人狼物語 三日月国

129 【身内】狂花監獄BarreNwort2【R18G】


【秘】 欲しがりな ロベリア → 蒐集家 テンガン


目を逸らして尚、見られている事が分かる。
君がそんな言葉をくれるとは、思わなくて。


撫でる手つきがそうなのだと強く感じさせる。
勿論それだけでなく味だって口に広がるから、
ずるい。


その後に感じるものだって、
……とても嬉しい。


アルレシャの味を忘れる、という訳では無いのだが……。
今は別の意味で落ち着かなくなってしまった。
こんなの平常心でいられるわけが無い。


口元を隠しながら視線だけを向けて、…知る。
君はもうこちらを見ていないのだと。
それはそれで寂しいのだから、難儀だ。


握る手はそのまま。もう片方の手を君の首元に伸ばし。
軽く服を引っ張ってこちらから顔を寄せる。
……触れるだけの柔らかな口付けを落とす。


ボクばかりが意識をするの、悔しいだろ。
少しでいいから覚えていてよ。…君とは違う、ボクからの証。


あのね、愛しい君テンガン
ボクは未来に期待している。
…君のおかげだ、ありがとう。
(-230) 2022/03/10(Thu) 13:43:49