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【赤】 神立………………………。 [ 真白な雪の上で 鮮血と共にある 人だったものを前に立ち尽くす一匹の狐。 面を深く、深くつけ直して、 溜息をついた。 ] (*0) 2023/01/27(Fri) 13:43:06 |
【赤】 神立 吾が間違っていたのでしょうか 吾が…………。 [ 紡ぐことが出来たのは ただ後悔のことばばかり 嘆いている場合ではないというのに 燃えて 哭いて 鳴いて 山が 鬼が 冷静さを保てない。 ] (*1) 2023/01/27(Fri) 13:43:26 |
【赤】 神立早く…はやく? どうしろというのだ こんな…… [ 状況を瞬時に理解して、拒み続ける。 平和も、未来も、もうないものだ。 どこぞの鳥の声は届いていた。 けれどこのまま、焼け落ちていく山を 見ている以外に何が出来るだろうかと 心が一瞬蹲る。 ] (*2) 2023/01/27(Fri) 13:43:47 |
【赤】 神立 ………吾は [ こうしている間にも山が焼け 我が主は自我を失い哭いている どうしろというのかなど はじめから決まっているのに。 ] (*3) 2023/01/27(Fri) 13:44:16 |
【赤】 神立………言われずとも 役に立つのだ 吾を誰だと思っている [ 鳥の後ろ、木々から飛び降りるようにして 現れると面に隠された表情をじっと見つめ。 ] (*4) 2023/01/27(Fri) 13:44:42 |
【赤】 神立何をする気だ? 封印?… 試してみるつもりなのか [ 吾とお前でも五分がいいところだろう、と 言って含み笑う。 こいつはそんなに分の悪い賭けはしない方だと 勝手に思っていたがそうでもないのか。 正気の沙汰ではない。 …が嫌いではない。 ] (*5) 2023/01/27(Fri) 13:45:18 |
【赤】 神立わかった。気を引くのは吾がやる。 その隙に動きを少し止められるか? [ 逃げるならこっちの方が今はいい、と 焼け落ちてきてはいるがまだ形残る 森を振り返って言う。 難色を示されるのなら 止められる自信が無いのかと 無理矢理わらってみせたがどうか。 ] (*6) 2023/01/27(Fri) 13:45:42 |
【赤】 銀怖気付いたのかと思いましたよ もふもふの狐さん [ 安堵した。などと思わせませんよ。 「来るのが遅いです」と いつもの様な挨拶をして動き始める。 ] (*12) 2023/01/29(Sun) 15:05:35 |
【赤】 銀勿論わたくしと貴方でやっと五分 失敗した時はその時に考えましょう 動きを……? 全く、わたくしを使うなどと…… いいですか 封印は二人同時に 左右で挟みましょう (*13) 2023/01/29(Sun) 15:06:22 |
【赤】 銀[ 神立が鬼と対峙している。 その後ろから白い羽根が舞い、 鬼の足元へ刺さる。 これで ……これで……。 ] やるしか、ありませんか (*15) 2023/01/29(Sun) 15:08:57 |
【赤】 銀 謹んで、勧請奉る ここにおわしますは山の礎なり 神代より天鬼山を支え守りきたる 真に尊き、ふたつとない御身よ 天にあらせられるは、月迦 地にありてそこにありて、山を支え守り給うは、嶺鬼 幸魂、鬼魂、安らげ静まり給え 恨魂、新魂、平らげく治まり給え (*16) 2023/01/29(Sun) 15:11:30 |
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