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【人】 京職 一葉「オレにしてみれば、お前たちこそ憐れな存在だ」 人の世の美しさ、儚さ。 彼らは弱いからこそ信じ合い、愛し合い、守り合う。 あやかしには作り得ない、信頼という魂の鎖を紡ぐことができる。 私には何にも代え難い"宝"が出来た。 あれは、お前には到底手に入らぬものだろう?と小さく笑う。 「百鬼夜行の再来?好きにすればいい」 「でも百継様は、きっとお前を討ち倒す」 正直なところ、私と徽子では、妖怪としての格が違う。 例えるなら獅子と鼠のようなものだろう。 それでも。 (49) Valkyrie 2021/04/23(Fri) 19:30:32 |
【人】 京職 一葉「オレが百継様を御守りする。継置様達もいらっしゃる」 口にすれば、それは叶わない未来ではないように思われた。 「オレはね徽子。お前が嫌いだったよ。ずっと昔から」 口にすれば、どこか清々しい気持ちになった。 お前みたいなのは、面と向かって「嫌い」と言われたことなどないだろう。 ザマーミロ。 「────だが。百継様を大過なく育ててくれた事は、感謝する」 幼き百継様を喰らわなかったのは、何かの狙いあってか、はたまた気紛れか。 そんなのは、知った事ではないけれど。 唐突に礼を述べたオレに、徽子はどんな顔をしたろうか。* [パス] (50) Valkyrie 2021/04/23(Fri) 19:30:50 |
京職 一葉は、メモを貼った。 (a17) Valkyrie 2021/04/23(Fri) 19:36:39 |
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