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【人】 倦怠に戯ぶ シャフリヤール[『……怠慢の罪だそうだ。』 ナディルの罪を聞いた俺は自嘲する] 俺の罪はな、不信の罪、だそうだ。 [ キミが犯したのは、不信の罪ですよ。 片翼の天使の言葉が脳漿にこだまする。 誰も信じず、他者を退け、常に疑い、情愛から逃げ続けた。 頑ななあまり与えられた愛すら歪め、唯一お前を知る者に殺された 何をしても信じる心なく、ただどうでもよいとしか思えなかった俺もまた、惰性と怠慢の罪に似たものやもしれんな。 [桃の香が鼻腔をくすぐる。 緩慢な空気の向こうに、いるはずのない天使の影を見る。 影は言う。 キミを殺した女は、愛する者を殺した罪で、地獄に堕ちました。 いいえ、キミが気にすることはないのです。 だってそれは、彼女の生きざまだったのですから。 女……愛……地獄に落ちるほどの。 フッ、気にすることなどあるものか。 愛などというものは人を惑わせ、狂わせる。 あれがしたことはその果ての狂気でしかない。 愛、などと、そんなもの……最も信じるに値しない…………! [知らず、唇を噛み締めていることに、俺自身が気づいていない。そして、知らず、その名を口にしていることも] シーラー…………。 (9) てば(tevasaki) 2021/09/20(Mon) 0:31:55 |
【人】 倦怠に戯ぶ シャフリヤールアレはかつて俺を愛していると言った。 シャフリヤールの夫人たろうとその席を狙う者はたくさんいた。 アレもその一人と思っていた。 だが、アレだけはその素振りを最後まで見せなかった。 やがて、互いはよくある家の都合で引き離されることになる。 それでもアレは、生涯の愛を俺に誓った。 俺の内心は、生涯の愛など存在しないと思っていた。 しかし俺は、すでに退屈していた自分を少しでも慰めようと、戯れにその愛とやらを受け入れた。 そして俺はすぐにそれを忘れた。 時が経ち、気づけば俺の命を狙う者だらけとなっていた。 俺は自分の命もどうでもよかった。 それでも俺の取り巻きは俺をハレムの奥へと押し込め、一部の側近だけで固めた。 ますます退屈な日々となった。 俺の最期はそんな日々の中で訪れた。 ハレムの女の一人としてやってきた暗殺者。 毒を盛られたと気づき、愉しくなった。 俺を恨むものは多かれど、俺に近づき直にその意思を向けられるものがいるとは思っていなかった。 誰だ、と興味が湧いた。 まだ動く体で寝床の傍に置いていた刀を抜き、賊が逃げる前に切り伏せる―――― ――――その賊は逃げなかった。 刀が賊の顔を覆うヴェールを切り裂く。 表れた顔は、歳月を過ぎてもかつてと変わらぬアレ――シーラのものだった。 (10) てば(tevasaki) 2021/09/20(Mon) 0:33:03 |
【人】 倦怠に戯ぶ シャフリヤールその口が言う。 『これで貴方を苦しみから解き放つことができた……ずっと、ずっと愛していた……』 そう言ってアレは絶息した。 俺は、その意味を考える暇はなかった。すぐに意識に帳が落ち、そして――――煉獄だ] ……下らぬだろう。 煉獄に至っても考える気も起きぬ、下らぬ狂気、価値のない……。 どうでもいいのだよ。 それが罪と問われようが、俺は悔い改めようなどと思わぬ。 アレが地獄に堕ちたというなら俺が共に堕ちるのもいい。 だが、それが間違いだ、輪廻の先で別の生を得るというのなら………勝手にせよ。 俺の生が終わるならそれでいい。それが結論だ。 [煙管から吐く煙は、しかしこれまでの緩やかさを伴わず] ずいぶんと語った。 これが人でないジンの為せる業かよ? フフッ……。 (11) てば(tevasaki) 2021/09/20(Mon) 0:33:47 |
【人】 倦怠に戯ぶ シャフリヤール■シャフリヤールの秘密 ・自分の人生に飽き飽きしている。 ・もう十分だ。疲れた。自分の罪も最早どれのことなのかわからない。 ・アルバリはこの世の残酷さ、無情さを十分に知らないようだ。戯れに教えてやろうか。 【サーリフの導きに従う】 (12) てば(tevasaki) 2021/09/20(Mon) 0:34:02 |
【人】 倦怠に戯ぶ シャフリヤールさて、相手の罪を問い、己の罪を語った。 この煉獄で、天使の鎖に繋がれた俺たちがこうして罪を語り合えば。 ……自ずと互いが何者かを語り、知ることになる。 さあ、語れ、『死神のジン』よ。 俺はいささか興が乗ってきたぞ。 神の手の上という感じは癪ではあるがな。 ジンの腹を裁けば何が出てくる……フフッ。 [パス] (13) てば(tevasaki) 2021/09/20(Mon) 0:42:26 |
倦怠に戯ぶ シャフリヤールは、メモを貼った。 (a13) てば(tevasaki) 2021/09/20(Mon) 0:58:47 |
【人】 聖杯のジン ナディルファルーサの願いを叶えてやって以来、 ナディルは度々闘技場に足を運んでいた。 未だ少年ながら無敗を誇るファルーサの人気は 凄まじく、もはやファルーサの勝利オッズは あってないようなものだった。 そうやって稼いだ金で飲む酒の席に 律儀に誘ってくれるのだから ファルーサは基本的に育ちが良いのだ。 粗野で暴力的に見えても礼儀を知っている。 いつもと少し香りの違うアラックを舐めながら、 先日より二回りくらい脚も太くなっただろうか 懐っこく身体を擦り寄せてくる仔虎を撫でていると ファルーサが思い出したように話し出した。 (14) kintoto 2021/09/20(Mon) 2:17:33 |
【人】 聖杯のジン ナディル『ナディルは俺の願い叶えてくれたよな。 あれから試合で勝ちまくりなのは良いんだけどさ なんか、足りないなって思い始めた。』 そうか、と微笑んで軽く相槌を打つ。 ハングリー精神は仔虎の良い餌だろう。 更に上を目指せば良い、と頷こうとしたら 続けてファルーサは不思議な言葉を吐いた。 『ナディルは俺に勝っててほしい? 強いままで在ってほしい? 俺、まだそういうの聞いてなかったから』 ……ン?よくわからないな。 「我がお前に望むことは特にない。 何故そんなことを気にする?」 ……なんだ、これは。 先日のアルバリと言い、サーリフと言い、 最近の流行りか? 「あー…そうだな、敢えて望むとすれば お前自身がこれで良いと満足するまでは、 強くなろうとしていて欲しい……かな。」 答えを捻り出してはみたが、 ファルーサにはどう届いただろうか。 [パス] (15) kintoto 2021/09/20(Mon) 2:21:10 |
聖杯のジン ナディルは、メモを貼った。 (a14) kintoto 2021/09/20(Mon) 5:09:59 |
【人】 野性のファイター ファルーサ>>14>>15ナディル 俺の質問、分かりにくかったかも。 いろいろすっ飛ばしちゃったからな。まぁ若さゆえだ。 お前自身がこれで良いと満足するまでは、 強くなろうとしていて欲しい……かな 「ん〜〜〜。 俺の願いを言い換えたみてえな内容だなぁ」 当然だ。彼は"器"なのだから。 「や、こんなこと言うのもなんだけどな。 最近、試合がつまんねえんだ。 負けないと分かりきってちゃ、勝ちたいってこともない。 勝って認められて名声を得たいのはある。 でも闘う最大の理由はそれじゃねえ。 生きてることを実感するためだ。 俺がそういう人間だって、知ってるはずだろ」 いや、本当は知らなかったのかな、彼は。 なんかそんな気がしてしまった。 (17) Oarsman 2021/09/20(Mon) 6:46:17 |
【人】 野性のファイター ファルーサ>>17続き 「俺の生きる原動力が、 どんどん空っぽになってくのが怖い。 おまえに吸われてるみてーだ」 『死神のジン』。なぜおまえがそう呼ばれたか。 俺の考えが合っている保証なんてない、けど。 今ならまだ引き返せる。 俺の生きる理由は、誰にもくれてやらない。ナディルにも。 「だから、もし出来るんならさ。 俺に叶えてくれた"無敗"の願い、取り消してくれ 」酒のせいか喉が渇いて仕方ねえ。 [パス] (18) Oarsman 2021/09/20(Mon) 6:47:29 |
【人】 野性のファイター ファルーサ■ドラマシーン3d@ 絆取得 ■相手:シャフリヤール ■場 所:あなたが一番落ち着く場所※任意可 成否判定:(6)(3)2d6 (19) Oarsman 2021/09/20(Mon) 7:05:25 |
【人】 野性のファイター ファルーサ■ドラマシーン3dA 絆取得 ■相手:ラナー ■場 所:あなたが一番落ち着く場所※任意可 成否判定:(6)(4)2d6 (20) Oarsman 2021/09/20(Mon) 7:06:13 |
野性のファイター ファルーサは、メモを貼った。 (a15) Oarsman 2021/09/20(Mon) 7:08:09 |
【人】 妖刀使い アルバリ>>5 ナディル …………己の罪を数えろ。 [なんか難しい事言ったか??? 伝わらないというのが、拒否に近い感覚になるとは知らなかったな。拗ねた心は、呆れを装って不満を垂らす。 何も怖いものが無さそうなお前は、その実、凄く不自由なんだな。縛られてる。精霊の役目に。自分の価値なんて自分じゃ決めらんねぇよ、だっていつだって他人が裁く。今だってまさに、『カミサマ』が俺たちの価値を決めてるだろ。] 精霊であるとか、そこで抱えるモノは 俺よく分かんない、ごめん。けどそれとは別に、 器のお前に意思があったっていいじゃん。 利用してはじめて価値が出来るんじゃなくて、 利用する価値も持ってるのがお前、じゃだめなの? ……なァ、言ってんじゃん。 俺にはお前は、価値、ある……よ。 [ああ、なるほどな。何かに価値を見出すって、同時に自分にも価値が生まれる、ような気がしてる。そしてそれは、多分どんどん広がっていくんだ。自分を中心に、して。] ……ナディル。世界を反転して見て。精霊じゃない、 ただのお前自身に『価値』を置いてみてよ。 上から目線じゃなくてさ、ここに来て。 まっすぐ俺を──見ろ。 (21) フラワー 2021/09/20(Mon) 7:38:44 |
【人】 妖刀使い アルバリ(……俺はそんな難しいことは、言ってねぇよ?) ……『不器用』なのは、見てりゃわかる お前が触んねぇなら、俺が触るよ [学が無くて、目的も無けりゃ、地位もない。けれど俺は人間だった。少しだけど、思い出した記憶と感情。 愛された事が無ぇのか精霊ってのは? 目線が合っても合わなくても、俺はお前にキスを送る。 唇の、すぐ近くに。 頭の堅い『精霊』サンに届きますように。] [*] (22) フラワー 2021/09/20(Mon) 7:51:38 |
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