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望月 ロビンは、今日も朝風呂の帰りにひょこっと催しを覗きに来て。 (a0) 2022/09/28(Wed) 21:09:26 |
【人】 経理課 望月 ロビン「……」 昨日とおんなじく、ほんのり上気した肌を浴衣に包んで朝食会場にやってきて、 脱落者とみなされないよう一応はゲームに参加する意思を見せて顔を出して。 それで、まず流された映像を見て、昨日とおんなじように無言のまま迎え入れた。 茶化したりもしないし、やたらにわかったふうにコメントするでもなし。 「……」 ただ昨日と違うのは、全くなんとも口を開かないままモニターを見ているということだ。 (3) 2022/09/28(Wed) 21:47:26 |
【人】 経理課 望月 ロビン>>+7 忌部 「Vad,」 耳慣れないだろう言葉が口をついて出た。別段意味があるわけじゃない。 ただ驚いて、何、と言っただけ。自分の声を聞いて喉をチューニングして、やり直し。 「ごめん、聞いてなかった、今。 なんだっけ、ええと……あ、と、社長の話?」 まるでさっきまで会話してたように取り繕ったもののてんで的はずれだ。 びっくりしたままのアクアブルーが、混乱したまま見下ろしている。 (6) 2022/09/28(Wed) 22:07:54 |
【独】 経理課 望月 ロビン/* 注釈。 なんでそんなに驚いてるんだろうって感じではあるんですが、 「よしんば好意を持ってたりセクシーだなって色気を感じる相手が居たとして、 そうした関係でもないうちから詳細に色ごとの想像なんてしないだろう、 だからその、なんとも頭の準備が追いついてなくて、すごくびっくりしてる」 ということみたいです。そうなんだ…… (-9) 2022/09/28(Wed) 22:10:53 |
【人】 経理課 望月 ロビン>>+10 忌部 「…………」 今のは間違えたな、というのはわかった。っていうのがすぐに感じられるくらいわかりやすい顔。 実際のところ人より多弁で身振り手振りも多い、けっこうお喋りな男としては珍しい態度だ。 何か口を利こうとして手を軽く挙げて、第一声が出てこなくて口を閉じる、というのを繰り返す。 そう長い間ではなかったが、話題も出ないし目が泳ぐ。 そのうちに完全に困り果てて、フローラル系の匂いのする金髪をぐしゃ、と手の内で潰した。 他の人と言葉を交わせるくらい十分な沈黙があってから、ようやく息を吐く。 「信、……今日。…… ……、別のところで、夕飯食べよう。 迎え行く、……うん」 散文というにも意味の通らない言葉を一方的に向けて、一人で頷いて。 なんとなくしっかりしない足取りで、朝食会場を離れた。また今日も、皆と食事を共にしない。 (10) 2022/09/28(Wed) 22:29:23 |
【秘】 経理課 望月 ロビン → 研究員 鹿籠 吉弘「……そう考えてしまう気持ちは、わかるよ。他人にとっては受け入れがたいものの筈だ。 キミは頭がいいから、想像出来るのはいいことだ。そのせいで自分を責めすぎてる。 いいよ、言いたいことは口に出して言えたほうがいい。伝えることを諦めないでくれて、ありがとう」 普段からそういうふうな思考のために前に出てこれないのだろうな、とか考えを巡らせる。 言葉を遮らないように、過度な期待が逆に相手を押し潰してしまわないように。 ゆっくりと相槌を打ちながら、相手の言葉を一つ一つ拾い上げていく。 何をすべきだろう。慎重に思い描いて、姿勢を低くして顔を覗き込む。 「自分に自信を持てるなんてのは難しい話だ。身を引いたほうが楽だと考えてしまうんだろうけど。 そうだな。僕や社長、忌部課長はさ、出来ればそういう人たちを評価してあげたいんだ。 瑕疵に着目するより、能力や才覚を振るえる場所を作って、受け入れたいと思ってる。 ……あの子ならもうちょっとうまく気持ちを考えてあげられるんだろうな……」 気持ちの楽になるような励まし方なんてのは、あんまり得手するところじゃないらしい。 どう言えば弱さを受け入れた上で安心させてあげられるものか。 ゆっくり、厭と感じれば逃げられるようにちゃんと段階を踏みながら腕を伸ばす。 手を添えて、腕の内側に巻き込んで。そうっと包み込むように、抱きしめようとする。 「大丈夫、気にしなくていいよ。僕はありふれた当然のことをしてるだけだ。 キミ一人のことで困ったりしない。自分の周りの人を助けたいのは普通のことだ。 特別情けを掛けたり同情したりってわけじゃない、誰でも出来ることだよ。 きっと多分僕だけじゃなくて、キミの周りの人だってキミの力になりたいと考えてる。 キミの言う通り希望的観測かもしれないけど、少なくとも僕はキミを失いたくは、ないな」 あくまで仕事の話ではある、と言えばドライになってしまうかもしれない。 だが、部署は違えど同じところに属する仲間の力になりたいのも失いたくないのも、本心だ。 (-67) 2022/09/29(Thu) 3:49:37 |
【秘】 経理課 望月 ロビン → 経理課 富武 瑛折りたたまれた退職届を見て、少しは安堵したように見えた。 これで何もかも解決というわけでは無いまでも、少しでも前を向けたなら、それでいい。 机と一つ除いた椅子をすっかり片付けて元の通りにしたなら、昼時へ相手の言う通りにしておこう。 朝にそうしたのと同じように気軽に肩を叩いて、その場は解散する。 夜になって、相手を待って。 扉を開けた先にはごくありふれたふうに、浴衣を着てなんとなく過ごしてたような姿があった。 薄手の着衣は整え直してはいるものの、そろそろ折り目も熟れて身に馴染みはじめている。 なんてことのない待ち合わせみたいに、穏やかに微笑んで相手を迎え入れた。 「よかった。ちゃんと着てくれて嬉しいよ。 悪いね、ちょっとさっきまで遊んでてさ。卓球してた。 そんなに動いてない筈だけど、汗臭かったらちょっとかっこ悪いな」 ボディオイルか何かだろうか。バニラやトンカビーンズ、アーモンドのような甘い匂いがする。 普段から似た匂いの香水をつけてはいるものの、風呂上がりはそれが少し強い。 焼き菓子みたいな温かい匂いは、鬱陶しくない程度に嗅覚に絡む。 なんとなしに部屋の中に招いてしまったし、望月の方はそれを気にした様子もない。 ベッドサイドに腰掛けて、珍しく相手を見上げる。 「どうしようか。場所、移動する? リラクゼーションルームとかなら体も傷めないだろうけど。 誰に見られるかもわからないのは何処いっても変わんないな、ははは」 (-68) 2022/09/29(Thu) 4:11:36 |
【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信「そろそろ僕たち、体力づくりしとかないと後が怖いよ? 運動目標とか習慣づけくらいなら僕も付き合えるけど」 もうお互いに三十の半ばになりつつあるのだ。若いままの習慣じゃいられない。 帰ったらなにか計画しようね、なんて気軽に言いつつ、今はそれどころじゃない。 男同士の真剣勝負だ。 「いいよ、何賭けようか。あんまり思い浮かびやしないけど。 後で考えるって感じだけど、何か負けたほうがお願いなんでも聞こうか」 今考える時間をとるのがちょっと惜しい、というのもある。 適当な回答を出しつつ、白球をポンポンと卓球台で跳ねさせて様子を見る。 別段卓球に詳しいわけでもないのでコンディションを見れるわけでもないけど、なんとなくやる。 互いにあったまってきたところで、最初のサーブを相手のコートに打ち出した。 大きな体躯が卓球台を挟んで動いてるのは、やけに威圧感があるやらで逆に滑稽かもしれない。 カッ、カッと跳ねる音は耳に気持ちいいものの、それを悠長に聴いてる場合でもない。 確かに動きづらそうではあるものの、元々の運動神経でなんとか無様にならずには済んでいる。 /* 即席卓球ルールを作ると長くなりそうなのでいい感じにざっくり。 (77)2D100-60(望月)と(56)(98)2d100(忌部)のダイスで対決しましょうか。 ↑これは例の提示なので出た数字は気にしないでください〜。 こちら体格不利で大体三割減のパワーです。合計した数の多いほうが勝ち。 なんとなく二本交替のサーブでやりとりしてるイメージ…… (-69) 2022/09/29(Thu) 4:29:29 |
【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信/* 変なんなっちゃったな。 一応大文字のD、[[XDY±Z]]が全部合計してくれる出し方で、 小文字のd[[XDY±Z]]だとバラバラに出力する出し方みたいです。 (-70) 2022/09/29(Thu) 4:31:25 |
望月 ロビンは、それはそれとして今日も朝食の後は忌部の部屋移動を手伝って荷物持ち。 (a13) 2022/09/29(Thu) 7:49:10 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン「ええと……確かにどこ行ってもは、ありますけどここは他の皆が確実に寝に来ますから……」 それならリラクゼーションルームがいいです、とこくりと頷く。 同じように備え付けの浴衣に身を包んでいるが、こちらはまだ皺も少ない状態で乾かしたばかりの髪はまだ少ししっとりとしていて、風呂上がりなんだろうことが容易にわかってしまうことだろう。 いつも香ってくるあなたの匂いは、わかりやすく、そして甘い。 性癖のこともあるけれど、自分はこれに酔わされているのではないか? と思いながらも実際嫌な気は普段からしないのだからそのまま酔わされておこうとも思うのだ。 あなたと連れ立って部屋をでた後は、カメラもあるからどうしたって誰かに見られる可能性はあるというのに、人目を少しだけ気にしながらリラクゼーションルームに向かって、その扉を開いて入った。 こういう場所は、店員を伴う場所の場合、マッサージを受けながらその話に兆してしまうために来たことがない。 ここの場合は温泉の後の休憩場の意味合いもあるのだろう、店員が常駐し接客するタイプというわけではないようだ。 もうほとんど人は部屋に帰ってしまうような時間だから人はまばらで。 奥の方にはカップルなどで楽しめる個室タイプもあり、それならそっちの方がいいのではと、小さな個室の中に入っていく。 「…………はじめて来ました、こういう場所」 あなたの場合は慣れてそうだなぁと、頭一つ分くらいは目線の違うあなたを見上げた。 (-73) 2022/09/29(Thu) 8:26:29 |
【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン「やだなあ運動習慣…………」 何せキミにつきまとうのを、行き先がジムというだけで回れ右するような男だ。素直に飾り気も何もない言葉がぽろりと漏れた。 遊びとして動くのなら、今の通り、多少はやる気も出るのだけどと、ラケットを表、裏と、くるくる回りながら、誰に八つ当たりをするわけにもいかずに唇を尖らせ。 男がしても可愛いしぐさじゃない。 「おっしゃ、じゃあやりますかあ。 はは、いいねえお願い権。んじゃあ負けられないねえ……!」 素直にここで賭け事に金銭を持ち出したら怒られてしまうのだろうな。だから黙っておいた。姑息。 打ち合いが始まれば、特に手を抜く気はない真剣勝負。 運動自体は嫌いではあれど、そう極端に不得意とまではいかなかった筈ではあるが、もう30も半ば。状況は……。 (38)2D100-20 /* ご提案ありがとうございます。 後半体力の問題で失速する筈ですので、こちらもほんのりと1割減のデバフをかけておきます。 (-76) 2022/09/29(Thu) 8:43:58 |
【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → 経理課 望月 ロビン「望月さん……? ありがとうだなんて、そんな。 っ、あ、おっきぃ……。 あの子……いえ、僕にとっては十分どころかこんなことされたのははじめてで。うわ、あ、あ、ちょっとすみません」 抵抗する気分にもされず、注がれる言葉に呆気にとられれば腕に抱かれ、吸い込まれるように抱擁をされた。 心臓が激しく鳴り響き頬が紅潮する、俯いた顔が鍛えられた望月の体躯の真横にあって落ち着かない。 誰でもと言われても一つ一つ不安をほどき溶かしてくれる人もそういない、素直な思考で受け取った体温と言葉に鹿籠の身体は熱っぽくならないはずがなかった。 「そ、そんなこと言われたら…………う、うぅ……。 一人で嬉しくなってしまいますね……こんな状態なのに。 評価等、は頂いているものや処遇で……つ、伝えられています、足りないなんてことは、なく……」 自分の中の甘やかな感情と劣等感が混ざりあって思わず身動ぎをする、申し訳ない気持ちになりながらもこれ以上抱かれれば意思とは沿わず体が勘違いしてしまいそうだ。 それなのに、一歩後ろに下がれば解放してくれるであろうこの腕を惜しく思ってしまう心が情けない。 「そんなにみていてもらっ、て、有難うございます。 お手数をお掛けしまして、……いや、うぅぅ、本当にすみません、……あの…このままで また撫でてもらってもいいですか…… 」 (-79) 2022/09/29(Thu) 9:15:53 |
【秘】 経理課 望月 ロビン → 経理課 富武 瑛そう、と一言応えて一度部屋の中に引っ込んで小さなサコッシュを手に取った。大した荷物じゃない。 並ぶ上背はいつも背筋が伸びていて印象は大きく変わらない。寛げていないというわけではないが。 男二人廊下を歩いていたって別段傍から見た時におかしな点があるわけじゃない。 仮に誰とすれ違ったところで、堂々と挨拶くらいはしただろう。そういうことを恥じる人間じゃない。 自分に自信があって、揺らぐこともなく何かを為せて。恵まれて育った人間だ。 「そうなんだ。……一人じゃないうちに色々試したらいいよ。旅行中にさ。 一人では勇気の出ないことでも誰か居たなら心強いだろ?」 己でなくとも、誰かであれば。きっと、手助けしてくれる人は相手の周りにいる。そう信じている。 人気も少ないスペースに入ると、なんとなく言葉数も少なく目線で会話するようにしてブースに入る。 成人男性二人、ましてや基準より大きい人間が入るとなんとなく窮屈な印象だ。 奥のクッションを手でぎゅうぎゅうと整えて場を馴らす。清潔な匂いがした。 奥に座って両足を投げ出し、悠々と相手を見る。やっぱり表情はいつもと変わらない。 緊張もしていないし、嫌がりもしない。 特別喜んだり役得とも思わないけど、目の前のものに手を差し伸べることができるのは、幸福だ。 「ほら、おいで」 (-81) 2022/09/29(Thu) 10:33:09 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン堂々としていれば、上司と部下が二人で歩いていたからといって誰が不思議に思うだろうか。 そんな事、冷製な頭をしていれば考えずともわかるというのに、今の自分にはそれがわからない。 それくらい、自分は緊張してしまっていた。 だってそうだろう。 子供の頃物を教えてくれる先生に例外なく劣情を抱いて恋をしたかのような錯覚をしたように、似たような想いを、これまでの経験上わかっていながらも抱いてきたのだから。 「いや……少なくとも店員さんに迷惑をかけるような所にはいけませんよ。 ホテルの食事で、配膳の時の説明を受けるのも苦しいっていうのに」 もう隠すこともないから、自分もいろんな物を避けて生活しているのだと白状する。 一人でゲームするのは気楽だから好き。 テレビを見るのは、解説者やキャスターの説明や解説に、勝手に欲情して一人でヌかなければならなくなるから苦手なのだ。 部屋に入って、いくつか置いてあるクッションを集めるのを手伝って出来た柔らかい場所は、これからの情事には必要なものだ。 おいで、と手を差し伸ばされれば、どきりとして、おそるおそるその手を取った。 思えば……薬であったり、性癖を刺激されてもいない状況でこういうことになるのは非常に珍しいことだ。 あなたにおいては、常に欲を乞える先生みたいなものだから、常に欲をはらんでいるという事に他ならないのだけど。 「は、い……」 そうして優しくエスコートでもされるかのように、あなたの足の間に膝をついてそっと肩に掴まるように手をおいた。 あなたの顔が普段よりも近くて、長いまつげさえしっかりと見ることができる。 その事になんだかもう、情事に慣れない生娘にでもなったかのように、心臓をばくばくと跳ねさせていた。 (-85) 2022/09/29(Thu) 11:42:33 |
【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信いつも相手を足下に寄ってきた毛並みの悪い猫みたいに見下ろしている目も、今はちょっと真剣だ。 どうしたって高低差も不利なフィールドに跳ね返る球を追って、剥き出しの腕を振る。 ほとんどのことにおいて有利を取れる体格も今だけはハンデになってしまっているのか、 振るった腕の下を球が跳ねて飛んでいくたびに悔しそうに眉を寄せた。アツくなっている。 単純に、今は勝負がすごく楽しい。 「これっ……もしかして不得意なのわかってて仕掛けた?」 邪推すら入る。不満げな声をしてるくせに、口角はにやついている。 一点取られたら一点取り返し、リードを奪ったかと思えばまた並ばれるの繰り返し。 うまくミートすれば力の差で叩きつけられるのに、ちょっと搦手を打たれるだけですり抜ける。 苦手というのは本当らしくて、あなたが少し打ち込んだだけでも翻弄されているのがわかるだろう。 同点に持ち込み、どちらの勝ちも安定せずに耐久戦になだれ込む。 やけにいい勝負が続いていたのもそこまで、力任せの一打を立て続けな打ち込んで、 甲高い打球の跳ねた音がようやく、どちらに軍配が上がったかを告げた。 (-89) 2022/09/29(Thu) 13:17:27 |
望月 ロビンは、昨日の夜に大きな声で「勝ったー!!!」と叫んだ。 (a17) 2022/09/29(Thu) 13:18:22 |
【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン此方とて普段はのらりくらりと生きてはいるが、勝負事を真剣に出来ぬ程愚かではない。 腰を落として構える姿は運動嫌いの男にしてはそこそこ様になっている筈だ。打ち返すこと自体に腕力が必要もなく、瞬発力こそ必要なれど動く範囲が限られて来れば、まだキミとだって渡り合える。 あえて低めの球を中心に攻めたとしても卑怯とは言うまい。 出来る限りの戦法で、勝ちに行くべく。 「これならいい勝負できるかもなあって打算は、っ、あったなあ? ロビンちゃんにさあ、ちょっとばかり、勝ってみたい時だってあんのよ、オレにもさあ……っ!」 それでも瞬発力は足りない。 スマッシュを打ち返せるほどの技量もない。 一点を取り、取られと繰り返させる攻防が続けば息も上がって、珍しく汗だくになって、浴衣だってちゃんと着てはいないんだから、まあ、後半は垂れてくる襟が邪魔になって上半身をはだけさせた。キミの前なら問題あるまい。 「────っ、 あーーー。くっそぉ……!! 負けたあ…………」 最後の一打。 跳ね上がる球が台を打ったのち、高く上がって己の手の届かぬ場に落ちる。 その頃にはぜえぜえと呼吸するたび音が鳴るひどい有様で、ラケットを持ったそのまま、その場にぺたんとへたり込んだ。 (-92) 2022/09/29(Thu) 13:55:39 |
【秘】 経理課 望月 ロビン → 研究員 鹿籠 吉弘「うん。忌部課長だったらさ、僕よりもっと上手に心に寄り添ってくれるんだろうなって。 もっとずっと、鹿籠クンのしんどい気持ちとかわかって、軽くしてくれるんだろうって思うよ」 自分よりもっと相手の近くにいるだろうあの子は、きっともっと親身になってくれるはずだ。 ここにいない人間への信頼がある。普段はそばについてあげられるんだろうということに安心する。 叶うなら、そこに根を張ることでもっと本人が安定したならいいのだが。 「でも、そう。伝わってるならやっぱりその時々の気持ちの問題で、弱虫とか……キミの言う、そう。 自分で自分をどれだけ貶めてしまうかが問題になってくるんだろうな。 そればっかりは短絡的に解決できるものじゃあないんだろうけど」 別段小柄というわけでもないものの今は他者の腕の中に収まってしまっている体を、 しっかり受け止めて落ち着かせる。先の様子を見たのだから、体温の上昇もその理由もわかっている。 その上で、身の内を蝕んでいるのだろうものを拒絶したりはしない。 「これでキミの気が楽になるなら、いくらでも撫でてあげるよ。 落ち着くまでこうしてる。逃げたり引いたり、遠ざけたりなんてしないよ」 髪に頬を寄せ、ほんの僅かに重さを乗せて。 背中を回った腕は手先を頭の後ろに伸ばして、子供にそうするみたいに優しく撫でた。 /* ほんの少しの悪戯心 (-139) 2022/09/29(Thu) 21:48:00 |
望月 ロビンは、ほんの少しの悪戯心に任せて、耳朶を食んだ。 (a20) 2022/09/29(Thu) 21:49:05 |
【秘】 経理課 望月 ロビン → 経理課 富武 瑛「堪えが効かなくなったって、僕が居るだろう。 それにどっちみち、普通の店員ばかりでもないよ、ここは」 果たして無機物だけならまだしもどこまで社長の手が入っているのやら。 まあ確かにだからといって安心できるものでもないのは仕方がないのだろうから、 空論めいたものを勧めるのはその辺りでやめにしておこう。 人より大きい手先を重ねて、するりと抜けるように手首に絡ませ、 誘導するようなゆるい力で腕をそうっと引く。足の間の体との距離を僅かに詰める。 頬を寄せ、耳元でリップノイズを響かせながら浴衣の袂に手を掛けた。 まだ風呂上がりの熱、あるいは新たに灯り始めた熱を手の平の窪におさめて、 湿度を持った手付きで肩先から背中へとゆっくりと触れていく。 日常的な手の触れ方とは違う、明確な意図を持って触覚を刺激する体温がある、 手指の先にひっかけられて帯まで落ちきらない浴衣の布地がようやく背中を露わにしたところで、 音がするほどに息を吐いてから、耳元へと問いかける。 「……怖い? どうしてほしい? どこに、どんなふうに触れてほしいかな」 (-152) 2022/09/29(Thu) 22:56:44 |
【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信「あ〜はは、疲れた……なんだか変に体が凝りそうだ。 普段鍛えづらいところを動かした気もするし、悪い負荷の気もする。変な感じ」 窮屈なフィールドに向かい合っていた体を伸ばして、大きく背中を曲げる。 着用物に対して無理な動きばかりしたものだから、こっちも合わせが随分崩れている。 珍しくみっともない姿で胸元を晒したまま、へたり込んだ相手の方に近付いた。 勝ち誇るほうが先、なんてのはなんだかこれまた珍しく子供っぽい。 「どうする、一本で終えておく? というよりかは、あれか。部屋まで帰れそうかい?」 潔く上裸になった相手のほうがいっそ健康的な見た目ですらある。 肩に手を置き様子をうかがうのは、頭が冷えるごとに相手の疲労具合理解もしたため。 呼吸が落ち着くまで、くらいの気持ちで背中を軽くなでさすった。 (-153) 2022/09/29(Thu) 23:05:40 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン「え……店員も社長の息がかかってるんですか……?」 流石にそれは予想してなかった、という顔だ。 この会社にはもう慣れたと思っていたが、まだまだ青かったのかもしれない。 強引ではなく優しい力で導かれるように腕を惹かれて、身体がゆるりと傾いて一歩、膝が前に出る。 弱い耳にリップ音が響いて、脱がせやすい浴衣にするりと手が入ってきて、簡単にはだけられてしまった。 「あ……」 「……っ、キス、してください……深い、ものを。 耳も、弱くて……、そ、う、してたら……もう全身、どこでもよくなってしまうので……」 耳に息がかかってゾクゾクと身を震わせているから、その言葉には嘘はないとわかるだろうか。 説明を求めるような問いかけは、自分にとって罠でしかないけれど。 それでも逃れられないし逃れるつもりも、余裕もなくて、ぽそぽそと小さな声をあなたに届ける。 男だから優しく抱かれずとも構わないし、酷くされてもヨガれるくらいには開発されきった身体だけど、その優しさが別の何かを刺激してるようにすら思えた。 (-158) 2022/09/29(Thu) 23:22:12 |
【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン「二本目、やったらあ、多分倒れちゃうねえ……」 床に座り込んだ姿勢のまま、ラケットを団扇代わりにぱたぱたと揺らせど、風は微々たるものだ。 あっちい、とぼやきながら、日に焼けぬ肌がほんのりと赤く。 浴衣が邪魔でいっそ脱いでしまえたらいいが、流石に人目のある場所だ。その辺りはどれだけ阿呆なこの男でも自重した。 「風呂浴びて今日は寝るよ。 腕のいいマッサージ師に見てもらわんと明日動けなさそうだあ」 肩に触れる手で、そばにいる事に気付けば、全く情けない姿であろうと自嘲気味にへらりと笑いつつ、一度肩にある手をぽんと重ねたのちに立ち上がった。 「あ、そういや、お願いごと、なんにするのお?」 勝者の特権。何にするか聞いていない。 (-172) 2022/09/30(Fri) 0:13:04 |
【秘】 経理課 望月 ロビン → 経理課 富武 瑛素直で、それでいて控えめな言葉だ。いじらしさに思わず息だけで笑った。 唇に目を遣る。目の動きがゆっくりと据わる。厚さ、唇の形に目を留めて。 背中側から引いた腕が首元を伝って顎に触れ、指先が顎の細さから骨が歯槽に至るまでを上る。 輪郭をなぞる目線は明らかに熱が籠もっていた。その意味はあなただったらわかるだろう。 「何が欲しいのか、言えてえらいね。 ご褒美をあげるから、こっちに顔を向けて」 不安定な姿勢のままの相手の体に合わせて顔を寄せる。 初めは唇の端に唇が掠るだけ、それから二度、三度と繰り返す度に粘膜の合わせが大きくなる。 バードキスを重ね、鼻筋を触れ合わせる。半分コーカソイドの混じる顔貌の起伏は目立つ。 瞬く睫毛が擦れる音まで聞こえそうだけれど、それさえ唾液の跳ねるような音に掻き消える。 は見合わせた唇が柔くふやけそうになるくらいに、ようやく舌先が咬合面に触れた。 差し込んだ舌が吐息を割るように唇をこじ開け、粘膜の上を這う。 ゆっくり、ごくゆっくりと。焦らすような行いが、心臓の音を際立たせる。 鼻から漏れる音が息苦しさを伝える。舌は、酸素の代わりに熱を求めて歯の根をなぞって、 混じり合った唾液が薄ら甘く感じるまで、口の中を犯していく。 溢れた唾液が口端からこぼれるのを感じて、ふ、と唇を離した。 「……普段は、どうしてる? 解説だとか声だけで最後まで出来てしまうのかな。 僕のこと想像したりだとかするのかな、瑛」 (-177) 2022/09/30(Fri) 0:38:08 |
【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信「それは大変だ。……冗談だよ。ほら、床は冷たいって」 たぶん相手ほどは汗をかいていないだろうけど、それでも流れ落ちる線はいくらか。 肌の上を落ちるもどかしさに耐えかねて袂で汗を拭いた。少しだけ、行儀が悪い。 疲れてほどけかけた髪ごと、ダラけたように後頭部に一瞬だけ額を預けた。 ちょっとだけ、皮膚の反発があってバウンドしてすぐに離れる。 「僕はどうしようかな、これくらいなら拭くだけでもかまわない気がするし。 少し夜風に当たったら汗も引く気がするから、それでいいや」 風呂から上がったばかりだというのに。かといってもう一回入るのもなんだか妙な心地。 ようやく浴衣のあわせを正して、使い終わった卓球道具を片付けはじめる。 緩んだ髪は一旦ほどいてしまったほうがいいだろうと髪ゴムを外す。 軽く頭を振ったなら、僅かに汗と、いつも通りの匂いがした。 「折角だから、この権利はもうちょっと取っておこうかな。 今は頭も疲れちゃってるし。そのうち、考えておく」 (-180) 2022/09/30(Fri) 0:48:57 |
【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビンだからキミの香りはちょっとばかり良くない。 いい加減そろそろ慣れたらいいのだけど、珍しく着崩していた浴衣や、汗を拭う仕草にどうしても覚える艶。 渋い顔をする、一瞬。 「そっかあ。 んじゃ一人風呂を満喫してきますかねえ」 「明日には考えとけよお、お願いごと。 んじゃまあ、今日のとこはおやすみロビンちゃん」 ちょうどキミがやってきた方角に風呂があるだろうから、とりあえずは乱雑ながらくしゃくしゃになった浴衣の袖を通した後に、卓球台にラケットなどを戻して、ひらりとキミに向かって手を振った。 汗だくのままでキミにまとわりつくのも問題だろうから、今日はこれくらいにしておこうと別れを告げ。 どうせまた、朝風呂で一緒になるだろうから同じ時間を過ごす刻を急く事もないかと、一人でふらふらと、相変わらずの姿勢の悪さで歩き出した。 (-186) 2022/09/30(Fri) 1:22:50 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン目の熱さが、変わった。 こんな自分にでも少しは興奮してもらえるのかと、少しだけ嬉しくなって近づいてくる唇に合わせて目を閉じた。 触れるだけのキスでも気持ちがいいと感じたのは、いつぶりだろうか……? 「ん、ぅ……っは」 優しく入り込んできた舌に自分のものを絡めて応えると、段々と互いの体の熱も高まってきた気がする。 歯の根に舌が這うと、わかりやすく身体をびくりと跳ねさせてそこが気持ちのいいポイントなのだと示してしまう。 更に大きくなった心臓の音がうるさくて、性的な行為にこんなに緊張したことがあっただろうかと思うほどだ。 酸素がだんだんと足りなくなって、頭がぼうっとしてきた頃、ゆっくりと離れていく舌を追いかけて口から出た自分の舌にきらめく唾液の糸が出来て、ぷつりと切れて落ちていった。 「え……と。……っ、 一人でするしかないときは……考えたこと……あります……。 かちょ……、ロビン、さんだったら、優しくしてくれるんだろうな、とか…… 沢山、触れてくれ、るんだろうな……とか……」 急に名を呼ばれてびくりと震えた。 名前で呼ばれたのは、きっと初めて。 今だけの特別だ。 だから、合わせるように下の名前であなたを呼んで、恥ずかしそうにはにかんだ。 (-198) 2022/09/30(Fri) 2:27:18 |
【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → 経理課 望月 ロビン「いつもより優しくして、もらいましたから正解ですね……? ふふ本当に二人は尊敬しあってて、羨ましいです。 こんなこと起きなければもっと自然に聞こうと思ってたのに……」 声色と言葉の端々から伝わるのは馴染みが深そうな彼らの関係だ、まだ入社二年の自分は気のおけない同僚も存在していない、それ故にとても羨ましかくあこがれていた。 「はい解決は……善処したい、です、……!! ……〜〜ッッ、はぁ……っ、…… 課長の手だ…… 」明らかに先程とはうって変わってあまやかな声を出せば思わず口をふさいでしまう。抱き締められ、頭を撫でられただけでこれほどまでに喜べるのだから他のところまで触れられたらどうなってしまうのか。 それはちょっとした悪戯心で、過剰にも跳ね上がった肩と声、手は再びしがみつくことに。 顔を動かせず視線だけ下ろしたまま、離れることもしたくなくて身体を震わせる。 「ひあっ……!あ、ぁ。すみ、すみませ……っ……びっくりして、」 これ以上は迷惑になりかねない熱を逃がすように長く息を吐いて、短く吸う。ゆっくりと冷まそうとする姿は滑稽かもしれないが必死であった。 (-217) 2022/09/30(Fri) 11:45:39 |
【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信相手が己の何からどんなものを感じ取って、どうしてそれを良しとしないのか、なんて。 伝えられていないのだからはっきりと理解してるはずもなく、止めることもできない。 ほんの短い間だけ重ねられた手を、肩に置いた形のまま指先に少し寄せるだけ。 触れたり、近付いたり。何の惜しげもなく傍にあって与えるのを望むだけ。 「何かいい案が考えつくといいけれど。勿体ぶってジュース一本てのもね。 おやすみ、信クン。また気が向いたら、勝負か何かやろうか。 ……今度は卓球以外、かな」 汗ばんだ匂いに少しだけ首の傍で鼻を動かして、 多くない手荷物を片手に卓球場から出る。 卓球でも問題はないし相手にも目がある勝負ではあるものの、 せっかくだし此処で出来ることをもうちょっとあれこれと工面したくはある。 なんにせよ言葉の意味するところは違えど急くことがないと考えているのは、おそらく同じ。 手を振って送り出して、その日の夜はそれまでで。 朝、 また同じように待ち合わせて相手を待つ――前に。 温泉が開いてすぐの時間に滑り込んで、先に脱衣場に入った。 一応、スマホから先に入ってる旨のメッセージだけを飛ばしておいて、 入り口で待ちぼうけさせないようにだけ気を回しておく。 昨日と同じようにシャワーの方で髪と体を洗い、ボディローションを肌の上に伸ばす。 甘い匂いが誰かしらの感性を刺激しているなんて知らないことだから、 別に気を遣うでもなく逆に意識してそうしているでもなく。 トリートメントを流して、水気のまだ残る髪を軽作業をしやすいように結い上げた。 そんなことをしているうちに相手が入場したなら、軽く手を挙げて迎え入れたりなんかする。 (-222) 2022/09/30(Fri) 12:36:45 |
【秘】 経理課 望月 ロビン → 経理課 富武 瑛平時のそれより弾んだ息を、落ち着かせ過ぎてしまわないように繰り返す。 少しだけ意地悪な問いかけの間に、空いた手は体の稜線をなぞっていく。 華奢ということはないものの、望月に比べれば細い体は腕の中に収まってしまう。 「……そうか。 それじゃあ、想像よりかは満足させないといけないな」 一瞬、僅かばかり声音は固くなる。求められるものすべてを与えられるわけではない。 背骨に沿うように背中を下りて、帯に掛かったところで脇腹をするりとさする。 親指を前に出して、腰骨に張った皮膚を撫でた。その下にはまだ布で隠された下肢がある。 布越しに腿を撫で下ろす手の、親指だけが骨より内側を通る。焦らすような動きだ。 性格なのか、相手の性質に対しての歩み寄りなのか。もどかしい責めが繰り返される。 「ね、瑛。見ていてあげるからさ。 このまま自分で、浴衣から何から脱いで、裸になってごらん。 そうしたら、ほかにどこを触ってほしいか、僕に教えて」 口づけのために正面にあった顔が耳元へと反れる。ゆっくり、センテンスを切るような声で。 吐息の混じってかすれさせたような声が耳朶をなぞり、首筋に唇を落とす。 (-233) 2022/09/30(Fri) 16:57:33 |
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