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【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → Chiavica テオドロ彼女が外で生きることを望んでいるかなんてわからない。 意思の疎通が、今のところほぼ不可能だから。 だけど薬の影響は10年も経てばもう、大分抜けている。 未だに禁断症状に苦しむことはあるが、残りの精神疾患は事故にあった事による自己防衛本能だと、医者は言っていた。 このまま施設から放り出されたら、彼女はどうしたって生きられない。 「そうだねぇ、僕はろくでなしだよ。 生きることを押し付けようとしているんだから」 「でもまぁ、ろくでなしをどうにかするのは、同じろくでなしの仕事だと思わないかい?」 そうだよ、僕はケダモノで、ろくでなしだ。 正義感なんて、誇りなんて欠片もない。 これは、今の僕にできる、最大の我が侭なんだ。 (-177) 2023/09/15(Fri) 18:41:37 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → オネエ ヴィットーレ「いいんやあ? ……例の法案のせいで胃を悪くしそうな女がいてなあ」 「適当なものより愛情とやらが籠もってる料理を食わせたほうがマシだと思ったわけだ」 ルチアーノは手料理をほとんどしない、そしてこんな時間に頼れる店もありはすれど目的を考えればここに行き着いてしまった。 しかし絶妙な言い方の中で感じるのは、まるでその女が部下や身内に聞こえないような気がすることだろうか。 「あんたの飯を金で買えるなら安いもんだ」 そうして男は本心からの歯の浮くような台詞を言いつつカウンターの中に滑り込んだ。 (-178) 2023/09/15(Fri) 18:47:26 |
【魂】 口に金貨を ルチアーノ「悪いなぁ、可憐な君。 あまりにも神秘的な妖精のような君の言葉は 特別な時間にしか聞けないようだ。 また聞きに来るよ、その声が俺に届くまで」 読唇術など会得もしていなければ、その笑顔の意味もわからない。 ただできるのは愛想よく笑顔を送られた分、っ安心させられるよう笑い返してやるだけだ。 「暴れる事が何だと言うんだ、動けるぐらいが健康的でいいじゃないか」 「こうして生きて、眼の前にいるんだから」 あなたの大切な人間は此処にいる、それだけで十分じゃないかと。 最後の言葉には個人的な私怨の重みを乗せて呟いた。 (_11) 2023/09/15(Fri) 18:55:40 |
【人】 月桂樹の下で ニコロ>>38 ニーノ 「まあ、そうだよな。 平気って奴の方が少ないだろうし。」 許されるなら、貴方の隣に腰を下ろそうとして。 横まで移動するだろうか。 「うーん、難しい質問だな。 良い悪い、正しい間違い、正義と悪みたいに ハッキリと語れるものじゃない、と俺は思ってて。」 「勿論マフィアって奴らは法なんてお構いなし。 被害に合った人はたくさん居るし 今だって苦しみ続けてる人も居るだろう。」 「だからマフィア根絶って言う思想自体は 起こってもおかしい話じゃない。そりゃそうだろう。 ただ、ちと強引すぎるのが、反感買ってるだけだ。」 「って、答えになってねえか? 賛成か反対かって言われると 俺はどっちとも言えない、が答えになる、かな。」 (39) 2023/09/15(Fri) 19:03:24 |
【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ貴方の、拗ねたような表情。そんな顔は初めて見た。 初めて見たから、こちらもつい怒気を削がれる。 握りこんでいた指は最早ほとんど強さを失っていて、痛みを与えることはない。ただそこに置いてあるだけ。添えてあるだけのもの。温度が伝わるほどの薄着ではないだろう。 「……昔の夢?」 続いて男は、そんな言葉を。 それはプライベートな話で、貴方が隠してきた話だ。それに遠慮もなく立ち入って行こうとする。先輩と後輩というだけで、それ以上の親しさはないのに。 それとも、その関係は男にとって充分に親しいと呼べるものなのかもしれない。いずれにせよ、答えてもらえることを疑わない問いだった。 「……身体に悪い……。」 「事情はわかりましたが。……はあ」 付け加えられた言葉には再度眉間に皺を寄せただろうか。 全く頭の硬い人間だ。 (-179) 2023/09/15(Fri) 19:05:52 |
【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡/* 度々失礼します。こんばんは。 イレネオ、暗殺者です。黒眼鏡さんを襲撃(逮捕)したいな〜と思っています。 運営様から伝えていただいたと思いますが、バッティングした場合は身を引くつもりです。 事前/事後のRPはしたいな〜と思っているのですが、今の所案なども練れていない状態です。ので、逮捕されるに際してしたいこと、やりたいRP、されたいことなどがあればお応えできるかと思います。 それから当PCは物理的に暴力的なところがあるキャラクターですので、その辺の許容範囲も教えていただけると幸いです……! (-181) 2023/09/15(Fri) 19:19:19 |
【秘】 Chiavica テオドロ → 路地の花 フィオレ「はあ〜怖いことを聞いてしまった。 秘密は女の魅力、明らかになった狡猾さは女の鈍器です」 そうと決まれば手早く片付けを終える。 もっと任せればという言葉には今更反応するまでもないので、親愛の気持ちを込めて無視をしていく。 「で、本題は?」 「まさか、ただ散歩がしたいというわけでもないでしょう」 歩き出して、すぐ堪えきれずに催促してしまう。 別に散歩がしたいからって文句は言ったりしないのだが。 (-182) 2023/09/15(Fri) 19:28:12 |
【人】 無敵の リヴィオ>>32 ルチアーノ 首を捻りながら眺めていれば近くから知人の声。 足音は聞こえていたものの、 子猫ちゃんに夢中でその声が聞こえるまで気づかなかった様子。 「…おや、猫のエキスパートのルチじゃないか。 こんなところで会うなんて偶然だね。 そんなに俺と子猫ちゃんに会いたかったのかな?」 冗談混じりに笑いながら、君から告げられた言葉に頷いて、 か細く鳴く子猫へと手を伸ばす。 子猫は怯えるように威嚇してくるものの、 どうにかして下りる手段が欲しいのだろう。 男の手に捕まえられて何とか無事、 高所に取り付けられた室外機の上から下りることが出来た。 しかし男が安堵するように笑みを浮かべた瞬間、 もう用はないとばかりに男の手の甲に赤い線を残して、 さっさと奥の方へと逃げていく。 男はと言うと、手の甲の線と子猫を数度眺めた後、 君へと視線を移し肩を竦めて笑った。 「…………ツンデレというやつかな?」 #路地裏 (41) 2023/09/15(Fri) 19:28:27 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 陽光の元で ニーノ君が一枚を食べ切る頃、男は先に食べ切っていて。 ゆっくり食べればいいからねと声をかけながら、 君と同じブラッドオレンジジュースの入ったカップを傾け、 のんびりと他愛ない話を続ける途中に喉を潤す。 やがて切り出された言葉は、 何となく予想はついていたものだった。 以前君に聞かれた時、その簡単な経緯だけを話し、 それ以降は特に、話す機会もなくそのままだったから。 もしかすると、いつかに問われるんじゃないかと。 「どうして、か。…そうだね、家は関係しているよ。 俺を引き取ってくれた夫婦の……父さんが警察でね。 色々あって辞めてしまったようだが、 出来ることなら子にもその道を歩んで欲しかったらしい」 だからその道を歩くように警察を目指した。 幸い、児童養護施設で引き取るくらいだ。 それなりに裕福で勉学は満足にさせて貰えた。 その結果、今こうして望む道に辿り着けたという訳だ。 (-183) 2023/09/15(Fri) 19:43:51 |
【人】 口に金貨を ルチアーノ>>41 リヴィオ 「勝手にエキスパートにするなあ、俺は猫自体は好かん。 お前の顔は見るとご利益がありそうでな、変わっていなくて結構」 そう言っている間に涙ぐましい救出劇が行われ、何がロマンスが始まりそうで終わった気配がした。 女も猫もそんなものだろう、赤く残った線だけが生々しく男の手に残って痛みを与えるのだ。 「……ツンデレというやつかね。 治療道具がなけりゃあお優しい元看護師のマダムがやってるスープ屋が近くにある、悪いもんで腫れる前に癒やされに行くか?」 #路地裏 (42) 2023/09/15(Fri) 19:50:02 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ「はは、分かるよ。俺も書類は苦手だ。 …俺は警察になった時点で、ちゃんと望まれた道を歩めたから。 だからそれ以上に、出世だとかは興味がなくてね」 こう見えてそれなりに真面目に働いているんだ。 手を抜ける時にふざけたことをしているだけで。 続けられる言葉に僅かに目を細めて笑いながら、 腰掛けた椅子の背に深くもたれ掛かる。 「運命共同体ってやつかな? 君とそういう関係になるなんてね」 自分だけなら落ちたとて何も思わないが、 君を思えば上がる方がいい。 相反する心を抱きながら君に頷いて。 「…あぁ、そうだね。俺はそれなりに従うつもりでいるし、 そこは安心していい……今はね」 含みを理解しながら細めた目を閉じる。 男は、出来ればそうならないままに最後まで、 自分を使ってくれと小さく願う。 別に、その行いへと躊躇いがある訳ではないが。 (-184) 2023/09/15(Fri) 19:54:08 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 月桂樹の下で ニコロ「……ま、そーいうんなら仕方ねえな」 「せめてなにか起こったら動くぐらいの胆力は見せろよお兄ちゃん。 俺はこうして聞くだけならよおくしてやるよ。 人の悪い噂話も、浮ついた恋の話も募集中だ」 話題の種になっていいからな、とケラケラ笑いながらすっかり明るくなった路地の入口で足を止める。 「ま、抱え込み過ぎんな。 俺もガス抜きはこうしてするぐらいだ、あんたら平和にお巡りさんして猫ともども治安を守っていてくれや」 そろそろ解散かね、と何かまだ話したいことはあるかと改めて貴方に問うた。 気まぐれだがそこそこ気分良く散歩はできていたらしい。 (-185) 2023/09/15(Fri) 19:55:14 |
【秘】 Chiavica テオドロ → 口に金貨を ルチアーノ「ああ〜。そう来ますか」 聞きようによっては何だか失礼な物言い。 ギリギリで褒めてはいる。成程、サングラスときたか。 まあ並んで歩く分にはそこまで浮くこともあるまい。 「俺の方は……会いたいかどうかで言われれば、 そこまでだったかな」 口から出るあれこれの平均点が軒並み低い男の言うことなのであまり真に受けなくていい。会いたくなかったとは言わないだけそれなりに心を許してると言えよう。 「そんな馴れ馴れしい親戚みたいなことを…… 余計なお世話。俺はそこまで愛国心がないもんでね」 「縁があればいつか良い感じにはなるでしょうよ」 朴念仁というわけではないが、 意欲があるわけでもないので、返す言葉は投げやり気味。 この男は誠実で真面目に違いはない。 けれど案外若いところはあるし、堅物というほどでもない。 根っこの方にはイタリアの男らしい気風を持っているのだ。嫌味な性格がそれらを覆ってしまっているのだが。 (-186) 2023/09/15(Fri) 19:55:24 |
【秘】 オネエ ヴィットーレ → 黒眼鏡「あらぁ♡いいことじゃない! 心が豊かなら懐なんていくら貧しくてもいいのよ。」 なんて、語るヴィットーレは、 その言葉が似合うほど夢想主義ではない。 それはファミリーの中で、 誰より貴方が一番よく知っている事だ。 なんせヴィットーレは、子供を売って この組に取り入ったのだから。 「アレちゃんが持ってない情報をアタシが 持ってると思う?あったらちゃんと報告してるわ。」 「孤児院にあげるのは………そうねぇ………」 「安全、かしらね。」 にこりと笑って告げる。 もし自分が捕まった時に。 彼らに決して被害が及ばないように。そんな願い。 (-187) 2023/09/15(Fri) 19:59:36 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 渡りに船 ロメオ「なさそうな奴ほど面白いってもんだろぉ。 お前だって後々俺が実はやっぱあいつが…って言い出したら めちゃくちゃ面白いと思うだろ、多分」 こちらも現状維持が理想、故に無い話を並べつつ。 あなたがボトルを持てば、 気が利くじゃねえのと言ってグラスを差し出した。 「行くとこも無いねえ。お前くらい器用なら、 何処行っても食い扶持はありそうなもんだが」 「理由は知らねえが拾われた口か?」 独身貴族万歳、と戯けて乾杯の所作をしながら。 そういえば所属した理由までは聞いていなかったな、と。 所詮は酒を片手にだらだらとしているだけの話だ。 適当にはぐらかしても何ら問題は無い。 (-188) 2023/09/15(Fri) 20:05:40 |
【秘】 Chiavica テオドロ → 花浅葱 エルヴィーノ「まあ俺もだいぶろくでなしの自覚があるから、 この仕事に向いてると思ったんですよねえ」 ろくでなしに向いている仕事と言えばもう一つあった気がするが、今はあまり冗談にもならないので閉口しておくが。 「何はともあれ呼び止めてよかった。 これらを知らないまま、これから先仕事を続けていたかもしれないと思うとぞっとしないですね」 言ってしまえば人の異常性。 己はあらゆるものをひっくるめて価値と呼んではいるが、把握しておいて損はない。不利益があったらそれはそれで構わない。 「改めて言っておきます。手前の命の使い道は自由ですが、 命を無駄にするようであればしっかり叱責しにくるので」 「どれだけ内臓がイカれてても一食はするように。 飢えが祟って動けなかったら本当にお話になりません」 生活に関する小うるさい有難い話の上に、 自分の、過去の因縁に纏わる話をひとつ付け足して。 今日の小言はこれで勘弁してやります、と嘆息した。 (-189) 2023/09/15(Fri) 20:06:14 |
【赤】 無敵の リヴィオグラスの中の小さな波に時折視線を落とし、 端末の振動音にまた、顔を上げ記されたものを視界に映す。 『了解です。アリソン女史にAlberoもお気を付けて』 『一先ずはイレネオを摘発。 無事に済んだその後に、どちらかを考えましょう』 危険な芽は早々に摘んでしまいたいが…。 どちらも同じくらいに注意すべき存在ならば、 早急に決めずとも、時が来れば自然と決まるだろう。 揺れる船上で緩やかにグラスを傾けて、 横目に、煌めく灯りを眺め続けていた。 (*16) 2023/09/15(Fri) 20:07:10 |
【秘】 オネエ ヴィットーレ → 口に金貨を ルチアーノ「あら、そうなの? ……ふふ、良いわね、本命の子なのかしら。」 よいしょ、と自分も立ち上がり、一緒に厨房の中へ。 小さな家庭用キッチンとそう変わらないそこで、 冷蔵庫の中を開けて材料を選定する。 「愛情は自分で込めなきゃだめよ♡ ほら、タッパーの中にこれを入れてもらえる?」 渡していったのは、ベシャメルソース、ミートソース、ラザニア、チーズ…… それから一番上に乗せる用のバター。 全てを入れてオーブンで焼けば、ラザニア・アル・フォルノの完成だ。 ほら、エプロンを付けて♡と貴方に成人男性サイズの 可愛いピンクのエプロンを着せて、せっせと調理を開始して。 「どういう関係の子なの?」 作り上げる中で雑談を。 (-190) 2023/09/15(Fri) 20:09:10 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → Chiavica テオドロ「……見惚れるなよ? ま、さっさと入って……何? 向こうにエステもあるな……。 テオドロ、美人に体を揉まれたい趣味はあるか?」 観光地に浮かれている男はこの場に既にノリノリだ。 雑談をはさみながら誠実を連れて自由気ままに道をゆく。 「なんだ……お前ら本当に女っ気がないな。 適齢期という言葉を知らんのか」 馴れ馴れしい親戚のムーブはこれっきりで息をひそめるが、 その返答や態度にはあまり期待はできないかとつまらなさそうにため息をついていた。 (-191) 2023/09/15(Fri) 20:09:23 |
【人】 無敵の リヴィオ>>42 ルチアーノ 「しかし俺よりも扱いを心得ているだろう? それはもうエキスパートの部類じゃないか?」 猫に限らずという余計な言葉は飲み込んだ。 言葉にはその意図が含まれていたかもしれないが。 「ふむ、ご利益か。まぁ俺だからね。 そういう効果もあるかもしれない。 つまり今日の君はとてもラッキーということだ」 何がラッキーなのかは全くもって不明だが、 自信満々に君に笑いかけながらハンカチを取りだし、 赤い線の上へと被せて君へと頷く。 「あいにく治療道具は持ち合わせていないな。 良ければその素敵なマダムの店へエスコートしてくれるかい? 振られてしまった悲しさを癒したい気分だ」 そうと決まればさっさとこの場から抜け出そう。 長居すればするほど傷が痛んで悲しみが増してしまう。 #路地裏 (43) 2023/09/15(Fri) 20:19:58 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 陽光の元で ニーノ「どうかなぁ」 「僕は友人だと思ってるけど……、彼女の方は……」 「―――うん、元気だよ」 別に、後輩にそんな顔をさせたくて話したわけじゃない。 だから嘘ではないが本当でもないことを、答える。 今はもう、体は元気だけど。 薬物の禁断症状はまだ出るし、精神を病んでいるから廃人と変わらない。 加えて事故の影響で半身不随の身だ。 それを五体満足に元気に暮らしてるかと聞かれれば、NOになる。 あなたが言葉の真意に気づくかはさておいて、あなたには、こう答えるべきだと、そう思った。 (-192) 2023/09/15(Fri) 20:25:06 |
【人】 Chiavica テオドロ>>40 イレネオ 「法の番人は神ではありませんからね。 一歩手前、裁きを下すのも我々の管轄ではないし」 軽口をちゃんとそれらしく受け止めてもらえると、 こちらも遠慮なく嫌味ったらしい笑みが浮かぶ。 「寓話が現実に活きるというのなら、 警察というものはもっと楽な仕事に決まってます。 ……これちょっと大きいですね」 全然小さいもので良かったのに。そんな困った瞳。 手を付けたものを戻すのもみっともないので食べてやるが。 「法もそうですが、後から都合のいいお話がついてくる物……いつだって得する側にいたいもんですね」 (44) 2023/09/15(Fri) 20:25:17 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → オネエ ヴィットーレ「本命なんてつくれんよ、これでも三ヶ月の男って有名なんだ」 浮気はしない、だが結婚もしない。 付き合ってもいいが三ヶ月以内に別れる。 それがルチアーノが告白された女に言う交際のルールだ。 曰く、きっぱりとそれ以上の期間を 色褪せずに 愛せないかららしい。「……夜中に路地裏でナンパされちまってなあ。 力を貸して欲しいって言われちまったら、断れん。 俺が協力してやらんと、一人で危険な橋を渡ろうとする女なんだ。 男と二人っきりの部屋でなあんも警戒しないで不用心で、情があるくせに底が見えないから危なかっしい」 目に入った派手なピンクの布、一瞬躊躇したがため息を飲み込んでサッと付けた。 ここでやらねば男が廃るというもの。 「できるだけ支えてやりたいんだよ、あの女のやりたいこと。 ま、俺がしたいこととも都合があってたんでな」 やらないだけでそこまで不器用でもない男は隣に貴方がいれば大きな失敗も起こさないだろう。 さて、聞いてもないことをサラサラと話すのはなんのためだったか。 (-193) 2023/09/15(Fri) 20:48:24 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 口に金貨を ルチアーノ「お前にお兄ちゃん言われると違和感凄いな。 大丈夫だよ、分かってる。 それだけでも助かる、ルチアーノ。」 「但し俺にはそういう噂話も恋の話も無いぜ。 残念だったなぁ。」 ケラケラと笑う。 同じように、屈託ない友のような表情で。 「ああ、仕事はきちんとこなすさ。 そっちもしょっ引かれるような事はするなよな。 そうそう、今度酒でも飲もうぜ。」 話したい事は無いけれど 次の約束くらいは取りつけてみたり。 まだ法の施行も知らない、平和な約束だ。 (-194) 2023/09/15(Fri) 20:55:29 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ「なるほどな。 ま、そういう事なら欲が無いのも頷ける。」 弄んでいた缶のプルタブに指を掛けて カシュ、と音を立てて開ける。 一口、コーヒーを啜れば息を吐くだろう。 「こうなっちまったらな。 どうなろうが運命共同体さ。黒眼鏡の旦那も、な。 俺の方も思わなかったさ。 まさか、リヴィオに黒眼鏡の旦那と組む事になるなんて。」 お互い想定外、けれど選んだ道だから 後悔はしていない。 「ま、改めてよろしく頼むよ。 俺の方はそのくらいだが、そっちは聞きたい事とかないかい?」 (-195) 2023/09/15(Fri) 21:04:15 |
【人】 陽光の元で ニーノ>>39 ニコロ もちろん、隣に来てもらえることを嫌がったりはしない。 ただ場所が場所なのでいいのかなとは少しだけ。 尋ねても大丈夫と返ってくるのは見えていたから指摘はしなかったが。 それから片方に寄っているわけではない、或いは両方の色に染まった回答を得られたのなら、どこか安堵したかのような表情を浮かべた。 「なんていうか。 ニコロせんぱいっていつも…… ……いろんなことがはっきりしているから。 だから今回もおんなじかなって思ってたんですけど」 「そうじゃないって知られて、良かったなって、今」 そんな返答を返すのは己も似たようなものだと示した証だ。 落ちていた視線をゆっくりと上げれば、目の前の墓石に向けた。 署などではあまり口にしない方がいいのだろう、それでも今は貴方しかいないので零す。 二つのラベルのどちらかを、目の前の現実へ貼り付けるわけではなかった貴方に。 「マフィアが居るから傷付いた人が居るの、知ってます。 知っているのに、悪だって言い切ることはしたくない。 上手に飲み込めなくて納得ができない、そんなときでも」 「捕まえなさいって言われたら捕まえるのが、 警官の仕事なんでしょうか」 (45) 2023/09/15(Fri) 21:06:14 |
【秘】 Chiavica テオドロ → 口に金貨を ルチアーノ「全く無いとは言わないけど、 あんたを前にしてると微塵も無いような気がしてくる」 ここまで尻尾を振られていると、 来てやった甲斐があるようにも思えてくる。 こちらもどことなく気楽な様子で歩いて行って。 「誰も彼も女をとっ捕まえるのを生きがいにしてるわけじゃないんですよ。俺は基本、仕事をしている方が楽です」 期待してもらわないで結構。肩を竦めている。 「もっと言えばこういう人付き合いも楽ではありますがね。 勘違いされやすいですが、 遊びが嫌いだったりするわけじゃないんで」 (-196) 2023/09/15(Fri) 21:18:49 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 無敵の リヴィオ一口の大きさが違うのは、体格が違うから当然なのかもしれない。 相手が食べ切るのを待つ時間を苦に思う先輩ではないと知っていたから、甘えて自分のペースで食べ切っていたのだろう。 そうしてじきに投げかけた問いの、返答を聞けば男ははたりと瞬きを幾度か繰り返す。 幾つか並べていた憶測の一つに近い形ではあった。 しかしだからといって驚きが無いというわけではないから、少しの間を置いてから口を開き。 「……じゃあ、家族への恩返しだけ、ですか?」 初めににその言い方をしたのは、自分は"そう"だったから。 「それとも警官になりたいって。 リヴィオせんぱいも、憧れるようになった?」 次にその言い方をしたのは、自分は"そう"ではなかったから。 何かの答えを少しずつ知ろうとするみたいに、ひとつふたつと問いは重ねられてゆく。 (-197) 2023/09/15(Fri) 21:23:01 |
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