132 【身内RP】穏健なる提案【R18G】
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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
| ツルギは、「おやすみ。」ヒメノの部屋を立ち去った。 (a28) 2022/03/03(Thu) 19:03:16 |
| ナツメは、ぺらり。医務室で、今日の合議のログを閲覧した。 (a29) 2022/03/03(Thu) 19:44:13 |
| (a30) 2022/03/03(Thu) 20:58:34 |
| (t20) 2022/03/03(Thu) 21:18:03 |
| (a31) 2022/03/03(Thu) 22:20:32 |
| >> エノ
「おい」
任意の時間。おそらく君が目を覚ました後くらいだろう。 医務室に入ってきて早々、声をかける者がひとり。 さて、容態はいかがなものか。カイは続ける。
「怪我の調子はどうだ。治りそうか」
仮にも医師を目指す人間だから見にきた、にしては 不本意そうにしている。 変に思うなよと釘でも刺しそうなくらい。 (20) 2022/03/03(Thu) 22:21:46 |
| (t21) 2022/03/03(Thu) 23:23:28 |
| メイサイは、新しい心はあんまり欲しくないな、と思った。 (t22) 2022/03/03(Thu) 23:23:39 |
| フカワは、何年ぶりかに泣いた。多分10年ぐらい前にタンスの角に小指をぶつけたときとか、玉ねぎを切ったとき以来だ。 (a32) 2022/03/04(Fri) 0:15:53 |
| >>20 カイ 「おや、カイくん。」 青年は目を覚まして、ぼんやり窓から外を見ていた。 扉の開く音で、そちらを見て。 君を見たら、目を丸くする。 「来ると思わなかった。」 「あぁ。」 「とどめを刺しに来たのかな。」 あんま治りそうではないね、と。 よいしょ、と起き上がって、刺された背中を見せようと、 上の服をはだけていって。 (21) 2022/03/04(Fri) 1:17:58 |
>>薬局
ただ生きたいという鮮烈な少女の願いも。
ただ理解したいという青年の唯一の欲も。
そして彼らに手を伸ばした者達の意思も。
それら全てがいなくなってしまえばそこにあるのは、彼らが「そこにいた」と言う僅かな名残のみ。
倒れた陳列棚。乾いた血溜まり。散らばった商品の数々。多くの残滓が留まった場所に二人は到着した。
「当然と言えば当然ですが、殆どそのままですね」
前回駆けつけた青年は今は学生服ではなく動きやすいツナギを着ていた。人を助け運ぶ緊急の用事ではなく、人々の名残りを丁寧に掃除するのだから。
薬局
共に歩く青年の言葉を、曖昧な笑みで誤魔化して。
そうしている間に目的地へと辿り着いて、
全て"終わってしまった"跡を見れば、ほんの僅か目を伏せて。
「……ああ、随分と…」
荒れてしまったな、と思って。
血を流したのだな、と思って。
乾いてしまったな、と思って。
少しの間、"そこに居た"であろう人々に思いを馳せて。
「…まずは棚、起こしましょうか。
それが終わったら床に落ちてるものと、
それから…介抱するのに使ったものかな、これは。
ここから片付けましょう。
水を使いますから、床の拭き掃除はその後に」
「ユスさん、向こう側持って、手伝ってもらっていいですか
…ああそうだ、念の為手袋だけはしておいてくださいね」
やるべき事を整理したら、あとは簡単だ。
棚の方へ歩み寄って、道すがらに言われた通りに声を掛けた。
ああ、やっといつも通りの仕事だ。
人が人として生きた痕に触れ、思いを馳せ、それを消していく
"生きた"人の痕跡を消していく、自分の本来の仕事だ。
床に落ちている商品は一旦買い物かごに纏めておいた。
それから、床の片付いた所から水を撒いていくだろう。
薬局
目を伏せ思いを馳せる貴方をちらりと見やる。この人も他者に寄り添うことのできる人間なのだろう。自分とは反対側にいる人。
「分かりました」
てきぱきと行われる指示に本職の手際の良さを垣間見つつ、手袋を出して装着する。
少なからず怪我をしているだろう清掃員には予め肉体に負荷のかかる作業は自分が受け持つと進言している。素直に頷いて後始末に取り掛かった。
掃除は得意でも不得意でもない。詳しい知識がある訳でもないので、終始清掃員の指示に従って動くだろう。
薬局
この清掃員は、カミクズという人間は。
決して要領が良いとは言えない方の人種だ。
それでも慣れる程度の時間、この職に携わっている。
他人事のはずの事に、思う所ができる程度に。
「…床、片付きましたね。」
あなたの手を借りつつ、散乱していたものが粗方片付いた頃。
どうぞ、と二つ用意したモップの片方を差し出した。
「そろそろモップがけし始めちゃいましょう
最初に水を撒いた方…向こう側の方から。
足を滑らせないように気を付けて、
それから、ある程度落ちるまででいいですよ。
水拭きだけじゃ当然綺麗には落ちないので…」
あとで、これを使って、もう一度。
そう言って取り出したハンドスプレーの中身が揺れた。
「えっと…血の汚れを落とす時はオキシドール、です。
調べればすぐに出てくる事ですけど…
役に立つことも……ないと、いいんですけど。」
あなたが自分に声を掛けた理由の答えをふと思い出して、
そんなつまらない話を付け足した。
| (t23) 2022/03/04(Fri) 11:13:30 |
| (t24) 2022/03/04(Fri) 11:33:11 |
| ユメスケは、呟いた。「俺も違う物語の人だから、仕方ない」 (t25) 2022/03/04(Fri) 11:38:17 |
| >>21 エノ 「逆だ。そんなバカなことなんかしない。 ……あの女みたいに選ばれてたらやったかもしれないけどな」 面倒そうにため息を吐く。 まあ、普段の言動を見ればそう思われるのも無理はないから それ以上文句を吐くのはやめる。 「本当は来る気なんてなかった。 中途半端に助けたって、蹴落とす相手かもしれないのに。 でも仕方ないだろ、しつこく頼まれたんだよ」 目を逸らす。押しに弱いタイプなのかも。 実際、そんなにしつこく頼まれたわけではないけど。 他人のことなんて知った事かと思うのだって変わりない。 君の傍らに寄り、傷の様子を見ても 他の人より大して細かいことがわかるわけでもない。 ▽ (22) 2022/03/04(Fri) 14:25:55 |
| >>21 エノ 「傷に効く薬を持ってきた。 ……いや、僕が"作った"と言うべきか」 VRの特性を利用して作ったもの。 手のひらの上には塗り薬の入った容器。 「僕の父は外科医だ。昔、切り傷をした時に 手当をしてもらったことがある。 その時に使ってもらったのを作った……筈だ」 よく効く薬だという。 君の言う通り、毒でも塗ってとどめをさしにきたのかもしれない。 信じるかどうかは君次第だ。 (23) 2022/03/04(Fri) 14:27:19 |
| >>23 カイ 「へぇ、わざわざ俺の治療を頼む人が?」 「俺、殆ど誰とも交流してないのに。」 奇特な人もいるんだな、と。 どこか他人事で、でも少し嬉しそうな。 そんな声色を呟く。 「それでも、嫌なら断ればよかったのに。」 「優しいんだね。」 なんて言葉は、君の神経を逆なでするだろうか。 服をはだけて、背中を見せる。 決して浅いわけではない傷跡が、白い肌にくっきりと残っている。 何とか血が止まってるだけの、素人レベルの処置だ。 ▼ (24) 2022/03/04(Fri) 15:38:02 |
| >>23 カイ 「いいね、外科医。」 「医者は好きだよ。仲間意識がある。」 意味の分からぬことを呟いて、君が持つそれを見る。 ふぅん、とぼんやりと茜色の瞳が細まって。 「塗ってもらっていい?」 「あと」 「ついでに背中の汗も拭いてほしい。」 君を信用したのか。 あるいはもともと危機感がさしてないのか。 君に背中を完全に向けて、委ねるように。 (25) 2022/03/04(Fri) 15:41:54 |
薬局
「そうですね」
端的に答えてモップを受け取る。
移動する前に、眼前で揺れたスプレーを捉えた。じぃ、と焼き付けるように視線を注ぐ。
「てっきり特殊な薬剤か何かを使うものだと思っていました。それなら薬局でも普通に買えそうでいいですね。
使う機会が無いに越したことはありませんが、覚えておきます」
小さくお礼を述べて指示通り離れた場所からモップがけを始めようと、
「カミクズさん」
して、立ち止まって振り向いた。
「W誰かがそこで生きていた事の名残を感じていたいW。
海でそう話していましたよね。誰かが居たんだなと安心すると。
……こんな痕跡でも?」
乾いた赤を感慨もなくモップで叩いた。
| >>24 >>25 エノ 「うるさいな……別にやさしくはない。 感謝するならナツメにするんだな」 彼女に言われなければ何もしていなかっただろうから。 咳払いをして、ズレた眼鏡をなおす。 嬉しそうな君に反して、どこか不機嫌そうになった。 「……医者に仲間意識? どういうことだ」 怪訝な顔をしながらも、頼まれたことは了承する。 渋々といった態度だけれど。 ガーゼ、包帯などを用意して。 濡らしたタオルで、傷口が開かないように 背中をそっと拭けば。薬を塗り始める。意外と丁寧だ。 少々染みるくらいはあるだろうけど。 君が治したいと思うのならきっと、この薬は効くものだ。 ここはVR世界。現実とは少々違うから。 (26) 2022/03/04(Fri) 18:25:33 |
| エノは、鋏を持って出かけた人を見送った。エノには今回、投票権がない (a33) 2022/03/04(Fri) 18:28:22 |
薬局
「はい、どうしまし…」
た、と続けようとして。
投げ掛けられた問い、示されたものに、暫しの沈黙の後。
「…その最たるものじゃないですか、これは」
眉を下げて笑って、それを肯定した。
「誰かが生きて、生きようとした事の、名残じゃないですか。
その終わりに寄り添ったものの、名残じゃないですか。
それを汲み取る事のできる、最後の痕跡じゃないですか。
…人が人らしく生きたように、思えるじゃないですか。」
乾いた血痕に視線を落として、殆ど独白のようにそう零して。
それから、ふと顔を上げてあなたの方を見た。
寂しいような、悲しいような、複雑な色の笑みだった。
「ねえ、ユスさん」
「全部綺麗にしてしまったら、わからなくなるんですよ。
その人がどんなふうに生きたのか、どんな終わりだったのか。
どんな事を、思っていたのか。
それらを懐うことが、二度とできなくなってしまうんです」
「自分は、それは少し寂しい事のように思うんです」
| >>26 カイ 「あぁ、ナツメさん。」 「あの人、ちょっとお人好しすぎるな。」 「俺、そんなに話したことないんだけど。」 よくもまぁそんなに人に気を遣えるものだと、感心する。 それとも、"交渉"のための布石だったのだろうか。 目が覚めてすぐの時、彼女にそれを持ち掛けられたから。 それだったら腑に落ちるな、なんて、一人頷いて。 「ニジヤ製薬って知ってる?」 それは、この国でも有数の製薬会社の名前。 一般人でも名前くらいは聞いたことがある程度の。 「俺、虹谷 絵乃(ニジヤ エノ)っていうんだよ、本当はね。」 そうとだけ告げて。 薬が塗られれば、いてててて、と声を漏らす。 足の方にも傷があるのだが、そっちも染みるのかな、とちょっと嫌そうな顔。 「…なんかお礼をしないといけないな。なにがいい?」 (27) 2022/03/04(Fri) 18:46:09 |
| 夕暮れの空が、夜の色へ染めあげられる頃。 少女は、中央の建物に足を踏み入れる。
(恐らくは)人気のないその場所で、ぽつんと一人。 隔てる柵へそっと手を添えて、傍聴席をしばらく眺めていた。 そして、ここへきた用事を。 医務室で休んでいるエノの分も合わせて、2枚を手に取る。 皺ひとつないその紙切れを手帳に挟み込んで、それからログに発言を残す。
吹き抜けの下、中央へ立って、あ、と音を出す。 残響音を聴きながら、ここで歌ったら怒られるんだろうな、と思った。 (28) 2022/03/04(Fri) 19:04:34 |
| ユメスケは、扉を開けてもらうのを待って、それから君と一緒に外に出たのだった。乾いた音を聞くほんの少し前のこと。 (t26) 2022/03/04(Fri) 19:38:47 |
| (a34) 2022/03/04(Fri) 19:40:05 |
| >>27 エノ 「……恩でも売ろうとしたんじゃないのか」 これに関しては君と同じことを思っている。 カイだって大して話したわけではないが。 それなのに頼みを聞いたのは、ただのきまぐれか。 「成る程。なんでまた最初から本名名乗ってなかったのかわからんが」 薬を塗り終えるとガーゼを当てて包帯を巻く。 嫌そうなのも無視して、他にも傷があるのなら、そこもかかさず。 「……はい。終わり。これで少しは治るだろ」 「礼? じゃあ僕をここから出してくれ」 けど、そんなの無理だろ? カイは皮肉気に笑う。 礼なんていらないと言外に言っているようだ。 (29) 2022/03/04(Fri) 19:54:14 |
| >>29「やっぱそうかな」 「その方が気楽ではあるんだけどね。」 何故違う名前を、という問いには。 『違う人間になりたかったから』とだけ答える。 特別の皮を脱ぎ捨てたかった。 ただそれだけ。きっと贅沢過ぎて、誰に理解される事もない。 背中も足も、処置される。 VRの世界なら、軽い処置でもきっと。 死なぬようには、なるのだろう。 「じゃあ。」 「選ばないようにするね。」 君を出すことはできないけど。 出ることを邪魔しないようには、できるから。 (30) 2022/03/04(Fri) 20:08:16 |
| >>30 エノ 「違う人間に」 カイにはその一言だけでは 君が違う人間になりたい理由はわからない。 わからないけれど。 「……僕も思ったコトがある」 ぽつり、無意識につぶやく。 きっと、カイは逆だ。特別になりたかったほうだ。 だからきっとすべて理解まではできないのだろう。 はっとして、今のは、なんでもない。と言って。 「ふうん。それが本当ならありがたいな」 ▽ (31) 2022/03/04(Fri) 20:30:12 |
| >>30 エノ 「ああ、あと──これもやるよ 傷の手当てだけじゃ、不十分だからな」 ひとつ、赤い飴玉にも見えるそれを、君に差し出す。 「これは、そうだな……大量に出血した後は 貧血と同じような症状になることもあるだろ。 だから、まあ、そう、鉄分」 実は、適当。製薬会社の子息であろう君になら これが薬の類ではないことくらいはわかるのかも。 だからこれはいわゆる、気休めである。 いたいのいたいのとんでいけ、でなんでか子供が泣き止む程度の。 「じゃあな」 そうぶっきらぼうに言って、カイはさっさと医務室を立ち去る。 (32) 2022/03/04(Fri) 20:31:07 |
| 「良心が痛むとか、人の心がないとかって言葉、変ですよね」 「心臓でものを考えてる訳でもないのにね」
「心欠けちゃってても、悲しいものはちゃんと悲しいです」
4日目、いつかの時間。ヒメノさんの部屋。 彼女の遺体と、それから誰かが飾った花がある。 僕はそれらを前に手を合わせた後、物言わぬ彼女へ一方的に言う。
「合議、見せてくださってありがとうございました」
「ヒメノさんの生きたい=A凄く輝いてて良かったですよ」 「ちゃんと、見てましたよ」
「お疲れさまでした」
それから、おやすみなさい。 (@11) 2022/03/04(Fri) 20:38:28 |
| エノは、別にそれが、確かな効き目があるものかどうかは、気にしなかった。 (a35) 2022/03/04(Fri) 20:44:21 |
| エノは、ただ、それを舐めて……「やっぱり優しいね」と、呟くのだった。 (a36) 2022/03/04(Fri) 20:44:48 |
| (a37) 2022/03/04(Fri) 20:45:39 |
| 『今、これだけおしえ』『なんで、そんなに平気な顔して』
『アクタくんたち、だいじょう』 『助けてくれたって聞きま』『自分に投票するのだけは、やめ』 『怪我してるって』『投票してごめんなさ』 『間に合わなくて、ごめ』 (L3) 2022/03/04(Fri) 20:46:06 公開: 2022/03/04(Fri) 20:55:00 |
| ユメスケは、ごくごくそっけない文字列に、手を振るスタンプだけを返していた。普通程度のお祈りはしたものですから。 (t27) 2022/03/04(Fri) 20:57:47 |
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