人狼物語 三日月国


260 【身内】Secret

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【独】 会社員 雷恩

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>>33「 わたしだけが、それを書き換えられるの。」めっちゃくちゃ好き
(-5) 2024/05/05(Sun) 23:36:06

【人】 会社員 雷恩

[記憶の中にある「女の子」は小さいままだ。
2人の歳の差故か、成長期は先に男の方に訪れて、
「幼女を家に連れ帰る」ことに対し
「ふつうではない」と感じる精神が育ってしまった。

責任感よりも目の前のリスクを恐れる。
思春期の男子なんてそんなものだと自己を正当化し。

一度手を差し伸べた相手がどんな風にその手を見るのか
離されたらどんな気持ちになるのか
想像力は欠如していた。

大丈夫と微笑むその顔は「女」のもの。
歳の差は縮まらなくとも、二人の間に流れる月日は平等で
記憶のあの子も「女性」に成長するという当たり前の現象も
想像出来ていない。]
(39) 2024/05/06(Mon) 0:06:14

【人】 会社員 雷恩



 そーゆーもん?
 まあ、「ありがとう」はもらっとく主義だから、
 「どういたしまして」


[相手に怪我はない。
でも備えて保冷剤まで渡した。
割と完璧な「人助けをした」という一連の行動は
それで終わりの筈だった。]
(40) 2024/05/06(Mon) 0:06:52

【人】 会社員 雷恩

[此方に心当たりのない「昔の知り合い」は、
今は彼女にとっては簡単に会える相手ではないようだと知る。
今、注意したばかりだが、この子は少し危機感が薄いのだろうか。
残念がっている様子など見たら、それこそ悪い奴ならば
成りすましを計画しても可笑しくないと思うが。]



 さっき怪我ないっつってなかったか?
 やっぱり痛むんだ?
 うーん……


[足を挫いた相手を家まで送るというのは。
もしかしなくても身体を支えることになるのでは?
それを通りがかりの男に頼むなんて、
やはりこの子は危機管理能力が低いのかもしれない。

別の意味で心配になってきた。

ここで「用事があるから」と別れて、
その後に通りがかった相手に彼女が同じことを頼むとして。

大抵の男ならそれを「誘い」と取ってしまうのでは?]
(41) 2024/05/06(Mon) 0:07:34

【人】 会社員 雷恩



 一応、連絡1本入れさせて。
 駅着いたって連絡してるから、寄り道だって
 言っとかないと心配させる。


[プリンならリュックに入れて多少揺れても崩れないだろう。
箱を仕舞って、実家に事情を説明するメッセージを入れておく。

そうしている間に明かされたプロフィール、
名前は流石に記憶に繋がった。]


 ルミ。
 ……この近くに住んでる……昔から?

 10年……15年くらい前にあそこの公園によく居た?


 ってか本当に「昔の知り合い」って俺の事だった?


[ナンパじゃなくて、と屈託なく笑う。]
(42) 2024/05/06(Mon) 0:08:06

【人】 会社員 雷恩


 偶然、最近になって、あの子今どうしてんのかなーって
 思い出したんだよ。
 だから公園通って実家に帰るつもりの今なんだけど。

 元気だったか?

 って、ストーカーに遭ってんだっけ、
 じゃあこんなとこで男といるの見られたら拙いな。
 送ろっか。


[言われたことを疑いもしない。
ストーカーがいると聞いて納得の顔立ちの可愛さだ。

記憶の女の子は化粧をしておらず、
どちらかというと汚れている時もあったように思うが、
成長した彼女は髪の先まで綺麗にケアされていて、
「可愛い」を保つために頑張っていることが伺える。
可愛くなったらなったで大変なんだなと
他人事のように呟いて、リュックを前抱きにすると
背を向けてしゃがんだ。]
(43) 2024/05/06(Mon) 0:08:54

【人】 会社員 雷恩

[肩を貸すにも身長差の所為で上手く支えられそうにない。
腕を支えにするくらいで歩けるなら、そもそも
他者の善意の延長を頼んだりしないだろう。

それならばおんぶをするのが一番足に負担が少ない気がして。]


 公園でよく会ったなってとこまでは覚えてんだけど、
 家がどの辺とかまでは覚えてないから
 ナビは頼むよ。


[自分との繋がりを残す為に彼女が取った手段だと気づかない。
「偶然」の再会を純粋に喜んでいた。**]
(44) 2024/05/06(Mon) 0:09:22

【人】 会社員 雷恩

[いつからだったか、公園に一人でいる女の子を
見かけるようになった。

2歳上の兄が友達と遊ぶようになって、
自分はそれに混ぜて貰えなくなったから周囲を見る
習慣が出来たから気づいたのだろう。

自分よりも随分小さい――小学校入学前に見えた。

そんな小さな女の子が、保護者といるのでもなく
誰かと遊ぶでもなく、ただ、「居る」。]


 『なーなー、アイス食う?』


[最初に話しかけたのは、兄と食べていた時の癖でつい買った
半分に割るタイプのアイスの片割れをあげた時。]


『知らない人にものもらっちゃいけないって
 母さんには言われてるけど、俺があげるのはいいよね』


[相手の子にとって自分も「知らない人」なのに。]
(53) 2024/05/06(Mon) 19:48:07

【人】 会社員 雷恩

[どんなことを話していたか、すべては思い出せない。
ただ、ちょうど遊び相手がいなくて寂しかったから、
自分より小さい女の子に兄貴風を吹かせることで
気持ち好くなっていただけ。

優しさだったかと言われたら首を傾げてしまうが、
与えた側がどんな気持ちでいても、与えられた側が
それを優しさと捉えるのなら、そう呼んでも差支えはないのだろう。]
(54) 2024/05/06(Mon) 19:48:55

【人】 会社員 雷恩



『雨じゃん!傘持ってねーの?!』


[日を重ねれば、彼女が家に帰れない事情があると
子ども心にもわかる。

雨が降った日も、そうではないかと公園に立ち寄って、
濡れている子を見て慌てたっけ。

家に帰ればなんて言えなかった。
強引に手を引いて同じ傘に入れた。
家に連れ帰って]


『母さーん!友達ずぶぬれ!!』


[どこの子かわからずとも、濡れた少女を放っておけない
優しさを持っている母親は、温かい風呂と牛乳を用意してくれた。]
(55) 2024/05/06(Mon) 19:49:17

【人】 会社員 雷恩

[いつが家に連れ帰った最後の日かはもう覚えていない。
多分中学に上がり制服を着るようになった頃から
段々女の子を家に上げるのが恥ずかしくなって、
公園で会って話しても、「バイバイ」と早目に切り上げるようになった。

与えた優しさに鈍感な男は、与えた痛みにも鈍感だった。

手を離されたあの子が今も痛みを覚えていることも知らない。>>45]
(56) 2024/05/06(Mon) 19:50:02

【人】 会社員 雷恩

[経験していないことに関する危機感は薄い。

スマホを盗み見ようと思ったことはないし
そうしようとした人とつきあったこともない。
指先の動きが数字を打刻する時、視線に気づくことはなかった。]


 あー、そうだよな、「お兄さん」って
 呼ばれてたんだっけ……。
 いま聞いたら恥ずいななんか……。


[むず痒い気分になるのは、あの日々以外自分が
「お兄さん」であった時がないからだ。

懐かしさに緩んだ頬が羞恥に染まり、
少しだけ強張る。

「昔の知り合いなんて、お兄さんしかいない」>>46

ああやはり、あの子は「ひとり」だったのか。
友達がいなかった理由は、大人になった今ならば
色々推測することは出来る。

よくここまで生きて来れたものだ。
物理的に守ってくれる相手に恵まれず、
心を護る為に呼べる相手にも恵まれず。]
(57) 2024/05/06(Mon) 19:50:30

【秘】 会社員 雷恩 → 従業員 ルミ


[チクリ、と身勝手に罪悪感が胸を刺す。
呟かれた言葉を耳が拾った訳ではないけれど。]
 
(-8) 2024/05/06(Mon) 19:50:58

【人】 会社員 雷恩


 おーおー元気だよ。
 本当、俺で良かったな?
 
 人気のない道端で足挫いたって聞いたら
 悪いこと考える奴もいるだろうからな。


[さて、「悪いこと」を考えているのはどちら?]
(58) 2024/05/06(Mon) 19:51:29

【秘】 会社員 雷恩 → 従業員 ルミ


[偶然ではない運命が存在することを知っているのは、
糸を張る絡新婦のみ。]
 
(-9) 2024/05/06(Mon) 19:51:54

【人】 会社員 雷恩


 飲み会の後に酔っ払いを担いだこともあるし、
 落とさないから安心していーよ。


[どう見ても軽そうだが、社会人となった男は
女の子に「軽そう」と言うことがセクハラ案件になるという
人権教育研修も受けているので触れない。

女性の身体に触れること自体に対しては
彼女からの依頼ということで大目に見てほしい。]


 遠慮して掴むのが弱かったら逆に危ないからな?
 しっかり捕まってろよ。


[予想通り軽い。
だが、速く動けばスカートが風に舞うかもしれないから
慎重に歩を進める。]
(59) 2024/05/06(Mon) 19:52:15

【人】 会社員 雷恩



 ……へえ。
 この町は出なかったのか。


[実家を出られて良かったなという言葉は飲み込んだ。
彼女にとって実家は毒だったというのは
自分の推測に過ぎない。

ただ、実家を出られる「力」は得られたのだなと
何となく安堵の溜息を吐いた。]
(60) 2024/05/06(Mon) 19:53:01

【人】 会社員 雷恩

[マンションまでの道では、会話を途切れさせないように。
もし人とすれ違っても、このおんぶは双方合意の元と
わかるようにのリスク回避。

ただ、愚かな男は、背負った軽い身体の中にある
リスクには気づかずに、既に彼女が知っている
自分の個人情報を明かしていく。

好きなビールの銘柄、1歳の甥がいること、
実家に買っていくプリンは最寄り駅近くのケーキ屋。

そして着いた場所は、あの頃一人でいた少女の身なりを
思えば意外な程家賃が高そうな。
「カフェ」とはそんなに高給なのか、或いは]
(61) 2024/05/06(Mon) 19:53:45

【人】 会社員 雷恩



 ……誰かと住んでたりするんじゃないの?
 シングル向け物件じゃなさそう。

 一人暮らしなら一人暮らしで、
 昔の顔なじみだからって簡単に男を部屋に呼ぶのは
 危ないよ。

 俺が「その気」になったらどうすんの。


[彼女にとって自分はまだ10歳かもしれないが、
自分にとって今の彼女は、背中に当たる柔らかさを持つ「女性」だ。

無理矢理襲ったりはしないと誓って言えるが、
こんなに好意的な態度で来られると、
下心を持たないと言い切れない。]
(62) 2024/05/06(Mon) 19:53:57

【人】 会社員 雷恩



 カフェで働いてるって言ってたよな?
 今度、そこに客として行くよ。
 どこにある何て店?


[この機を据え膳としないだけの理性を見せて、
10歳の頃よりも上手くなった手つきで頭を撫でた。*]
(63) 2024/05/06(Mon) 19:54:26

【独】 会社員 雷恩

/*
すごい長くなってしまったな?!
(-10) 2024/05/06(Mon) 19:55:12

【人】 会社員 雷恩


[唐突に話しかけた相手に上手く言葉を返せないのは
女の子がまだ小さいからだと解釈する。
自分は「弟」で、自分よりも小さい子をあまり知らないが、
幼稚園児くらいだろうか?

女の子が喋れないなら自分が喋れば良いと思う程度には
純粋に育った少年だった。]


 ルミな。うん、覚えた。


[それだけは10年以上経っても記憶にあり]



 俺はー、うーん、みんなは「ライ」って呼ぶよ。
 「雷恩」って名前だとみんなあの動物のことだと思うだろ。
 遠足で揶揄われたからヤなんだよねー……


[最初に名前呼びを渋ったのは自分だという記憶はなく。]
(75) 2024/05/06(Mon) 22:41:23

【人】 会社員 雷恩

[初めに買ったのはただの間違い。
次は、ルミという名前の年下の友達にあげる為に買った。

バニラ味も、コーヒー味も、ソーダ味も、
ルミと分け合った。

冬になるとおやつはアイスではなくなったから、
屋台から買った焼き芋を半分こにした。

雨の日に傘を持っていなかった子は
冬には寒そうな恰好のことがあったから、
母に甘えて家に連れて行く日も増えた。

自分が大人になってから思うのは、
みんなができる行動ではないということ。
ルミが帰る時には母はいつも付き添っていた。
その「親」がどういう人物なのか、あんなに小さい子を
公園に放置する人間に対しての悪口を
子には決して聞かせなかった。]
(76) 2024/05/06(Mon) 22:42:15

【人】 会社員 雷恩



 大きく……?
 そーだな、この辺に住んでるなら
 同じ学校に通えるだろきっと!


[歳の差が幾つなのかも気にせず、何歳差まで同じ学校に
通えるかの知識もなく。

「大きく」で想像する姿はルミのランドセル姿くらいのもので。

「もっといっしょ」が意味するのは、公園に行かなくても
校内で会える、程度の感覚。

多くの少年がそうであるように、
少女と出会った当時の少年は恋を知らなかった。]
(77) 2024/05/06(Mon) 22:42:51

【人】 会社員 雷恩

[思春期の訪れでよそよそしくなっても、
女の子を家に連れ帰ることで噂になることを恐れても、
何か明確なきっかけがあって彼女を拒否した訳ではない。

ただ、習慣というものは途切れれば再開は難しく、
反芻しない記憶は薄れて行く。

「大きくなったら」――過ごす時間は短くなった。

クラスが変わった友達とあまり遊ばなくなるのと同じ感覚で
公園に行かないならルミと遊ぶことはないという日々。

それでも高校くらいまでは何となく気になった時に
何度か公園を覗いたことがある。
授業を何となくサボった時、部活が急に休みになった時、
ルミだってその頃には学校に通う年齢だっただろうに、
相変わらず一人でいた。

酔っ払いのおじさんが近寄ろうとするのを牽制するように
ベンチの近くに座ってみる。

高校生になって増えた小遣いは、もう分け合うアイスではなく
ほかほかのコンビニの肉まんも買えるようになっていた。]
(78) 2024/05/06(Mon) 22:43:29

【秘】 会社員 雷恩 → 従業員 ルミ


[男には選択肢があった。

公園に行かないルミに会わないという。

少女があの公園で自分をいつまで待っていたのか――

実家を出ても公園が見える部屋に住むというのは、
もしかして。


――穿ち過ぎだろうか。]
(-12) 2024/05/06(Mon) 22:44:02

【人】 会社員 雷恩


 んーいや、どっちでも。
 名前自体そんな呼ばれないしな、
 どっちでも恥ずいならルミの呼びたい方でいいよ。


[喋り方はこんな感じだったか?
どうにも男心を擽るようなトーンに聞こえてそわそわする。]


 ストーカーもいるんだろ、
 危機感持ってくれよ……。


[流石に数日後に彼女がストーカーにどうにかされたなんて
ニュースを見たら立ち直れない。

どこかの誰かが殺されるニュースにいちいち感情は揺れないが
それが知り合いなら話は別だ。

ストーカーは今どこかで彼女を見ているのだろうか。
自分が触れていることで、逆上しないと良いのだけれど。]
(79) 2024/05/06(Mon) 22:44:33

【人】 会社員 雷恩

[ルミはもう小さな子ではなく、扱える言葉も沢山あるだろうに、
接客業の癖なのか、道中は殆ど此方が喋っていた。
振り返ってみれば、ルミのことを殆ど知らないままだ。

好きな食べ物も知らない。
公園で縁日があった時に自分は甘くて食べられなかった
りんご飴の残りを美味しそうに食べていたのは覚えているが、
りんご好きなのだろうか。]


 俺ももう小学生じゃないからな?
 そこまで無条件に信頼すんなよ〜頼むから。


[苦笑する。
レイプ魔扱いは御免被るが、人畜無害と思われるのは
男のプライドが廃るというやつだ。

――そういえば、思い出した。
食べかけのりんご飴を渡した後になって、
「間接キス」と気づいて内心狼狽えたことを。

意識した過去があるなら、自分はやはり
彼女にとって人畜無害ではないだろう。
]
(80) 2024/05/06(Mon) 22:48:47

【人】 会社員 雷恩

[折衷案のように出した「後日」では満足できないらしい。>>73
夜営業だけのカフェというのは自分がよく知るものとは
営業形態が異なるようだが、休日にカフェを巡るような
趣味はないので自分が知らないだけかもしれない。
とにかく、職場は嫌なんだなという印象を受け、
それ以上に。

どこか必死にも見える姿に、眉根に皴を寄せた。]


 心細いって……ストーカーのこと?
 それとも他に何かある?
 エントランスでする話じゃないか。

 部屋までは?エレベーター?


[実家にはもう一本連絡を入れておくことにしよう。*]
(81) 2024/05/06(Mon) 22:49:16

【秘】 会社員 雷恩 → 従業員 ルミ


[かくして、
同じ色の「日常ではない」場所に
迷い込む肉食獣が一匹。*]
 
(-13) 2024/05/06(Mon) 22:51:14