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【赤】 聖断者 クラヴィーアーダンジョン レマーンとー 一瞬パニックを起こしかけたところ、弟の安心させるような声に思わず顔を見つめる。 なぜこんな時にそんな顔をしているのか。 それに、たやすく触手を解いて片手を握る余裕がなぜあるのか。 顔を見つめている間に、2本の触手が下の方から体に伸び、纏わりつく。このダンジョンの触手はタコっぽいものや植物っぽいもの、虫っぽいものと色々あるが、これは何の特徴もない、ただ触手としか表現しようのないもの。 「守ってって、なぜ… あ、やめっ、ろっ…」 装備の留め具を解いて、鎖帷子も着ているものも、剥ぎ取られてしまう。触手ではない、弟に。 下着にも手は伸び、あっけなく剥がされてしまった。 なぜ… でも、こんな事が前にも何度もあったような… (*40) 2023/01/07(Sat) 20:23:45 |
【赤】 聖断者 クラヴィーア「なぜ…これ、はっ…あ、…関係あるのかっ… 魔を○むことに ?」さすがに頭にはっきり浮かびつつある疑問を口にし、答えを得る間もなく、触手が体にぴたぴたとまとわりつく。 元のサイズの倍かそれ以上にも膨れ上がった、スライムのように震える乳房、妙に疼き続ける下腹部、日を置かず自分で慰めないと収まらない蜜穴の入口… 魔力を帯びず触れられても、全てが自分の知らないうちに開発された場所。 「や、めっ…おかしい、こんなおかしい、のに、や、あ、あ、胸、絞るなっ……ダメ、下ダメ、くちゅくちゅしたらあ、ひっ、ひんっ……これおかし、おかしくなるっ、見ちゃダメ、ダメえっ……」 目尻に涙すら浮かべて懇願しながら、弟の視線にさらされていると思うと体が興奮して止まらない。 ぎゅっと胸の先を絞り上げられると、乳首からぷくぷくと白い水玉が浮かび上がる。ぐりぐりと弄ばれると、程なくして幾筋もの白い筋が吹き上がった。 「や、なんで、乳から出ちゃってるっ……ふゃ、あっあ……!」 ぷしゅ、ぷしゅっと幾筋もミルクが吹き上がる。自分の体が知らずここまて淫らに変わっていたと信じられない顔で、ひたすらに触手に弄ばれ続けた** (*43) 2023/01/07(Sat) 20:35:17 |
【赤】 聖断者 クラヴィーア「そうしたいから…そうだ、お前は私の…」 触手に体を撫で回される快感は普通に交わる快感をも超えている。 気を抜けば意識が飛びそうになる中でのなぜそうするかという答えは、素直に頭に入ってきた。 抱き寄せられて涙を舐め取られた後、見せられた黒く凶悪な一物に目が止まり、何かを思い出しそうになる。そう、あれは… 「あ、それっ…」 覚えがあるような、思い出せないような…けれど、確かに言える。 私は、それが 好き だ。「あ、そんなっ…ん、ああっ、あ、あっっ……」 思わず手を伸ばすもお預けされ、悲壮な顔が浮かぶ。割れ目に擦り付けられ、意識より先に体が求め、けれど果たされない。 だた往復して、ひたすら焦らされるだけ。 母乳を美味しそうに飲み干す姿を見ているだけ。 解放される頃には、気持ちよさと困惑と、さらなる快感を求める気持ち。ごちゃまぜになって、気がおかしくなりそうだった。 (*51) 2023/01/07(Sat) 21:59:45 |
【赤】 聖断者 クラヴィーア粘ついた精がむき出しの下半身を汚す。体中を這い回った触手の粘液が体にまとわりついている。 「次に行こう、って……」 解放はされたが全裸のままぐったりとするばかり。 もはやダンジョン探索など継続できる状況ではない。 地上に戻るべきだと頭が告げている。 それでも促されるまま、最低限装備だけは整え、歩き出す。 「あの、ええと…いや、何でも… …………すごくバカなことを聞くようなんだが、一つ聞いてもいいか?」 恐る恐る、何かを尋ねようとしたところで、呪いのウェディングリングを見つけた。リングを贈られた側は強い魔力を得るが、強さに比例して贈った者が「魔」に侵される。vil (*52) 2023/01/07(Sat) 22:04:47 |
【赤】 聖断者 クラヴィーア「何だこれは?」 シンプルな銀のリングだが、強い魔力を感じる。 手持ちの灯りに透かして見つめ、考えた。 呪いのアイテムの可能性もある。多分軽率に装備してはいけないものだ。だが、売れば何かの足しになるだろうか。少なくとも自分には…必要ない。 「こんなものを見つけたが……いるか?」 先程の質問を一度中断し、そう弟に尋ねた* (*53) 2023/01/07(Sat) 22:10:11 |
【赤】 聖断者 クラヴィーア手にした指輪は、どうやらやはり呪いのアイテムだったらしい。 「そうか、やはり呪いのアイテム…なら捨てたほうがいいか。 片方が魔に侵されるというのは… それなら捨てるにはちょっと… え?欲しいの? あ、ああ、構わない。 使い道があるかもしれないしな。」 ほしいと言うなら、かわいい弟に渡さない道はない。 使うというのが妙な気はしたけれど。 それよりも、質問の続きを促されてはっとした。 「あ、ああ。質問か。そう、そうだったな…」 聞きたいことはある。ただ考えるのは、本当に聞いても構わないことなのか。ということ。 実を言えば、多少の疑念はさすがに湧いていた。 聞きたいことはある。けれど、それは本質的なことなのか。本質的なことなら、聞いてもいいことなのか。聞いたら… 「その、ええと…お前、私といつからあの部屋で暮らしてたっけ… あ、いや。別にいいんだ。 それより、…そう。どうする?このまま先に進むのか? いや、こんな状況だし、一度戻った方がいいかもとかな…」 だから、尋ねたのはもう少し当たり障りのないことになってしまっていた。誤魔化そうとすればいくらでもできるような** (*60) 2023/01/07(Sat) 22:59:34 |
聖断者 クラヴィーアは、メモを貼った。 (a55) 2023/01/07(Sat) 23:10:17 |
【秘】 貪食 レマーン → 聖断者 クラヴィーアもし、『名前を知らない』というヒントから、『認識が嘘だ』と気付けたなら。 暗示で忘却の彼方へと追いやられた記憶を、認識できるようになるだろう。 毎夜仕込まれている事、胸の肥大や、精を美味に感じるなど身体が作り変えられた事。 何より気付くだろう。 体内に「僕」を仕込まれ、今や完全に癒着して彼女と一体になっている事。 彼女が最も忌み嫌う『魔』へと身体が成り果て、人ではなく『魔』を生み孕む身体になってしまっている事を。 唯一、心だけは直接手を出していないとはいえ、毎夜僕に抱かれ、望んで精を注がれて悦ぶ。 果たして、それは淫魔と何が違うだろう。 心における「人」と「魔」の境は、どこにあるだろう。 今の彼女は自分をどちらだと思うのだろう。 (-99) 2023/01/07(Sat) 23:34:22 |
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