人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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 行きたいところ?
 どこかな

 いこ


[花束を預けたらその手は空くね? 手を差し出した*]

[缶ビールは冷えた方がいいけれど、
 サワーなら多少冷えてなくても味は分かる。
 あまりにも温くなれば氷も足すことも視野に入れるが
 そこまで時間をかけることはないだろう。]

 
  大丈夫。
 

[断りを入れて、開けたプルタブはコーラの方。
 しゅわしゅわとアルミの中で泡が踊る。
 毎日飲む程じゃないが、
 たまに飲みたくなるのは何故だろう。

 慣れ親しんだ味を、口に含みながら。
 瞳に映るのは、爆発のシーンだとか。
 友情を育むシーンだとか。
 時に恋愛事情も混じりながら物語は進んでいく。

 一日に全部見ることは無理だろう。
 それでも、自動再生されていく話数が増える度、
 進んでいく物語は、子供の頃を思い出して
 懐かしくもあり、出演者の傍らで眺めている。]

[羞恥に沈んでいく姿を横目に笑いながら。
 ピザの合間にピクルスを食んで、
 カリ、と音を鳴らせた。

 程よく味が染みていてカルボナーラで
 まろやかになった口に酸味が効いてくる。

 料理を楽しいと話してくれた。
 以前はやる気になれば、の程度だった話。

 真剣になる理由を聞いたなら、
 店のことを思い浮かべて、分かります。
 と、短く同意を示しただろう。

 美味しいと言ってもらえる人が居るからこそ、
 料理の腕は育つのだと思う。

 だから、ピクルスにも。サラダにも。
 美味しい、と彼に重ねて告げて。笑って。]

[少しずつ角度が鋭くなっていくピザの形。
 Mサイズにしたから、食べ切れるだろうか。

 二日酔いの理由を聞いたなら
 少し苦笑も浮かべたくなるもの。]


  そんな理由で飲まされたんですか……。
  高野さんが飲める方だったから、
  良かったのかもしれないですけど。

  それ、軽いアルハラじゃないですか。


[渾身のメイクかと思いきや、二日酔いで陰を作った理由。
 子供が知ったらどれほど悲しむだろう。
 できれば俺も、知りたくなかったです。というのは、
 ひっそりと心の奥底にしまっておくとして。
 (男はいつまでも心は少年のままなので)]

そーゆー定番もいいけど、ホテルのアフターヌーンティーとかも行こ。
ひとつのケーキちっちゃいし、いろいろ楽しめるかも。
それでゆっくりお茶しよう。どれがおいしいとか言ってさ。

[ふわふわのワンピースでそんな時間も、絶対に楽しい。自信がある。
 小さいケーキも、こんなときばかりはありがたいね。]

王子と王子もする? 王子コーデ探さないとな。
シャミさんなら、ショートパンツスタイルでタイツとかハイソックスでもきれいだろうな。

[うんうん、頷いて想像する。
 今度はダークレッドを探そうかな。]

 
[そうして聞きたかった核心に触れれば、
 予想とは違った答えに、少し目を瞠った。

 本格的にない。
 それは殆ど言っていいほど
 俳優業を断つように聞こえたから。

 

[あっち側、と遠いもののように話すのを、
 ただ静かに聞いていた。

 話題になっている今なら、返り咲くことは
 難しくないのではと、
 浅い知識ながら考えたものだけど。

 その世界を知らない俺には、踏み込むことで
 何を犠牲にするのかは分からない。けれど。

 『犠牲』という言葉を使う時点で、
 彼の心は思った以上に離れていたのかもしれない。

 あれほど喜ばれたというMVを断ろうとしたこと。
 メディアに取り上げられる仕事だから、
 確かに私生活は多少、犠牲になるかもしれない。]


  ……――、


[復帰の為にではなく、見切りを付ける、為に。

 そう選んだ彼に、ラジオで喜んでいた
 ファンの声を思えば、少し残念な気はしたけれど。]

[コンプレックス、と聞けば、軽く眉が下がる。
 そうなんだろうなとは思っていたけど、あんまり自分から言うのは気分がいいものじゃないだろう。
 それを払拭できるように、きれいなワンピースを選んだつもりだけど。
 それでも不安だったかという気持ち半分、ボクがそれを払えたと聞いて嬉しい気持ちが残り半分。]

似合うし、可愛いよ。
想像してたよりもっときれい。

[お姫さまなポーズに、そういうところがかわいいんだよなぁと心のスタンプカードにかわいいスタンプを押した。]

【人】 客 葉月

[カウンターに置かれた茶色い瓶がぽん、と小気味いい音を立てた>>41]

え、冷やさないビールとかあるんだ。

[驚いて彼の顔を見てしまう。世界は広い。

飲む前の素直な意見としては、
「ほんとに美味いのか……?」
ってところだった。ビールってキンキンに冷えてるものじゃん?

ひとくち飲んだあとの感想としては、]

ふおお……滑らかで飲みやすい!
甘くて喉越しもいいし、ワインバター蒸しに合うなあこれ。

[しかも瓶で頂いちゃったもんだから、手酌でぐいぐい進んじゃう。やばくなったら誰か止めてくれ**]
(43) 2023/03/14(Tue) 1:17:33
ん、ボクはフルーツ入れてくれる方がいーな。
どんなのできるか気になるし。

[店についたら、何を選ぼう。
 イチゴがあったら入れたい。チェリーは流石に早いかな。
 こないだ店でブルーベリー見たの美味しそうだったから、入れてみようか。
 そんな話をいくつかしながら、ロッカーに花束をin。
 せっかくくれたのに、ごめんね。シャミさんのご友人も、ごめんなさい。]

よっし。
じゃ、アイス食べに行って、プリね。
めっちゃ可愛い写真撮ろ。

[空いた片手を重ねて――ちょっぴり、鼓動が早くなる。]

行きたいとこ、先聞きたい?
サプライズがいい?

[探り探りのデートになりそうだし。
 行き先は決まってるけど、進行の好みは聞いておきたい。]

[返り咲くことのない花。

 彼自身がそう決めたと言うならば。
 もう名残惜しいと口惜しむこともない。

 言葉を飲む込むようにゆっくりと瞬いたら。
 向けられる視線に、目を見合わせて。]


  じゃあ、『ヒーロー』はもう卒業ですか?


[無名のヒーローは残る。まだ暫く。
 画面に映し出されたままのブラックも。
 配信され続ける限り。
 またいつか、誰かの心に残るかもしれないけれど。

 『ヒーロー』が素の姿になったのを
 知っているのは、隣に並ぶ自身だけ。*]

―― 先輩の惚気 ――

 名前知らないまま話し込んだりも、
 ここだとよくあるよね。

 はは、言っといて。
 スカウトマンでもなんでもないけど。

[ その気なら口利きからのスカウトも
 考えるけど、そんな事したら先輩にシメられて
 しまいそうなので、言わなないまま。 ]

 や、無駄にならずに逆によかったよ。
 どういたしまして、じゃ、
一番高い酒ください。


 ――冗談だから、一番キツい酒持ってこないでね
 お願いします。ビールで。

[ 本気にしたところで、ここで一番高い酒とは
 なんであるかなどは、知れない。
 し、別に度数の高い酒を飲むつもりもないので
 ほんと、ビールでお願いします。 ]

 このご時世、当人同士の問題に
 そこまでうるさくないでしょう

[ うるさく言われるような人物なら
 そもそも、話はしないのだけど。

 先輩のことは、それなり信用するのが
 後輩でしょ。 ]

 それは最近、すごい実感してる。
 どっか他人事みたいに、俺心狭ぁとか
 しょっちゅう思う。

[ 恋して新たな自分を知るには
 大きく頷いた。 ]

【人】 店員 ミスミ

[本当は蛤をこっちに入れてもいいのだけど、蛤は別で指定オーダーがあるので今日はムール貝が主役。
合わせるパスタを計った後、今回もムール貝を擦り洗いのあとに足糸を取り、よく流水ですすいでからまずは鍋に入れて口が開くまでフライパンで蒸して一旦火を止めてフライパンから引き上げる。
別のフライパンにはオリーブオイルとにんにくを準備しエビやイカ、タコなんかもストックがあれば一口大にして一緒に入れてしまおう。
ペスカトーラは魚介の種類が多いほど出汁が複雑になって美味いのだ。

薫りを移す役目を終えたにんにくを抜き、魚介はまとめて最初のフライパンに移し替え、具の残らないフライパンに白ワインを加えてアルコールを飛ばせばコンロの上に立ち昇る青い炎。
その青が消えたところでうずら豆を足し、ベーコンを足さなかった代わりにもったいないと思いながら丁寧にひかれたコンソメスープでトマトペーストを伸ばして鍋に加えた]
(44) 2023/03/14(Tue) 1:23:19

【人】 店員 ミスミ

[鍋の中の魚介類がトマトとコンソメの旨味を含んだころ鍋に加えるのはショートパスタ、なのだが準備してある種類は一つではないので、しばらくはコンロ脇にあるタイマーとの睨み合いだ。

まず最初に太く、向こうを見通せそうな穴の開いたリガトーニ。
次にファルファッレ、リボンの皴の部分が厚いせいでこれも見た目よりも時間がかかるので早めに入れる。
間髪入れずに更にコンキリエ、貝殻の形をしているのでビジュアルがまさにこの料理に打って付けだ。
一分ちょっと間をおいてからくるくるとした捻りが可愛いフジッリを最後に。

リガトーニでパスタの茹で具合を確認し、アルデンテまであと少しになったら最初のフライパンで出番を待っている魚介類たちをショートパスタの海へと放流する。
ワンスプーンでいろんな味を楽しめるほうがいいだろうから、飾り用のムール貝をいくつか更に別にした残りは身を外してから合流させよう。
煮込んだパスタはとろっと色艶良く仕上がり、深めの皿に盛り付ければ先程のワインソテーでも使ったイタリアンパセリを刻んだもので色どりを添えよう]
(45) 2023/03/14(Tue) 1:23:34
 そうだね、消滅とか考えた事もないけど

 逃げようとされたらみっともなく
 縋ってしまうかも

[ プライベートな部分に
 深入りすることがなかったのは、お互い様
 であるが、これほど上機嫌で饒舌な彼女は
 今までに見たことがなく。
 軽い気持ちで聞けば、ご機嫌でつらつらと
 語りだすので ]

 あ、ビールお代わりください。

[ まずは追加の酒を注文した ]

【人】 店員 ミスミ

お待たせしました、Pasta e fagioli alla pescatora(パスタとうずら豆の漁師風)です。
パスタ・エ・ファジョーリ自体はイタリアでも割と定番のレシピなんですけど、ムール貝を美味しく、とのリクエストだったのでナポリ風のペスカトーラ仕立てにしてみました。
是非スープまで味わってみていただければ、と。

[スプーンだけでなくフォークも勿論つけるけれど、欧州にゆかりがあるらしい噂を聞く人はもしかしてフォークなんて使わなくても殻付きムール貝なんて怖くもないかもしれない。

けれどまあ、飲食店なのでカトラリーを使う・使わないは食べる本人の自由だよね*]
(46) 2023/03/14(Tue) 1:24:01

【人】 店員 ミスミ

[冷えていないビールに驚きを隠さない様子>>43に、使ったものを洗う傍ら]

冷やさないビール、というかビールがより冷えてるほど喜ばれる国って実は日本ぐらいですよ。

[まあ、今は日本で冷えたビールにはまったインバウンドの皆さんが持ち帰って広めているとこともあるらしいけれどね**]
(47) 2023/03/14(Tue) 1:24:07
 ファンと。そりゃまた。

 あぁそれは………嬉しいね
 俺たちみたいなのには、特に。

[ イチコロの殺し文句だろう。
 素の貴方を、向き合って知りたい、なんて。
 彼女にこの顔をさせる彼氏に、ますます
 興味が湧いてくる。 ]


 あぁ………、うん うん

[ アイドルを辞めた後の、
 普通の生活の中で過ぎ去った日々
 の話には、こちらにも通じるものがあり
 一つ一つ、丁寧に頷きながら聞いた。 ]

 アイドル時代の、壁は大きいよね
 勝手にそういう顔、作っちゃう時
 俺もある。

[ 普通の女の子をしたくて、過ごした日々のなか
 うまく行かず、悩む日々もあっただろう。

 ただ、その日々があったからこそ、
 彼女は出会うことができたのだと、思った。

 なにせ、相手の理想とする偶像を
 演じるのは、我々の得手とするところ。

 そうせず、諦めなかったからこそ ]

 そっか。

[ この人ならと言える相手に
 ただの人間、ただの女の子として
 迎えて貰えたことには、 ]

 うん、良かった。幸せそうで。

[ 心から祝福の言葉を送った。

 好きだと伝えることも、
 本当の自分を差し出すことも、

 その本気を受け取ることも
 受け取られないと知りながら、伝えることも

 等しく、勇気ある者にしかできないこと。 ]

[ 頑張ったね。

 あくまで俺は後輩なので、
 その言葉を投げかけることはない。

 頑張れと背を押したとて、
 行動に移したのは紛れもなく、彼女だから。 ]

 え゛っ 俺?

[ うんうん、良かった。
 この中々に頑なところもある先輩の大事な
 彼氏にいつか会ったらなら後輩ヅラして
 先輩をよろしく、などと挨拶しなければ
 
 とか、考えていたので突然水を向けられて
 濁音で反応してしまった。

 友人が幸せを報告してくれた素敵な夜
 お代わりしたはずのビールも残り僅か。 ]

 いや、いいよ 俺のは
 恥ずかしがり屋なんで。

[ 降参するように両手を上げたが
 追撃されるようならぽつぽつと
 話し出すかもしれない。* ]

店員 ミスミは、メモを貼った。
(a14) 2023/03/14(Tue) 1:25:57

[アイスショップに着けば、ショーケースには色とりどりのフルーツ。
 イチゴもあるし、ブルーベリーもある。チェリーは残念ながら。]

なにか入れたいのある?

[ふたりで好きなフルーツを選んで、それをミックスしてもらって、今日しかできない味を分け合う。
 今更ながら恋人っぽいんじゃない、と思ったら、味がわかんなくなりそうになったけど。
 冷たいソフトクリームはありがたいことに、そんな緊張も冷まして、舌を起こしてくれる*]

[ プロである誰かが、
 自分の作ったものを食べると聞けば
 多分作ることからしていなかったと、思う。

 けれど今日訪れてくれるのは、
 プロであるが、恋人。

 作るという楽しさを教えてくれたのも
 君だったから。そういう気持ちで作ったものを
 きっと、食べてくれるだろうとも、思って。

 合間に摘まれたピクルスが口に
 運ばれるのを、思わずじっと見てしまった。

 美味しい、と言われればまた一つ、
 君がいつも感じている気持ちに、
 近づくことが、出来ただろうか。 ]

 結構な年だし、不器用だけど
 馴染んで欲しかったんだと思う、現場に。

 俺は自分のことでいっぱいいっぱいで
 声掛けられても、素っ気なかっただろうし

 限度を知らなかったから、断れなかったけど
 それからは断ってたよ、ほどほどで。

[ 苦笑いを浮かべる彼には、そう答えた。
 
知りたくなかった事を、いつか教えてくれるなら
 ご機嫌取りに伺いたいと思います。
]

[ これからの事でもあり、これまでのことでも
 ある話を、君は黙って聞いてくれていた。 ]

 そうだね、そうなる。
 がっかりした?

[ 卒業ですか?と問われたなら
 すぐに肯定の返答をした。

 投げ返した問い。
 浮かべる表情に、悲しさは寂しさはない。

 人の思いの中にだけ、生きているであろう
 ヒーローは、今もう、君の隣には居ない。

 君の隣にいるのは、少し駄目になってて
 君のことが大好きなだけの、ただの男だ。* ]

メモを貼った。

【人】 客 葉月

えっそうなの!?全然知らなかった。

[大河くんの言葉に、絶賛手酌中のおじさんはそりゃもうびっくりしちゃう。
けどまあ、冷たくないビールもこんなに美味いんだからそりゃそんな世界もあるか]

……なんかアレだな。
大河くん、俺の知らない世界のことめっちゃ知ってるんだな。俺の方が遥かに年上のはずなのに。

[美味いつまみを頬張りながら、そんなしょうもないことを仕事中の青年に投げかける20代後半男性がひとり**]
(48) 2023/03/14(Tue) 2:02:04
 


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