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【人】 警備員 ジュード[傾いた陽は、路地に届かず。 案内したという道は今はやや暗いものの、 裏道ながらも路面が舗装されており、 たしかに起伏も少なく歩きやすかった。 ……しかし、人に関しては そこまで少なくはないらしい。 この辺りを掃除している人達なのだろうか? 口元に 赤い布 をつけた人たちが美術館の方へ、あるいは水晶宮の方へ 歩いて行くらしいのと何度もすれ違う。] (25) CONBE 2022/11/07(Mon) 23:11:51 |
【人】 警備員 ジュード……流石に多くない、です? [何人も何人も同じ赤を纏う人が行くのは 今日までの間に、見た事があっただろうか。 不安に思った男が、すれ違う一人に 声をかけてみようかと振り返った時、 周囲を流れる空気の中に、 腐臭 が香った。>>3初めは勘違いかと思ったが、甘ったるい香りは 消えるどころかどんどん強くなって、 まるで密室の上から水を注ぐみたいに 辺りの空気を重く濁らせてゆく。 ……何だか、嫌な息苦しさを感じる。 妙な空気に当惑し、 立ち尽くす男の後ろに建つ家では 最上階で空を見上げていた娘が まるで飛べる事を確信しているように 何もない空中へと足を踏み出した。] (26) CONBE 2022/11/07(Mon) 23:12:35 |
【人】 警備員 ジュード[鳥の翼を持たないどころか、男と同様に 地を這う者達の尾を持っていたらしい娘は、 勿論、踏み出したつま先で風を捉えることもなく。 彼女は重力に引きずられるまま、 ベシャリ、と潰れるような音を立てて レンガの道に墜落した。] おわぁっ!? な、なにっ? 大丈夫でありますかっ!? [脳漿の弾ける音に 驚いて 男は振り向き、潰れかけた娘に駆け寄る。 しかし、男がしゃがみ込んで傷を確かめようとする横を、 赤い口布の人々は気にも留めぬ様子で通り抜けてゆく。 それどころか、「ぶつからなくて良かった」とか、 「危ないことをしやがる」とか、 迷惑がるような言葉さえ聞こえていた。] (27) CONBE 2022/11/07(Mon) 23:13:03 |
【人】 警備員 ジュード[明らかに、いつもの町とは様子が違う。 混乱 している間にも、どこか遠くからは窓の割れるような音や、甲高い悲鳴が。 それから、この香りの中でさえ 狂ったようにあげられる 不気味 な笑い声が、男の耳にまで届く。 ……何が起こっているのかわからないけれど まずは、保管施設の様子を観に行かなければ。 そして、”あれ”の安否を確認しなければ。 男は、自分ではもう助けられないらしい 憐れな娘の傍を離れようと 震えそうになる 膝に手をついてなんとか、立ち上がる為に力を入れる。 本当は、この場を離れる事も 怖い (28) CONBE 2022/11/07(Mon) 23:13:59 |
【人】 警備員 ジュード……えっ? [男は、気づいてしまった。 己の底から沸き上がる 恐怖 に。此処から離れて、通りに出る事さえ、 とても、” 恐ろしい ”と感じている事に。] (29) CONBE 2022/11/07(Mon) 23:14:29 |
【人】 警備員 ジュード[嫌だ、と気付いてしまえば 沸き上がるものを抑える事はできない。 この路地でさえ、人が一人命を失いかけているのに こんなにも沢山の凶兆が聞こえているのに 不用意に表に出ていったら そこにはどんなに恐ろしい光景が 広がっているだろう。 もしかしたら、刺されるかもしれない もしかしたら、殺されるかもしれない もしかしたら、見知った人さえ その凶刃に、倒れているかもしれない。 でも、すでにここに残る事さえ 男には恐ろしい事だった。] (30) CONBE 2022/11/07(Mon) 23:15:01 |
【人】 警備員 ジュード[逃げたい、隠れたい どこでもいいから、今すぐ 暗く静かな場所へ。 何者にも怯える必要のない 脅かされる事のない平穏へ逃避したい。 逃げなきゃ、隠れなきゃ、離れなきゃ この恐怖が零れ落ちる前に、 くるしくない場所へ 怖くない場所へ] ひ、 ぁ だめ だめであります あふれる……! [ぽた、ぽた、と、乾いた道に染みをつくるものは 冷汗だったか、恐怖からの涙だったか。 どちらにしても、僅かに粘性を持つそれには ” 毒 ”が混じっているのに違いなかった。垂れ落ちるものは増えるばかりで、 男がそれを止めようと頬に当てた手を伝って、 溢れて、落ちて、染みを広げる。] (31) CONBE 2022/11/07(Mon) 23:16:06 |
【人】 警備員 ジュード[警備員として、赤い彼らの行く方へ 事態を確認しにいかなければならないのに、 脅かされている人を助けなければいけないのに ひどい匂いや断末魔の響くこの空間で 無防備にしているのが恐ろしくって。 とうとう、細い道の真ん中に立つ事さえ 耐えられないようになると、 男は恐怖に浅くなった呼吸を整える間もなく 近くの物陰に飛び込んだ。 ……かつて、厳しく警備の目を光らせていた男が 目を回したように狼狽えたと思ったら、 道の端に積まれた空の木箱の山に潜り込む様は、 行き交う赤い正気の者には可笑しくさえ見えたかもしれない。 しかし、崩れた木箱の隙間から道の方へ 情けなくにょろりとはみ出した尾は、 滲み出した 毒 の粘膜を纏って不用心な者への 警告 を示している。*] (32) CONBE 2022/11/07(Mon) 23:16:57 |
警備員 ジュードは、メモを貼った。 (a7) CONBE 2022/11/07(Mon) 23:24:42 |
警備員 ジュードは、メモを貼った。 (a8) CONBE 2022/11/07(Mon) 23:48:17 |
【独】 警備員 ジュード/* 気を付けるぞっ!と思ってメモ取ってて 頭の中の地図でも北に水晶宮があって西側に美術館があるのに どうして、どうして打たれた文字は東なのか。 一連を打つたびに、何かやってしまっていそうで PLまでそわそわ右往左往しているとか。 色々ここ好き〜とか書きたい事も多いのですが まずは銀鷹公が大変なことになっているのに いいなって、思ってしまったとか なんとか。 むすおじ疑似ペニバン孕ませ願望 良いですね ……なんておもって、そっかぁお耳たべちゃったかぁ……と 萌え語りを読むような気持で>>n6を読んでましたが この舞台設定だと本当にお耳食べちゃう事もありえる……? NPCは生きて帰ってくるはずだから無事……? (-9) CONBE 2022/11/07(Mon) 23:52:23 |
【人】 警備員 ジュード── 夕方:北西の路地にて ── [深まる狂気と共に、夜の帳は降りて来る。 陽が落ちる前から暗かった路地は更に黒を増し、 足元に何が落ちているのかさえ不明瞭にしていた。 先刻墜落した娘の身体>>27は 彼女の飛び降りた家の家主らしい 壮年の男によって家の中へと連れ戻され。 血痕を残して、路地からは消えていた。 そうして一人と一つの帰った家からは、 ひっきりなしに厭らしい罵倒と なにかを打ち付けるような音、歪な喘ぎが響くから、 近くの木箱の山に頭から潜り込んでいる男は、 この場も落ち着ける場所ではないのだと理解する。 奇妙な情事の音の響く空間は平穏とは言い難く、 まして此処は路地の片隅。人が通る可能性がある限り、 安寧は簡単に崩れうるものだった。] (95) CONBE 2022/11/09(Wed) 10:31:46 |
【人】 警備員 ジュード[もっと安全な、落ち着ける場所を探さないと。 路地に新たな人影が現れたのは、>>81 そう考えた男が、伏せていた顔をあげた時だったろうか。 最初、男は尾の方ばかりを気にしていたが、 何者かが頭の方に居るらしい事に気付くと、 びゃっ!と短く悲鳴をあげて 急いで木箱の山から這い出し距離を取ろうとした。 しかし、漸く相手の顔、身体、手元を見て、 睨まれている事、刃物が握られている事に気付くと、 男もまた身体をこわばらせる。] あああっ あ、あの あのっ! あぶない!近付いたら、そのっ あぶないです! ころしてしまいますっ!これ、べとべと、毒です!どく! あっ、 そ、そう! おれがどきます、すぐどきますから だからっ!きっ、切らないでくださいっ……!! [己のまみれた粘液を指差して毒だと言い、 逃亡の機会を求めて命乞いを唱える男に対して、 彼女はどのような判断を下すだろう。**] (96) CONBE 2022/11/09(Wed) 10:33:44 |
警備員 ジュードは、メモを貼った。 (a21) CONBE 2022/11/09(Wed) 10:39:59 |
【独】 警備員 ジュード/* 寝て起きて気付いた 今の状況って ──────────── 血痕 ジュー ド 尾 ───┐木箱山┌──── │ 頭 │ │ │ │ ↑ │ │セツナ│ という感じなのかなと思ってるんですけど、これって壁尻なのかも? 本人は頭を隠したいだろうとか、シェルターから尻はみ出してる有尾類かわいいよねとか そんな気持ちで状況設定したつもりだったけど、不思議なかんじになってるかもしれない…… (-26) CONBE 2022/11/09(Wed) 17:37:26 |
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