人狼物語 三日月国

129 【身内】狂花監獄BarreNwort2【R18G】


【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン


君の言葉を待っている。急かす様子もなく、ゆったりと。
それに焦れったい気持ちを抱くはずも無いのだから。
君がこちらの言葉を、行動を待ち続けてくれるように。


耳に寄せた口はその間に少しだけ離されるだろう。
君を、翡翠に灯したかったから。

「………ありがとう」
言葉と共に小さな笑い声が零される。

頬の手は、指先は撫でるように動かされ。
髪に添えた手は背を滑るように落ちて、腰辺りに移動する。

君が分からぬ事は、ボクが口にしよう。
まるでボクの言葉のように。望みのように。

実際、同じ気持ちであるから口にしただけだが。


「…ねえ、テンガン。手を借りても……いい? 」
(-152) 2022/03/09(Wed) 22:12:06