人狼物語 三日月国


202 【ペアRP】踊る星影、夢現【R18/R18G】

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視点:


【人】 月島 雅空

[その日の目覚めは昨日夜更かししたせいもあって天窓から浴びる日に眩しさすら覚えるようになってからであった。
互いに眠りについたときの姿勢とさほど変わりなく目覚めた雅空は、まだ眠っている珠月をみて、ほっとすると共に少しだけ一緒にいることへの実感を込めて見守った。

いつもなら珠月を一旦置いて起き上がって朝食を作りにいくのだが、今日はそれをせずに珠月をまつことにしたのだが、その前に少しだけ試しておこうと思う気持ちも芽生える。]
(225) 2023/03/14(Tue) 2:03:11

【人】 月島 雅空

[そして]

 おはよう、珠月。
 蹴ったりしなかったし、珠月の寝相も悪くはなかったと思うぞ。

[ただ起きたときお互いもっと近くにいた気はするが、それはどちらから引っ付いたのか、あるいは両方だったのかまではわからないが、子供のころからお互い成長したなー。などと当たり前のことを口にして]

 じゃあ、飯にするか。

[挨拶を終えて珠月が目覚めれば健康的なものでお腹は空く。
食事をとろうか。昨日のリクエスト通り和食だな。等とありつつも、観察するように見ていたが、珠月は――寝起きドッキリのときとは違い、コンタクトにした自分を見て、どうだっただろうか。]
(226) 2023/03/14(Tue) 2:03:30

【人】 月島 雅空

[さて、朝食だ。朝の顔を洗ったり歯磨き等々を終えるとエプロンを身に着けて朝食の準備に取り掛かる。珠月はやはり見える範囲ぐらいにはお互いいただろう。準備まで少しもたついたかもしれない。

だから手際よく美味しく作りたい。

と、米を研ぎ小鍋に水をいれ昆布を浸しておく。

その間にこちらの下拵え。鯛の鱗や内臓を取り除き、塩を満遍なくふって、グリルで焼いていく。表面に焼き色がつくぐらいまで焼いた後、先程の小鍋に醤油や酒、みりんという万能の組み合わせを入れて火をかけ、沸騰する前に昆布を取り出しておく。

そして研いでおいた米と先程の出汁をあわせて土鍋にいれ、その上に鯛を乗せる。

後は、蓋をして中火で、沸騰すれば弱火にし、最後には火を止めて鍋のなかで蒸らしていく土鍋で米が炊き上がる。]
(227) 2023/03/14(Tue) 2:04:10

【人】 月島 雅空

[そんな時間の横では出汁巻卵、ワカメとネギだけというシンプルな味噌汁に、ほうれん草の胡麻和えを用意していき、皿にのせてはテーブルカウンターに乗せて、珠月に運んでもらう。その辺りの分担作業は恋人になる前とそう変わらないだろう。

鍋敷きをこたつの真ん中に敷いて、土鍋をもっていきその上において鍋の蓋をあければ、湯気とともに鯛飯の香ばしい匂いが食欲中枢を刺激する。

最後に、タイの骨を丁寧に取り除き、タイの身をほぐしながらごはんと混ぜ合わせれば、おこげとともにお茶碗に盛れば完成だ]

 向こうじゃ食事は大変だったんだろうかがんばったぞ

[残ったならおにぎりにして明日帰る時の朝食にすればいいだろう。食べきったならそれはそれ、とありつつ、待ち遠しい珠月にそれを説明するのも酷だから]

 いただきます。

[幼馴染になっても恋人になっても、雅空と珠月であればよくある日常の一つを過ごすように朝食を迎えるのであった*]
(228) 2023/03/14(Tue) 2:12:19

【人】 月島 雅空

[日常が戻ってきて、大きく変わったかといえばそうともいえないし、そうだともいえる。
二人の親にはお付き合いしていることは告げたがたいして驚かれなかった。実際どんな人柄かわかっている相手のほうが親からしても心配ないだろうと思うことにした。
そして今日も今日とて家の洋食店でコックコートを着て親子ともども仕事をしていたのだが]

 「それにしてもよくがんばったな。」

[感心したようにいわれる。
それは春のメニュー作り。もう一品作れないか。ということで挑戦したものだ。
仕入れやメニューに平行して作れるものという条件もあったうえに急遽だったために感心するように父にいわれたが]

 まぁ、珠月に強請られたからな。

[幼馴染、とも、恋人、とも言わない。
幼馴染で恋人、どちらの思い出もあり、どちらも満たしてるのは珠月だけだ。と思うといいとこどりのように思えるのは、自分でも変わった要素だろう。変わらずにいた頃とえらい違いだ。]
(273) 2023/03/14(Tue) 21:11:53

【人】 月島 雅空

[そう思いながらお店でだす料理を作っていく。珠月も馴染みのある自家製チャツネが決め手のカレーをフライパンにいれ、チョコレートと味噌をまぜて風味とコクを増やす。
そこにゆであがったパスタを絡めた後に皿に盛りつけて春野菜を乗せる。

こうして出来上がったのはキャンプ場について直後>>0:467に、春野菜のパスタが食べたいといっていた注文通りのもの。

幼い時からの行儀よくまっていた定位置>>-135で待っているであろう。そういうところも変わらないけれど]

 お待たせいたしました。

[配膳に向かいながら、珠月を見たときに気持ちが跳ねるのは明かな変化なのだろう*]
(275) 2023/03/14(Tue) 21:12:03