人狼物語 三日月国

190 手を繋いだ、その先に


【赤】 辺見 澄香

[少し照れくさくて、ちょっと俯いてしまったけれど。
 この腕の中の温かさをもう覚えてしまったから。
 きっと、また欲しくなっておねだりしちゃうかも。

 はにかんで笑う先輩に擦り寄るみたいに伸び上がって、
 頬に頬を寄せて、甘えながら。
 仕草まで伝えられたら、顔から火が出そうだったけど。]



  ……せんぱいのえっち。



[拗ねるみたいに口先を尖らせて言った後、
 自身でも堪えきれずにふっ、と吹き出して笑いながら。]
(*0) miyu 2023/01/10(Tue) 23:51:46