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【秘】 ユスティ → エウロパ今も消えずに燃える決意と告白の思い出 エウロパにとっては忘れたくない ユスティにとっては忘れられない どれほど想いが交差しようと 姿を変えようとも その形は決して変わることはない。 (-24) 2023/10/10(Tue) 15:11:12 |
【秘】 ユスティ → エウロパそれでも彼女の方が 綺麗な咲かせてみせるのだろう。 気取らず、迷わず、 その一歩を躊躇わない彼女こそが。 触れ合った手はエウロパの勇気の対価 その対価という名の恩にどう返せばいいのか 答えを待たせる時間はない。 (-26) 2023/10/10(Tue) 15:12:51 |
【秘】 ユスティ → エウロパ「ボクは……、 キミの傍にいる資格なんてないと思っていた。 キミの努力を知っておきながら ボクを軽々と飛び越えるキミが羨ましくて 天才という言葉でキミという存在に蓋をした。」 (-27) 2023/10/10(Tue) 15:13:25 |
【秘】 ユスティ → エウロパ「ボクが一番の魔法使いになって キミを守れるようになるって誓ったのに キミには絶対に追いつけないと分かって、 ボクはキミの事を守ることなんて出来ないって。 その事実を受け止めることができなかったんだ。」 (-28) 2023/10/10(Tue) 15:14:14 |
【秘】 ユスティ → エウロパあの日味わったのは絶望だ。 次第に彼女の背が遠くなり 一歩一歩絶壁を登る後ろから まるで月へ還るカグヤ姫のように 空を舞い軽々と飛び越していく。 無理についていこうとすればするほど 身体が悲鳴をあげ、手足の感覚さえなくなる。 圧倒的な差を、思い知らされる。 (-29) 2023/10/10(Tue) 15:15:52 |
【秘】 ユスティ → エウロパ赦せるとでもいうのか。 問いよりもエウロパからの要求が先手を取った。 次に彼女がする事が 星屑に埋もれた自分の問いに対する答えだろう。 頬をつねりでもするか、叩くか、あるいは。 なんにせよその答えがもらえるのなら ユスティに断る理由などなく、 ユスティは静かに目を閉じた。 それは彼女の示す条件への肯定だ。 (-31) 2023/10/10(Tue) 15:17:57 |
【秘】 ユスティ → エウロパ示された答えは赦しでも糾弾でもない。 ただ己が持つ想いを言葉から行動に変えただけ 単純明快な感情の表出、たったそれだけの事に どれだけ救われたことだろう。 (-33) 2023/10/10(Tue) 15:19:46 |
【秘】 エウロパ → ユスティ「君は言葉通りにずっと守ってくれてたよ。 守る方法って、魔法だけじゃないでしょ? 色んな方法があって君は魔法も含めた 色んな方法で私を守ってくれた。 今日だって。 君が来てくれなかったら、私はここにいない。 そして、君がいないなら、君に嫌われてるなら そうなってもいい、って。 何処かでそう思ってしまったから、 あの暴走を止めることも出来なかった。」 (-36) 2023/10/10(Tue) 16:51:27 |
【秘】 エウロパ → ユスティ 寂しい思いをもうしたくない。 この世界でただ一人、好きな人に嫌われたら 天で廻る星の一つになれても何の意味もない。 星に愛されたいんじゃない。 最愛の人に愛されたいの。 (-38) 2023/10/10(Tue) 16:52:58 |
【秘】 エウロパ → ユスティ私が示した答えはユスティの予想とは違ったのかな。 赦すとか赦さないとかじゃないんだ。 寂しかっただけ、悲しかっただけ。 傍に居たいだけ。 (-39) 2023/10/10(Tue) 16:53:31 |
【秘】 エウロパ → ユスティ 君の全てを受け入れるから 私の想いを、受け入れて欲しい。 私が欲しいのはごめんね、の一言じゃなくて 好きだよ、って一言なの。 わがままなのはわかってるけれど、それでも。 (-40) 2023/10/10(Tue) 16:54:12 |
【秘】 エウロパ → ユスティ 願い通りに目を閉じてくれた君に 柔らかな口付けを贈る。 触れ合うのはほんの少しの時間なのに 胸の鼓動はどんどん早くなっていく。 唇が離れた頃には 私の顔は真っ赤だったんじゃないかな。 (-41) 2023/10/10(Tue) 16:54:36 |
【秘】 エウロパ → ユスティ拒まれなかったことに安心して あの時見た光景は見間違いだったのかな、って 自分の記憶に疑問を持ちつつ>>2:+12 そっと、ユスティの方を見れば ……泣いて、る? 「え、あっ、えっと……。 嫌じゃない、よね…………?」 頬に流れる涙をそっと手で拭って 困ったように微笑む。 目を閉じてくれたってことはそういうこと ………だと思いたいけど自分に自信は持てなくて。 両手でユスティの頬を包む。 泣かないで。こっち見てほしい。 (-42) 2023/10/10(Tue) 16:55:52 |
【秘】 エウロパ → ユスティ「誰かの傍に居るための資格なんてないよ。 何より、私がユスティの傍に居たいと思うのに。 ユスティの気持ちじゃないものを優先されるのは ………寂しいって思う。」 (-43) 2023/10/10(Tue) 16:56:24 |
【秘】 エウロパ → ユスティ 両手を頬から離して、自分の手を見る。 本当は、あの頃渡せなかったスターチスを 君に渡したいのに。 今の私ではそれが出来ない。 それがもどかしくて、 君の返事を聞くのが少しだけ怖くて 自信なさそうに俯いてしまった。* (-46) 2023/10/10(Tue) 16:57:56 |
【秘】 ユスティ → エウロパ唇が離れれば雨音が止む。 女の子の前で泣くなんて情けないと 今はそんなことを考える余裕すらない。 余裕が無いのはお互い様。 感極まってしまっただけで いつもなら自分も顔を赤くするだろうから。 しかしその涙は エウロパの困惑を生んでしまった。 (-47) 2023/10/11(Wed) 3:27:14 |
【秘】 ユスティ → エウロパその一言で伝わるエウロパの感情 好意の裏に隠れた拒絶されることへの怯えが 想いを言葉にしてもなお尾を引いていた。 それを取り除くことが叶うのなら きっとその役割は自分でありたい。 彼女に怯えを覚えさせてしまって それでもなお彼女を愛する人として。 (-48) 2023/10/11(Wed) 3:27:39 |