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【念】 口に金貨を ルチアーノ「……?」 はて、何かそこまで引っかかることを言ったか。 違いは分かるのだが、やはり口を開かないので特に聞いてやることはなかった。 そんなものだ、深くつつくものでもない。 「大義か、そうだなあ。 ……はっきり何のためとは誰にも言ったことはなかったが。 俺がこの道楽をやってるのは金の為じゃない。 この道楽をするために金が必要なんだ」 道具も、人も、技術も、手に入れる為に必要になるのは金。 自分が為せないことは金を使って他人の手を借りればいい。 この手を汚す必要なく、その手のエキスパートを雇えば確実だ。 だからこそ、できるだけ手にする金はまっとうなものでなければいけない。 裏金や盗みなどはもっての外、その辺りは単なるリスクケアだが。 (!7) 2023/09/18(Mon) 9:12:42 |
【念】 口に金貨を ルチアーノ「俺は情報を知るために金を集めている」 「知りたいことを知れるのは、安心するだろ」 彼は情報屋とは自分で言わない、これは道楽であると。 図書館で物を調べるのと同じ、ただ豪勢に広大な規模で金を湯水のように使って困難な情報まで調べているだけ。 全ては知識欲と、自分が 安心する為 に。「まあ、いくら調べても結局人は信じられんけどな」 「俺はどうやったら傍にいる人間をまともに信じられるか悩んでるよ」 今日まで味方だった者が明日には裏切り者になっているかもしれない。 そんなことを言っているからいつまでたっても堂々巡りなのだ。 (!8) 2023/09/18(Mon) 9:18:34 |
【念】 口に金貨を ルチアーノ本当に知りたいものはどれほど金を積んでも調べられていない。 だからこの道楽は続いている。全くどうして、いつになればおわるのだろうか。 (!9) 2023/09/18(Mon) 9:24:02 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 路地の花 フィオレ「ねえさんからの受け売り〜」 先に心配してくれたのは貴方だった。 この世の掃き溜めで蹲る子供に優しさを向けたのは、貴方だった。 だからそんな言葉を本心から紡いで、それからお願いには「うん!」と元気な返事も返し。 「あ、ほんと? じゃあすぐ行くから待ってて!」 電話よりもずっと、目の前に居ることで溶かせる不安もあるはずだ。 場所を教えてもらってから一旦電話を切り、そして家から駆け出していった。 (-134) 2023/09/18(Mon) 9:32:13 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 路地の花 フィオレ──そうして、十五分程した後。 「ねえさん!お待たせ!」 ぶんぶんと手を振って駆け寄っていくその姿は普段と変わらないもの。 手には袋がひとつ提げられていた。 「へへ、会えてよかった、うれしい。 あ、渡したいものっていうのはこれで〜」 そしてすぐに袋を広げて貴方にも中身が見えるように。 中には秋のフルーツがいくつか、キウイだったりぶどうだったりざくろだったり。 それらが詰め合わされた上にちょこんと。 ラップに包まれた苺のクロスタータも、一切れ。 「職場の先輩がいっぱい果物くれたんだ。 だからそれのお裾分けと」 「こっちは……オレが作った! ようやく食べてもらえそうなのできたから、にいさんとねえさんにあげたくて」 (-135) 2023/09/18(Mon) 9:33:35 |
【秘】 檻の中で イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノそう言われれば、安心したようにゆっくりと瞬きをした。 それから言うことには、 「先輩。」 「眼鏡、外してもいいですか。」 きっと、貴方には意味がわからないだろう。男が署内でこれを外したことはない。 視力について言及することもされることもなかったのだから、単に目が悪いのだろうと認識されているはずだ。なんのことはない、視力矯正の補助器具。そのはずで。 食事が並べられたテーブルの隅を指で叩いて、ここに、と示している。 明後日の方向にいった貴方の意識は、その音で引き戻されるだろうか。 (-136) 2023/09/18(Mon) 9:38:30 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 黒眼鏡ぐりぐりされ続ければ当然のように髪は乱れていく。 そうやってぼさぼさになれば、初めて出会った頃のちいさなときとそう変わらない。 「わ、わ〜〜〜かったって! も〜〜〜にいさんがそこまでいうなら明日からは考えるから! すぐに女がど〜とかいうんだからさ……!」 もう離せってば、痛いって!と。 男は、やっぱりべしべしと貴方の腕を叩き続けて。 「いい加減噛むぞ〜!?」 今夜自分がどうなるかなんて知らないまま。 明日も変わらない日常が続くと信じている。 (-137) 2023/09/18(Mon) 9:39:36 |
ニーノは、嵌められた手錠を見下ろした。 (c2) 2023/09/18(Mon) 9:52:22 |
ニーノは、頬を打つ雨が冷たい。 (c3) 2023/09/18(Mon) 9:52:32 |
ニーノは、────。 (c4) 2023/09/18(Mon) 9:53:08 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → うたかたの ダニエラ──考えたことがないわけではなかった。 特に昔のあの人はよく荒れていたものだし。 真っ当な仕事をしているようにはあまり見えなかった。 それでも、例えばあの人が、あの人たちが。 法に触れる行いをしていたとして、己に責めることができるだろうか。 たまたま自分が救われてしまっただけ。 この世の掃き溜めからひとり、拾い上げられた男の内に燻る罪悪感。 それでも変わらずあの人たちが向け続けてくれている愛情。 今の男を形作るものはそれがすべて、だから。 だからこそ。 貴方を、真っ直ぐに見つめた。 [1/2] (-139) 2023/09/18(Mon) 9:54:31 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → うたかたの ダニエラ「……ダニエラさん」 慕う兄がファミリーに所属していた事実より。 自分が逮捕されたという理不尽な現実より。 今、心が向き合いたいと望むものへと目を向ける。 「なんで、悲しそうなの」 嵌められただなんてもう気が付いていた。 ならばこの瞬間は貴方が望んだことだろう。 なのに果たされて喜びが生まれないのなら。 考える。 考えることをやめないって、決めた。 「── だいじょうぶ ?」いつか告げた言葉は今も変わらない。 この手はもう、自由でなくとも。 [2/2] (-140) 2023/09/18(Mon) 9:56:23 |
【秘】 黒眼鏡 → 陽光の元で ニーノ「ハハハ」 くしゃくしゃになったぼさぼさ髪を、なんだか懐かしそうにこね回す。 「おっと、猫に噛まれちゃたまらない。 見た目より痛ぇからな。 気を付けろよお前も」 ぐいと押しのけられるように手を離して――けれど寸前、耳元に口を寄せて。 「女にはな、気を付けろよ」 「お前みて〜のはとくにな」 笑いながら手を伸ばし、クロスタータを包むラップをぺり、と爪で欠け剥がした。 「ありがたく頂くよ。 ほれ、仕事あんだろ? 気ぃつけて帰んな」 (-141) 2023/09/18(Mon) 9:57:24 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ/* おはようございます、魔術師のルチアーノです。 今回は呪殺の件、厄介な設定をお引き受けいただきありがとうございました。 この度は運営様に連絡をしたように、『情報屋兼便利屋を担っていた当方を狙っていた警官がヴィンセンツォにターゲットを変え検挙した』体でロールをさせていただきたいと思います。 PCの行動としては、自分のせいで貴方が狙われたと思い会いに行こうと思っています。 大分感情的な行動になってしまいますが。 時間の余裕などを考えRP開始を襲撃前にするのでしたら時系列はずっと後という設定でこの後から。 襲撃後が良ければ村での日付変更後にロールを始めたいと思うのですがご予定はいかがでしょうか? (-142) 2023/09/18(Mon) 10:03:05 |
【秘】 無敵の リヴィオ → うたかたの ダニエラ名を呼ぶ君に笑顔を見せるだけで、 きっとそれ以上に足を止めるだとか、 言葉を返すだとかはなかった。 席に着いた男は手元の資料を確認したり、 細々とした仕事の一部を終わらせていく。 「おや、ダニエラ君」 その途中に君がまたこちらへと訪れて、 男は再び君へと翠眼を向け微笑みかける。 「…ふむ、リクエストか。 そうだね……この前は猫をいただいたから犬はどうだろう。 犬のヘアピンは売っているんだろうか」 自分で買わない分、そこら辺を知らない。 せいぜいあるのはヘアクリップだろうか? それについては君の方がよく知っているだろうと問いかけた。 (-143) 2023/09/18(Mon) 10:06:17 |
【秘】 檻の中で イレネオ → 黒眼鏡貴方のその、横柄な態度。 いかにも自分は真面目です、という態度。 悪党のくせに、悪人のくせに、それを焦って否定することはなく。それなのに開き直って、俺は真っ当な悪人だと言いたげな態度。 チ、と鋭い舌打ちが空気を裂いた。 目を閉じる貴方の正面で、男は目を眇めていた。 骨ばった手が眼鏡のつるを掴む。かちゃ、と音を立てた。 ペースを握られてはいけない。 それは自分の手元にあるべきものだ。 平常心、を保とうとする。保とうとして、小指の先がテーブルを叩いた。 「入手ルートは。」 さて。 黙秘はさせないと言うばかりに問うていくが、貴方の答えはあるだろうか。 (-144) 2023/09/18(Mon) 10:12:31 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 黒眼鏡「知ってるし──」 猫に噛まれたことぐらいはある。 む、と唇を尖らせつつもようやく離してもらえたのでほっとしたのも束の間。 耳元で告げられた言葉にはなんだそれ、の表情だ。 「なんでオレだと特に……」 「……気を付けるけど!」 思い出したのは以前出会った“先生”のことだ。 自分が貴方よりもあしらいが上手じゃないことぐらいは自覚しているから、忠告は一応ちゃんと受け取った。 とにもかくにもようやく自由だ。 早速食べてくれるらしい様子にはじわりと嬉しさを抱きつつ。 「ん、仕事はも〜終わった! でも夜は約束あるからもう行く! あとねえさんにもあげたいし!」 「にいさんも、仕事はほどほどにな〜」 で、最終的にはいつもの笑顔だ、にっと笑ってまた駆けていく。 扉を閉める直前にぶんぶんと手を振り、足は今日まだ会いたい人たちの元へ。 ……そうやって誰かが望むように貴方に会いに行ったことが。 後に"法に触れる"と判断され、手錠を嵌められてしまうなど。 やっぱりそのときはまだ、知らないままだった。 (-145) 2023/09/18(Mon) 10:21:43 |
【念】 うたかたの ダニエラそうですか、と小さく。 少しの間、何ていえばいいのかなと浮かべて。 「……信じられないって、いうのは」 「裏切られたくないってことだと、思うんですよお」 「あたしは…見てのとおり、ですからあ」 「あたしのことを信じてみてくださいとか、そおいうかっこいいこと言えないんですけどお…」 小指のエナメル。マリーゴールドの色をした。 さてその色は、この国に広く伝わる宗教の上で、どんな意味を持っているだろう。 …女は自分がそっち側の人間であると、忘れないよう刻んでいる。 そうしなければ忘れてしまいそうな危うさだって、とっくの昔に自覚済みだった。 (!10) 2023/09/18(Mon) 10:23:32 |
【念】 うたかたの ダニエラ「裏切られても、いいかなって」 「そう思える人だけ、あたしは信じてますよお。」 「…たくさん、良くしてもらったから」 「騙されてるなら、それでもいいかなってえ。」 ゆるやかにその口元を緩める。どことなく郷愁のかおりのする笑顔だ。 重ねてきた時と想いを全部、その胸中に忍ばせたような。 「……あたしの大義は」 「その人たちが守りたいものを、守ることですう」 「だから」 どんなに胸が痛くても。苦しくても。 「気には…しませんよお。」 “その人たち”が、 欠けて しまっても。笑うのだけは、得意だから。 ――へらり、と女は笑いかけた。 (!11) 2023/09/18(Mon) 10:23:48 |
【秘】 黒眼鏡 → 檻の中で イレネオ「どこだったかな。 そうそう、知ってるか? 三日月島一番のジェラート屋。 あそこのイチゴが一番うまい」 それが言うべきことなのだろうか。 ふてぶてしくも足を組み、ふんぞり返る姿が見えるようだ。 …今はその姿勢はとれないが。 「あんたも少し冷たいものを食べようぜ。 頭を冷やした方がいい。 一夜漬けして湯だった頭だと、 なんでも仕事が効率的に思えるだろう? あれは勿論脳内麻薬による錯覚で、 しっかり休んだ方がパフォーマンスはいい。当然のことだよな。 あんたも多分、分かってるはずだと思うんだが」 …これは間違いなく、言うべきことではないだろう。 途中で止められなければ、舌が回るだけ見当違いな講釈を垂れる。 (-146) 2023/09/18(Mon) 10:26:40 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ己の指先をそっと掴む貴方の手。 続いた言葉を全て聞き終えたところで、持ち上げて。 その指先に軽くキスをしようとするだろう。 「分かった。 他の奴の手を掴みたくなったならその時は構わない。 ただ、自分を殺すような真似だけは ずっと許せないから、覚悟してくれよ。」 運命共同体でなくなったとしても 貴方を必要とし続けるからという意思を込めて 今一度、貴方の“希望”になる事を誓う。 (-147) 2023/09/18(Mon) 10:27:46 |
フィオレは、教会で祈りを捧げた。これ以上、自分の大切な人達が奪われてしまわないように。 (a4) 2023/09/18(Mon) 10:28:45 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 花浅葱 エルヴィーノ受け取ってくれれば満足そうに頷いて、 問われた内容に答えようと口を開く。 因みにフォカッチャは小さめのものだ。 それなら君でも食べられるかもしれない。 「いや、何。顔を見るための口実ってやつさ。 皆随分と参っているようだからね」 君もとでも言うように、人差し指を立て君を指す。 穴が空いたように空席になった机を見ては、 何とも言えない表情で少し眺めて立ち去る者。 人目が怖いのかそこを通る時だけ足早な者。 席へと何かを置いて立ち去る者。 皆疲れたような顔で、心配にもなる。 君がそれに当てはまるかは別として、 朝礼の様子から気になっていたというだけ。 (-148) 2023/09/18(Mon) 10:29:42 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → pasticciona アリーチェ「何なら次は俺とテオの名前が挙がったって 何もおかしくねえからな。」 そうして貴方の決意とも取れる言葉を 静かに最後まで聞きとってから、頷いた。 「なるほど。悪くないと思うぜ。 上手くいくかは分からん、が…もし誰かを当たるなら。 ルチアーノって男を頼ってみろ。」 リスクは貴方は承知の上だろうから。 こそり、とその耳に囁きを落とす。 「俺とテオと、双方と交流のある奴でね。 多分どうにかしたいって口に出せば多少話は聞いてくれる、筈だ。」 (-149) 2023/09/18(Mon) 10:33:39 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → Chiavica テオドロ「…悪いな、テオ。 俺も全部の算段を出来る余裕はないんだ。」 貴方の言葉を聞いて、苦笑いを零す。 無茶をするところは一体誰に似たんだろうか。 「A.C.Aとは別に動いてる奴らが居る。 ニーノは恐らくそいつらにやられた。 それに俺自身も、外を良くうろつくし顔も通ってる。 昨日ニーノとも話をしたばかりだ。」 だから、貴方が守ろうとしている1人は。 恐らくは、そう長くはもたない。 「そう時間を待たずにしょっ引かれるだろうさ。 それとお前、分かってねえな。 俺が庇って貰ってありがとうって言うと思うのかよ。」 「この界隈での役立たずってのはな。 自分しか見えてないような、手前勝手な奴を言うんだよ。」 「もし本当にお前が近々しょっ引かれるんだとしたら。 託せるもんを託してつなげるのが一番じゃねえのか?」 (-150) 2023/09/18(Mon) 10:43:38 |
【秘】 檻の中で イレネオ → 黒眼鏡「そんなことは聞いていない。薬で脳まで溶けたか?」 断ち切る言葉にはけんがある。 「お前がしていいのは俺の質問に答えることだけ。」 「許されているのはそれだけだ。判るか? 黒眼鏡。」 明らかに苛立った声音は勿論貴方に煽られたもの。 低く唸るような言葉は勿論貴方が引き出したもの。 貴方が目を開いていたなら見えただろう。 男は人差し指を立て、貴方の眉間に強く突きつけた。 ぎりぎり触れない距離だ。それがきっと、理性の境。 「調子がいいのも大概にしておけよ。」 口を回せと言っておきながら、随分な言い草である。 (-152) 2023/09/18(Mon) 10:58:43 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 陽光の元で ニーノ「ふふ、この間会ったばかりなのにね?」 お互い無事であることを目視で確認して、駆け寄ってきた弟分の体を優しく抱きしめる。私も会えてよかった、と言って。 体を離す。 そして袋の中身を見れば、秋の色をしたフルーツと手作りのクロスタータ。差し入れというにはあまりにも贅沢なそれに、瞬きをして。 「こんな立派なものがもらえるなんて思わなかったわ、クロスタータを作るのも大変だったでしょ」 「凝ったお菓子が作れるようになるなんて、フレッドは本当に頑張ったのね」 お菓子作りを習っていると言っていたから、その成果を目の当たりにして心の底から嬉しそうに笑う。 「ありがとうフレッド、大事に食べるわね」 (-153) 2023/09/18(Mon) 11:03:00 |
【秘】 黒眼鏡 → 檻の中で イレネオ「許されている、というのは誰にだ? お前にか? ああ勘違いするな、これはきちんとお前の疑問に答えるものだ。 いいか、よく聞け、一字一句聞き逃すなよ。 本来こういうのはお前が全部筋道たてて、これこれこういうものだから間違いないよな、ほら認めろと 俺の首根っこをひっつかんで額で判を押させるものだ。 前に捕まった時はそうだったぞ。 んで、違うよな。法は個人ではないのだから、個人が振るうものは法ではない。 お前が拠るべきは正当性とは、つまり法だ。 法に則るから正義で、法に反するから悪。 そういう意味で言えば入手ルートについては法に触れちゃいないんだ。 違法じゃない品物を運んでることになってるんだから。 それを認めたのはどこだ? 行政だな 真面目に仕事してるとこういうことが通りやすくていいよな。 さあシンプルなものの考えじゃないか。俺にもお前にも分かりやすい」 突きつけられた人差し指がたとえ額を抉ろうとも、 アレッサンドロは顔を逸らすことも下げることも無い。 結局のところ、 実行される暴力 に晒され続けたものは、痛くも痒くもないものを痛がったりはけしてしない。 「サテ、この取締法が、多額の献金によって設立したことは知っているか?」 いつもなら、ぱちんと手でも打っていただろう。 「金で法律を作れるンだから、正義というのもなんだ、もしかしたらレシートが出たりするんじゃないか? 是非見せてほしいものだ、帳簿付けは得意だ、任せてほしい」 (-154) 2023/09/18(Mon) 11:14:28 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → マスター エリカ/* 凶狼です。襲撃先のご報告です。 今回の襲撃先を「カンターミネ」さんへ暫定決定しました。 変更ありましたらギリギリにならない程度にご報告します。 (-155) 2023/09/18(Mon) 11:21:36 |
【秘】 黒眼鏡 → 陽光の元で ニーノ「それでいいそれでいい。 ま、気ぃつけてもダメなのが女子供だが」 結局ダメなんだろうか。 適当極まる言葉とともにラップをぺりぺり、剥がしたはしからがぶり、とかじりついて。 「おう、気ぃつけろな。 フィオにもよろしくいっとけ」 ぶんぶんと振る手が、その扉の向こうに消えていくまで見送った。 「輝くものすべてが、黄金だとは限らない」 カウンターに腰を下ろして、溜息のように。 「痛い目見なくちゃ覚えないが、 痛い目も見てほしくねえのが兄貴分ってもんだよなあ」 トシとると独り言が多くなっていけねえな、と。 クロスタータがゆっくり、だが大口で削り取りながらつぶやいた。 (-156) 2023/09/18(Mon) 11:21:47 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → 陽光の元で ニーノしてるしてる、と薄く笑った。 一つの戯れのような扱いをして。 「そーな。事故も事件もうっかり起きんだから、 そういう万が一にならないよーに備えなきゃさあ」 夜の町で稀に聞こえる銃声に知らないフリをした経験が、 この島の人間にどれだけあるのだろうか。 一般人の中じゃあ大きな騒ぎにもならないが、 それを良しとして物騒な事は日常に潜むのだから。 自分と貴方で立場が違ったとして、 そういう目に遭ってほしくないのは事実な訳で。 「くれんの? やった〜」 「想像付かなさすぎる奴はあんま頼んだ事無い…… ほら、この、XYZとか」 差し出されたグラスに礼を言い、 一口飲めば「うま」と顔を明るくした。 自分も珈琲は好きだから好みのカクテルだ。 とはいえ一口で抑えて、またグラスを返そう。 「あとピニャコラーダ?あれも甘いらしいな」 (-157) 2023/09/18(Mon) 11:25:04 |