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【人】 貴族令嬢 クラヴィーア[ もう、取り戻せない失った物 受け取った優しい 願い 代償は 返すことの出来ない、大事な 大事な 記憶 今の自分が願うものは 同じだけ優しくあれているだろうか ] (19) 2021/03/31(Wed) 7:52:56 |
【人】 貴族令嬢 クラヴィーア[オルガンの音が教会に響く。 ここ数年でさび付いていた腕もだいぶ感覚を思い出して、いい具合に音を奏でれるようなった。 拍手に綺麗に、身についたままのカーテシー。 いかにも上流階級の人間とわかるそれは、もうこの地で関わった人間なら見慣れて来たころだろう。 バーバチカ島では、新月の日に現れるという 紅 い月に願いをすると必ず叶う、という伝承がある。 ──────代わりに、大事な物を失う、と私は聞いていた。 眉唾物に近いそのお話に私はすがった。 私の大事な人……アマミさんに出会ったのはその島の中。 島では色々あった。優しい人たちに沢山出会った。 その中で私は、あの人に願いを貰った。 一発で落ちた。 家族から虐待を受けていた自分は、結果その状況を変えることが出来た。 現状名だけの貴族だ。] (20) 2021/03/31(Wed) 7:55:08 |
【人】 貴族令嬢 クラヴィーア[私は心のまま願いの力で再会を果たし “傍にいたい” その願いを叶えて貰って近くにいることにしたんだ。 家族の力を借りてやや力業で速攻で近所に住み始める事にした私に相手はどう反応していた事やら。 現状突き放されてない事を良い事に、押しかけ女房まがいの事を繰り返している。 ──────好きだから どうしようもない位、愛しくて。 側にいるほど思いは募っている。 多少強引でも、自分の力で叶えれる願いをやすやすと諦めたくはないさ。] (21) 2021/03/31(Wed) 7:56:43 |
【人】 貴族令嬢 クラヴィーア[身だしなみをチェック。 もう二つ結いは卒業している。おろした腰を超える長い桃色の髪。後ろには黒いリボンで髪の半分を軽く結っている。 清潔感のある白いブラウスに、ロングスカートの黒いワンピース。 貴族令嬢にしては大人しめかもしれない。でもあの人と見た目を釣り合わせたいからあえて、こういう格好をするようしている。 手には教会で作った林檎を使ったタルト・タタン。 会いに行く前はいつも顔が緩む。いかんな、不審者になる。 頬を軽く手で叩いて少し引き締めた。] (22) 2021/03/31(Wed) 7:58:29 |
【人】 貴族令嬢 クラヴィーアあーまみさんっ。 お邪魔致しますわ。 [慣れた様子で相手の家を訪ねれば、返答はあっただろうか。 相手と顔を合わせれば、折角引き締めた顔もまた、緩んで笑顔が浮かぶ。]** おやつに林檎のタルトはいかがです? お茶、いれていいか? (23) 2021/03/31(Wed) 7:59:57 |
【独】 貴族令嬢 クラヴィーア/* どうも、一席頂きます。(ぺこり)もやむと申します。 村建て様は直近の村ぶりですね。交流はないですが宜しくお願いします。 再演したいという我儘を聞いて下さった相方様本当に有難うございます。 頑張ります! (-3) 2021/03/31(Wed) 8:04:51 |
【人】 クラヴィーア[恋というのは人を強くさせるものだ。 恋敵がいるのなら全力をもって戦うつもりだったが、それが必要ないとわかってからは後は自分がいかに戦うかという問題になった。 息の根とめてやろう。 と言った相変わらず私は恋する乙女としてアウトな発想をしている人間である……。] (56) 2021/03/31(Wed) 20:28:22 |
【人】 クラヴィーア[とは言え相手の気持ちをせかすつもりもなければ、邪魔になりたいわけでもない。 頻繁に通っても、一定の距離感を忘れないようには気をつけているとも。 近くに住むにあたって心配はされた。>>35 だけど強く反対はされなかった。流石に一人暮らしはしない、と伝えてはいる。メイドと警備の人間を一緒に住まわせる事が、私に優しい親戚が出した条件だったしな。 訪問をすれば、扉が開かれる。姿勢を正して軽くスカートをつまんで頭を下げる。いつものやり方。] そんな時間ですわよ。時間忘れてました? ではお言葉に甘えて。 お願い致しますわ。 [手荷物のタルトをどうぞ、と手渡すよう差し出す。 なお、物理的な距離感は適度に取るよう気を付けている。 夜遅くまでいないとか、帰れなくなりそうな天気の日にはいかないとか。 相手を好きだからこそ、その辺はきっちり相手を男性として扱っている。 家に行くこと自体は……そうしないと会えないから自分の中で許容した。 悪いか。 曲がりなりにも身分はまだれっきとした貴族令嬢。 間違いがあったら責任コースまっしぐらだからな。 好き だからこそ好 いてほしいという願いはあるけれどそれ以上にアマミさんには幸せになってほしい。 ─────自分の願いより、相手の幸せの方が大事なんだ。] (57) 2021/03/31(Wed) 20:34:25 |
【人】 クラヴィーア[お茶が出されればゆっくり喉を潤す。 目を閉じてほぅ、と息を吐く。] 美味しいですわ。 [にこり、と。 まったりと肩の力を抜く。 ……こういう何気ない時間がいつも幸せで。 大事に大事にしている。] 今日のはシナモンを控え目に、口当たりを重視して癖のないよう作ってみましたの。 [島で出会ったリンゴ園にいる優しい人から教わった料理の腕はわりといい感じになったんじゃないかって思う。 機会があれば食事の用意もしてご馳走することもあったんじゃないのかな。 それでも相手の味覚と合うかは別問題。だからいつも作ったのを出す時はひっそり緊張しつつ相手の反応をうかがっている。飲食時もお面が仮についたままだったとしても、雰囲気や声色でなんとなく判別くらいはつけれるようなってる……と思いたい。] (58) 2021/03/31(Wed) 20:38:58 |
【人】 クラヴィーア[>>36長いとも、短いとも言えない位の時間が私達の間には流れている。 会話の中で過去の話を聞かれるようなったのには少しして気づいた。 私に関心を持ってくれているのかな? と嬉しくなったのを覚えている。 だから親戚と暮らすようなってからの穏やかな時間の事、リンゴ園の彼女と再会出来た事、そう言った楽しい思い出は惜しみなく楽し気に教えた。 ────……楽しくない、 家族の虐待の話 ……三年の間に家族とあった事。 そういった話は聞く方も楽しくないだろう。口が重くなっている。 ただ、良い扱いは受けてなかった、少し痕があるかな、とか。 隠しても仕方ない事は言ってある。 私の方は…… あまり強くは踏み込めていない。 ──────どれだけの記憶を代償にして 私への願いを叶えたのか それを知るのが、まだ怖かった ]** (59) 2021/03/31(Wed) 20:43:33 |
【独】 クラヴィーア/* 出したい情報をいかに出すか、と長文にしすぎないように…との己の戦いになっている。 赤チップ使いどころあまりなさそうなのでなんか使ってしまった…ww クラちゃんは愛の戦士にしたいと思っている。貴族令嬢が体に傷跡もってながらも好きだってやってるの相当強いと思ってます。(こなみ) って!!許嫁ロールがあああ!!!(痺れ中) (-17) 2021/03/31(Wed) 20:54:59 |
【人】 クラヴィーア ― 回想:お客さん ― [人生というのはいつの時も、タイミングというのが良い時と悪い時がある。 その日はきっと後者だ。 まさに、好いた相手の家にいて、お手洗いから戻る時に女性を見てしまったのだから。>>60 とっさに隠れて聞こえない場所に移動するべきか迷った。だけどその女性の雰囲気が仕事の関連の人じゃないよな、とわかって。気になった私は悪い子だったんだと思う。 「Albert...」 その言葉を私が今まで聞くことはあっただろうか。 知らないままだったのなら、疑問符が頭に浮かんだだろう。 訛り言葉が少し聞き取りにくい。 アマミさんは明らかに拒絶の雰囲気だ。>>61 それに少し安堵してしまった。 彼女の話が耳に入る。入れてしまう。>>62 彼が貴族だったのは知っている。それ以上の家族の事は聞けていただろうか。] (64) 2021/03/31(Wed) 21:30:50 |
【人】 クラヴィーア[ ……ふざけるな。 ふと、前に島でアマミさんから貴族が、人間が嫌いだという話を聞いたのを思い出す。 貴族というのは、こういうものだと私だって知っている。知ってはいても、憤りを感じるだろう。こんなの。] (65) 2021/03/31(Wed) 21:34:06 |
【人】 クラヴィーア[アマミさんが拒絶するよう背を向け、彼女の呟きの意味が……恋する女としてなんとなく、わかってしまった。>>63 ────……彼女に声はかけなかった。 例えば、アマミさんが望むのなら。 例えば、彼女が相手を幸せにしてやる、という理由で来ていたのなら 私は背を押すし、彼女を恋敵と認めた。 彼女の事はだから認めれない。 受け入れることは出来ない。 好きなら、好きだってぶつかる位すればいいんだ。 その後に、ちゃんと聞いてしまったことは素直に言って謝った。 過去に踏み込むのを少し怖れている私は>>59、それ以上の事を聞こうとはしなかったがどんな反応が来たのやら。 とりあえず私は、腹がたったと 怒った顔で感想を伝える事になったんじゃないかって思う。 ただ……弟さんの事は大丈夫なのか? というのだけは、心配顔で尋ねる事だけはすることになるんだ。]** (66) 2021/03/31(Wed) 21:37:58 |
【独】 クラヴィーア/* しかし自分で書いててなんですがクラヴィーアって本当メンタルが逞しい子ですよね 恋愛脳しているのは恋する乙女なのでという事で一つ。 (-19) 2021/03/31(Wed) 21:42:09 |
クラヴィーアは、メモを貼った。 (a3) 2021/03/31(Wed) 21:50:29 |
【人】 クラヴィーア[見苦しいところを、と言われれば、緩く頭を振った。>>67 咎められなかったのに少し安堵しつつ。 頭を撫でられるのなら、目を閉じてそのままに。 以前は怖かったそれも、アマミさんなら この人の手ならただ心地いいだけ。 その後どうなっているかは言われない限り聞いていない。心配しない訳じゃないが……踏み込んでいいのか迷っているのが正直なところだ。 ─────だって私は、この人の…… まぁそれでも、こっちからは関わらないが万が一あの女性がこっちに絡んでくることがあるのなら。 全力でお相手するつもりではあるがな。 それはそれ。 これはこれだ。 ] (99) 2021/04/01(Thu) 9:00:00 |
【人】 クラヴィーア[アマミさんの冗談に思わず目を丸くした。>>68 そしてくすくす笑う。] あら、なら介護しないとですわね。 [冗談には冗談で。軽口を叩ける距離感がくすぐったい。 気遣いが相手を何度も助けていたとは、未だ知らず。 狐さんのお面がずれた下から覗いた素顔。>>69 ……心臓に悪い。 柔らかい表情に顔が自然と真っ赤になった。] え、あ、そ、そうか? 美味しいならよかった、 よ…… [ だから心臓に悪い!!! ろくな返答が出来てないぞ自分!! わかりやすく真っ赤になって少し俯く。 あー……なんかダメだ。本当、鼓動が速くて。 何度だってこの恋を実感してしまう。 幸せ者なんて言葉が、期待を膨らませる。] (100) 2021/04/01(Thu) 9:01:07 |
【人】 クラヴィーア……好きだよ。 私も傍にいれて、幸せ者だ。 [一度伝えてからは惜しみなく、何度も言っている。 またか、と呆れられることもあるかもしれない。 それでも好きだから、好き。 理屈も何もない。傍にいるだけで幸せなのに、そう伝えて貰えたのがどうしようもなく嬉しくて。 伝えたいままに言葉に出して伝えるんだ。] (101) 2021/04/01(Thu) 9:03:29 |
【人】 クラヴィーア[家での扱いについて教えた時の表情を見た時>>70思ったのは、 ああ、やっぱり嫌な話だったよな。 だった。楽しくない話をしたわずかな後悔。 体の痕も、その話の類だとわかっていたけれど 伝えないままの方が不誠実だと思ったから口を開いたんだ。 >>71 貰った言葉は正直、驚いた……。 そして…… 腰を抜かしてへたりこんだ。 こ、こ、この人は だから!!! 何度私の心を落とせば気が済むんだ!!! ちょっと待ってくれ、と必死に懇願しつつ へたりこんだまま、真っ赤な顔のまま、涙を拭って心を強く、強く捕まれていた。 そうして、今の保護者の親戚には何の問題はないから。とちゃんと言っておきつつ感謝をなんとか述べた。最終的にやっぱり私はアマミさんが好きだよって負け惜しみのように呟いたんだ。] (102) 2021/04/01(Thu) 9:07:54 |
【人】 クラヴィーア[うちのシーモア家は昔からお人よし、という異色の貴族だった。 その異色の貴族は人々を大事にして、交流もたくさんして。 そしてお人よしが何故か遺伝する家系。 そんな中で育った私は元から貴族としては異色の考え方や発想をしていると思う。 自覚しているが己を曲げることはなかった。 うちの家の弱点は騙されやすい。それに尽きる。 父は狡猾で残忍だった。愛する人の為ならなんでもする。 ……少しだけ、私もそこは似てる気がしてそれに気づくと嫌な気分で一杯になった。 その家族の話をするとなると、どうしても許せないとか、ドロドロした気持ちを思い出して気分が悪くなる。 だから私は父や継母、妹の事については当時の新聞を渡すことにした。 主観より人の視点で書かれた記事の方が伝わると思ったから。 継母はもう少しで刑期が終わる。妹は修道院。 そして、父はもう…… いない。 その新聞に目を通したかどうかはこっちからはわざわざ聞いたりしなかった。 体だけじゃない。私は身内が犯罪を犯していた。 経歴にも傷を持っているということ。 それに対して思うところが出来ても、私は責めたりは出来ない……。 ] (103) 2021/04/01(Thu) 9:10:44 |
【人】 クラヴィーア ― 王子様のいない灰かぶり ― [父の事はよくある話なんじゃないかって思う。 身分と地位を手に入れる為に母に取り入って、結婚して 胸糞悪いがな……。 踏みつけられ、生かさず、殺さずをされ 何度心が折れかけたことだか。 政略結婚の道具の価値の為に、女としては綺麗なままなのはせめてもの救いなのか。 物語の王子様なんて存在しない。 それを痛感した私は残りの力を振り絞って島に飛び出した。 そこで貰った物全てに私は救いあげられた。 記憶を代償に叶う願い。 自分で願わないといけなかったのに、何を思ったのか会ったばかりの人間に願ったアマミさん。 あの時貰った願いに家族との別離まで相当に救って貰ったのも事実だ。 それ以上に……ちっぽけでつまらないと思っていた自分が……『それだけで十分な理由だ』と その言葉がずっとずっと 私を支える大事なものになっていた───── ]** (104) 2021/04/01(Thu) 9:15:17 |
【人】 クラヴィーア[>>110 あの島にいた時は私は一番精神が追い詰められていた時だったもあって、人との距離をとっていたのはお互い様だったのだろう。大人げない態度に同じだけ大人げない返答を返すくらいには子どもだった。余裕もなかった。 でも大人げないな、と感じた時言い返せた事は、私の中でのこの人への遠慮が少し外れる切欠に無意識になっていたのかもしれない──── ]今、アマミさんが思っていた言葉を聞いたのなら。 「アマミさんがいい」と今の私なら即答する。 あの時助けて貰ったから今がある。一番弱って困っている時、傍にいて貰うならこの人がいいからな。 (118) 2021/04/01(Thu) 19:30:06 |
【人】 クラヴィーア ― 回想:過去を伝え ― [腰を抜かしたのには流石に驚かれた。>>111 まぁ当然だろう。だがどうしようもなかったんだ。 父親の性格を多少は伝えた事はある。じゃないと話が通じないだろうからな。 私は父に似てない。それもまた、私の救いになっている。桃色の髪も、赤い瞳も、外見は全て母譲りだ。 性格は……どっちにも似てない気がする。 昔からこうだった。そうとしか言えない。 人を利用しようとするのは、考えたこともない。 頼る事すら苦手なのに。 私は島にいた時、リンゴ園の彼女に差し伸べてもらった優しい手を受け入れることすらなかったのだから。 日をまたいで新聞を返して貰った。>>114 そして、言われた言葉に目をまんまるにした。] どこをどうしたらその結論にいきついたんだ? [私の経歴に他に思う事はないのか? 全く理解が出来なかった。] (119) 2021/04/01(Thu) 19:33:43 |
【人】 クラヴィーア ― 現在 ― ふふ、任せてくれて構わない。 やり方はこれから勉強になるがな。 [冗談のまま続けたが、勉強はいつか本当にしていいな。なんて考える位には私は真面目だった。] ……そうか。 うん、アマミさんにそう言って貰えると自信出るな。 お世辞は嫌いだもんな。 [前に私が突っかかる切欠になった言葉を冗談交じりで笑って言った。 自分の分のそれを食べてみる。うん、なんか……美味しく感じる。 食べるものというのは、一緒に食べる人次第で味が違って感じると私は思う。この人との食事はいつだって美味しい味がする。 それが、嬉しい。 感謝の言葉も、素直に嬉しく受け取っている。] (120) 2021/04/01(Thu) 19:35:36 |
【人】 クラヴィーア[お茶を飲み干して少し休む。 ……もう少し一緒にいたいな。 そんな感情がわいてきた。] 今日夕飯なにか仕込みとか準備あったりします? なければ私作っていっていいです? [許可が出るのなら、相手の仕事の邪魔にならないよう食材を買いにいったりとかしようか。 いや、一緒に買い物に行くのも悪くないんじゃないか? デートみたいじゃないか。うん、したいぞ。なんて算段を頭の中で考え出すんだ。 無論帰った方がいいと言われるのなら、それを受け入れるつもりだが。邪魔にはなりたくないしな。] (121) 2021/04/01(Thu) 19:36:49 |
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