人狼物語 三日月国

75 【身内】星仰ぎのギムナジウム【R18G】


【人】 小さな サルガス

>>146 深夜の森 メレフ
「メレフ……おとなかと、おもった……」

 細く震えた声は氷の中に突っ込まれたかのようだったが、次第に緩んで聞き取り易くなる。
 小さな手は抵抗のひとつもなく、秋の風景の中に落ちているかのように脱力していった。
 とくとくと小動物のように脈打って、安堵の息が落ちていった。

「ヘイズを……ううん、いま起きてることの、手がかり。なにか、ないかなって……。
 メレフも、ヘイズをさがしにきたの?」
(147) redhaguki 2021/05/27(Thu) 12:51:13