情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
【秘】 飄乎 シヴァ → 宝石集め カリナ「何言ってンの?」 「…じゃ通んねェかァ。 知らんと当てずっぽうでも出てこねェもん この世界の“外”云々の発想がある転生者とか」 「ええ? おんなじって、おんなじくらいかぁ。 勝手にそう思っておきますね」 話しちゃいけないことだとか、そういうお約束事。 そうして投げ掛けられた問いには、コツコツ靴を鳴らし、いくらか勿体ぶってから口を開いた。 「俺ちゃん宇宙に行きたいンよ、ずっと昔からサ」 「この腕輪があった所を作った奴も転生者らしくってな。 世界の外に行くことをそう表現していた。 まぁそいつは宇宙に行けずにこの世界で死んだらしいが」 「…ちょっち逸れたけど、答えにはなってる?」 小首をかしげて、あなたに問い返した。 (-73) 2024/02/04(Sun) 21:34:58 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 番犬 グノウ 一瞬の間。おどけた態度での本気じゃないような落胆。 自分がこうした反応をするのなら。 憧れみたいなことと言うか、趣味と言うか、 本当に欲しいものじゃないか。それは。 良さげなヤツと固定パーティーでも組みなよ旦那ァ? いや〜言うて俺ちゃんが旦那だったとして 多分固定パ組まんのだけども」 頬杖をつき、少し調子の違う笑顔を見せて。 → (-90) 2024/02/05(Mon) 6:34:46 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 番犬 グノウ「──シリアスずっとやってらんねェよね」 本心暴かれたくないよね。 気付かんフリしてもらうのもアレだしね」 俺ちゃんはやさしいから見ないフリをしてあげよう。 勝手にそう思ってるだけなンけどサ」 勘違いなら流しておいてくれ。 (-91) 2024/02/05(Mon) 6:36:43 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 番犬 グノウ「まぁ、そんな感じ。 そうね、諸々俺ちゃんの考え過ぎみたいで良かったワ」 「ン〜じゃ気を取り直してェ、 あとはお互いの面白冒険譚自慢でもしていますかァ!」 ジョッキを片手に、そんなことを言って。>>a1 (-92) 2024/02/05(Mon) 6:39:51 |
シヴァは、「改めて乾杯でもしとく?」 祭りの始まる前夜、おどけた調子で笑っていたのだった。 (a1) 2024/02/05(Mon) 6:40:04 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 掃除屋 ダーレン ねー、と相槌を打つこの男も、神聖国家の出身にしては信仰される対象に対して淡白だ。とは言えあっさりとしているだけで、明確に信教を言えるあたりはあなたよりは信心深いと言えるだろう。 「面積広ェとこ来たね、でも残念ハズレ〜〜」 今の所のあなたのテンションもわかってきたところだ。一回答えただけでも譲歩してもらっていると思えた。やさしみ。 答えを言うにしてもちょっとだけ勿体つけている内に続いた言葉に、んー?と少々逡巡して。 「まぁそうね、俺ちゃんももっとの祝福とか要らねェワ。 もっとちゃんと喜んでくれる人絶対いるじゃんね」 それ以外の理由の方が大きなものだが、口には出されなかった。 まぁまぁ面白いコトになるからちょっとヤかも〜〜〜」 んべ、と舌を出して見せた。聖杯の痣、彼の祝福はそこにある。 「普通にしてたら全然見えンけど、光ったら流石に ちょっち口大きく開かン努力しねェとよね、コレ」 彼は未だ、あなたが声色の平坦を保とうとしていることになんて勘付いていない。 (-94) 2024/02/05(Mon) 7:33:38 |
【雲】 彼方をのぞむもの シヴァ「呪われてあれ」 最後の部屋の扉を開いた時に聞こえた声。 理解をするのに数秒を要した。 多分、これが呪いの品になった。 実際スキルを使って見てみれば、死の呪いが見えた。 遺跡の作者は嫉妬心やプライドの塊であったから、 死だなんて重い罰をくだすのならそれは、 本気で殺そうとしてのそれだと理解できた。 が、呪いは効果を持たなかった。どうしてか。 呪いの種類には覚えがあった。 魂の萎縮──ここでの魂はゲーム的に言えば、MPやMAGのこと。 それらの上限が減少していき、それに伴い精神的にも弱っていく。 最終的には恐怖に苛まれて死ぬ呪いだ。 そうであるはずだから、何も起こらないことには疑問しかなかった。 気付かない内に魔法が使いづらくなっていたり、 だなんてこともない。それくらいは感覚でわかる。 【 彩雲の夢 】 (D2) 2024/02/05(Mon) 19:25:22 |
【雲】 彼方をのぞむもの シヴァ古い物だから効果を為さなかったということも考えづらい。 呪いは確かにそこにあると判断できるし、 この遺跡を作った彼の聡明さと周到さを見るに、 時が理由で効果をなくすようなものには思えなかった。 即死や封印ではないから、装備による無効でもないだろう。 ミューツバイに呪い無効のギフトでもあっただろうか? 神聖国家の一貴族だ、あってもおかしくはないが。 その場で答えが出ることはなく。 遺された研究物を一通り頂戴し、遺跡を後にする。 そうして数日は、持ち帰った記録に目を通して過ごした。 薄々そうでないかとは思っていたが、 あの遺跡を作ったのは隠し棚にあったあの本の著者で間違いなさそうだ。 ミューツバイではないが、あの地方の出身だったのかもしれない。 そうなると、あの国出身の人間には効かないとか、 そういうことがあってもおかしくはないのだろうか。 ──なんて考えは、楽観視が過ぎた。 【 彩雲の夢 】 (D3) 2024/02/05(Mon) 19:25:39 |
【雲】 彼方をのぞむもの シヴァ満月の夜、腕輪の藍海晶の手入れで光を浴びせる。 何度もやってきた、いつものこと。 腕輪を窓辺に置くのに外した時、背筋が凍る思いがした。 理由は全くわからないが、漠然とした恐怖感に襲われて。 パニックの内に腕輪を握り締めると、その感覚はスッと引いた。 つまりそういうことだった。 死ぬんだ、俺。 腕輪はすぐにつけ直して。 手入れをしないわけにもいかないから、窓辺に右手を置いて一晩を過ごした。 眠るだなんて、とてもできなかった。 死ぬんだ、俺。 即死か封印かならきっと封印だ。 そう言えばこの呪いが出てくるイベントの おすすめパーティーメンバーは素で封印耐性持ちだった気がする。 レベルでゴリ押してのクリア後に 適当に流し見ただけだったものだからすっかり忘れていた。 死ぬんだ、俺。 【 彩雲の夢 】 (D4) 2024/02/05(Mon) 19:25:52 |
【雲】 彼方をのぞむもの シヴァ死ぬんだ俺、 死ぬんだ、 死ぬんだ、死ぬんだ、 死ぬ、死ぬんだ、死ぬんだ、 死ぬんだ死ぬんだ死ぬんだ 死ぬんだ死ぬんだ死ぬんだ死ぬんだ 死ぬんだ死ぬんだ死ぬんだ死ぬんだ死ぬんだ死ぬんだ死ぬ 死ぬんだ死ぬんだ死ぬんだ死ぬんだ死ぬんだ死ぬんだ死ぬんだ死ぬんだ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死んじゃう、【 彩雲の夢 】 (D5) 2024/02/05(Mon) 19:26:16 |
【雲】 彼方をのぞむもの シヴァ──冷静になるのには、しばらく掛かっていたと思う。 そんなに意味もないというか、 いじった方が結果的に外れやすくなりかねないのに、 右の腕輪の留め具に細工をしていたり。 落ち着いてから直しはしたが、 傷が残ったのは本当にやってしまったと思った。 ここまですごく大事にしてきたのに。 何も出来ないで死んでしまうのだと思ったら、 本当にすごくすごくすごく恐ろしくなってしまって。 それでも、それでもまだ、運よく生きていると思えば、 まだ、やりようがあると言えた。 俺はまだ生きている。 いつでも死んでしまう。 【 彩雲の夢 】 (D7) 2024/02/05(Mon) 19:27:04 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新