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Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。 (a9) 2022/12/18(Sun) 0:52:50 |
Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。 (a13) 2022/12/18(Sun) 2:05:18 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ 思案の海に沈む中、 ノックの音>>2:388に意識が浮上して、 次いで届いた聞き慣れた名前の半分に 心臓が叫ぶように鳴った。 どうして、が頭を占める中、 咄嗟に応えようとしたけれど、 そのための名前を持たない私は口籠る。 代わりに扉の前に佇めば、 隔てたこちらの気配を察してくれれば 言葉が続くだろうか。>>2:392 >>2:393 ] (54) 2022/12/18(Sun) 5:45:20 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ 震え漏れる囁き未満の問い。 まるではじめからそうであったかのように、 そうであると識っていたかのように、 わたしたちと変わることなく私へと 語りかけてくる。 世界を嫌っていただろう彼が 箱庭よりも世界を選ぶと言う。 自ら選んだ世界より、 私に着いていくと言う。 差し伸べられた手を拒絶したのに、 傷つけたのに、…… わたしたちに そうするように、親愛を傾けてくれる。 ] (56) 2022/12/18(Sun) 5:47:36 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベルどうして……? [ 欲しい答えを求めるように繰り返す。 わからない。言葉に出来ない。 君の夜と あれ程焦がれた名前を許されて、 嬉しい筈なのに胸がどうしようもなく苦しくて。 提案の意味にすら思考が及ばない、 堪えたいのに溢れそうになる涙に揺れた声は それでも漸く愛しく想う名前を紡いだ。 ] …………………ナハト [ かそけき声は彼を引き留めただろうか。 * ] (57) 2022/12/18(Sun) 5:49:14 |
Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。 (a18) 2022/12/18(Sun) 5:51:25 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ 告解を受けても彼女という水面は穏やかだ。>>26 咎める理由はない、と答えを聞けばそっと安堵する。 それでもはじめましての時よりも、 変わらぬ姿勢で受け止めてくれるための誠意を感じた のは私の気の所為だろうか、なんて場違いに思う。 ] 薬のことは、嘘偽りなかったよ。 きっと”わたしたち“の嘘を守り通す為には、 色んな嘘があったかもしれないけれど、 それだけは本当。 貴女の優しさを裏切るようなことは、誓って。 [ と、いつかのように宣誓を返して。 ] (58) 2022/12/18(Sun) 11:03:44 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ 独白のように始まる彼女の説得>>28には、 彼女自身の大切なたいせつな願いが込められいる ものだから、ささやかな微笑みと共に謝罪される のに合わせて苦笑いを返すしかなくて。 ] ……手厳しい、なあ。 今だって頭痛で倒れそうな患者に、 もう少し手心を加えてくれたっていいのに…… そんな風に、言われたら……… 何もかも、なんて言えなくなっちゃうのに。 [ 貴女が仮に才能と性質を容れる器なのだとして、 それらを取り払ったら何も残らないなんて。 そんなことは絶対にないと言えるから。 ] (59) 2022/12/18(Sun) 11:04:42 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ でもわからない。たとえそうなのだとして、 今もこんなにかけがえのない思い出の筈なのに。 他の誰かのもののように感じてしまうこれが 崩れた後に残ったものなのだとして。 彼にも私にも一体何の意味があるんだろう。 私のものじゃない。私は私に何も許さなかったから。 大事な借り物を抱いて一体何になれるというんだろう。 考え事ばかりが増えてしまう。苦しいばかりなのに。 やめてほしいのに差し伸べられた手に縋ってしまう ] (60) 2022/12/18(Sun) 11:05:19 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル…………世界は終わるのかな。 [ 屋敷にも漣のように広がる混乱は、 今こうして立っていると感じられる。 何かが始まり、終わろうとする足音。 他の『証持ち』の選択は知らない。 ただ漠然とそうなるものなのだろうと思っていたけれど。 彼女は自暴自棄な私が選択しようとしているものを察して くれている。 そして彼女自身は異なる道を選ぼうとしている。 ……私が、まだ未練を残すその道を。 ] (62) 2022/12/18(Sun) 11:06:24 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ 彼の人物評にはちょっと笑ってしまった。 素直ないい子なんだけどなあ。 ……だから好きになった、とはちょっと違うけれど。 きっとこの洋館で初めて出会って、縁ある証持ちである 以上の繋がりがなくて、『恋人』と証の名で呼ばれる関係 だったとしても、好きになっていたと思うから。 ] (63) 2022/12/18(Sun) 11:07:12 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル…………わかった。 アリアが貴重な時間を傾けて話を聞いてくれたから。 私がたとえ何を選んだとしても、 アリアはそんな私でも友達だと思うのを許してくれる って、諦めないことにするね? [ ちょっと狡いかな? なんてはにかんで。 でも貴女はささやかな我儘もそうでないことも>>25 許してくれたから。 約束の印、といつかのように手を取ることを許されたなら 押し頂くように握り締めて、祈る。>>2:173 互いに一番じゃないなら想い合えないわけでもなく、 唯一ではなくても互いに必要なものを分け合えるふたり だったのだと願っていたくて。 ] (64) 2022/12/18(Sun) 11:07:35 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ >>36嬉しかった、と言ってくれれば、 私も、とこの時間の全てに感謝を返した。 去り際の彼女の言葉に、暫く揺れる蒼衣を見送ってから 振り返れば、前科>>2:173のある愚患者への配慮>>2:127 があって。 ああ、やっぱり何でもお見通しだね>>2:236なんて 場違いに破顔するしかない。 ] ……ありがとう。 先生の処方は本当に優しいね。 * (65) 2022/12/18(Sun) 11:08:02 |
Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。 (a19) 2022/12/18(Sun) 11:14:14 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ 「知ってた?」 >>72 いつから? ……思い巡らすまでもなく、 あの日>>1:83が切欠だったに違いなくて。 崇拝のように愛していた『完璧』などないと知りながら 私の一人芝居の傍に居て、 それでも何も言わず傍にいてくれた ── ? どうしてかはわからない。 けれどあの時>>1:298、“わたしたち”にと大事な決断さえ 委ねて、差し出された手を振り払ったのに、 今、“私”にもう一度その手を差し伸べてくれている。 君の夜、それこそが彼の答えだ。 ] (91) 2022/12/18(Sun) 18:17:48 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ >>73ほぼ図星を突かれて、それでも決壊前の涙を 無理矢理押し込めて、「泣いてない」と強がる。 ノックの音、扉の先に指先を合わせるけれど こんな顔は見せられない。>>1:312 ……深呼吸をする。 一つの音、一人分の呼吸。 私だけがここに在る。 ] (93) 2022/12/18(Sun) 18:18:31 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル……箱庭には行かない。 こんな風に作っておいて、 生まれる前から絶望を与えておいて、 愛してるだなんて言う人のところになんて 死んでも行かない。 …………世界も、どうなってもいいと思ってた。 ナハトが箱庭を選んで嫌いな世界をなくしたいと 思うなら、世界と一緒に消えたいと思ってた。 (94) 2022/12/18(Sun) 18:19:06 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル…………駄目だね、私。 こんなに近くにいたのに、 あなたのこと何ひとつ見えてなかった。 “わたしたち”も“私”も、 あなたの優しさに甘えるだけで、 ナハトに沢山の気持ちを貰ってばっかりで、 あなたがどんな気持ちで私に向き合ってくれていたか 知りもしないで傷付けてた。 さっきだって、自分の為にあなたを傷付けた>>1:315 (95) 2022/12/18(Sun) 18:19:51 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベルねえ、ナハト。 完璧じゃなくて、嘘だらけでな私でもいいの? 傍に居て、名前を呼んで、 誕生日のお祝いをしてもいいの? ……私が『恋人』でなくてあなたが『悪魔』でなくても あの日を運命だったと思ってもいいの? [ 迷い込んだ夜色の黒猫をナハトと呼んだあの日を。 “わたしたち”はもういないけれど、 あの日初めて感じた嬉しさですら本物じゃなかったけど。 あなたが温かくしてくれた気持ちを分けたいと触れたのは それだけは本当だったから。 * ] (96) 2022/12/18(Sun) 18:20:53 |
Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。 (a28) 2022/12/18(Sun) 18:23:09 |
Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。 (a29) 2022/12/18(Sun) 18:23:47 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル── 黙想 ── [ 言葉の一つ一つを、そっと息を詰めて受け取る。 クロに叱られたらしいことに目を丸くしつつ、 傷付いていたとしても許してる、>>135 と言われれば今すぐにでも夜色の髪を撫でて何度でも 謝りたいのに少しも動けなかった。 ] (183) 2022/12/18(Sun) 23:11:37 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ 甘えている、というのも違うと思った。 >>136 自分の選択を委ねることは、 存在をかけて相手の選択を受け入れることで。 ……少なくとも重責だなんて感じていない。 預けてくれることは、嬉しかった。……とても。 独占欲みたいで、少し後ろめたくもあったけれど。 だからどちらにも謝る必要なんてなくて。 ] (184) 2022/12/18(Sun) 23:11:45 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ クリスタベルのものだったその全てを、 ベルにと許し望んでくれる。 >>137 私との運命だったのだと肯定してくれる。 あの日の思い出が確かに私のものでもあったのだと。 たとえ他人や神様とやらが認めてくれなくても、 彼が認めてくれるならそれだけで充分だった。 ] (185) 2022/12/18(Sun) 23:11:53 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ 彼はいつだって、 私にとって心地よい距離を探してくれていた。 答えを待ってくれる優しさも彼らしいもので。 そんな彼のノック一回の音に、 私はノック二回だけで答える。 ……聡い彼なら全て察しているのかもしれないけれど、 これだけを返すのが精一杯だった。 ] (187) 2022/12/18(Sun) 23:12:04 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ そしておやすみと言い置いた足音が聞こえなくなれば、 くぐもった嗚咽がひとつ。 ] ………っく うっ… ーーーっ [ 彼の全てを愛してる。 たとえ明日死んだって構わないほどに。 でも彼は共に在ることを望んでくれたから、 私は健やかなる時も病める時もそれに応えたい。 いつか、私が貰ったほんの一欠片でも、 彼が好きになれる世界をあげたい。 この世界で明日を生きることを、未来を望みたい。 * ] (188) 2022/12/18(Sun) 23:12:12 |
Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。 (a41) 2022/12/18(Sun) 23:14:03 |
Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。 (a43) 2022/12/18(Sun) 23:26:06 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル── 回想:祈祷室 ── [ しあわせ。 ああ、それはもちろん。 >>2:329 でもそれは彼がいる今であって、わたしたちではない。 微妙な違和感を覚え、答えに口籠る。 “わたしたち”の話は、 差し出された飲み物ほど口当たりの良いものではない ] (274) 2022/12/19(Mon) 4:35:19 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ 荒れていた話、>>2:330は誰から耳にしたやら。 風の噂と曖昧に答えれば納得しただろうか。 ] ふぅん、言いくるめ。 じゃああまり聞きたくはないかなあ。 やっぱりあれは少し好きじゃないや。 [ 子供みたいな無邪気さと無遠慮さでそう締め括った。 或いは本当の懺悔を、といつか考えたかも知れないが それは全て終わってしまった話。 救われなかったかと言えばそうかも知れない。>>2:333 彼自身の内心の偽物扱い>>2:329がなければ、 また違った話になっていただろうか。 ] (275) 2022/12/19(Mon) 4:36:32 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ 最後にゼロの忘れ物、 と差し出されたものを受け取る。>>2:331>>70 多分本来の意味での忘れ物じゃないんだろうなあ、 という勘は多分間違いではないだろう。 何を思って置き去られたを考えるのは、少し楽しいもの かもしれない。 そして珍しくも“忘れ物を届けるお使い”を頼まれた自分に どんな顔をするのかも興味があった。 ] 本、と小物……? >>71 なんだろうね。まあ、渡せばわかるか。 [ 確かに預かったよ、と笑った。 そしてそれ以降、一人でここを訪うことはなかった。 * ] (276) 2022/12/19(Mon) 4:36:55 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル── 回想:識る者 ── [ 呼びかけに刹那顔を強張らせ、>>2:371 一呼吸の後に作り物めいた笑顔で答えただろうか。 ] やあ、どうも、『魔術師』? わたしたちは クリスタベル だよ。 人の名前を呼び間違うのは失礼なことだって知ってた? [ 何を、どこまで知っているか。 >>0:491 疑惑を深めたのがこの瞬間だった。 ] (277) 2022/12/19(Mon) 4:37:57 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル……二度と間違わないでくれると嬉しいなあ。 話はそれからだよ。またね? [ 好青年の顔を取り繕い、以降の一切を遮断した。 彼だって笑顔だった。 邪気のない、裏も表もない笑顔。 ……余計腹の底が知れず、ただ不快感に襲われる。 ひとりの時にのみ、明確な意思で以って>>2:374 「ベルちゃん」と呼び、 腹の底で わたしたち を可哀想な女の子と、 嘲笑うか安い同情をしていないとどうして言える? 間違ってる? 間違ってるに決まってる。 ] (278) 2022/12/19(Mon) 4:39:29 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ 邂逅からこんな調子だから、有り得ない>>0:494のだ。 理解に至る前に歪み合う言葉しか吐けなくなる。 だから存在の一切を遮断し、見ないことにして>>0:495 彼の取り計らいもあり、>>0:520 洋館の不和として、決して注目されるものではなかった、 ……と、思っている。 知らないから嫌い。知りたくもない。 それでいいと思っていた。けれど。 ] (279) 2022/12/19(Mon) 4:39:59 |
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