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【人】 褐炭 レヴァティ「ほい ほほ〜 いまだ食事も らっとらん 子は居らんですか いね〜?今 から もらう子はサァ ビスで俺ん皿 煎り豆さんの つけちゃる よ〜」適当な誰かに煎り豆をプレゼントし、 マイペースに朝食を取り始めた。 ひどく掠れた声。重たい動き。施設に来て数年以上の者は、 レヴァティがほんの時々、不調気味だったり、 酷い時は一日中部屋で休んでいることを思い出す。 理由はいつも、移らない風邪と言われる。 (知識のある者は、風邪よりも持病の方が近いように思えて良い) 昨日、肌寒い時間帯にも屋上にいたようだが、 (0) 2021/05/28(Fri) 20:03:18 |
キミの ポルクス と カストル(匿名)は、メモを貼った。 2021/05/28(Fri) 20:03:43 |
【人】 小さな心 サルガス「――」 あれ、だなんて。何もわかってないふりをしてみせるのさえ。 できないほどに、寂しくて、しずかで、ああ、まだ夢をみているのだろうか? 食堂に入った入り口で立ち尽くして、いつも座る席を遠くの風景のように見て。 どん、と背中を押されて、食堂の入り口からよろけた。 生徒の顔は見てないけれど、昨日もそんなことがあって、ああ。 だれかが、それを咎めていたのを、それをどうしてと聞こうと思って、今みたいに、 それどころではなくなってしまって、聞けずじまいでいちにちを過ごして、 ああ、そのだれかが、ぼくのともだちは、もう、そのようにはしないのだろう。 どうして、ぼくのともだちは、あそこにいないんですか? (1) 2021/05/28(Fri) 20:07:48 |
メレフは、朝食の時間、食堂に顔を出さなかった。 (a0) 2021/05/28(Fri) 20:09:44 |
【人】 小さな心 サルガス スピカがいつも座る席を見た。 いっぱいに陳列棚から持ち出して、まるいちにちぶんみたいな食事を詰め込む姿がない。 シェルタンがいつも座る席を見た。 そのまわりにたくさんの子たちが集まって、彼の話を聞きに来る小さな上背はない。 ルヘナがいつも座る席を見た。 すぐそばのいっぱいの食事を見ておなかいっぱいになって、ちょっと遠慮がちにする呆れ顔がない。 イクリールがいつも座る席を見た。 ひとりひとりを大事に育むみたいに、声をかけて、ようやくそこに座る小さなきみが、いない。 「どうして?」 考えられない。考えたくない。 不安を頭の中から取り払うと、頭は空っぽになってしまった。 まだ、席にさえつかず、ひとりきりで立ち尽くしている。 (2) 2021/05/28(Fri) 20:15:02 |
【人】 壊れかけの ルヴァサルガスの横で、静かに膝を付いた。 体重が軽すぎて、音も出ない。 食堂を。 その、二日前に比べて、伽藍とした食堂をみて。 「…………嘘」 とぽつりとこぼして、俯いた。 身体から、力が抜けて、だらりと、顔がしな垂れる。 「は。 はは。 あは……あは、は、はは、ははははは……。 はははははは、ははははははははははははは」 ぼたぼた。 ぼたぼたぼたぼたと。 涙をこぼしながら、壊れた人形のように笑った。 何で泣いているかも、何で笑っているかもわからない。 何で泣いているかも、何で笑っているかも説明できない。 それはもう『言ってはいけないこと』だから。 『触れてはならないもの』だから。 誰もが、その壊れたように笑う子供の小さな背中を、 見ないようにして食堂へと急いでいる。 (3) 2021/05/28(Fri) 20:16:07 |
小さな心 サルガスは、メモを貼った。 (a1) 2021/05/28(Fri) 20:17:44 |
サルガスは、涙を流しました。 (a2) 2021/05/28(Fri) 20:21:13 |
星を仰ぐ メレフは、メモを貼った。 (a3) 2021/05/28(Fri) 20:21:56 |
【人】 小さな心 サルガス>>3 ルヴァ 「ルヴァ……」 そばで、折れてしまった彼を見た。耐えきれなかったのかもしれない。 でも、なら、ああ。まだ、自分は大丈夫なのではないか。耐えられるのではないか。 耐えられるのならば、自分にはすべきことがあるのではないか? ぐ、と唇を噛み締めた。その拍子に瞼からはぼろぼろと涙は落ちたけれど。 だめだ。ルヴァの周りに居たみんなが、シェルタンが、ルヘナが、イクリールが。 いないのなら、彼を一人にしたくないのなら。 「ルヴァ、ごめん、ごめん、ごめんね。 泣いていいよ、いいんだ。ねえ、いいんだよ。かなしいよ、くるしいよ。 いいんだ、ぼくらは、彼らを覚えていて、いいの、それで、いいんだよ」 そばに膝をついてしゃがみこんで、まだ年の近い彼からしても小さな腕を伸ばす。 (4) 2021/05/28(Fri) 20:25:59 |
サルガスは、ルヴァを抱きしめようとしました。 (a4) 2021/05/28(Fri) 20:27:21 |
【人】 徒然 シトゥラ「ああ、今日は配膳係がいない日か」 自分が当番であったか見直して食べられない食事を見下ろし 一瞬の迷いの後厨房へと向かえば、 あまりがあった からおかわりをする生徒にあげて欲しいと頼んでおいた。 (5) 2021/05/28(Fri) 20:30:56 |
カストルは、うつむいているポルクスの手を、引っ張ってきました (a5) 2021/05/28(Fri) 20:36:47 |
【人】 徒然 シトゥラ「……サルガス? え”っルヴァ!? どうしたんだそんなに泣いて。 昨日からやっぱり調子が悪いんじゃ無いか」 二人の様子に慌てて駆けつければ傍でその様子を見守っている。 仲良くしていた彼らがいなくなったことにあまりに異様に適応している姿は気持ち悪さを感じさせるかも知れないが、隠された前髪の向こう側からの表情は伺うことができない。 「喧嘩をしたンじゃないなら、落ち着ける場所にいくのはどうだ? 点呼については先生たちに言っておいてあげるからさ」 (6) 2021/05/28(Fri) 20:38:34 |
ブラキウムは、ここに居る。 (a6) 2021/05/28(Fri) 20:43:02 |
サルガスは、ヌガーにりんご、牛乳ポット、とにかくなんでも、ひっつかみました。 (a7) 2021/05/28(Fri) 20:43:30 |
サルガスは、一目散に食堂を飛び出しました。 (a8) 2021/05/28(Fri) 20:46:53 |
【人】 壊れかけの ルヴァ>>4 差し伸べられた小さな腕にすら縋ってしまう。 身体は震え、涙が零れる。 居なくなってほしくなんてなかった。 誰一人欠けてほしくなかった。 その気持ちは本物で、本物だから悲しくて仕方がなかった。 同時に、今日を生きている自分に安堵している自分も見つけて 情けなくて情けなくて情けなくて情けなくて、 浅ましくて浅ましくて浅ましくて浅ましくて、 膝が笑って立っていられない。 「ごめん、ごめんなさい、サルガス、ごめんなさい。 かなしい。悲しんでごめんなさい。悲しくてごめんなさい。 おれさまは、ダメなやつで、覚えていることしかできなくて。 おれさまが、別の誰かなら、良かったのに。 おれさまが、最初に生きたいなんて思わなかったら良かったのに。 ごめん、サルガス、ごめん……!」 支離滅裂な言葉を、涙と共に零して回る。 (9) 2021/05/28(Fri) 20:51:48 |
【人】 小さな心 サルガス>>3:9 ルヴァ 「……よわむしなぼくで、ごめんね。きのう、きっときみと、もっと話していればよかった」 人に囲まれているということは、満たされているということで。 人がいなくなるということは、それが欠けてしまうこと。 いつだってひとりぼっちの自分とは、きっと落ちる崖の高さも違うのだ。 「シトゥラの言うとおり、きっと、ここは、つらいでしょう。 ぼく、おべんとうみたいに食事をもっていくよ。どこが、いいかな。 高等部の子のへやがいい? それとも、ぼくのへや、なかにわ、なんでも、いいんだけど……」 見ないふり、触れないふりを出来るものたちに囲まれて食事をするのはつらいことだろう。 そして何より、彼を守らないといけない。そのために、何ができて、どこへ。 自分よりも背の高いきみを、かばうように両腕をのばしたまま立ち上がる。 (10) 2021/05/28(Fri) 20:59:15 |
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