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【人】 神の子 キエ「処刑室は、えぇと……こちら!あっ」 初日に覚えた道を行こうと、したあたりで駆け足のミズガネに越されただろう。 気を取り直し、急ぐこともなく、軽やかな踊るような足取りで向かう。 (0) 2022/06/12(Sun) 21:10:49 |
【独】 神の子 キエ/* ……ヴェルクもミズガネもだが……シアンもちょこっと……若干曝け出した相手がバッタバッタと…… アマノが危ないのでは?(不吉)(与太) いやぁ……破滅願望潤うね…… (-4) 2022/06/12(Sun) 21:22:31 |
【秘】 神の子 キエ → 羊很狼貪 ミズガネ貴方にだけ囁く。 緊張があるならそれを和らげ、憂鬱があるならそれを楽に。 少しだけフラットな状態に近付けるように。 気楽を、与えよう。 (-6) 2022/06/12(Sun) 21:54:00 |
【人】 神の子 キエミズガネから離れ、大声で発する。これを聞けば高揚感が引き出されるだろう。 一呼吸置いて、よく通る透明感のある声で歌い始めた。 これは、楽しさを、愉悦を引き出すもの。聞いたもの全てに作用するはずだ。 (10) 2022/06/12(Sun) 21:56:36 |
【秘】 羊很狼貪 ミズガネ → 神の子 キエ「は、」 囁かれた声が脳に触れる。触れ、侵し、書き換え、そうして与えられたものは優しい。優しい、と感じている。 そんな気にしなくてもいいのに、だなんて先程までは一切思えなかったのに。心の底から気楽に、穏やかに、感謝を告げる。 (-7) 2022/06/12(Sun) 21:59:41 |
【人】 神の子 キエ歌い続ける。それ自体はよくある、古くから幾つかの国に伝わる喜びの歌。 楽しげな笑い声も、皆の様子も、壊れていく肉体や流れる血潮も。視界に収める。 働かない頭が、正しくそれらを認識できるかは別だが。 男は、『楽しい宴の催し』を眺め続ける。 息継ぎの他で、歌は途切れることはない。 (20) 2022/06/12(Sun) 23:30:26 |
【独】 神の子 キエーーー楽しいんだ、こんなに。 あんなに反省して、もうしないと決めていても。 許されてしまう場なら、こんなに。 ……優しい人が、あんなに傷ついて笑っているのに。 (-10) 2022/06/12(Sun) 23:31:52 |
【人】 神の子 キエ派手な銃声に、一度歌は掻き消されただろう。それでも歌を途中で止めることはなかった。 形の変わった頭部を見ても、それが死んだと認識するまでに間が空いた。 歌を止める。キリ良く、余韻を残すように。歌として不格好にならないように。 それから、よた、と 踊るようなふわふわとした足取りで 死体の近くへと寄って。べちゃ、と血の中に膝をついた。 (25) 2022/06/13(Mon) 1:41:42 |
【独】 神の子 キエ「 ミズガネさん 」声が掠れて、出ない。 貴方には聞こえない。どうせ、声が出たって同じこと。 「 ……ミズガネさん 」やっぱり意思表示は苦手だ。こんなときだっていうのに。 名前を呼ぶように、口を動かすしかできない。 楽しくなってしまってごめんなさい。 楽しませてしまって、ごめんなさい。 たったそれだけの言葉が、出てこなかった。 (-22) 2022/06/13(Mon) 1:45:10 |
キエは、キエの声は、今は誰にも聞こえない。 (a3) 2022/06/13(Mon) 1:46:04 |
【人】 神の子 キエ看守様が亡骸を抱き止めたのを、見ていた。 ただ見ていた。 解散していいという言葉も聞いた。だから、下がるべきだ。 することも、できることもないし。 ぺこ、とアマノに軽く会釈して、ずり、と膝を擦るように遺体とアマノから離れていく。 血の痕を引きずりながら。無言で。けれど笑みは湛えたまま。 (29) 2022/06/13(Mon) 2:01:31 |
【秘】 神の子 キエ → 花火師 ヴェルク「貴方、なんでも楽しみますよね」 面白がられたくない、というわけではないが。 なんとなく釈然としなくて、苦し紛れの皮肉になりきらない一言。 「……転びませんよ」 離さない貴方に、もう一言。歩くのが下手なのは事実だが、数日過ごして転ぶところは一度も見ていないはず。 ……急いたらどうなるかは、自信がないが。 「そうであればいいです。止めませんよ、私が死ぬときでも、死ぬ瞬間まで」 貴方が気分次第で好きにやる、というのは何度も聞いた話。だから、そりゃそうだろうな、と頷いて。 「生き返らせてくれる方が誰だかわからないですから……。 生きますよ。生きます。私が一人勝ちを狙いますとも」 処刑はともかく、いつ狼に狙われるかは分からないが。 ほんの少し強気に、ほんの少しだけ胸を張った。 寂しい気がするのは、本当は、図星なのだけど。 (-24) 2022/06/13(Mon) 2:05:32 |
【秘】 神の子 キエ → 天眼通 サルガスぼたぼたと、意志とは関係なく溢れていく水滴は、貴方の手袋を汚して濡らしてもなかなか止まらず。 止まれ、と。何故、と。自分に言い聞かせる想いも、溢れ出したそれと貴方の行動で押し流されてしまう。 子供のように、わぁ、と声にならない声を上げて。 大事な大事な愛する両親を喪ったときにだって流せなかった涙が、今ようやく流れ落ちていった気がした。 「……なっ、治る、ん、ですか、これ、これ……だって、ずっとなんです、ずっと、父と母、がっ……死ん、死んで、遺体さえ、……お別れ、さえ……っ、 そんなときだって、そんな、……だってそのとき、私、すこし……たの、しく、っ」 しゃくりあげ、まともに言葉が纏められず、ぐずぐずと泣きながらも懸命に告げる。病気、としてこの歪を見たことがなかったから。 寂しさと悲しさから心を守るために脳が齎した快楽だと、今この瞬間すら気付けない。 その罪悪感が辻褄合わせに塗り潰した衝動だと、分からない。 ーーーそれが染みつきすぎたことだけは、分かっていた。 暫く泣きじゃくり、落ち着いた頃に漸く貴方の言葉に返す余裕ができる。 ぐす、と鼻を鳴らし。 「…………あるでしょうか、そんな方法。……いえ、探さねば、分からないのでしょうが……」 「真実………、わっ、私には、もう、分からないのです。訴えられたのなら、私、私がきっと、悪いのだと思います。あぁそうなのだな、と思いました。……、」 貴方と、目が合わせられなかった。 貴方の足元あたりに視線を落としたまま。 「………………、私、は……罪を犯しました。 しかし…扇動、だけで…… 誰かを騙したつもりはありません…… 」やっとのことで、声を絞り出した。 (-25) 2022/06/13(Mon) 2:07:50 |
キエは、アマノとミズガネの遺体を眺めて ? となっている。どうしたんだろう。 (a8) 2022/06/13(Mon) 2:35:17 |
キエは、まだ立てないので、壁沿いに座った。 (a9) 2022/06/13(Mon) 2:35:37 |
キエは、団子のことかな……と思った。 (a13) 2022/06/13(Mon) 2:47:06 |
キエは、「 立てるようになるまで待ってください 」 (a17) 2022/06/13(Mon) 3:03:05 |
【秘】 羊很狼貪 ミズガネ → 神の子 キエ【3日目】 「優しかねェよ。自分勝手なだけだ」 自分勝手だからこそあなたの被害者達の苦痛を汲み取ることもない。 罪を犯す原因はひとつだけじゃないし、あなたの行いを糾弾するつもりもなかった。 「……。そうかァ」 納得したように呟く。あなたの言葉の先を想像し、受け取って、頷く。 「話してェなら話せよ。話したくねェなら聞かねェ。詐欺で捕まってようが無責任でお優しいことは言う気ねェからな」 (-26) 2022/06/13(Mon) 3:05:55 |
【秘】 神の子 キエ → 羊很狼貪 ミズガネ【3日目】 「自分勝手、の向きが、私にとってはお優しいと感じました」 ここで被害者の意を汲み糾弾されても、きっと優しいとは言っただろう。 もしそうであれば、今よりずっと穏やかで、苦しく、晴れやかな気持ちになっただろう。 「………私は…、」 言いかけて、口を閉じる。もご、と口の中で唸り、飲み込む。 何をどう言えばいいか、分からない。伝えていいか、分からない。 貴方の利益には絶対にならないとだけは分かるから。 「……いいえ」 そしてやっぱり、言わないことを選ぶのだ。 少なくとも今この時は、誰かにこの思いの底を打ち明けるほどの度胸は、男にはなかった。 (-27) 2022/06/13(Mon) 3:17:44 |
【人】 神の子 キエ「 気力が、どうにも 」にこやかに笑ったまま、待つ人と、見る人に言葉を向ける。 声は全然出ていないが。 「 立つのって、踏ん張るじゃないですか 」要するに、ふにゃふにゃなのだ。 (35) 2022/06/13(Mon) 3:20:34 |
【鳴】 神の子 キエ「 そういうことではなく 」「 あぁいやでも…… 」「 他の方に仕掛けた方が、洗えるから楽しいんじゃないです? こっちもこっちで、多分違う。 (=5) 2022/06/13(Mon) 3:41:17 |
【人】 神の子 キエ「 私のは気力使いますからねぇ。単純に歌い続けるのは疲れもしますし…… けほっ、 」軽く咳をし、喉を摩り。 多分支えてはくれないだろうなーと思っているので、壁伝いにずりずりと立ち上がり始めた。 結構いける。 (37) 2022/06/13(Mon) 3:45:11 |
【秘】 羊很狼貪 ミズガネ → 神の子 キエ【3日目】 「はァ、人の良さは隠せねェってことかね。……嘘だよ」 分かりやすいんだか分かりにくいんだか分からない嘘を吐き、すぐに訂正した。 それからあなたの思案の末の結論を聞いて特に気にした様子もなく笑い。 「リョーカイ。ンじゃ違う話でもしようや。なァ、そういやアンタの髪質だけどー……」 ちょっと洗うつもりが全身コースのアマノよりも洗ったあなたの髪の話にしれっと移行する。脈絡がないと言えばないが、ここまでの会話の流れをそのまま引っ張るつもりもなかった。 そうして、この日この時は他愛ない会話を続けたのだろう。これからも生きるつもりで色んな事柄を語った男の生はこの後、処刑という形で一度幕を閉じた。 (-30) 2022/06/13(Mon) 3:51:07 |
キエは、「行けそうですよレヴァティさん、お待たせしました」 (a20) 2022/06/13(Mon) 3:52:06 |
【秘】 神の子 キエ → 羊很狼貪 ミズガネ「本当に嘘ですか?……なんて」 真面目なんだか不真面目なんだか、そんなふうに軽口を叩いて。 場の空気に乗ることは得意なのだ。 気にしない様子を見て、力の抜けたような笑みを浮かべた。 「髪ですか?自分ではあまり気にしたことはないですね……」 脈絡がなくとも同じこと。さらりと話題の舵を同じ方向に切る。 そして、未来を歩む覚悟のある貴方を……この後のことは、今は何も知らぬまま。 暫く楽しく、貴方と他愛無い話をしたのだろう。きっと。 (-31) 2022/06/13(Mon) 3:58:39 |
キエは、「 色多くないです? 」 (a22) 2022/06/13(Mon) 3:59:16 |
【鳴】 神の子 キエもう団子持ってこよう団子。 もちもちしながら悪巧みしよう。 「ミズガネさんには計画を話さなくてもきっと洗ってくださいますし……私達で進めればいい話ですね」 the・不親切。 「どの辺に仕掛けましょう?人が沢山通るところがいいですよねぇ」 (=7) 2022/06/13(Mon) 4:02:12 |
【鳴】 神の子 キエもぐ……としているときは喋らない。飲み込んでから喋る。 よって、テンポ悪め。 「やっぱりそうなります?私もよく通りますし。 ただ、仕掛けるタイミングが難しいですよね。誰もいないとき、誰にも見られず……」 (=9) 2022/06/13(Mon) 4:17:03 |
【鳴】 神の子 キエもち……もち……因みにこれは紫color団子。 「皆様の活動を考えると、物凄い朝の方が人通りは少ないでしょうか。 通せんぼ……バレそうですねぇ……片方見張りにして、もし人が来たら世間話で時間を稼ぐ、とかの方がいい気がします」 せっかく二人いるんだしね。 (=11) 2022/06/13(Mon) 16:20:42 |
【秘】 天眼通 サルガス → 神の子 キエこの手袋は吸水性には優れていないものだから、貴方の涙は受け止めきれずに落ちてゆく。片手でハンカチを取り出して拭いて。淡々と言葉を紡いでゆく。 「精神疾患、障害、中毒、及び依存症状……それらでなくとも、精神、神経系に因る身体の不調、原因は様々ですが治療法も様々です。そして、今の貴方を見ていると相応のメンタルケアは必要だと推測されます。……辛かったね」 医学の知識を深く持っている訳ではないが、置かれた環境によって生じる歪については理解があるのだ。 僕もあの子もそうだったから。 泣きじゃくる様子も、鼻を鳴らす様子も一通り見守って。 落ち着きを取り戻した貴方の続く言葉を聞く。 澄んだ 白藍 また、淡々と。 憤りは顔には出ないが。 「……公平ですか? 正当ですか? それらがあっても法を違反していれば罪となる。 それらがなくとも法を違反していなければ罪にならない」 「そして、人に罰と刑を科す目的での虚偽の告訴、告発は――」 ▼ (-70) 2022/06/13(Mon) 19:28:53 |
【秘】 天眼通 サルガス → 神の子 キエ「虚偽告訴等罪」 「罪だと認識していますか? 罪でないと認識していますか? 貴方を悪としたのは誰ですか? 貴方を詐欺としたのは何ですか? 群衆は、群民は、群勢は、本当に正しいですか?」 ああ、きっと今の己を己が見たら。 憤怒の鮮紅 に視界が染まるのだろう。「再審の必要があるのならば、そのように手配を。 ですがキエ、……これも貴方の意思次第になります」 「反証の用意があるならば、僕を呼んでください。 時間はある、この決断は急くものではありません。 僕は貴方の味方です。……それだけは、忘れないように」 (-71) 2022/06/13(Mon) 19:30:31 |
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