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【人】 月迦嶺鬼……まだこの山を二人で巡ってなかったな 一緒に……といいたいところだが 今は駄目だ その後ならいつでも案内しよう 何もない山だが、それはこれから…… これから────だ (0) 2023/01/19(Thu) 21:30:26 |
【人】 月迦嶺鬼[ ────これから甦るのだ。 その山を二人で巡りたい。 春には花が咲き 夏には緑が生い茂る 秋には紅葉が落ちて焚き火が出来る 冬は一面銀世界 そんな山に戻る。 二人ならそれが可能だと思い始めていた。 ] (1) 2023/01/19(Thu) 21:30:38 |
【人】 月迦嶺鬼[ その笑いはやめろとでもいうように 苦笑いの表情の口元へもう片方の手をやり 口の形を変えようとした。 それで少しは歪んだ顔になれば。 ] 次は笑顔で迎えてもらおうか ……言ったであろう 我はそなたを置いていくことはせぬよ 不安げな表情を苦笑いに変えて……。 もう少し、心が触れ合えれば 何もかもを伝えられただろうか。 心を通わし分かち合うのは これからだったというのに。 ] (3) 2023/01/19(Thu) 21:31:17 |
【人】 神立自ら………ですか それは、それは [ 従順なのがまた気に食わんなぁ という顔で──面の下だが── ぱたりと尻尾を止めた。 すぐにピーチクパーチク囀る鳥と 一緒にされては困る。 泣き真似はすぐにはやめないが、おいおい。 ] (5) 2023/01/19(Thu) 22:17:36 |
【人】 神立誰かのお陰でよく耳には届くもので ………寂しい、のですかね あぁ、まあ、勿論 巫子が突然従順になったら 猜疑心くらいは抱きたくなるでしょう ……桜、は 見れることを祈っております (6) 2023/01/19(Thu) 22:18:08 |
【人】 神立[ 野狐ではなかった頃のことを ふと思い返して首を振った。 その巫子も一緒に。 喉まででかかった言葉を柄でもないと飲み込んで 色褪せた桜を想い目を瞑る。 ] (7) 2023/01/19(Thu) 22:18:44 |
【人】 神立要りませんよ 吾は生涯貴方様以外に 心を砕く気はありませんから ……吉報はこの狐、いつまでもお待ちしております [ 山を降りた元巫子達がどうなったのか。 上手く生き延びているやもしれんし その逆もまた然り。 その行く末を知っているのは、 ただ一匹の狐。 ]* (8) 2023/01/19(Thu) 22:19:10 |
【人】 神立 …急に出てくるな 神出鬼没か貴様 呼んでいない、偶偶お前の名を呟いただけだ [ この鳥相手に空で撒こうと すること自体が分が悪い。 ぴたりと足を一度止めれば 一応追いやるように手を仰いだ。 ] (9) 2023/01/19(Thu) 22:19:51 |
【人】 神立お前が流したのだろう?新しい巫子の話 すぐ耳に入ってきた 全くおしゃべりな鳥よな [ 自らの噂好きを棚にあげて ほいほいと手をふってみせる 八つ当たりするなという言葉は 聞き流しながら。 ] (10) 2023/01/19(Thu) 22:20:16 |
【人】 神立…まあいい そういえば あまり吾の領域内に立ち入るなよ 、銀吾とて何も知らない訳では無いのだから 会いに来るのなら今みたく現れておけ 知らんうちに覗かれるのは好かん (11) 2023/01/19(Thu) 22:21:08 |
【人】 神立[ お前とも長い付き合いだが こうして面と向かって言ったことは あったんだか、なかったんだか。 いつだかの日、 白い羽が落ちていたことを思い出して、今日。 ]** (12) 2023/01/19(Thu) 22:21:48 |
【人】 御供三樹………わかりました [ あともう少し、あなたと心を通わせられていたのなら こんなにも心苦しくなることはなかったでしょうか あともう少し、…もう少し。 時間があったのなら、─── ] (13) 2023/01/21(Sat) 13:58:20 |
【人】 御供三樹…笑顔になりますから 代わりにもっていってください、 どうか 少しでも [ 口元を歪ませたあなたの手に手を添えて 握れば一度目を伏せて。 すぅ、と息を吐き触れるだけの口付けを。 祈るように 予感を拒むように 身体だけを触れ合わせた ] (14) 2023/01/21(Sat) 13:58:53 |
(n0) 2023/01/22(Sun) 19:09:05 |
(n1) 2023/01/22(Sun) 19:09:28 |
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