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【人】 甘言 イクリール「……ごきげんよう、みんな」 イクリールは、今日はいつも通りの時間に食堂を訪れた。 たまたま目に付く範囲に居なかったのか、或いは他の要因か 変わらず姿の見えない生徒が居る事に、寂しげに微笑んで それからすぐに、いつも通りの微笑みを取り戻して 空いている席を探しながら、 辺りを行き交う生徒へ挨拶をしている。 (5) 2021/05/26(Wed) 20:49:05 |
イクリールは、反射的に皿の割れる音のした方向へ視線を向けた。 (a3) 2021/05/26(Wed) 21:00:40 |
イクリールは、『見回り当番』の話に耳を傾けている。 (a6) 2021/05/26(Wed) 21:08:42 |
イクリールは、広がるどよめきに困ったように微笑んだ。 (a16) 2021/05/26(Wed) 21:21:29 |
【人】 甘言 イクリール「……どうしてそうするの?どうしてそうなってしまうの? それを知らないまま、頭ごなしにダメよと言ったって きっとなにも変わらないわ」 カップの水面に視線を落として、小さな独り言。 秋の乾いた空気の中、ホットココアが湯気を立てていた。 「だから、ヘイズに会って話がしたいのだけれど その当人が、『何処にも居ない』のだものね」 (59) 2021/05/26(Wed) 22:33:35 |
【人】 甘言 イクリール「…あら、わたしも行っていいの? みんなでピクニック、楽しそうね。行きたいわ」 ふと耳に入った話題に、にっこりと微笑んで同意を示した。 (80) 2021/05/26(Wed) 23:33:12 |
イクリールは、シトゥラも来てくれたらうれしいわ、と笑った。 (a64) 2021/05/26(Wed) 23:46:48 |
イクリールは、シトゥラの言葉に嬉しそうに笑った。 (a68) 2021/05/27(Thu) 0:11:18 |
【人】 甘言 イクリール「ええ、大丈夫よ、スピカ。 きっとみんな、わかってるわ。」 そう言って、イクリールは曖昧に微笑んだ。 なぜなら、スピカの食への拘りは見て知っていたので。 まあ、あったら食べるんだろうなあ、という表情。 (90) 2021/05/27(Thu) 0:34:12 |
【人】 甘言 イクリール>>92 シトゥラ 「あら。わたし、シトゥラのことも好きよ?」 シトゥラには、そうは見えなかったかしら。 イクリールは、小首を傾げてそう言い切った。 そこにあるのは子ども特有の、理由の無い、理屈の無い好意。 愛情を与えられる権利だとか、愛の理屈だとか まだ、そんな事は考えた事も無いような。 「ええ、シトゥラが話したいと思った事でいいの。 わたしが聞きたいのは、そういうお話だもの。」 その言葉に嘘は無く、 続くシトゥラの話に楽しげに相槌を打っている。 おうちには大きな飼い猫が居たわ、だとか。 今度、おすすめの本を選んでほしいの、だとか。 そんな、なんでもない会話のやり取り。 (96) 2021/05/27(Thu) 1:09:57 |
【人】 甘言 イクリール>>99 シトゥラ 「ふふ。それはきっと、シトゥラが素敵な人だから。 親切でみんなに優しいのに、だからかどこか近寄りがたくって。 だからみんな、勇気が出なかったのね。」 シトゥラの言葉に、柔らかな笑みを浮かべて言葉を連ねる。 また明日、には 淀みなく、もちろん、と返した。 イクリールは、『また明日』がある事を信じている。 そこには何の疑いもない。 本当は、イクリールだって、シトゥラだって。 明日には『消えてしまう』かもしれないのに。 例外なんて、ここには存在しないはずなのに。 「…ねえ、シトゥラ。 忘れてしまったなら、また新しく作ればいいの ここがおうちで、みんなが家族よ。 いつかあなたが卒業してしまっても ここがなくなるわけでも、 みんなが居なくなるわけでもないわ。」 根拠のない夢を語るのは、いつだって子どもの特権だ。 (102) 2021/05/27(Thu) 2:44:32 |
【人】 甘言 イクリール>>106 シトゥラ 「ええ、そうね。 きっといつか、シトゥラが家族になりたいと思えるような そんなひとに会えること、願っているわ。」 やんわりとした拒絶には、気付いているのか、いないのか。 イクリールは、理屈はあまり重要視はしないけれど 決して考え無しにものを言う子どもではない。 だから、シトゥラに寄り添う事ができるのは自分ではないと そう理解していた。 それで良いのだとも。 「『せんせい』たちだって、同じひとだもの。 ちゃんとお話すれば、わかってくれることはあるはずよ。 …ねえ、シトゥラ。卒業しても、遊びにこられるようだったら きっとまた、会いにきてね。約束よ」 イクリールは、大人も、噂も、森の外も 卒業も、忘却も、真実も。 何もかも、恐れる事はしない。 シトゥラとは、他の生徒達とは対照的に。 それは偏に、何もかもをただ知らないからなのだろうか? イクリールは何も語らない。 ただ、幼い約束を、何処までもどうしようもなく優しい甘言を 微笑みに乗せて、謳うだけ。 (109) 2021/05/27(Thu) 4:13:15 |
【人】 甘言 イクリール臨時ルヴァ団が思い思いに森を探索している頃。 イクリールもまた、森で捜し物に勤しんでいる。 『せんせい』に無理を言って、授業中に探しに出て メレフと共に探したハンカチは、結局見付からず終いだった。 紛失物として、大人の元へ届けられたりもしていないようで。 屋上から、風に吹かれて何処かへ行ってしまったのだろうか。 であれば運が良ければ、森の近く、或いは。 森の木々に引っ掛かっているかもしれない。 そんな淡い期待を胸に、極力皆から離れないように歩く。 時折、『みんな』の様子を見て、一人笑みを零しながら。 (154) 2021/05/27(Thu) 15:28:58 |
イクリールは、今日も何かを探している。 (a125) 2021/05/27(Thu) 15:34:03 |
イクリールは、曖昧に微笑んだ。…カストル達の方を見て。 (a135) 2021/05/27(Thu) 19:34:16 |
イクリールは、スピカがかっこいい棒を持っている事に気付いた。 (a141) 2021/05/27(Thu) 21:14:17 |
イクリールは、ルヴァの目線を肯定するように頷いた。 (a146) 2021/05/27(Thu) 21:28:54 |
【人】 甘言 イクリール「すごいわ、スピカ。どこで見つけたのかしら」 かっこいい棒を持ってポーズを決めるスピカ。 それを見て、ルヴァやカストルと共に無邪気に褒め称えている。 もはやこの場には保護者役が足りていない。 (198) 2021/05/27(Thu) 21:33:14 |
甘言 イクリールは、メモを貼った。 (a174) 2021/05/28(Fri) 0:36:55 |
イクリールは、カストルの様子を見て目を瞬かせた。 (a176) 2021/05/28(Fri) 2:56:22 |
【人】 甘言 イクリール「あら……わたしのために探してくれるの? うれしいわ、カストル。でも無理はしないでね。」 漏れ聞こえた会話に、にっこりと笑顔を浮かべた。 痛い、と悲鳴が聞こえたけれど、カストルは大丈夫だろうか。 イクリールは、カストルと直接話した事はあまり無い。 だから、ポルクスの事をあまりよく知らない。 (229) 2021/05/28(Fri) 3:25:15 |
イクリールは、ルヴァの様子を見て、困ったように微笑んだ。 (a178) 2021/05/28(Fri) 3:26:22 |
【人】 甘言 イクリール「シェルタン。 喧嘩では……ないと思うのだけれど。そうね… ルヴァ、少し疲れてしまったみたい。」 シェルタンさえよければ、気にかけてあげて。 ルヴァの去って行った方を見て、そう言った イクリールは、その背を追おうとはしない。 (231) 2021/05/28(Fri) 3:33:50 |
イクリールは、カストルに手招きした。それが見える範囲に居るのであれば。 (a181) 2021/05/28(Fri) 4:12:10 |
イクリールは、シェルタンの草笛に耳を傾けている。 (a184) 2021/05/28(Fri) 4:43:57 |
【人】 甘言 イクリール>>244 とカストル 「………そう。カストルがそう思うなら、そうなのね」 イクリールは、その考えを否定しない。 二人の閉じた世界に分け入ろうともしない。 それでも、ただその傍らに在る事を許されるのであれば 理由無く去って行く事は無いだろう。 「でも、大丈夫よ。あまり落ち込みすぎないで。 だって、けっして悪気はなかったのでしょう? なら、ちゃんと話せばルヴァだって きっとわかってくれるはずよ。」 ただ、お話をするべきときが、今ではないだけ。 イクリールはいつも通りに微笑んで、 いつも小等部の子にそうするように、優しく言って聞かせた。 (245) 2021/05/28(Fri) 8:20:49 |
イクリールは、カストルを宥めようとしている。それが正しいかは別として。 (a189) 2021/05/28(Fri) 8:22:24 |
【人】 甘言 イクリール>>246 とカストル 「あら、ごめんなさい。名前を教えていなかったのね イクリールよ。よろしくね、カストル ポルクス。」 イクリールには、『もう一人』の姿は見えていない。 少なくとも、今はまだ。 それでも、二人を二人として扱って、笑い掛けて見せた。 「…ええ、わかったわ。 わたし、まだ二人のことをよく知らないの。 だから、カストルとポルクスさえよかったら。 またいつか、二人のことを教えてちょうだいね。」 そんなふうにいわないでくれ。 イクリールには、カストルがそう言う理由はわからなかった。 本当の所なんて、初めから 二人にしかわからない事なのかもしれない。それでも 少しでも知りたいと思ったのだ。 (247) 2021/05/28(Fri) 9:04:22 |
甘言 イクリールは、メモを貼った。 (a191) 2021/05/28(Fri) 9:14:39 |
イクリールは、夕暮れ時に差し掛かる頃にはもう、森の中には居ない。 (a196) 2021/05/28(Fri) 18:46:33 |
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