情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
【人】 幸阪結月…………、 じゃあ、それまでに行きたいところ……、行かないとね [ 目は合わせないまま、これからの話をすると 私からは転校の話をするのはやめた。 君の前で冷静でいられる自信もなかったから。 ] (24) 2024/06/15(Sat) 22:39:47 |
【人】 幸阪結月[ いつもより長く感じた学校までの距離。 くらくらするのを誤魔化しながら 教室まで行ったけど君が自分の教室へ行ったのを 確認したとたん、席について机に突っ伏した。] 「 大丈夫?気分悪い?? 」 [ 流石に顔色が悪く見えたのか クラスメイトが声をかけて来たけれど 大丈夫、寝不足なだけ、と言えば すぐに納得されて、楽し気に雑談に戻っていく。 ……頭が重い。 楽しそうなクラスメイトの声が毒だ。 いるだけで、心が削られてしまいそう。 ] (25) 2024/06/15(Sat) 22:40:20 |
【人】 幸阪結月[ 突きつけられた現実が重い。 なんでこんなに好きになってしまったんだろう。 君じゃなければダメなのに。 宮崎暁じゃなければ、ダメなのに。 何処で私は間違えたんだろう。 本当に、最初はただのごっこ遊びのはずだったのに どこで…………。 ] (26) 2024/06/15(Sat) 22:41:03 |
【人】 幸阪結月[ 気づけば三限目の終わり。 教室の外が騒がしくて、廊下の方をみた。 A組は移動教室だったっけ。 君がいるかどうか探そうとして、やめた。 ] ……すみません、体調が悪いので帰ります。 [ 授業が始まる直前、既に教室に来ていた先生に 帰ることを伝えると、荷物を持って教室を後にした。 いつも帰りは君と帰ってるんだから 君へ伝言を残すべきだったのに 私は周りに何も伝言は頼まなかった。 いつも君に声をかけていた顔馴染みの女子は もし君が来たら、 朝から体調悪そうだったよ とか伝えたかもしれないね。 ] (29) 2024/06/15(Sat) 22:42:40 |
【人】 幸阪結月[ どうすればよかったんだろう、なんて 答えが出るはずないことをぐるぐると考えて 自分の部屋にたどり着くと。 荷物をその場におろして、 写真たてが飾ってある棚へと目を移す。 いつだったか、二人で遊園地に行った時の写真。 楽しそうにこちらを向く恋人二人と目が合った 写真たてを手に取ると それを床に投げつけようとして―――――。 ] (31) 2024/06/15(Sat) 22:43:36 |
【人】 幸阪結月[ やっぱり、出来なかった。 振り上げていた腕を力なく下ろして。 大切な思い出を捨てられるほど 割り切れるなら苦労なんてしていない。 ] (32) 2024/06/15(Sat) 22:43:56 |
【人】 幸阪結月[ 早退した日から二日は学校を休んだ。 君と顔を合わせたら泣いてしまいそうで 君に会いたくなかった。 学校には体調不良だと連絡したけれど 恋人の君にはなんにも伝えない。 スマホの電源は切って、 仮に家の前に来ても知らないふりをして。 ] (35) 2024/06/15(Sat) 22:45:27 |
【人】 幸阪結月[ 全然傷ついてないよ、って顔をするために 少しだけ、時間が欲しいだけだから。 休んだ後は、何事もなかったみたいに 気持ちを全部誤魔化して 君の隣に立つから、それまでは…………。 誤魔化す時間が欲しいんだ。 ]* (36) 2024/06/15(Sat) 22:45:55 |
【人】 宮崎暁[ いつものように幸阪との時間を堪能して 家に帰ってくると 珍しく父さんが早く帰ってきていた。 嫌な予感が胸中をよぎる。 この空気感、もう何度目だろう。 リビングに入ると 父さんと母さんが飛行機のチケットの 予約をしているところだった。 次は今の場所から飛行機じゃないと行けない かなり離れたところらしい。 海外じゃないだけいいって 母さんは言うけれど 悪気がないといっても 二人でヘラヘラと楽しそうに笑う姿に 僕は耐えることが出来なくて。 ] (38) 2024/06/16(Sun) 8:16:51 |
【人】 宮崎暁あんたはいっつもそうだよ! あんたの都合で振り回されて! 僕の大事なものは いつだっめあんたのせいで壊れる! 家族のために仕方ないんだって 育ててやったなんて そう言ったら僕も母さんも 何も言えなくなるの知ってて 僕がどんな思いで いままで生きてきたと思って…! (39) 2024/06/16(Sun) 8:20:11 |
【人】 宮崎暁……………ごめん、幸阪。 [ 彼女の前では僕は被害者の顔をしたらいけない。 彼女を巻き込んだのは僕で 始めたのだって僕だ。 風に飲まれて消えてしまった小さな棘は 耳に届くことはない。 受け止めてくれた彼女に 僕はただ、謝ることしか出来なかったんだ。 ] (43) 2024/06/16(Sun) 15:17:45 |
【人】 宮崎暁[ あれから二人でいつものように登校して そらからはいつもと同じなのに空気が重い。 学校の授業にも集中出来ないし なんだか落ち着かなくて、 今朝の凍りついた空気と 幸阪の顔が頭から離れない。 どんな顔をして 僕は彼女に会いに行けばいいんだろう。 そんなことばかり考えてしまう。 ] (44) 2024/06/16(Sun) 15:18:54 |
【人】 宮崎暁[ 何故か王子様とあだ名をつけられている事も 今は反応している余裕がなくて 事情を知らないかクラスの人に聞いてみると 幸阪は今日、体調不良で早退しているらしい。 その理由なんて明らかだ。 だって、彼女からは何も、連絡がなかったから。 ] (48) 2024/06/16(Sun) 15:21:05 |
【人】 宮崎暁[ 思い知る。 この学校にいる間 僕にとって、幸阪は僕の全てで。 幸阪のいない学校は また昔みたいに息苦しいだけ。 どうせ三月にはさよならだと余計に。 彼女のいない場所なんて いても辛いだけ、なんだって。 ] (50) 2024/06/16(Sun) 15:22:30 |
【人】 宮崎暁[ 幸阪に送った一本のLINE。 家に帰った僕は父さんはおろか 母さんのことすら無視をして 携帯をベッドに投げ捨てながら 不貞寝をするように飛び込んだ。 その時が来たら昇華しよう。 いつか来るサヨナラのとき 二人で思い出にするために。 僕達が結んだ盟約は 地に堕ち、涙を流していた。 ]* (51) 2024/06/16(Sun) 15:23:45 |
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新