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【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋[ あぁ、人の身体とは斯様に暖かいものでしたか… ぎゅうとしがみ付いてくる彼女をより強い力で 抱きしめ返せば、随分長い間冷んやりとしていた 腑までもが温もりで満たされます。 腹に走る刀傷にやはり驚いたのか目を瞠りながら、 それでもそっとそこに指を這わせる彼女の瞳には 驚き以上に何故か寂しげな色が浮かんで いたように見えました。 痛みこそもう感じることはないけれど、 魂になってさえ消えぬ傷は いつかの己の罪咎 忘れることも許さぬ為に在るその傷に、 今度は柔らかい唇が触れるのです。 刹那、目の前の景色が水幕でぼやけるのを感じ 慌てて瞬いて、またぎゅうと彼女を抱きしめました。 ] (-222) yukiyukiyuki 2020/08/16(Sun) 23:12:42 |
【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋[ 野暮な問いに返された言葉にはふっと笑んで。 そうだな、すまない、と謝って。 そうしていれば聞こえ来る言葉に 今度は此方が目を瞠る番。 この女子との間に子が成れば、 それは素晴らしいこと、などと言う いつかの昔、あの時にすっかり枯れたと思った 滴がとうとう堪えきれず堰を越えて眼からひとつ、 組み敷いた身体に流れて落ちて行きました。 …彼女は気付いたでしょうか。 何事かと問われれば何でもないただの汗だと 言い張りますし、気付かれないままなら 安堵の息を密かに吐いて。 ] (-224) yukiyukiyuki 2020/08/16(Sun) 23:15:15 |
【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋[ しがみ付く彼女を離さぬように抱いたまま、 少し口を開いた秘裂に滾ったものをあてがい、 浅く先端だけを挿れました。 それだけでも敏感な部分が、狭い入り口と、 驚くような熱さに包まれて、気を抜けば あっという間に食われ果ててしまいそう。 眉を顰めて手の甲で額の汗を拭います。 彼女の表情を見ながらそのままゆっくり 腰を押し進めました。 痛みの訴えがあれば侵入を止め、 しばらくじっとして。 声を聞いて、また進む。 誰もまだ拓いたことのない膣中は狭く、 きつく、茎を噛みつくように締め付けます。 荒い息を吐きながら、身体中に口付けを贈り ゆっくり、しかし止めることなく 割り開いていくのでした。 ] (-229) yukiyukiyuki 2020/08/16(Sun) 23:17:12 |
【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋[ こつり、と壁に当たる感触があれば動きを止めます。 そのまま、 ] …ちあき。 [ 唇を奪って舌を絡めて。 ] 少々…その、辛いかもしれんが、 すまないが、耐えてもらえるか。 [ そう告げて、顔を覗き込んでその表情を窺い見て。 少し強引に身体をふたつに折るように曲げて、 上からずくりと最後まで、貫くでしょう。 屹立が全て襞に包まれ収まったなら、 髪を撫でて、髪に、頬に、そして唇に口付けて。 涙のあとがあればそれもまた喰んで。 ] [ と笑んで。 途方もない幸福感に包まれながら、 襞の形が己の陰茎の形に馴染むまで、 しばらくじっとしていることでしょう。 ]** (-233) yukiyukiyuki 2020/08/16(Sun) 23:20:44 |
【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光………利光、さん………? [わたしの体に滴ったものは何だったのだろう。 温かいような、冷たいような、 決して嫌ではない感覚に目を瞬かせる。 汗だと言い募る彼に追及はしなかったけれども そっと頬を撫でることは許されたろうか。 その目の色を静かに見つめることは。] (-245) 夢見 2020/08/16(Sun) 23:58:02 |
【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光あ……………、 [彼の熱は、自分の内側よりも尚熱く感じられた。 ぐ、ぐ、と先端の部分が悪いってくる感覚に 私は震えた声で戸惑いを零す。 でも、ここで止まって欲しくはない。 口付けを贈られれば少し落ち着いて力を抜いて、 けれども未通のそこは解されて潤ったと言うのに 私の緊張を示すように中々ひらかれてはくれなかった。 ともすればえずいてしまいそうな圧迫感。 限界まで引き伸ばされた蜜孔を潜り、 一番太い先端部分が内部に含まれると 痛みを耐えようとして目を閉ざしてしまった。 すると、次から次に破瓜の涙が零れ落ち 衝撃に息が止まってしまう。 身体を貫く熱と異質感が苦しくて。 でも、早く、彼が欲しいと願って。 コツ……と。彼が感じたと同時。 私の中では何かが引き攣れるような そんな違和感を覚えてひく、と喉が震えた。] (-246) 夢見 2020/08/16(Sun) 23:58:29 |
【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光………利光さん………。 [与えられる口付けが嬉しくてすがってしまう。 舌先を絡めて、蜜を飲み込んで、 その優しさに酔えたなら。 不安げに眉を下げていたけれど、こくんとうなずいた。] 早く、きて。 私を利光さんのもの、に、………ッ!!! [息を、詰めた。 身体を二つに折られるようになりながら、 一気に進んできた雄に呼吸をすることも忘れた。 ずるりと長大なものが私の中に侵食して 指より遥かに大きな物を咥えた蜜孔が 悲鳴を上げるようにきつく、きつく、屹立を締め付けた。] (-247) 夢見 2020/08/16(Sun) 23:58:55 |
【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光っ、くは、ア………!!! い、……利………、さ……….、 [痛い、と告げてしまいそうになる。 見ることが叶ったなら、確かに結ばれたそこからは 破瓜の血が滲み敷布を染めていただろう。 けれど彼が優しい口付けを降らしてくれるから。 髪を撫でる手が優しいから。 涙まで吸い取ってくれたから。 呼吸を整えているうちに痛みはじんじんとした 甘い熱へと変化していく。 身を苦しめた破瓜の衝撃が、 彼の全てを納めた頃から妖しい愉悦へと変化していた。] (-248) 夢見 2020/08/16(Sun) 23:59:20 |
【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光……うん、はいっ、た……。 利光さんの、ぜんぶ……。 [うっとりとその言葉を紡ぐと 離れたくない。そんな気持ちが芽生えて それを口に出せない代わり、彼の身体にしがみついた。 私からもキスをして、 彼がしてくれたように舌先を差し出して絡めようとする。 呼吸を奪って欲しいかというように 激しく、深く、みだらに。 きゅ、く、とそれに呼応するように 彼の熱を締め付け震えていた。] 私の中に、もっと、きて……。 利光さんで、私を、染めてください……。 [もう大丈夫だから、と。 だから来て、と彼にせがむ。 彼の手をきゅ、と握り締めながら、私は、 泣きながらも多幸感に包まれて微笑んでいた。]** (-249) 夢見 2020/08/16(Sun) 23:59:41 |
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