【墓】 愛玩用 ドゥーガル>>6 不完全で綺麗な宝物の金貨を受け取るのは後回し。 君にしてもらったように、医者らしく甘やかす為に配膳を。 君の分の朝食を君が運んでいないならば、のろのろと運び―― その途中でブラックの声と、別れが聞こえる事となったな。 君の長い言葉に返答はしない。横槍も挟まない。 ただ、サラダをまずは一口分フォークで刺して、 「友よ、…或いはシロ。考えるのは後回しでいいだろ? 何たって不出来な医者が世話を焼こうとしている。 ――ほら、口を開けないと間抜けな事になるからねぇ。 口の開け方は分かるか?分からないなら手で開けるよ」 君が思考をしたいのならば止めるつもりはない、が。 相容れない訳ではない友の口へ野菜を捻じ込むつもりだ。 君がちゃんと口を開けてくれるのならば失敗はなし。 口をぎゅっと閉じるか喋るのならば、頬に直撃するだろうな。 (+10) 2021/10/09(Sat) 6:40:48 |