ちゃん公園は逃げねェぞ……」
「……お?」

雪景色の である。
白い花って雪の情緒的な表現なのかと思ったけど、
見せてもらった写真の光景は普通にかわいい白い花だったはず。

「あはははは! なんだよ、四季が巡るのは早ぇなあ!
 面白れぇ〜。オラッ行くぞカテリーナ!
 雪上ピクニックとか乙だろ!」

ぱすん、と部下の背中を軽く叩いて、
臆する事無く雪の中にずんずん進んでいく。

「ちゃんと魔法瓶に入れてきたから紅茶も冷めねえ!
 ン〜リスクヘッジが完璧だな……」
(111) susuya 2024/03/25(Mon) 22:03:04

【秘】 黄金十字 アウレア → 機関士 ジャコモ

「一回死ん……だかぁ? わからん。
 俺様ちゃん正直言うと物心ついた時から義体だったし。
 生身の頃の記憶なんざねェから比較しようがねぇっつか」
「でもまあ生きるに不自由は無いよ。ウン。元々こんな感じ」

平気でーす、と手をひらひらさせてみせた。
つまりは初めて会った時にはもう既に義体だったのだが。

「あら頼れるお姉さん? アリガトー♡
 ……っふふ、別になんて思われてもいいケド。
 責める気とかは全然ないしー?」

「宗教的な裁きはなんか……
やっぱ杭とかでゴン?

「ウソだよウソウソ。ま、そこ分かってくれてんなら
 お前が裁きを受ける事もないだろうし……」

機嫌よさげに笑うのと共に、胸元の銀の鍵が揺れている。
これもまた宗教的なシンボルなのだと、以前に語ったことがあるかもしれない。

「え。ジャコモみたいなァ……? 可愛げあるし技術もあるし。
 俺様ちゃんがお前の直属の上司なら嬉しいよ。
 やっぱ慕ってくれるってのは安心感があんだよな」
「上は下が無いとやってけねーし。支え?」
(-283) susuya 2024/03/25(Mon) 22:34:24

【人】 黄金十字 アウレア

>>117 カテリーナ
「え? 俺様ちゃんも全然想定してなかったけど。
偶然……


ただのラッキー。
紅茶はあったかいとおいしい。俺様ちゃん知ってんだ。

「まあまあいいじゃねえか。ほらなんか、雪の猫もいるし。
 かわいいじゃん」
「白い花も見てみたかったけど〜。
 まあまた今度の楽しみにってことで」

あと人多いな。やっぱり皆雪が好きなのかな。

「転ぶなよ〜? あ、寒い? 大丈夫?」

後ろを振り返って、すぐに歩幅を合わせ。
手頃なベンチでも見つけたら、
雪は払って座ってしまいましょう。
(124) susuya 2024/03/25(Mon) 22:45:13

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

「すごい?」

妙な言い方に違和感を感じて、ぴくりと眉を動かした。
確かに勘は悪くないと思っているんですけどね。

「アウレアさまに持ってきた理由なら、
 中身を見つけてくれると思ったんです」

今の状態ではまごうことなき『ガラクタ』を二つの眼球でしっかりと見てから、一緒に首を傾げる。

「怖いってなんですかー。
 私をどう思ってるかは知りませんが、ただの仕分人ですよ」

「そりゃあまあ」

本当にそれが自分宛であったのなら、と。

「知りたいですよ ?」
(-295) toumi_ 2024/03/25(Mon) 23:14:19

【人】 黄金十字 アウレア

>>126 カテリーナ
「偶然も味方につけるのが生きてくコツってワケ」

適当言う上司。

「雪だるまはよく見るけど猫かぁ……皆器用だねぇ。
 こうして見ると個性があるよね」

身体のバランス然り、造形然り。
自分はこういうの作るの苦手だからな……と呟きつつ。

「そうだそうだ、頼んだぞ。
 俺達の昼ご飯がお前の手に掛かってるんだからな」

なので滑りそうなところは避けつつ。
新雪をギュムギュム踏んでいると、
船の中だというのを忘れそうになる。

「んー? 俺は平気だよ。昔から暑いのと寒いのには強いんだ。
 風邪もあんまり引いたことないし」

とはいえシスター服標準装備はそもそも肌の露出面積が少ない事もあり。
お陰様でまだポカポカ。
(127) susuya 2024/03/25(Mon) 23:36:06

【秘】 黄金十字 アウレア → 仕分人 ナル

「うんうん。ならやっぱり、お前の判断は正しかった訳だ」

ピン、と銀の鍵を指で弾く。

「なら言うわ。
この中身は人格データ
だ。
 おおよそ15年分のデータがこの中に
 ぎっしり入ってると思われる……が」
「参照は無理だった。
 やっぱ
元あるべきトコ

 読み込まなきゃあダメかもな」

然るべき手順を踏み、USBデバイスを端末から引き抜く。
……握っていたキャップを被せ、つまんで見せた。

「ま、多分お前のデータだな。記憶喪失クン」
「とりあえずどうするよ。コレ」

「……俺んトコの教団に送りゃあ、
 中身もガワもどうとでも出来そうではあるが。
今すぐの話にはならねえからな」
(-302) susuya 2024/03/25(Mon) 23:49:07

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

「私の人格データ? いったいいつの」

そこまで言って、言葉を止める。
15年分という言葉に少なくともこの5年間がないことは直ぐに分かってしまった。

違法データであることもあまり関係なく、残念ながら、それは。

「アウレアさまの好きにしていいですよ」
「だって、それは、私ではありませんから」

鍵が元あるべき場所に差し込まれた瞬間に、きっとそれは出来上がった。
では今この『ガラクタ』は何処にあるべきだろうか。

「もしその教団?の方に送られるとちゃんと体が戻るんですね。
 手術ももしかしたら必要なくて」
「……でも、……それはつまり」

「今の私は、死ぬんでしょうか?」
(-307) toumi_ 2024/03/26(Tue) 0:15:44

【人】 黄金十字 アウレア

>>128 カテリーナ
「作者当てゲームマジ!? うお〜当てたすぎ……
 でも公園やや人来てたし選択肢も多いね。ウケる」 

とりあえずヴィーニャのぶんはあるかな……と思った。
猫だし。

「転び……そうではあるな。なんでだろ。
 そゆとこうっかりさんのイメージがあるんだよな。
 仕事はちゃーんとこなすのは分かってんだけどさ!」

ちょっと不満そうなのが少し面白い。
これなら多分転ばないな、よしよし。

「あ〜そっか……それが冷えるのは辛いかも。
 そのタイプだと特にねぇ」
「……お! おいしそーじゃん! 待ってな〜、紅茶も用意するする」

肩に提げていたトートバッグから、魔法瓶とカップを取り出して。
二人分とぽとぽ……と注げば茶葉の良い香りとほかほかの湯気。

「温まりな〜」
(129) susuya 2024/03/26(Tue) 0:20:16

【秘】 黄金十字 アウレア → 仕分人 ナル

「……なるほどな。分かった」
「ならこちらで預からせてもらう。勿論、秘密でな」
「オトモ君」

アウレアが小型ドローンに声を掛ければ、
細いアームが伸びてそれを掴み、ドローンの中に収納される。

「手術ナシに戻す事もできるかもしれない。
 ただあそこの主流は『産み直し』なんだよな。
 そいつの遺伝子を元に作った新しい義体に、
 そいつの人格データをブチ込む。それで終わり」

「今のお前がどうなるかは、……」

「まあ。データの上書きをするのであれば死ぬだろうな」

事実。それはきっと紛れもない事実だ。
アウレアの提示する話も違法に変わりない。
だがやはり、違法であることは関係無く。
15年分に今のあなたは内包されず、復元されればきっと。

「お前の言う通り、
アレ
とお前は違う。
 アレは俺の知るお前ではないし、
 アレの居場所はここではない。他所ヨソだ。
 下手すりゃノッテに潰されるだろうな」

「……死にたくはないよなあ。それとも怖くは無い?」
(-312) susuya 2024/03/26(Tue) 0:38:05

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

その視線はずっとオトモへとむけられていた。

「私、ノッテに潰されるような存在だったのなら」
「もっと早く死なせて欲しかったですね」

この感情は非難だ。
もっと早くにこれが見つかっていたら、何も期待することなく運命だと諦めて殺されたか、15年間は宇宙の塵となって消えていただろう。

「死ぬのは、怖いです」
「死ぬのは、いやです」
「私は、生きたいから、生きてきたんです」

「それよりも」

これを渡しに来た者が口を開くことはもう二度とありません。
その15年間の望みも記憶もわからずじまい、しかし、ここに自分が居る以上望むことは一つだけ。

(-317) toumi_ 2024/03/26(Tue) 1:15:22

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

役立たずガラクタはもっと嫌でしょうか」

そうして漸くあなたと目を合わせればいつも通りに笑いかけた。

「意外でした、あのデータを直ぐに捨てないなんて!
 厄介事に違いないのに、大丈夫なんですか?
 もし悪いデータだったら復元してどうするんですかぁ」
(-318) toumi_ 2024/03/26(Tue) 1:15:45

【秘】 機関士 ジャコモ → 黄金十字 アウレア

「ナルと同じ記憶喪失なんだねぇ……
 それでもへこたれずに前向きなの、すげぇな。
 そりゃ不自由はないのかもしれないけど、俺ならもっと引きずりそう。
 "自分が誰か"、とか、幼少期はずっと考えてたからな」

またグラスを傾ける。
幼少期の自分は散々だったから、その上で記憶喪失なんて来たら、
自分を見失ってすっかりパニックになっていた事だろう。

「拷問じゃねぇか!」

「それも肌身離さずつけてるけど、なんか意味あんの?
 俺は宗教ってジャンルはサッパリだけども……人を救えるのか?」

貴方の胸元の銀の鍵を見て、昔語られた事と、
当時の事を曖昧にしか覚えてないこと自体を思い出す。

「ほ、褒め殺してもこれ以上お酒は出てこないからな。
 ……いや、大丈夫わかってる。そっか。
 嬉しいって思ってくれるなら、少なくとも外から見てそう思えるなら、今までやってきた甲斐があるなって思う。
 俺から見たアウレア様も、いい上司だぜ」
(-329) poru 2024/03/26(Tue) 3:32:36

【秘】 黄金十字 アウレア → 仕分人 ナル

「そんな寂しい事言うなよ。
 ホントは潰されていい命なんてないんだぞ?」
「マフィアの俺が言うのもおかしい話だけどな」

オトモ君は少しの風と音を立てて宙に浮かんでいる。
あの中にUSBがある事を知っているのはアウレアとナル、
それからオトモ君自身だけだ。

「……どんなガラクタでも磨けば光るだろ。
 色んなゴミ山飛び回ってる俺様ちゃんはそう思う」

あなたと視線が合う。
ふざけたハートのフレームの奥の瞳は、
至極真面目にあなたの笑顔を受け止めた。

「意外か? まあノッテのメイドマンって立場的には、
 そりゃすぐに捨てるべきなんだろうけど……
 うちんトコの神様に食わせていいなら食わせたいんだよな……」
(-384) susuya 2024/03/26(Tue) 20:26:00

【人】 黄金十字 アウレア

>>130 カテリーナ
「アハハ、確かにそうかも。ベルヴァが猫作ってるとこ
 あんまり想像できないかも……」

……とかなんとか言っている間に、
ロボ的精密推理が聞こえてきた。それにふむふむ納得したり。

「うっかりの前科があんだよなぁ……次からは指さし確認」

とんでもねえモン忘れてなくてよかったな、
なんて言葉は慰めになるのかどうかはさておき。

「ふーむ。今度温度の自動調節機能でも付けようか。
 気温に合わせてぽかぽかになったりひえひえになったり」
「随分大盤振る舞いしてくれたじゃん!
 アウレアちゃんはフリッタータもサラダも好き」

嬉し〜、と言いつつまずは食べる前のお祈りをして、
ローストビーフの挟まったサンドウィッチを手に取った。
そのまま一口ぱくり。

「ん! やっぱおいしー……沁みる……。
 紅茶もいいでしょ〜。それね、マジでお気に入りだから。
 誰かに飲ませたかったんだよな〜」
(135) susuya 2024/03/26(Tue) 20:36:26

【秘】 黄金十字 アウレア → 機関士 ジャコモ

「記憶喪失なんかなあ? それすらも分かんねえ。
 自分が誰かなんて決まり切ってっし。
 別にどんなにしっちゃかめっちゃかになっても、
 俺様ちゃんは俺様ちゃんだしな」
「ジャコモくんは結構そういうの考えるタイプなんだ。
 ちょっと意外かも」

吞気なのだかそうではないのか、そんな感想を。
生きる意味だとか自分の価値だとかを、
早々に自分で決めて生きているゆえ。

「? 
そうだが……

「なんか意味あったっけ。お守り代わりに付けてるけど、
 神父サマの話って長くて聞いてらんないんだよな。
 ま、救えると思うよ……信仰って人生の痛みを楽にするための麻酔みたいなもんだし。場合に寄っちゃ治療も出来るしね」

「興味ある? 仲間に入れてやろうか」

……それもまた、なんてな、なんて冗談めかす。

「褒め殺しだろうが事実だろ〜ン?
 ……おう、俺様ちゃんはい〜い上司だとも。知ってる」
「なんにせよ、お前は頑張ってるよ」
(-389) susuya 2024/03/26(Tue) 20:48:26

【秘】 機関士 ジャコモ → 黄金十字 アウレア

「不動の精神じゃん。
 逆にアウレアが自分を見失う時なんて出てくんのか?
 あるなら余程の事件だろうから教えてほしいぜ」
「おうよ、ユウィさんに人間にして貰ったくらいだからな。
 こう見えて全部奪われたけど元お坊ちゃんだったんだ、
 意外と悩み多き少年だったんだよ」

全く持って対であった元少年は、
その強さに憧れるよ、と独り言つ。

「本当にアンタの扱い、シスターでいいのか?」

神父様の話を録に聞けないのにあっていいんだろうか。

「深い理由もないんかい。よく持ち歩く気になったな?
 まあ、逆に言えばアウレアみたいにそこまでゆるゆるでも
 入れる組織って考えりゃそう悪い物でもないんだろうが…」

「麻薬って聞いちゃあ腰が引けるな……。
 まあ、俺は今は間に合ってるから遠慮するけど……ユウィさんと出会ってなかったら、ノッテじゃなくてそっちの方に世話になってた可能性もなくはなさそうだ」

そんときは「アウレアさん!」って懐いてたかもしれないぜ、とこちらも冗談めかして笑った。

「くそ、ちょっと弱み見せたら畳みかけやがって……」
「……おう」

もうわかった、いいから、と少し顔を朱色に染めて手をひらひらさせる。こんな表情になったのも全部ワインのせいに違いない。むしろそうだと思っていてくれ。
(-391) poru 2024/03/26(Tue) 21:16:38

【人】 黄金十字 アウレア

>>136 カテリーナ
「あっははは。ごめん、ウチもそう思う」

立ち上がった横でぼそり。
しょんぼりしているのを見て、
「反省できるのはえらいぞ〜」と付け足したりもした。
基本、甘い。

「よ〜し腕によりを掛けちゃうぞ〜。
 部下のケアも上司のお役目ってワケ」

むぎゅむぎゅとサンドイッチを食べ進めている。
一口は小さい方。紅茶もゆっくり飲んでいます。

「お、よしよし……それなら今度は多めに買っておこ。
 そうそうセントラルコスモス産ね!
 缶も可愛いの、花柄だしカテリーナが好きそうなカンジ」
(137) susuya 2024/03/26(Tue) 21:25:52

【秘】 黄金十字 アウレア → 機関士 ジャコモ

「エ”ッお前がお坊ちゃん!? へ、へええ〜……。
 びっくりした。なんでまた……、
 って深く聞くにも野暮だな。どこのどいつがやったんだか」

あなたが元居た場所の治安の悪さについては、
たったさっき話したばかりだ。
生まれが良い人間が居るには不自然だと思うのは
不思議な事ではないだろう。

「だから頭に付けてんだろ。『一応』って」

自覚はあるらしい。

「まあ、ずーっと昔から持ってるもんだし……、
 ってだ〜〜れがゆるゆるだって?
 仕事もお勤めもちゃんとやりますから!」

「お前が来てたらうんと可愛がられてたろうな〜。
 勇気と機会があったら来いよ、懺悔も募集中」

懺悔は募集するものではない。
そんなもしもも魅力的かもな、なんて。
その笑顔を見て笑い返した。

「ふふん。ノッテも安泰だな」

その反応でやっと満足したのか、
椅子に背を預けてワインを飲み干した。
あからさまに気分が上を向いている……。
(-393) susuya 2024/03/26(Tue) 21:41:12