人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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【秘】 幕の中で イレネオ → 黒眼鏡

余程煽ってくれる。
これは規則の従順な犬。飼い主に噛みつくことはしない。
けれどそのジェスチャーを見れば口の端を簡単に歪めた。

チ、と舌打ち。がやついた環境では届かなかったかもしれない。



/*
ありがとうございます!
私も今日はかなりゆっくりですので大丈夫です。置きレスでお願いします。
今は二人とも全チャにいる状態なので、時間軸はこの後でどうでしょうか。
(-186) 2023/09/24(Sun) 17:06:41

【墓】 幕の中で イレネオ

壁際にいた男はふい、と顔ごと逸らし。
仁王立ちのようになっていた足を緩め、一歩踏み出した。

向かう先は収容所の出入り口。
おそらくはそれなりに出入りの制限されているだろうそこへ、
迷いなく。止められるとは思っていないような自然な動作で。

そして、実際その通り。
男は立っていた警官と一言、二言言葉を交わし、そのまま場を後にした。

#収容所
(+43) 2023/09/24(Sun) 17:35:18

【秘】 幕の中で イレネオ → 黒眼鏡

すれ違いざま。

「後で行く。」

そんな、一縷の甘さもない一言を貴方に落として行った。
(-194) 2023/09/24(Sun) 17:36:25

【秘】 幕の中で イレネオ → 月桂樹の花 ニコロ

ずるり。
落ちる身体を支えることはない。その義理はない。

しかし転がった身体が起き上がる素振りを見せないのであれば、不審そうに近づいた。

何かあったのだろうか・・・・・・・・・・。そんな表情。
まさか。
悪い薬だったりしたのだろうか。
なんとも間抜けな話だ。男は焦った。
殺すつもりなんて当然あるはずもない。致命的な効果を与えるつもりだって当然ない。ただ尋問・・を楽にしたかっただけ────いじめっ子の論理。


焦燥から貴方の肩に手で触れた男は、服越しに感じる湿度に僅か動揺した。
けれどその後。
赤らんだ貴方の顔と仕草、息遣い。それから聞かされた効能の一覧を思い返して────

「は」
「はは。ああ、そう。」

「そうか」

ぺろ、と。舌先を僅かに出した。

/*
すみません、同時にPL打診も失礼します。
完全にニコロくんを辱める方向にシフトしてしまったのですが、
もっと真っ当な暴力の方がお好みだったりするでしょうか。
その場合はそちらにハンドルも切れますので仰ってくださいね。
(-195) 2023/09/24(Sun) 17:49:38

【秘】 けだもの イレネオ → また、歌う カンターミネ

人の言葉を話して歌った貴方と対極。
男は唸った。血走った瞳で唸った。金と赤。明らかな警戒色を双眸に宿して。

肌に突き立った鋭い犬歯は肌を裂きもしただろう。
したはずだ。

手を捕えれば理性を失った力が骨を折りもするだろう。
掴ませ方が悪ければ。


男は貴方の言葉をまるで聞いていない・・・・・・・・・・・・・・・・・
男が食らった薬の効果は精力剤だった・・・・・・・・・・・・・・・・・


しかしその効果が正しく発露することもまた、ない。

この男に薬物への耐性はない。
アドレナリンによる高揚と興奮。
そこに叩き込まれた薬剤によるドーパミンとエンドルフィンの過剰放出。
それは男の身体を、精神を、内部作用を狂わせた。



 
(-201) 2023/09/24(Sun) 18:19:05

【秘】 けだもの イレネオ → また、歌う カンターミネ

   
ごぶ。



泡立った音。

男の鼻から再度の血液が滴る。滑らかに流れ落ちるその様は明らかに異常だった。そして。


「ぉ」
「え゛、」



次いで喉元でぐるる、といやな・・・音。
ぼた、ぼたと雪崩れ落ちる吐瀉物が男の口元を、喉を、服を汚した。傍にいたか、或いは組み敷いた貴方のことさえも。
貴方とこれは同じ。同じけだもの。同じ囚人同士。これとて碌な飯は食っていないのだろう、水っぽいすえたにおいが広がっていく。

綯交ぜの感情で滾る瞳が貴方に向く。
そのぎらつきは憎悪に似ていた。


────けれど、それだけ。
男の身体は、そのまま。落ちる。


回線のショートと失血による意識レベルの低下。
貴方を捕えた手にだけは未だに力が籠っていたが、
この状況ではどうにか外すのは難しいことではないはずだ。
(-202) 2023/09/24(Sun) 18:21:00

【秘】 幕の中で イレネオ → 月桂樹の花 ニコロ

やった・・・んだろう。」
「マフィアの女と交際していた。潔白とは言えない。」

情は人を狂わせる。
簡単に人に足を踏み外させる。
それくらいはこの男も知っていた。
知っているから、それを縁に貴方を嬲る。

「はは。」
「嫌だな。何を想像したんですか。」

嘲るように言う男にだって、男を好きにする・・・・・趣味はないのだ。
それでも敢えてそのようにする。顔を寄せる、手を添わせる。
さて、殴れるものなら殴ってみろと嘲弄してそのようにした。


/*
ありがとうございます。では流れのように!
ニコロくんかわいいですね。こちらも楽しんでいただけるように頑張ります。
(-205) 2023/09/24(Sun) 18:37:57

【秘】 法の下に イレネオ → 路地の花 フィオレ

どうしてだったかは今となると分からない。その日、男は夜道を歩いていた。

祭りがあるわけでもなければ、大きなイベントがあるわけでもない。スポーツの試合だってやっていない、ある種狭間・・の時期。
わざわざ出歩く者は決して多くない。その一人一人に、自然目を配るように歩くのは、職業柄のくせだった。

そして。
通りに差し掛かった男は、くん、と鼻を鳴らす。
​────かおる、花のにおい。


嗅覚の敏感な男は、香る匂いのもとを、正しく振り向くことが出来たんだろう。
女。電話をしている。
仕事の用らしい​────ファミリー。妙な単語だ。予感・・がする。
黒眼鏡・・・


さて。
男は立ち止まった。
その小さな異変に、貴方が気づくかどうか。もう少し話し続けるのなら、こちらもそれを聞くつもりで。
(-276) 2023/09/25(Mon) 2:06:13

【秘】 幕の中で イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ

訪ねた檻の中に、その男はいたのだろう。
男は壁際で膝を抱えて丸くなっていた。項垂れているようにも、眠っているようにも見えた。薄暗い照明の下で、その姿はきっと、何処か頼りないものに見えたはずだ。

かつん。

近づいてきた足音が自分の牢の前で止まったと気づき、男は顔を上げた。
そうして、それが貴方と認めると。

「……ああ。」

ふ、と。自然に笑って見せた。
次にはすいと立ち上がる。そうしてまっすぐ、貴方に正対しに向かう足取りに惑いはない。
かつん。これも靴音を立てて、立ち止まって。
いつもはない鉄柵の向こう、いつも通りの10cmの高みから、これは貴方に目を合わせた。

「先輩。」

そうする表情も、いつも通り。
……よりは、少し間抜けたような。まじまじ貴方の様子を伺っている様子で。
これはこの国の男らしくなく、ファッションに疎い男だった。
だから何かが違うとはわかっても、何が違うのかがわからなくて。
(-279) 2023/09/25(Mon) 2:18:53

【秘】 幕の中で イレネオ → 月桂樹の花 ニコロ

「どうだか。」
「悪人は大抵」
「まさかと思われるような善良な顔をしているものですから。」

そう言いながらも触れる手は止めずに、
貴方の身体が震えれば微かに目を開く。
頬へ飛んだ手はむしろ甘んじて受け入れるだろうか。
その威力がどれ程であれ、男は好きに打たせた後、その手を掴んだ。

「ははは。」
効いてる・・・・みたいですね。」

つ、と貴方の手のひらを指でなぞる。
レンズ越しの金色には笑みが浮かんでいるだろう。
恐らくは床に這ったまま、震えている貴方を見て。
(-283) 2023/09/25(Mon) 2:39:13

【秘】 幕の中で イレネオ → 暗雲の陰に ニーノ

愚問だな・・・・。」


は、と男は息を吐いて笑った。くるり、指先でペンが踊った。
それは酷く演技じみた仕草だった。この男らしからぬ、大仰な仕草。
視線の動きはペン先から貴方へ。金色は軌跡を作り、その大きな瞳を見返した。

向いているわけがないだろう・・・・・・・・・・・・・。」


ぴしゃり。そう言い切る。

「マフィアごときを慕う人間が。」
「その善悪もわからないお前が。」
警察に向いているはずがない・・・・・・・・・・・・・。」


男は、身内に甘いたちである。
身内には。では、身内でない者には。
そうでないと断じたものには、さて。
それが今、貴方の見ている顔だった。

​────男の言葉は。
もしかしたら、貴方の背を突き放し。
家族マフィアの方へと歩み出す、
僅かな一助になるものだったかもしれない。
例えそうだったとしても、
それは男の意図したものではない。


(-287) 2023/09/25(Mon) 3:09:35

【秘】 幕の中で イレネオ → 暗雲の陰に ニーノ

「そうだ。聞きたいことがあったんだ」

くるり。くるり。ペン先が回る。
誇示するように回る。
機嫌よく舞い踊る。

「お前、マウリツィオ・ベトゥッラという男マフィアを知らないか」
「ずっと探してるんだが尻尾を出さない」
「それとネロ。二人ともお前より背が低かったな」
「知らないか?」

「ああ」
「それと、誰だったか」
お前くらいの背丈の女マフィア・・・・・・・・・・・・・・

「花の匂いがする奴だ。知らないか」

回る。
誰かの、顔は。
浮かんだだろうか。
(-288) 2023/09/25(Mon) 3:10:38

【秘】 幕の中で イレネオ → 口に金貨を ルチアーノ

「そうだろうな。お前たちにとっては。」

会話はきっと噛み合わない。
男は自分を
​────正確には、自分が従う法を​────
絶対的に信じているようだった。それが何よりも正しいと思っているらしかった。
ここでの生活がいくら不便であっても。
ここでの寝床がいくら硬いものであっても。
ここでの食事がいくら粗末なものであっても。
そんなことは、この男にはさして問題にならない。
従順な犬は、飼い主の与える環境に文句を言わない。

貴方の苛立ちを、男はこの環境への苛立ちととった。
そら見た事か、と鼻で笑う。
悪人に罰が下るさまは、見ていて胸がすく・・

暴行事件なんて事実はここにはない。
あるのは、男が特命を得たということだけ。
その手段として許されているものに、暴力も含まれていたというだけ。
(-290) 2023/09/25(Mon) 3:22:51

【秘】 幕の中で イレネオ → 黒眼鏡

取調べの声が再び貴方にかかったのは、収容所を使った配置変更より後。男が貴方に予告めいた声を落としたその日のことだった。

逮捕者も多くなり閑散とした署内では、法に疑念を持つ声をあげることも難しくなっている。強硬派に反対する人間もいるにはいるだろうが、魔女狩りに合うことを考えれば見かけ上は大人しくしているのが賢い。負傷した囚人に対し、難儀そうに顔を顰めつつも声はかけないようなものも多かった。
貴方を扱う警察諸氏の態度はどうだったろう。
やはり特例に困惑していたか、腫れ物を触るようにした者もいたかもしれない。
どうあれきっと、彼らは貴方を無理に引き立てることはしなかったはずだ。

たかだか数日前にも目にした扉を、貴方は再びくぐることになる。
取調べ室。
先の記録機器は、再びそこで作動するのだろうか。

中央に設置された机の向こう側に、いくらか顔色を悪くした男が座っていた。
(-295) 2023/09/25(Mon) 4:45:18

【秘】 幕の中で イレネオ → 路地の花 フィオレ

闇色の髪を踊らせながら、貴方はこちらに向かってくる。
女の高さの声は、男には可憐よりも不快さが大きかった。
花のかおりがする。
良い香りではない。・・・・・・・・・

「失礼。」

貴方の歩みを、恐らくは言葉も止めさせたのは、そんな一言。
するりと一歩。大きい歩幅で貴方の前を遮った男の声だった。

男はそれ以外に何も言わない。まだ。
しかし、貴方が僅かでも妙な動きを見せるなら。
これはその前に貴方の腕を掴むだろう。容赦なく、軋む音がするくらいに。
(-320) 2023/09/25(Mon) 11:36:21

【秘】 幕の中で イレネオ → オネエ ヴィットーレ

男は貴方を愛していない。
ただ、男はわかっている。
こうすれば人の心と尊厳は傷つけられる。
それは本能的な知覚。蹂躙者の思考回路。
それに加えて、なんだか、とても。
弱った貴方に、くすぐられた・・・・・・ので。


ふっくらとした唇の肉が裂けるのを見ていた。
貴方が怯えから身を小さくするのを見ていた。
歪めさせて絶叫を溢れさせる口元を見ていた。
不自然にがくがくと痙攣する身体を見ていた。


「あっはは、ははは!」



男は笑った。高らかに笑った。
けだものは、弱者悪者を嬲る歓びを覚えた。

(-324) 2023/09/25(Mon) 12:14:42

【秘】 幕の中で イレネオ → オネエ ヴィットーレ

舌なめずりをした男は、そのまま。なんだか堪らなくなったように貴方の身体を掻き抱く。
貴方は暴れたかもしれない。遂に、ようやく、何とか反撃を加えようとしたかもしれない。しかし既に遅い。それらはもう、大した威力ではないだろう。
男はそれ以上何もしなかった。時間が来ていた。
だから出来なかった? 否、充分だった・・・・・


ただ血と汗と、傷口の化膿する嫌なにおいが充満している。



暫くして。
終わりを告げるノックがあるだろう。男は静かに応じ、扉が開かれる。
そうして入ってきた警官に、何か言われる前に。

こいつ・・・が。」
「意識を飛ばしかけていたので、介抱を。」

男は薄く笑って、酷く冷静にそう言ったのだと。
それも全て、全て。貴方の視界の外の話だった。
(-325) 2023/09/25(Mon) 12:15:11

【秘】 幕の中で イレネオ → 月桂樹の花 ニコロ

何もない・・・・、なら。」
「こうはなっていないはずでしょう。」

すり。
すり、と手のひらを撫ぜる指。
眠気と情欲で上がる貴方の体温。
手つきばかりは優しい。
振るう・・・だけでは意味がないのだと、学んだ。


と。
ふいに男は貴方の上に影を降らす。貴方の手を離して立ち上がれば、なぜだか椅子の位置を調整した。顔を上げてみるなら、机の極近く。正しい位置に戻すように。
さて。
次にはまた貴方の脇にしゃがみこむ。そうして、何を思ったのか。
これは貴方を抱えあげようとした。
蹲った貴方の姿勢に物足りなさを感じたか、或いは単に親切心か。それだって余計なお世話に違いないのだが。

どうあれ、抵抗することは出来なくもないだろう。男は貴方より大柄であるが、貴方もそれほど華奢ではないのだから。
(-327) 2023/09/25(Mon) 12:27:51

【秘】 幕の中で イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ

規則に厳しい男は、貴方の行動を見て少し怪訝な顔をしたはずだ。
しかし勝手に、なるほどと納得する。そういえば貴方の上司の管轄だ。やはり、懐に入れた相手には甘い男だった。
貴方が男を訪ねたのが彼が逮捕された当日から翌日の午前までなら、彼の様子に変わりはないはずだ。
しかしそれ以降なら、やや顔色が悪かったかもしれない。それに注視するならば、左手には包帯。


「俺は危険じゃないんですか。」

揶揄う言葉だってそれほど変わりはしない。むしろ上機嫌、或いは少し距離の近いようなそれ。
一度寝たくらいで何とやら。そういう言葉もあるけれど、男はどちらかというと、身体的な距離と精神的な距離は比例するたちのほうだった。

だからだろう。
気恥ずかしげに襟元を持ち上げる貴方の手を、男は留めて。その上から捲ってしまったのだって。
元からそう遠慮がある方ではなかったが、更になくなっている様子だ。布地の下に残る多様な痕を見れば、満足気に鼻を鳴らしてから、少し撫でた。

「……痛そうですね。」

どの口が言う、と。怒られるかもしれないが。
(-329) 2023/09/25(Mon) 12:39:09

【秘】 幕の中で イレネオ → 口に金貨を ルチアーノ

「それはお前が一番よく知っているんじゃないのか。」

淡々。言葉を紡ぐ。
貴方は悪い事をした。
それをついに隠せなくなって、この場所に来た。
それだけが真実。それだけが真理であると、男は言う。
男は悪人が嫌いだ。
ただし、ほかの人間警官獲物仕事を奪うほどに飢えてはいない。

「罰する必要のある意味も何も。」
「悪人は全て等しく罰されるべきなんだよ。」

「お前たちは一際罪深い。」
この国をめちゃくちゃにしたんだから・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

噛み合わない。きっと、ずっと噛み合わない。
それでも男は随分、真摯に答えているつもりのようだった。
聞き分けのない幼子に物を教えるがごとく。それが悪いのだ、それが悪なのだと、言い含めて覚えさせるようにして。
(-330) 2023/09/25(Mon) 12:46:57

【秘】 幕の中で イレネオ → リヴィオ

/*
ciao〜! 拷問売りの少女です。挙手ありがとうございます。身内からの拷問ですみません。

まず、なんでお前は初日に捕まったくせに動けているんだという疑問があると思いますので、そちらにお答えさせていただきます。
端的に言うと、イレネオは新法の急進派から特命を受けている状況です。任務としては「逮捕者を尋問して自白させる」こと。手段として「何をしてもいい」と言われています。こんなところです。

拷問するに当たって、いくつかお願いがあります。
ひとつめは、「この情報を聞き出してほしい」というものを夏に瓶ラムネさんから教えてほしいです。もちろん自白してくれなくて構いませんが、そういうひとつの軸があるとこちらも話を進めやすくなるので。
ふたつめは、特にされたい拷問があればそれも教えていただきたいです。なるべく意に添いたいのと、こちらもそれほど引き出しがあるわけではないので……すみません……
そしてみっつめ。本当に大事なのですが、NGを再度教えていただきたいです!! 欠損はどうか、後遺症はどうか、全部平気だけど水責めだけは無理! など。絶対PL様には傷ついてほしくないので、よろしくお願いします。

長文失礼しました。ご面倒でなければお相手よろしくお願いします!
(-332) 2023/09/25(Mon) 12:58:39

【秘】 幕の中で イレネオ → 傷入りのネイル ダニエラ

/*
ciao〜! 拷問売りの少女です。挙手ありがとうございます。身内からの拷問ですみません。

まず、なんでお前は初日に捕まったくせに動けているんだという疑問があると思いますので、そちらにお答えさせていただきます。
端的に言うと、イレネオは新法の急進派から特命を受けている状況です。任務としては「逮捕者を尋問して自白させる」こと。手段として「何をしてもいい」と言われています。故に尋問の途中に暴力的な手段に出る……という感じです。

拷問するに当たって、いくつかお願いがあります。
ひとつめは、「この情報を聞き出してほしい」というものをおさとうかえでさんから教えてほしいです。とはいえ、ダニエラちゃんは既に自白しているので……「幇助しようとしていたマフィアが誰なのか」とかでしょうか?
もちろん自白してくれなくて構いません。というか、すぐ吐かれるとこちらも振り上げた手を振り下ろせなくなるので、ちょうどいい塩梅のものがあればぜひ教えてください。そういうひとつの軸があるとこちらも話を進めやすくなるので。
ふたつめは、特にされたい拷問があればそれも教えていただきたいです。なるべく意に添いたいのと、こちらもそれほど引き出しがあるわけではないので……すみません。
そしてみっつめ。本当に大事なのですが、NGを再度教えていただきたいです!! 欠損はどうか、後遺症はどうか、全部平気だけど水責めだけは無理! など。絶対PL様には傷ついてほしくないので、よろしくお願いします。
特にダニエラちゃんには、せっかくなので爪とか剥ぎたいなと思っています。大丈夫でしょうか?

長文失礼しました。ご面倒でなければお相手よろしくお願いします!
(-336) 2023/09/25(Mon) 13:10:50

【秘】 幕の中で イレネオ → 暗雲の陰に ニーノ

男はそれが好きだった。
貴方の怯えが好きだった。
これは尋問の形を取った楽しい遊び。
嬲っていい他者を踏みつけにして踊る舞台の上。
でなければ、いくら真面目な人間でも完遂出来はしない。

男はそれが好きだった。
貴方の怯えが好きだった。
だから。
その顔は、不愉快だった。


(-339) 2023/09/25(Mon) 13:29:30

【秘】 幕の中で イレネオ → 暗雲の陰に ニーノ

だん!


それを予見していたなら避けられたかもしれない。
二撃目。今度は先程よりも少し上、手と手首の丁度境目あたり。
ペン先は硬くとも、本体自体は骨より柔い。二度も全力を込められたそれはそろそろ割れて、男の手にも僅か刺さった。

顔を顰める。
細めた目を向ける。

「知っているんだな。」
「言え。」

逆らうことは許されない。
断固とした口調は、そう告げる。
(-340) 2023/09/25(Mon) 13:29:42

【秘】 幕の中で イレネオ → 傷入りのネイル ダニエラ

/*
こちら一日で落ちた大間抜け暗殺者となっております へへ……

ではその二点を突かせていただきますね!
どうでしょう……最悪なことにこの男はどっちでも暴力を振るえるんですが、
初速が早いのは愉快犯的な言動で話を逸らされる方
でしょうか。警察のプライドはないのか? という感じで神経を逆撫でされると思うので。

欠損、後遺症NGOKです! これは悪あがきなんですが脱臼とか骨折も難しいでしょうか。治療して治る範囲はどうだ? という疑問です。ロール中に突然ギリギリ責めるよりは今打診かな! と思いましたので、最後にそれだけ聞かせていただければ!
爪のこと、強く心に受け止めました。
おまかせください。では!
(-343) 2023/09/25(Mon) 13:46:49

【秘】 幕の中で イレネオ → 暗雲の陰に ニーノ

男の求めを拒否するのであれば。
その頬に平手が飛ぶだろう。片手を半ば固定された状態では避けることも難しいかもしれない。
難しいだけだ、努力すれば或いは。


「言え。」


「どれだ。」
「マウリツィオ・ベトゥッラか。」
「ネロか。」
「あの女か?」

男は、何も掴んではいない。
だから出来ることは、貴方を痛めつけることだけ。
そうして貴方が根負けして、囀るのを待つことだけ。
(-350) 2023/09/25(Mon) 14:03:11

【秘】 法の下に イレネオ → 路地の花 フィオレ

殺した、とは聞かなかった。
けれどファミリーという言葉を聞いた。
黒眼鏡の命令とも聞こえた。
あまつさえノッテの役に立ったと宣った。

この女はマフィアだ。
でなければ作りの悪いコメディか。
とはいえ現行犯ではない。
即逮捕といけないところがもどかしく、男の靴はとんとん、と石畳を叩くだろう。

「今。」
「何の話を?」
(-352) 2023/09/25(Mon) 14:06:01

【秘】 幕の中で イレネオ → 月桂樹の花 ニコロ

「どうだか。」

弱々しく藻掻く様は風呂を嫌がる犬のようだ。
何かテレビで見た気がする。そんな映像を思い出して、男はまた少し笑った。揶揄の含みがある笑み。

そして、貴方がそれ以上抵抗しないなら。
男は貴方を座らせる・・・・
椅子にではない。椅子に座った自分の膝・・・・・・・・・・・に、だ。自分の方に無理矢理向けて座らせれば、反応した部分を腹辺りに感じることになったかもしれない。それには少し顔を顰めた。失礼な話だ。
こうしてしまえば貴方は脚を使えない。背後の机も自由を僅か奪うだろう。貴方に出来る抵抗は更に封じられて、こちらにとっては好都合。

「なら別の女とあったんじゃないか?」

「昇進も望まず、外回りを好んだのは逢瀬のためだ。」
「違うか?」

恋人が睦み合う時のような形。
不似合いなそんな構図で、言うのはやはり不釣り合いな下世話なことだ。
(-354) 2023/09/25(Mon) 14:19:52

【秘】 幕の中で イレネオ → 黒眼鏡

貴方の言葉に男は顔を顰めた。加えてふん、と鼻を鳴らす。どちらも不機嫌だ、貴方が嫌いだという、半ば無意識のアピール。

「話す元気があるようで何よりだよ。」

男の手元の調書に真新しいところはない。結局、警察は貴方から何も引き出せなかった。
だからこそ、強硬派これらは焦っていた。折角捕まえた貴方は言わば賞金首で、何か少しでも叩いて宝を転げさせようとしている。
犬どころか、まるで死肉漁りのハイエナだ。

「まずは座れ。それからだ。」

それでも、自身のその浅ましさに男は気づかない。
これが正義であるという態度をそのまま崩さないでいる。
くるり、右手の指先でペンが踊った。

同じ灯りの下の、男の顔色は少し悪い。
貴方が心配してやることでもないだろう。
(-357) 2023/09/25(Mon) 14:26:50

【秘】 法の下に イレネオ → 路地の花 フィオレ

男の瞳は、貴方が通話を切った携帯の液晶に注がれた。
その相手を探ろうとする目の動き。名前から相手を割り出そうとする動き。教師や科学者、或いは貴方に思いを寄せる男たち。もしくは探偵や警察・・がする機微だった。

「そうか。」
「喧嘩で手が出るのはよくないな。​────」
ついてるぞ・・・・・。」

頬に伸びる手に、貴方は何か過ぎっただろうか。
全くの的外れの可能性だってある。
人を殺す手段は、何も血が出るものだけとは限らない。
それでも、何か後ろめたいことがあるなら。反応があるはずだ。
男はそう考えて、かまをかけただけ。
(-360) 2023/09/25(Mon) 14:32:46