人狼物語 三日月国


267 冬暁、待宵の月を結ぶ

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視点:


幸阪結月 惜別ハツナ

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁



[ いつかわからないまま何かを待つことが
  どれほど心をすり減らすことなのか。

  君も私も、気付いてる。

  気づいていた上で、それを望むなら
  私が君に示す対価だって、それに見合うものを。

  お互いを縛って、それが首を絞めるとしても
  もう、後には引けない。 ]


 
(-0) alice0327 2024/06/26(Wed) 1:56:39

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁



[ きちんと、初めの約束通り終わらせてしまったら
  私は流れる血に耐え切れずに倒れてしまう。

  もっと、もっと深く。
  傷に傷を重ねて、痛みを痛みで誤魔化して。

  私達にはもう、これしかない。

  今の私にはもう
  大好きな君の傷を増やして
  私と同じ場所まで落とすことしかできない。 ]


  
(-1) alice0327 2024/06/26(Wed) 1:57:06

【雲】 幸阪結月



[ 飲む瞬間は甘い劇毒で君が戻れなくなるように
  私の味で君の身体を満たしてしまいたい。

  溢れても構わず飲ませ続けて、壊してしまいたい。


  
絶対に忘れてしまわないように刻みたい。

  死なない代わりに我儘を聞いてほしい、
  そう言えば君が断れなくなるのも分かってた。


  
断れない言い方をして、最低。 ]


  
(D0) alice0327 2024/06/26(Wed) 1:58:38

【雲】 幸阪結月



[ 差し出された毒を飲み干す代わりに
  劇毒を飲ませてしまおうと、決めたから。

      どんな痛みを伴う行為も厭わない。 ]


  
(D1) alice0327 2024/06/26(Wed) 1:58:58

【雲】 幸阪結月



[ 初めてのデートの時も沈黙の時間はあったけど
  今はあの時以上に静かだった。
  私が道中で君に言ったのは一言だけ。

  
W今日、両親は出張で家を空けてるんだ。W


  
時間を気にしなくていい、という甘言のみ。


  静かな道のり、でもてだけはずっと強く握られてる。
  離すことが決してないように
  絶対にどこかにいかないでほしい、
  そんな想いを感じてしまう。 ]


  
(D2) alice0327 2024/06/26(Wed) 1:59:35

【人】 幸阪結月



[ 家に近づけば近づくほど、
  あの日の感覚が蘇るみたいで落ち着かない。

  痛みを背負って、心地よさにのまれて
  温もりを確かめ合ったあの日を思い出していけば
  期待と緊張でそわそわとしてしまう。 ]


 
(0) alice0327 2024/06/26(Wed) 2:00:07

【雲】 幸阪結月




    
…………っ!



[ 玄関の鍵を閉める前に呼ばれて振り返った瞬間
  唇が重なって深くまで入り込んでいく。

  あの夏の日みたいな初々しいキスではなく
  まるで解き放たれた獣みたいな、深い口付け。

  絡めとられてしまう。身も心も、全て。

  私からも舌先を絡めて
  時折ごくり、と喉を鳴らして唾液を飲み込んで。 ]

 
(D3) alice0327 2024/06/26(Wed) 2:01:17

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁



[ 本当は部屋でするべきなのに。
  それを言いだせないほど、君に夢中になってた。 ]


  
(-2) alice0327 2024/06/26(Wed) 2:01:40

【雲】 幸阪結月




   
ん…………、ちょうだい、もっと……



  
(D4) alice0327 2024/06/26(Wed) 2:02:13

【雲】 幸阪結月



[ 部屋に行くまでの短い間とはいえ
  すぐ後ろは玄関扉。
  下がろうとしても下がれない場所。
  首筋から太腿まで這っていく指先から
  熱が伝わると小さく声が漏れそうになって。

  心地いいけれど足りない。
  もっともっと欲しい。

  頬を染めて、瞳を潤ませて君を見つめると
  私からも君に手をのばす。 ]


  
(D5) alice0327 2024/06/26(Wed) 2:02:51

【雲】 幸阪結月



[ 頬を撫でてそのまま首筋へなぞり下ろして。
  君へ抱きつくように身を寄せた。
  少しでも私の匂いを刷り込めるように
  少しでも私が君の温もりを覚えていられるように。

  焦れてそろそろ行こう、って
  目で訴えるまで、甘い刺激は続いてた。 ]*

  
(D6) alice0327 2024/06/26(Wed) 2:03:49

【雲】 幸阪結月



[ 平和な日常を象徴するような声が聞こえる。
  陽の当たらないこの場所で行われるのは
  決して口外できない罪深い行為。


  
甘いのに、飲めば飲むほど苦しくなる劇薬。


  こうなるってわかってたら
  もっと可愛い服を選んできたのに。
  小さな後悔はすぐに掻き消えてしまう。


  裾を食んで晒した太腿の奥に触れる指先が
  以前に覚えた甘い快感の予兆に反応して
  力が抜けそうになって。
  至近距離、裾を咥えた君と目が合うと
  どきりとするんだ。
  いけないことをしてるって、思うからかな。 ]


  
(D14) alice0327 2024/06/27(Thu) 20:00:44

【雲】 幸阪結月


 
[ 冬の玄関先なのに寒さなんて感じなくて
  暑くて、はやく部屋に行きたくてたまらない。
  時折漏れる声は切なげに、欲情を誘う。
  君の願いだから必死に我慢しようとしてたけど
  早く欲しくて、仕方ない。 ]


  
(D15) alice0327 2024/06/27(Thu) 20:01:09

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁



    
はやく…………、いきたい。
 

  
(-8) alice0327 2024/06/27(Thu) 20:02:46

【雲】 幸阪結月



[ あの日に刻まれた快感を呼び起こして
  もっと深くまで君を刷り込んでしまいたい。
  部屋はあっちだよ、と指で示しながら
  もう、身体は火照って歩くのもやっとで。 ]


  
(D16) alice0327 2024/06/27(Thu) 20:03:06

【独】 幸阪結月



[ 前に招いた時は伏せてなかった写真たて。
  少し傾いてしまったうさぎのぬいぐるみ。
  夜でもないのに閉め切ったままのカーテン。
  コルクボードに貼りつけていた行きたい場所のメモは
  ほぼすべて剝がされていて。
  空色の何も書いてない紙が貼ってあるだけ。


  君にもきっとバレてしまう。
  私が何を思っているかなんて。
  私の心が壊れかけてることも。 ]


 
(-7) alice0327 2024/06/27(Thu) 20:03:53

【雲】 幸阪結月



[ 後ろから抱きしめられて
  そのぬくもりの心地よさに目を閉じようとした……
  けど、君の手が震えているのに気づいたから。
  
泣きそうになりながら手をきゅっと握る。


  少しでも癒せたらいいのに。
  今からする行為は癒しとは正反対。 ]


  
(D17) alice0327 2024/06/27(Thu) 20:04:30

【雲】 幸阪結月




   ……そーかな。
   
暁は今日もあたたかいね。



[ うなじに吐息がかかって
  少しだけくすぐったくて身じろぎしながら
  部屋を彩る思い出が頭に過る。 ]

  
(D18) alice0327 2024/06/27(Thu) 20:04:53

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁


***


[ 頬をつつく、子供みたいなイタズラ。
  一瞬の沈黙にあれ、怒ったのかなとか
  ちらりと思ったりもしたけど違うみたい。 ]


   ……………………?
   レベルが……、たかい?
   

[ 気を遣ったわけでもなく
  思ったことをそのまま言っただけだったから。
  君の言葉の意味が分からなくて
  きょとんとしてしまうんだ。

  私に幸せだって言ってもらうために
  頑張ってくれてる君のことを否定しようとか
  そんなこと、思うはずもないし。

  だって、これは遊びだから。
  一度で成功したってしなくたって
  別に困ったりすることも嫌な思いもしない。 ]

 
(-9) alice0327 2024/06/27(Thu) 20:05:21

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁



[ ご機嫌な君に手を引かれて歩いていく。 ]


   そっか、私とって思ってくれてるの、嬉しい。


[ たまたま知ったとして、
  その相手に、って私の事を考えてくれてた
  それだけでなんだか嬉しかった。
  私じゃなければいけないって言われてるみたい。
  今までそんな風に扱われたことなかったから
  心に灯がともったみたいに
  ほわっとあたたかい気持ちになる。 ]


 
(-10) alice0327 2024/06/27(Thu) 20:06:10

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁



   それが当然だと思える君は優しい人だよ。


[ ふわりと微笑んで。

  面白い話、か自信はなかったし
  あんまり自分から話をしてこなかったから
  所々分かりにくかったりしたかもしれないけど。

  最後まで聞いてくれた君にありがと、って
  伝えてぎゅっと手を握った。
  
君との時間は楽しいなって思いながら。  ]


  
(-11) alice0327 2024/06/27(Thu) 20:06:39

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁



[ 行って見たいと思ってたプラネタリウム。
  星を見ている間はこっそり手をのばして
  君の手を握ってみたりもしたけど
  特に緊張はしなかったな。
  上映の後はすごかったね、とか感想を言い合って。
  併設のお店を覗こう、って手を引いた。
  色々見て回って星座のストラップを見つけたから
  これ、お揃いで買わない?とか提案してみたんだ。]*

 
(-12) alice0327 2024/06/27(Thu) 20:07:09

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁



[ 私の思い出は暁と過ごす時間でいっぱい。
  二人で談笑しながらケーキを食べたり
  あれがほしい、ってわいわい騒ぎながら
  ぬいぐるみ取ったり、
  バスケのゲームで遊んだり。
  ボウリングは初めてだったから
  ひっどい点数、取っちゃった。
  海に行ったときはちょっと張り切って
  可愛らしい水色の水着を選んで。
  結局恥ずかしくて暫くパーカーで隠してたな。 ]


  
(-13) alice0327 2024/06/27(Thu) 20:07:59

【雲】 幸阪結月



[ 思い出をなぞる言葉に反応する余裕もなく
  白い肌を少しずつ晒していく。
  床に落ちていく衣服を気にもかけず
  君の指先を感じることだけに集中する。
  柔らかな肌をこうして愛でられたのは君が初めて。
  胸の膨らみに指先が触れるとびくっと
  身体を震わせて快感に浸って。

  口付けを落とされれば強請るように 
  頬に手を添えて酸素不足になりそうなくらい
  深く、深く君のことを求めて。 ]


  
(D19) alice0327 2024/06/27(Thu) 20:08:20

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁



   んっ……、っふぁ…………。
   暁に触られるの、気持ちいい……。

                ―――大好き。


  
(-14) alice0327 2024/06/27(Thu) 20:09:00

【雲】 幸阪結月



[ 何も身に纏わず、何もかもを
  君に惜しみなく晒して。
  一度花開いた身体は、快感を簡単に拾う。

  膝に乗せられてるから、もしかしたら
  溢れた蜜で君のこと汚してしまうかも。

  
  ぎゅっと君に抱きつくようにすり寄って
  君の耳元で甘く鳴いた。

  
  ずっと、誰かにとっての特別じゃなかった。
  誰かの一番でもなかった。

  空っぽだった私に沢山の初めてと思い出を
  注いでくれたのが、宮崎暁だったんだ。

  もう、既にいっぱいで溢れそうなのに。
  まだまだだと言わんばかりに注がれる。
  大好きな人で身も心もいっぱい。 ]


  
(D20) alice0327 2024/06/27(Thu) 20:09:58

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁



    
私はここにいるよ、暁。


  
(-15) alice0327 2024/06/27(Thu) 20:10:28

【雲】 幸阪結月



[ 甘い声のはずなのに、
  まるで引き止めるみたいな声で
  必死に呼ぶ君の頭を撫でた。
  私は大丈夫、って伝えたくて。

  全然、大丈夫じゃないけど
  そんなこと、言えるわけない。

  
  されるままにベッドへ寝かされて
  足を掴まれると、蜜で濡れた秘所を晒す。
  今か今かと快感を待ち望んでひくついてるのを
  好きな人に余すことなく見せてるのが
  すごく、恥ずかしい。でも、隠すことも出来ない。]


 
(D21) alice0327 2024/06/27(Thu) 20:11:14

【雲】 幸阪結月



   暁………?

          まっ……て、ひぁっ……!


  
(D22) alice0327 2024/06/27(Thu) 20:11:41

【雲】 幸阪結月



[ 口付けだけで終わらず
  君の舌が蜜を舐めとっていくのを感じると
  背を逸らして嬌声が部屋に響く。

  少しでもこれで乾きが癒えるなら。
  いくらでも甘い蜜を君に捧げるつもり。


  敏感な場所に触れたなら足をばたつかせてしまう。
  快感の波にのまれそうになって
  声がだんだん切羽詰まったような喘ぎ声に変わったの
  君にはすぐ、見透かされてしまうだろうな。 ]


 
(D23) alice0327 2024/06/27(Thu) 20:12:54

【雲】 幸阪結月



   んんっ……、はぁっ…………!
   さとる、ばっかり、さわってずるい…………。



[ 絶頂の予感がする中で
  私も君に触って気持ち良くしたい、って
  伝えようとしたけれど……
  途切れ途切れになってたから
  伝わったかはわからないな。 ]*

  
(D24) alice0327 2024/06/27(Thu) 20:13:32

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁



   …………?
   そう?別に謝ることでもないでしょ?


[ 誉め言葉なのかな、って思ってたし
  別に嫌な気持ちになったわけじゃないから
  さらりと流してしまう。

  別に失礼だとも思わなかったんだ。
  ただ、私が褒められるとは思ってなくて
  その意味が分からなかっただけ。

  
だから、深く考えることもせずに。 ]


  
(-22) alice0327 2024/06/29(Sat) 23:10:07

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁



   ……デートが楽しかったら
   自然とそう思うんじゃないかな。


[ 誘える相手が君しかいないから
  それだけの理由で誘っても、君の願いは叶わない。

  君とがいい、だから一緒に行こう、って。
  私がそれを言える日が来るって想像出来てなかった。


  だって、遊びなんだし。
  心を明け渡してしまっても
  別れが待っているなら辛いだけ。


  最初のうちは渡すつもりも奪われるつもりも
  …………君の心を奪うつもりもなかった。

     
            
―――そのはずなのに。 ]


  
(-23) alice0327 2024/06/29(Sat) 23:10:56

【雲】 幸阪結月



[ そのつもりだったのに。


  
君に大切にされて、いつの間にか心を奪われてた。 ]


  
(D32) alice0327 2024/06/29(Sat) 23:11:28

【雲】 幸阪結月




[ 君しかいないから君と行こう、じゃない。
  
君と行きたいから一緒に行こう、
に変わってた。

  君とじゃなければ意味がない。
  そんな風に考えるようになってたんだ。 ]


  
(D33) alice0327 2024/06/29(Sat) 23:12:02

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁



[ 手を握ってみるとか、ちょっとした悪戯はしたけど
  私はずっと星ばっかり見てた。
  星明かりに照らされてる間は、
  君の方、ほとんど見なかったな。

  君がどんな顔をしてみてたのか
  ちゃんと見ておけばよかったって。
  別れが近づいてから思い出して
  胸がぎゅっと締め付けられる。


  お揃いのストラップだって、 
  最初は気にせずペンケースにつけてたから
  少し汚れてしまって。
  今思えばもったいなかったかも。
  なんて、その時は何とも思ってなかったことが
  後になって気になってしまう。

  
どうして、こんなに変わっちゃったんだろう。 ]


  
(-24) alice0327 2024/06/29(Sat) 23:12:53

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁



[ 重ねた時間が、増えれば増えるほど
  心が君との楽しい時間で満たされてた。

  あれほしい、ってちょっと無茶言って
  いじわるしたつもりだったUFOキャッチャーで
  見事にお目当ての物を取ってもらったときは
  すごいすごい、って目を輝かせてた。

  ゲームセンターのバスケゲームでは
  夢中になってたのを他の人に見られて
  お似合いのカップルだって言われたりもしたな。
  
  大した点差じゃないのに勝ったってはしゃぐ君に
  むぅっとした顔をして見せて
  次来た時は勝つから!って言ったり。

  日差しの中、いつもなら躊躇いなく詰める距離も
  この時ばかりは少し恥ずかしくて普段より空く距離。
  可愛い、のたった一言にも照れて目を逸らして。

  私たちで綴った青春の一ページ。
  鮮やかな時間が大切でたまらない。 ]


  
(-25) alice0327 2024/06/29(Sat) 23:14:04

【独】 幸阪結月



[ 好きになったら地獄みたいに苦しい。


  わかってたはずなのに、止められなかった。
  自覚したくなくて、目を逸らしてたのに  
  一度自覚してしまえば想いは強くなるばかりで。 ]


  
(-26) alice0327 2024/06/29(Sat) 23:14:43

【独】 幸阪結月



   苦しい。

  
        心が痛い。


               でも、止まれない。


 
(-27) alice0327 2024/06/29(Sat) 23:15:06

【独】 幸阪結月




   ずっといるよ、って私は言いたいのに。
   ずっといてよ、とは言えないんだ。



           沢山の思い出をくれた君が
           好きで好きで仕方ないから。



 
(-28) alice0327 2024/06/29(Sat) 23:15:50

【独】 幸阪結月




     
無理言って君を困らせたくないから。



  
(-29) alice0327 2024/06/29(Sat) 23:16:18

【雲】 幸阪結月



[ 君からもらった愛情に溺れてしまいそう。
  甘く鳴いて君の思うままに乱れた姿を見せて
  与えられた快感で頭がいっぱいになる。
  
  自分ばっかりじゃなくて、君も
  そう、ずっと言いたいはずなのに。

  理性をからめとられて、蕩けた声を
  静かな部屋に響かせてしまう。
  大好きな人にされてるから
  気持ち良くてたまらない。

  これが最後かもしれないから。
  甘い快感を忘れないように刻み込みたい。


  波に吞まれてしまった私が
  大きく息を吐いて呼吸を整えてる間も
  蜜は溢れ続けてシーツを濡らす。
  ほんとはもう、欲しくてたまらないけど
  私だって君に触りたかったから

  疼く身体を抑えながら君の方を見て。 ]

 
(D34) alice0327 2024/06/29(Sat) 23:17:30

【雲】 幸阪結月




   
うん……、触りたい。



 
(D35) alice0327 2024/06/29(Sat) 23:17:48

【雲】 幸阪結月



[ 暁の手をぎゅっと握り返してから
  どうしよう、って一瞬悩んで。
 
  頬に手を当てて触れるだけの口付けを落とすと
  少しずつ手を下へと降ろしていく。
  頬から腕を伝って脇腹までなぞったあとは
  焦らすように太腿を何度か撫でて。

  君の熱に触れてもいいのかな、って
  触れるか触れないかの所で戸惑ってたら 
  優しく君の手が誘導してくれた。 ]

 
(D36) alice0327 2024/06/29(Sat) 23:18:19

【雲】 幸阪結月



[ びっくりするくらい熱い。
  あの日、これを私は受け入れたんだ、
  そう思うと今でも熱い身体がさらに火照っていく。


  最初はほとんど力を入れずに撫でるだけ。
  そのあと軽く握ってみたけれど君からしたら
  じれったい感覚だったのかな。
  力加減が分からなかったから
  君に教わりながら少しずつ手を動かしていく。

  時折痛くないかな、って伺うように
  君の方を見て。

  それだけでは物足りなくなってしまった私は、 ]

 
(D37) alice0327 2024/06/29(Sat) 23:19:09

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁




   暁、目を閉じて。

       私が良いって言うまで開けないで、ね?



 
(-30) alice0327 2024/06/29(Sat) 23:19:35

【雲】 幸阪結月



[ いたずらっ子のように微笑んで
  目を閉じたのを確認すると
  触ってた君のものを口に含んで。
  さっきされた仕返しのように
  暫くは夢中で舐めるんだ。

  たとえ君がこっそり私を見てたとしても
  それに気づかないくらい。

  君にも気持ち良くなってもらいたい。
  私ばっかり乱されてたから
  君の余裕だって奪ってしまいたい。

  そんなことばっかり考えながら
  止められるまで、君への奉仕を続けてた。 ]*


  
(D38) alice0327 2024/06/29(Sat) 23:20:10

【雲】 幸阪結月



[ もどかしそうに身体を震わせてる君を見て
  もっと焦らしたいって思ってしまう。
  さっきの君の気持ちと同じだったのかな。
  
  続きを欲しがる君に
  導かれるまま、そっと触れて。 ]

  
(D47) alice0327 2024/06/30(Sun) 2:11:32

【雲】 幸阪結月



   
ずっと、そう言われたかった。>>D41


  
(D48) alice0327 2024/06/30(Sun) 2:11:50

【雲】 幸阪結月




   
暁にそう思ってもらえるのが、嬉しい。



 
(D49) alice0327 2024/06/30(Sun) 2:12:07

【雲】 幸阪結月



[ 私だって、君にならなにされたっていい。
  ずっとそう思ってたし
  何処かで口にするつもりだったけれど
  その余裕さえ持てなくて。


  先に言ってほしいって思ってても
  おかしくないのにプライドより
  私への気遣いを優先してくれる君は
  やっぱり優しい。
  それが君にとっては当たり前だとしても。

  あの日目にした時はじっと見たわけじゃないから
  大きさに一瞬目を奪われてしまう。
  怖いわけじゃない。
  疼く身体がもう欲しいって求めるのと
  君のことをおとしてしまいたい、
  そんな葛藤に少しだけ固まってた。 ]


 
(D50) alice0327 2024/06/30(Sun) 2:12:58

【独】 幸阪結月



[ 
心の片隅ではいつ死んでもいいと思ってた。

  
  だから、まるでお姫様みたいに
  大切にされているのが最初は不思議で、 
  でも、くすぐったくて。

  いつしか、ずっと気を張ってばかりでは
  疲れてしまうんじゃないかって心配もしてた。
  たまに、素直に伝えてたけれど
  君の緊張をほどくためにくだらないイタズラを
  仕掛けた回数は数えきれない。
  頬をつついてみたり、後ろから手で目を覆って
  だーれだ、って言ってみたり。

  
その時間も、私にとって幸せだったの。 ]


 
(-37) alice0327 2024/06/30(Sun) 2:13:58

【雲】 幸阪結月



[ 切なげに息を零す君の期待に応えたくて
  白い掌で君の熱を包み込む。
  手を動かしながら君の顔を伺えば
  見たことないくらい甘い顔をしてて。
  嬉しくて微かに笑みが浮かぶ。
  君の心を全部奪ってしまいたいから。
  他の誰も絶対にこんな姿知らない。
  私が初めて、君の甘い顔を見たんだ。 ]


 
(D51) alice0327 2024/06/30(Sun) 2:14:21

【雲】 幸阪結月




[ 余裕のない君の声にゾクッとする。
  もっと、もっと乱してしまいたい。 ]



 
(D52) alice0327 2024/06/30(Sun) 2:14:51

【独】 幸阪結月



[ 世界に置いていかれたから
  自分の世界に閉じこもって
  世界には私しかいない気分に浸ってた。

  こんなことしてたら一人になるのは当たり前なのに
  何処かでずっと願ってた。
  迎えに来てくれる人が現れるのを。
 
  何処かでずっと願ってた。
  私は別に変じゃないって言われるのを。


  だから、すごくうれしかったんだ。
  君が惹かれるように私の世界に来てくれたことが。
  ささやかなイタズラも揶揄いも
  全部受け入れてくれることが。

  他でもない君だったから
  生まれて初めて、楽しいと思えたんだ。 ]


 
(-38) alice0327 2024/06/30(Sun) 2:15:30

【雲】 幸阪結月



[ 淫らなイタズラはあの頃の延長線上に。
  困らせてしまいたい、
  勝負でも何でもないのに勝ちたい。
  気持ちいい、って思って欲しい。

  少し浮く腰に一瞬動きを止めてしまったけど
  それが気持ち良さからだと
  君の反応でわかったから、やめてなんてあげない。


  見えないと過敏になるのは
  元はと言えば君に教えてもらった。
  思わず目を閉じてしまった時に
  君から攻め立てられたときの快感が
  この身にまだはっきり刻まれてるから。


  夢中になって奉仕を続けてたから
  見られてたのにも気づかない。
  舌先で先端をなぞったり
  軽く吸い付いてみたり。


  見られてるって思ったらここまで
  大胆には出来なかったと思う。 ]


 
(D53) alice0327 2024/06/30(Sun) 2:16:19

【独】 幸阪結月



[ 恋人ってそういうこともするのかな。
  まだ自分の気持ちが曖昧な頃に
  こっそり調べてみたこともあった。  
  その時は結局ピンとこなかったけれど。

  あの夏の日以来、
  想像の君の解像度が上がり過ぎちゃって
  困ってしまったな。

  もうこれ以上無いくらいだと勝手に思ってたのに
  今日、簡単に超えられてしまったから困る。 ]


 
(-39) alice0327 2024/06/30(Sun) 2:16:46

【雲】 幸阪結月



[ 咥えきれなかった部分は手で包み込んで
  刺激を与えながら、口の中での奉仕は続ける。

  反応からさっきよりずっと余裕がないのが伝わって。
  このまま続けたらどうなるかわかってたし、
  止められることもなかったから
  伺いを立てるとか、そんなこともしないまま。 ]


 
(D54) alice0327 2024/06/30(Sun) 2:17:06

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁



[ 口の中に放出された大量の欲。
  思ったより多くて
  口の端から少し零してしまったけれど。

  慌てて様子を伺ってくれた君と目が合わせたまま
  ぜんぶ、飲み込んで自分のものにしてしまう。 ]


 
(-40) alice0327 2024/06/30(Sun) 2:17:48

【雲】 幸阪結月



[ 当たり前の事だけど初めてのことで
  上手く飲み込めなかったから
  けほけほと咳き込んでしまったから
  少し、心配させちゃったかな。
  収まってから、濡れていた指先をぺろりと舐めて。]


 
(D55) alice0327 2024/06/30(Sun) 2:18:17

【雲】 幸阪結月



   おいしくない、けど、
しあわせ。



[ クスクスと笑う。
  気持ち良かったみたいで嬉しい、って
  君の耳元で囁くと、ふと、視線を下ろす。
  まだ、大きいままの熱に気づいて。
  もう、これ以上は我慢できない。欲しい。

  蜜が滴る花弁が君にあたるように
  膝の上に乗ってふふっと微笑む。 ]


 
(D56) alice0327 2024/06/30(Sun) 2:18:51

【雲】 幸阪結月




   
なにされたって、いいんだっけ。>>D40



  
(D57) alice0327 2024/06/30(Sun) 2:19:10

【雲】 幸阪結月




   
このままだと好きにされちゃうよ?



  
(D58) alice0327 2024/06/30(Sun) 2:19:31

【雲】 幸阪結月




    
それとも、好きにしたい?



  
(D59) alice0327 2024/06/30(Sun) 2:20:11

【雲】 幸阪結月



[ 焦らすように腰を揺らして
  二人の熱がすり合わされると
  快感にびくっと身体が震える。 ]


  
(D60) alice0327 2024/06/30(Sun) 2:20:32

【雲】 幸阪結月




   ―――――好きに選んでいいよ。


            暁は、特別だから。
 


 
(D61) alice0327 2024/06/30(Sun) 2:20:48

【雲】 幸阪結月



[ 君の耳を食んで、
  お互いの息がかかるほどの距離で
  じっと見つめると、君の答えを待ったんだ。]*


 
(D62) alice0327 2024/06/30(Sun) 2:21:07

【雲】 幸阪結月



[ 好きに選んでいいって言ったのは
  どっちも欲しくて選べなかったから。

  でも、どっちも欲しかったのは
  私だけじゃなくて。

  大切な人が欲しくてたまらないのも
  欲張りなのも、同じ。 ]


  
(D67) alice0327 2024/07/01(Mon) 3:55:00

【独】 幸阪結月



[ どうして、こんなに想いあってしまったんだろう。

  お別れなんてしたくない。

  
ずっとそばにいたいのに、誰より好きなのに。


          
君でなければ、だめなのに。 ]


  
(-42) alice0327 2024/07/01(Mon) 3:56:00

【雲】 幸阪結月



[ 苦しさも君への想いも全部飲み込んで
  お互いの息を混ぜ合う。
  こんなに甘い劇薬、飲んでしまったら
  二度とこの味は忘れられない。


        
―――――忘れさせたくない。 ]


 
(D68) alice0327 2024/07/01(Mon) 3:56:27

【雲】 幸阪結月



[ 息が苦しくなるまで深く口付けると
  腰を浮かせて、花園の入り口に熱をあてがって。

  薄い膜一枚隔てることもないまま
  深い繋がりを求めていく。 ]


  
(D69) alice0327 2024/07/01(Mon) 3:57:15

【雲】 幸阪結月



   
―――――っ、んんぅっ!



[ 全部中に収めると中が収縮して、
  君の熱を強く締め付けてしまう。
  息がとまりそうなくらいの快楽にクラクラする。
  欲しかったもので満たされた悦びと快感で
  動きたいのに暫く動けなくて。

  深く息を吐いて、息を整えようとしても
  落ち着くどころか吐く息は荒くなる一方。

  君の背に手を回して、支えにすると
  奥まで当たるように腰を動かしていく。
  気持ち良くて波に呑まれてしまいそうなのを
  必死に我慢しながら唇を重ねた。 ]


 
(D70) alice0327 2024/07/01(Mon) 3:58:28

【雲】 幸阪結月



[ 気持ちいいはずなのに、苦しい。
  身も心も深くつながっているのに。

  
  
どうして涙があふれてしまうのかな。 ]


 
(D71) alice0327 2024/07/01(Mon) 3:58:47

【雲】 幸阪結月



[ 快感に蕩けた甘い顔……からは遠い。
  離れたくないのに、別れは決まってて

  今してることは全部自傷行為だって、
  わかってて誘ったはずなのに。 ]


  
(D72) alice0327 2024/07/01(Mon) 3:59:23

【雲】 幸阪結月




   
だいすき、もっと、一緒にいたい……。



[ 譫言のように言いながら、
  それでも快楽を得ようとする動きは止められない。

  
気持ちいいのに、幸せなのに。

  
未来を考えてしまったら苦しくて仕方ない。 ]


 
(D73) alice0327 2024/07/01(Mon) 3:59:56

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁



[ 君は私の全てだから。

 
  
君がいない時間なんて空っぽなんだから。 ]


  
(-43) alice0327 2024/07/01(Mon) 4:00:27

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁



   暁は……?
   私の事、好き?


         
……ずっと、私を好きでいて欲しい。


  
(-44) alice0327 2024/07/01(Mon) 4:00:53

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁



[ 少しだけ動きを止めて、暁の瞳を覗く。

  
君の心を縛り付けてしまいたい。

  
優しい君なら、きっとお願いを聞いてくれる

  ……なんて打算はもうほとんどなくて
  ただ、私の想いが溢れてしまっただけ。 ]


  
(-45) alice0327 2024/07/01(Mon) 4:01:48

【雲】 幸阪結月




[ 泣きながら微笑んで、
  再び動き始めてから、絶頂するまで
  そう時間はかからなくて。

  一緒にいきたい、って囁くと
  嬌声を部屋に響かせながら、達してしまうんだ。 ]


 
(D74) alice0327 2024/07/01(Mon) 4:02:12

【雲】 幸阪結月



[ 離れたくない、って強請るように
  ぎゅうっと君に抱きついたまま
  暫くは快感の余韻に浸っていた。


        大切な人の温もりを感じながら
          涙を止めることも出来ずに。 ]


  
(D75) alice0327 2024/07/01(Mon) 4:02:36

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁




     
―――――暁のことが大好き。>>1:D32



  
(-46) alice0327 2024/07/01(Mon) 4:02:59

【雲】 幸阪結月




[ 役割だからじゃない。

  大好きな人だからこそ、伝える言葉。 ]**



    
(D76) alice0327 2024/07/01(Mon) 4:03:21