人狼物語 三日月国


247 【身内】patience【R18】

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【恋】 プラチナ

そうだろう。
せっかく近くに街があるんだからもう少し出歩けばいいのに。
色々難しい事情があるのは分かるが…。

……まあ、俺としては今日の姿は
あまり覚えていて欲しくないけどな。

[楽しそうなテレベルムに
やや恥ずかしそうに唇を尖らせていれば
少々気まずそうな店員が料理を運んできた。]

よし、さめないうちに食べよう。
いただきます。

[パエリアはこの店に来るとよく頼む料理で、
味も食べなれたものだが、チキンの方は初めてだった。
皿にとりわけ、ぱくりと一口頬張れば
香辛料がよく効いたジューシーな鶏の味が広がる。]
(?135) 2024/01/27(Sat) 23:06:11

【恋】 プラチナ


美味い!……が、
んんっ……結、構、辛さが後から来るな…… 
水、水……っ

[温まる分こんな季節にはうってつけではあるが
思ったよりもスパイスの辛味が強い。
ヒリヒリと舌が痺れるのに耐えられず
コップを取り、ごくごくと勢いよく喉を鳴らす。]

どうだ、テレベルム?
口に合いそうかい?

[パエリアの方も食べ進めながら機嫌よく感想を尋ねる。
その間も口内で尾を引く辛味に、
無意識に何度も水を口に運んで――

気付けばコップ一杯どころではなく
多量に水分を摂ってしまっていただろうが、
この時のプラチナにはまだあまり自覚がなかった。
**]
(?136) 2024/01/27(Sat) 23:13:32

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

[ プラチナが選んでくれたパエリアとチキンを待ちながら、
 彼の話に耳を傾ける。 ]
 
 酒場か……
 それもいいな。
 今度のデートの候補にしよう。
 
 
[ 他にも、彼が購入した冒険譚について
 せっかくだから一作目を貸してくれないか、だとか
 
 自然と弾む会話を楽しむ。
 
 途中、今日の彼に言及すれば
 恥ずかしそうに唇を尖らせるものだから]
 
 あまりかわいい顔をするな。
 テーブルが間になければ、
 人目も憚らずキスをしていた処だぞ。
 
[ そんな冗談めいた本気の台詞を告げながら
 運ばれてきた料理に目を移した。 ]
(?137) 2024/01/28(Sun) 0:14:53

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

[ 出来立てのパエリアは、細かく切った野菜や魚介が乗った
 目にも楽しい出来栄えのものだった。
 
 何やら慣れぬ香辛料の香りがする鶏肉も取り分けてもらい、
 興味深げに手を付ける。 ]
 
 
 いただきます。
 
[ 一口食べると、ふわりとスパイシーな香りが鼻に抜ける。
 熱々で柔らかな肉質は、
 噛むごとに肉汁が溢れ出す。
 
 ──これは、確かに美味しい。 ]
 
 
 …なるほど。
 鳥にこんな風に香草を使えばこんなにも美味しくなるのか。
 
[ 口に合うか問われれば、こくりと頷きつつも
 感心したように肉をほぐして中の香草を観察する。
 
 辛さで言えば、自分はそれなりに強いほうらしく
 確かに辛みはあれど耐えられないほどではなかった。 ]
(?138) 2024/01/28(Sun) 0:15:10

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

[ パエリアも美味しい。
 自然とスプーンは進み、上機嫌な彼と楽しく食べ進んでいた。

 テーブルの上には、食事のほかにガラスのピッチャーがあり
 好きな時に水が飲めるように置いてある。
 
 私たちが席についた時には満タンだったそれが、
 気づけばそれなりに減っていっている事に気づいたのは、
 食事も後半に差し掛かってからだった。]
 
 
 (……おや…。)
 
[ そういえば、チキンを辛いというプラチナは
 先ほどから何度もコップに口をつけていた気がする。
 
 現に、今もコップに口をつけていて
 ごくごくと鳴る喉は、
 気持ちよさそうに体に水分を取り込んでいた。
 
 ……一抹の予感が胸を過る。
 否、予感ではなく期待と言ったほうが正しいかもしれない。 ]
(?139) 2024/01/28(Sun) 0:15:35

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

[ あらかた食べ終わった頃、
 彼はどれほどの水を飲んだ事だろう。
 
 少なくとも、最初に言い含めた
 コップに一杯なんてものじゃない。
 ピッチャーの水はかなり減っていたし、
 家を出る前に飲んだコップ二杯の花茶なんて
 可愛いものなのでは──…… ]
 
 
 (…これは……。
  彼にとってはまずいことになりそうだな…。)
  
[ 食べ終わって満足げに微笑んで。
 
 それではそろそろ行こうか。と彼に声をかける。
 きっと、あまりここでゆっくりしないほうが良い。
 
 下手したら──二回目よりもよっぽど早く
 彼の体は悶える羽目になるかもしれないのだから。 ]
(?140) 2024/01/28(Sun) 0:31:29

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

 
 そろそろ暗くなる。
 体のこともあるし、そろそろ帰路につこうか。

[ 特に何もなければそのまま会計を済ませ、

 おそらくまだ余裕のある彼の手を取り、
 来た時と同じく繋いで店を出よう。

 転移門をくぐってしまえばすぐの帰路。

 せめて街の中だけは、
 手をつないでゆっくりと歩いて行く。

 少しばかり遠回りをして、来た時の道を辿るように
 20分ほども歩けば街の入り口に着くだろう。 ]
(?141) 2024/01/28(Sun) 0:53:56

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

[ そうして名残惜しい帰りの道。
 
 何事もなければ、たどり着いた街の入り口で ]

 
 なぁプラチナ。
 よければ帰りは、私とともに空を飛んで帰らないか。

[ そんな風に、夕日の中の飛行を誘ったことだろう。** ]
(?142) 2024/01/28(Sun) 0:58:03

【恋】 プラチナ

[テレベルムはどうやら料理を気に入ったようだった。
スプーンやフォークを進める彼に
満足そうにそうだろうと頷き、
穏やかな時間の中で食を楽しむ。

チキンを口にする度
無意識に水を飲んでいたから
食べ終わる頃には
満タンだった大き目のピッチャーの水は
半分以下になっていただろう。


あらかた食事を終えて満足そうに腹を撫でていると
テレベルムがそろそろ出ようかと促す。]

ああ、そうだな。
今度はもっとゆっくりできる時に来よう。

[彼の懸念…
あるいは期待
も存ぜぬまま、
頷くと再び連れだって店を出た。]
(?143) 2024/01/28(Sun) 10:54:05

【恋】 プラチナ


[外に出る頃には空には夕陽が見え、
うっすらともう暗くなり始めていた。

帰るとは言いつつもまだこの時を惜しんでいるのか、
のんびりとした足取りで帰路に着く。]

(――…ふむ、平気そうだな……
 やはりじわじわと薬が効いてきているのか)

[街の入口に着くまで20分程。
食事の時間と併せて1時間近くは経っている筈だが
さほど尿意らしきものは感じない。

先程は30分も経たないうちに
強い尿意に苛まれていたことを思うと
やはり効き目が弱くなっていることを肌で感じる。

この調子ならそこまで心配するようなことはなさそうだ。
そんな風に判断したプラチナは
テレベルムの誘いにも僅かに目を丸くした後、頷いた。]
(?144) 2024/01/28(Sun) 10:54:49

【恋】 プラチナ


ああ、構わないよ。
キミと空を飛ぶのもいつぶりかな…。
せっかくのデートだし、
景色を見ながら帰るのも悪くない。


[彼と出会った日のことを思い出し、懐かしそうに目を細める。
これから暗くなるし、自然の上を飛ぶなら人目にもつかないだろう。

プラチナは自分一人では空を飛べないから
彼に魔法をかけて貰うなり
背負うなりしてもらう必要はあるが。

そんなわけで夕陽の中、
空中散歩ということになったろうか。]
(?145) 2024/01/28(Sun) 10:56:38

【恋】 プラチナ

[ところで。

確かに薬の利尿効果自体は最初に比べ弱くなっている。
とは言えまだまだ体内から完全に消え去ったわけではない。
一気に沢山の水分を摂ればその分マナも反応し
排出させようと活性化する。

――つまりどうなるかというと、
何もなかったところから
急激に尿意が跳ねあがったように感じる、ということだ。]
(?146) 2024/01/28(Sun) 11:00:54

【恋】 プラチナ

[空を飛び始めて5分も経たないうちに
それはプラチナの身を襲い始めた。

気のせいでは、なんて思う間もなく
体内で尿意が猛威を振るい始め
ずくんずくんと疼く膀胱に
悩ましく腰をくねらせ始める。]

んっ……ぅ……っ

(な、なん、だ……!?
 きゅ、急に、… はぁ、はぁ、
 はぅぅ、…お、おしっこ…!!)


[困惑しながらも眉間に皺を寄せ、荒く息を吐く。**]
(?147) 2024/01/28(Sun) 11:03:55

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

[ おすすめの料理に満足げに舌鼓を打てば
 私以上に満足げなプラチナがいて。
 ただ食事をとった以上の幸福感は
 やはり彼と二人だからなのだろう。
 
 たまには外でのデートも悪くない、と
 しみじみ噛みしめながら食事を終えた。
 
 プラチナに声をかけて店から出る直前、
 視線をやったのはピッチャーの水。
 半分以下にまで減ったその中身に、小さく笑った。 ]
(?148) 2024/01/28(Sun) 14:01:10

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

[ 日の出ていた時間ですら寒かった今日という日。
 店の外に出てみれば、夕日が街を照らしていて
 昼間よりも冷えた空気が身を包んだ。
 
 賑わっていた大通りも少しばかり静かになり、
 橙色が増した通りを二人で歩く。]
 
 
 (…プラチナもまだ余裕がありそうだ。
  まぁまだ水分も摂ったばかりだし、
  まだ少し”かかる”か…。)
 
[ 歩きながら、時折彼の様子を探るように見る。
 街の入り口までゆっくりと歩いたはずなのに、
 彼と話しているだけで
 あっという間に街の入り口にたどり着いてしまった。
 
 本来なら、人目につかない場所で転移門を開き
 もう1分も経たないうちに家に帰ってしまう処。
 
 せっかくの彼とのデートなのだ。
 この特別な時間が惜しくて、
 私は彼を空の散歩へと誘った。]
(?149) 2024/01/28(Sun) 14:01:42

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

[ 今なら夕から夜への移り変わりを楽しめる時間帯。
 
 私の誘いに頷いてくれるプラチナに、
 嬉しそうに微笑む。]
 
 ふふ…。そうだな。
 普段は転移門で簡単に行き来してしまうから。
 
[ せっかくなら、と
 彼と共に飛ぶためにとった体制は
 先ほどと同じ横抱きの恰好。
 
 呪文を口ずさむと、私と彼の体がふわりと舞い上がる。
 軽い認識疎外の魔法もかけてしまえば、
 よほど目を凝らしてみない限りは
 誰かに見られても二羽の鳥にしか見えなかった事だろう。
 
 夕日を背に、私たちの住処の方へと飛んでいく。
 体制も相まって、彼と初めて飛んだあの日のようだった。 ]
(?150) 2024/01/28(Sun) 14:02:00

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

 
[ あの時に比べて重くなった体。
 低くなった声。高くなった背。
 
 以前攫ったときと同じように飛んでいるのに、
 腕にかかる負担が増えたことが嬉しかった。 ]
 
(?151) 2024/01/28(Sun) 14:02:16

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

[ 街から少し離れた所で、
 徐々に道は途切れて森の木々が生い茂ってくる。
 
 上空の冷たい空気は、
 飛ぶ全面は薄く魔力の膜を張らせていたため
 凍えることはなかっただろう。
 
 それでも十分寒い冬の空気も、
 彼を抱いているせいか街中を歩いている時よりは暖かく。
 心地よい満足感に包まれながら、彼を抱いて空を飛んでいた。
 
 のだけれど。 ]
 
 
 ──うん?
 
[ 腕の中のプラチナが身じろいだのは、そんな時だった。
 多少動かれた所でびくともしない程度には力があるので、
 特に飛行がぐらつく事も無かったが
 
 徐々に深くなっていく彼の眉間のしわに、
 不思議そうに首を傾げる。 ]
(?152) 2024/01/28(Sun) 14:03:37

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

 
 どうしたプラチナ。
 やはり空は寒いか?
 
[ なんせ、つい先程までは
 彼は特に問題なさそうに笑っていたのだ。
 
 急激に水分を取ったことによるマナの活性化で
 彼の尿意が急に増してしまったなんて

 今この時点では思い至らず、
 せいぜい、ちょっと気になる程度なのかと
 想像してしまっていた。
 
 プラチナの体を抱く腕に力を込めて、
 寒さが和らぐように身を寄せて
 
 空を飛行する速度は落とすことなく、
 家の付近の湖に繋がる川を辿って飛んでいく。 ]
(?153) 2024/01/28(Sun) 14:04:15

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

[ 私たちの下、森の中を流れる川は
 水がきらきらと夕日の橙を反射していて
 こうして空からみるととても美しい光景だ。
 
 本来なら、そんな川沿いを楽しみながら飛ぶ所なのだけど。]
 
 
 何か変化があったなら、ちゃんと教えるんだよ。
 
[ そう告げて、荒い呼吸を繰り返すプラチナの表情を伺った。
 
 しかし、もし彼が
 「漏れそうだから急いで家に帰りたい」と言った所で
 薬が効くまではトイレには行けないのだ。

 彼の体に起きたことを把握したとして……
 いま暫く、彼には耐える以外の選択肢はないだろう。
** ]
(?154) 2024/01/28(Sun) 14:07:46

【恋】 プラチナ

[じゃあ、と自分を横抱きにする体勢は
彼に初めて抱えられた時と同じものだ。
とは言えもう子供の頃とは体重も体格も違う。

流石にこのまま飛び続けるのは
重いんじゃないか、とも思ったが
テレベルムは大して苦に感じるもなく
むしろどことなく嬉しそうだったので
特に異論を呈することはせず抱かれたままになる。

街を離れ、次第に人里から離れて
下には森や川が広がる。
のんびりとその光景を楽しみながら
暫し身を委ねるつもりだった―――が。]
(?155) 2024/01/28(Sun) 15:14:08

【恋】 プラチナ


あ、あぁ…… まあ……


[不思議そうに声をかけるテレベルムに
やや歯切れ悪く頷く。

それが直接の原因と言うわけではないが、
実際寒いのも問題のひとつではあった。
魔法で多少結界は張られているとはいえここは上空。
本格的に日が傾き始めればより冷えは増す。

更に悪いことにべったり濡れて張り付いた下着は
時間経過と共に冷たくなり、
容赦なく下半身の熱を奪っていく。]
(?156) 2024/01/28(Sun) 15:14:34

【恋】 プラチナ


(ん、ぁぁ……っ お、おしっこ、
 おしっこがしたい…!!)


[内側から訴えてくる切実な欲求。

周囲に自分たち以外の人目はなく、もしこれが平時なら
そのあたりでさっと済ませてしまうことも出来たろう。

――だが、今は。]

(だ、だめだ、我慢、我慢……っ  
 ど、どのみち、日が沈むまでは、…我慢、しないと…!)


[日没までにはまだ時間がある。
心配そうな彼に尿意を訴えた所で
薬が効ききるまで出すわけにはいかないのだ。
くぅ、と耐えるように下唇を噛み。]
(?157) 2024/01/28(Sun) 15:17:36

【恋】 プラチナ


へ、変化、…というか、
大したことじゃないんだ、…その
……す、少し、もよおしてきた、だけで…



[力なく答える間もじっとしていられず。
尻が切なそうにモジモジと
小さく宙に円を描き続ける。**]
(?158) 2024/01/28(Sun) 15:21:28

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

[ 腕の中、不自然に揺らめくプラチナの腰。
 
 寒くて落ち着かないのかと声をかければ、
 歯切れの悪い返事が返ってくる。 ]
 
 
 (──…やはりそれだけじゃないのか。
  しかし速いな…。)
  
[ 流石に、今のプラチナの状態を見てこの反応をされれば
 それが寒さとは別のところから震えや仕草なのだとわかる。
 
 しかし随分と進みが早い。
 催すまでの時間で言えばそれほどでもないのだが、
 ほんの少し前までは余裕だった彼を思い浮かべれば
 進行の速さに怪訝な顔をして ]
 
 
 (いや、あれだけ水を飲んだのだ。そのせいか…)
 
[ ただ水分を取りすぎたというだけではない。
 マナがそれによって活性化したのかもしれないと
 ここでその仮説に思い当たった。 ]
(?159) 2024/01/28(Sun) 16:19:15

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

[ きっと今にもどんどんと急激に募っていっているのだろう、
 彼の尿意。
 その現象の理由がわかれば、
 じわりと胸に期待が広がるのは”この先”の期待だ。

 周りの美しい景色にも意識がいっていない様子の彼が、
 切なげに唇を噛む。
 
 おずおずと話される言葉に「やはりな」と頷いて
 彼の股間へと視線を移した。 ]
 
 
 そうか…。
 もしかしたら…とは思ったんだが。
 
 どうするプラチナ。
 空のデートはまた今度の機会でもできるし…
 今日はどこかで転移門で帰ることにするか?
 
[ 彼とのデートが中断されるのは正直寂しいところだが
 彼がそれどころでなくなってしまうのならば
 またの機会にしてもいいだろう。
 
 ……まぁ、私としては
 このまま空の上、徐々に彼の腰の揺れが激しくなるのを
 腕に抱きながら鑑賞するのも悪くないのだが。
]
(?160) 2024/01/28(Sun) 16:19:35

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

 
 そういえば、先ほど君はかなり水を飲んでいたな。
 私もあまり気を配れていなかったのだが……
 
 今君の中に、あれだけ多くの水分があるのだとすれば
 きっと溜まっていくのも早いだろう。
 コップ何杯の水を飲んだか覚えているか?
 
[ そうして、じっと彼の腹を見る。
 食事中にとる水分は、なにもコップの水だけじゃない。
 パエリアやチキンに含まれる水分も
 彼の体を巡って溜まっていく。 ]
 
 
 ……きっと、今まさに君の膀胱には
 あの時の何杯もの水が注がれていってる所だろう。
 
[ 想像するだけ、疼くほどの量の水。
 
 ああ、事実を口にしているだけなのに
 どんどんと彼の体の変化への期待が高まっていく。
 
 嬉しそうに角度を上げてしまう口元も、
 今は隠すことすらできない。 ]
(?161) 2024/01/28(Sun) 16:22:52

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

 
 安心しなさいプラチナ。
 日が沈むまで我慢できればいいだけだ。
 
 家に帰ったら、さっき濡れてしまった下着も洗って
 清潔な衣服に着替えよう。
 そうしたら少しは楽になるかもしれない。
 
[ そうして、彼が音を上げたなら
 どこか川の近くに降りて、家までの転移門を開いてあげよう。
 
 このまま飛んでいていいと言うのなら、
 少しだけ速度をあげて家までの道を飛んで行こうか。** ]
(?162) 2024/01/28(Sun) 16:26:19

【恋】 プラチナ

[小声で訴えればテレベルムが門を開くことを提案してくれる。
正直に言えばこの状態で空中を飛び続けるのは辛かったし、
川のせせらぎの音も尿意を煽る。
空中の景色を楽しむ余裕もないし。]

………ああ、じゃあ…そうするよ

[頷いたものの。
テレベルムが続けた言葉には
いや、と首を横に振った。]

………、

[言われて思い返してみれば。
あまり意識はしていなかったものの
結構な量の口を水にしていた気がする。
では、この急激な尿意ももしかしてそういうことか。
今更思い至って青ざめる思いがした。]
(?163) 2024/01/28(Sun) 19:34:00

【恋】 プラチナ


…………何がおかしいんだ、


[あまりにも迂闊すぎる自分自身を殴りたい。
そんなこちらの心境とは裏腹に
どこか楽しそうに口元をあげる彼を
苛立ち混じりにじとっと睨みつける。
完全に八つ当たりではあるのだが。

そう言えば彼は自分が我慢している姿に
性的なものを感じているのだった――
わざわざ摂った水分を意識させるようなことを言う彼に
何かしらの含みを感じるのは気のせいではないだろう。]
(?164) 2024/01/28(Sun) 19:34:28