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【人】 愛情 シェルタン「────ふう。」 辺りを見る。 奇異の視線。訝し気な、或いは申し訳なさそうな、 或いはまだ邪険に扱うような視線。 そして、ある姿を見て。 (……誰だか分かんね〜) 『いない』とされて、存在すら希薄にされた、 けれど、確実に『変わっていったもの』たちは、 ”こっち側”からはこう見えるんだな、と、 心の中で寂しく笑う。 でも、それは決して顔には出さない。 ここにいるべきなのは、いつも通りの自分で。 あるべきギムナジウムの姿、なのだから。 (2) 2021/05/30(Sun) 20:13:49 |
【人】 愛情 シェルタン「そこ!そこらへん!」 声を張り上げて、 『そこ』を指さして。 恐らく、水面と称した彼がいる辺り。 あと委員長───は、元気そうだ。 「暗い顔すんなよ。辛いことでもあったのか? ”これ”が終わったら幾らでもきいてやるからさ、 今くらいはオレに免じて、楽しんでくれたら嬉しい」 無茶な相談かもしれないけれど。 自分は、冷える食堂の空気を吹き飛ばすように、 只管、心からの笑みを繕っている。 バイオリンを取り出す。 出し物と言っても、大層なものじゃない。 いつもの演奏だ。自分にはこれしかできないから。 でも───”いつもの”、が、大事だから。 (3) 2021/05/30(Sun) 20:37:34 |
【人】 愛情 シェルタン「ぶん殴るぞコラ!寮で裸族なってたまるか! 個室だけどさ!色々問題あるだろ! なあ、みんなもそう思うだろ〜?」 わざとらしく接されても、 なんてことなく受け答えして。 剰え、それを『他の人』にも向けたりして。 「……てか風邪じゃないよ?オレは。 大人に酷いことをされた んだ。シトゥラには、言った気がしたんだけどなあ?」 そして意趣返しのように言う。 大人との関わりがあったことを、大声で。 それは、 ここに居られるもの の特権だ。 (9) 2021/05/30(Sun) 22:43:46 |
シェルタンは、生徒たちの雰囲気を気にしない。いつもどおり。“それが何もおかしくない”とでも言うように、そこにいる。 (a12) 2021/05/30(Sun) 22:45:06 |
【人】 演者 シェルタン奏でている。 いなかったときも、ここにいるときも、 特に上手くなったりはしていない、弦の音色を。 だが。 聞く人たちが変われば、聞こえるものも変わる。 話はとても単純で。 だからこそ、知らせなければならない。 いつか、此の場所を許せるようになる時まで。 ──朝食の時間が終わるまで、 暫く演奏を続けていただろう。 (18) 2021/05/31(Mon) 0:53:37 |
【人】 演者 シェルタン>>シトゥラ 「大袈裟〜。今元気だから全然大丈夫。 それに先生も心配してくれたし、な」 大人もみんなみんな悪いものではない。 教員棟に顔を見せて、それを理解して。 「でも、秘密な! 悪い大人たちに聞かれたらまた何されるんだか わかったもんじゃねえしな〜」 そう、“公然の秘密”を言うのだ。 (25) 2021/05/31(Mon) 12:31:18 |
【人】 演者 シェルタン>>24 サルガス 「いいんだよ、今は無理して言葉にしなくても。 ゆっくりでいい、大丈夫だからさ」 視線を合わせるように屈んで、笑いかけて。サルガスを取り巻く暗い空気も、払拭してあげるように。 「オレたちは“いつもどおり”、そこにいればいい。 いつもみたいに、毎日を楽しそうにしていたらいい。 ……今は難しくても、いつかはそうできたらいいんだ。 少なくとも。オレは、ずっとそうするつもりだ。 ま、もちろん弱音は吐くけどな。 悩みなんてあって当たり前なんだし」 再び受け入れられて、尚“ギムナジウムの暗黙の了解”から逸脱したことを繰り返すのに。胸を張って。 いつものように。優しく、あなたの頭を撫でるだろう。 (26) 2021/05/31(Mon) 12:40:09 |
【人】 演者 シェルタン>> 『メレフ』 ノック音を聞けば、 楽器の手入れから顔を上げて。 「今開けるからちょっと待て〜」 少しだけ散らかった部屋を整理し、 すぐに出迎えにいく。 (27) 2021/05/31(Mon) 12:47:45 |
【人】 演者 シェルタン>>『メレフ』 「……入りなよ。 少なくとも外より居心地いいと思うし」 ドアを大きく開けて、 顎で室内を指す。 「何か用があって来たんでなくても、 ゆっくりしていったらいいよ」 (29) 2021/05/31(Mon) 12:57:59 |
シェルタンは、確かな違和感に気付いた。 (a34) 2021/05/31(Mon) 13:11:14 |
シェルタンは、悪い予感がしたことを、誰にも言えないでいる。 (a35) 2021/05/31(Mon) 13:11:48 |
シェルタンは、“いつも通り”であることを、自分に課している。 (a36) 2021/05/31(Mon) 13:12:20 |
【人】 演者 シェルタン>>『メレフ』 「うん。……茶とか菓子とか気の利いたモンなくて悪いな」 招き入れて、 以前彼が来たときに座ってた辺りに座布団をぽい、と出す。 そして、自分もその横に座布団を置いて座った。 目線を合わせたくて、用意してもらったものだ。 「ま、ゆっくりな。 焦って何か言おうとしてもあんまりよくないし」 (36) 2021/05/31(Mon) 20:39:25 |
【人】 演者 シェルタン>>『メレフ』 まだ殴られたのが痛むかな、 と、心配するような目線を向ける。 「……仕方がないよ。 行きたくて行くわけじゃないのは分かってるから。 オレは、アンタが無事ならそれでいい、メレフ」 僅かに擦り傷の残る手を、すり合わせて。 「だから気にすんな。 何があったって普段通りに接するって、決めてるしな」 (39) 2021/05/31(Mon) 21:40:03 |
【人】 演者 シェルタン>>31 サルガス 「……メレフにも、サルガスにも。頼れる誰かに。 沈んだ顔はしないで、でも辛かったらちゃんと言う。 オレは、絶対に抱え込まないようにするんだ」 二人の繋がりだけじゃない。辛いことをより多くに分担できるんだったら、それに越したことはない。ただ、二人だけ大切にしたもの。みんなで大切にするべきもの。 それらを積み重ねて、何かを成し遂げて行くのだから。 「…… 喜び も、悲しみ も。その音色に含まれてる意味だって、聴こうぜ。 堂々とそれができる日を、オレは作りに行くから」 「じゃあな。あんたこそ、元気にしてろよ!」 (40) 2021/05/31(Mon) 21:53:21 |
シェルタンは、いつも通りであることを、自分に課している。 (a62) 2021/05/31(Mon) 23:22:33 |
シェルタンは、周りがいつも通りでないことに気付いている。 (a63) 2021/05/31(Mon) 23:22:44 |
シェルタンは、いつも通りであることを、自分に課している。 (a64) 2021/05/31(Mon) 23:22:59 |
シェルタンは、いつも通りである。 (a65) 2021/05/31(Mon) 23:23:07 |
【人】 演者 シェルタン >>『メレフ』 「……うん。メレフにはまだ伝えてなかったけど。 オレは、あの”治療”から。今までよりずっと良くなった。 歪んだ欲への執着は捨てられて。”正しい愛”が分かって。 自分が変わったら、ギムナジウムも変えられることがわかって。 その方法は。もっとも都合のいいものになるだけで」 目を伏せている。 自分が”治療”でされたこと、したことは、 到底、直ぐに忘れられることじゃないから。 「…………でもな。オレは何よりも。 メレフ、アンタが無事でここにいることが嬉しいよ。 死ななくてよかった。それだけで、いいんだ」 (43) 2021/05/31(Mon) 23:29:31 |
演者 シェルタンは、メモを貼った。 (a70) 2021/05/31(Mon) 23:38:37 |
演者 シェルタンは、メモを貼った。 (a71) 2021/05/31(Mon) 23:38:55 |
【人】 恋と、愛と シェルタン>>『メレフ』 「……メレフ」 恐る恐る近づいて。手に触れようとする。 迷うから手を引く、なんて、月並みな表現だけど。 あんなことがあって、嫌がられないか、 拒絶されても仕方ないかな、とは思いながら。 「オレは、自分以外にまで、 何かを信じることを強いたりなんてできないよ。 でも、どう生きればいいか分かんないんなら、 ひとつだけ、できることがある」 すう、と深呼吸を挟んで。 「 オレの側で、生きててほしい。 それだけでいい。オレがきっとなんとかしてやる。 勿論何だってはできないだろうな。みんなが、誰かが傷つくのを見たくないように、メレフもオレが傷つくのは嫌だろうから。 ギムナジウムのことは嫌いでいい。オレも、許せない。 だけど……アンタにも、笑っていてほしいから。 怖さや、嫌な気持ちを、出来る限り無くしてやりたい。……これが……シトゥラの言う、 本当の愛 か、メレフの言った恋 か、分かんないけど。オレにとっても大事なことなんだ、これは」 (52) 2021/06/01(Tue) 18:37:48 |
恋と、愛と シェルタンは、メモを貼った。 (a94) 2021/06/01(Tue) 19:11:31 |
【人】 恋と、愛と シェルタンギムナジウムは直ぐには変わらないかもしれない。 けれど。 『変わっていった』自分たちもまた、 “他のみんなと何一つ変わらない”ものであること。 もう仲間外れができないように。 記憶を綴った。 (53) 2021/06/01(Tue) 19:33:05 |
シェルタンは、希望は、自分だけのものであることを知っている。 (a96) 2021/06/01(Tue) 19:35:51 |
シェルタンは、自分にできることは希望を見せることだけだと知っている。 (a97) 2021/06/01(Tue) 19:36:03 |
シェルタンは、それが“いつも通り”であればいいな、と思った。 (a98) 2021/06/01(Tue) 19:36:29 |
シェルタンは、いつもどおりだ。 (a99) 2021/06/01(Tue) 19:36:36 |
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