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【人】 オーク フォボス― 2日目:フォボスの生態 ― >>5現在のフォボスは50%元のオーク50%闇のオークである。 どちらにも共通しているのは家族は大切にするので冬は長らく会えないと知るとそれはそれで寂しく思ってしまうが家族団らんのためだしとすぐに割り切って長期休暇のことは納得した。 あんまり家政婦みたいに働かなくて済むといいのだけれど。 タリィは努力家で勤勉家だからオークの文化も慣れてくれるだろうが問題は一度滅んでいるということだ。 フォボスが覚えているものと本能に擦り込まれているものとだと原始的な生活になってしまうだろう。 もしかするとオークの文化についての書籍もあるかもしれないが焚書になっていそうな気もする。 「ハーブティーは、草の香りがする! 味はあんまり、ないよね。 オレはなんかへーき!」 酵素が何かは知らないけどいつでも元気だからよくわからない。 食生活? 焼いたら大体食べれるし、カレー味にすれば大体食べれるんだよ。 料理による精神支配は一瞬だろう。 精神抵抗値は皆無っぽい。 ご飯の後はお昼寝をしよう。 きっといい夢が見られるだろう。 (11) 2023/06/27(Tue) 10:01:55 |
【人】 オーク フォボス「クラーケン、船襲う。 だから船で出て、狩るっぽい。 巨人先生は多分、泳いでるよ」 巨人先生が乗れる船無さそう。 海中戦闘だと結構大変だからオーソドックスな釣り戦法を教えておく。 船の上ならタリィは大活躍だろう。 凍結すれば鮮度は落ちにくいので逆にいいらしい。 「オレ昔抜いたことあるよ。 失神してた!」 >>7これは大丈夫そうと想ったら近くのヒトが当たりを引いたらしい。 当たるともう一つ貰えるみたいだけど保健室に送られたヒトが枕元にマンドラゴラスティックが置いてるのを見たらまた気絶しそうだった。 フォボスは精神抵抗は失敗したが肉体抵抗は成功したので失神しただけだった。 運ばれたヒトは精神抵抗成功したのだろう、きっと。 (12) 2023/06/27(Tue) 10:02:04 |
【人】 オーク フォボス タリィが見つめてくれるからにっこりして、腕に乗せて装飾品ブースへと向かう。 目当てのものは髪留めで、チョーカーもあったらそれも買ってつけてもらいたい。 「あのね、タリィ。聞いてほしいの」 切り出したのは装飾品を買ってまた腕にタリィを乗せて歩き出してからのこと。 「オレ、いい女だと思ったら手を出しちゃう。 今までも手を出してきた。 でもヒトはね、そうゆーのじゃないって、 たくさんお話してて、気づいた。 うっかりして、また手を出しちゃうかもだけど、 今までの分は一度、せーさんしてくるよ」 手を出さないことは難しいけれどせーばいされることはできるはずだし、理に叶っていてもイヤでしょう? タリィを覗き込みながらお願いする。 文化はこれから作ればいいのだ** (13) 2023/06/27(Tue) 10:02:21 |
【人】 オーク フォボス― アカツキとの日々の清算 ― フォボスはオークである。 闇の影響を受けていたとは言えアカツキを手籠めにしていたことは事実である。 それを当然と思っていたし互いに気持ちよかったはずなのでいいと思っていたがどうもヒトはオークとは価値観が違うようだった。 ヤってしまった過去は変えられないが清算することはできるだろう。多分。 アカツキに仕込んでいたのは【次にフォボスに勝つまではフォボスの女である】ことと【フォボスとヤるまでは忘れている】ことだ。 いつものように勝負してフォボスが敗北すればオレの女状態は解除されるだろう。 問題は記憶を失ったまま戻るのと覚えたまま戻るのどちらが良いかということだが――それを聞くにはまずべろちゅーして思い出させないといけないので難しいところである。 後は負け方なのだがどうしよーかなーと思っていると保健室からマンドラゴラスティックを持ってでてきたヒトがいたのでそれを受け取っておいた。 あとはアカツキを見つけて呼び出すだけだ。 さて、どこにいるのだろう** (15) 2023/06/27(Tue) 10:41:43 |
【人】 オーク フォボス― 2日目:雄の本能は下半身に宿っている ― >>14眉尻を下げてハの字になる眉だがヒトとは文化が違うと知ったので教えこまれると次第にハの字は消えていく。 生まれてくる予定の子どもたちの躾はどうするーと尋ねたりしてその辺りも擦り合わせる必要がありそうだ。 否定はいけない、自分は存在自体否定されたからそう思いなおす。 タリィが手伝ってくれるのは嬉しいことだし助かる。 本は文字が小さくて読みにくくて肩が凝る。 オーク帝国は増え続ける人口問題を解消するために拡大していったことは知っているが今の状況ではあんまり関係ないことだ。 何より一緒に同じことをしていることはきっと楽しい。 「せんせーは下だけはいて、およいでそー。 オレもぱっつんぱっつん。 脱がなくても、だいじょーぶ」 流石に全裸ではないと信じよう。 ぷらぷらするのはきっと邪魔だろう。 (33) 2023/06/27(Tue) 13:22:04 |
【人】 オーク フォボス そー言えば、タリィ用の水着は買ってある。 意気投合した服飾クラブの子と相談して決めたやつ。 背中が見えてるけど後は割とフィットしてくれる。 ボディラインが出てえっちいねと思う。 アーサー寮の3年時にもマンドラゴラ抜きはありますか。 あったら耳栓をありがたくもらおう。 死なないけど意識失っちゃうし。 タリィに選んだ髪留めは星がついてるやつだった。 つけてとお願いされたら喜んでつけて、似合ってる! って伝える。 チョーカーはハートマークがついたのでこれも似合ってる! かわゆだよって囁いてから腕に乗せて真面目な話をして、何を言われるかなとどきどきしてたら>>17可愛いと言われて戸惑った。 (34) 2023/06/27(Tue) 13:22:12 |
【人】 オーク フォボス「だって、タリィが悲しむの、イヤだし。 我儘なのかわゆだよ。 オレのために、我儘なの。 一回きれいきれいしてくる」 でも多分我慢しきれなくなるからやっぱり先に伝えておく。 隠れてこっそりより全部把握されておこう。 頭を抱きしめられるとおっぱいがふよんとして気持ち良い。 タリィが我慢しなくていいようにしていきたい。 本能の半分と種の保存の本能とあるかわからない理性よりもそちらの想いの狭間で歯ぎしりしそう。 飼育部の出店のところへ運んで売り子ちゃんと待っててもらう。 にへらっと手を振って――多分失神して保健室送りかな** (35) 2023/06/27(Tue) 13:22:19 |
【人】 オーク フォボス―後日談・リリス― 『グランド』の日からフォボスは変わった。 みんなの木偶人形を止めたのだ。 タリィに追い付くために、アカツキを追い放すために。 続けていた鍛錬は割と普通に強いくらいにフォボスを押し上げてくれていた。 フォボスはよく運動してよく食べる。 >>32リリスが訪れた時は丁度運動した後で腹ペコだった。 その手には何やらたくさん食べものがあってそれがリリスの美味しいと思ったものらしい。 「シュリンプロール! おいしそー! ミラーゴートのチーズは、まだ食べてない! ミルクジャムも、あるんだ!」 リリスは楽しそうに食べ物が何かを教えてくれる。 フォボスは涎をたらしそうな表情で一つ一つ受け取っていく。 (41) 2023/06/27(Tue) 14:01:09 |
【人】 オーク フォボス「お魚はよく獲れたなー、釣りしたの? 木の実はどんなのだろ。 リリスが、美味しいんなら、甘いのかな」 川の魚は毒を持ってるのは海のよりはマシ。 ただクサイから内蔵はしっかり取ったりしないとダメとか教えていこう。 「お魚捌き方知ってる? 知らないなら、焼きかたと一緒に、教えるよ。 誰かいーひと、みつけたでしょ。 りりす、いい女になったね」 くんかくんか。 ユニコーンは処女厨らしいけどフォボスはニオイが違うとわかるのだ。 女のヒトの匂いになったねーと思いながらぽやんぽやんと火起こしの準備をしよう。 もちろん食材は全部もらってしまう。 一緒に食べるかはわからないけどお腹はぺこりーなだもの** (42) 2023/06/27(Tue) 14:01:27 |
【人】 オーク フォボス アカツキを呼び出したのは訓練場だ。 『グランド』の最中にここにくる者はいない。 そしてここはアカツキの乙女を奪った場所でもある。 >>44元気に応じてくれるアカツキにフォボスは拳を握り前に突き出した。 「アカツキ、お前はいい女だ。 可愛いし、腕も立って強い。 表情豊かで、見ていて飽きない」 結局、消している記憶は起こさないようにした。 だが表在意識が覚えていなくても深層意識は覚えているだろう。 「最近は胸も尻も、大きくなったな。 それは大体、オレのせいだ。 すぐエロくなるのも、オレのせいだ。 オレの近くにいると、女はすぐそうなる。 覚えは、あるだろ。 オレは、そういう体質だ」 本当のことを教えていく。 アカツキが既に知っていることを覚えていないアカツキに伝えていく。 (45) 2023/06/27(Tue) 15:52:42 |
【人】 オーク フォボス「特に戦闘だ。 オレと戦えば戦うほどに、アカツキはエロくなるぞ。 これからもずっと手合わせしよう。 オレはお前を、好いてるからな。 もっと、もっと、エロくしてやる。 卒業する頃には子を孕ませてやるぞ」 フハハと宛ら悪の帝王のように笑おう。三段笑いだ。 両手を広げてアカツキを迎え入れるポージングをする。 嫌な好いている宣言もあったものだが好いているのは事実だ。 好いてなければここまで身体を求めてはいない。 身体を求めることこそが愛情表現なのだ。オーク的には。 (46) 2023/06/27(Tue) 15:53:29 |
【人】 オーク フォボス「お前は戦いを止められない。 ずっとオレに負けっぱなしだからな。 だからチャンスをやろう。 今日オレが勝てば、アカツキはずっとオレの女だ。 アカツキが勝てば【お前は自由だ】。 オレに勝つんだ、勝者なのだからもう戦わなくていい。 再戦も申し込まないと、約束しよう」 乙女を奪った事実は変わらないがある程度の事実を認めて討たれよう。 自由になれば【言葉】の束縛からも解放される。 どの【言葉】から解放されるのもまた自由だ。 アカツキの都合の良いようになるだろう。 だから、勝てよと願う。 今のフォボスは割と強いがデバフは受けてきている** (47) 2023/06/27(Tue) 15:53:43 |
【人】 オーク フォボス― 後日談:リリス ― >>50森の奥の小屋のヒトはあんまり知らない。 大きな先生と聞いたのは誰からだったろう。 いつも勝手にお世話になっております。 ミルクジャムの食べ方を教えてもらい、木の実の味を教えてもらう。 合わせると美味しいらしい。 タコ焼きと一緒みたいな感じだろうか。 それともオコさんだろうか。 混ぜると美味しいものは結構あると知ったのはつい最近。 リリスにいーひとができたのは本当だった。 リリスが嬉しそうなのでフォボスも破顔する。 「そっか! おめでとう! 子どもは元気な子が生まれるといいな! たんと精のつくものを食べて、 適度に運動するんだぞ」 >>51お腹を愛おしそうに撫でるものだから目を細める。 幸せでいっぱいなのだろう。 スノウが何者なのかは知らないが自分も子ども産ませたいと思うオークは普通のオークだ。 フォボスには魔力はわからぬが纏う匂いがちょっと違うので、なるほど、これが妊婦の香りと一つ学んだ。 (56) 2023/06/27(Tue) 17:10:14 |
【人】 オーク フォボス「オッケー、裁き方は見てるんだぞ。 あとで一緒に、やってみよー! でも料理は、オレは焼くしかできない! 本格的なのは……、そだ、タリィにきこ!」 拳を握りしめるリリスに魚の裁き方を伝授する。 鰓抜いて、腹を裁いて、内蔵を出して、洗って――と。 二枚卸や三枚卸、開き方も教えておくが最終的には用意していた串で口から刺して見せる。 こうしておいて焚火で焼くと美味しいのだ。 好みで塩を振ろう。 そして裁いた魚の幾ばくかをタリィに持っていって美味しく調理してもらうんだ。 その時にリリスをタリィに紹介してあげよう。 そう、それはたわわの持ち主>>-82ターコイズだった。 "タリィ、こっちはリリス! いい女だぞ! でもヒト妻だ!" と説明したりしようね* (57) 2023/06/27(Tue) 17:10:25 |
【人】 オーク フォボス 50%の本能はアカツキも求めているが、50%の本能は意地で我を通そうとしている。 いい女全てを欲する50%の本能にヒトの文化って違うと気づいた50%の本能がぶつかっている。 どちらも50%なので勝敗はない。 だから誠に勝手ながらその決着をアカツキの手に委ねることにした。 小さな呟きも残さずに耳は拾い上げている。 だが、支配されていてはそれはアカツキの幸せではないだろうことは伺える。 「わざと負けても、いいぞ。 そうしたら、ずっと可愛がってやる」 >>64全力でこさせるために煽りも入れる。 【言葉】の術は解けていても肉欲の末に芽生えた感情はあるだろう。 肉体の束縛を断ち切らせるために悪役になりきり戦おう。 ――そうして戦いの火ぶたは切って落ちた。 アカツキはその速度で懐に入ってくるが対するフォボスは予めマンドラゴラシャウトを受けており反応が鈍くなっていた。 勝負の行方は語る必要もないだろう** (73) 2023/06/27(Tue) 21:26:11 |
【人】 オーク フォボス― 2日目:女の子はロマンしかない ― >>75きっと巨人先生はノーパンなのだろう。 フォボスもまたそのことに追求することはなかった。 >>76水着を着てみてくれたら隠そうとして抱きついてくれるがそれでは他の者の視線は遮れてもフォボスの視線は遮れない。 腕と肉体の中に閉じ込めてぴっちりと包み込まれた胸はお尻を触り露出している肌に指を這わせるだろう。 そのまま人気のないところに連れ込んで水も浴びてないのに濡れた状態になる。 マンドラゴラさんとは出会えないことを祈りながら耳栓を貰うのは先のこと。 この後自分でシャウトを聞いてデバフを食らうことになるのでありがたく頂く。 >>77大好きと言われるのは大好きになりそうだ。 頑張ってくると意気揚々と出かけて悪役となろう。 家族になる君が笑顔でいられますように。 後程、>>80フルボッコにされて帰ってくるフォボスは見た目に反して朗らかに笑っていた。 戻ればまた二人でどこかを回ろうか。 ステラと会えるかなと彼女を探したり『グランド』の締めくくりに何かあれば二人で参加しよう* (81) 2023/06/28(Wed) 0:39:50 |
【人】 オーク フォボス「……パンツ見えてる、ぐふおお」 アカツキは大体スカートだ。 戦闘用の衣装もスカートなのでそんな攻撃をすればおパンツが見えてしまう。 何度も見て何度も脱がせて何度も嗅いだものだがそれでも若い雄は本能という業に逆らうことはできずにガン見して、その間に顔に直撃を食らって吹っ飛んだ。 ごろごろと何度も転がってようやく地に伏せた状態でフォボスは止まる。 意外とダメージが深いし結構痛い。 我慢我慢と唱えて痛みを堪えている。 アカツキはこれでフォボスの呪縛からは解放されただろう。 顔をあげると>>80満足気に笑う姿があり、それでも地面に伏せたままに親指を立てて答えた。 (83) 2023/06/28(Wed) 0:57:00 |
【人】 オーク フォボス「おっけー、つぎは、まけない」 手籠めには、しない。しないように気をつける。 でもうっかり手を出してしまうこともあるかもしれないがその時はまた戦おう。 アーサー寮らしく正々堂々と。 「ところで、汚れたから、水浴びするけど、 一緒に浴びる?」 少ししてようやく身体を起こすとそんなことを宣って反省してるのか変わろうとしてるのかはわからないが手を出すつもりは起きてない。 負けたばかりだから勝者に従う。 フォボスはいつもとあまり変わらぬように振る舞いながら、負けたかーとそこはとても悔しそうにしていた** (84) 2023/06/28(Wed) 0:57:08 |
【人】 オーク フォボス― 2日目:かくてロマンは腕の上に ― クラブの顧問の先生の下着事情、そして長期休暇に関しての様々なイベントは後日のお楽しみということだ。 タリィが抱きついてきたのはご褒美であるし、二人きりで見つめ合えば秘め事に耽るのも致し方ないだろう。 夏のアバンチュールはフォボスの理性を狂わすし、フォボスの理性が狂えばタリィを求めてしまうのは試験で満点を取るよりも簡単に予想できることだ。 マンドラゴラ=サン、どうしてそんなに生えてるの。 来ると身構えて肉体強化魔術を全開にしていたら意識を失わずには済んだだけ。 完全に脚にきていたし集中力も欠いていた。 あれは精神抵抗力が高くないと厳しい気がするとから笑いになってしまう。 (105) 2023/06/28(Wed) 17:50:52 |
【人】 オーク フォボス フライングドロップキックにより錐揉みで転がったフォボスは顔面の打撃痕の他にもいろいろと擦り傷だらけだった。 それでも朗らかに笑って見せて、手をあげて。 タリィが膝枕してくれると言ってくれるなら、目を見開いて驚いてから真っ赤になって照れた。 頭が大きいから重たくないだろうか。 タリィの太腿の上に頭を乗せて上を見るとおっぱいが見えた。 前屈みになってくれたら太腿との間に挟まれて幸せかもしれない。 そんなことを想いながら治癒魔法を受ける間は目を瞑って頭に触れる手の動きに心を委ねていた。 治癒が終わるとまたタリィを腕の上に乗せて歩く。 ステラが見つかれば二人は話し合うだろうか。 フォボスは話し合うところを眺めながら待っている。 女の子二人の話に男が挟まる余地はあんまりなさそうだ。 (106) 2023/06/28(Wed) 17:51:00 |
【人】 オーク フォボス 古書クラブではオーク文化の書籍を探したがあまり収穫はなかった。 書籍の数自体は沢山あったのだ。 問題はそれが別々の出典から抜粋されたもので統一化された文化を認めることができなさそうであるという点だった。 オーク文化の書籍は残念だったがステラととともに『グランド』を巡るのは変わらず楽しかった。 フィナーレを飾る魔法花火を見たいとおねだりされたら良い場所があるよとタリィを誘う。 向かった先は時計塔。 キャメロットの一番底は地下であるように、一番上は時計塔にある。 最も空に近く、最も魔法花火に近しい場所へと君を胸元に相対して抱きついてもらってから皮ベルトで固定して 「じゃ、いくよー」 残念ながらフォボスではサイズ的に時計塔に入れなかったので外壁を登っていった。 肉体強化で登るのはとてもあっさりとしたものである。 時計塔の屋根の上に座り込み、タリィにはお膝の上に座ってもらって二人で夜空を見上げて魔法花火を見た。 (107) 2023/06/28(Wed) 17:51:14 |
【人】 オーク フォボス「あれは、牧草ロールの形!」 花火を指差しては形が何かを言い合って楽しんで『グランド』が終わるまでフォボスは初めて参加する祭を楽しむことができた* (108) 2023/06/28(Wed) 17:51:22 |
【人】 オーク フォボス― 後日談:ロマンを感じて君を担ぐ ― ">>111また来年も一緒に回ろうね" 『グランド』の日、時計塔の一番上でフォボスはタリィを約束を交わした。 小鳥だと喜んで目をきらきらさせて、クラーケンだ、巨人先生だ、ライトカウだと楽しんでいるときに告げられた言葉に、 "うん!" フォボスは満面の笑みで答えて指切ではなく口づけで約束を交わした 昨年の『グランド』は未来が不安で怖くてそれでも前に踏み出してきたけれど、今年の『グランド』は未来への希望と期待が夢いっぱいで胸が膨らむ想いだ。 タリィは花火ではなくてフォボス自身といることを喜んでくれていたようだけれど、フォボスは花火とタリィとの約束に喜んでいた。 (114) 2023/06/28(Wed) 19:44:56 |
【人】 オーク フォボス 少ししてリリスからルームメイトを変更したと聞く機会があるとフォボスはタリィとルームメイトになれるようにおねだりして要望を出した。 >>109卒業までにすっかりえっちになるどころか身重になってないか心配になる提案である。 夜、タリィからフォボスのところへやってきて腕を引いて強請られた夜は朝まで求めてしうくらい正気を失っていた。 「ねー、タリィー。 オレってタリィの家族に挨拶しなくて、いいの?」 冬ごもり、長期休暇よりも長く離れることがわかっている時期に入る前にそう尋ねた。 ヒトの文化では娘を巡って父親と対峙しなければならないらしい。 そんな知識をインプットしていたのは一緒に本を見ていたタリィならわかるはず* (116) 2023/06/28(Wed) 19:45:31 |
【人】 オーク フォボス― 後日談:好きな人の家族に会いに ― 行かないままに学園を卒業してそのままタリィをかどわかしてしまうようだった。 >>123間一髪セーフというやつだろう。 >>122今夜だけではなくずっと一緒にと願ったからかルームメイトには無事なれた。 これも指きりの効果だろうか。 あの日花火に二人で目を輝かせたと想っていたけど自分が見られていた恥ずかしい一時に気づかないフォボスの純真?な心からだろうか。 タリィを抱きしめていれば寒さを感じることはない。 肉体も、心も、どちらもだ。 ルームメイトになると毎日毎晩一緒に過ごしていた。 そうなると毎晩でも交わることになりフォボスもまた匂いで危ない日を察知してその日にするなどしていたのでデキ婚になる可能性が大きかった。 そうなる前にご両親に挨拶したかったけれど長期休暇の時は致し方ないとして冬ごもりは――と想っていたら忘れていたらしい。 (128) 2023/06/28(Wed) 21:50:32 |
【人】 オーク フォボス「おおお、忘れてたならしょーがないな! 考える時間もなかったし!」 忙しい日々を過ごしていた。 だからそういうこともあるよねと頷いて理解を示す。 忙しくなってる理由はフォボスにあるのだから当然だった。 目を泳がせるタリィかわゆと想いながら、にっこにっこと微笑んで一緒に行けるとわかると首を大きく何度も縦に振った。 「うん! うん! オレ、一緒に帰る! いくよ!」 タリィの故郷はどんなところだろうか。 楽しみだなーと思いながらタリィを軽く抱き上げるとベッドIn。 飼育場の着替え小屋にならなくて良かったと思えるところは収納があることだ。 意気投合している服飾クラブの部員にもらったタリィ用の衣装はかなり多く、これらを着てもらってエッチすることが多い。 「今夜はバニーちゃんが、いいなー」 バニースーツを示して着てくれるようにお願いして今夜も熱い夜を過ごしたいねと微笑んだ。** (129) 2023/06/28(Wed) 21:50:40 |
【人】 オーク フォボス― かわゆなケモ耳メイド喫茶 ― 「タリィー、タリィー。 ケモ耳メイド喫茶いこっ! 最近ね! できたんだって! いい女もいるって! オベロン様っていうんだけど!」 >>155頭なでなでしてくれるって! と同じベッドで横になっているタリィを抱きしめながら他の女の話をし始めたかと思ったらオベロン様の話だった日があった。 行ったら行ったで――、 「でも、オレ、タリィのメイド服姿も見てみたい!」 ――と、後日、触発されたフォボスと服飾クラブの有志の手により白カチューシャに乳袋式ブラウス、腿半ばのスカートに膝上の白ニーソックス、ガーターベルトとフォボス用のタリィメイド服が誕生する切欠となる日はお日柄もよく、順番待ちするのも億劫ではない気持ちのいい一日だった* (159) 2023/06/29(Thu) 11:54:57 |
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