人狼物語 三日月国


29 【2IDソロル+ペア混合】交換日記【完全RP村】

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【人】 世界の中心 アーサー



  [ 変わらず、まだ ゆめを見ているし、
    手を汚さずに首を落とすよな生き方をしていた。
 
    まあるい月夜のゆめでなくて良かったと思う。
    ──きっと不機嫌なんかでは済まないから。]

 
(240) is0716 2020/05/29(Fri) 23:48:24

【教】 世界の中心 アーサー


[ ゆめのなかの一幕は、けして血濡れたものでは無かった。
  珍しい、ゆめでもあった。
  多少なりとも無ければ、白昼夢にも見ない。
 
  唯──赤薔薇と青薔薇が、
  手を取り合って踊る絵を、
  起きるまでずうっと見せられていた。
 
  短調で逆にキツいなどと、最早文句の言い分だ。
  唯、これが毎夜ともなると…]
 
(/10) is0716 2020/05/29(Fri) 23:49:06

【教】 世界の中心 アーサー

 

   植物のダンスなら僕にも踊れる。

 
(/11) is0716 2020/05/29(Fri) 23:49:29

【教】 世界の中心 アーサー



        [ ──日記に残された一文は、
            大分意味の伝わらないものだ。]
 
(/12) is0716 2020/05/29(Fri) 23:50:02

【人】 世界の中心 アーサー


[ ──それだから男は、赤薔薇の意匠を身に纏っていた。
  振り撒く香りも、薔薇の其れ。
  百合をすっかり塗り替えた“リドル”の姿。

  馬車はリドルの紋章を背負い、向かっている。]
 
(241) is0716 2020/05/29(Fri) 23:50:33

【人】 世界の中心 アーサー



     ───オールドリッチ庭園、小宮。

 
(242) is0716 2020/05/29(Fri) 23:51:08

【人】 世界の中心 アーサー


[ 踏み込んだ赤薔薇は、一目小宮内を見廻した後、
  何の躊躇いもなくど真ん中を横断した。
  探している“色”など、たったひとつ。
  黄でも白でもなく、青だ。

  ──唯の青じゃあない。
  男が唯一を選んだ、奇跡の“ロイヤルブルー”である。]
 
(243) is0716 2020/05/29(Fri) 23:51:36

【人】 世界の中心 アーサー


[ 物珍しげな若い貴族の視線も、
  色付いたおんなの視線もすり抜け、
  薔薇色の瞳は何にも興味を示していない。

  唯一、気にしたものといえば、
  大きなガラス窓の向こうの、薔薇園の彩のみだ。
  嗚呼…何故夜に騒ぎ出すのだろう。
  全てが黒薔薇に見えるのでは、勿体無いじゃないか。

  若い奴らの頭の中は知れない。
  もう先代の年を越えた男は、苦く表情を歪めていた。]
 
(244) is0716 2020/05/29(Fri) 23:52:07

【人】 世界の中心 アーサー



  ──嗚呼、そんなところにいたのか。


[ 赤薔薇が気が付いたのは、下のヒールのためである。
  木の上に揺れる、細い脚。
  もう1人の姿は、今のところ気がついていないらしい。]
 
(245) is0716 2020/05/29(Fri) 23:52:50

【人】 世界の中心 アーサー



  “ミア”、 僕にダンスを教えてくれ。
  もう植物のダンスを夢に見たくない。

 
(246) is0716 2020/05/29(Fri) 23:53:21

【人】 世界の中心 アーサー


[ …気がついていなかったから、
  赤薔薇はきっと暴くよに香るし、
  人前では見せないような、笑みではないかんばせがある。


        ──改めて言ったところで、
          意味のわからない一文だ。
          全く説明が足りない!]
 
(247) is0716 2020/05/29(Fri) 23:53:59

【独】 世界の中心 アーサー

/*
ふーに!!!!
(-193) is0716 2020/05/29(Fri) 23:55:24

【独】 世界の中心 アーサー

/*
おやすみなのだよ
あした おへんじ**
(-200) is0716 2020/05/30(Sat) 1:25:40

【独】 世界の中心 アーサー

/*
ちょっと また もう………待ってね……
(-219) is0716 2020/05/30(Sat) 22:05:53

【独】 世界の中心 アーサー

/*
ミアくん、明日ぼくいちにちいるのでもしあれだったら進めてくれて構わないです 追い付く
いつもすまないね…
(-222) is0716 2020/05/31(Sun) 0:02:13

【人】 世界の中心 アーサー


[ 嗚呼、そうだ、“ひどい”のだとも。

  ひとのことなんか考えないし、
  情緒不安定でおこりっぽい。
  まともにダンスも踊らなければ、
  人と会う体力さえもう尽きていて
  小宮を突っ切るだけで肩で息するよな状態。

  ──段々、体力の上限が下がって行く。
  年齢にしてはおかしい程に。]
 
(315) is0716 2020/05/31(Sun) 12:59:19

【教】 世界の中心 アーサー



  喰われているのだと思うよ。

 
(/14) is0716 2020/05/31(Sun) 12:59:53

【教】 世界の中心 アーサー


[ いつか、リドルはまるで“何でもない”ことのように
  硬い膝を枕にして語った。
  ゆめで誰かを喰らうたび、己を削り取っている。

   真白の掌を天井に掲げ、
      指の間から真上の彼女を見る。
   汚れのない、男にしては華奢な手だ。

  ──だから僕は必要以上に見たくないのさ。
  人と関わらない理由を此処にこじ付けて、
  指の間に隠れつ うっそりと わらっている。]
 
(/15) is0716 2020/05/31(Sun) 13:00:51

【人】 世界の中心 アーサー


[ こどもは、嫌いだ。
  …きらいなものなら両の指に収まらないほどあるけれど、
  その中でも左手の小指ぐらいに入る“きらいなもの”だ。

  去りゆくこどもに嫉妬するなんて事はなくとも、
  デートなどと聞くなら
  ──僕ともしたことがないのに?
  なんて態々聞き返した。 
  中庭などの屋敷の中でのふたりきりは、
  デートには含まれないらしい。]
 
(316) is0716 2020/05/31(Sun) 13:02:04

【人】 世界の中心 アーサー



  “大人”だから木には登らないのさ。

       …ダンスはちょっと、まあ、 ……

 
(317) is0716 2020/05/31(Sun) 13:02:30

【人】 世界の中心 アーサー


[ 気取って受け止めては見たものの、
  結局ダンスの話になれば言葉を濁してしまう。
  体幹がゆるふわなので子どもだろうと木にも登れない。

  青薔薇を見下ろす。
  選び抜かれたロイヤルブルー、奇跡の青。
  …見慣れないような気もする。
  とくに、結われた髪と、薄い化粧が。

  おんなは化けるなあ、などと。]
 
(318) is0716 2020/05/31(Sun) 13:03:19

【人】 世界の中心 アーサー



  …君が“青薔薇の君”でいたいのなら止めやしないさ。
  馬に蹴られたいわけでもないし。

  でも僕は、
  君をリドル家として送り出しはしないからね?

 
(319) is0716 2020/05/31(Sun) 13:03:45

【人】 世界の中心 アーサー


[ ──わらう。
  いのちのいちぶは何処へ消えたか。

  あれから一つ、
  ロケットペンダントが増えているのは内緒の話だ。

  青薔薇の君が“赤薔薇のリドル”と連れ立つのを、
  貴族の若君は遠巻きに眺めていることだろう。
  ──名字を背負わせない、と語るのは
    彼等の親の顔もまた、其処にある為だ。]
 
(320) is0716 2020/05/31(Sun) 13:04:28

【人】 世界の中心 アーサー



  …此処の所、赤い薔薇と青い薔薇が
  “葉を取り合って”踊る夢ばかり見る。
 
  こんなところでしか青薔薇の君とは逢えないだろ。

 
(321) is0716 2020/05/31(Sun) 13:04:52

【人】 世界の中心 アーサー


[ 小宮の真ん中まで、進んでいた。
  穏やかな音楽ばかりが耳に届く。
  此処で漸く赤薔薇は身を装って、“紳士の礼”。

  下から華奢な手を差し出し、]
 
(322) is0716 2020/05/31(Sun) 13:05:29

【人】 世界の中心 アーサー



  ──簡単なステップで頼むよ。


        [ 薔薇が踊るくらいのね!
          今更格好のつかない御誘い。**]
 
(323) is0716 2020/05/31(Sun) 13:06:12

【人】 世界の中心 アーサー


 
    [ 青い夜。 ]

 
(360) is0716 2020/05/31(Sun) 20:38:28

【人】 世界の中心 アーサー



     *



   ……って、ことがあってね。


[ 幾度目かの満月。
  あれからずぅっと赤薔薇を纏う、“唯の”リドルは
  空にまぁるく穴でも開けたかのよな、
  其れを見上げている。

  珍しくも、夜道だ。
  とある店から馬車まで、ほんの数メートル。
  唯、途中で足を止めて仕舞えば夜風に吹かれるまま。]
 
(362) is0716 2020/05/31(Sun) 20:50:01

【人】 世界の中心 アーサー


[ ──ひどいひとね。
  リドルの腕に縋る女は、
      何方とも示すことなくわらっていた。

  女の目の前で“別の女”の話をしているのだから、
  そりゃあ“ひどい”のだろう。

      …よく、わからないけれど。

  結局、“どうして”なんてひとつも考えなかったのだ。
  追うことだって無かったし、調べさせることもなかった。
  まるで興味もないかのよに。]
 
(363) is0716 2020/05/31(Sun) 20:50:32

【人】 世界の中心 アーサー

 

 ( ──客室は片付けていないし、
       胸のロケットペンダントがそのままなのも、
       誰かの“残した”ものであっても。 )

 
(364) is0716 2020/05/31(Sun) 20:51:04